CELTAと大学院の違い / 学費 / 1年で取る方法
「TESOL」は資格の名前ではありません。 4週間で取れるCELTAから、2年かかる修士まで、まったく違うものが同じ言葉で呼ばれています。 そして、すでに教える仕事をしている方なら、修士を1年で修了できる課程があります。 何を取れば何ができるのかを、期間と金額で整理しました。
Summary — 3分でわかる
4週間・約40万円のCELTAと、2年・約800万円の修士では、費用も、就ける職も、まったく違います。最初に決めるのは学校ではなく、どのレベルの資格を取るかです。
シドニー大学の Master of Education(TESOL)は1年・AUD 51,500。マッコーリー大学は経歴に応じて1年・1.5年・2年から選べます。現職の方が「1年だけ休職して取りに来る」ケースがあるのは、この構造があるからです。
ウーロンゴン大学の Master of Education(TESOL)は分野を問わない学士(平均50%)だけで出願でき、教員資格は不要です。一方 UNSW は教員資格そのものが出願要件。同じ「TESOLの修士」でも、入口が正反対だと考えてください。
教師には「3年以上の学位・ディプロマ+TESOL資格+指導経験」が求められ、上級の学術管理職には大学院レベルのTESOL資格が求められます。CELTAは入口、大学院はその先、という関係です。
州の教員登録は Master of Teaching が必要で、英語要件もスピーキング・リスニング8.0と桁違いです。TESOLは語学学校・専門学校・海外の英語教育のための資格だと、最初に線を引いておいてください。
TESOL教師(249311)はCSOL掲載ですがMLTSSL非掲載で独立技術移住(189)が使えず、技能評価には1〜3年の実務経験が必要です。2025年の不足職種リストでも全州で「不足なし」。可能性はゼロではありませんが、遠回りです。
職業リスト・技能評価の要件・州指名の条件は毎年改定されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。01 — What TESOL is
TESOL は Teaching English to Speakers of Other Languages の頭文字で、日本語では「英語教授法」と訳されます。 英語を母語としない人に、英語をどう教えるかを扱う分野の名前です。
ここで最初につまずく方が多いので、はっきり書きます。「TESOL」という名前の資格は存在しません。 4週間で取れるものも、2年かかる修士も、すべて「TESOL」と呼ばれています。 日本語で「TESOLを取りました」と言っても、それがどのレベルのものかは、相手には伝わりません。 そして学ぶ内容は、多くの方が想像する「英語を上達させる授業」ではありません。教える側の技術です。
コミュニカティブ・アプローチ、タスク中心の指導、教室運営、発音の教え方。「なぜその活動をするのか」を説明できるようになるのが、独学との一番の違いです。
人が母語以外の言語を身につけていく過程の研究。大学院の課程では、ここが中心になります。理論を根拠に授業を設計できることが、上級職の条件になります。
カリキュラム設計、教材づくり、テストの作成と採点基準(ルーブリック)。教える人から、教える仕組みをつくる人へという移行を支える領域です。
ひとつ、はっきりさせておきます。TESOLの課程はあなたの英語力を上げるためのものではありません。英語力は入学時点で条件(大学院ならIELTS 6.5前後)を満たしていることが前提で、授業はその英語を使って「教え方」を学びます。「英語も上手くなって資格も取れる」という期待で選ぶと、負荷の高さに驚くことになります。英語力を上げることが目的なら、まず語学学校です。順序を逆にしないでください。
02 — The levels
この分野で最も費用対効果を左右するのが、資格のレベル選びです。上から順に取れば良いというものではなく、目的によって最適なレベルが違います。
| 資格 | 期間 | 費用の目安 | これで何ができるか |
|---|---|---|---|
| CELTA 国際的な標準 | 4週間 パートタイムなら10週間 | AUD 3,100〜3,900 | 世界の語学学校で通用する入口の資格。求人で名指しされることが最も多い |
| Trinity CertTESOL | 4週間前後 | CELTAと同水準 | CELTAと同格として扱われる英国系の資格 |
| Certificate IV in TESOL | 8週間〜 | 校により幅あり | 豪州の職業教育資格(AQF4)。技能評価で認められる最低ライン |
| Graduate Certificate in TESOL | 半年 | AUD 17,832 ウーロンゴン大学 | 大学院の入口。修士へ積み上げられる |
| Graduate Diploma in TESOL | 1年 | AUD 35,664 ウーロンゴン大学 | 修士の手前。実務経験と合わせれば技能評価の対象 |
| 修士(Master) 上級職の条件 | 1〜2年 | AUD 51,500〜82,000 | ELICOS上級学術職の要件。大学・教員養成・研究へ進む道も開く |
この表の読み方。「とりあえず上を取ればいい」わけではありません。語学学校で教え始めたいだけなら、CELTAで足ります。費用は修士の20分の1以下です。一方、すでに教えている方が次の段階に進みたい、あるいは日本で「大学院卒+専門資格」という肩書きが要る場合は、修士でなければ意味がありません。この判断を先にしないまま学校を探すと、必要のない2年と数百万円を使うことになります。
誤解されやすい点です。CELTAは「教室に立つための実技訓練」で、実際の学習者を相手にした指導実習が中核にあります。 一方、大学院のTESOLは「なぜその教え方が有効なのかを研究レベルで理解し、カリキュラムや評価の設計ができるようになる」ための課程です。
だから現場では、「CELTAは持っているが理論的な裏づけがない」「修士は持っているが教室での実践経験が浅い」という両方の状態が起こります。 理想は両方ですが、順番としてはCELTAで教え始めて、続けると決めてから大学院へ進むのが、費用の面でも納得の面でも堅い組み立てです。
03 — Industry standard
オーストラリアで留学生に英語を教える学校(ELICOS)は、連邦政府が定める ELICOS Standards 2018 という国家基準に従う義務があります。 英語豪州(English Australia)によれば、留学生向けに登録されたELICOS校は全国で約300校あります。 この基準が、事実上の「業界のものさし」になります。
①3年以上のフルタイムに相当する学位またはディプロマ(分野は教職でなくてよい)/②適切なTESOL資格、またはTESOLを教授法として含む資格/③TESOLの指導経験、または上級スタッフによる正式なメンタリング。
大学院レベルのTESOL資格に加え、教育管理とTESOL指導の経験、そしてTESOLの理論と実践の最新動向を把握し続けること。ここが「修士を取る意味」の中心です。
TESOL資格に加えて、国が認める初等教育の教員資格が必要です。児童英語を豪州国内で教えたい場合は、TESOLだけでは足りません。
報酬はAward(裁定)や企業別協約に基づき、個人の資格と経験のレベルで決まります。資格が待遇に直結する構造で、需要は9月〜3月に高まる傾向があります。
この基準の①に注目してください。「3年以上の学位またはディプロマ(教職でなくてよい)」とあります。つまり、日本の4年制大学を出ていれば、専攻が何であっても①は満たしています。あとは②のTESOL資格を取り、③の経験を積めばよい。この分野の入口が「専攻を問わない」のは、こういう理由です。看護や幼児教育のように前提となる学位分野が指定される分野とは、根本的に構造が違います。
04 — One year
このページで最もお伝えしたいのが、この点です。 オーストラリアのTESOL修士には、すでに英語を教えている人向けに設計された「1年で修了する課程」があります。 理由は単純で、これらの課程はもともと、豪州国内の現職教師が資格を上げるために作られたものだからです。
| 大学・課程 | 短縮後の期間 | 短縮の条件 | 学費(定価) |
|---|---|---|---|
| シドニー大学 Master of Education(TESOL) |
最初から1年 | 学士+教職課程、または学士+英語教授の実務2年など 教育学士の場合は実務1年で可 |
AUD 51,500 |
| マッコーリー大学 Master of Applied Linguistics and TESOL |
1年/1.5年/2年 | 1年=TESOLのGraduate Diploma・Honours、または学士+TESOL実務2年、またはGraduate Certificate+実務1年 1.5年=関連分野の学士、または学士+言語関連職の実務1年 |
2年で総額 82,000 1年課程は所要単位が半分 |
| ウーロンゴン大学 Master of Education(TESOL) |
1.5年 単位認定で短縮可 |
教育学を専攻し、教職経験3年がある場合、1セッション分(24単位)の単位認定を受けられます | 3セッションで 52,488 |
| ニューイングランド大学 Master of Applied Linguistics |
1年/1.5年 | 経歴に応じて2種類。留学生のTESOL専攻はオンキャンパスのみの提供です | 年 35,808 |
「実務経験」として認められるかは、書類の書き方で変わります。週何時間、どの機関で、どういう立場で、何を教えたか。日本の英会話スクールでの勤務や、非常勤講師としての授業担当は、職務内容を正しく記述すれば認められる可能性がありますが、「英語を使う仕事」というだけでは通りません。アンアルウェンでは、職歴を各大学の要件に照らして無料で確認し、必要な証明書類の準備までサポートします。1年か2年かで、学費も生活費も倍近く変わります。
カウンセラーから、ひとつ補足を。TESOLのご相談で一番多いのが、「今の仕事を辞めずに行けますか」というご質問です。実際、この分野は働きながらキャリアを続けている方が、1年だけ来るという使われ方をしています。目的は「転職」ではなく「裏づけ」であることが多い。そういう方に最初にお伝えするのは、「1年で終えられるかどうかは、あなたの職歴の書き方で決まります」ということです。逆に、教える経験がまったくない方にはウーロンゴン大学のように経験を問わない課程をご案内します。
05 — Universities
まず前提として知っておいていただきたいことがあります。 オーストラリアのTESOL大学院の多くは、留学生が学生ビザで受講できません。 国内の現職教師向けにオンライン中心で提供されているため、留学生向けの対面課程として登録されていない課程が少なくないのです。 検索で出てくる課程の数と、実際に留学生が出願できる課程の数は、大きく違います。
教える経験がない方にとって、最も入りやすい大学院の課程です。出願要件は「分野を問わない学士(平均50%相当)」のみで、教員資格は必要ありません。英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。ウーロンゴン・キャンパスでの対面受講が可能です。
1年で修士を取りたい方の第一候補です。Go8(オーストラリアの研究8大学)のひとつで、ダーリントン・キャンパス。CRICOSコード 000674B、英語要件はIELTS 6.5。ただし出願条件が明確に「経験者向け」です。
応用言語学とTESOLを組み合わせた、この分野で最も伝統のある課程のひとつです。シドニー北部のワルマタガル・キャンパス。CRICOS 083778G、英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。
西オーストラリア州パースの主要大学。CRICOS 0101413、英語要件はIELTS 6.5(各項目6.0)。フルタイム2年。出願要件は学士・Honours・Graduate Certificate・Graduate Diploma のいずれかで、教員資格は不要です。
※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・入学要件・受入状況は年度により変更されます。ご希望の都市・予算・期間に応じた比較表を無料でお作りします。
06 — CELTA
大学院とは別の入口が、語学学校で取る CELTA(Certificate in English Language Teaching to Adults/ケンブリッジ大学英語検定機構)です。 世界の語学学校の求人で、名指しで指定されることが最も多い資格で、英語教育業界の共通言語のような位置づけになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | フルタイム4週間(月〜金 8:30〜16:30)/パートタイム10週間(夜間+土曜午前)/オンライン10週間 |
| 費用 | AUD 3,100〜3,900 程度(ケンブリッジの試験料込み)。開講する学校によって設定が異なります |
| 開講地 | シドニー・メルボルン・ブリスベン・パースなど。ただし開講校とスケジュールは年によって変わりますので、渡航時期に合う枠があるかは個別の確認が必要です |
| 負荷 | 4週間は相当に密度が高いコースです。授業のほかに、教材研究・指導案作成・課題で毎日数時間の自習が必要になります |
| 実習 | 実際の学習者を相手にした指導実習が中核。これがオンラインだけのTEFL資格との決定的な違いです |
| その後 | 大学院への単位認定に使える場合があります。CELTA修了者を対象に、Graduate Certificate in TESOL などへの単位移行を認めている大学があります |
Trinity CertTESOL(英国トリニティ・カレッジ・ロンドン)は、CELTAと同格として扱われる資格です。求人での知名度はCELTAがやや上ですが、内容と評価はほぼ同等と考えて差し支えありません。
CELTA・CertTESOLは、開講校が入れ替わります。この2つは語学学校が個別に認定を受けて開講するもので、提供を終了する学校もあれば、新たに始める学校もあります。数年前の記事や口コミで「あの学校で取れる」と書かれていても、現在は開講していないことが珍しくありません。アンアルウェンでは、ご希望の渡航時期に実際に開講している学校と日程を無料でお調べします。
もうひとつ、オーストラリアの職業教育資格(AQFレベル4)である Certificate IV in TESOL があります。8週間程度から受講でき、豪州国内の専門学校で提供されています。 この資格が重要なのは、技能評価(VETASSESS)で「Certificate IV レベル以上のTESOL資格」が要件として明記されている点です。CELTAもこの要件を満たすものとして例示されています。 つまり移住まで視野に入れる場合、CELTAかCert IV以上が最低ラインになります。オンラインだけで完結する安価なTEFL証明書では、この要件を満たしません。
ビザの注意点です。CELTAは4週間なので、これ単体では学生ビザの対象になりません。実際には、①観光ビザ(3ヶ月まで就学可)で受講する、②ワーキングホリデービザの就学枠(4ヶ月まで)を使う、③語学学校の英語コースとパッケージにして学生ビザを取る──のいずれかになります。どの組み立てが最適かは、その後の予定によって変わります。アンアルウェンでは、渡航目的と滞在期間から逆算して、無料でご提案します。
07 — Tuition
この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。 大学の奨学金には分野を問わない成績ベースのものが多く、TESOLの課程も対象になります。 定価のまま「高い」と判断して候補から外すのは、この分野ではとくにもったいない選び方です。
| 学校・課程 | 期間 | 学費(定価) | 総額 | 都市 |
|---|---|---|---|---|
| CELTA(語学学校) 最安・最短 | 4週間 | ― | AUD 3,100〜3,900 | 主要都市 |
| ウーロンゴン大学 Grad Cert in TESOL | 半年 | 17,832/セッション | 17,832 | ウーロンゴン |
| ウーロンゴン大学 Grad Dip in TESOL | 1年 | 17,832/セッション | 35,664 | ウーロンゴン |
| ニューイングランド大学 M. Applied Linguistics | 1〜1.5年 | 35,808/年 | 35,808〜53,712 | アーミデール |
| シドニー大学 M.Ed(TESOL) | 1年 | 51,500/年 | 51,500 | シドニー |
| ウーロンゴン大学 M.Ed(TESOL)/経験不問 | 1.5年 | 17,496/セッション | 52,488 | ウーロンゴン |
| カーティン大学 Master of TESOL | 2年 | 33,697/年 前後 | 67,400前後 | パース |
| ウーロンゴン大学 M.Ed Extension(TESOL) | 2年 | 17,496/セッション | 69,984 | ウーロンゴン |
| フリンダース大学 Master of TESOL | 2年 | 36,900/年 前後 | 73,800前後 | アデレード |
| マッコーリー大学 M. Applied Linguistics and TESOL | 1〜2年 | ― | 2年で 82,000 | シドニー |
| アデレード大学 M.Ed(TESOL専攻) | 2年 | 41,300/年 前後 | 82,600前後 | アデレード |
この表から読み取っていただきたいこと。「CELTAの3,100〜3,900」と「修士の82,000」の間には20倍の開きがあります。そして、その差で得られるものは「教室に立てる資格」ではなく、「上級職・研究・大学教員への道」です。教え始めることが目的なら、この20倍を払う必要はありません。
もうひとつ。1年の課程は、学費だけでなく生活費も半分になります。シドニーの単身生活費は月 AUD 2,000〜2,500 が目安。2年課程との差額は、学費の差にさらに25,000〜30,000が上乗せされると考えてください。「1年で終われるか」は、総額で100万円単位の違いになります。
学費・期間・入学要件は各校の公表値(2026年度)をもとにしています。「前後」と記載した金額は第三者集計を含む目安です。制度・金額は予告なく変更されるため、出願前に最新条件をご確認ください。08 — Scholarships
TESOLという分野に特化した奨学金は多くありません。ただし、それで話が終わるわけではありません。 オーストラリアの大学は、留学生全般を対象にした成績ベースの奨学金を用意しており、TESOLを含む教育系の課程もその対象に含まれます。
減額率を仮に置いてみます。下記は「各校がこの%を出す」という意味ではなく、金額の桁を実感していただくための試算です。実際の減額率・条件は大学ごと、年度ごとに異なります。
そしてこの分野には、奨学金よりも大きな「減額」の手段があります。期間の短縮です。マッコーリー大学の2年課程(82,000)が実務経験の証明によって1年課程になれば、学費はおよそ半分。どんな奨学金より効きます。だからこそ、この分野では「奨学金を探す」より先に「短縮できないか」を確認します。
09 — Entry requirements
| 学校・課程 | 学歴要件 | 実務経験 | 英語の目安 |
|---|---|---|---|
| ウーロンゴン大学 M.Ed(TESOL) | 分野を問わない学士 平均50%相当。教員資格は不要 | 不要 | IELTS 6.5 各項目6.0 |
| マッコーリー大学 M. App Ling and TESOL(2年) | 分野を問わない学士 AQFレベル7相当 | 不要 | IELTS 6.5 各項目6.0 |
| マッコーリー大学 同(1年課程) | TESOLのGrad Dip・Honours または学士のみでも可 | TESOL実務2年 Grad Cert+実務1年でも可 | IELTS 6.5 各項目6.0 |
| シドニー大学 M.Ed(TESOL) | 教育学士、または学士+教職課程 | 関連実務1〜2年 学士のみの場合 | IELTS 6.5 |
| カーティン大学 Master of TESOL | 学士/Honours/Grad Cert/Grad Dip | 課程により考慮 | IELTS 6.5 各項目6.0 |
| UNSW M.Ed(TESOL) | 教員資格が必須 4年制教育学士、または学士+教職の大学院資格 | ― | 要確認 |
| CELTA(語学学校) | 学位は不要 選考面接・課題あり | 不要 | 上級レベルの英語力 目安 IELTS 6.5〜7.0相当 |
この分野の出願で差がつくのは、学歴ではなく「職歴の書き方」です。同じ「英会話スクール講師3年」でも、週何時間、どの年齢層に、どのカリキュラムで、どういう責任範囲で教えたかを整理できているかどうかで、1年課程に入れるかどうかが変わります。大学が見ているのは肩書きではなく職務内容です。アンアルウェンでは、この記述の作成を出願前に無料でサポートします。
※ 各校の正確な英語要件・入学要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。
10 — Four routes
目的と経歴から、現実的な組み立ては4つに整理できます。
費用の目安:AUD 3,100〜3,900+4週間の滞在費。観光ビザ(3ヶ月まで就学可)やワーホリの就学枠でも受講できます。この分野で最も費用対効果が高い選択肢で、迷っている方にはまずここをお勧めしています。
費用の目安:学費 AUD 51,500前後+生活費 約25,000=総額 AUD 76,000前後(1年)。2年課程を選ぶと、この両方が倍近くになります。「1年で終われるか」を最初に確認する価値があるのは、この差のためです。
費用の目安:AUD 52,488(1.5年)。分野を問わない学士だけで出願でき、教員資格も実務経験も不要です。Graduate Certificate(半年・17,832)から始めて修士に積み上げるという、費用を分割する組み立ても可能です。
最も無駄が少ない組み立てです。数十万円のCELTAで適性を確かめ、続けると決めてから修士へ。しかもその実務経験が、修士を1年に短縮する条件になります。「向いているかわからない」という段階の方には、この順序をお勧めしています。
11 — How to choose
最初の関門です。TESOLの課程はオンライン・国内学生向けの提供が多く、検索で出てくる課程の多くは留学生が出願できません。CRICOS登録と対面提供の有無を先に確認します。
1年か2年かで、総額が100万円単位で変わります。短縮要件は大学ごとに違うため、志望校を絞る前に職歴を各校の要件に照らしてください。
「経験不問型」(ウーロンゴン大学)と「教員資格必須型」(UNSW)は正反対です。同じ「TESOLの修士」という名前でも、入れる人がまったく違います。
理論だけの課程と、ESL教室での監督付き実習がある課程があります。教えた経験がない方ほど、実習の有無が卒業後を左右します。
シドニーとパース・アデレード・ウーロンゴンでは、生活費に年20〜30%の差が出ます。1〜2年通うなら、学費以上に効いてきます。
日本の求人で評価されるのは「修士」という学位名か、「CELTA」という資格名か。ここで求められているものが違えば、選ぶべき課程も変わります。
12 — Careers
豪州には留学生向けELICOS校が約300校。ELICOS Standards の3要件(学位+TESOL資格+経験)を満たせば応募できます。需要は9月〜3月に高まります。
Director of Studies・アカデミックマネージャー。ELICOS Standards が「大学院レベルのTESOL資格」を要件としている職位で、修士を取る最大の実利がここにあります。
この分野で最も現実的な進路です。「CELTA保持」「TESOL修士」は採用と時給の両方で評価されます。教室運営・講師研修に回るキャリアも開けます。
すでに教員免許をお持ちの方のスキルアップとして選ばれる進路。大学の英語教育職では、修士以上が応募条件になっていることが少なくありません。
カリキュラム設計、テスト開発、教材制作、オンライン教育のコンテンツ設計。マッコーリー大学の課程が言語テストと評価を必修に置いているのは、この進路を想定しているためです。
場所に縛られない働き方。資格が「信用の担保」として直接効く領域で、CELTAや修士の有無が単価に反映されやすい分野です。
年収について、数字の扱いを正確にお伝えします。求人サイトの集計では EAL(English as an Additional Language)教師の給与水準が年 AUD 100,000〜115,000とされることがあります。ただしこの数字には、州の教員登録を持ち、公立・私立学校でEAL/Dを担当する「学校の先生」が多く含まれます。語学学校(ELICOS)の教師は時給ベースの契約が中心で、これより低い水準になるのが一般的です。
「TESOLの修士を取れば年収1,000万円」ではありません。この分野の資格は、収入を跳ね上げるものではなく、教える仕事を続けるための土台と、上級職への入場券だと考えてください。
冒頭の指標について ── LIFE(月 約A$3,200)は、学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安です。カジュアルの全国最低時給 A$31.19(2025年7月〜)で試算した額で、収入を保証するものではありません。OUTCOME(年 約A$73,000)は Teachers of English to Speakers of Other Languages(ANZSCO 2493)のフルタイム週給 約A$1,402 を年換算した概算です(Job Outlook の公表値)。新卒の初任給ではなく、雇用形態・地域・資格により大きく異なります。13 — Read this twice
この分野を検討される方から必ず聞かれる点です。結論から書きます。永住を第一目的にするなら、この分野は勧めません。事実と制約を分けて整理します。
249311はMLTSSLには掲載されていません。州推薦(190・491)も、各州が指名リストに載せているかどうか次第です。
経路1でも1年、経路2なら3年。つまり「修士を修了した直後」には技能評価が取れません。485ビザで働きながら経験を積んで、はじめて評価に出せるという順序になります。これは他の多くの分野にはない、この職種特有の時間的な制約です。
Jobs and Skills Australia の2025年の職業別不足リストで、249311は全国・全州で「不足なし(No Shortage)」と判定されています(将来需要は「中程度」)。州推薦の枠が出にくい状況です。現実的な永住ルートは雇用主のスポンサーを得る形(482 → 186)が中心になります。
14 — Timeline
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | 目的(教え始めたいのか、資格を上げたいのか)・学歴・職歴・英語力・予算から、CELTAか大学院かを確定します | 開始6〜12ヶ月前 |
| 02 期間短縮の照会 | 職歴が1年課程・単位認定の要件を満たすかを各大学に確認します。この分野で最も金額に効く工程です | 6〜12ヶ月前 |
| 03 留学生受入の確認 | 志望課程が留学生に開かれているか(CRICOS登録・対面提供)を確認します。TESOLではここで候補が絞られます | 6〜12ヶ月前 |
| 04 英語スコアの計画 | IELTS 6.5(各項目6.0)に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます | 4〜10ヶ月前 |
| 05 職務経歴書の作成 | 教えた時間数・対象・カリキュラム・責任範囲を、大学の要件に沿った形で整理します | 4〜8ヶ月前 |
| 06 学校の選定・出願 | 期間・総額・実習の有無・都市で候補を確定し、出願書類の作成をサポート | 3〜6ヶ月前 |
| 07 奨学金の申請 | 要申請のものは締切から逆算して準備します | 3〜6ヶ月前 |
| 08 オファー受領・学生ビザ申請 | COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート | 2〜5ヶ月前 |
| 09 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
CELTAだけを受講する場合は、もっと短い準備で足ります。4週間のコースなら、ビザの組み立て(観光ビザ・ワーホリ・学生ビザのどれを使うか)と選考面接の準備が中心で、2〜3ヶ月前からの動き出しでも間に合うことが多いです。ただし人気校の枠は早く埋まります。
15 — Why An Arwen
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16 — Free support
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17 — FAQ
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新規サポート 毎月12名様限定18 — Related
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最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・資格基準・ビザ情報は、各校・各機関の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。とくにTESOLは、課程ごとの留学生受入状況の変動が大きい分野です。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。