1967年開学、ビクトリア州を代表する公立大学。メルボルンから地方都市、シドニーまで8つのキャンパスを持ち、留学生の授業料は成績に応じて在学中ずっと15〜25%減額されます。申請書は不要。出願すれば自動的に審査されます。
このページの結論 ── 3分でわかるラトローブ大学
ラトローブ大学(La Trobe University)は、1967年にメルボルン郊外のバンドゥーラ(Bundoora)で開学した、ビクトリア州の公立大学です。開学時の学生数は約500名でしたが、現在は全キャンパス合計で約36,000名が学び、これまでに20万人以上の卒業生を送り出してきました。
ラトローブ大学を検討するうえで、まず知っていただきたいことが2つあります。ひとつは奨学金です。留学生向けの La Trobe International Scholarship は、成績が一定水準(WAM 60%以上)に達していれば授業料が15〜25%減額され、しかもそれが卒業まで続きます。「奨学金がもらえるか」ではなく「何%が適用されるか」という設計で、申請書も不要です。
もうひとつはキャンパスの選択肢です。ラトローブ大学はビクトリア州とニューサウスウェールズ州に合計8つのキャンパスを持っています。メルボルン中心部で学ぶこともできれば、ベンディゴやオルベリー・ウォドンガといった地方都市で学ぶこともできます。そしてこの選択は、卒業後にオーストラリアで働ける期間にまで影響します。詳しくは後半で解説します。
オーストラリアには40近い大学があります。そのなかでラトローブ大学を選ぶ理由は、はっきりしています。
成績(WAM)60%以上で15〜25%の授業料減額。しかも在学期間の全体に適用されます。初年度だけの大学と比べると、3年制なら総額が3倍違います。申請書は不要で、出願すれば自動審査されます。
メルボルン中心部の都市型キャンパスから、ベンディゴ・シェパートンなどの地方キャンパス、シドニーまで8か所。「大学は決めたが、どの街に住むかはこれから」という選び方ができる数少ない大学です。
ベンディゴ・オルベリー・ウォドンガ・ミルドゥラ・シェパートンは、豪州政府の指定地域(Designated Regional Area)に該当します。卒業後の就労ビザの延長や、永住権を目指す際の地域加点の対象になります。
どの大学にも合う・合わないがあります。私たちは「合わない」と思ったときは、そうお伝えします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | La Trobe University(ラトローブ大学) |
| 設立 | 1967年3月8日 開学(バンドゥーラ・キャンパス、開学時の学生数 約500名) |
| 種別 | 公立大学(ビクトリア州) |
| キャンパス | 全8キャンパス/メルボルン(バンドゥーラ)、メルボルン・シティ(コリンズ通り)、フランクリン通り、ベンディゴ、オルベリー・ウォドンガ、ミルドゥラ、シェパートン、シドニー |
| 学生数 | 約36,000名(メルボルン・キャンパス 28,000名以上/地方・シドニー各キャンパス 7,500名以上) |
| 卒業生 | 1967年の開学以来、20万名以上 |
| 強みの分野 | 看護学・生物科学・統計学などで高い研究評価。健康科学、スポーツ科学、農業・環境科学、ビジネス、IT分野も幅広く開講 |
| 学期制 | セメスター制(主要な入学時期は年2回:3月・7月) |
| 公式サイト | latrobe.edu.au |
※ 世界大学ランキングは調査機関・年度によって変動します。ラトローブ大学は複数のランキングで世界の上位層に位置づけられていますが、出願をランキングだけで判断されることはおすすめしません。最新の順位はアンアルウェンでもお調べできます。
ラトローブ大学を検討するとき、多くの方が最初に迷うのがここです。キャンパスによって、学べるコース・生活費・卒業後の選択肢が変わります。下記は代表的なキャンパスの特徴です。
メインキャンパス。メルボルン中心部から北へ約16km、広大な敷地に学生寮・図書館・スポーツ施設が揃います。開講コースが最も多く、留学生の在籍も最多。都市の利便性と落ち着いた環境の両方が得られるのが特徴です。
メルボルンの中心業務地区にある都市型キャンパス。ビジネス系の大学院コースが中心で、働きながら学ぶ社会人や、街の中心で学びたい方に向いています。開講コースは限定されます。
メルボルンから北西へ約150km、ゴールドラッシュで栄えた歴史ある地方都市。地方キャンパスの中では最も規模が大きく、看護・健康科学・教育などが開講されています。生活費がメルボルンより抑えられます。
ビクトリア州とニューサウスウェールズ州の州境にある双子都市。メルボルンとシドニーのほぼ中間に位置します。少人数教育で、教員との距離が近い環境です。
いずれもビクトリア州の地方都市キャンパス。開講コースは限られますが、生活費が最も抑えられ、地域社会との距離が近いのが特徴です。看護・教育などの実習型コースが中心です。
シドニー中心部のキャンパス。留学生向けに特化しており、ビジネス・ITなどのコースが開講されています。オーストラリア最大の都市で学びたい方向けですが、指定地域の対象外です。
オーストラリア政府の移住制度では、都市部以外の地域が「指定地域(Designated Regional Area)」に分類されています。ラトローブ大学のベンディゴ、オルベリー・ウォドンガ、ミルドゥラ、シェパートンの各キャンパスは、この指定地域に該当します。
一方、メルボルンとシドニーのキャンパスは指定地域から除外されています。同じラトローブ大学の同じ学位でも、どのキャンパスで学んだかによって卒業後の選択肢が変わる──これがラトローブ大学を検討するうえで最も重要な構造です。
ラトローブ大学の主要な入学時期は年2回です。日本の学校暦(3月卒業)から逆算しやすい構成になっています。
年間の主要な入学時期です。ほぼすべてのコースがこの学期から開講します。
日本の高校・大学を3月に卒業する方は、翌年3月入学を目指すのが基本ルートです。準備期間を1年確保できます。
多くのコースが開講します。
日本の学校を3月に卒業した方が、約4か月の準備期間を経て同年7月に入学できるタイミングです。1年間の空白を作らずに進学したい方に選ばれています。
コースによって要求水準が異なります。以下は一般的な目安です。看護・教育・心理学などの専門職系コースは、これより高い水準が求められます。
| 課程 | IELTS 総合(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 学部(Bachelor) | 6.0 〜 6.5 | 多くのコースで各セクションのスコア指定あり |
| 大学院(Master・コースワーク) | 6.5 | 各セクション6.0以上が一般的 |
| 看護・教育・心理学などの専門職系 | 7.0 | 各セクションの水準も高く設定されます |
| 進学準備コース(Foundation・Diploma) | 5.5 〜 6.0 | 本科より低い水準で入学できます |
※ 英語要件はコース・入学年度によって異なります。上記は一般的な目安であり、志望コースの正確な要件は必ず個別にご確認ください。TOEFL iBT・PTE Academic など他のテストスコアも認められています。志望コースの正確な要件は、アンアルウェンが無料でお調べします。
日本の高校の成績(評定平均)をオーストラリアの基準に換算して審査されます。直接出願できる場合もあれば、Foundation(進学準備コース)やDiplomaを経由するルートになる場合もあります。看護・教育などの専門職系コースは要求水準が高くなります。
ご自身の成績で直接出願できるかどうかは、成績証明書を拝見すれば判断できます。アンアルウェンで無料で確認いたします。
4年制大学の学士号が基本要件です。コースによっては、関連分野での学位や職務経験が求められます。また、大学時代の成績(GPA・WAM)は奨学金の減額率を決める材料にもなります。成績が良ければ、そのまま25%減額につながる可能性があります。
「大学の成績があまり良くなかった」という方も、コースによっては職務経験を評価する枠があります。まずはご相談ください。
ラトローブ大学は幅広い分野を開講する総合大学ですが、特に評価が高いのは健康・生命科学系です。実習を重視するカリキュラムが特徴です。
Bachelor of Nursing をはじめとする看護系は、ラトローブ大学の看板分野のひとつです。臨床実習が組み込まれており、ベンディゴ・シェパートンなど地方キャンパスでも開講されています。英語要件は高めに設定されます。
生物科学は研究評価の高い分野です。農業・環境科学の研究施設もあり、実験・フィールドワークを重視する学生に向いています。オーストラリアならではの環境で学べる分野です。
Bachelor of Business、Bachelor of Information Technology、MBA など。メルボルン・シティキャンパスやシドニーキャンパスでも開講され、留学生の在籍が最も多い分野です。奨学金の対象コースも豊富です。
ラトローブ大学の授業料はコースによって幅があります。一般的に、文系・ビジネス系よりも、実験や実習を伴う理系・医療系のほうが高くなります。
| 課程・分野 | 年間授業料の目安(AUD) | 日本円の目安 |
|---|---|---|
| 学部・ビジネス/人文系 | $35,000 前後〜 | 約350万円〜 |
| 学部・理系/健康科学系 | $40,000 〜 $45,000 | 約400万〜450万円 |
| 大学院(コースワーク) | $36,000 〜 $45,000 | 約360万〜450万円 |
※ 上記は複数の公開情報をもとにした目安です。授業料はコース・履修科目・入学年度によって異なり、毎年改定されます。正式な金額は大学が発行するオファーレターに記載されます。ご希望のコースの正確な学費は、アンアルウェンが大学に確認して無料でお伝えします。/日本円は1豪ドル=約100円で換算した参考値です。
ラトローブ大学の奨学金は「申請しない奨学金」です。出願すれば自動的に審査されます。エッセイも推薦状も必要ありません。
学部 6.0〜6.5
大学院 6.5
WAM 60%以上
で15〜25%
GS対策
アンアルウェン
3月
または7月
成績のみで
先に出願
必要週数は
スコア次第
IELTS再受験
不要
IELTS 5.5〜6.0
で入学可
学部1年次
相当を取得
単位認定
あり
バンドゥーラ・ベンディゴなどのキャンパスには学生寮があります。通学時間がほぼゼロで、渡航直後の孤立を防げます。初めての海外生活、18歳前後で単身渡航される方におすすめです。各学期の開始前に申込みが集中するため、早めの手続きが確実です。
2年目以降に移る学生が多いスタイル。自炊中心にすれば生活費を抑えられます。渡航前にオンラインで契約するのは詐欺リスクがあります。現地到着後に内見して決めるのが鉄則です。
オーストラリアの家庭で生活し、日常的に英語を使う環境に身を置けます。英語コース期間中の滞在先として選ぶ方が多いスタイルです。アンアルウェンでは、ホームステイ・学生アパートの手配を無料でサポートします。
ベンディゴ・シェパートンなどの地方都市は、住居費の相場がメルボルンより明確に低くなります。3年間の総額で見ると、この差は奨学金と同じくらいのインパクトになります。
| 項目 | 月額目安(AUD) | 備考 |
|---|---|---|
| 住居費 | $1,200〜$1,800 | 学生寮・シェアハウスにより変動 |
| 食費 | $450〜$700 | 自炊中心の場合 |
| 交通費 | $80〜$150 | キャンパス徒歩圏に住めば大幅に節約可能 |
| 通信・雑費 | $100〜$200 | 携帯・日用品など |
| 合計 | $1,830〜$2,850 | 地方キャンパスならこれより低く抑えられます |
正直、最初は世界ランキングが高い大学に憧れていました。でも実際に費用を計算してもらったとき、奨学金が卒業まで続くという説明で考えが変わりました。3年分で計算すると、他の大学との差が思っていたのと逆になったんです。
キャンパスは緑が多くて広く、想像していた「大学」そのものでした。授業は課題が多くて大変ですが、ライティングセンターなど学習支援が充実していて、英語で困ったときに相談できる場所が必ずあります。留学生が多いので、英語が完璧でないことを気にしすぎなくていい雰囲気も助かりました。
「ランキングではなく、卒業までの総額で選んで正解でした。」
※ 掲載している体験談は、アンアルウェンを通じて留学された方の声をもとに構成しています。感じ方には個人差があります。
ラトローブ大学をご案内するとき、私たちが必ずお伝えするのは「卒業までの総額で比べてください」ということです。この大学の奨学金は在学中ずっと続きます。初年度だけ25%減額される大学と、3年間ずっと20%減額される大学とでは、後者のほうが総額では圧倒的に安くなります。学費表の年額だけを並べて比較すると、この差は見えません。
もうひとつはキャンパス選びです。「ラトローブ大学に行きたい」と決めた方に、私たちは必ず「卒業後、オーストラリアに残る可能性はありますか?」と伺います。その答えによって、おすすめするキャンパスが変わるからです。地方キャンパスは指定地域に該当し、卒業後の選択肢が1本増えます。ただし求人は都市部より少なく、日本人も少ない。どちらが良いかではなく、何を優先するかの問題です。
私たちは、メリットだけでなく厳しい見通しも率直にお伝えします。「日本での知名度を就職に活かしたいなら、この大学は最適ではありません」「地方キャンパスは想像以上に静かです」──言いにくいことこそ、先に知っておいていただきたいと考えています。
奨学金の申請書はどこでもらえますか?
申請書はありません。La Trobe International Scholarship は、ラトローブ大学のプログラムに出願すれば自動的に審査対象になります。エッセイも推薦状も不要です。減額率(15%・20%・25%)はWAM(加重平均点)によって決まるため、勝負は出願より前の「成績」の段階でついています。だからこそ、早い段階でご相談いただくことに意味があります。
奨学金は初年度だけですか?
いいえ。在学期間の全体に適用されます。3年制の学部なら3年間、2年制の修士課程なら2年間です。オーストラリアには初年度のみ適用の奨学金を出す大学も多いため、ここは大きな違いです。たとえば年間 AUD 40,000 のコースで20%減額が3年間続けば、総額 AUD 24,000(約240万円)の差になります。
成績はどのくらい必要ですか?
La Trobe International Scholarship の基準はWAM 60%以上(オーストラリア基準に換算した値)です。これは決して高いハードルではなく、平均以上の成績があれば視野に入ります。そこから成績が高くなるほど、15%→20%→25%と減額率が上がっていく仕組みです。日本の評定平均や大学のGPAがどのくらいに換算されるかは、成績証明書を拝見すれば目安をお伝えできます。無料で判定いたしますので、お気軽にご相談ください。
キャンパスはどこを選ぶべきですか?
判断基準は3つです。①学びたいコースが開講されているか(キャンパスによって異なります)、②卒業後にオーストラリアで働く可能性があるか(あるなら地方キャンパスが有利です)、③生活費とアルバイトのどちらを優先するか(地方は生活費が安く、都市は求人が多い)。この3つをお聞かせいただければ、適したキャンパスをご提案できます。同じ学位でも、どのキャンパスで学ぶかによって卒業後の選択肢が変わる点は、必ず理解しておいてください。
地方キャンパスに行けば永住権が取りやすいのですか?
正確にお答えします。「取りやすくなる可能性がある」というのが正しい表現です。ベンディゴ・オルベリー・ウォドンガ・ミルドゥラ・シェパートンは指定地域に該当し、卒業生ビザ(サブクラス485)の延長制度や、地域ビザ(サブクラス491など)の加点対象になります。ただしオーストラリアの移民制度は毎年のように改正され、職種リスト・点数・要件は変動します。「留学すれば永住権が取れる」という単純な話ではありません。アンアルウェンでは可能性と不確実性の両方を率直にお伝えし、必要に応じて登録移民代理人(MARA)へおつなぎします。
世界ランキングが気になります。就職に不利になりませんか?
正直にお答えします。Go8(豪州八大学)などと比べれば、世界ランキングの順位は上ではありません。日本での知名度を就職活動で直接活かしたい方には、率直に他の大学をおすすめすることもあります。一方で、オーストラリア国内での評価、特に看護・健康科学・生物科学といった分野の教育水準は高く評価されています。また卒業生は20万名を超え、現地での就職ネットワークも確立されています。「何のために留学するのか」によって、ランキングの重みは変わります。そこを一緒に整理させてください。
入学のタイミングはいつがいいですか?
日本の学校を3月に卒業される方の場合、選択肢は2つです。①同年7月入学(約4か月の準備期間。1年の空白を作らずに進学できます)、②翌年3月入学(約1年の準備期間。IELTSのスコアを上げる時間が十分にあります)。どちらが良いかは、現在の英語力と、志望コースが7月に開講しているかによって決まります。「今から何か月で、どこまで行けるか」を一緒に計算しましょう。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。大学へ直接出願する場合と、支払う学費は変わりません。コース選び、出願書類、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。奨学金の減額率もエージェント経由かどうかで変わることはありません。
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2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。メルボルンの各校へ進学された方のサポート実績も豊富です。
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