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オーストラリアでTESOLを学ぶ
── CELTAと大学院の違い・学費・1年で取る方法

「TESOL」は資格の名前ではありません。4週間で取れるCELTAから、2年かかる修士まで、まったく違うものが同じ言葉で呼ばれています。そして、すでに教える仕事をしている方なら、修士を1年で修了できる課程があります。何を取れば何ができるのかを、期間と金額で整理しました。

4週間CELTAの最短期間。費用は AUD 3,100〜3,900 程度
1年教える経験があれば修士も1年で修了できる
IELTS 6.5大学院の英語要件。教員登録の8.0より現実的
約300校豪州で留学生に英語を教えるELICOS登録校の数

DATA ── TESOL留学の要点

TESOLとは
Teaching English to Speakers of Other Languages=英語を母語としない人に英語を教えるための知識と技術資格の固有名詞ではなく分野の名前です。中身は「CELTA」「Certificate IV in TESOL」「Master of TESOL」など、レベルの違う複数の資格に分かれます
取れる資格
CELTA/Trinity CertTESOL 4週間〜/Certificate IV in TESOL 8週間〜/Graduate Certificate 半年/Graduate Diploma 1年/修士 1〜2年
学費(留学生・定価)
CELTA AUD 3,100〜3,900(4週間・ケンブリッジ試験料込)/大学院修士 総額 AUD 51,500 〜 82,000シドニー大学(1年)51,500/ウーロンゴン大学(1.5年)52,488/マッコーリー大学(2年)82,000。すべて奨学金の適用前です
最短で修士を取る
英語を教えた経験があれば1年で修了できる課程がありますシドニー大学 Master of Education(TESOL)は1年。マッコーリー大学は経歴に応じて1年/1.5年/2年の3種類。ウーロンゴン大学は教職経験で1セッション分の単位認定
英語要件
大学院 IELTS 6.5(各項目6.0)オーストラリアの学校教員登録が求める「スピーキング・リスニング8.0」と比べると、格段に現実的な水準です
教員資格になるか
なりません。オーストラリアの学校で教えるための州の教員登録とは別の資格です学校教員を目指すなら Master of Teaching が必要です(学校教員のページ)。TESOLは語学学校・専門学校・海外の英語教育機関で使う資格です
業界の基準
ELICOS Standards 2018(連邦政府の国家基準)が、豪州で留学生に英語を教える教師の資格要件を定めています教師=3年以上の学位・ディプロマ+TESOL資格+指導経験。上級の学術管理職=大学院レベルのTESOL資格。この一文が、現職の先生が大学院に進む理由です
在学中の就労
2週間で 48時間まで(長期休暇中は無制限)日本語教師・英語のチューター・語学学校のアシスタントなど、学んだことをそのまま試せる仕事に就きやすい分野です
卒業後の就労ビザ
修士修了なら卒業生ビザ485で 約2年申請時 原則35歳以下。CELTAやCertificate IVだけでは485の対象になりません(学位レベルの課程が必要)
永住ルート
TESOL教師(ANZSCO 249311)はCSOL掲載ですがMLTSSLには載っていません独立技術移住(189)は使えません。さらに技能評価(VETASSESS)には1〜3年の実務経験が必須で、卒業直後には評価が取れない構造です
向いている人
すでに英語を教える仕事をしていて、資格で裏づけを取りたい方/英会話スクール・児童英語・塾の講師としてキャリアを続けたい方/日本の英語教員で、教授法を体系的に学び直したい方/将来オンラインで英語を教えたい方

このページの結論 ── 3分でわかるTESOL留学

  1. 「TESOLの資格を取る」という言い方は、実は何も決めていません。4週間・約40万円のCELTAと、2年・約800万円の修士では、費用も、就ける職も、まったく違います。最初に決めるのは学校ではなく、どのレベルの資格を取るかです。
  2. すでに教える経験がある方は、1年で修士が取れます。シドニー大学の Master of Education(TESOL)は1年・AUD 51,500マッコーリー大学は経歴に応じて1年・1.5年・2年から選べます。現職の方が「1年だけ休職して取りに来る」ケースがあるのは、この構造があるからです。
  3. 逆に、教える経験がなくても入れる修士もあります。ウーロンゴン大学の Master of Education(TESOL)は分野を問わない学士(平均50%)だけで出願でき、教員資格は不要です。一方 UNSW は教員資格そのものが出願要件です。同じ「TESOLの修士」でも、入口が正反対だと考えてください。
  4. オーストラリアで英語を教えるなら、基準はELICOS Standards 2018です。教師には「3年以上の学位・ディプロマ+TESOL資格+指導経験」が求められ、上級の学術管理職には大学院レベルのTESOL資格が求められます。CELTAは入口、大学院はその先、という関係です。
  5. この資格では、オーストラリアの学校の先生にはなれません。州の教員登録は Master of Teaching が必要で、英語要件もスピーキング・リスニング8.0と桁違いです。TESOLは語学学校・専門学校・海外の英語教育のための資格だと、最初に線を引いておいてください。
  6. 永住を第一目的にするのは、この分野では勧めません。TESOL教師(249311)はCSOL掲載ですがMLTSSL非掲載で独立技術移住(189)が使えず、技能評価には1〜3年の実務経験が必要です。2025年の不足職種リストでも全州で「不足なし」。可能性はゼロではありませんが、遠回りです。
  7. 学費はすべて定価です。大学の奨学金は分野を問わない成績ベースのものが多く、TESOLの課程も対象になります。アンアルウェンでは、成績表から対象になり得る奨学金を無料で洗い出し、締切から逆算してご提案します。

TESOLとは ── 「資格名」ではなく「分野名」です

TESOL は Teaching English to Speakers of Other Languages の頭文字で、日本語では「英語教授法」と訳されます。英語を母語としない人に、英語をどう教えるかを扱う分野の名前です。

ここで最初につまずく方が多いので、はっきり書きます。「TESOL」という名前の資格は存在しません。4週間で取れるものも、2年かかる修士も、すべて「TESOL」と呼ばれています。日本語で「TESOLを取りました」と言っても、それがどのレベルのものかは、相手には伝わりません。

そして学ぶ内容は、多くの方が想像する「英語を上達させる授業」ではありません。教える側の技術です。

01

教え方の理論と実践

コミュニカティブ・アプローチ、タスク中心の指導、教室運営、発音の教え方。「なぜその活動をするのか」を説明できるようになるのが、独学との一番の違いです。

02

第二言語習得(SLA)

人が母語以外の言語を身につけていく過程の研究。大学院の課程では、ここが中心になります。理論を根拠に授業を設計できることが、上級職の条件になります。

03

教材開発と評価

カリキュラム設計、教材づくり、テストの作成と採点基準(ルーブリック)。教える人から、教える仕組みをつくる人へという移行を支える領域です。

ひとつ、はっきりさせておきます。TESOLの課程はあなたの英語力を上げるためのものではありません。英語力は入学時点で条件(大学院ならIELTS 6.5前後)を満たしていることが前提で、授業はその英語を使って「教え方」を学びます。「英語も上手くなって資格も取れる」という期待で選ぶと、負荷の高さに驚くことになります。英語力を上げることが目的なら、まず語学学校です。順序を逆にしないでください。

資格の階層 ── 何を取れば何ができるのか

この分野で最も費用対効果を左右するのが、資格のレベル選びです。上から順に取れば良いというものではなく、目的によって最適なレベルが違います。

資格 期間 費用の目安 これで何ができるか
CELTA 国際的な標準 4週間
パートタイムなら10週間
AUD 3,100〜3,900 世界の語学学校で通用する入口の資格。求人で名指しされることが最も多い
Trinity CertTESOL 4週間前後 CELTAと同水準 CELTAと同格として扱われる英国系の資格
Certificate IV in TESOL 8週間〜 校により幅あり 豪州の職業教育資格(AQF4)。技能評価で認められる最低ライン
Graduate Certificate in TESOL 半年 AUD 17,832
(ウーロンゴン大学)
大学院の入口。修士へ積み上げられる
Graduate Diploma in TESOL 1年 AUD 35,664
(ウーロンゴン大学)
修士の手前。実務経験と合わせれば技能評価の対象
修士(Master) 上級職の条件 1〜2年 AUD 51,500〜82,000 ELICOS上級学術職の要件。大学・教員養成・研究へ進む道も開く
この表の読み方。「とりあえず上を取ればいい」わけではありません。語学学校で教え始めたいだけなら、CELTAで足ります。費用は修士の20分の1以下です。一方、すでに教えている方が次の段階に進みたい、あるいは日本で「大学院卒+専門資格」という肩書きが要る場合は、修士でなければ意味がありません。この判断を先にしないまま学校を探すと、必要のない2年と数百万円を使うことになります。

CELTAと修士は、上下関係ではなく役割が違う

誤解されやすい点です。CELTAは「教室に立つための実技訓練」で、実際の学習者を相手にした指導実習が中核にあります。一方、大学院のTESOLは「なぜその教え方が有効なのかを研究レベルで理解し、カリキュラムや評価の設計ができるようになる」ための課程です。

だから現場では、「CELTAは持っているが理論的な裏づけがない」「修士は持っているが教室での実践経験が浅い」という両方の状態が起こります。理想は両方ですが、順番としてはCELTAで教え始めて、続けると決めてから大学院へ進むのが、費用の面でも納得の面でも堅い組み立てです。

ELICOS Standards 2018 ── 業界の資格基準

オーストラリアで留学生に英語を教える学校(ELICOS=English Language Intensive Courses for Overseas Students)は、連邦政府が定めるELICOS Standards 2018 という国家基準に従う義務があります。英語豪州(English Australia)によれば、留学生向けに登録されたELICOS校は全国で約300校あります。

この基準は、教師の資格要件を具体的に定めています。TESOLの資格を検討するうえで、これが事実上の「業界のものさし」になります。

01 教師の要件(3点セット)

①3年以上のフルタイムに相当する学位またはディプロマ(分野は教職でなくてよい)②適切なTESOL資格、またはTESOLを教授法として含む資格③TESOLの指導経験、または上級スタッフによる正式なメンタリング。

02 上級の学術管理職の要件

大学院レベルのTESOL資格に加え、教育管理とTESOL指導の経験、そしてTESOLの理論と実践の最新動向を把握し続けること。ここが「修士を取る意味」の中心です。

03 12歳以下を教える場合

TESOL資格に加えて、国が認める初等教育の教員資格が必要です。児童英語を豪州国内で教えたい場合は、TESOLだけでは足りません。

04 給与は労働協約で決まる

報酬はAward(裁定)や企業別協約に基づき、個人の資格と経験のレベルで決まります。資格が待遇に直結する構造で、需要は9月〜3月に高まる傾向があります。

この基準の①に注目してください。「3年以上の学位またはディプロマ(教職でなくてよい)」とあります。つまり、日本の4年制大学を出ていれば、専攻が何であっても①は満たしています。あとは②のTESOL資格を取り、③の経験を積めばよい。この分野の入口が「専攻を問わない」のは、こういう理由です。看護や幼児教育のように前提となる学位分野が指定される分野とは、根本的に構造が違います。

現職の方が「1年で取る」という選び方

このページで最もお伝えしたいのが、この点です。オーストラリアのTESOL修士には、すでに英語を教えている人向けに設計された「1年で修了する課程」があります。

理由は単純で、これらの課程はもともと、豪州国内の現職教師が資格を上げるために作られたものだからです。だから「教える経験がある人は、その分だけ短くする」という設計になっています。日本の英会話スクール講師、児童英語教室の先生、中学・高校の英語教員、大学の非常勤講師──こうした経歴は、この短縮ルートの条件に当てはまることがあります。

大学・課程 短縮後の期間 短縮の条件 学費(定価)
シドニー大学
Master of Education(TESOL) 最初から1年
1年 学士+教職課程、または学士+英語教授の実務2年など
教育学士の場合は実務1年で可
AUD 51,500
マッコーリー大学
Master of Applied Linguistics and TESOL 3段階
1年/1.5年/2年 1年=TESOLのGraduate Diploma・Honours、または学士+TESOL実務2年、またはGraduate Certificate+実務1年
1.5年=関連分野の学士、または学士+言語関連職の実務1年
2年で総額 82,000
1年課程は所要単位が半分
ウーロンゴン大学
Master of Education(TESOL)
1.5年
単位認定で短縮可
教育学を専攻し、教職経験3年がある場合、1セッション分(24単位)の単位認定を受けられます 3セッションで
52,488
ニューイングランド大学
Master of Applied Linguistics
1年/1.5年 経歴に応じて2種類。留学生のTESOL専攻はオンキャンパスのみの提供です 35,808
「実務経験」として認められるかは、書類の書き方で変わります。週何時間、どの機関で、どういう立場で、何を教えたか。日本の英会話スクールでの勤務や、非常勤講師としての授業担当は、職務内容を正しく記述すれば認められる可能性がありますが、「英語を使う仕事」というだけでは通りません。アンアルウェンでは、職歴を各大学の要件に照らして無料で確認し、必要な証明書類の準備までサポートします。1年か2年かで、学費も生活費も倍近く変わります。ここは最初に確認する価値があります。
担当
カウンセラーから、この分野を考えている方へ
アンアルウェン 留学カウンセリングチーム

TESOLのご相談で一番多いのが、「今の仕事を辞めずに行けますか」というご質問です。実際、この分野は働きながらキャリアを続けている方が、1年だけ来るという使われ方をしています。英会話スクールの講師の方、学校の英語の先生、企業の研修担当の方。目的は「転職」ではなく「裏づけ」であることが多い。

そういう方に最初にお伝えするのは、「1年で終えられるかどうかは、あなたの職歴の書き方で決まります」ということです。同じ経歴でも、大学に伝わる形で整理できているかどうかで、1年課程に入れるかが変わります。逆に、教える経験がまったくない方にはウーロンゴン大学のように経験を問わない課程をご案内します。ご経歴を伺えば、どちらの入口かはその場でお答えできます。

大学院の選択肢(6校を比較)

まず前提として知っておいていただきたいことがあります。オーストラリアのTESOL大学院の多くは、留学生が学生ビザで受講できません。国内の現職教師向けにオンライン中心で提供されているため、留学生向けの対面課程として登録されていない課程が少なくないのです。

実際、クイーンズランド工科大学(QUT)のTESOL専攻はオーストラリア・ニュージーランドの学生のみ、グリフィス大学のTESOL課程もオンライン提供が中心です。検索で出てくる課程の数と、実際に留学生が出願できる課程の数は、大きく違います。

1.5年・52,488ウーロンゴン大学 Master of Education(TESOL)

教える経験がない方にとって、最も入りやすい大学院の課程です。出願要件は「分野を問わない学士(平均50%相当)」のみで、教員資格は必要ありません。英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。ウーロンゴン・キャンパスでの対面受講が可能です。

内容はESL/EFL指導の理論と研究が中心で、第二言語習得、教育文法、発音指導、評価、テクノロジーを使った指導までを扱い、個別の研究プロジェクトで締めくくります。ESL教室での監督付き指導実習を選択することもできます。

  • 学費:1セッション AUD 17,496 × 3セッション = 総額 52,488
  • 短縮:教育学専攻+教職3年で1セッション分(24単位)の単位認定
  • 手前の資格も同じ大学で完結:Graduate Certificate in TESOL(半年・17,832)/Graduate Diploma in TESOL(1年・35,664)
  • さらに長い Master of Education Extension(TESOL)は2年・総額 69,984
  • 入学:Autumn(2月)/Spring(7月)
1年・51,500シドニー大学 Master of Education(TESOL)

1年で修士を取りたい方の第一候補です。Go8(オーストラリアの研究8大学)のひとつで、ダーリントン・キャンパス。CRICOSコード 000674B、英語要件はIELTS 6.5。

ただし出願条件が明確に「経験者向け」です。①教育学士+大学院での学修または関連実務1年、②学士+教職課程(Graduate Diploma in Education/Master of Teaching など)、③学士+大学院の教育学修または関連実務2年──このいずれかが必要です。日本で英語を教えてきた方にとっては、③が現実的な入口になります。

  • 学費:1年で AUD 51,500(1年課程なので、これが総額です)
  • 要件を満たさない場合は Graduate Certificate/Graduate Diploma から入り、修了後に修士へ移行する道があります
  • 入学:セメスター1(2月)/セメスター2(8月)
1〜2年・総額82,000マッコーリー大学 Master of Applied Linguistics and TESOL

応用言語学とTESOLを組み合わせた、この分野で最も伝統のある課程のひとつです。シドニー北部のワルマタガル・キャンパス。CRICOS 083778G、英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。

特徴は経歴に応じて期間が3段階に分かれていることです。2年(160単位)は分野を問わない学士から。1.5年(120単位)は関連分野の学士、または学士+言語関連職(語学教育・言語聴覚・翻訳通訳など)の実務1年から。1年(80単位)はTESOLのGraduate Diploma・Honours保持者、または学士+TESOL実務2年からです。

  • 科目:リテラシー、音声学と発音指導、語用論と異文化コミュニケーション、言語研究の方法論、言語テストと評価、教室実践の評価、カリキュラム論、ジャンル・談話・マルチモダリティ
  • 学費:2年課程で総額 AUD 82,000(1年課程は所要単位が半分)
  • 進路:EAL/D専門教員、ESL教師、言語評価の開発、カリキュラム設計、教員研修
2年・年33,697前後カーティン大学 Master of TESOL

西オーストラリア州パースの主要大学。CRICOS 0101413、英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。フルタイム2年。出願要件は学士・Honours・Graduate Certificate・Graduate Diploma のいずれかで、教員資格は不要です。

この課程について、大学自身が明記している点が重要です。「この課程は正式な教員資格にはならない」。そのうえで、海外で英語を教えるための資格になること、およびELICOS国家認定制度(NEAS)上の語学学校の上級管理職の要件を満たすことを、提供価値として説明しています。この分野の資格の性格を、大学が最も率直に書いている例です。

  • シドニー・メルボルンより生活費を抑えられるのがパースの利点です
  • 入学:Special Study Period 1/3
1〜1.5年・年35,808ニューイングランド大学 Master of Applied Linguistics

NSW州アーミデール。応用言語学の修士を1年または1.5年で提供しています(年 AUD 35,808)。Master of Education は年 AUD 30,480 と、大学院としては学費が抑えられています。

注意点がひとつあります。UNEはもともと通信教育に強い大学で多くの課程がオフキャンパス提供ですが、留学生向けのTESOL専攻はオンキャンパス提供に限られます。学生ビザで学ぶ以上、対面での受講が前提になるためです。地方都市のため生活費は都市部より低く抑えられます。

教員資格が必要UNSW Master of Education(TESOL)

Go8のひとつ。TESOL専攻は「専門資格として取得したい教師、または英語教師としての資格を更新したい教師」向けと明記されており、出願要件が他校と根本的に異なります。

要件は、①4年制の教育学士(実習を含み、NSW州等で教員として認められる水準のもの)、または②学士+教職の大学院資格(Graduate Diploma of Education、Master of Teaching など)。つまりすでに教員資格を持っている方でなければ出願できません。日本で教員免許をお持ちの方には有力な選択肢ですが、そうでない方は他校を検討することになります。

※2026年の入学枠は留学生の新規受付を終了している課程があり、2027年の入学は受付中です。この分野は課程ごとの受入状況の変動が大きいため、出願前の確認が必須です。

この6校以外の選択肢について。南オーストラリア州アデレードには、フリンダース大学の Master of TESOL(2年・年 AUD 36,900前後・CRICOS 060015G)と、アデレード大学の Master of Education(TESOL専攻・2年・年 AUD 41,300前後)があります。アデレード大学は2026年1月に旧アデレード大学と南オーストラリア大学(UniSA)が統合してできた大学で、旧UniSAのTESOL課程もこちらに引き継がれています。アデレードは卒業生ビザが1年長く出る地域(Category 2)で、生活費もシドニーより抑えられます。アンアルウェンではご希望の都市・予算・期間に応じて、これらを含めた比較表を無料でお作りします。

語学学校で取る ── CELTAとTrinity CertTESOL

大学院とは別の入口が、語学学校で取るCELTA(Certificate in English Language Teaching to Adults/ケンブリッジ大学英語検定機構)です。世界の語学学校の求人で、名指しで指定されることが最も多い資格で、英語教育業界の共通言語のような位置づけになっています。

項目 内容
期間フルタイム4週間(月〜金 8:30〜16:30)/パートタイム10週間(夜間+土曜午前)/オンライン10週間
費用AUD 3,100〜3,900 程度(ケンブリッジの試験料込み)。開講する学校によって設定が異なります
開講地シドニー・メルボルン・ブリスベン・パースなど。ただし開講校とスケジュールは年によって変わりますので、渡航時期に合う枠があるかは個別の確認が必要です
負荷4週間は相当に密度が高いコースです。授業のほかに、教材研究・指導案作成・課題で毎日数時間の自習が必要になります
実習実際の学習者を相手にした指導実習が中核。これがオンラインだけのTEFL資格との決定的な違いです
その後大学院への単位認定に使える場合があります。CELTA修了者を対象に、Graduate Certificate in TESOL などへの単位移行を認めている大学があります

Trinity CertTESOL(英国トリニティ・カレッジ・ロンドン)は、CELTAと同格として扱われる資格です。求人での知名度はCELTAがやや上ですが、内容と評価はほぼ同等と考えて差し支えありません。

CELTA・CertTESOLは、開講校が入れ替わります。この2つは語学学校が個別に認定を受けて開講するもので、提供を終了する学校もあれば、新たに始める学校もあります。数年前の記事や口コミで「あの学校で取れる」と書かれていても、現在は開講していないことが珍しくありません。アンアルウェンでは、ご希望の渡航時期に実際に開講している学校と日程を無料でお調べします。

Certificate IV in TESOL という選択肢

もうひとつ、オーストラリアの職業教育資格(AQFレベル4)である Certificate IV in TESOL があります。8週間程度から受講でき、豪州国内の専門学校で提供されています。

この資格が重要なのは、後述する技能評価(VETASSESS)で「Certificate IV レベル以上のTESOL資格」が要件として明記されている点です。CELTAもこの要件を満たすものとして例示されています。つまり移住まで視野に入れる場合、CELTAかCert IV以上が最低ラインになります。オンラインだけで完結する安価なTEFL証明書では、この要件を満たしません。

ビザの注意点です。CELTAは4週間なので、これ単体では学生ビザの対象になりません。実際には、①観光ビザ(3ヶ月まで就学可)で受講する、②ワーキングホリデービザの就学枠(4ヶ月まで)を使う、③語学学校の英語コースとパッケージにして学生ビザを取る──のいずれかになります。どの組み立てが最適かは、その後の予定によって変わります。アンアルウェンでは、渡航目的と滞在期間から逆算して、無料でご提案します。

学費比較(2026年・定価)

この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。大学の奨学金には分野を問わない成績ベースのものが多く、TESOLの課程も対象になります。実際にいくらになるかは、成績表を拝見して個別に確認しないとわかりません。定価のまま「高い」と判断して候補から外すのは、この分野ではとくにもったいない選び方です。
学校・課程 期間 学費(定価) 総額 都市
CELTA(語学学校) 最安・最短 4週間 AUD 3,100〜3,900 主要都市
ウーロンゴン大学 Grad Cert in TESOL 半年 17,832/セッション 17,832 ウーロンゴン
ウーロンゴン大学 Grad Dip in TESOL 1年 17,832/セッション 35,664 ウーロンゴン
ニューイングランド大学 M. Applied Linguistics 1〜1.5年 35,808/年 35,808〜53,712 アーミデール
シドニー大学 M.Ed(TESOL) 1年で修士 1年 51,500/年 51,500 シドニー
ウーロンゴン大学 M.Ed(TESOL) 経験不問 1.5年 17,496/セッション 52,488 ウーロンゴン
カーティン大学 Master of TESOL 2年 33,697/年 前後 67,400前後 パース
ウーロンゴン大学 M.Ed Extension(TESOL) 2年 17,496/セッション 69,984 ウーロンゴン
フリンダース大学 Master of TESOL 2年 36,900/年 前後 73,800前後 アデレード
マッコーリー大学 M. Applied Linguistics and TESOL 1〜2年 2年で 82,000 シドニー
アデレード大学 M.Ed(TESOL専攻) 2年 41,300/年 前後 82,600前後 アデレード
この表から読み取っていただきたいこと。「CELTAの3,100〜3,900」と「修士の82,000」の間には20倍の開きがあります。そして、その差で得られるものは「教室に立てる資格」ではなく、「上級職・研究・大学教員への道」です。教え始めることが目的なら、この20倍を払う必要はありません。
もうひとつ。1年の課程は、学費だけでなく生活費も半分になります。シドニーの単身生活費は月 AUD 2,000〜2,500 が目安。2年課程との差額は、学費の差にさらに25,000〜30,000が上乗せされると考えてください。「1年で終われるか」は、総額で100万円単位の違いになります。
※学費・期間・入学要件は各校の公表値(2026年度)をもとにしています。「前後」と記載した金額は第三者集計を含む目安です。制度・金額は予告なく変更されるため、出願前に最新条件をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、無料でお伝えしています。

奨学金 ── 学費は「定価」です

TESOLという分野に特化した奨学金は多くありません。ただし、それで話が終わるわけではありません。オーストラリアの大学は、留学生全般を対象にした成績ベースの奨学金を用意しており、TESOLを含む教育系の課程もその対象に含まれます。

実際にいくら変わるのか

減額率を仮に置いてみます。下記は「各校がこの%を出す」という意味ではなく、金額の桁を実感していただくための試算です。実際の減額率・条件は大学ごと、年度ごとに異なります。
  • シドニー大学 Master of Education(TESOL)1年・総額 AUD 51,500
    20%減額 → 約 41,200/10%減額 → 約 46,350
  • ウーロンゴン大学 Master of Education(TESOL)1.5年・総額 AUD 52,488
    20%減額 → 約 42,000/10%減額 → 約 47,240
  • マッコーリー大学 2年・総額 AUD 82,000
    20%減額 → 約 65,600/10%減額 → 約 73,800

そしてこの分野には、奨学金よりも大きな「減額」の手段があります。期間の短縮です。マッコーリー大学の2年課程(82,000)が実務経験の証明によって1年課程になれば、学費はおよそ半分。どんな奨学金より効きます。だからこそ、この分野では「奨学金を探す」より先に「短縮できないか」を確認します。

アンアルウェンを通すと、何が変わるか

01 期間短縮の可否を先に照会します

職歴・学歴を各大学の要件に照らし、1年課程・単位認定の対象になるかを出願前に確認します。この分野では、これが最大の費用削減策です。

02 対象になり得る奨学金を洗い出します

成績表をもとに、大学の成績ベース奨学金・国別奨学金・早期出願割引などを確認し、金額に落とした比較表をお渡しします。

03 締切から逆算します

要申請の奨学金は、コース出願の締切より早いことがあります。合格してから探しても間に合いません。スケジュールを先に引きます。

04 申請書類の作成を支援します

職務経歴の記述、志望理由、推薦状の依頼まで。すべて無料で、学校へ支払う学費も直接申込と変わりません。

奨学金で失敗しないための3点
  • 要申請のものは締切があります。出願と並行して準備しないと、通ったはずの枠を逃します
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります
  • 併用できないのが原則です。複数該当しても、通常はもっとも有利な1つが適用されます

入学条件・英語力・実務経験

学校・課程 学歴要件 実務経験 英語の目安
ウーロンゴン大学
M.Ed(TESOL)
分野を問わない学士
平均50%相当。教員資格は不要
不要 IELTS 6.5
(各項目6.0)
マッコーリー大学
M. Applied Linguistics and TESOL(2年)
分野を問わない学士
AQFレベル7相当
不要 IELTS 6.5
(各項目6.0)
マッコーリー大学
同(1年課程)
TESOLのGrad Dip・Honours
または学士のみでも可
TESOL実務2年
Grad Cert+実務1年でも可
IELTS 6.5
(各項目6.0)
シドニー大学
M.Ed(TESOL)
教育学士、または学士+教職課程
学士のみの場合は下記の経験が必要
関連実務1〜2年 IELTS 6.5
カーティン大学
Master of TESOL
学士/Honours/Grad Cert/Grad Dip 課程により考慮 IELTS 6.5
(各項目6.0)
UNSW
M.Ed(TESOL)
教員資格が必須
4年制教育学士、または学士+教職の大学院資格
要確認
CELTA(語学学校) 学位は不要
選考面接・課題あり
不要 上級レベルの英語力
目安 IELTS 6.5〜7.0相当
この分野の出願で差がつくのは、学歴ではなく「職歴の書き方」です。同じ「英会話スクール講師3年」でも、週何時間、どの年齢層に、どのカリキュラムで、どういう責任範囲で教えたかを整理できているかどうかで、1年課程に入れるかどうかが変わります。大学が見ているのは肩書きではなく職務内容です。アンアルウェンでは、この記述の作成を出願前に無料でサポートします。
※各校の正確な英語要件・入学要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

ルート別の組み立て方

目的と経歴から、現実的な組み立ては4つに整理できます。

ルート Aまず教え始めたい ── CELTAで最短4週間

英語の確認

上級レベル
(面接・課題)

CELTA

4週間
AUD 3,100〜3,900

語学学校で教える

日本・海外・オンライン

費用の目安:AUD 3,100〜3,900+4週間の滞在費。観光ビザ(3ヶ月まで就学可)やワーホリの就学枠でも受講できます。この分野で最も費用対効果が高い選択肢で、迷っている方にはまずここをお勧めしています
ルート B現職の講師・教員 ── 1年で修士を取る

職歴の整理

短縮要件の照合

IELTS 6.5

各項目6.0

修士(1年)

シドニー大学
/マッコーリー大学

復職/上級職へ

485で就労も可

費用の目安:学費 AUD 51,500前後+生活費 約25,000=総額 AUD 76,000前後(1年)。2年課程を選ぶと、この両方が倍近くになります。「1年で終われるか」を最初に確認する価値があるのは、この差のためです
ルート C教える経験なし ── 大学院から入る

IELTS 6.5

必要なら語学学校

修士(1.5年)

ウーロンゴン大学
経験不問

485ビザ

約2年就労

実務経験を積む

技能評価の要件

費用の目安:AUD 52,488(1.5年)。分野を問わない学士だけで出願でき、教員資格も実務経験も不要です。Graduate Certificate(半年・17,832)から始めて修士に積み上げるという、費用を分割する組み立ても可能です
ルート D段階的に ── CELTA → 実務 → 大学院

CELTA

4週間

教える仕事

1〜2年
日本でも可

修士(1年)

経験で短縮

上級職・大学へ

技能評価も可能に

最も無駄が少ない組み立てです。4万円台のCELTAで適性を確かめ、続けると決めてから修士へ。しかもその実務経験が、修士を1年に短縮する条件になります。「向いているかわからない」という段階の方には、この順序をお勧めしています

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01 留学生が学生ビザで取れる課程か

最初の関門です。TESOLの課程はオンライン・国内学生向けの提供が多く、検索で出てくる課程の多くは留学生が出願できません。CRICOS登録と対面提供の有無を先に確認します。

02 自分の経歴で何年になるか

1年か2年かで、総額が100万円単位で変わります。短縮要件は大学ごとに違うため、志望校を絞る前に職歴を各校の要件に照らしてください。

03 出願要件のタイプ

「経験不問型」(ウーロンゴン大学)と「教員資格必須型」(UNSW)は正反対です。同じ「TESOLの修士」という名前でも、入れる人がまったく違います。

04 指導実習が組み込まれているか

理論だけの課程と、ESL教室での監督付き実習がある課程があります。教えた経験がない方ほど、実習の有無が卒業後を左右します。

05 都市と生活費

シドニーとパース・アデレード・ウーロンゴンでは、生活費に年20〜30%の差が出ます。1〜2年通うなら、学費以上に効いてきます。

06 帰国後に何を名乗るか

日本の求人で評価されるのは「修士」という学位名か、「CELTA」という資格名か。ここで求められているものが違えば、選ぶべき課程も変わります。

卒業後の進路・年収

語学学校(ELICOS)の教師

豪州には留学生向けELICOS校が約300校。ELICOS Standards の3要件(学位+TESOL資格+経験)を満たせば応募できます。需要は9月〜3月に高まります。

語学学校の上級学術職(DOS等)

Director of Studies・アカデミックマネージャー。ELICOS Standards が「大学院レベルのTESOL資格」を要件としている職位で、修士を取る最大の実利がここにあります。

日本の英会話スクール・児童英語

この分野で最も現実的な進路です。「CELTA保持」「TESOL修士」は採用と時給の両方で評価されます。教室運営・講師研修に回るキャリアも開けます。

日本の学校・大学の英語教員

すでに教員免許をお持ちの方のスキルアップとして選ばれる進路。大学の英語教育職では、修士以上が応募条件になっていることが少なくありません。

教材開発・言語評価・EdTech

カリキュラム設計、テスト開発、教材制作、オンライン教育のコンテンツ設計。マッコーリー大学の課程が言語テストと評価を必修に置いているのは、この進路を想定しているためです。

オンライン英語指導・独立

場所に縛られない働き方。資格が「信用の担保」として直接効く領域で、CELTAや修士の有無が単価に反映されやすい分野です。

年収について、数字の扱いを正確にお伝えします。SEEKの2026年の集計では、EAL(English as an Additional Language)教師の給与水準は年 AUD 100,000〜115,000とされています。ただしこの数字には、州の教員登録を持ち、公立・私立学校でEAL/Dを担当する「学校の先生」が多く含まれます。語学学校(ELICOS)の教師は時給ベースの契約が中心で、これより低い水準になるのが一般的です。「TESOLの修士を取れば年収1,000万円」ではありません。この分野の資格は、収入を跳ね上げるものではなく、教える仕事を続けるための土台と、上級職への入場券だと考えてください。

ビザ・永住ルートの現実

この分野を検討される方から必ず聞かれる点です。結論から書きます。永住を第一目的にするなら、この分野は勧めません。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • TESOL教師(ANZSCO 249311 Teacher of English to Speakers of Other Languages)は、Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。技能不足ビザ(サブクラス482/Skills in Demand)のCore Skillsストリームの対象職種です
  • 技能評価機関は VETASSESS。評価の経路は2つあります
    • 経路1:TESOL・ESL教育など高い関連性のある分野の学士以上(例:Bachelor of Education in TESOL、Master of TESOL)+直近5年で1年の職務経験(週20時間以上)
    • 経路2:分野を問わない学士+AQFレベル4(Certificate IV)以上のTESOL資格(Graduate Diploma、Graduate Certificate、Diploma、Certificate IV in TESOL、CELTA が例示されています)+直近5年で3年の職務経験
  • その他、英語教育に焦点を当てた資格で100時間以上の講義と6時間以上の監督付き指導実習を含むものは、個別に審査されます
  • 修士(コースワーク)を修了すれば、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)
  • 学生ビザ在学中は2週間あたり48時間まで就労できます(長期休暇中は制限なし)

同時に、押さえておくべき制約

  • 249311はMLTSSLには掲載されていません。つまり独立技術移住(サブクラス189)には出願できません。州推薦(190・491)も、各州が指名リストに載せているかどうか次第です
  • 技能評価に実務経験が必須です。経路1でも1年、経路2なら3年。つまり「修士を修了した直後」には技能評価が取れません。485ビザで働きながら経験を積んで、はじめて評価に出せるという順序になります。これは他の多くの分野にはない、この職種特有の時間的な制約です
  • 労働市場の評価は厳しめです。Jobs and Skills Australia の2025年の職業別不足リストで、249311は全国・全州で「不足なし(No Shortage)」と判定されています(将来需要は「中程度」)。州推薦の枠が出にくい状況です
  • したがって現実的な永住ルートは、雇用主のスポンサーを得る形(482 → 186)が中心になります。語学学校が留学生をスポンサーするケースは、ないわけではありませんが多くはありません
  • 移民制度は毎年のように改正されます。職種リスト、点数、給与基準はいずれも変動します
それでも、この分野に価値がないということではありません。要点は「何のために取るのか」を取り違えないことです。永住が第一目的なら、看護幼児教育のように職種リスト上で有利な分野があります。一方、「英語を教える仕事を、資格の裏づけを持って続けたい」という目的なら、TESOLは費用も期間も英語要件も、最も現実的な選択肢です。アンアルウェンでは可能性と不確実性の両方をお伝えしたうえで、必要に応じて登録移民代理人(MARA)へおつなぎします。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

出願から出発までの流れ

ステップ 内容 目安時期
01 無料カウンセリング目的(教え始めたいのか、資格を上げたいのか)・学歴・職歴・英語力・予算から、CELTAか大学院かを確定します開始6〜12ヶ月前
02 期間短縮の照会職歴が1年課程・単位認定の要件を満たすかを各大学に確認します。この分野で最も金額に効く工程です6〜12ヶ月前
03 留学生受入の確認志望課程が留学生に開かれているか(CRICOS登録・対面提供)を確認します。TESOLではここで候補が絞られます6〜12ヶ月前
04 英語スコアの計画IELTS 6.5(各項目6.0)に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます4〜10ヶ月前
05 職務経歴書の作成教えた時間数・対象・カリキュラム・責任範囲を、大学の要件に沿った形で整理します4〜8ヶ月前
06 学校の選定・出願期間・総額・実習の有無・都市で候補を確定し、出願書類の作成をサポート3〜6ヶ月前
07 奨学金の申請要申請のものは締切から逆算して準備します3〜6ヶ月前
08 オファー受領・学生ビザ申請COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート2〜5ヶ月前
09 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
CELTAだけを受講する場合は、もっと短い準備で足ります。4週間のコースなら、ビザの組み立て(観光ビザ・ワーホリ・学生ビザのどれを使うか)と選考面接の準備が中心で、2〜3ヶ月前からの動き出しでも間に合うことが多いです。ただし人気校の枠は早く埋まります。

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、大学・大学院進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。CELTA修了後の求人探しや、大学院への進学相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。設備やサポート体制の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。働きながらキャリアを続ける方の短期留学の実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や労働市場の現実もそのままお伝えします。「その課程は留学生の受け入れをしていません」「TESOLでは独立技術移住は使えません」「その目的ならCELTAで足ります」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

アンアルウェンを利用するメリット・無料サポート内容

アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート(無料)
  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション
渡航後サポート(無料)
  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

オーストラリア TESOL留学 よくある質問

CELTAと大学院のTESOL、どちらを取るべきですか?

目的で決まります。「英語を教える仕事を始めたい」なら、CELTAで足ります。4週間・AUD 3,100〜3,900で、世界の語学学校の求人で最も名指しされる資格が手に入ります。学位も不要です。
一方、①すでに教えていて次の段階(上級職・教材開発・大学)に進みたい、②日本の求人で「修士」という学位が要る、③ELICOSの上級学術職を目指す──このいずれかなら、大学院でなければ意味がありません。ELICOS Standards 2018 は、上級の学術管理職に大学院レベルのTESOL資格を求めています。
迷われる場合は、CELTAから始めて、続けると決めてから大学院へ進む順序をお勧めしています。その実務経験が、修士を1年に短縮する条件にもなるからです。

働きながら、1年だけ休職して取りに行くことはできますか?

できます。むしろ、この分野の課程はもともとそういう使われ方を想定して設計されています。シドニー大学の Master of Education(TESOL)は1年課程で、出願要件が「教職課程の修了、または英語教授の実務経験」です。マッコーリー大学も、TESOLの実務2年があれば1年課程(80単位)で出願できます。
ポイントは職歴の証明です。週何時間、どの機関で、誰に、何を教えたか。これを大学の要件に沿って整理できるかどうかで、1年か2年かが決まります。アンアルウェンでは、この照合と書類作成を出願前に無料で行います。1年短縮できれば、学費と生活費を合わせて100万円単位で変わります。

英語を教えた経験がまったくありませんが、大学院に出願できますか?

できる課程があります。ウーロンゴン大学の Master of Education(TESOL)は、分野を問わない学士(平均50%相当)だけで出願でき、教員資格も実務経験も不要です。マッコーリー大学の2年課程(160単位)も、分野を問わない学士から出願できます。
逆に、UNSWのMaster of Education(TESOL)は教員資格そのものが出願要件で、経験のない方は出願できません。同じ「TESOLの修士」でも入口が正反対なので、課程名ではなく出願要件で候補を絞ってください。費用を分割したい場合は、Graduate Certificate(半年・17,832)から入って修士へ積み上げる道もあります。

TESOLを取ると、オーストラリアの学校で英語の先生になれますか?

なれません。オーストラリアの学校で教えるには各州の教員登録が必要で、そのためには Master of Teaching などの教員養成課程を修了しなければなりません。英語要件もIELTS Academic の4技能平均7.5、スピーキングとリスニングは8.0以上と、TESOLの6.5とは水準が違います(学校教員のページで詳しく解説しています)。
さらに、ELICOS Standards は12歳以下の学習者を教える教師に、TESOL資格に加えて国が認める初等教育の教員資格を求めています。豪州国内で児童英語を教えたい場合も、TESOLだけでは足りません。
TESOLが通用するのは、成人向けの語学学校(ELICOS)・専門学校・企業研修・海外の英語教育機関・オンラインです。この線引きを最初にしておくと、学校選びで迷いません。

英語力はどのくらい必要ですか?

大学院はIELTS 6.5(各項目6.0)が標準です。ウーロンゴン大学マッコーリー大学カーティン大学いずれもこの水準です。
CELTAには公式のスコア要件はありませんが、実質的には上級レベル(IELTS 6.5〜7.0相当)の英語力が必要です。受講前に選考面接と課題があり、そこで判断されます。理由は明確で、4週間で実際の学習者を教える実習をこなすからです。文法を英語で説明し、学習者の誤りを英語で指摘する必要があります。
スコアが足りない場合は、語学学校とパッケージで組むのが標準的な組み立てです。IELTS対策コースの手配も無料でサポートします。

オンラインのTEFL資格(数万円のもの)ではだめですか?

目的によります。趣味や、指導の入口を知るためなら十分です。ただし、次の2点では通用しません。
ひとつはオーストラリアでの就職。ELICOS Standards は「適切なTESOL資格」を求めており、実際の学習者を相手にした指導実習を含まない資格は、雇用側が「適切」と判断しにくいのが実情です。
もうひとつは技能評価。VETASSESSが認めるのはAQFレベル4(Certificate IV)以上のTESOL資格、またはCELTAのように100時間以上の講義と6時間以上の監督付き指導実習を含むものです。安価なオンライン証明書はこの基準を満たしません。後で取り直すことになるなら、最初からCELTAかCertificate IV以上を選ぶほうが結果的に安く済みます。

TESOLで永住は目指せますか?

制度上の道はありますが、率直に申し上げて遠回りです。TESOL教師(ANZSCO 249311)はCSOLには掲載されていますが、MLTSSLには載っていません。そのため独立技術移住(189)には出願できず、雇用主のスポンサー(482 → 186)が中心のルートになります。
もうひとつ、この職種特有の制約があります。技能評価(VETASSESS)に実務経験が必須で、TESOLの学位を持っていても直近5年で1年、学位が別分野なら3年の職務経験が要ります。つまり修了直後には評価に出せません。485ビザで働きながら経験を積む期間が必ず挟まります。
加えて、2025年のJobs and Skills Australia の調査では、この職種は全州で「不足なし」と判定されています。永住が第一目的なら、看護幼児教育のほうが道は近いというのが、私たちの正直な見立てです。

検索で出てくるTESOLの大学院に、なぜ出願できないものがあるのですか?

オーストラリアのTESOL課程の多くが、もともと国内の現職教師が働きながら資格を上げるために作られており、オンライン提供が中心だからです。学生ビザは対面での就学を前提とするため、オンライン専用の課程は留学生向けに登録されていません。
実例を挙げると、クイーンズランド工科大学(QUT)のTESOL専攻はオーストラリア・ニュージーランドの学生のみグリフィス大学のTESOL課程もオンライン提供が中心です。検索結果に並ぶ課程数と、留学生が実際に出願できる課程数は、かなり違います。
だからこの分野では、「良さそうな課程を見つける」より先に「留学生に開かれているか」を確認するのが順序です。アンアルウェンでは、この確認を出願前に無料で行います。

総額でいくら必要ですか?

ルートによって大きく変わります。CELTAだけなら AUD 3,100〜3,900+4週間の滞在費。1年の修士なら学費 51,500前後+生活費 約25,000=総額 AUD 76,000前後。2年の修士なら学費 67,000〜82,000+生活費 約50,000=総額 AUD 120,000〜130,000が目安です。
これに学生ビザの財政要件(単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜が加わります。
ただし、この表の学費はすべて定価です。大学の成績ベース奨学金はTESOLの課程も対象になりますし、それ以上に期間の短縮が効きます。2年が1年になれば、学費も生活費も半分。定価のまま判断しないでください。無料でシミュレーションをお作りします。

在学中にアルバイトはできますか?

できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。
この分野は、学んだことを在学中に試せるのが利点です。日本語のチューター、語学学校のアシスタント、オンラインでの英語指導、日本人向けの学習サポート。豪州国内で「英語を教える経験」を積めれば、それがそのまま技能評価の職務経験としてカウントされる可能性もあります(VETASSESSは週20時間以上を条件としています)。語学学校が集まる都市で学べば、業界の人脈もつくりやすくなります。

エージェントを通すと費用は高くなりますか?

いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、期間短縮の照会、留学生受入の確認、職務経歴書の作成、出願書類、奨学金の申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

TESOLと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

学校教員(Master of Teaching)

オーストラリアの学校で教えたい場合は、こちらが本命です。ただし州の教員登録が必要で、英語要件はスピーキング・リスニング8.0。期間も費用もTESOLより大きくなります。

通訳・翻訳(NAATI)

同じ「言語を仕事にする」分野の比較対象。NAATI認定は永住申請の加点対象になる場合があり、移住の面ではTESOLより道が広い分野です。

日本語教師

教える言語が逆になるだけで、必要な力はかなり重なります。オーストラリアは日本語教育が盛んな国で、TESOLの知識はそのまま日本語指導にも応用できます。

幼児教育・チャイルドケア

「子どもと関わる仕事」という目的が同じなら比較対象。幼児教育教員(241111)はMLTSSL掲載で、永住との距離はTESOLよりはるかに近い分野です。

まずは気軽にご相談ください。
相談・お見積りはすべて無料です。

「私の職歴なら1年課程に入れる?」「CELTAと修士、どちらが目的に合う?」「働きながら1年だけ行けますか?」
どんな疑問でもOK。無料相談・無理な勧誘は一切ありません。
※サポートは毎月12名様限定です。お早めにご連絡ください。

このページについて
最終更新日:2026年8月2日 / 執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・資格制度・ビザ情報は、以下の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※ビザおよび移住に関する最終的な判断・申請代理は、登録移民代理人(MARA)の業務範囲です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。
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