介護・福祉について
オーストラリアは社会福祉が非常に充実している国です。オーストラリアは福祉システムや介護施設が充実しているとして、世界的にも有名です。
オーストラリアの介護士の給与は年間$66,000以上です。
日本と同様に高齢化社会となっているオーストラリアでは、今後益々介護士・福祉士の需要が高まると予想されています。
介護・福祉コースは何を学ぶのか
オーストラリアの介護・福祉コースは以下となります。
留学目的や将来の目標を考え、コースを選んでいくことをお勧めします。
Certificate III in Individual Support |
特徴 |
オーストラリアで介護士として働くためには最低Certificate III in Individual Supportというコースを修了している必要があります。このコースを修了すると、オーストラリアの介護施設やエイジングケアホーム、デイケアセンターなどでのお仕事ができます。 |
コース内容 |
-Provide individualised support(個別支援の提供)
-Support independence and wellbeing(自立と健康をサポート)
-Communicate and work in health or community services(医療またはコミュニティサービスにおけるコミュニケーションと仕事)
-Work with diverse people(多様な人々と共に働くこと)
-Work legally and ethically(合法的かつ倫理的に仕事をする)
-Recognise healthy body systems(健康な体のシステムを認識する)
-Follow safe work practices for direct client care(患者を直接ケアするための安全な作業手順)
-Facilitate the empowerment of older people(高齢者のエンパワーメントの促進)
-Meet personal support needs(個人のニーズを満たすサポート)
-Provide home and community support services(在宅・地域支援サービスの提供)
-Provide First Aid(応急処置の提供)
-Assist clients with medication(服薬のサポート)
-Comply with infection prevention and control policies and procedures(感染予防・管理の方針・手順の遵守) |
Certificate IV in Ageing Support |
特徴 |
Certificate III の内容に加え、もっと視野の広いコース内容になります。 |
コース内容 |
-Certificate III in Individual Supportの内容
-Facilitate the interests and rights of clients(利益と権利)
-Coordinate services for older people(高齢者向けサービスのコーディネート)
-Implement interventions with older people at risk(リスクを抱える高齢者への介入を実施)
-Provide support to people living with dementia(認知症の人への支援)
-Facilitate individual service planning and delivery(個別のサービス計画・提供)
-Support relationships with carers and families(介護者・家族との関係をサポート)
-Implement falls prevention strategies(転倒防止対策の実施)
-Facilitate the empowerment of people with disability(障がい者のエンパワーメントの促進) |
Diploma of Community Services |
特徴 |
社会福祉の分野においてプロフェッショナルとして働いていくための知識とスキルの習得していくためのコースです。 |
コース内容 |
-Develop and implement service programs(サービスプログラムの開発と実施)
-Develop workplace communication strategies(職場のコミュニケーション戦略の構築)
-Analyse impacts of sociological factors on clients in community work and services(社会活動やサービスにおいて、社会学的要因がクライアントに与える影響を分析する)
-Manage and promote diversity(多様性の管理・促進)
-Manage legal and ethical compliance(法的・倫理的コンプライアンス管理)
-Facilitate workplace debriefing and support processes(職場における報告・支援プロセスの促進)
-Reflect on and improve own professional practice(診療を振り返り、改善する)
-Manage work health and safety(労働安全衛生の管理)
-Work within a community development framework(地域開発の枠組みの中で仕事をする)
-Confirm client developmental status(発達状況の確認)
-Develop, facilitate and review all aspects of case management(ケースマネジメントのあらゆる側面の開発、促進、レビュー)
-Assess co-existing needs(共存するニーズを把握する)
-Provide advocacy and representation services(弁護・代理人サービスの提供)
-Implement community development strategies(地域開発戦略の実施)
-Establish and confirm the counselling relationship(Establish and confirm the counselling relationship)
-Develop and maintain networks and collaborative partnerships(協力関係の構築と維持)
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オーストラリアで介護・福祉を学ぶメリット
高齢社会は日本だけでなく、オーストラリアでも深刻化しており、介護士の需要は年々高まっています。
日本と比べ、オーストラリアは介護・福祉施設がとても充実しています。将来、介護士や社会福祉士として働きたいと思っている方は、オーストラリアの介護や福祉を勉強することで、世界のさまざまな場所で働けるチャンスが増えるでしょう。
まずは、学生ビザでオーストラリアの資格を取得したあとで、ワーキングホリデービザに切替、介護士として働くことも可能です。
アアップのために留学をお考えの方には、Diplomaレベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
英語力はどのくらい必要?
IELTS5.5が一般的な入学基準となります
英語力がない場合でも、専門学校や大学に入学する前に、一定期間語学学校に通い、英語力をつけることで、専門学校や大学に進学することが可能になります。
卒業後、どのような就職先があるの?
• Aged Care worker
• Aged care team leader
• Home care planner
• Home care support worker
• Community care support worker
• Home care planner
• Direct care worker
介護・福祉を学べる学校ランキング
William Angliss Instituteは、観光業やホスピタリティーの分野でトップクラスの学校です。イベントマネジメントコースは、DiplomaとBachelor(学士号コース)があり、国内外でも高い評価を得ています。
1883年に設立されて以来オーストラリアの教育をリードする歴史ある専門学校で、ACWA認可コースであるためWELFARE WORKER登録ができます。メルボルン、シドニー、パースにキャンパスがあります。
4 Life Collegeを運営しているALGは、30年以上質の高い教育を提供しており、現在は シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース にキャンパスを持っています。
全キャンパス同じカリキュラムを使っているため、転校することも可能です。