Torrens University|Bachelor of Communication Design
アンアルウェン × 卒業生インタビュー
取材協力:卒業生Sさん
インタビュアー:アンアルウェン松本
学校名:Torrens University
コース:Bachelor of Communication Design
卒業生Sさんの体験談
- Q まず、Torrens Universityを選んだ理由から教えてください。
- Sさん:少人数制で現役デザイナーの講師が多いこと、スタジオ設備が充実していたことが決め手でした。あと奨学金もいただけたのが大きかったです。
- Q 入学前の英語や学習面の不安は?
- Sさん:英語力は、IELTS5.0しかなかったので、20週間だけTorrens付属の語学学校に通いました。アンアルウェンさんにエッセーの作り方を教えていただき、最初のハードルはだいぶ下がりました。
- Q 1学期目はどんなカリキュラムでしたか。
- Sさん:1年目は必須3科目+専攻科目4科目を中心に履修し、選択科目を1つ選びます。タイポグラフィや情報デザインに加え、ブランド戦略・ストーリーテリング・UI/UXやパッケージなど、“誰に何をどう伝えるか”を中心に学んでいきました。
- Q 授業の雰囲気や講師陣は?
- Sさん:10〜20人規模で、講評(クリティーク)が濃い。講師は現場のアートディレクターやブランディングの実務家が多く、「この余白は何を語っている?」みたいに、意図の言語化を徹底的に求められます。
- Q 印象に残ったプロジェクトは?
-
Sさん:いちばん印象に残っているのは、インターンで担当した地元企業のブランド見直しです。最初に代表やスタッフへヒアリングすると、「発信に統一感がなくて伝わりづらい」が悩みでした。
このプロジェクトで強く実感したのは、まず“見た目”ではなく“何を誰に届け、どんな行動を促したいのか”という伝達の設計が先にあることです。目的がはっきりすると、色や書体、レイアウトの判断がぶれません。また、ルールや制約を意図的に絞るほど現場は動きやすくなり、再現性とスピードが上がることも学びました。デザインは作って終わりではなく、テンプレや簡易ガイドまで含めて運用を設計して初めて“使える”状態になる、という感覚が身についたのも大きいです。
- Q 英語での学び・コミュニケーションの壁は?
- Sさん:講評のスピードが速くて最初は置いていかれがちでした。録音許可をもらって聞き直し、要点を英語で要約する練習を続けたら徐々に慣れました。
- Q 費用感はどうでしたか。
- Sさん:他の大学と比較すると、Torrens Universityは安かったと思います。(他の大学だと年間100万円以上高いという話を聞きました)英語コースの費用はかなり安くしていただけたので、助かりました!
- Q 就活サポートやキャリアの動きは?
- Sさん:大学のキャリアセンターで模擬面接とポートフォリオレビューを受け、講師の紹介でデザインスタジオにインターン→その後フリーの案件も獲得しました。英語でのプレゼン・見積・契約の基礎は、授業外で補強しておくと強いです。
- Q 留学生コミュニティや生活面は?
- Sさん:学校全体としては多国籍で刺激的です。ただ私のクラスは、留学生はあまりいませんでした。住居探しは到着前に短期滞在先だけ確保、現地で内見して決めました(アンアルウェンさんから地域情報と内見チェックリストの提供あり)。現地オフィスでのサポートもありがたかったです。
- Q 大変だったことトップ3を挙げるなら?
- Sさん:
● 締め切り前のスケジュール管理
● 英語
● 英語・・・笑
- Q これから出願する人へのアドバイスを。
- Sさん:まず、自分が特にワクワクする分野を一つ決めてください(たとえば「社会課題に強いデザイン」「文字が主役のデザイン」「動く表現」など)。その軸に合わせて毎回の課題テーマを選ぶと、作品がつながって見え、ポートフォリオが「何が得意で、何を大事にしている人か」を自然に語ってくれます。さらに、うまくいかなかった試作も含めてプロセスノートを丁寧に残すこと。考え方と成長の跡が伝わるので、面接で話しやすく、評価も上がりやすいです。
- Q アンアルウェンとしては、どんなサポートを提供しましたか。
- Sさん:(学生視点)学校選びの比較、出願書類とステートメントの添削、面接練習、ビザ申請のチェック、到着後オリエンテーション、住居・保険・アルバイト関連の基本情報まで本当に助かりました。困った時に“まず相談できる人”がいる安心感が大きかったです。
アンアルウェン・スタッフからのメッセージ
留学で大切なのは、「情報の量」を集めることだけでなく、自分に合う選択を見つけることです。出発前にやりたいことがはっきりしている方もいれば、「方向性はあるけれど、まだ具体化途中」という方もいます。Sさんの体験談が、これから留学を考える皆さまの参考になればうれしく思います。
Sさんは卒業後もオーストラリアでの就業を予定されています。新しい舞台でのご活躍を心より応援しています!
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