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オーストラリアの大学一覧QS世界ランキング・州・学費から選ぶ完全ガイド 2027

オーストラリアの大学は約40校。世界トップ100に9校が入る一方で、学費を年間260万円台に抑えられる大学も、卒業後の就労ビザで加点される地方大学もあります。「どの大学が上か」ではなく「自分にとってどれが正解か」で選べるように、全大学を州別・順位別・学費別に整理しました。

約40校オーストラリアの
大学数
9校QS世界トップ100
(2027年版)
2月・7月主な入学時期
(年3回の大学も)
3年学士課程の標準年数
(日本より1年短い)
SUMMARY

このページの結論 ── 5分でわかるオーストラリアの大学選び

  1. オーストラリアの大学は約40校で、その大半が公立(州立・国立)です。日本のように「私立が大多数」ではないため、どの大学を選んでも一定水準以上の教育の質が制度的に担保されています。極端な当たり外れが起きにくいのがこの国の特徴です。
  2. 学士課程は原則3年、修士は1〜2年。日本より1年短く卒業でき、その分だけ学費と生活費の総額が下がります。医学・工学・法学など一部は4年制です。
  3. 最難関はGo8(Group of Eight)ですが、就職率で見ると順位は入れ替わります。QS2027でニューサウスウェールズ大学が世界19位・国内1位に立った一方、卒業生の初任給やフルタイム就職率では地方大学が全豪1位を取ることも珍しくありません。
  4. 学費は年間およそ A$26,000〜A$60,000(約260万〜600万円)。同じ「オーストラリアの大学」でも2倍以上の差があります。サザンクロス大学のように大半のコースで年A$26,000に統一している大学もあります。
  5. 都市の選択は、卒業後の進路に直結します。キャンベラ・アデレード・パース・ホバート・ダーウィン・ケアンズなどは「指定地方地域」で、卒業生ビザ(サブクラス485)の期間延長や永住権の加点対象になります。
  6. 日本の高校卒業資格だけでは直接入学できない大学があります。オーストラリア国立大学のようにSAT・ACTまたは大学入学共通テストのスコアを求める大学もあれば、評定平均だけで出願できる大学もあります。ここが最初の分岐点です。
  7. 英語スコアが足りなくても進学ルートはあります。ファウンデーション(進学準備課程)、ディプロマ(2年次編入)、大学付属語学学校の3本立てで、IELTS 5.0台からでも設計できます。
  8. 出願は「行きたい年の1年前」から動くのが標準です。2月入学なら前年の春〜夏、7月入学なら同年の初めには学校選びを始めておくと、奨学金の締切にも間に合います。
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オーストラリアの大学の全体像

OVERVIEW ── 数字で押さえる6つの前提

オーストラリアの大学を調べ始めると、多くの方が同じところでつまずきます。「大学の数が多すぎて、何を基準に絞ればいいのかわからない」という壁です。

ランキングだけを見れば序列は一本にそろいますが、その順番どおりに選んで満足できる人はそう多くありません。年間の学費に2倍以上の開きがあり、都市によって卒業後のビザ条件が変わり、同じ学部名でも大学ごとに授業の組み方がまったく違うからです。世界19位の大学より、世界400位台の大学のほうが「その人にとっての正解」になることは、実際によくあります。

個別の大学を見る前に、まずオーストラリアの高等教育の「構造」を押さえておくと、比較が一気に楽になります。日本の大学制度とは前提がいくつも違うためです。

項目オーストラリア日本との違い
大学の数約40校日本は約800校。母数が20分の1なので比較しきれる
設置形態大半が公立私立が大多数の日本と逆。質の下限が高い
学士の年数3年日本は4年。1年分の学費・生活費が浮く
修士の年数1〜2年職歴・学歴により1年で修了できるコースもある
学年暦2月開始日本は4月。2月入学が本流、7月入学も一般的
入試書類審査のみ一発試験なし。高校の成績+英語スコアで決まる
ここが一番大きい違い ──「入試がない」 オーストラリアの大学に、日本の共通テストや個別試験にあたるものはありません。高校3年間の成績(評定平均)と英語スコアを書類で提出し、基準を満たしていれば合格です。つまり「本番で失敗する」リスクがない代わりに、高校の成績はあとから取り返せません。高校1〜2年生のうちにこのページを読んでいる方は、それだけで大きなアドバンテージがあります。

「大学が少ない」ことは、留学生にとって有利に働く

約40校という数は、裏を返せば1校あたりの規模が大きく、国からの資金と研究人材が集中しているということです。学生数が5万人を超える大学も珍しくなく、図書館・実験設備・キャリアセンターといった学習インフラは日本の中堅私大とは水準が違います。

また、オーストラリアにはESOS法(Education Services for Overseas Students Act)という留学生保護のための連邦法があり、学校が倒産した場合の授業料返還や代替校の手配までが法律で義務づけられています。留学先を国単位で比較したとき、この制度の厚さはオーストラリアの明確な強みです。

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QS世界大学ランキング2027 オーストラリア版

RANKING ── 全35校の順位一覧

2026年6月に発表された QS World University Rankings 2027 で、ニューサウスウェールズ大学(UNSW)が世界19位・オーストラリア国内1位となり、長くトップだったメルボルン大学を初めて抜きました。世界トップ100にはオーストラリアから9校が入っています。

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国内世界大学名州・都市区分
119ニューサウスウェールズ大学(UNSW)NSW/シドニーGo8
222メルボルン大学VIC/メルボルンGo8
328シドニー大学NSW/シドニーGo8
429オーストラリア国立大学(ANU)ACT/キャンベラGo8 指定地域
531モナッシュ大学VIC/メルボルンGo8
640クイーンズランド大学(UQ)QLD/ブリスベンGo8
777西オーストラリア大学(UWA)WA/パースGo8 指定地域
879アデレード大学SA/アデレードGo8 指定地域
987シドニー工科大学(UTS)NSW/シドニー
10119RMIT大学VIC/メルボルン
11126マッコーリー大学NSW/シドニー
12189カーティン大学WA/パース指定地域
13195ウーロンゴン大学(UOW)NSW/ウーロンゴン指定地域
14227ディーキン大学VIC/メルボルン他
15230グリフィス大学QLD/ブリスベン他
16240クイーンズランド工科大学(QUT)QLD/ブリスベン
17241ラトローブ大学VIC/メルボルン他
18244ニューカッスル大学NSW/ニューカッスル指定地域
19291スウィンバーン工科大学VIC/メルボルン
20311タスマニア大学(UTAS)TAS/ホバート他指定地域
21370西シドニー大学(WSU)NSW/シドニー西部
22374フリンダース大学SA/アデレード指定地域
23411南クイーンズランド大学(UniSQ)QLD/トゥーンバ他指定地域
24422マードック大学WA/パース指定地域
25436セントラルクイーンズランド大学(CQU)QLD/ロックハンプトン他指定地域
26438ジェームズクック大学(JCU)QLD/ケアンズ・タウンズビル指定地域
27477キャンベラ大学ACT/キャンベラ指定地域
28545ボンド大学QLD/ゴールドコースト私立 指定地域
29551エディスコーワン大学(ECU)WA/パース指定地域
30634チャールズ・ダーウィン大学(CDU)NT/ダーウィン指定地域
31696サザンクロス大学(SCU)NSW/ゴールドコースト他指定地域
32851-900サンシャインコースト大学(UniSC)QLD/サンシャインコースト指定地域
33851-900ヴィクトリア大学(VU)VIC/メルボルン
34851-900オーストラリアカトリック大学(ACU)全国7都市+ローマ私立
351201-1400ニューイングランド大学(UNE)NSW/アーミデール指定地域

※ QS World University Rankings 2027(2026年6月発表)より。表に掲載のないフェデレーション大学トーレンス大学ノートルダム・オーストラリア大学なども、正規の学位を出す認可大学です。順位は「研究論文の引用数」「教員1人あたりの学生数」などの指標で算出されており、授業の質や就職のしやすさを直接示す数字ではありません。

ランキングは「候補を知るための入口」。決め手になるのは、学費・立地・就職率・入学条件の4つです。

ランキングの正しい使い方 QSのスコアは半分近くを「学術的評判」と「論文の引用数」が占めます。つまり研究力の指標であって、学部生の教育満足度や就職力の指標ではないということです。実際、卒業生のフルタイム就職率や初任給の全豪1位は、順位表の中位〜下位の大学が獲ることがあります。ランキングは候補を知るための入口として使い、最後は次章以降の学費・立地・就職率・入学条件で決めてください。
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州・都市から選ぶ大学一覧

DIRECTORY ── 8つのエリア・全35校

オーストラリアは州によって気候も物価も産業もまったく異なります。3〜4年を過ごす場所を「順位」だけで決めると、生活面で必ず無理が出ます。ここでは全大学を州別に並べ、それぞれの街の性格とあわせて紹介します。

ニューサウスウェールズ州

NEW SOUTH WALES / SYDNEY

オーストラリア最大の都市シドニーを擁する州。求人数・日本人コミュニティ・アルバイトの選択肢はいずれも国内最多で、卒業後に現地就職を狙う方の第一候補になります。反面、家賃は国内最高水準。シドニー中心部を離れると指定地域に該当する大学もあります。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1 2

1アーミデール2シドニー

19QS 2027
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)
UNSW Sydney / シドニー・ケンジントン Go8

2027年版で初めてオーストラリア1位に立った大学。工学・ビジネス・情報科学に強く、実務と研究の距離が近いのが特徴です。3学期制を採用しているため、履修の組み方次第で卒業を早められます。

工学・ビジネス・IT / 豪州1位(QS2027)
28QS 2027
シドニー大学
The University of Sydney / シドニー・キャンパーダウン Go8

1850年創立、オーストラリア最古の大学。歴史ある砂岩の校舎と、幅広い学問分野を持つ総合大学です。雇用主からの評価(Employer Reputation)が高く、卒業後の進路の選択肢が広いことで知られます。

総合・医学・法学 / 豪州最古の大学
87QS 2027
シドニー工科大学(UTS)
University of Technology Sydney / シドニーCBD隣接

シドニー中心部に建つ、実務直結型の大学。デザイン・IT・建築・ヘルスの分野で評価が高く、企業と組んだプロジェクト型授業が多いのが持ち味です。「創立50年未満の大学」の世界ランキングでも常に上位に入ります。

デザイン・IT・建築 / 都心キャンパス
126QS 2027
マッコーリー大学
Macquarie University / シドニー北西部

シドニーメトロの駅がキャンパス内にある、通学のしやすさが際立つ大学。117か国から46,000名以上が学びます。日本国籍の学生を対象にした年A$5,000の奨学金があり、費用面でも狙いやすい一校です。

通訳翻訳・会計・IT / 日本人向け奨学金 年A$5,000 / 駅直結
195QS 2027
ウーロンゴン大学(UOW)
University of Wollongong / ウーロンゴン 指定地域

シドニーから南へ電車で約1時間半、海沿いの学園都市にあります。都市部より生活費を抑えられ、なおかつ指定地域として卒業生ビザの延長対象。研究力と暮らしやすさのバランスが良い大学です。

情報科学・工学・看護 / 生活費を抑えつつ指定地域
244QS 2027
ニューカッスル大学
The University of Newcastle / ニューカッスル 指定地域

シドニーの北、港町ニューカッスルを本拠とする総合大学。医学教育で採用されたPBL(問題解決型学習)を早くから導入した大学として知られます。

医学・工学・建築 / PBL教育のパイオニア
370QS 2027
西シドニー大学(WSU)
Western Sydney University / シドニー西部・7拠点以上

シドニー西部に7つ以上のキャンパスを展開する州立大学(在籍約45,000人)。主要な奨学金は申請書不要で、出願すれば自動的に審査され、最大A$10,000が減額されます。手続きの負担が少ないのは大きな利点です。

看護・ビジネス・教育 / 最大A$10,000の奨学金・申請不要
696QS 2027
サザンクロス大学(SCU)
Southern Cross University / ゴールドコースト・リズモア 指定地域

学び方が明確に違う大学です。1年を6週間×6タームに分け、同時に学ぶのは2科目だけ(Southern Cross Model)。さらに留学生の学費は大半のコースで年A$26,000に統一されており、費用の見通しが立てやすい構造になっています。

看護・ビジネス・観光 / 年A$26,000一律・6週間×6ターム制
NSW
アーミデール
ニューイングランド大学(UNE)
University of New England / アーミデール 指定地域

1938年創立、NSW州内陸の学園都市アーミデールにあります。総合的な学生体験で20年連続 最高5つ星、留学生の学びの満足度は全豪1位。留学生の授業料は20%減額され、入学のチャンスは年3回。学費・満足度・ビザ加点の3つが同時にそろう、数少ない大学です。

農学・教育・環境 / 授業料20%減額・年3回入学・学生満足度 全豪1位
私立
トーレンス大学(シドニー)
Torrens University Australia / シドニー・メルボルン・ブリスベン 私立

2014年設立の私立大学。デザイン・ビジネス・ホスピタリティ・ヘルスに特化し、実務家教員による少人数授業が中心です。学費が比較的抑えめで、入学時期の選択肢も多い設計になっています。

デザイン・ホスピタリティ・ビジネス / 学費が抑えめ・入学時期が多い
私立
インターナショナル・カレッジ・オブ・マネジメント・シドニー(ICMS)
International College of Management, Sydney / シドニー・マンリー 私立

シドニー郊外マンリーの海辺に建つ、ホスピタリティ・イベント・観光経営に特化した私立高等教育機関。全課程に長期の有給インターンシップが組み込まれているのが最大の特徴です。

ホスピタリティ・イベント経営 / 全課程に有給インターン
ニューサウスウェールズ州の大学・大学院をさらに詳しく見る──

オーストラリア首都特別地域

AUSTRALIAN CAPITAL TERRITORY / CANBERRA

首都キャンベラを含む地域。連邦議会・各省庁・各国大使館が集中し、国際関係や公共政策を学ぶには国内で最も条件が良い場所です。人口約46万人の計画都市で治安が良く、しかも指定地域に該当します。シドニーの南西、車で約3時間の内陸に位置します。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1

1キャンベラ(ACT)

29QS 2027
オーストラリア国立大学(ANU)
The Australian National University / キャンベラ・アクトン Go8 指定地域

連邦議会の法律によって設立された、オーストラリアで唯一「国立」を名乗る大学。哲学・人類学・考古学が世界トップ10という分野別の強さが際立ちます。1年目の留学生には学生寮が保証され、日本国籍が対象に含まれる奨学金もあります。ただし日本の高校からの出願にはSAT・ACTまたは共通テストのスコアが必要です。

国際関係・政治・研究 / 1年目の学生寮を保証・哲学 世界4位
477QS 2027
キャンベラ大学
University of Canberra / キャンベラ 指定地域

公共政策・スポーツ科学・ヘルスに強い、実務志向の大学。連邦政府の各省庁が徒歩圏にあり、政府機関でのインターンにアクセスしやすい立地が魅力です。首都キャンベラは指定地域に該当します。

公共政策・スポーツ・ヘルス / 政府機関でのインターン・指定地域
首都特別地域(ACT)の大学・大学院をさらに詳しく見る──

ビクトリア州

VICTORIA / MELBOURNE

「世界で最も住みやすい都市」に何度も選ばれたメルボルンを擁する州。カフェ文化・アート・スポーツが根づき、留学生の生活満足度が高いエリアです。大学数が多く、進路の選択肢を広く取れます。四季がはっきりしており、日本の気候に近いのも特徴です。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1 2

1バララット2メルボルン

22QS 2027
メルボルン大学
The University of Melbourne / メルボルン・パークビル Go8

1853年創立。学部では幅広い分野を学び、大学院で専門を深める「メルボルン・モデル」を採用しています。医師・弁護士を目指す場合は大学院進学が前提となる設計で、日本の学部制度とは組み立てが異なります。

総合・医学・法学 / メルボルン・モデル
31QS 2027
モナッシュ大学
Monash University / メルボルン・クレイトン他 Go8

オーストラリア最大級の学生数を擁する総合大学。薬学・薬理学は世界トップクラスで、マレーシアやイタリアにも拠点を持つ国際的なネットワークが強みです。

薬学・工学・ビジネス / 海外キャンパスのネットワーク
119QS 2027
RMIT大学
RMIT University / メルボルンCBD

1887年創立、在籍約99,000人。アート&デザインは世界19位、建築・建設環境は世界15位という分野別の強さが際立ちます。メルボルン中心部にキャンパスがあり、クリエイティブ産業との距離が近い環境です。

デザイン・建築・工学 / デザイン 世界19位・建築 世界15位
227QS 2027
ディーキン大学
Deakin University / メルボルン・ジーロング

学生満足度の高さとデジタル学習環境の充実で知られる大学。メルボルン近郊とジーロングに複数キャンパスを持ち、看護・スポーツ科学・ビジネスに定評があります。

看護・スポーツ・ビジネス / 学費が比較的抑えめ
241QS 2027
ラトローブ大学
La Trobe University / メルボルン・ベンディゴ他

メルボルン近郊バンドゥーラを本拠に、地方都市にもキャンパスを展開。健康科学・生命科学に強く、地方キャンパスを選べば指定地域の対象になります。

健康科学・生命科学 / 地方キャンパスは指定地域
291QS 2027
スウィンバーン工科大学
Swinburne University of Technology / メルボルン・ホーソン

1908年創立の工科系大学。全学士課程に就業体験(WIL)が組み込まれているのが最大の特徴で、卒業時点で実務経験を持って社会に出られます。留学生向け奨学金は最大30%。

工学・IT・デザイン / 全学士課程にWIL(就業体験)
851
-900
QS 2027
ヴィクトリア大学(VU)
Victoria University / メルボルン西部

1916年創立。1科目を4週間ずつ集中して学ぶ「ブロックモデル」を全学で採用し、複数科目の同時進行による消耗を構造的に避けています。スポーツ科学は世界6位、雇用主満足度は州1位。留学生向け奨学金は最大30%。

スポーツ科学・ビジネス / ブロックモデル・スポーツ科学 世界6位
VIC
バララット
フェデレーション大学
Federation University Australia / バララット 指定地域

1870年にバララット鉱山学校として創立された、歴史ある地方大学。大学院卒業生のフルタイム就職率は全豪1位、大学院卒の初任給中央値はA$104,200。学部には60日間のCo-op(有給就業)が組み込まれ、留学生向け奨学金は最大50%です。

工学・IT・ビジネス / 大学院就職率 全豪1位・奨学金最大50%
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クイーンズランド州

QUEENSLAND / BRISBANE・GOLD COAST・CAIRNS

温暖な気候とビーチが魅力の州。ブリスベンは2032年夏季オリンピックの開催都市で、今後10年のインフラ投資と雇用創出が確実視されています。ゴールドコースト・ケアンズなど、州内の多くの都市が指定地域です。北部は熱帯、南部は亜熱帯と、南北で気候がかなり違います。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1 2 3

1ケアンズ2タウンズビル3ブリスベン・ゴールドコースト

40QS 2027
クイーンズランド大学(UQ)
The University of Queensland / ブリスベン・セントルシア Go8

1909年創立、州内最古にして最高峰。広大なセントルシア・キャンパスは川に囲まれ、環境科学・農学・生命科学の研究で世界的に評価されています。

環境・農学・生命科学 / QLD州最高峰
230QS 2027
グリフィス大学
Griffith University / ブリスベン・ゴールドコースト

看護学は世界30位、スポーツ関連分野は世界49位。ブリスベンとゴールドコーストに複数キャンパスを持ち、留学生向け奨学金は最大50%です。医療・スポーツ・観光を志す方の定番校になっています。

看護・スポーツ・観光 / 看護学 世界30位・奨学金最大50%
240QS 2027
クイーンズランド工科大学(QUT)
Queensland University of Technology / ブリスベンCBD

学生数約52,000名。「A University for the Real World」を掲げ、産業界と結んだ実践型カリキュラムが中心です。ブリスベン中心部という立地と、2032年オリンピックに向けた都市の成長が追い風になっています。奨学金は25%減額。

IT・ビジネス・クリエイティブ / 2032年五輪都市・奨学金25%
411QS 2027
南クイーンズランド大学(UniSQ)
University of Southern Queensland / トゥーンバ・イプスウィッチ 指定地域

学部卒業生の初任給が全豪1位、卒業3か月以内の就職率は84%。入学機会は年3回あり、全キャンパスが指定地域に該当します。「順位ではなく出口の数字で選ぶ」場合の最有力候補です。

工学・教育・ビジネス / 初任給 全豪1位・年3回入学
436QS 2027
セントラルクイーンズランド大学(CQU)
CQUniversity Australia / ロックハンプトン他11拠点 指定地域

全豪最大級の11拠点を展開する大学。学部フルタイム就職率は全豪4位、学部卒業生の84%が卒業後に就業しています。入学は年3回。都市部から地方まで拠点を選べる柔軟さが特徴です。

看護・工学・ビジネス / 就職率 全豪4位・年3回入学・11拠点
438QS 2027
ジェームズクック大学(JCU)
James Cook University / ケアンズ・タウンズビル 指定地域

グレートバリアリーフに面したケアンズ・タウンズビルが本拠。海洋生物学・熱帯地域研究では世界的な評価を得ています。研究環境そのものが世界遺産に隣接しているという、代替の効かない立地です。

海洋生物学・熱帯医学・環境 / 世界遺産に隣接する研究環境
545QS 2027
ボンド大学
Bond University / ゴールドコースト 私立 指定地域

オーストラリア初の私立大学。3学期制のため、学士を最短2年で取得できるのが最大の特徴です。1クラスあたりの学生数が非常に少なく、学費は高めですが在学期間が短い分、総額では見え方が変わります。法学・ビジネス・スポーツ科学に定評。

法学・ビジネス・スポーツ科学 / 最短2年で学士・少人数制
851
-900
QS 2027
サンシャインコースト大学(UniSC)
University of the Sunshine Coast / サンシャインコースト 指定地域

ビーチまで車で数分という環境にある、少人数教育が持ち味の大学。学生数が比較的少なく、教員との距離が近いことが留学生に好評です。

ビジネス・環境・ヘルス / 少人数教育・ビーチが徒歩圏
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西オーストラリア州

WESTERN AUSTRALIA / PERTH

国土の3分の1を占める、オーストラリア最大の州。州都パースは日本との時差がわずか1時間です。資源産業が州経済を牽引し、工学・鉱山・環境分野の求人が豊富。東海岸より生活費が抑えめで、パース市内全域が指定地域に指定されている点は、卒業後を見据える方にとって決定的な条件になります。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1

1パース・フリマントル

77QS 2027
西オーストラリア大学(UWA)
The University of Western Australia / パース・クローリー Go8 指定地域

WA州で唯一のGo8メンバー。1911年創立で、白い砂岩の校舎とスワン川沿いのキャンパスは国内でも有数の美しさです。医学・地球科学・農業経済に強みがあります。

医学・地球科学・農学 / WA州唯一のGo8・指定地域
189QS 2027
カーティン大学
Curtin University / パース・ベントレー 指定地域

鉱物・鉱山工学は世界4位、ARWU(世界大学学術ランキング)では世界トップ1%。学部フルタイム就職率はWA州1位で、留学生向け奨学金は最大40%。資源・工学を学ぶなら国内屈指の選択肢です。

鉱山工学・建築・ビジネス / 鉱山工学 世界4位・奨学金最大40%
422QS 2027
マードック大学
Murdoch University / パース・マードック 指定地域

1973年設立。学部の工学・テクノロジー、そして獣医学の教育体験で全豪1位の評価を得ています。研究分野の81%が世界水準以上。学部の標準英語要件はIELTS 6.0と現実的で、留学生には20%の授業料減額があります。

獣医・工学・環境 / IELTS 6.0・授業料20%減額・獣医で全豪1位
551QS 2027
エディスコーワン大学(ECU)
Edith Cowan University / パース・ジュンダラップ 指定地域

付属の西オーストラリア舞台芸術アカデミー(WAAPA)はオーストラリアを代表するパフォーミングアーツ養成機関で、俳優・ミュージシャンを多数輩出しています。看護・サイバーセキュリティにも強みがあります。

舞台芸術・看護・IT / WAAPA(豪州随一の舞台芸術)
WA
フリマントル
ノートルダム・オーストラリア大学
The University of Notre Dame Australia / フリマントル・シドニー・ブルーム 私立

1989年設立の私立カトリック系大学。学生対教員比とスキル開発の評価は最高5つ星、卒業4か月後の就職率は83.1%。学部留学生には25%の授業料減額があり、標準的な学部コースの英語要件はIELTS 6.0です。少人数のチュートリアル中心で、医学・看護・教育に強みがあります。

医学・看護・教育 / 授業料25%減額・IELTS 6.0・就職率83.1% 大学の詳細ガイド奨学金の詳細
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南オーストラリア州

SOUTH AUSTRALIA / ADELAIDE

大陸の中央南部に位置する州。州都アデレードは「20分都市」と呼ばれるコンパクトな街で、生活費はシドニー・メルボルンより明確に安く済みます。アデレード都市圏全域が指定地域であり、Go8の大学に通いながら地域加点を得られる、国内では珍しい組み合わせが成立します。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1

1アデレード

79QS 2027
アデレード大学
Adelaide University / アデレード Go8 指定地域

2026年1月1日、旧アデレード大学と南オーストラリア大学(UniSA)が統合して誕生した新しい大学です。Go8のメンバーシップを引き継ぎながら、UniSAの実務的な強みを取り込んだ体制になりました。UniSAへの出願を検討していた方は、現在はこの大学が受け皿になります。

医学・ワイン科学・工学 / 2026年1月にUniSAと統合・Go8+指定地域
374QS 2027
フリンダース大学
Flinders University / アデレード・ベッドフォードパーク 指定地域

医療・看護・social work(社会福祉)に定評のある大学。附属病院と一体化した医学教育が特徴で、実習環境が充実しています。生活費の安さと指定地域の組み合わせで、費用対効果の高い選択肢です。

医学・看護・社会福祉 / 附属病院と一体の医学教育
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タスマニア州

TASMANIA / HOBART・LAUNCESTON

本土の南、バス海峡を挟んだ位置にあるオーストラリア唯一の島州。州全体が指定地域で、生活費は国内でも最安水準です。自然環境と食文化に恵まれ、落ち着いて学びたい方に向いています。緯度が高いぶん、冬は本土よりはっきり寒くなります。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1 2

1ローンセストン2ホバート

311QS 2027
タスマニア大学(UTAS)
University of Tasmania / ホバート・ローンセストン 指定地域

1890年創立、州内唯一の大学。南極・海洋研究では世界的な拠点であり、この分野を志すなら立地そのものが研究資源になります。学費・生活費・ビザ加点の3点で条件が良く、費用を重視する方の定番校です。

海洋・南極研究・看護 / 州全体が指定地域・生活費が国内最安水準
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ノーザンテリトリー

NORTHERN TERRITORY / DARWIN

大陸の中央北部にひろがる準州。熱帯性気候のダーウィンが州都です。人口が少なく、永住権の観点では国内で最も条件が優遇されるエリアのひとつ。アジアに地理的に近く、日本からのアクセスも比較的良好です。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS 1

1ダーウィン

634QS 2027
チャールズ・ダーウィン大学(CDU)
Charles Darwin University / ダーウィン 指定地域

THE世界大学ランキング2026で世界のトップ23%に入る大学。フルタイム就職率は全国平均を10.5ポイント上回り、最上位の奨学金では学費が50%減額されます。日本の高校の評定3.5から出願でき、NT全域が指定地方地域という条件は永住権を視野に入れる方にとって強力です。

看護・工学・環境 / 評定3.5から出願可・奨学金最大50%・就職率+10.5pt
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複数州にキャンパスを持つ大学

MULTI-CAMPUS / NATIONWIDE

州をまたいで拠点を展開し、同じ学位を複数都市で取得できる大学です。「都市は変えたいが大学は変えたくない」というときに選択肢になります。下の地図は、オーストラリアカトリック大学(ACU)が国内拠点を置く5つの州・地域を示しています。

WA NT QLD SA NSW VIC TAS

ブリスベン/シドニー/キャンベラ/メルボルン/バララット/アデレード+ローマ

851
-900
QS 2027
オーストラリアカトリック大学(ACU)
Australian Catholic University / 国内7都市+ローマ 私立

1991年設立。国内7都市+ローマの計8拠点を持ち、学生総数約35,300人・97カ国から学生が集まります。看護・教育・理学療法といった対人専門職に強く、実習先のネットワークが充実しているのが特徴です。宗教を問わず入学できます。

看護・教育・理学療法 / 8拠点・97カ国から約35,300人
掲載していない大学(チャールズ・スタート大学など)についても、ご希望があれば個別にご案内できます。「この分野を学びたいが、どの大学が強いかわからない」という段階でのご相談が、最も効果的です。
04

Group of 8(Go8)とは

GROUP OF EIGHT ── オーストラリアの名門8大学

Group of 8(Go8/グループ・オブ・エイト)は、オーストラリアの研究集約型大学8校で構成される連合体です。1999年に正式に発足し、アメリカのアイビーリーグ、イギリスのラッセル・グループに相当する位置づけとして語られます。

大学名QS 2027都市指定地域
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)19シドニー
メルボルン大学22メルボルン
シドニー大学28シドニー
オーストラリア国立大学(ANU)29キャンベラ対象
モナッシュ大学31メルボルン
クイーンズランド大学(UQ)40ブリスベン
西オーストラリア大学(UWA)77パース対象
アデレード大学79アデレード対象

Go8を選ぶメリットと、正直なデメリット

01

研究力とブランドが強い

オーストラリアの研究資金の大部分がこの8校に集中します。大学院進学や研究職を目指すなら、指導教員の層の厚さが決定的な差になります。日本国内での知名度も高く、帰国就職時に説明が要りません。

02

入学要件が高い

英語要件はIELTS 6.5〜7.0が基準。日本の高校の評定平均も4.0前後が求められ、オーストラリア国立大学のようにSAT・共通テストのスコアを課す大学もあります。準備期間が1年以上必要になるケースが大半です。

03

学費は最も高い層

年間A$45,000〜A$60,000が中心帯で、地方大学の2倍近くになることもあります。3年間で見れば数百万円の差です。「Go8だから」という理由だけで選ぶと、この差に見合う成果が出ないことがあります。

正直に言うと ── Go8が向かない人もいます 卒業後にオーストラリアで働きたい方、費用を抑えたい方、実務スキルを最短で身につけたい方にとって、Go8が最適解とは限りません。就職率・初任給・インターン組み込み・指定地域加点といった指標では、Go8以外の大学が上位に来ることが実際にあります。私たちが「まず目的を聞かせてください」とお願いするのは、この順序を逆にすると後戻りが効かないからです。
05

Go8以外で狙い目の大学

HIDDEN GEMS ── 出口の数字で選ぶ

ランキングの順位ではなく「卒業後にどうなったか」という数字で見ると、まったく別の顔ぶれが浮かび上がります。以下はいずれも各大学が公表しているデータです。

大学強みの数字費用・条件面
南クイーンズランド大学 学部卒業生の初任給 全豪1位
卒業3か月以内の就職率 84%
年3回入学/全キャンパス指定地域
フェデレーション大学 大学院フルタイム就職率 全豪1位
大学院卒の初任給中央値 A$104,200
奨学金 最大50%/学部に60日のCo-op
セントラルクイーンズランド大学 学部フルタイム就職率 全豪4位
学部卒業生の84%が就業
全豪最大級11拠点/年3回入学
マードック大学 学部 工学・テクノロジー/獣医学の
教育体験 全豪1位
IELTS 6.0/授業料20%減額
カーティン大学 鉱物・鉱山工学 世界4位
学部就職率 WA州1位
奨学金 最大40%/パースは指定地域
ニューイングランド大学 総合的な学生体験 20年連続5つ星
留学生の学びの満足度 全豪1位
授業料20%減額/年3回入学
ヴィクトリア大学 スポーツ科学 世界6位
雇用主満足度 州1位
ブロックモデル/奨学金 最大30%
ノートルダム・オーストラリア大学 学生対教員比・スキル開発 ★5
卒業4か月後の就職率 83.1%
授業料25%減額/IELTS 6.0
チャールズ・ダーウィン大学 フルタイム就職率が全国平均比 +10.5pt
THE世界ランキング トップ23%
評定3.5から出願可/奨学金最大50%

※ 各大学が公表している最新データにもとづきます。年度により数値は変動します。詳細と出典は各大学の個別ページに記載しています。

06

学費と生活費のリアル

COST ── 年間いくら必要か

オーストラリア留学でかかる費用は、大きく「授業料」「生活費」「初期費用」の3つに分かれます。ここを分けて考えないと、資金計画は必ずずれます。

費目年間の目安内容
授業料A$26,000〜60,000
(約260万〜600万円)
大学・分野で2倍以上の差。工学・医学系は高め
住居費約100万〜180万円シェアハウス/学生寮/ホームステイで大きく変動
食費・日用品約40万〜70万円自炊中心か外食中心かで差が出る
交通・通信約15万〜30万円州により学生割引の有無が異なる
OSHC(保険)約6万〜8万円留学生は加入が義務。ビザの条件
合計約420万〜880万円大学・都市の選び方で400万円以上の差がつく

※ 円換算は A$1=約100円で試算した目安です。為替の影響が大きいため、実際の資金計画では余裕を持たせてください。学生ビザの申請時には生活費の資金証明が必要で、その基準額は年度ごとに改定されます。最新の基準は出願時に必ずご確認ください。

同じ「オーストラリア留学」でも、総額はここまで変わる

パターン大学の例3年間の概算
費用重視地方大学+シェアハウス+奨学金20〜30%約1,300万〜1,600万円
バランス型中堅都市の総合大学+学生寮約1,600万〜2,000万円
ブランド重視Go8+シドニー/メルボルン約2,000万〜2,600万円
費用を下げる3つの現実的な手段 ① 学費が低い大学を選ぶ(年A$26,000台の大学が実在します)/② 奨学金を必ず併願する(20〜50%減額の制度が広く存在し、多くは出願と同時に自動審査)/③ 都市を変える(アデレード・ホバート・パースは家賃がシドニーの6〜7割)。この3つを組み合わせると、総額で500万円以上変わることは珍しくありません。
07

学費を抑えやすいオーストラリアの大学

AFFORDABLE ── 年間260万円台から

「留学は高い」というイメージのまま検討をやめてしまう方が多いのですが、大学を選び直すだけで年間200万円近く変わるのがオーストラリアです。以下は学費を抑えやすい大学の代表例です。

大学年間学費の目安特徴
サザンクロス大学A$26,000
(約260万円)
大半のコースで学費が一律。金額が読める
チャールズ・ダーウィン大学約240万〜290万円NT全域が指定地域。奨学金最大50%
トーレンス大学約200万〜300万円私立。デザイン・ホスピタリティに特化
タスマニア大学約250万〜300万円州全体が指定地域。生活費も国内最安水準
ニューイングランド大学授業料 20%減額学生満足度が全豪トップクラス
ノートルダム・オーストラリア大学授業料 25%減額私立。少人数制・IELTS 6.0で出願可
オーストラリアカトリック大学約260万〜310万円全国8拠点。看護・教育に強い
ディーキン大学約260万〜310万円メルボルン近郊で学費が抑えめ
グリフィス大学約260万〜320万円奨学金最大50%。看護学が世界30位

※ 金額はコース・年度・為替により変動する目安です。出願前に必ず最新の学費表をご確認ください。奨学金を適用すると、上記よりさらに下がるケースが多くあります。

08

入学条件と英語スコアの目安

REQUIREMENTS ── 判断材料は2つだけ

オーストラリアの大学には入学試験がありません。判断材料は「高校(または大学)の成績」と「英語スコア」の2つだけです。逆に言えば、この2つを基準まで持っていければ合格します。

進学先IELTS(目安)学業成績(目安)期間
ファウンデーション5.5高校卒業(評定3.0〜)8〜12か月
ディプロマ(2年次編入)5.5〜6.0高校卒業(評定3.0〜3.5)8〜12か月
学部 直接入学(一般)6.0〜6.5評定3.5〜4.03年
学部 直接入学(Go8)6.5〜7.0評定4.0以上+追加要件3年
大学院(修士)6.5〜7.0大卒・GPA 2.5〜3.0以上1〜2年
分野別に英語要件が上がるもの
  • 看護・助産:IELTS 7.0(各セクション7.0)が実質必須。資格登録の要件と連動しています
  • 教育(教員養成):IELTS 7.5(Speaking / Listening 8.0)を求められることがあります
  • 医学・薬学・法学:7.0以上に加え、面接や適性試験が課される場合があります
日本の高校卒業資格の扱いには、大学ごとに差があります 多くの大学は高校3年間の評定平均で判断しますが、オーストラリア国立大学のようにSAT・ACTまたは大学入学共通テストのスコア提出を求める大学もあります。これを知らずに準備を進めて出願時期に間に合わなくなるケースが、毎年必ず発生します。志望校が決まったら、まずここを確認してください。
09

高校卒業後の進学ルート

PATHWAY ── 英語力が足りなくても道はある

「IELTS 6.5なんて到底届かない」と感じた方も、諦める必要はありません。オーストラリアには大学に接続するための正規ルートが3本、用意されています。

ROUTE 01直接入学 ── 成績と英語がそろっている場合

日本の高校卒業

評定 3.5〜4.0

IELTS 6.0〜6.5

出願と同時に提出

学部1年

3年で卒業

最短ルート。準備が間に合えば、余計な費用も時間もかかりません。高校2年生のうちからIELTSの準備を始められるかが分かれ目です。
ROUTE 02ファウンデーション ── 学力・英語ともに底上げしたい場合

日本の高校卒業

評定 3.0〜

ファウンデーション

8〜12か月/IELTS 5.5

学部1年

合計 約4年

大学付属の進学準備課程。アカデミック英語・レポートの書き方・専門科目の基礎を英語で学びます。基準点を満たせば提携大学へ進学でき、Go8にもこのルートで入れます。
ROUTE 03ディプロマ ── 最短で学部2年次に入る

日本の高校卒業

評定 3.0〜3.5

ディプロマ

8〜12か月/IELTS 5.5〜6.0

学部2年

合計 約3年

学部1年次の単位を含む課程のため、修了後は2年次に編入できます。少人数クラスで手厚くサポートを受けながら、直接入学と同じ3年で卒業できるのが最大の利点です。
英語スコアがまだない段階なら 大学付属の語学学校(ELICOS/Direct Entry Program)から始める方法があります。修了すればIELTSのスコア提出が免除される大学が多く、「IELTSを受けずに大学へ進む」ことも可能です。時間と費用はかかりますが、確実性の高いルートです。
10

失敗しない大学の選び方 5つの軸

HOW TO CHOOSE ── 絞り込む順番が決め手

大学選びで後悔する方には共通点があります。順番が逆になっていることです。ランキングから入ると、途中で必ず費用かビザの条件にぶつかって、最初からやり直しになります。以下の順で絞ってください。

01

卒業後にどうしたいか(これが最初)

オーストラリアで働きたいのか、日本に帰って就職するのか、大学院に進むのか。現地就職・永住権を視野に入れるなら、指定地方地域の大学が最初から有利です。日本での就職を考えるなら、知名度のあるGo8や都市部の大学に分があります。この一問で候補は半分に減ります。

02

予算の上限を先に決める

3年間で用意できる金額を最初に確定させます。総額1,300万円なのか2,500万円なのかで、選べる大学はまったく違います。途中で資金が尽きて中退するのが最悪の結末なので、ここは希望的観測を入れずに計算してください。

03

学びたい分野で強い大学を探す

総合順位ではなく分野別ランキングで見ます。看護ならグリフィス大学(世界30位)、鉱山工学ならカーティン大学(世界4位)、デザインならRMIT大学(世界19位)、スポーツ科学ならヴィクトリア大学(世界6位)。総合順位が中位でも、その分野では世界トップという大学が多数あります。

04

今の英語力から逆算する

現在のIELTSスコアと、出願までに残された月数で、現実的に届く水準を判断します。足りないなら直接入学にこだわらず、ディプロマ経由で同じ大学の2年次に入るほうが、結果的に早く確実に卒業できます。

05

最後に、その街で3年暮らせるか

気候・物価・日本人コミュニティの規模・アルバイトの見つけやすさ。ダーウィンの夏は日本の真夏より暑く、ホバートの冬は本土よりはっきり寒いです。大学は替えられても、街の性格は替えられません。ここは正直に自分の適性で選んでください。

大学名から入ると迷います。「卒業後にどこで何をしていたいか」から入ると、40校が5校まで一気に絞れます。

11

出願から渡航までのスケジュール

TIMELINE ── 1年前から動くのが標準

オーストラリアの学年は2月に始まります。「行きたい年の1年前」から動き出すのが標準的なペースです。

時期やることポイント
12〜15か月前目的の整理・大学の絞り込み・費用計画ここでの判断が最後まで効いてくる
10〜12か月前IELTSの学習開始・1回目の受験スコアは複数回受けて更新するのが前提
8〜10か月前出願書類の準備(成績証明・卒業証明の英文)高校への発行依頼に時間がかかる
6〜8か月前大学へ出願・奨学金の申請奨学金は締切が早い。出願と同時が鉄則
4〜6か月前Offer受領・学費の一部支払い・CoE取得CoEがないとビザ申請に進めない
2〜4か月前GSステートメント作成・学生ビザ申請GSは審査の要。準備に時間をかける
1〜2か月前OSHC加入・住居手配・航空券手配2月入学は住居の競争が激しい
渡航オリエンテーション・履修登録開始1週間前には現地入りしたい
GS(Genuine Student)は、いま最大の関門です 2024年に導入されたGS要件により、学生ビザの審査では「なぜこの大学・このコースなのか」「学歴やキャリアとどうつながるのか」「卒業後にどうするのか」を文章で説明する必要があります。ここが弱いとビザが下りません。アンアルウェンではGSステートメントの作成を無料でフルサポートしています。
12

奨学金で学費を下げる

SCHOLARSHIP ── 申請しないと損をする制度

オーストラリアの大学の奨学金は、日本の「難関の給付型奨学金」とは性質が違います。多くは授業料の減額(20〜50%)という形で、出願すれば自動的に審査されるものです。つまり、申請しない理由がほとんどありません。

大学減額幅申請方法
西シドニー大学最大 A$10,000申請書不要・出願で自動審査
マッコーリー大学年 A$5,000日本国籍が対象に明記
グリフィス大学最大 50%成績にもとづく審査
フェデレーション大学最大 50%成績にもとづく審査
チャールズ・ダーウィン大学最大 50%最上位の奨学金
カーティン大学最大 40%成績にもとづく審査
スウィンバーン工科大学最大 30%成績にもとづく審査
ヴィクトリア大学最大 30%成績にもとづく審査
ノートルダム・オーストラリア大学25%学部留学生向けの授業料減額
クイーンズランド工科大学25%留学生向け奨学金
マードック大学20%留学生向け授業料減額
ニューイングランド大学20%留学生の授業料減額

※ 制度の内容・金額・締切は年度により変更されます。最新の条件は各大学の個別ページ、または無料相談でご確認ください。

13

留学体験談

VOICE ── 実際に進学した方から
M
Mizukiさん
サザンクロス大学 在学中

英語力に不安がありましたが、自分に合った大学を提案してもらえました

英語力に不安がありましたが、自分に合った大学を提案してもらい、安心して進学を決めることができました。出願やビザの手続きも丁寧にサポートしてもらえたので、スムーズに留学準備ができました。現地に来てからも相談できる環境があり、不安なく生活できています。初めての留学でも安心してスタートできました。

20
20代・女性
オーストラリアの大学へ進学

出願やビザの手続きまで見てもらえたので、準備がスムーズでした

英語力に自信がなかったので不安でしたが、自分に合った大学を提案してもらい、安心して進学を決めることができました。出願やビザの手続きもサポートしてもらえたので、スムーズに留学準備ができました。

20
20代・男性
オーストラリアの大学へ進学

費用を抑えたいという希望に合わせて大学を紹介してもらいました

費用をできるだけ抑えたいという希望に合わせて大学を紹介してもらいました。現地に行ってからも相談できる環境があったので、とても心強かったです。

AN
カウンセラーより
アンアルウェン 進学カウンセリング担当

大学一覧をひととおり見て、それでも決められない ── それが普通です。私たちのところに来られる方の大半が、その状態から始まります。

ご相談のときに私たちが最初に伺うのは、大学名ではありません。「卒業したあと、どこで何をしていたいか」です。オーストラリアで働き続けたいのか、日本に戻るのか、まだ決めていないのか。ここが定まると、40校の中から候補が5校程度まで一気に絞れます。順位表を上から眺めるより、はるかに早く、納得のいく結論にたどり着けます。

そして正直にお伝えすると、ご希望をそのまま叶えるのが難しいケースもあります。予算と志望校が合わない、英語力と出願時期が噛み合わない ── そうしたときは、無理に押し通すのではなく、代替案と、その選択で何を得て何を諦めることになるのかを、はっきりお話しします。

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他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

WHY AN ARWEN ── 2008年設立・3,000名以上
01

GS対策・ビザ申請まで無料

学校選び・出願手続き・GS(Genuine Student)対策・学生ビザ申請を、すべて無料でサポートします。

02

渡航後も日本と現地の両方から支援

オーストラリアに提携オフィスがあり、滞在中から帰国まで継続してご相談いただけます。

03

毎月12名様限定

一人ひとりに時間をかけるため、サポート人数を限定しています。大手のような画一的な案内はしません。

04

スタッフが実際に訪問した学校だけを紹介

授業や校内の雰囲気を自分の目で確認したうえで厳選しています。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

オーストラリア留学に特化して積み上げてきた実績があります。

06

メリットだけでなく現実も率直に伝える

費用や生活面のデメリットも隠さずお伝えします。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、アンアルウェンが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

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アンアルウェンの無料サポート

SUPPORT ── 出願前 11項目・渡航後 10項目
出願前サポート
  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション
渡航後サポート
  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート
Q

よくある質問

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

オーストラリアの大学は全部で何校ありますか?

約40校です。日本の大学が約800校あるのと比べると圧倒的に少なく、そのほとんどが公立(州立・国立)です。数が限られているぶん、一校ずつ比較して選びきることが現実的に可能です。

オーストラリアで一番良い大学はどこですか?

QS世界大学ランキング2027ではニューサウスウェールズ大学(UNSW/世界19位)が国内1位です。ただし「良い大学」の定義は目的によって変わります。卒業生の初任給では南クイーンズランド大学、大学院の就職率ではフェデレーション大学が全豪1位を取っており、鉱山工学ならカーティン大学、看護ならグリフィス大学が上位です。総合順位は候補を知るための入口として使うのが適切です。

日本の高校を卒業していれば、そのまま出願できますか?

大学によります。多くの大学は高校3年間の評定平均と英語スコアで判断しますが、オーストラリア国立大学のようにSAT・ACTまたは大学入学共通テストのスコア提出を求める大学もあります。評定が足りない場合は、ファウンデーションまたはディプロマ経由で進学するルートが用意されています。

留学費用は年間いくらぐらいかかりますか?

授業料が年間 約260万〜600万円、生活費が約150万〜250万円で、合計 約420万〜880万円が目安です。大学と都市の選び方、奨学金の有無で400万円以上の差がつきます。学費が年A$26,000(約260万円)で一律のサザンクロス大学のような選択肢もあります。

IELTSのスコアがなくても出願できますか?

できます。大学付属の語学学校(ELICOS/Direct Entry Program)を修了すれば、IELTSのスコア提出が免除される大学が多くあります。ただし語学学校の期間分だけ費用と時間が増えるため、可能な範囲でIELTSを受けておくほうが総額は抑えられます。

「指定地方地域」の大学を選ぶと、どんなメリットがありますか?

卒業生ビザ(サブクラス485)の滞在期間が延長されるほか、永住権を申請する際の加点対象になります。キャンベラ・アデレード・パース・ホバート・ダーウィン・ケアンズ・ウーロンゴンなどが該当し、Go8のオーストラリア国立大学・西オーストラリア大学・アデレード大学も対象です。名門大学に通いながら地域の優遇を受けられる、という組み合わせが成立します。

UniSA(南オーストラリア大学)に出願したいのですが、見当たりません。

2026年1月1日に、旧アデレード大学と南オーストラリア大学(UniSA)が統合し「アデレード大学(Adelaide University)」となりました。UniSAへの進学を検討されていた方は、現在はアデレード大学が受け皿になります。旧UniSAの実務的なコースの多くは新体制に引き継がれています。

私立大学と公立大学、どちらを選ぶべきですか?

学位の価値に差はありません。オーストラリアではすべての大学がTEQSA(高等教育質保証機関)の認可を受けており、公私で扱いが変わることはありません。ボンド大学は3学期制で最短2年、ノートルダム・オーストラリア大学は少人数のチュートリアル中心と、私立は「学び方の設計」で選ぶのが実情に合っています。

いつから準備を始めればいいですか?

入学したい時期の12〜15か月前が標準です。2月入学なら前年の春から、7月入学なら同年の初めには大学選びを始めてください。奨学金は出願と同時に締め切られるものが多く、動き出しが遅れると受けられる制度が減ります。

相談は無料ですか?

はい。学校選びから出願手続き、GS対策、学生ビザ申請まですべて無料です。ただし一人ひとりに時間をかけるため、毎月12名様限定とさせていただいています。

FREE CONSULTATION ── 毎月12名様限定

40校の中から、あなたに合う5校を一緒に絞り込みます

「順位は気にしないけれど、卒業後に現地で働きたい」「予算は1,500万円まで」「看護を学びたいが英語力が足りない」── どんな条件からでも構いません。学校選び・出願・GS対策・ビザ申請まで、すべて無料でサポートします。オーストラリア留学一筋で、2008年から3,000名以上をお手伝いしてきました。

出典・参考
  • QS World University Rankings 2027(Quacquarelli Symonds、2026年6月発表)
  • Group of Eight Australia 公式サイト
  • 各大学の公式サイト(学費表・入学要件・奨学金規定)
  • Australian Government Department of Home Affairs(学生ビザ・卒業生ビザ・指定地方地域)
  • Quality Indicators for Learning and Teaching(QILT)Graduate Outcomes Survey

最終更新日:2026年8月1日/制作:オーストラリア留学エージェント アンアルウェン(2008年設立)

※ 学費・入学条件・奨学金・ランキングは変更される場合があります。出願前には必ず各大学の公式情報、または当社の無料相談にて最新の内容をご確認ください。

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