オーストラリアで
デザインを学ぶ

大学の比較 / 学費 / 奨学金 / ポートフォリオ

グラフィック、UI/UX、インテリア、ファッション、ゲーム。 オーストラリアにはデザイン分野で世界19位の大学があり、ポートフォリオを軸に評価される文化が根づいています。 学歴より「何を作れるか」で見られる分野だからこそ、どこで何を作るかが進路を決めます。 未経験からでも入れます。

デザインの学校選びを無料で相談する 学費を見る

Cost
22,500A$/1年(Billy Blue・奨学金40%)奨学金なしの定価は 37,440 A$/1年〜(UNSW)申請不要の枠ならモナッシュが実質 29,700 A$/1年
Entry
6.0IELTS〜/学士3年・修士1.5〜2年
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
70,000A$/年 この職種の目安(フルタイム)
金額はいずれも2026年時点の目安です。学費・奨学金・職種リストは毎年改定されるため、出願時の最新情報を無料でお調べします。

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

デザイン教育の水準が高い国です

RMIT は QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位。UTS 85位、モナッシュ 87位、UNSW 93位と、上位校が複数あります。

02

「どの大学か」より「どの分野か」で選びます

グラフィック、UI/UX、インテリア、ファッション、インダストリアル、ゲーム──大学ごとに強い領域がまったく違います。総合ランキングだけで決めると、やりたいことと合いません。

03

ポートフォリオが必要な大学があります

UTSのようにポートフォリオと面接で選考する枠があり、準備には数ヶ月かかります。出願スケジュールに組み込まないと、1年待つことになります。

04

作品の質が、そのまま学費に効きます

Billy Blue(トーレンス大学)は学業成績とクリエイティブ・ポートフォリオで最大40%の学費免除。モナッシュは年 AUD 15,000 を申請不要で自動付与。作品づくりに注いだ時間が費用の削減につながります。

05

未経験からでも入れます

見られているのは描画力ではなく、「課題を見つけて、解決策を形にし、説明できるか」です。未経験から入ってUI/UXやリサーチ寄りの領域で力を発揮する方は珍しくありません。

06

永住を主目的にするなら、進む方向に注意が要ります

グラフィックデザイナー(ANZSCO 232411)はCSOLの対象外ですが、マルチメディア・スペシャリストは掲載されています。デジタル寄りに進むほど選択肢が広がります。

職業リストとビザ制度は頻繁に改正されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

01 — What you study

デザイン留学とは ── 何を学ぶのか

デザインを「絵やレイアウトの技術」と捉えていると、オーストラリアの大学ではギャップを感じます。 ここで学ぶのは「課題を発見し、解決策を形にする方法」です。誰のどんな問題を、どう解くのか。その過程を言語化し、検証し、作り直す──この繰り返しが授業の中心になります。

そのため、制作の技術(ソフトの使い方、描画、造形)と同じくらい、リサーチ・コンセプト設計・プレゼンテーションに時間が割かれます。 作品を作って終わりではなく、「なぜこの形にしたのか」を説明できることが求められます。

リサーチと課題設定

01

ユーザー調査、市場理解、現状分析。何を作るかを決める前の工程で、ここが弱いと作品の説得力が出ません。

制作とプロトタイピング

02

スケッチ、モックアップ、試作、検証。作っては壊すのが前提で、完成品より過程が評価される授業も多くあります。

クリティーク(講評)

03

自分の作品を人前で説明し、批評を受ける授業。英語での説明力が鍛えられ、この経験が就職面接でそのまま効きます。

この分野では、卒業証書よりポートフォリオが評価されます。採用の場で見られるのは「どの大学を出たか」ではなく「何を作ったか」。だからこそ、在学中にどれだけ実案件に関われるかが学校選びの実質的な基準になります。UTS のように3年次にインターンと実案件(live brief)を配置する大学は、その点で有利です。

02 — Six fields

分野の選び方 ── 大学ごとの得意領域

デザインは分野ごとに求められる能力も、就職先も、必要な学校も違います。まず自分がどの領域に進みたいかを決めることが、大学選びより先に来ます。

グラフィック/コミュニケーションデザイン

RMIT

ロゴ、広告、パッケージ、出版、ブランディング。デザインの基礎教養が身につく領域で、RMIT の Bachelor of Graphic Design が代表的です。

UI/UX・デジタルプロダクト

求人が最多

アプリやWebの設計。求人がもっとも多く、移住の面でも有利になり得る領域です(ビザの項参照)。IT分野との境界が曖昧になりつつあります。

インテリアデザイン

Billy Blue

住宅・商業空間の設計。Billy Blue(トーレンス大学)は Bachelor of Interior Design を持ち、実務直結型の構成です。

ファッションデザイン

RMIT・スウィンバーン

アパレルの企画・製作。RMITとスウィンバーンが強く、産業とのつながりを持っています。

インダストリアル/プロダクト

スウィンバーン・モナッシュ

家具、家電、工業製品。エンジニアリングに近い思考が求められ、スウィンバーンやモナッシュに専門課程があります。

ゲーム・アニメーション・映像

デジタルメディア系

3D、モーション、ゲームアート。デジタルメディア系の課程で扱われ、RMITの Bachelor of Design (Digital Media) などが該当します。

「まだ絞れない」場合も選択肢があります。1年次は共通基礎を学び、2年次から専攻を決める構成の大学(UTS、モナッシュなど)を選ぶと、実際に触れてから判断できます。逆に、専門が明確な方は最初から専門課程のある学校を選んだほうが、3年間を無駄なく使えます。

03 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 / RANKING

デザイン分野の世界ランキング上位校が複数ある

QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で、オーストラリアからはRMITが世界19位にランクインしています。以下、メルボルン大学60位、UTS 85位、モナッシュ 87位、UNSW 93位と続き、QUT・スウィンバーン・シドニー大学が101〜150位。上位校の選択肢がこれだけ揃っている国は多くありません。

02 / LIVE BRIEF

実案件(live brief)が授業に組み込まれている

オーストラリアの大学は Work Integrated Learning を重視しており、実在するクライアントの課題に取り組む授業が組まれます。UTSは3年次にインターンシップと live brief を配置。学生のうちに「実際に世に出た仕事」をポートフォリオに入れられるのは、この分野で決定的な差になります。

03 / SCHOLARSHIP

作品の質が学費に直結する

デザイン分野の奨学金は、成績だけでなくポートフォリオを評価対象にするものがあります。Billy Blue(トーレンス大学)は学業成績とクリエイティブ・ポートフォリオで最大40%の学費免除。作品づくりに注いだ時間が、そのまま費用の削減につながる構造です。詳しくは奨学金のセクションをご覧ください。

カウンセラーから、ひとつ補足を。デザイン留学のご相談で、最も多い誤解が「絵が上手くないと無理ですよね?」というものです。実際には、描画力より「考えを形にして、説明できるか」が問われます。未経験から入って、UI/UXやリサーチ寄りの領域で力を発揮する方は珍しくありません。

もうひとつお伝えしているのは、ポートフォリオの準備は早く始めるべきだということ。必須の大学だけでなく、奨学金の審査対象になる学校もあります。「出願の3ヶ月前から」では間に合わないことが多く、渡航の1年前から少しずつ作品を整理するのが現実的です。何をどう揃えるかは、志望校が決まった段階で具体的にお伝えします。

04 — Universities

大学の選択肢

RMIT University / メルボルン

世界19位

オーストラリアのデザイン教育を代表する大学です。QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で世界19位・国内1位。産業との距離が近く、実務志向のカリキュラムで知られます。メルボルンはデザイン・アートの中心都市で、スタジオや制作会社が集積しています。

  • Bachelor of Graphic Design|3年
  • 留学生学費:AUD 46,080/年(2026年)/3年総額 約 AUD 138,200
  • キャンパス:メルボルンシティ(124 La Trobe Street)/入学時期:2月・7月
  • このほか Bachelor of Design (Digital Media) など、デジタル・映像系の課程も揃っています。ファッション、インダストリアル、インテリアまで分野の幅が広いのもRMITの特徴です
  • 向いている方:デザインを本気で専門にしたい方、業界での評価を重視する方、メルボルンの制作文化に触れたい方

※ 旧称は Bachelor of Design (Communication Design)。名称が変更されています。

RMITのページ

トーレンス大学 Billy Blue College of Design / シドニー・メルボルン・ブリスベン

ポートフォリオ40%

デザインに特化したカレッジで、実務直結型の教育と入りやすさが強みです。グラフィック、インテリア、ブランドファッション、写真など専門課程が分かれており、やりたい分野が明確な方に向いています。

  • 学費:Bachelor of Design は3年総額 約 AUD 112,500(2026年・目安)。より短い課程は総額 AUD 37,500〜53,400 程度
  • 英語要件:IELTS 6.0(学部)── この分野で最も入りやすい水準です
  • キャンパス:シドニー/メルボルン/ブリスベン/オンライン
  • 奨学金:学業成績とクリエイティブ・ポートフォリオで最大40%の学費免除
  • 向いている方:専門分野が決まっている方、英語要件を現実的な水準に抑えたい方、作品に自信があり奨学金で費用を下げたい方
トーレンス大学のページ

UTS(シドニー工科大学) / シドニー

世界85位・実案件

QS分野別2026(Art & Design)で世界85位。シドニー中心部のシティキャンパスにあり、実案件と業界連携の量に定評があります。

  • Bachelor of Design in Visual Communication|3年
  • 留学生学費:AUD 48,815(2026年・初年度の目安)/3年総額 約 AUD 146,400
  • キャンパス:シティキャンパス(シドニー)
  • ポートフォリオ選考あり。高校を卒業してから時間が経っている方は、ポートフォリオと面接による選考枠での出願になります
  • 実務:3年次にインターンシップを配置。産業界や社会・公共セクターの live brief(実案件)に取り組みます
  • 向いている方:シドニーで学びたい方、実案件の経験を重視する方、作品で勝負したい方(ポートフォリオ枠があるため、学業成績だけで判断されません)
UTSのページ

モナッシュ大学 / メルボルン

奨学金が自動付与

Go8(オーストラリア八大学)の一角で、QS分野別2026(Art & Design)は世界87位。デザインはコーフィールドキャンパスの Art, Design and Architecture 学部が担当します。

  • Bachelor of Design|3年
  • 留学生学費:AUD 44,700/年(2026年)/3年総額 約 AUD 134,100
  • キャンパス:コーフィールド(メルボルン)
  • 奨学金:International Merit Scholarship が2026年から年 AUD 15,000 に増額。学部のオファーを受けた対象者に自動的に付与されます
  • コミュニケーション、インダストリアル、インテリアなどの専攻を選べる構成
  • 向いている方:Go8の学位がほしい方、申請不要の奨学金で確実に費用を下げたい方、専攻を入学後に決めたい方
モナッシュ大学のページ

そのほかの選択肢

4校
  • UNSW(シドニー) ── QS分野別2026で世界93位。Bachelor of Design が年間 AUD 37,440 と、上位校のなかでは学費が抑えられています。※年度により募集を停止する場合があるため、出願前に受入状況の確認が必要です
  • スウィンバーン工科大学(メルボルン) ── QS分野別2026で101〜150位。インダストリアルデザインやファッションに強み。すべての留学生の出願が自動的に奨学金審査の対象となり、最大30%の減額が受けられます
  • QUT(ブリスベン) ── QS分野別2026で101〜150位。Creative Industries 学部を持ち、デザインとメディア・映像の融合領域に強い大学です。生活費もシドニー・メルボルンより抑えられます
  • TAFE・専門課程 ── Diploma of Graphic Design などの職業課程は1年〜と短く、費用も抑えられます。学位へ編入する足がかりとしても使えます

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・募集状況は年度により変更されます。ご希望の分野・都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

05 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

留学生向けの公表学費です。ここに並ぶのは、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。 デザイン分野はポートフォリオが奨学金の審査対象になることがあり、作品次第で最大40%下がります。緑の文字が、奨学金を適用した場合の目安です。

プログラム/大学 所在地 QS分野別2026 留学生学費(年) 総額の目安
Bachelor of Design
UNSW
シドニー 世界93位 AUD 37,440
定価では最安
約 AUD 112,300
Bachelor of Design
Billy Blue(トーレンス大学)
シドニー他 ― 総額での提示 約 AUD 112,500
奨学金40%なら 約 67,500
Bachelor of Design
モナッシュ大学
メルボルン 世界87位 AUD 44,700 約 AUD 134,100
奨学金(申請不要)で 約 89,100
Bachelor of Graphic Design
RMIT
メルボルン 世界19位 AUD 46,080 約 AUD 138,200
Bachelor of Design in Visual Communication
UTS
シドニー 世界85位 AUD 48,815
初年度
約 AUD 146,400
奨学金30%なら 約 102,500
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奨学金を適用すると、学費の順位が入れ替わります。定価では最も安いUNSW(総額 約112,300)よりも、モナッシュ(奨学金適用後 約89,100)やBilly Blue(40%適用で約67,500)のほうが安くなります。定価だけで判断すると、選択を誤ります。

学費・奨学金はいずれも年度ごとに改定されます。上記は2026年時点の公表情報にもとづく目安であり、出願時点の金額は必ず個別にご確認ください。アンアルウェンで学校に直接確認し、無料でお伝えします。

学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:AUD 100〜150程度(大学により異なる)
  • 画材・機材・ソフトウェア:AUD 1,000〜3,000程度(分野により差が大きい。ファッションやプロダクトは材料費が加算されます)
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 AUD 700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 AUD 2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で AUD 29,710

※ デザイン分野は制作にかかる実費が他分野より高くなります。学費だけで予算を組むと足が出るため、この点は事前に見込んでおいてください。

06 — Scholarships

奨学金 ── 作品が学費を下げます

学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。 そしてデザイン分野には、他分野にない特徴があります。成績だけでなく、ポートフォリオが評価対象になる奨学金があるということです。

大学・奨学金 減額 主な条件 申請
Billy Blue(トーレンス大学)
クリエイティブ奨学金
最大40% 学業成績+クリエイティブ・ポートフォリオで審査 要申請
モナッシュ大学
International Merit Scholarship
年 AUD 15,000
2026年から増額
学部のオファーを受けた対象者 申請不要
自動的に付与
スウィンバーン工科大学
国際学生奨学金
最大30% 成績にもとづく 申請不要
全出願を自動審査
UTS
Academic Excellence/Academic Merit
学費30% / 15% 成績優秀な留学生 要申請
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実際にいくら変わるのか

  • Billy Blue の学士(3年・総額 約 AUD 112,500) ── 40%免除で 約 AUD 67,500(45,000の差)。ポートフォリオの質がそのまま学費に反映されます
  • モナッシュの学士(3年・総額 約 AUD 134,100) ── 年 AUD 15,000 × 3年で 約 AUD 89,100(45,000の差)。しかも申請不要です
  • UTSの学士(3年・総額 約 AUD 146,400) ── 30%減額で 約 AUD 102,500/15%減額で 約 AUD 124,400

奨学金で失敗しないための3点

  • ポートフォリオが評価対象になるものがあります。作品の準備は出願直前では間に合いません。1年前から少しずつ整えるのが現実的です
  • 申請不要のものと、要申請のものがあります。モナッシュやスウィンバーンは自動審査ですが、Billy BlueやUTSは書類の提出が必要です
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります

アンアルウェンでは、成績と作品の状況をうかがったうえで「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

上表は2026年入学向けの公表条件にもとづく整理です。減額率・条件・締切は毎年改定されるため、出願時点の最新版を必ずご確認ください。
オーストラリアの大学奨学金一覧

07 — Portfolio

ポートフォリオ ── 準備の実際

デザイン留学で、多くの方がつまずくのがここです。ポートフォリオは「必要になってから作る」ものではありません。

どんな場面で必要になるか

  • 出願そのものの要件 ── UTSのように、ポートフォリオと面接で選考する枠を設けている大学があります。高校卒業から時間が経っている方は、この枠での出願になることが多くあります
  • 奨学金の審査 ── Billy Blue のように、作品の質が最大40%の学費免除に直結する制度があります
  • 渡航後のインターン・就職 ── この分野は最終的にポートフォリオでしか評価されません。在学中も常に必要になります

何を入れるか

「完成した作品を並べる」だけでは評価されません。オーストラリアの大学が見ているのは思考の過程です。

課題設定とリサーチ

01

何を問題だと考えたのか、どう調べたのか。ここを言語化できている作品は、完成度が多少低くても評価されます。

過程(プロセス)

02

スケッチ、試作、ボツ案。捨てた案を見せることは弱みではなく、検討したことの証明になります。

結論と振り返り

03

なぜその形に落ち着いたのか、何がうまくいかなかったのか。自己批評ができることが、伸びしろの証明になります。

点数より一貫性

04

数多く並べるより、6〜10点を丁寧に説明するほうが伝わります。分野がばらついている場合は、志望分野に近いものを前に置きます。

未経験の方へ。美術系の学校を出ていなくても、ポートフォリオは作れます。実務経験がない場合は「自主制作課題」で構いません。身近な店のロゴを作り直す、使いにくいアプリを再設計する、といった課題を自分で設定し、リサーチから結論までを1本の流れとして見せるのが有効です。何をテーマにすべきかは、志望校と分野が決まった段階で具体的にご提案します。

08 — Entry requirements

入学条件・英語力の目安

大学・課程 学歴要件 英語の目安 ポートフォリオ
RMIT(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5 前後課程により必要
UTS(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5 前後選考枠あり
ポートフォリオ+面接
モナッシュ大学(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5 前後課程により必要
UNSW(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5 前後課程により必要
Billy Blue(トーレンス大学)高校卒業程度IELTS 6.0奨学金審査で使用
← 横にスクロールできます

英語要件は IELTS 6.5 前後が基準線です。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べれば現実的ですが、Billy Blue(トーレンス大学)の 6.0 が最も入りやすい水準になります。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。

入学後に苦労するのはスピーキングです。デザイン系はクリティーク(講評)で英語で自分の作品を説明する場面が多く、要件を満たすことと授業についていくことは別だとお考えください。

※ 各校の正確な英語要件・ポートフォリオ要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

09 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

分野が合っているか

最重要。グラフィックならRMIT、インテリアならBilly Blue、というように大学ごとに強い領域が違います。総合ランキングより専攻の中身を見てください。

02

実案件(live brief)の量

この分野は作品でしか評価されません。在学中に世に出る仕事に関われるかが、卒業時のポートフォリオを左右します。

03

奨学金の方式

モナッシュのように自動付与か、Billy Blueのようにポートフォリオ審査か。自分の強みが成績か作品かで、有利な学校が変わります。

04

ポートフォリオの要否と締切

必要な場合、準備に数ヶ月かかります。ここを見落とすと渡航が1年遅れます。出願計画に必ず組み込んでください。

05

制作費と設備

工房、機材、ソフトのライセンス。ファッションやプロダクトは材料費が別途かかります。設備の充実度は学費の価値そのものです。

06

都市 ── 仕事の量

メルボルンとシドニーはスタジオ・制作会社が集積しています。在学中に受託制作やインターンを狙うなら、この2都市が有利です。

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10 — Careers

卒業後の進路・職種例

グラフィックデザイナー

基幹職

広告代理店、制作会社、事業会社のインハウス。ブランディングやパッケージなど、デザインの基幹職です。

UI/UXデザイナー

求人が最多

アプリ・Webの設計。求人がもっとも多く、待遇も高め。移住の面でも有利になり得る領域です(ビザの項参照)。

インテリアデザイナー

空間設計

住宅・商業空間の設計。建築事務所や施工会社、リテール企業で需要があります。

モーション・映像デザイナー

デジタルメディア

広告映像、アニメーション、ゲームアート。デジタルメディア系の課程から進む領域です。

プロダクトデザイナー

製造・スタートアップ

家具、家電、日用品。製造業やスタートアップで、エンジニアと協働するポジションです。

フリーランス・受託制作

在学中から可能

この分野は独立が現実的な選択肢です。在学中から受託を始める学生も珍しくありません。

在学中の実績が、そのまま職歴になります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。デザイン分野は小規模な受託や、スタジオでのアシスタント業務から入りやすいのが特徴です。卒業時に「学校の課題しかない人」と「実案件を数件持っている人」では、就職活動の結果がまったく違います。

冒頭の指標について ── LIFE(月 約A$3,200)は、学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安です。カジュアルの全国最低時給 A$31.19(2025年7月〜)で試算した額で、収入を保証するものではありません。OUTCOME(年 約A$70,000)は Graphic and Web Designers, and Illustrators(ANZSCO 2324)のフルタイム週給 約A$1,346 を年換算した概算です(Job Outlook の公表値)。新卒の初任給ではなく、職種・地域・経験により大きく異なります。

11 — Read this twice

ビザ・永住ルート

この分野については、進む方向によって状況が大きく変わります。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。この期間に実務経験を積むことができます
  • マルチメディア・スペシャリストは Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。デジタル・インタラクティブ寄りの職種は、技能不足ビザ(482)や雇用主指名(186)の対象になり得ます
  • デザイン系職種の多くは、技能評価で学士以上の学歴、または5年以上の関連実務経験が求められる水準に位置づけられています

同時に、押さえておくべき制約

01 / OCCUPATION LIST

グラフィックデザイナーはCSOLの対象外です

グラフィックデザイナー(ANZSCO 232411)は、2024年12月に公表されたCSOLの対象から外れました。純粋なグラフィックデザイン職での就労ビザ・永住は、現状かなり難しくなっています。

02 / CHANGE

職種リストは毎年のように改正されます

今日の条件が3年後も同じである保証はありません。逆に、いま対象外の職種が戻る可能性もあります。

03 / ALTERNATIVE

移住が主目的なら、有利な分野は他にあります

移住を主目的にされる場合、IT や 幼児教育 など、職種リスト上より有利な分野があるのは事実です。

この分野での現実的な戦略は、「デジタル寄りに進む」ことです。UI/UX、インタラクティブ、マルチメディアの領域は、純粋なグラフィックデザインより職種リスト上の選択肢が広く、求人数そのものも多くあります。専攻を選ぶ段階でこの点を意識しておくと、卒業後の可能性が変わります。

職業リスト・ビザ制度は頻繁に改正されます。最新の可否およびご自身のケースの見通しは、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

12 — Timeline

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング希望分野・学歴・英語力・予算から、学校と課程を絞り込みます開始10〜14ヶ月前
02 ポートフォリオの準備開始出願要件・奨学金審査の両方で必要になります。ここが最も時間を要します8〜12ヶ月前
03 英語スコアの計画IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます6〜12ヶ月前
04 学校の選定・出願分野・実案件・総額で候補を確定し、出願書類とポートフォリオを整えます4〜8ヶ月前
05 奨学金の申請ポートフォリオ審査のあるものは締切が早い場合があります4〜8ヶ月前
06 オファー受領・学生ビザ申請COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート2〜5ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、画材・機材の準備、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
← 横にスクロールできます

この分野は、他分野より準備期間を長く取る必要があります。ポートフォリオの制作に数ヶ月かかるためです。「渡航の1年前」ではなく「1年2ヶ月前」からのご相談をおすすめしています。

13 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。工房や機材の充実度は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。デザイン・クリエイティブ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「グラフィックデザイナーは職種リストの対象外です」「ポートフォリオの準備が間に合いません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

14 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • ポートフォリオの構成・テーマのご提案
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 奨学金の対象確認・申請書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • インターン・受託制作の探し方の相談
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
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15 — FAQ

よくある質問

絵が上手くないと入れませんか?未経験でも大丈夫ですか?
未経験でも入れます。オーストラリアの大学が見ているのは描画力ではなく、「課題を見つけて、解決策を形にし、説明できるか」です。ポートフォリオでも、完成度より思考の過程が評価されます。実際、未経験から入ってUI/UXやリサーチ寄りの領域で力を発揮する方は珍しくありません。ただし作り続ける習慣と批評を受け入れて直す姿勢は必須です。オーストラリアのデザイン教育はクリティーク(講評)が中心で、自分の作品を人前で説明し、指摘を受けて作り直す作業が延々と続きます。
ポートフォリオは必ず必要ですか?
大学と枠によります。UTSのようにポートフォリオと面接で選考する枠があり、高校卒業から時間が経っている方はこの枠での出願になることが多くあります。加えて奨学金の審査対象になるケースがあり、Billy Blue(トーレンス大学)では学業成績とポートフォリオで最大40%の学費免除が決まります。つまり出願要件でなくても、作品を用意する価値は十分にあります。準備には数ヶ月かかるため、渡航の1年前から少しずつ整えるのが現実的です。何をテーマにすべきかは、志望校が決まった段階で具体的にご提案します。
どの大学がいいですか?
分野で決まります。デザイン全般での評価ならRMIT(QS分野別2026で世界19位・国内1位)。実案件を重視するならUTS(世界85位・3年次にインターンとlive brief)。費用を抑えるならUNSW(年 AUD 37,440)か、奨学金が自動付与されるモナッシュ(年 AUD 15,000)。専門分野が決まっていて英語要件を抑えたいならBilly Blue(トーレンス大学)(IELTS 6.0)。総合ランキングより専攻の中身と奨学金の方式で選ぶことをおすすめします。
入学に必要な英語力はどのくらいですか?
大学の学士で IELTS 6.5 前後、Billy Blue(トーレンス大学)は 6.0 が目安です。看護(7.0以上)などと比べれば現実的な水準といえます。ただし注意点があります。デザイン系の授業はクリティーク(講評)が中心で、自分の作品を英語で説明し、質問に答える場面が繰り返されます。入学後に苦労するのは、読み書きよりスピーキングです。要件を満たすことと授業についていくことは別なので、渡航前にアウトプットの練習をしておくことを強くおすすめします。
奨学金はもらえますか?
対象になります。デザイン分野の特徴は、成績だけでなくポートフォリオが評価対象になる奨学金があることです。Billy Blue(トーレンス大学)は学業成績+クリエイティブ・ポートフォリオで最大40%。モナッシュは年 AUD 15,000 を申請不要で自動付与(2026年から増額)、スウィンバーンは全出願者を自動審査で最大30%です。重要なのは、奨学金を適用すると学費の順位が入れ替わること。定価では最安のUNSW(総額約112,300)より、モナッシュ(適用後約89,100)のほうが安くなります。奨学金のセクションで詳しく比較しています。
学費以外にどのくらいかかりますか?
デザイン分野は制作の実費が他分野より高くなります。画材・機材・ソフトウェアのライセンスで年間 AUD 1,000〜3,000程度を見込んでください。とくにファッションは生地代、プロダクトデザインは材料費と加工費が加算されるため、分野によって差が大きくなります。このほか生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜が必要です。学費だけで予算を組むと足が出るため、この点は事前にお伝えしています。
在学中にデザインの仕事はできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。デザイン分野は小規模な受託制作やスタジオのアシスタント業務から入りやすいのが特徴で、在学中からフリーランスとして案件を持つ学生もいます。加えて、多くの大学が最終学年にインターンや実案件(live brief)を配置しています。卒業時に「学校の課題しかない人」と「実案件を数件持っている人」では、就職活動の結果がまったく違います。
卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?
働けます。学士・修士の修了者は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。ただし永住については、進む方向で状況が大きく変わります。グラフィックデザイナー(ANZSCO 232411)は2024年12月に公表されたCSOLの対象から外れました。一方でマルチメディア・スペシャリストはCSOLに掲載されています。つまりUI/UXやインタラクティブなどデジタル寄りに進むほど、選択肢が広がります。移住を最優先にされる場合は、IT など他分野のほうが有利なのも事実です。制度は毎年改正されるため、最新の可否は登録移民エージェントにご確認ください。
帰国後、日本の就職で活かせますか?
活かせます。日本でもUI/UXデザイナーやデジタルクリエイティブの人材需要は高く、英語力とデザインスキルを併せ持つ人材は限られています。外資系企業、グローバル展開する事業会社、海外案件を扱う制作会社などで強みになります。この分野では学位より作品が見られるため、留学中にどんな案件に関わったかが問われます。RMITのように国際的な評価が確立している大学であれば、学校名も一定の説得力を持ちます。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

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作品づくりは、
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「未経験でも入れる?」「ポートフォリオは何を作ればいい?」「奨学金はどこに届く?」 どんな疑問でもかまいません。ご希望をうかがえば、学校・期間・総額・作品の準備計画までを一枚にまとめてお返しします。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。

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最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・ビザ情報は、各校・各機関の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
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