🇦🇺 オーストラリア留学 / 大学奨学金・シドニー
「もらえるかどうか」ではなく「いくらもらえるか」。西シドニー大学の奨学金は出願と同時に自動審査され、
コース期間の全期間に適用されます。申請書もエッセイも要りません。
西シドニー大学(Western Sydney University/WSU)の留学生向け奨学金は、オーストラリアの大学のなかでも設計が独特です。
多くの大学では、奨学金は「成績優秀者への褒賞」です。競争があり、外れることがあります。ところがWSUは違います。看護・医学を除く学部コースには、成績条件なしで年$5,000が自動的に付与されます。大学院にいたっては、指定された8つのコースなら成績にかかわらず年$10,000です。
そして、これらの奨学金には専用の申請書がありません。コースへの出願がそのまま奨学金の審査を兼ねており、結果はオファーレターとあわせて通知されます。エッセイの準備も、別の締切の管理も不要です。
ただし――申請書がないということは、アピールの余地もないということです。判定材料は出願時に提出した成績と、選んだコースだけ。だからこそ、出願前の準備がそのまま結果になります。このページでは、各奨学金の条件を整理したうえで、日本人留学生が現実的にいくら受け取れるのかまでお伝えします。
| 奨学金名 | 給付額 | 主な条件 | 申請 | 日本人 |
|---|---|---|---|---|
| Undergraduate Scholarship |
$5,000/年 コース全期間 |
成績条件なし。看護・医学を除くすべての学部コース | 不要 | 対象 |
| Academic Merit Scholarship |
$10,000/年 コース全期間 |
ATAR 75相当以上/HKDSE 18/CSAT 320/IB 28/大学1年次GPA 70%のいずれか | 不要 | 対象 |
| Year 12 Australia Scholarship |
$10,000/年 コース全期間 |
オーストラリア国内のYear 12在学中の留学生(看護・医学を除く) | 不要 | 条件付き |
| Bachelor of Nursing Scholarship |
$5,000/年 コース全期間 |
看護学部専用。ATAR 70相当以上の成績が必要 | 要確認 | 対象 |
| Postgraduate Scholarship |
$5,000/年 コース全期間 |
GPA 2.40/4.00・2.70/4.50・4.20/7.00、またはWAM 60%以上 | 不要 | 対象 |
| Postgraduate Merit Scholarship |
$10,000/年 コース全期間 |
GPA 3.00/4.00・3.38/4.50・5.25/7.00、またはWAM 75%以上 | 不要 | 対象 |
| 指定コース 奨学金 |
$10,000/年 コース全期間 |
成績不問。Master of Business Analytics、Master of ICT、Master of Teaching各専攻など8コース | 不要 | 対象 |
| Alumni Scholarship |
$10,000/年 コース全期間 |
WSU卒業生が2つ目の学位を取得する場合 | 不要 | 対象 |
| 英語コース(ELC) 授業料割引 |
授業料20%割引 | 2027年度に付属英語コースへ入学する留学生(自動適用) | 不要 | 対象 |
| 対象外のコース | ― | Bachelor of Clinical Science (Medicine)/Doctor of Medicine/Master of Nursing Practice (Preregistration) | ― | 対象外 |
※金額はオーストラリアドル(AUD)。奨学金の名称・金額・条件は入学年度ごとに改定されます。本ページは2026年8月時点の公開情報にもとづく2027年度の内容です。出願年度の条件を必ずご確認ください。
学部の設計を一言でまとめると、「年$5,000が最低ライン、条件を満たせば年$10,000」です。ゼロという選択肢が(看護・医学を除いて)存在しない点が、WSUの奨学金の最も特徴的なところです。
看護・医学を除くすべての学部コースに、成績条件なしで自動付与されます。WSUの学部に入学が決まった時点で、年$5,000が確保されるということです。
学力基準を満たす方は、$5,000ではなく年$10,000が適用されます。基準は下記のいずれかひとつを満たせば対象です。
日本の高校からの出願で見落とされがちなのが、最後の項目です。「ATAR 75相当」は日本の評定平均に単純換算できる指標ではありませんが、日本の大学に1年以上在籍した方であれば「大学1年次GPA 70%以上」という別のものさしで判定される可能性があります。
$5,000と$10,000の差は、3年制で$15,000、4年制で$20,000(約194万円※)。どちらの基準で判定されるかを出願前に整理しておく価値があります。
※1AUD=97円で計算した参考値です。
オーストラリア国内のYear 12(高校最終学年)に在学する留学生を対象に、成績にかかわらず年$10,000が自動付与されます(看護・医学を除く)。
オーストラリアの高校へ留学中で、そのまま現地の大学へ進学したいと考えている方には、成績を問わず最高額が確保できる非常に有利な制度です。日本の高校からの直接出願では対象になりません。
看護学部(Bachelor of Nursing)は上記のUndergraduate Scholarship(自動付与)の対象外です。そのかわりに、ATAR 70相当以上を条件とする専用の奨学金が用意されています。
※Master of Nursing Practice (Preregistration) は奨学金の対象外です。看護分野を志望される方は、コース名まで含めて対象可否をご確認ください。
大学院は成績(GPA/WAM)で$5,000と$10,000に分かれます。ただし後述の「指定コース」に該当する場合は、成績にかかわらず$10,000です。まずは成績基準から見ていきます。
次のいずれかを満たす方が対象です。
次のいずれかを満たす方が対象です。日本の大学で「おおむね優以上」を維持していた方が目安になります。
WAM 75%が、大学院の分岐点です。WAM(Weighted Average Mark)は履修単位で重み付けした平均点。ここを超えるかどうかで、2年制の修士なら総額$10,000(約97万円※)の差がつきます。
日本の大学は「優・良・可」「S・A・B・C」など評価方式が大学ごとに異なり、GPAを算出していない大学もあります。成績証明書に評価基準の凡例(各評価が何点に相当するか)が併記されているかどうかで、大学側の換算のしやすさが変わります。実務上、ここは無視できない差になります。
※1AUD=97円で計算した参考値です。
WSUの卒業生が2つ目の学位を取得するために再入学する場合、成績にかかわらず年$10,000が自動付与されます。WSUで学部を修了して、そのまま大学院に進む場合などが該当します。
これは長期の進学プランを立てる際に効いてきます。学部からWSUを選び、大学院もWSUで、という進み方をすれば、大学院では成績を問わず最高額が確保されるということです。
WSU奨学金の最大の特徴
以下のコースに入学した場合、成績にかかわらず年$10,000が自動付与されます。WAM 75%に届かない方でも、これらのコースを選べば最高額が確保できるということです。
この8コースの顔ぶれには、明確な意味があります。IT、データ分析、教員、ソーシャルワーカー、不動産開発――いずれもオーストラリアが人材を必要としている分野です。
つまりこの奨学金は「成績優秀者への褒賞」ではなく、「この分野に来てほしい」という大学からのメッセージです。だからこそ成績を問わないのです。
そしてこれらの分野は、卒業後のキャリアが制度で担保されている分野でもあります。教員は州の教員登録、ソーシャルワークはAASW認定――学位がそのまま職業資格につながります。奨学金が出るコースと、就職につながるコースが重なっているのがWSUの構造です。
もちろん「奨学金のためにやりたくない分野を選ぶ」のは本末転倒です。そこは率直に申し上げます。
ただ、志望分野がこれらと隣接している場合は、比較検討する価値が確実にあります。「IT系の修士を考えている」方にとってのMaster of ICT、「教育に関心がある」方にとってのMaster of Teaching――2年制なら総額$20,000(約194万円)の差がつくことがあります。知らずに別のコースを選んでしまうのが、いちばんもったいないパターンです。
2026年度は、学生ビザで英語コースのみを受講する場合、日本マーケット向けの料金として週A$485が設定されています。申請は不要で、日本からの出願であれば適用されます。
英語力に不安がある方にとって、これは実質的な救済措置です。「IELTSが足りないから英語コースから始める」というルートは、通常なら費用が上乗せになります。ところが日本マーケット向けの料金があれば、その負担がかなり抑えられます。
さらに、この料金は学部・大学院の奨学金とは完全に別制度です。英語コースで割安な料金の恩恵を受けたうえで、本科に進学すれば改めて年A$5,000〜10,000の奨学金が適用されます。両取りができるということです。
英語コースと本科課程をパッケージで出願すれば、「英語要件を満たすこと」を条件とする入学許可(Conditional Offer)を先に取得できます。この方法には3つの利点があります。
特に看護・教育のように各バンド7.0が必要なコースを志望する方には、この方法を強くおすすめしています。
※週A$485は2026年度・学生ビザ・英語コース単独受講の場合の日本マーケット料金です。英語コースと本科をパッケージで出願する場合の適用額は別途ご確認が必要です。料金は年度ごとに改定されます。出願時に学校へ確認したうえで正確な金額をお伝えします。コースの内容・レベル・開講日は西シドニー大学付属語学学校のページにまとめています。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
WSUの費用を考えるときは、「英語」と「本科」を分けて見てください。この2つはまったく別の制度で、それぞれ独立に効きます。
英語の段階では日本マーケット料金(2026年度・週A$485)。本科に進んでからは年A$5,000〜10,000の奨学金が申請不要で自動付与され、しかもコース期間の全期間に適用されます。4年制の学部で年A$10,000なら、総額A$40,000。「英語で遠回りしたぶん高くつく」という構図になりにくいのが、WSUの設計です。
ひとつだけ注意点を。料金は年度ごとに改定されます。上記は2026年度の日本マーケット料金です。2027年度以降に渡航予定の方には、料金が確定した時点でお伝えします。現時点のお見積もりは2026年度の水準を前提に、幅を持たせてお出しします。
「申請不要」は楽である一方、対策の余地が狭いということでもあります。WSUの奨学金でできる対策は、実質的に次の3つに絞られます。
①指定コース(成績不問で$10,000)を志望分野の選択肢に入れられないか検討する/②成績が正しく評価される形で書類を整える(成績証明書の英訳の仕方や評価基準の凡例の有無で判定が変わることがあります)/③$5,000と$10,000の境界に自分がどちら側にいるかを、出願前に確認する。
このうち①がWSU特有で、かつ最も金額のインパクトが大きい対策です。他大学の奨学金では成立しない考え方なので、見落とされがちです。
奨学金がいくらの軽減になるのか、年間学費の水準別に整理しました。ご自身の志望コースの学費に近い行をご覧ください。
| 年間学費 | 実質年額 | 3年間の軽減額 | 4年間の軽減額 |
|---|---|---|---|
| $28,000 | $23,000 | −$15,000 | −$20,000 |
| $32,000 | $27,000 | −$15,000 | −$20,000 |
| $36,000 | $31,000 | −$15,000 | −$20,000 |
| $40,000 | $35,000 | −$15,000 | −$20,000 |
| 年間学費 | 実質年額 | 2年間 (大学院) | 3年間 (学部) | 4年間 (学部) |
|---|---|---|---|---|
| $28,000 | $18,000 | −$20,000 | −$30,000 | −$40,000 |
| $32,000 | $22,000 | −$20,000 | −$30,000 | −$40,000 |
| $35,000 | $25,000 | −$20,000 | −$30,000 | −$40,000 |
| $40,000 | $30,000 | −$20,000 | −$30,000 | −$40,000 |
※単位はオーストラリアドル(AUD)。これは仮定の学費水準にもとづく単純計算であり、特定コースの学費を示すものではありません。定額型の奨学金のため、軽減額は学費水準にかかわらず一定です(そのぶん学費が低いコースほど軽減率は高くなります)。実際の授業料はコース・年度により異なります。
この表からわかること。年$10,000が4年間続けば$40,000(約388万円※)。2年制の修士でも$20,000(約194万円)です。
定額型なので、学費が低いコースほど軽減率が高くなるという性質もあります。年間$28,000のコースなら$10,000は約36%相当。授業料の3分の1以上が軽減される計算です。「%型」の奨学金を持つ大学と比べても、決して見劣りしません。
※1AUD=97円で計算した参考値です。
2026年度は学生ビザで英語コースのみを受講する場合、日本マーケット料金 週A$485が適用されます。週数別の授業料は次のとおりです。
| 期間 | 日本マーケット料金 2026年度・週A$485 | 日本円の目安 1豪ドル=100円 |
|---|---|---|
| 10週間 | A$4,850 | 約48.5万円 |
| 20週間 | A$9,700 | 約97万円 |
| 30週間 | A$14,550 | 約145.5万円 |
| 40週間 | A$19,400 | 約194万円 |
※上表は2026年度・学生ビザ・英語コース単独受講の日本マーケット料金(週A$485)にもとづく単純計算です。実際の授業料は受講週数・入学時期・コースにより異なり、教材費・入学金などは別途かかります。英語コースと本科をパッケージで出願する場合の適用額は別途ご確認が必要です。料金は年度ごとに改定されます。正確な金額は出願時に学校へ確認してお伝えします。
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WSUの奨学金は年最大$10,000です。学費の全額をカバーするものではないため、日本側の奨学金制度も並行して検討する価値があります。財源も目的も異なるため、両方に挑戦できます。
| 制度 | 概要 | 対象の目安 |
|---|---|---|
| JASSO 海外留学支援制度 (学部学位取得型) | 日本学生支援機構が、海外の大学で学位取得を目指す方を支援する制度 | 海外大学の学部課程に進学する方。年度により募集方式が変わります |
| JASSO 海外留学支援制度 (大学院学位取得型) | 海外の大学院で修士・博士の学位取得を目指す方への支援制度 | 海外大学院への進学者 |
| トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム | 文部科学省と民間企業による官民協働の留学支援制度。JASSOが運営 | 大学生等。年度(期)ごとに募集要項が公表されます |
| 大学独自の派遣制度 | 在籍中の日本の大学が持つ協定・派遣制度や給付型奨学金 | 日本の大学に在籍中の方。国際課にご確認ください |
| 民間財団の奨学金 | 企業・財団が海外留学者向けに提供する給付型奨学金 | 分野・地域・学歴などの条件は財団ごとに異なります |
上記はいずれも西シドニー大学の奨学金ではなく、日本側の制度です。募集時期・支援額・応募資格・選考方法は年度ごとに大きく変わります(募集が行われない年度もあります)。応募をご検討の際は、必ずJASSO・トビタテ!留学JAPANの公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。
アンアルウェンは日本側の制度の申請代行は行っておりませんが、留学計画書の作成や、応募スケジュールと出願スケジュールの調整についてはご相談に応じています。
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最低ラインの年$5,000は自動的に確保されます(看護・医学を除く)。そのうえで狙うのがAcademic Merit Scholarship(年$10,000)です。「ATAR 75相当以上」が条件ですが、日本の高校の評定平均に単純換算できる指標ではないため、成績証明書をもとに個別に見通しを確認するのが確実です。
この場合、「大学1年次のGPA 70%以上」という別のものさしが使える可能性があります。日本の高校の成績では判断が難しいケースでも、大学での成績があれば$10,000の判定材料になり得るということです。
「高校の成績には自信がないが、大学に入ってからは頑張った」という方には、この道があります。大学の成績証明書も忘れずにご準備ください。
Postgraduate Merit Scholarship(年$10,000)が本命です。条件はWAM 75%以上、またはGPA 3.00/4.00・3.38/4.50・5.25/7.00のいずれか。日本の大学で「おおむね優以上」を維持していた方が目安です。申請不要で出願時に自動判定されます。
指定コースを選べば、成績にかかわらず年$10,000が自動付与されます。WAM 75%に届かなくても関係ありません。
2年制の修士なら総額$20,000(約194万円)。成績で勝負できない場合に、コース選びで最高額を取りにいけるのがWSUです。
付属英語コース(ELC)には日本マーケット料金があります(2026年度・学生ビザ・英語オンリーで週A$485)。英語コース経由のルートは費用が上乗せになるのが通常ですが、この割引で負担が相殺されます。しかも本科の奨学金とは別制度なので、両方受けられます。英語コースと本科をパッケージで出願すれば、ビザ申請も一度で完了します。「IELTSのスコアが出てから出願」と待つより、結果的に早く渡豪できるケースが少なくありません。
Alumni Scholarship(年$10,000)が成績を問わず自動付与されます。学部をWSUで修了し、大学院もWSUで――という進み方をすれば、大学院では最高額が確保されるということです。長期の進学プランを立てる際に効いてきます。
WSUの奨学金戦略を一言でまとめると「コース選びがそのまま金額になる」ということです。申請書で差をつけられない以上、変えられるのはどのコースを選ぶかだけ。そしてWSUは、その1点で$5,000〜$10,000の差が生まれる設計になっています。
指定コースの対象か、$5,000と$10,000の境界のどちら側にいるか、英語コース経由なら総額はどうなるか――これらを出願前に整理することが、そのまま受給額につながります。
ポイントは STEP 1 と STEP 2 です。WSUの奨学金は出願した瞬間にほぼ結果が決まります。出願後にできることはありません。だからこそ、出願前の「コース選び」と「書類の整え方」に時間をかける価値があります。
日本人でも西シドニー大学の奨学金は利用できますか?
はい。日本国籍の方でも対象です。学部・大学院を問わず、入学資格を満たした留学生が対象となります。多くの奨学金は出願と同時に自動審査されるため、別途申請が不要なケースがほとんどです。
奨学金の申請書は本当に書かなくていいのですか?
はい。Undergraduate Scholarship(年$5,000)、Academic Merit Scholarship(年$10,000)、Postgraduate Scholarship、指定コース奨学金、Alumni Scholarshipは、いずれも専用の申請書が不要です。留学エージェント経由または大学公式サイトからコースに出願すると、自動的に審査されます。結果はオファーレターとあわせて通知されます。
ただし、これは出願後にアピールする手段がないということでもあります。判定材料は出願時の成績と選んだコースだけです。
西シドニー大学の奨学金でいくら節約できますか?
年$5,000〜$10,000です。たとえば年間授業料$32,000のコースで年$10,000が適用された場合、実質$22,000となり約31%の軽減になります。
多年度奨学金はコースの全期間に適用されるため、4年制の学部なら総額$40,000(1AUD=97円換算で約388万円)、2年制の修士なら$20,000(約194万円)相当になります。
学部の奨学金を受け取る条件は何ですか?
看護・医学コースを除くすべての学部留学生に、年$5,000が成績条件なしで自動適用されます。さらにATAR 75相当(IB 28・HKDSE 18・CSAT 320・大学1年次GPA 70%のいずれか)の学力基準を満たすと年$10,000に増額されます。
また、オーストラリア国内のYear 12在学中の留学生には、成績を問わず年$10,000が自動適用されます(看護・医学を除く)。看護学部には専用の奨学金(年$5,000・ATAR 70相当以上)があります。
大学院の奨学金はどのように決まりますか?
GPAまたはWAM(加重平均点)にもとづいて決まります。WAM 60%以上(またはGPA 2.40/4.00等)で年$5,000、WAM 75%以上(またはGPA 3.00/4.00等)で年$10,000です。
ただしMaster of Business Analytics、Master of ICT、Master of Teaching各専攻、Master of Social Work (Qualifying)、Master of Property Investment and Developmentなどの指定コースは、成績にかかわらず年$10,000が自動適用されます。WSU卒業生が2つ目の学位を取得する場合も年$10,000(Alumni Scholarship)が自動適用されます。
成績に自信がなくても$10,000は狙えますか?
大学院であれば、狙えます。指定コース(Master of Business Analytics、Master of ICT、Master of Teaching各専攻、Master of Social Work (Qualifying)、Master of Property Investment and Development)は成績にかかわらず年$10,000が自動付与されるためです。
学部の場合も、看護・医学を除けば年$5,000は成績条件なしで自動付与されます。「ゼロになる」ことがない設計は、WSUの大きな特徴です。
複数の奨学金を組み合わせることはできますか?
原則としてできません。複数の受給資格を満たす場合は、最も高い金額の奨学金が1つだけ自動的に適用されます。積み上げにはなりません。
ただし付属英語コース(ELC)の料金は別制度です。英語コース在籍中は日本マーケット料金(2026年度・週A$485)が適用され、その後学部・大学院へ進学した際に本科の奨学金(年$5,000〜$10,000)が別途適用されます。この2つは両立します。
奨学金は初年度だけですか?
いいえ。コースの全期間に適用されます。3年制なら3年間、4年制なら4年間、毎年の授業料から軽減が続きます。
「初年度のみ割引」という制度を持つ大学もありますが、WSUは多年度型です。総額で見たときのインパクトが大きく異なります。
対象外のコースはありますか?
はい。Bachelor of Clinical Science (Medicine)、Doctor of Medicine、Master of Nursing Practice (Preregistration) は奨学金の対象外です。
また看護学部(Bachelor of Nursing)は自動付与の対象外で、専用の奨学金(年$5,000・ATAR 70相当以上)が受け皿になります。医療系を志望される方は、コース名まで含めて対象可否を確認する必要があります。
いつ申請すればいいですか?
多くの奨学金は入学出願と同時に自動審査されるため、「奨学金の締切」を別途管理する必要はありません。出願そのものの時期が目安になります。
Semester 1(2月開始)は前年11月頃、Semester 2(7月開始)は前年5月頃が出願の目安です。ただし人気コースは早期に募集を締め切ることがあるため、早めの準備をおすすめします。
英語コースの割引と学部の奨学金は一緒に使えますか?
はい、使えます。付属英語コース(ELC)の料金と学部・大学院の奨学金は別制度です。英語コース在籍中は日本マーケット料金(2026年度・週A$485)が適用され、その後本科へ進学した際に年$5,000〜$10,000の奨学金が別途適用されます。
「英語コースから始めると損をする」ということはありません。むしろ条件付き入学と組み合わせれば、ビザ申請も一度で済むため効率的です。
留学エージェントを通しても奨学金はもらえますか?
はい、まったく同じです。エージェント経由でも大学への直接出願でも、資格を満たしていれば同等の奨学金が適用されます。学費も変わりません(エージェント手数料は大学側が負担する仕組みです)。
むしろWSUの場合、どのコースを選ぶかで金額が変わるため、複数コースを横断して比較できるエージェントを通すメリットが大きいといえます。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、WSUの奨学金には「出願前でしか対策できない」「コース選びで金額が変わる」という特性があり、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。奨学金の審査条件も直接出願と同一です。
WSUは指定コースに入学するだけで年$10,000が確定します。志望分野の隣にその指定コースがあるかどうかは、公式サイトを1コースずつ見ていても気づきにくい情報です。まとめてご案内します。
ATAR 75相当・WAM 75%――この境界のどちら側にいるかで、在学期間の総額が$15,000〜$20,000変わります。成績証明書をもとに、出願前に見通しをお伝えします。
学部の$10,000には「大学1年次GPA 70%以上」という条件も含まれています。日本の大学に在籍歴がある方は、こちらで判定される可能性があります。必要な書類を漏れなくご案内します。
WSUの奨学金は出願時の成績だけで判定されます。申請書がない以上、成績証明書の英訳の仕方や評価基準の凡例の有無が唯一の変数です。提出前に確認します。
ELCの料金と本科の奨学金は別制度なので両方効きます。条件付き入学と組み合わせればビザ申請も一度で完了します。順序を間違えると余計な時間と費用がかかる部分です。
医学系とMaster of Nursing Practice (Preregistration) は対象外、看護学部は専用枠――医療系はコース名で扱いが変わります。出願してから気づいても手遅れです。事前に確認します。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
WSUの奨学金を検討している方へ ― 松本より
西シドニー大学の奨学金には、他の大学にはない特徴があります。それは「もらえるかどうか」で悩む必要がほとんどないということです。
学部なら年$5,000が最低ライン。大学院なら指定コースを選ぶだけで、成績にかかわらず年$10,000。資金計画が最初から立てられるというのは、留学を決める段階では想像以上に大きな価値だと感じています。「奨学金に落ちたら諦める」という不確実性を抱えなくていいからです。
一方で、WSUの奨学金は出願してしまったら、もうできることがないタイプの制度でもあります。申請書もエッセイもないぶん、後から挽回する手段がありません。志望コースが指定コースの対象か。$5,000と$10,000の境界のどちら側にいるか。成績証明書は正しく評価される形になっているか。この整理をするかしないかで、結果が変わります。
志望分野と今の成績を教えていただければ、対象になりそうな奨学金と、実質いくらになるかを具体的にお伝えします。WSUが合わないと思えば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。西シドニー大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
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あなたの成績とコースで、
いくら受け取れるのか。
出願前に確かめませんか。
「私の成績で$10,000は狙えるか」「志望コースは成績不問の指定コースに含まれるか」「英語コース経由にすると総額はどう変わるか」――WSUの奨学金は出願前にしか対策できません。完全無料・無理な勧誘なし。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページの奨学金情報は西シドニー大学公式サイト(westernsydney.edu.au)の公開情報をもとに2026年8月1日時点で作成した、2027年度の内容です。奨学金の名称・金額・成績基準・対象コースは入学年度ごとに改定されます。出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。実質学費の早見表は仮定の学費水準にもとづく計算であり、特定コースの学費を示すものではありません。JASSO・トビタテ!留学JAPANなど日本側の制度については、各実施機関の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。