ICMS — Manly & Sydney CBD, New South Wales
シドニー・マンリーの丘に建つ「マンリー・キャッスル」。ここが、オーストラリアでホスピタリティ・イベント・ビジネスを学ぶ学生が集まるICMSのキャンパスです。ICMSの学位には、最低600時間の就業実習が必修として組み込まれています。
シドニー中心部からフェリーで約15分。ノースヘッドの高台に、19世紀に建てられた石造りの建物があります。かつてカトリックの神学校だったこの「マンリー・キャッスル」が、いまはICMS(International College of Management, Sydney)のメインキャンパスです。映画『華麗なるギャツビー』(2013年)のギャツビー邸の外観撮影に使われた建物、と言えばピンとくる方もいるかもしれません。
ただ、ICMSを選ぶ理由は建物の美しさではありません。この学校の中核は、全学位課程に必修で組み込まれた最低600時間の就業実習です。3年間の学士課程のうち2トリメスターが実習にあてられ、その期間の授業料は発生しません。実習先はマリオット、パーク ハイアット シドニー、ワラターズ・ラグビー、パラマタ・イールズ、デロイト、オラクル、アトラシアンなど、分野ごとに広く用意されています。
一方で、はっきりお伝えしておくべきこともあります。ICMSは「大学」ではありません。正式には私立の高等教育機関(Institute of Higher Education)で、QSやTHEといった世界大学ランキングには登場しません。研究実績や大学ブランドを重視する方には向かない学校です。
このページでは、ICMSの学費・奨学金・入学条件・入学日を公式情報で整理したうえで、ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネジメント・スクール(BMIHMS)・トーレンス大学との比較まで踏み込みます。高校3年生の方の進学プランと、大学卒業者・社会人の方の修士号(Master)ルートも分けて解説します。
ICMS(International College of Management, Sydney)は、1996年にシドニー・マンリーで設立された私立の高等教育機関です。2026年で創立30周年を迎えます。学士号(Bachelor)と修士号(Master)を授与する権限を持ち、オーストラリアの高等教育規制機関TEQSAに登録されています(TEQSA ID: PRV12025、CRICOS Provider Code: 01484M)。
ホスピタリティ・イベント・ビジネス・不動産・ITといった、「業界に人を送り込む」ことを目的に設計された分野に特化しているのが特徴です。2012年には、オーストラリアの大学入学センター(UAC)の出願システムに参加した最初の私立校6校のひとつになりました。
学士・修士のすべての課程に、最低600時間・2トリメスターの就業実習(Work Integrated Learning)が必修科目として含まれます。オプションのインターンシップではなく、単位が出る必修課程です。この期間は授業料が発生しません。
「自分でインターン先を探してください」という学校ではありません。ICMSは学生一人ひとりの興味・強みに合わせて受入企業をマッチングします。年間1,000社以上の実習パートナーがあり、各社は安全性と学習価値の観点から審査されています。
多くの科目で従来型の筆記試験が採用されておらず、実際の業務を想定した課題で評価されます。暗記型のテストが苦手な方、実務に近い形で力を測ってほしい方には合う仕組みです。
2月・5月・8月のメイン入学に加え、3月・7月・10月・12月のミッド/サマー入学があります。「出願が間に合わなかったから半年待つ」ということが起きにくく、語学学校からの接続時期を柔軟に組めるのが実務上の大きな利点です。
マンリーのノーザンビーチ・キャンパス(メイン)と、シドニーCBDのシティ・キャンパス。コースによって開講キャンパスが決まっており、ホスピタリティと不動産はマンリー、ビジネス系とITは両キャンパスから選べる構成です。
ICMSは「University」ではなく高等教育機関です。世界大学ランキングには掲載されません。研究や大学ブランドを求める方には向きません。ここは、業界に入るための実務教育を選ぶ学校です。
「大学ではない」ことを、どう考えるべきか。
オーストラリアの高等教育は、University(大学)とHigher Education Provider(高等教育機関)に分かれています。ICMSは後者です。ただし授与される学位は同じAQF(オーストラリア資格枠組)に基づくもので、学士はAQFレベル7、修士はレベル9。卒業後の学生ビザ(subclass 485)の申請要件についても、大学の学位と同じ枠組みで扱われます。
違いが出るのは、研究実績・世界ランキング・「大学卒」という肩書の一般的な受け取られ方です。日本で就職活動をする際に「大学名」で判断される場面を想定している方は、ここを踏まえて選ぶ必要があります。逆に、オーストラリアのホスピタリティ・イベント業界で働くことを目標にするなら、ICMSの実習ネットワークは大学にはない資産です。
ICMSを他校と分けている最大の要素が、Work Integrated Learning(WIL、就業実習)です。ここを理解しないとICMSを選ぶ意味がわかりません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置づけ | 必修科目(単位が出る)。任意のインターンシップではありません |
| 回数・期間 | 2回(Professional Placement I・II)。合計2トリメスター、最低600時間 |
| 時期 | 学士:Level 200 で1回目、Level 300 で2回目 修士:全10科目のうち2科目が実習 |
| 授業料 | 実習トリメスターは授業料が発生しません(学費に含まれる24科目に実習は含まれない) |
| 報酬 | 実習期間中に報酬が支払われる場合があります(ICMS公式の記載。金額・有無は受入先により異なります) |
| 実習先 | ICMSが学生ごとにマッチング。国内・州外・海外の企業から選ばれます |
| 事前準備 | Professional Placement Preparation Program(実習前の準備プログラム)を全員が受講 |
ここが、費用対効果の判断で効いてきます。学士課程は3年・8トリメスターの構成ですが、授業料が発生するのは6トリメスター分だけです。残る2トリメスターが実習にあてられます。
つまり「3年間の学費」と言っても、他校の3年分とは中身が違います。3年のうち約9ヶ月は、学費を払わずに業界で働きながら単位を取る期間です。学生ビザの就労時間の枠内で報酬が発生するケースもあります。総額を比較するときは、この構造を含めて見ないと判断を誤ります。
住所は151 Darley Road, Manly。シドニー・ハーバーのノースヘッドに建つ石造りの建物で、通称「マンリー・キャッスル」。19世紀に建てられ、かつてはカトリックの神学校(St Patrick’s Estate)として使われていました。映画『華麗なるギャツビー』(2013年)でギャツビー邸の外観として撮影された場所でもあります。
シドニー中心部からはフェリーで約15分。マンリービーチまで徒歩圏内で、周辺には8つのビーチがあります。ホスピタリティ・マネジメントと不動産(Property)はこのキャンパスのみの開講です。
メインキャンパスホスピタリティ不動産イベント市内からフェリー15分シドニーの中心業務地区にある都市型キャンパス。ビジネス系とIT系のコースが開講されます(開講状況はトリメスターにより変動)。アルバイトや実習先へのアクセス、都市部での生活を重視する方に向いた立地です。附属語学学校Aspire Englishもこの近く(Level 4, 451 Pitt Street, Haymarket)に校舎を持っています。
シドニーCBDビジネス系IT系大学院就労しやすい立地※開講キャンパスはコースおよびトリメスターにより異なります。留学生はオンライン受講の割合に制限があるため、志望コースが希望キャンパスで開講されるかを出願前に確認する必要があります。アンアルウェンで無料でお調べします。
ICMSの学士課程はいずれも3年(不動産のみ3.3年)で、全26〜28科目のうち2科目が就業実習という共通構造です。ここでは日本人留学生からの相談が多いコースを、ICMS公式の情報から整理します。
3年/ノーザンビーチ・キャンパス(マンリー)/CRICOS 0101132
3年/ノーザンビーチ・キャンパス(マンリー)
3年/マンリー・シティ両キャンパス/CRICOS 0101110/AQFレベル7
3年/マンリー・シティ両キャンパス
3.3年(加速コースは8トリメスター)/ノーザンビーチ・キャンパス(マンリー)
3年(加速コースは2.3年)/マンリー・シティ両キャンパス/AQFレベル7
※上記のほか、Bachelor of Business (International Tourism)、Bachelor of Business (Fashion and Global Brand Management)、Bachelor of Business (Marketing)、Bachelor of Business (Accounting)、Bachelor of Business (Entrepreneurship and Innovation)、Bachelor of Information Technology (Big Data and Analytics) が開講されています。カリキュラムは改定される場合がありますので、最新の科目構成は出願前にご確認ください。
ICMSの英語要件は、オーストラリアの高等教育機関としてはやや低めに設定されています。学部はIELTS Academic 総合6.0(各バンド5.5以上)が基準です。
| 試験 | 学士(Bachelor) | 修士(Master) |
|---|---|---|
| IELTS Academic | 総合6.0 各バンド5.5以上 | 総合6.5 各バンド6.0以上 |
| TOEFL iBT (2026年1月以降のスコア) | 60 | 79 |
| PTE Academic | 総合50 各50前後 | 総合56 |
| Cambridge English | ― | C1 Advanced 176以上 |
| Aspire English プレースメントテスト | APT-B1 | 要確認 |
IELTS 6.0(各5.5)という数字の意味。オーストラリアの多くの大学が学部でIELTS総合6.5(各6.0)を求めるなか、ICMSの学部要件は総合6.0(各5.5)です。総合0.5・各バンド0.5の差は、対策期間にすると数ヶ月に相当します。
「オーストラリアの学位課程は総合6.5必要」と思い込んで準備期間を長く見積もっている方は少なくありません。ICMSは、その前提が当てはまらない学校です。ただし修士課程は総合6.5(各6.0)で、大学と同水準です。
ICMSは海外の中等教育資格について、国別の換算要件を公表しています。掲載例は中国(高考70%以上)、インド(上位4科目の平均60%以上)、シンガポール、国際バカロレア(IBディプロマ24点)など。
2026年8月時点で、ICMSが公表している国別入学要件の一覧に「日本」は掲載されていません。これは「日本の高校卒業では入学できない」という意味ではなく、公表された換算表がないため個別審査になるという意味です。ICMSは海外資格の同等性評価について「機関の裁量による判断」と明記しています。
実務上は、日本の高校の成績証明書を提出して個別に判定を仰ぐか、後述のAspire Instituteのディプロマ/ファウンデーションを経由するかの二択になります。詳しくは次のセクションで整理します。
社会人の方には、この「4〜5年の実務経験ルート」が効きます。日本で大学を出ていない方でも、専門学校卒+実務経験で修士課程に出願できる可能性があります。オーストラリアの大学ではあまり一般的でない入口です。該当しそうな方は、職務経歴の内容を教えていただければ可能性を確認します。
アンアルウェン独自コンテンツ
以下のうち、公式に公表されている数値(英語要件、学費、Aspireの学費)以外はアンアルウェンの実務上の考え方です。ICMSが公表している日本向けの公式換算表ではありません。実際の判定は出願書類にもとづくICMSの個別審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
前のセクションで触れたとおり、ICMSの国別入学要件表に日本の記載はありません。中国・インド・シンガポールなど、ICMSにとって出願者数の多い国は明記されているのに、日本はそこに含まれていない。これは制度上の排除ではなく、個別に判断される国だということです。
この状況で最も避けるべきなのは、「たぶん大丈夫だろう」と推測して準備を進めることです。日本の高校の評定平均がどう評価されるか、履修科目がどう見られるかは、出願書類を出して判定を受けるまで確定しません。
アンアルウェンではこの確認を、ご相談の最初に行っています。成績証明書(英文)をICMSに提出して事前判定を依頼すれば、直接出願できるかどうかについて明確な回答が得られます。無料で代行しますので、まずはお声がけください。判定に1〜2週間かかることがあるため、早めに動くほど選択肢が広がります。
ICMSには、グループ内にAspire Institute(進学準備機関)があります。日本の高校からのルートとしては、こちらが現実的な選択肢になります。
ICMSグループには Postgraduate Qualifying Program(PQP/大学院準備課程)がありますが、2026年の公式学費表では留学生の欄が「N/A」となっており、国内学生のみが対象です。「学士の成績が足りないのでPQPで補う」という組み立ては、留学生には使えません。
修士課程を目指す方は、①学士号+GPA要件、②大学院レベルの既修得単位、③21歳以上+ディプロマ+実務経験4〜5年、のいずれかで直接出願する形になります。どれにも当てはまらない場合は、学士課程からの入学を検討することになります。
ICMSは1年を3学期(トリメスター)で運営しており、学部・大学院を通じて年7回の入学機会があります。これはオーストラリアの高等教育機関としては極めて多い部類です。
| 入学区分 | 入学月 | 初回トリメスターの履修 | 対象 |
|---|---|---|---|
| メイン入学 (Main intake) | 2月・5月・8月 | 4科目を同時履修 | ICMS学士・修士/Aspireディプロマ・ファウンデーション |
| ミッド/サマー入学 (Mid-trimester / Summer intake) | 3月・7月 10月・12月 | 最初の学習期間は2科目 | 同上 |
| Aspire English (附属語学学校) | 年9回 (約5週おき) | 1レベル10週間 | 語学のみ/進学準備 |
| ISCA (スポーツ系ディプロマ) | 2月・7月・9月 | ― | Diploma of Sports Management |
年7回入学が、実務でどう効くか。オーストラリアの大学は年2回(2月・7月)入学が主流です。この場合、「7月の出願に間に合わなかった」となれば次は翌年2月。7ヶ月の空白が生まれます。
ICMSなら、たとえば8月入学を逃しても10月・12月があります。語学学校で英語力を伸ばしてから進学したい方にとって、この柔軟性は決定的です。「あと5週間だけ語学を延長して、次の入学に合わせる」という調整ができます。年2回入学の学校では、この調整が半年単位になります。
※各年度の正確な開講日・オリエンテーション日程は、ICMS公式サイトのImportant Datesで公表されます。また出願者は、クラス開始2週目の水曜日(コースにより月曜日)より後に到着・開始することは認められません。渡航スケジュールを組む際にご注意ください。
ICMSの学費は科目単位で設定されています。学士課程は1科目あたりA$4,400で、就業実習の2科目には学費が発生しません。
| コース | 期間 | 有料科目数 | 総額(2026年) |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Business(各専攻) Bachelor of Event Management Bachelor of Hospitality Management Bachelor of Information Technology(各専攻) | 3年 8トリメスター | 24科目 | A$105,600 |
| Bachelor of Property (Development, Investment and Valuation) | 3.3年 | 26科目 | A$114,400 |
| コース | 期間 | 1科目 | 有料科目 | 総額 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Management Master of Management (Tourism and Hospitality) Master of Event Management | 6トリメスター | A$4,450 | 8科目 | A$53,400 |
| Master of Information Technology MIT (Big Data and Analytics) MIT (Cyber Security) | 6トリメスター | A$4,670 | 8科目 | A$56,040 |
| Master of Business Administration(MBA) MBA (Business Analytics) MBA (Innovation and Entrepreneurship) | 6トリメスター | A$4,870 | 8科目 | A$58,440 |
※修士課程は全10科目で、うち2科目が就業実習(学費不要)です。6トリメスター=約2年の構成です。
| プログラム | 期間 | 修了後 | 総額 |
|---|---|---|---|
| ディプロマ(各分野) | 8〜12ヶ月 | ICMS学士2年次へ編入 | A$35,200 |
| ディプロマ(不動産) | 12ヶ月 | ICMS学士2年次へ編入 | A$39,600 |
| Australian Foundation Program | 8ヶ月 | ICMS学士1年次へ | A$30,000 (A$15,000/トリメスター) |
| Postgraduate Qualifying Program | ― | ― | 留学生は対象外 |
| 費目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学申請料(Aspire) | 無料 | Aspire公式に「Enrolment Fee: No charge」と明記 |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 A$650前後〜 | 学生ビザの必須要件。期間・保険会社により変動 |
| 学生ビザ申請料 | 約 A$2,000 | オーストラリア政府に納付 |
| 空港送迎(Aspire手配) | A$150 | 片道 |
| 支払遅延手数料 | A$250 | 期日までに納付しなかった場合 |
| 教科書・教材費 | コースにより変動 | 実技を伴う科目では別途費用が生じる場合があります |
総額を比べるときの注意点を、率直に書きます。ICMSの学士課程はA$105,600(3年)。数字だけを見ると、オーストラリアの公立大学のビジネス系学部(年A$35,000前後×3年=A$105,000前後)とほぼ同水準です。
ただし中身が違います。ICMSの3年間には、学費が発生しない就業実習の2トリメスターが含まれています。さらに最大A$20,000の留学生奨学金が適用されれば、実質はA$85,600まで下がります。一方で「大学の学位ではない」という点は変わりません。金額だけでも、肩書だけでも判断できない――ここがICMSを検討するときの難しさであり、個別に試算する価値があるところです。
ICMSの奨学金は種類が多いのですが、大半は国内学生(オーストラリア・ニュージーランド国籍)専用です。ここでは日本人の方が対象になるものだけを整理します。いずれも申請にはICMSからのLetter of Offer(入学許可書)が必要なため、先に出願してから奨学金を申請するという順序になります。
ICMSの留学生向け奨学金として最も金額が大きいものです。学士課程にフルタイムで新規入学する留学生が対象で、有効な外国パスポート保持者(二重国籍者を除く)であることが条件です。国籍による限定はなく、日本人の方も対象になります。
対象コースは13の学士課程(ビジネス各専攻、イベント・マネジメント、ホスピタリティ・マネジメント、国際観光、スポーツ・マネジメント、ファッション&グローバルブランド・マネジメント、不動産、IT各専攻)。総額A$105,600に対して最大A$20,000ですから、約19%の減額にあたります。
申請は、①出願要件の確認、②必要書類の準備、③件名を「ICMS International Scholarship」として指定アドレスへメール送信、という3ステップです。応募者が多い年度は部分支給(満額でない支給)になる場合があると公式に明記されています。
修士課程に新規入学する留学生向けで、Allianz Global Assistance の海外学生健康保険(OSHC)に加入していることが条件です。OSHCは学生ビザの必須要件なので、どのみち加入するもの。保険会社をAllianzにするだけで最大A$15,000の対象になるという構造です。
対象は MBA(各専攻)、Master of Event Management、Master of International Business、Master of Management(各専攻)、Master of Information Technology(各専攻)。申請には署名済み申請書、Letter of Offer、500語以上のエッセイ、成績証明書、OSHC加入証明、パスポート写し、顔写真が必要です。
2年制の修士課程にフルタイムで新規入学する留学生が対象。学士課程のGPAが3.20(5点満点)以上であることが要件です。申請書類には「Innovation Submission Essay」(革新的な思考を示すエッセイ)が含まれ、成績だけでなく発想と意欲が評価されます。
Allianz Care Scholarshipと対象コースが重なるため、どちらが有利かは条件次第です。金額はAllianzのほうが大きいですが、OSHCの加入先が指定されます。両方の要件を満たす方は、比較したうえで応募先を決める価値があります。
在学中の学士課程学生が対象で、国内学生・留学生の双方が応募できます。累積GPA 4.5以上、残り4〜12科目という条件。1位は最大4科目分、2位は最大2科目分の授業料免除で、各学期に最大2名。選考は累積GPAの順位のみで決まり、同点の場合は加重平均点で判定されます。
4科目分=A$17,600相当。入学時の奨学金に落ちても、入学後の成績で取り返せる制度がある点は押さえておく価値があります。
ICMS創業家の名を冠した奨学金で、こちらも留学生が応募できます。在学中の学士課程学生で、残り3〜12科目、GPA 3.0以上が条件。500語以上のエッセイと、学内コミュニティ・リーダーシップへの貢献の記録が必要です。
Academic Excellence が成績のみで決まるのに対し、こちらは学内での活動が評価される設計です。成績が突出していなくても狙える枠といえます。
※これらは在学生向けのため、渡航前に確約されるものではありません。ただし「入学後にも複数の応募機会がある」という点は、総額を考えるうえで意味を持ちます。
ICMSの奨学金は入学期ごとに募集され、締切もその都度設定されます。たとえば2026年8月入学期の留学生向け奨学金は、いずれも締切が2026年7月17日(金)でした。Letter of Offerが申請の必須書類であることを踏まえると、実際には締切の1〜2ヶ月前には出願を済ませておく必要があります。
「奨学金に応募したいので出願を急ぎたい」というご相談は多いのですが、逆算すると入学希望の3〜4ヶ月前には動き出したいのが実情です。次の入学期の締切はアンアルウェンで確認してお伝えします。
※奨学金の名称・金額・条件・締切は年度および入学期ごとに改定されます。本ページは2026年8月時点の公開情報にもとづきます。応募要件・締切・併用可否は、出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
ICMSはグループ内にAspire English(語学学校)とAspire Institute(進学準備機関)を持っています。英語力や学力が入学要件に届かない場合、ここから進学するのが標準ルートです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラム | General English(CRICOS 107227C)/ Academic English(CRICOS 092650D) |
| 1レベルの期間 | 10週間(General Englishは全レベルで合計56週) |
| 入学 | 年9回(約5週おきに開講) |
| キャンパス | マンリー(151 Darley Road)/ シドニーCBD(Level 4, 451 Pitt Street, Haymarket) |
| ケンブリッジ英検対策 | 各10週間のコースあり |
| ICMSへの接続 | 所定レベル修了で、IELTS等のスコアなしにICMS/Aspireの課程へ進学できます |
| オリエンテーション | 全プログラムの開始前に専用の説明会を実施 |
「約5週おきに開講」という設計が、実は一番効きます。一般的な語学学校も入学は毎週または隔週ですが、進学先の入学が年2回しかなければ、語学の終了時期を細かく調整する意味がありません。
ICMSは進学先の入学が年7回、語学が年9回。「英語が想定より伸びたので2レベル分短縮して次の入学に合わせる」「もう少しやりたいので10週延長して次々回に合わせる」という調整が現実的にできます。この組み合わせを持っている学校は多くありません。
| プログラム | 期間 | 修了後の進路 | 学費(2026年) |
|---|---|---|---|
| ディプロマ(11分野) | 8〜12ヶ月 | ICMS学士課程の2年次へ編入 UTS・ウーロンゴン・マッコーリー・WSUへの進学枠もあり | A$35,200 |
| ディプロマ(不動産) | 12ヶ月 | ICMS学士課程の2年次へ編入 | A$39,600 |
| Australian Foundation Program | 8ヶ月 | ICMS学士課程の1年次へ 英語2科目合格で英語要件も充足 | A$30,000 |
ディプロマの分野は、ビジネス、会計、マーケティング、起業・イノベーション、ファッション&グローバルブランド・マネジメント、ホスピタリティ・マネジメント、スポーツ・マネジメント、国際観光、イベント・マネジメント、IT、不動産の11種類。ICMSの学士課程とほぼ対応した構成です。
ここからは、いま高校3年生(または高校卒業後まもない)の方に向けた内容です。ICMSへの進学ルートは大きく3つあります。
学力・英語の要件を満たせば、高校卒業後すぐに学士1年次へ。ただし日本は国別要件表に掲載がないため、まず成績証明書での個別判定が必要です。
日本の高校からの現実的な本命ルート。修了で学士2年次に編入するため、卒業年次は直接入学と変わりません。他大学への進路変更の余地も残ります。
IELTSが要件に届かない場合。附属語学学校で所定レベルまで到達すれば、スコアなしで進学できます。ROUTE A・Bのどちらとも組み合わせられます。
評定平均がそれほど高くないのですが、可能性はありますか?
ICMSは日本の高校資格について公表された換算表を持たないため、「評定平均◯以上なら合格」という基準を事前にお示しすることはできません。ただしAspireのディプロマは学士課程より入口が広く設定されており、ここから2年次編入という道があります。
大切なのは、推測で諦めないことです。成績証明書を送っていただければ、ICMSに事前判定を依頼します。無料です。
英語がまったく話せない状態からでも間に合いますか?
Aspire EnglishのGeneral Englishは全レベルで56週間の構成です。まったくの初級からIELTS 6.0相当までとなると、一般的には1年前後の語学期間を見込む必要があります。
ただしICMSは語学が年9回・本課程が年7回入学という組み合わせなので、「思ったより伸びた/伸びなかった」に応じて開始時期を細かく調整できます。年2回入学の大学と比べ、遅れが半年単位にならないのは大きな違いです。
「大学」ではないことは、日本に帰国したとき不利になりませんか?
率直に申し上げます。日本の新卒採用で「大学名」を見る企業に対しては、説明が必要な学歴になります。ICMSの学士はAQFレベル7で、オーストラリアの大学の学士と同じ資格枠組にありますが、日本での一般的な認知度は高くありません。
一方で、オーストラリアや海外のホテル・イベント・観光業界を目指す場合、話はまったく変わります。600時間の実務経験と業界内のネットワークは、大学の学位にはない実績です。「どこで働きたいか」で評価が反転するタイプの学校だとお考えください。ここは、ご相談のときに必ず一緒に整理します。
高校卒業後すぐ18歳未満で渡航する場合、条件はありますか?
はい。ICMSは入学時点で17歳以上であることを条件としており、18歳未満の留学生については滞在先と後見(welfare)の手配についてICMSまたは内務省(DHA)の承認が必要です。早生まれの方で2月入学を検討している場合は、この手続きが加わります。手配はアンアルウェンでサポートします。
ICMSの修士課程は、6トリメスター(約2年)・全10科目の構成です。うち2科目が就業実習(学費不要)で、学士課程と同じく最低600時間の実務経験が必修で組み込まれています。
| コース群 | 主なコース | 総額(2026年) |
|---|---|---|
| マネジメント系 | Master of Management Master of Management (Tourism and Hospitality) Master of Event Management | A$53,400 |
| IT系 | Master of Information Technology MIT (Big Data and Analytics) MIT (Cyber Security) | A$56,040 |
| MBA系 | Master of Business Administration MBA (Business Analytics) MBA (Digital Transformation) MBA (Innovation and Entrepreneurship) | A$58,440 |
| その他 | Master of International Business Graduate Certificate(ビジネス/IT/イベント/観光ホスピタリティ・マーケティング) | 要確認 |
ROUTE 03 は、日本の社会人の方にとって現実的な意味を持ちます。オーストラリアの多くの大学では、修士課程の出願に学士号が事実上必須です。ICMSはディプロマ(日本でいえば専門学校卒に相当する場合があります)+実務経験4〜5年という入口を公式に用意しています。
「大学を出ていないから海外の大学院は無理」と考えて調べるのをやめてしまった方が、実際にはかなりいらっしゃいます。職務経歴の内容と年数によっては、道が開ける可能性があります。該当しそうな方は、経歴を教えていただければ確認します。
修士課程にも600時間の就業実習が必修で含まれます。「学び直し」と「現地での職歴づくり」を同時に進められる設計です。オーストラリアでの就職を視野に入れている方には、この点が大きく効きます。
年7回入学のため、退職時期や引き継ぎに合わせて渡航時期を組めます。「3月末で退職して5月入学」「9月末で退職して12月入学」といった組み立てが可能です。
留学生の修士課程向けに、Allianz Care(最大A$15,000)とGlobal Innovator(最大A$10,000)があります。総額A$53,400〜58,440に対する減額幅としては相応の規模です。
ICMSの修士はコースワーク型で、研究学位(Master by Research/PhD)は提供していません。研究を志す方、博士課程まで見据えている方には向きません。その場合は研究大学を検討すべきです。
大学院準備課程(PQP)は2026年の学費表で留学生の欄がN/Aとなっており、国内学生専用です。学士の成績が要件に届かない場合の受け皿が、留学生にはありません。
修士課程はIELTS総合6.5(各バンド6.0以上)。学部の6.0(各5.5)と違い、ここは一般的な大学院と同じ水準です。「ICMSだから英語要件が低い」は修士には当てはまりません。
シドニーでホスピタリティ・イベント・ビジネスの実務系学位を検討すると、必ず名前が挙がる3校があります。ICMS、ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネジメント・スクール(BMIHMS)、トーレンス大学です。
BMIHMSはトーレンス大学の傘下にあるホテルマネジメント・スクールです。つまり「BMIHMSかトーレンスか」という比較は、正確には「トーレンス大学のホテル特化校を選ぶか、トーレンス大学の総合学部を選ぶか」という話になります。この2校とICMSの間には、運営母体が別という明確な線があります。
| 比較項目 | ICMS | BMIHMS | トーレンス大学 |
|---|---|---|---|
| 機関の種別 | 高等教育機関 (University ではない) |
ホテル専門校 (トーレンス大学傘下) |
University (2013年設立) |
| 設立 | 1996年 | 1991年 | 2013年 |
| 主なキャンパス | マンリー/ シドニーCBD |
ルーラ(ブルーマウンテンズ)/ シドニー・メルボルン等 |
シドニー(サリーヒルズ)/ メルボルン・ブリスベン・ アデレード等 |
| 分野の幅 | ホスピタリティ・イベント・ ビジネス・不動産・IT (実務系に集中) |
ホテル経営に特化 | ビジネス・デザイン・ ヘルス・ホスピタリティ・ テクノロジー・教育 (6分野の総合) |
| 実務実習 | 全学位に必修 最低600時間 (2トリメスター) |
全学位に必修 学士で計1,200時間 (有給インターン) |
プログラムにより異なる |
| 入学機会 | 年7回 | 年3回程度 | 年3回 (2月・6月・9月) |
| 学士の英語要件 | IELTS 6.0 (各5.5) |
IELTS 6.0相当 | IELTS 6.0 (各5.5) |
| 学士の学費(総額) | A$105,600 (3年・24科目) |
プログラムにより変動 | 約A$94,800〜 (3年・学部により変動) |
| 留学生向け奨学金 (学士・新規) |
最大A$20,000 | トーレンスの制度に準じる | 大学の制度による (期間限定の減額施策あり) |
| 「大学卒」の肩書 | ✗ | ✓ (トーレンス大学の学位) |
✓ |
| 研究学位(PhD等) | ✗ | ✗ | ✓ |
3校の選び方を、率直に整理します。
ICMSを選ぶべき人――ホスピタリティ以外の選択肢(イベント・スポーツ・不動産・IT・ビジネス)も視野に入れておきたい方。シドニー市内またはビーチ沿いで学びたい方。入学時期を細かく調整したい方(年7回入学は3校で最多)。留学生向け奨学金の金額が明示されている点を重視する方。
BMIHMSを選ぶべき人――ホテル経営一本に絞っている方。実習時間が学士で計1,200時間とICMSの倍あり、有給インターンとして組み込まれています。ホテル業界での就職を最優先するなら、この実習量は決定的な差になります。そのうえでトーレンス大学の学位(=大学卒)が得られます。
トーレンス大学を選ぶべき人――「大学卒」という肩書が必要な方。デザイン・ヘルス・教育など、ICMSやBMIHMSにない分野を学びたい方。将来的に研究学位まで視野に入れる方。分野の幅と大学ステータスの両方を取りにいく選択です。
この3校で迷う方の多くは、実は「ホテル・観光業界に行きたい」という共通の出発点を持っています。そのうえで分かれ道になるのは、次の2点です。
①ホテルに絞り切れているか。絞れているならBMIHMS、まだ幅を持たせたいならICMSかトーレンス。②「大学卒」の肩書が必要か。日本での就職を主に考えるなら重要度が上がり、オーストラリア現地での就職を考えるなら実習量と業界ネットワークの重要度が上がります。
3校すべての条件を横並びで比較したい方は、お気軽にご相談ください。BMIHMSの詳細ページとトーレンス大学の詳細ページもあわせてご覧ください。オーストラリアの大学全体から検討したい方は大学一覧もご用意しています。
ICMSは公式に「2024年11月の卒業生の96%が卒業前に就職を決めた」と公表しています。600時間の実習が就職に直結するケースが多いためです。
ICMSは「大学」ではありませんが、TEQSA登録の高等教育機関として、卒業生ビザ(subclass 485)のPost-Higher Education Work streamの対象となる学位を提供しています。この点で、大学の学位と扱いが分かれるわけではありません。
ただし、キャンパスがシドニーにある点は押さえてください。シドニー・メルボルン・ブリスベンは移民制度上の大都市圏区分に置かれており、地方都市での就学に設けられる優遇措置(滞在期間の延長など)の対象外となる場合があります。地方優遇を重視する方には、シドニーという立地はマイナス要素になります。
ビザ・移民制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。上記は2026年8月時点の一般的な制度の枠組みの説明であり、個別の申請に適用される条件を保証するものではありません。「今の制度が3年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
永住権の取得を主目的とされる場合は、必ず登録移民代理人(MARA)に最新の要件をご確認ください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人をご紹介できます。
ICMSは大学ですか?学位は正式なものですか?
ICMSは「University(大学)」ではなく、私立の高等教育機関(Institute of Higher Education)です。ただしオーストラリア政府の高等教育規制機関TEQSAに登録され、学士号・修士号を授与する権限を持つ正規の教育機関です(TEQSA ID: PRV12025、CRICOS Provider Code: 01484M)。学位はAQF(オーストラリア資格枠組)に基づき、学士がレベル7、修士がレベル9で、大学の学位と同じ枠組みにあります。
違いが出るのは世界大学ランキングへの掲載、研究実績、「大学卒」という肩書の一般的な受け取られ方です。ここは率直にお伝えしています。
日本の高校を卒業して直接入学できますか?
ICMSは中国・インド・シンガポール等については国別の入学要件を公表していますが、2026年8月時点で日本は掲載されていません。これは入学できないという意味ではなく、個別審査になるという意味です。ICMSは海外資格の同等性評価を「機関の裁量による判断」と明記しています。
実務上は、成績証明書を提出して事前判定を受けるか、Aspire Instituteのディプロマ(8〜12ヶ月・A$35,200)を経由して学士2年次に編入するかの二択になります。ディプロマ経由でも合計3年で、直接入学と卒業年次は変わりません。
就業実習は本当に全員が受けられるのですか?お給料は出ますか?
就業実習(Work Integrated Learning)は選択ではなく必修科目です。学士・修士のすべての課程に、2トリメスター・最低600時間が組み込まれています。実習先はICMSが学生ごとにマッチングし、年間1,000社以上のパートナー企業から選ばれます。
報酬については、ICMSの公式資料に「実習トリメスター中に学生に報酬が支払われる場合がある」と記載されています。金額や有無は受入先によって異なるため、一律に保証されるものではありません。確実に言えるのは、実習トリメスターには授業料が発生しないという点です。
奨学金の最大A$20,000は現実的に狙えますか?
ICMS International Scholarship(学士・新規留学生・最大A$20,000)は国籍を限定しておらず、日本人の方も対象です。ただしICMS公式に「応募者が多い場合は部分支給になる可能性が高い」と明記されています。満額が保証される制度ではありません。
また申請にはLetter of Offer(入学許可書)が必須で、締切は入学期ごとに設定されます。2026年8月入学期の締切は7月17日でした。実際には締切の1〜2ヶ月前に出願を済ませておく必要があるため、入学希望の3〜4ヶ月前から動くことをおすすめします。
入学が年7回とのことですが、いつ入学するのがおすすめですか?
2月・5月・8月のメイン入学は初回から4科目を同時履修する標準的なスタートです。3月・7月・10月・12月のミッド/サマー入学は最初の学習期間が2科目になります。
英語や学習環境に慣れる時間を取りたい方は、科目数の少ないミッド/サマー入学から始めるという選択もあります。逆に最短で卒業したい方はメイン入学が基本です。語学学校からの接続時期、退職時期、ビザ申請にかかる期間などから逆算してご提案します。
BMIHMSやトーレンス大学とどちらがいいですか?
目的によって答えが変わります。BMIHMSはホテル経営に特化し、学士で計1,200時間の有給インターンが組み込まれています。ホテル業界一本に絞れているなら実習量で有利です。トーレンス大学は正式なUniversityで、デザイン・ヘルス・教育など分野の幅があり、研究学位まで進めます。
ICMSは、ホスピタリティ以外にイベント・スポーツ・不動産・ITまで選択肢を残したい方、入学時期を細かく調整したい方(年7回は3校で最多)に向きます。詳しくは比較セクションをご覧ください。
英語力が足りない場合はどうすればいいですか?
グループ内の附属語学学校Aspire Englishから進学するのが標準ルートです。General English は1レベル10週間(全レベルで56週)、年9回・約5週おきに開講されます。所定レベルを修了すればIELTS等のスコアなしにICMSまたはAspireの課程へ進めます。キャンパスはマンリーとシドニーCBDの2か所です。
語学と本課程をパッケージで出願すれば、学生ビザの申請も一度で済みます。「英語のビザを取って、後で切り替える」より手続きも費用も軽くなります。
大学を出ていない社会人ですが、修士課程に出願できますか?
可能性があります。ICMSは修士課程の入学要件として、「21歳以上+ディプロマまたはアソシエイト・ディグリーの修了+管理職または専門職としての実務経験4〜5年」という枠を公式に用意しています(証明書類が必要)。オーストラリアの大学ではあまり一般的でない入口です。
ただし注意点として、大学院準備課程(PQP)は留学生の対象外です。要件に届かない場合の受け皿がないため、上記3つの入口のいずれかを満たす必要があります。職務経歴の内容と年数を教えていただければ、可能性を確認します。
学費の総額はいくらになりますか?
2026年の公式学費で、学士課程がA$105,600(3年・24科目/不動産のみA$114,400・26科目)、修士課程がA$53,400〜58,440(約2年・8科目)です。1科目あたり学士A$4,400、修士A$4,450〜4,870で、就業実習の科目には学費が発生しません。
これに加えてOSHC(年A$650前後〜)、学生ビザ申請料(約A$2,000)、生活費が必要です。奨学金(学士最大A$20,000/修士最大A$15,000)が適用されると総額が大きく変わりますので、アンアルウェンでは奨学金適用後の総額シミュレーションを無料で作成しています。
「学校に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は学校側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、ICMSのように確認事項が多い学校ではエージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。ICMSに直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
ICMSは日本の国別入学要件を公表していません。推測で準備を進めると時間が無駄になります。成績証明書をお預かりし、ICMSに事前判定を依頼します。直接入学かディプロマ経由かで、その先の計画が大きく変わります。
ICMSの奨学金はLetter of Offerが申請の必須書類です。つまり出願→オファー受領→奨学金申請という順序があり、締切から逆算しないと間に合いません。ここを外すと最大A$20,000を取り逃がします。入学期ごとの締切を確認したうえで計画を立てます。
入学機会が多いことは利点ですが、選択肢が多いぶん判断も難しくなります。メイン入学(4科目)とミッド/サマー入学(2科目)では初学期の負荷が違います。語学期間、ビザ申請にかかる時間、退職時期から逆算して具体的にご提案します。
Aspire Englishと本課程を組み合わせる場合、パッケージで出願すればビザ申請が一度で済みます。「まず語学のビザ、あとで切り替え」より手続きも費用も軽くなります。必要な語学期間の見積もりも含めて組み立てます。
学校の公式サイトは自校の情報しか載せません。ICMS・BMIHMS・トーレンス大学を条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
ICMS最大の論点はここです。帰国後に日本で就職するのか、オーストラリアで働くのかによって、この学校の評価は反転します。パンフレットには書かれない部分ですが、進路の目的からさかのぼって一緒に考えます。
オファー受領、学費支払い、CoE取得、学生ビザ申請、OSHC加入、滞在先手配――それぞれ期限があり、順序を間違えると詰まります。ICMSは到着期限(クラス開始2週目まで)も定められています。全体を管理しながら並行して進めます。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
ICMSを検討している方へ ― 松本より
ICMSのご相談で、私が必ず最初にお聞きすることがあります。「卒業後、どこで働きたいですか」――この一問で、ICMSが合うかどうかがほぼ決まるからです。
オーストラリアや海外のホテル・イベント・観光業界で働きたい方にとって、600時間の実務経験と業界内のネットワークは、大学の学位よりも直接的な武器になります。実際、ICMSは2024年11月の卒業生の96%が卒業前に就職を決めたと公表しています。実習先で評価され、そのまま採用されるケースが多いのです。
一方で、日本に帰国して新卒採用に臨むことを主に考えている方には、「大学ではない」という点を必ずお伝えします。説明が必要になる学歴であることは事実です。ここを曖昧にしたままお勧めすることはしません。
目指す業界と働きたい場所を教えていただければ、ICMSが合うかどうかを率直にお答えします。合わないと思えば、そう申し上げます。高校生・保護者の方、社会人の方、どの段階のご相談でも歓迎します。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。ICMSへの出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。学校に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は学校側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。
Free Consultation
ICMSが合うかどうか。
まず一緒に確かめませんか。
「日本の高校の成績で出願できるか」「最大A$20,000の奨学金は間に合うか」「年7回のうちどの入学月が最適か」「大学ではないことをどう考えるべきか」――ICMSが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方のご相談も歓迎します。
※本ページの情報はICMS公式サイト(icms.edu.au)、Aspire Institute公式サイト(aspire.edu.au)、Aspire English公式サイト(aspireenglish.nsw.edu.au)およびICMS発行の Representative Training Manual 2026 の公開情報をもとに2026年8月2日時点で作成しています。学費・奨学金・入学要件・入学日・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。
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