KOI — Sydney & Newcastle, New South Wales
シドニーのウィンヤードと、地方都市ニューカッスル。会計・ビジネス・IT・TESOLに絞った私立の高等教育機関です。日本国籍の方は、公式の奨学金対象国に明記されています。
シドニー中心部、ウィンヤード駅のすぐ上。11 York Streetのビルの7階から11階までを占めているのが、KOI(King’s Own Institute)のシドニーキャンパスです。もうひとつの校舎は、シドニーから北へ160km、ニューカッスルのダービーストリートにあります。
KOIを検討する方に、まず知っておいていただきたいことがあります。KOIの奨学金は、日本が公式に対象国として名指しされている、数少ない制度です。「KOI Selected Nationalities Scholarship」の対象国リストには、中国・香港・インドネシア・日本・マレーシア・モンゴル・フィリピン・韓国・ベトナム・全ヨーロッパ諸国が並んでいます。日本のパスポートを持っているというだけで、1トリメスターあたりA$1,000の授業料が減額されます。
加えてKOIからは、アンアルウェン宛に「2026年も日本人学生に対して全フルタイムコースで1トリメスターA$1,000の奨学金を継続し、ニューカッスル校ではさらに20%の地方奨学金を提供する」という案内を直接いただいています。このページの学費表は、その2026年版の公式料金表にもとづいて作成しています。
一方で、はっきりお伝えしておくべきこともあります。KOIは「大学」ではありません。私立の高等教育機関(Higher Education Provider)で、QSやTHEの世界大学ランキングには登場しません。研究実績や大学ブランドを重視する方には向かない学校です。このページでは、学費・奨学金・入学条件・2026年の入学日を公式情報で整理したうえで、ICMSや総合大学(UTSなど)との比較まで踏み込みます。
KOI(King’s Own Institute)は、2010年に設立されたオーストラリアの私立高等教育機関です。2025年に創立15周年を迎えました。運営法人はAustralian Institute of Business and Management Pty Ltdで、KOIはその商号にあたります。オーストラリア政府の高等教育規制機関TEQSAに登録され(TEQSA ID: PRV12012、CRICOS Provider Code: 03171A)、ディプロマから修士号までを授与する権限を持っています。
学校名の「King’s Own」は、CEOであるDr Doug Hinchliffeが交換士官として所属したイギリス陸軍の連隊名に由来します。また「KOI(鯉)」は、滝を登りきると龍になるという伝説から、困難を越えて高い目標に到達する学生像を象徴させたものだと公式に説明されています。
出典:Student Experience Survey 2023–2024(www.qilt.edu.au)。QILTはオーストラリア政府が実施する全国共通の学生調査で、大学・高等教育機関を横断して同じ設問で比較できる唯一の公的データです。KOIは4指標すべてで全国平均を上回っています。
KOI Selected Nationalities Scholarship(KSNS)の対象国リストに Japan が入っています。成績審査もエッセイも不要で、国籍要件を満たせば適用されます。フルタイム履修で1トリメスターA$1,000(MBAはA$750)の減額です。
会計、ビジネス(マネジメント&ファイナンス)、IT、TESOL(英語教授法)の4領域に絞った構成です。総合大学のように学部が多いわけではありませんが、その分だけ科目と教員が集中しています。
会計課程(Bachelor of Business (Accounting)、Master of Accounting、Master of Professional Accounting)はCPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を満たします。Bachelor of Information TechnologyはACS(オーストラリア・コンピュータ・ソサエティ)の認定を受けています。
ニューカッスル校は「ニューカッスル初の私立高等教育機関」としてCBDに開設されました。移民制度上の地方区分に該当する都市で、20%の地方奨学金が適用されます。
1年を3学期で運営しており、3月・7月・11月に入学できます。年2回入学の大学より渡航時期の自由度が高く、フルに履修すれば修了までの期間も短縮できます。
KOIは「University」ではなく高等教育機関です。世界大学ランキングには掲載されません。研究や大学ブランドを求める方には向きません。ここは、資格と実務に直結する分野を選ぶ学校です。
「大学ではない」ことを、どう考えるべきか。
オーストラリアの高等教育は、University(大学)とHigher Education Provider(高等教育機関)に分かれています。KOIは後者です。ただし授与される学位は同じAQF(オーストラリア資格枠組)に基づくもので、学士はAQFレベル7、修士はレベル9。卒業後の学生ビザ(subclass 485)の枠組みでも、大学の学位と分けて扱われるわけではありません。
そして会計とITについては、CPA Australia・CA ANZ・IPA・ACSという専門職団体の認定が、大学かどうかとは別の基準で与えられています。会計士やICT職を目指す方にとって実務上重要なのは、大学名よりもこの認定の有無です。逆に、日本での新卒就職で「大学名」が判断材料になる場面を想定している方は、ここを踏まえて選ぶ必要があります。
住所はLevels 7-11, 11 York Street, Sydney NSW 2000。シドニーCBDの中心、ウィンヤード駅の真上にあたる「Wynyard Green」ビルの5フロアを使用しています。シドニーの主要な鉄道・バス路線が集まる駅の直上という立地で、通学とアルバイトの両立という点では、これ以上ないアクセスです。
開講時間は月〜金の8:30〜17:00。全コースがこのキャンパスで開講されます。
シドニーCBDウィンヤード駅直上全コース開講KSNS奨学金の対象住所はGround Floor & Level 1, 59 Darby Street, Cooks Hill NSW 2300。シドニーから北へ約160km、車で2時間強の距離にあるニューサウスウェールズ州第2の都市です。KOIは自校を「ニューカッスル初の私立高等教育機関」と位置づけています。ダービーストリートはカフェとギャラリーが並ぶエリアで、ビーチも徒歩圏です。
設備はコンピュータラボ、館内WiFi、図書館(印刷・電子蔵書)、コーヒーと軽食を用意できる学生ラウンジ、印刷・コピー環境。会計・ビジネス/マネジメント・ファイナンス・IT・TESOLの学士/ディプロマ/修士課程が開講されます。20%の地方奨学金が適用されるのはこのキャンパスです。
地方都市20%地方奨学金生活費が安いビーチ徒歩圏シドニーから2時間※開講コースはキャンパスおよびトリメスターにより異なる場合があります。志望コースが希望キャンパスで開講されるかは、出願前にご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
KOIの学位課程は、1科目=4クレジットポイントで統一されています。学士は24科目・6トリメスター(156週)、修士は12〜16科目・3〜4トリメスター(78〜104週)という構成です。
| コース | 期間 | 科目数 | 特記 |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Information Technology 情報技術 | 156週 6トリメスター | 24科目 | ACS(オーストラリア・コンピュータ・ソサエティ)認定。選択科目でAI・クラウド・モバイルコンピューティングなどに方向づけできます |
| Bachelor of Business (Accounting) ビジネス(会計) | 156週 | 24科目 コア20+選択4 | CPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を充足。Diploma of Accountingを中間資格として取得できます |
| Bachelor of Business (Management and Finance) ビジネス(経営・財務) | 156週 | 24科目 コア17+選択7 | 経営系6科目+ファイナンス専門4科目。Diploma of Managementを中間資格として取得できます |
| Diploma of Information Technology ITディプロマ | 2トリメスター | 8科目 | 修了後にBachelor of Information Technologyへ進学でき、最大8科目分の単位認定を受けられます |
※Diploma of Accounting/Diploma of Managementも同様に開講されており、それぞれ対応する学士課程への進学ルートになります。
| コース | 期間 | 科目数 | 特記 |
|---|---|---|---|
| Master of Professional Accounting 専門会計 | 104週 4トリメスター | 16科目 | CPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を充足。分野を問わず学士号を持つ方が対象で、会計未経験からでも入れます |
| Master of Information Technology 情報技術 | 104週 | 16科目 | 選択科目でデータアナリティクス専攻/サイバーセキュリティ専攻に方向づけできます。IT系の学士(平均55%以上)が要件 |
| Master of Information Systems 情報システム | 104週 | ― | ITとビジネスの接続領域。ハイブリッド受講の対象コースです |
| Master of Business Administration(MBA) | 104週 | 12科目 選択科目なし | フルタイムが1トリメスター3科目の構成。最終学期にスタディツアーとマネジメントレポートのキャップストーンがあります |
| Master of Arts (TESOL) 英語教授法 | 78週 3トリメスター | 12科目 コア9+選択3 | KOIで唯一の1年半コース。実習(プラクティカム)と研究プロジェクトを含みます |
| Master of Arts (TESOL) (Professional) | 104週 | ― | 上記の2年版 |
※このほかMaster of Accounting、Graduate Certificate/Graduate Diploma(Business・Information Systems・Information Technology・TESOL)が開講されています。Graduate Certificate/Diplomaは修士課程の中間資格(exit pathway)としても機能します。
MA(TESOL)の78週という数字は、見逃されがちですが大きい差です。オーストラリアの修士課程は2年(104週)が標準ですが、KOIのMaster of Arts (TESOL)は3トリメスター=78週で修了します。期間が半年短いということは、学費だけでなく生活費も半年分減るということです。
学費で見ても総額A$21,750(奨学金適用後)。オーストラリアで英語教授法の修士号を取るルートとしては、費用面でかなり際立った位置にあります。
| 試験 | 学士・ディプロマ | 修士・大学院課程 |
|---|---|---|
| IELTS Academic | 総合6.0 各バンド5.5以上 | 総合6.5 各バンド6.0以上 |
| TOEFL iBT | 60 | 80 |
| PTE Academic | 総合50 各バンド42以上 | 総合58 各バンド50以上 |
| Cambridge English (CAE / C1 Advanced) | 169 各バンド162以上 | 176 各バンド169以上 |
※英語試験のスコアは受験から2年間有効です。TOEFL iBTについては、KOIの要件表で「2026年1月21日より前に受験したスコア」という但し書きが付いています。制度改定にともなう経過措置とみられるため、これから受験される方はアンアルウェンで最新の基準を確認してからお申し込みください。
IELTS 6.0(各5.5)という数字の意味。オーストラリアの多くの大学が学部でIELTS総合6.5(各6.0)を求めるなか、KOIの学部要件は総合6.0(各5.5)です。総合0.5・各バンド0.5の差は、対策期間にすると数ヶ月に相当します。
「オーストラリアの学位課程は総合6.5必要」という前提で準備期間を長く見積もっている方は少なくありません。KOIの学部課程では、その前提が当てはまりません。ただし修士課程は総合6.5(各6.0)で、大学と同水準です。
KOIは「Academic Entry Requirements by country(Undergraduate studies)」という国別要件表を公表しており、そこに日本が明記されています。この文書は2026年2月4日付で更新され、2026年2月20日にKOIのAcademic Boardで承認されたものです。
| コース区分 | 日本の要件(公式表記) | 最低GPA | 参考:オーストラリア国内 |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Business | Kotogakko Sotsugyo Shosho (Upper Secondary School=高等学校卒業証書) | 2.75 | ATAR 55 |
| Bachelor of Accounting | Kotogakko Sotsugyo Shosho (高等学校卒業証書) | 3.0 | ATAR 60 |
| Bachelor of Information Technology | Kotogakko Sotsugyo Shosho (高等学校卒業証書) | 3.5 | ATAR 70 |
KOIの国別要件表には、日本のGPAをどの尺度(4段階か5段階か)で見るかの明記がありません。日本の高校の調査書は5段階評定が一般的ですが、4.0換算GPAで提出を求められることもあります。要件表では国ごとに尺度が異なっており(ネパールは4.0基準、バングラデシュは5.0基準など)、日本の扱いを推測で決めることはできません。
アンアルウェンでは、成績証明書をお預かりしてKOIに事前判定を依頼しています。「自分の評定平均で出願できるのか」は、判定を受ければ確実にわかります。無料で代行しますので、まずはお声がけください。
Master of Professional Accountingの「分野を問わず」は、実務上かなり効きます。日本で文学部・法学部・工学部を出た方でも、会計の修士課程に出願できるということです。しかもこの課程はCPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を満たしますから、卒業後にオーストラリアの会計士資格へ進む道が開きます。
「日本での専攻と違う分野に方向転換したい」というご相談は多いのですが、受け入れてくれる課程は限られます。ここは選択肢として押さえておく価値があります。
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以下のうち、公式に公表されている数値(国別要件表のGPA、英語要件、学費)以外はアンアルウェンの実務上の考え方です。実際の判定は出願書類にもとづくKOIの審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
私たちが複数の私立高等教育機関を扱っていて感じるのは、日本が国別入学要件表に載っていない学校が意外に多いということです。中国・インド・ベトナムのように出願者数が多い国は明記されているのに、日本は空欄——というケースは珍しくありません。載っていない場合は「個別審査」となり、出願して判定を待つまで可否がわかりません。
KOIは違います。「Kotogakko Sotsugyo Shosho(高等学校卒業証書)+最低GPA 2.75/3.0/3.5」と、コース区分ごとに数字が明示されています。しかも文書には更新日(2026年2月4日)とAcademic Boardの承認日(2026年2月20日)まで入っています。これは「計画が立てられる」ということです。
実務でどう効くか、具体的に書きます。たとえば「ITを学びたいけれど評定平均が3.2」という高校生の方がいるとします。Bachelor of Information Technologyの基準はGPA 3.5ですから、直接入学は届かない可能性が高いと、出願前の段階で見当がつきます。
そうとわかれば、打つ手が変わります。①Bachelor of Business(基準2.75)から入って、選択科目でIT系を取る。②Diploma of Information Technology(2トリメスター)から入り、修了後にBachelor of Information Technologyへ進んで最大8科目分の単位認定を受ける。この2つ目のルートなら、卒業までの総年数はほぼ変わりません。基準が公開されているからこそ、こういう組み立てが事前にできます。
前述のとおり、KOIの要件表には日本のGPAをどの尺度で見るかの記載がありません。日本の高校の調査書は5段階評定(評定平均)が一般的ですが、これを4.0換算のGPAに直すと数字は当然変わります。「評定平均3.2だからGPA 3.2」とは限りません。
判定に1〜2週間かかることがあります。早めに動くほど選択肢が広がります。
KOIは1年を3トリメスターで運営しており、3月・7月・11月の年3回入学できます。2026年の日程は公式に公表されています。
| 項目 | トリメスター1 2026年3月入学 | トリメスター2 2026年7月入学 | トリメスター3 2026年11月入学 | トリメスター1 2027年3月入学 |
|---|---|---|---|---|
| 出願締切 | 2026年1月16日 | 2026年5月15日 | 2026年9月11日 | 2027年1月16日 |
| コース開始 | 2026年3月2日 | 2026年6月29日 | 2026年10月26日 | 2027年3月1日 |
| 履修登録開始 | 2026年2月16日 | 2026年6月15日 | 2026年10月12日 | 2027年2月15日 |
| 履修登録期限 | 2026年3月13日 | 2026年7月11日 | 2026年11月6日 | 2027年3月12日 |
| オリエンテーション (大学院) | 2026年2月25日 | 2026年6月24日 | 2026年10月21日 | 2027年2月24日 |
| オリエンテーション (学部) | 2026年2月26日 | 2026年6月25日 | 2026年10月22日 | 2027年2月25日 |
| オリエンテーション (ニューカッスル校) | 2026年2月27日 | 2026年6月26日 | 2026年10月23日 | 2027年2月26日 |
| センサスデート (履修確定日) | 2026年3月27日 | 2026年7月24日 | 2026年11月20日 | 2027年3月30日 |
| 授業期間 | 3月2日〜5月23日 | 6月29日〜9月19日 | 10月26日〜12月19日 2027年1月4日〜1月30日 | 3月1日〜5月22日 |
| 復習・試験週 | 5月25日〜6月6日 | 9月21日〜10月3日 | 2027年2月1日〜2月13日 | 5月24日〜6月5日 |
| 休暇期間 | 6月8日〜6月27日 | 10月5日〜10月23日 | 12月21日〜1月2日 2月15日〜2月27日 | 6月7日〜6月26日 |
この表で最初に見るべきは「出願締切」の行です。コース開始の約6〜7週間前に締切が設定されています。2026年11月入学であれば締切は9月11日。ここから逆算すると、学生ビザの申請期間、CoE(入学許可確認書)の発行、学費の送金、成績証明書の英文化まで含めて、実際には入学希望の3〜4ヶ月前には動き出しておきたいのが実情です。
加えて注意したいのがセンサスデート(履修確定日)です。この日を過ぎるとコースを取り消しても授業料が発生します。逆に言えば、この日までなら履修の調整が効きます。渡航直後は生活の立ち上げに時間を取られますので、初回トリメスターの科目数はここを見ながら決めることをおすすめしています。
この表の金額は、すでに奨学金を適用したあとの金額です。KOIが2026年の日本人を含む対象国の学生向けに発行している公式料金表にもとづいています。KOI Selected Nationalities Scholarship(KSNS)による1トリメスターA$1,000(MBAはA$750)の減額が、すでに反映されています。
つまり「この金額から、さらに何かを申請して安くする」のではなく、この金額が日本人の方の条件だとお考えください。定価との差は、後述のとおり総額でA$3,000〜6,000です。
| コース | 期間 (週) | 1トリメスター | 総額 |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Information Technology | 156 | A$6,750 | A$40,500 |
| Bachelor of Business (Accounting) | 156 | A$6,250 | A$37,500 |
| Bachelor of Business (Management and Finance) | 156 | A$6,250 | A$37,500 |
| Master of Information Technology | 104 | A$8,000 | A$32,000 |
| Master of Professional Accounting | 104 | A$7,250 | A$29,000 |
| Master of Information Systems | 104 | A$6,500 | A$26,000 |
| Master of Business Administration(MBA) | 104 | A$5,625 | A$22,500 |
| Master of Arts (TESOL) | 78 | A$7,250 | A$21,750 |
| Master of Arts (TESOL) (Professional) | 104 | A$7,250 | A$29,000 |
出典:KOI「2026 Tuition Fees for Selected Nationalities」(Version 7 November 2025)。オフショア(日本から出願)・オンショア(オーストラリア国内から出願)とも同額です。
ニューカッスル校は、オフショア(日本から出願)とオンショア(オーストラリア国内から出願)で適用される奨学金が異なります。オンショアの列が、20%地方奨学金を適用した金額です。
| コース | オフショア (KSNS適用後) | オンショア (20%地方奨学金適用後) | ||
|---|---|---|---|---|
| 1トリメスター | 総額 | 1トリメスター | 総額 | |
| Bachelor of Information Technology | A$6,750 | A$40,500 | A$5,400 | A$32,400 |
| Bachelor of Business (Accounting) | A$6,250 | A$37,500 | A$5,000 | A$30,000 |
| Bachelor of Business (Management and Finance) | A$6,250 | A$37,500 | A$5,800 | A$34,800 |
| Master of Information Technology | A$8,000 | A$32,000 | A$6,400 | A$25,600 |
| Master of Professional Accounting | A$7,250 | A$29,000 | A$5,800 | A$23,200 |
| Master of Information Systems | A$6,500 | A$26,000 | A$6,000 | A$24,000 |
| Master of Business Administration(MBA) | A$5,625 | A$22,500 | A$5,100 | A$20,400 |
| Master of Arts (TESOL) | A$7,250 | A$21,750 | A$6,600 | A$19,800 |
| Master of Arts (TESOL) (Professional) | A$7,250 | A$29,000 | A$6,600 | A$26,400 |
KOIの公式資料には「ニューカッスル校に出願する学生は20%地方奨学金の対象となり、これはKSNS奨学金より高い価値がある」と明記されています。実際、Bachelor of Information Technologyの総額はシドニーA$40,500に対しニューカッスルA$32,400で、A$8,100の差があります。
ただし、オンショアの金額が「何に対する20%引きなのか」がコースによって揃っていません。Bachelor of Information Technologyなど一部のコースはKSNS適用後の金額から20%引き、Master of Information SystemsやMBAなど別のコースは奨学金適用前の定価から20%引き、という計算になっています。公式表をそのまま転記していますが、実際の適用額はコースごとにKOIへ確認するのが確実です。アンアルウェンで無料でお調べしてお伝えします。
「すでに適用済みの金額」と言われても実感が湧きにくいので、逆算してみます。KSNSは1トリメスターA$1,000(MBAのみA$750)の減額ですから、定価は次のとおりです。
| コース | 定価(逆算) | 日本人の方の金額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Information Technology | A$46,500 | A$40,500 | −A$6,000 |
| Bachelor of Business(各専攻) | A$43,500 | A$37,500 | −A$6,000 |
| Master of Information Technology | A$36,000 | A$32,000 | −A$4,000 |
| Master of Professional Accounting | A$33,000 | A$29,000 | −A$4,000 |
| Master of Information Systems | A$30,000 | A$26,000 | −A$4,000 |
| Master of Business Administration(MBA) | A$25,500 | A$22,500 | −A$3,000 |
| Master of Arts (TESOL) | A$24,750 | A$21,750 | −A$3,000 |
※定価はKSNSの減額幅(1トリメスターA$1,000/MBAはA$750)から逆算したもので、KOIが定価として公表している数値ではありません。学費の目安としてご覧ください。
| 費目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学手続料(Enrolment Fee) | A$250 | 初回出願時に必要。返金されません |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 A$650前後〜 | 学生ビザの必須要件。期間・保険会社により変動 |
| 学生ビザ申請料 | 約 A$2,000 | オーストラリア政府に納付 |
| 教科書・教材費 | コースにより変動 | 図書館の電子蔵書で代替できる科目もあります |
| 生活費 | 要試算 | オーストラリア内務省が示す学生ビザの生計費基準にもとづいて計算します。ニューカッスルはシドニーより家賃・食費とも安いとKOI公式も明記しています |
総額を比べるときに、私たちが必ず見る2点を書いておきます。
①キャンパスで総額が変わる。同じBachelor of Information Technologyでも、シドニーA$40,500とニューカッスルA$32,400ではA$8,100の差があります。さらにニューカッスルは家賃も安い。3年間の生活費まで含めると、差はもっと開きます。
②期間で総額が変わる。Master of Arts (TESOL)は78週=3トリメスター。ほかの修士課程より半年短いため、学費だけでA$7,000前後、生活費まで含めると100万円以上変わってきます。「1トリメスターあたりの単価」ではなく、必ず総額と期間の両方で比べてください。
KOIが対象国を限定して提供している授業料減免です。対象国リストに Japan が明記されています。ほかは中国、香港、インドネシア、マレーシア、モンゴル、フィリピン、韓国、ベトナム、全ヨーロッパ諸国、および一部の南米諸国です。
金額はフルタイム履修(1トリメスター4科目)でA$1,000。MBAはフルタイムが3科目構成のためA$750です。履修科目数が承認済みの理由で少ない場合は、科目数に応じた按分になります。KOIの学部・大学院の全課程が対象で、承認済みのパッケージコース(語学+本課程など)にも適用されます。
適用条件は、2026年の各入学期に新規入学する学生であることと、KOIの英語・学力要件を満たすこと。成績審査もエッセイも面接もありません。KOI Alumni Scholarshipとのみ併用でき、それ以外の奨学金とは併用できません(ニューカッスルの20%地方奨学金とも併用不可)。
ニューカッスルキャンパスに出願する学生を対象とした地方奨学金です。KOIは公式資料で「20%地方奨学金はKSNSより高い価値がある」と明記しています。KSNSとの併用はできませんが、減額幅が大きいほうが自動的に有利という関係です。
2026年の公式料金表では、この20%減額はオンショア(オーストラリア国内から出願する学生)の列に適用されています。オフショア(日本から出願)の列はKSNS適用後の金額です。ご自身がどちらの扱いになるかは、出願時の在住国によって決まります。日本からの新規留学ではオフショアが基本ですが、すでにオーストラリアに滞在している方(ワーホリ中・語学学校在籍中など)はオンショア扱いとなり、20%が適用される可能性があります。
KOIからアンアルウェン宛には「日本人学生に対して、シドニー校は1トリメスターA$1,000、ニューカッスル校はさらに20%の地方奨学金を提供する」という案内をいただいています。個別の適用条件は出願時に確認してお伝えします。
| 組み合わせ | 併用 | 内容 |
|---|---|---|
| KSNS + KOI Alumni Scholarship | ✓ | KOIで既に課程を修了した方が次の課程に進む場合の同窓生向け奨学金。KSNSと重ねられる唯一の制度です |
| KSNS + ニューカッスル20%地方奨学金 | ✗ | 併用不可。どちらか有利なほうが適用されます |
| KSNS + その他の奨学金 | ✗ | オンショア・オフショアを問わず、Alumni以外との併用はできません |
①どの奨学金の組み合わせが最も安くなるかを試算します。KSNS・ニューカッスル20%・Alumniは併用ルールが複雑で、キャンパスとオンショア/オフショアの区分によって最適解が変わります。数字を並べてお見せします。
②公式料金表の不整合を、事前にKOIへ確認します。前述のとおりニューカッスルのオンショア料金は計算基準がコースによって揃っていません。「思っていた金額と違った」を出願後に知るのが一番まずいので、先に潰します。
③出願締切から逆算したスケジュールを組みます。KSNSは「2026年の新規入学者のみ」が条件です。入学期を1つ逃すと条件が変わる可能性があります。締切(コース開始の6〜7週間前)から逆算して、書類準備・ビザ申請の日程を引きます。
④費用は一切かかりません。相談から出願、奨学金の適用手続き、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。KOIに直接申し込んだ場合と学費・奨学金の条件は同一です。
※奨学金の名称・金額・条件・併用可否は年度および入学期ごとに改定されます。本ページはKOI発行の「2026 Selected Nationalities Scholarship」(Version 7 November 2025)およびKOIからの直接の案内にもとづき、2026年8月2日時点で作成しています。応募要件は出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
KOIは学費の分割払いを公式に用意しています。オフショア(日本から出願)とオンショア(オーストラリア国内から出願)で内容が異なります。
| 回 | 時期 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| オフショア(日本から出願する方) | |||
| 1回目 | CoE発行のためのデポジット | 2科目分の授業料 + 入学手続料A$250 | KOIは可能であれば1トリメスター分全額+A$250の納付を推奨しています |
| 2回目 | 学生ビザ発給後 | 1科目分 | 渡豪して履修登録をする時点で納付 |
| 3回目 | 学期第6週の金曜日 | 1科目分 | この日までに残額を完納できないとCoEと在籍が取り消される場合があります |
| オンショア(オーストラリア国内から出願する方) | |||
| 1回目 | CoE発行のためのデポジット | 最低A$1,000 + 入学手続料A$250 | 合計最低A$1,250 |
| 2回目 | 履修登録時 | 2科目分 (初回デポジットA$1,250を差し引く) | ― |
| 3回目 | 学期第6週の金曜日 | 2科目分 | 同上(未納の場合はCoE取消の可能性) |
この仕組みは、資金計画の面でかなり大きい意味を持ちます。オーストラリアの多くの大学は、学期ごとに全額前払いを求めます。KOIは1トリメスター分をさらに3回に分けられる設計です。
特にオンショアの方は、最初にA$1,250を納めればCoEが発行されます。ワーホリから学生ビザに切り替える方、現地で働きながら進学を準備する方にとって、初期のまとまった支出を抑えられるのは実務上の利点です。ただし第6週の金曜日という期限は厳格ですので、納付計画は最初に立ててください。
KOIは対面授業を基本としつつ、ハイブリッド受講の選択肢を用意しています。これはオンラインコースではなく、教室で行われている対面授業に遠隔から参加する仕組みです。講師は通常どおり時間割どおりに教室で授業を行い、教室にいる学生も遠隔の学生も同じ授業をリアルタイムで受けます。
注意点:学生ビザには対面受講の割合に関する要件があります。「ハイブリッドがあるから通わなくてよい」という運用はできません。出席要件については出願時にご説明します。
KOIはAustralian Internshipsと提携し、在学生向けにプロフェッショナル・インターンシップ・プログラムを提供しています。Australian Internshipsはオーストラリアのインターンシップ手配で22年以上の実績を持ち、90以上の国籍の学生を扱ってきた組織です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | オーストラリア企業でのエントリーレベルの研修ポジション |
| 分野 | 自分の専攻分野に直接関連する職種 |
| 期間 | 12週間(3ヶ月) |
| 時間 | 週20時間 |
| 報酬 | 無給(unpaid) |
| 開始時期 | 手続き開始から2〜4ヶ月後 |
| 付帯サポート | 履歴書の作成指導、面接対策、受入先スーパーバイザーによるメンタリング、24時間の緊急サポート、職場賠償保険 |
| 申込先 | KOI Student Service Team |
ここは、誤解のないように率直に書きます。KOIのインターンシップは必修ではなく任意で、無給です。学位課程に単位として組み込まれた有給の就業実習を持つ学校(たとえばBMIHMSやICMS)とは、位置づけが違います。
そのうえで価値がどこにあるかというと、「オーストラリア企業での職歴」を履歴書に書けることです。週20時間・12週間ですから、学生ビザの就労枠を使ったアルバイトと並行できる範囲でもあります。「実務経験が組み込まれていること」を最優先する方は、KOIより実習必修の学校を検討したほうがよい――そこは正直にお伝えします。
KOIを検討するうえで、シドニー校とニューカッスル校のどちらを選ぶかは、費用にもビザにも影響する重要な分岐です。ここを整理します。
| 比較項目 | シドニー校 | ニューカッスル校 |
|---|---|---|
| 学費(BIT・総額) | A$40,500 | A$32,400 (オンショア・20%適用時) |
| 適用される奨学金 | KSNS 1トリメスターA$1,000 | 20%地方奨学金 またはKSNS |
| 立地 | ウィンヤード駅直上 シドニーCBD | ダービーストリート ニューカッスルCBD |
| 生活費 | オーストラリアで最高水準 | 食料品・娯楽・住居とも安い (KOI公式の記載) |
| アルバイトの選択肢 | 多い | シドニーより限定的 |
| 日本人コミュニティ | 大きい | 小さい (英語環境という意味では利点) |
| 移民制度上の区分 | 大都市圏 | 地方(Regional)区分 |
ニューカッスルは、オーストラリアの移民制度上、シドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の地方(designated regional area)に区分されています。地方の教育機関で学んだ卒業生には、卒業生ビザ(subclass 485)の滞在期間の延長や、技術移民のポイント加算といった優遇措置が設けられてきました。
ただし制度の詳細と適用条件は頻繁に改定されます。区分(Category 2/Category 3)によって延長される年数も異なります。「今の制度が3年後もそのまま残っている」という前提で進路を決めるのは避けてください。永住権の取得を主目的とされる場合は、必ず登録移民代理人(MARA)に最新の要件をご確認ください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人をご紹介できます。
私たちが実際にどう案内しているか、書いておきます。
ニューカッスルをおすすめする方 ― 費用を最優先する方。日本人が少ない環境で英語を使いたい方。地方の移民優遇を視野に入れている方。落ち着いた環境で勉強に集中したい方。ビーチが好きな方。
シドニーをおすすめする方 ― アルバイトの時間と時給を確保したい方。IT・会計の実務経験を在学中に積みたい方(企業数が違います)。卒業後もシドニーで就職したい方。日本からの家族・友人の訪問を想定している方。
なおKOIは同じ学校ですので、学位そのものに差はありません。コースの内容も、卒業証書に書かれる名称も同一です。違うのは学費・生活費・立地・ビザ上の区分です。
日本の高校を卒業してKOIの学士課程に進むルートは、大きく3つあります。国別要件表に日本の基準が明記されているため、評定平均から逆算して現実的なルートを選べるのがKOIの特徴です。
英語要件(IELTS 6.0/各5.5)と学力要件(GPA 2.75〜3.5)を満たしている方の最短ルート。
学力要件に少し届かない方、いきなり3年課程に飛び込むのが不安な方に。KOIの中で完結します。
IELTS 6.0(各5.5)に届いていない方。語学学校とKOIをパッケージで出願します。
保護者の方からよくいただくご質問に、先にお答えしておきます。「大学ではない学校に3年通わせて、日本に帰ってきたときに困らないか」――これは正当な懸念です。
私たちの答えは、「お子さんが卒業後どこで働くかによる」です。オーストラリアで就職・永住を視野に入れているなら、AQFレベル7の学士号とCPA/ACSの認定は実務的な武器になります。日本での新卒採用に臨むことを主に考えているなら、「大学ではない」という点は説明が必要になる学歴です。ここを曖昧にしたままお勧めすることはしません。保護者の方だけのご相談も承っています。
日本の大学を卒業している方には、KOIの修士課程が現実的な選択肢になります。2年(104週)が標準で、Master of Arts (TESOL)のみ1年半(78週)です。
| こういう方に | おすすめのコース | 期間 | 学費(シドニー) |
|---|---|---|---|
| 専攻を問わず会計士を目指したい | Master of Professional Accounting CPA/CA ANZ/IPAの教育要件を充足。学士の分野は問われません | 104週 | A$29,000 |
| IT分野で専門性を上げたい (IT系の学士が必要) | Master of Information Technology データアナリティクス/サイバーセキュリティ専攻あり | 104週 | A$32,000 |
| ITとビジネスの橋渡し役になりたい | Master of Information Systems | 104週 | A$26,000 |
| 経営全般を学び直したい | Master of Business Administration(MBA) 12科目・選択科目なし。最終学期にスタディツアーとマネジメントレポート | 104週 | A$22,500 |
| 英語教育の仕事に就きたい/日本語教師から転身したい | Master of Arts (TESOL) 実習と研究プロジェクトを含む12科目 | 78週 | A$21,750 |
社会人の方に、この2つは特にお伝えしています。
①Master of Professional Accountingは、学士の分野を問いません。日本で文系・理系どちらを出ていても出願でき、しかもCPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を満たします。「未経験からオーストラリアの会計職へ」という進路が、2年で現実に組める数少ないルートです。
②Master of Arts (TESOL)は78週です。ほかの修士課程より半年短い。学費A$21,750に加えて生活費が半年分減りますから、総費用では100万円以上の差になります。英語教授法の修士号はTESOL講師・日本国内の英語教育・海外の語学学校で評価される資格です。「短期間で、費用を抑えて、専門資格につながる修士号」という条件では、かなり上位に来る選択肢です。
KOIにはGraduate Certificate(4科目)とGraduate Diploma(8科目)が、Business・Information Systems・Information Technology・TESOLの各分野に用意されています。学士の成績が要件に届かない場合、Graduate Certificateから始めて、修了後に修士課程へ単位を持ち込むルートが使えます。
Master of Information Technologyのように「IT系の学士(平均55%以上)」という分野指定がある課程では、この受け皿が特に重要になります。日本での専攻がITでない方は、Graduate Certificate of Information Technology経由が現実的です。
KOIを検討している方は、たいてい他の選択肢とも並べて考えています。私立高等教育機関のICMSと、総合大学の例としてUTS(シドニー工科大学)を横に置いて整理します。
| 項目 | KOI | ICMS | UTS(総合大学の例) |
|---|---|---|---|
| 種別 | 高等教育機関 (大学ではない) |
高等教育機関 (大学ではない) |
大学(University) |
| 主な分野 | 会計・ビジネス IT・TESOL |
ホスピタリティ・イベント ビジネス・不動産・IT |
工学・IT・ビジネス デザイン・看護ほか |
| 日本が入学要件表に 明記されているか |
✓ GPA 2.75〜3.5 |
✗ 個別審査 |
✗ 大学1年修了が必要 |
| 日本人が確実に対象の 奨学金 |
✓ KSNS 1トリメスターA$1,000 |
✓ 最大A$20,000(審査あり) |
地域限定が多い 日本人が対象外の制度も |
| 学士の英語要件 | IELTS 6.0 (各5.5) |
IELTS 6.0 (各5.5) |
IELTS 6.5 (各6.0)が一般的 |
| 学士の学費(総額) | A$37,500〜40,500 (3年・奨学金適用後) |
A$105,600 (3年・24科目) |
A$140,000前後〜 (学部により変動) |
| 就業実習が必修か | ✗ 任意・無給 |
✓ 最低600時間・必修 |
学部による |
| 専門職団体の認定 | ✓ CPA・CA ANZ・IPA/ACS |
分野による | ✓ |
| 入学機会 | 年3回 | 年7回 | 年2〜3回 |
| 地方キャンパスの選択 | ✓ ニューカッスル | ✗ | ✗ |
| 「大学卒」の肩書 | ✗ | ✗ | ✓ |
| 世界大学ランキング | ✗ | ✗ | ✓ |
※UTSの数値は総合大学の一例として示したものです。学費・要件は学部により大きく異なります。詳しくはUTSの詳細ページをご覧ください。ICMSの詳細はICMSの詳細ページにまとめています。
3校の選び方を、率直に整理します。
KOIを選ぶべき人 ― 費用を最優先する方。学士3年でA$37,500〜40,500という総額は、この3校で突出して低い水準です。会計士(CPA/CA)またはICT職(ACS)の資格ルートに乗りたい方。日本人が確実に対象になる奨学金があることを重視する方。地方キャンパスという選択肢を持ちたい方。
ICMSを選ぶべき人 ― 在学中の実務経験を最優先する方。最低600時間の就業実習が必修で組み込まれています。ホスピタリティ・イベント・スポーツ・不動産といった、KOIにない分野を学びたい方。入学時期を細かく調整したい方(年7回)。
総合大学(UTSなど)を選ぶべき人 ― 「大学卒」という肩書が必要な方。研究学位(PhD等)まで視野に入れる方。分野の幅と大学ステータスの両方を取りにいく選択です。ただし日本の高校卒業では学部に直接出願できず、大学1年修了またはファウンデーション課程が必要になる点は押さえてください。
この比較で最も差が出るのは、学費の総額です。KOIの学士は3年でA$37,500〜40,500、ICMSはA$105,600、総合大学は概ねA$140,000前後から。3倍以上の開きがあります。
そのうえで、この差をどう受け止めるかは目的次第です。「オーストラリアで学位を取り、資格につなげ、働く」ことが目的なら、KOIの費用対効果は非常に高い。一方で「大学のブランドや研究環境」が目的の一部に入っているなら、KOIはその要求に応えられません。ここは正直にお伝えします。
オーストラリアの大学全体から検討したい方は大学一覧、NSW州の大学だけを見たい方はニューサウスウェールズ州の大学一覧もご用意しています。
KOIは「大学」ではありませんが、TEQSA登録の高等教育機関として、卒業生ビザ(subclass 485)のPost-Higher Education Work streamの対象となる学位を提供しています。この点で、大学の学位と扱いが分かれるわけではありません。
技術移民を視野に入れる方にとって重要なのは、職業評価(Skills Assessment)を受けられるかどうかです。会計職であればCPA Australia・CA ANZ・IPAが、ICT職であればACSが評価機関となります。KOIの会計課程とBachelor of Information Technologyは、これらの団体の教育要件を満たすように設計されています。大学名よりも、この認定の有無のほうが実務では効きます。
またニューカッスル校は移民制度上の地方区分にあたるため、卒業生ビザの滞在期間や技術移民のポイントで優遇が設けられてきました。シドニー校は大都市圏区分で、これらの対象外です。
ビザ・移民制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。上記は2026年8月時点の一般的な制度の枠組みの説明であり、個別の申請に適用される条件を保証するものではありません。職業評価の要件も、評価機関ごとに改定されます。「今の制度が3年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
永住権の取得を主目的とされる場合は、必ず登録移民代理人(MARA)に最新の要件をご確認ください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人をご紹介できます。
KOIは大学ですか?学位は正式なものですか?
KOIは「University(大学)」ではなく、私立の高等教育機関(Higher Education Provider)です。ただしオーストラリア政府の高等教育規制機関TEQSAに登録され、ディプロマから修士号までを授与する権限を持つ正規の教育機関です(TEQSA ID: PRV12012、CRICOS Provider Code: 03171A)。学位はAQF(オーストラリア資格枠組)に基づき、学士がレベル7、修士がレベル9で、大学の学位と同じ枠組みにあります。
加えて会計課程はCPA Australia・CA ANZ・IPAの、Bachelor of Information TechnologyはACSの認定を受けています。違いが出るのは世界大学ランキングへの掲載、研究実績、「大学卒」という肩書の一般的な受け取られ方です。ここは率直にお伝えしています。
奨学金は誰でももらえるのですか?申請は必要ですか?
KOI Selected Nationalities Scholarship(KSNS)は対象国の国籍を持つ新規入学者が対象で、日本は対象国リストに明記されています。成績審査もエッセイも面接もありません。KOIの英語・学力要件を満たし、2026年の入学期に新規入学することが条件です。
金額はフルタイム履修(4科目)で1トリメスターあたりA$1,000、MBAはフルタイムが3科目構成のためA$750です。承認された理由で履修科目数が少ない場合は按分されます。このページの学費表は、すでにこの奨学金を適用した金額です。適用手続きはアンアルウェンで無料で代行します。
日本の高校を卒業して直接入学できますか?
できます。KOIの国別入学要件表には日本が明記されており、「Kotogakko Sotsugyo Shosho(高等学校卒業証書)+最低GPA 2.75(Bachelor of Business)/3.0(Bachelor of Accounting)/3.5(Bachelor of Information Technology)」が基準です。日本が要件表に載っていない学校も多いなか、事前に基準がわかるのは計画を立てるうえで大きな違いです。
ただしGPAの尺度(4段階か5段階か)が文書に明記されていません。日本の高校の評定平均をそのまま当てはめてよいとは限りませんので、成績証明書をお預かりしてKOIに事前判定を依頼しています。無料です。届かない場合は、Diploma(2トリメスター)経由で学士へ進み最大8科目分の単位認定を受けるルートがあります。
シドニー校とニューカッスル校、どちらがいいですか?
費用ではニューカッスルが有利です。Bachelor of Information Technologyの総額はシドニーA$40,500に対しニューカッスルA$32,400(オンショア・20%地方奨学金適用時)。加えて家賃・食費もシドニーより安く、移民制度上は地方区分にあたります。
一方アルバイトの選択肢と時給、卒業後の就職先の数はシドニーが上です。IT・会計の実務経験を在学中に積みたい方はシドニーのほうが機会が多くなります。学位そのものに差はありません――同じKOIの学位で、卒業証書の記載も同一です。どちらを優先するかで決めていただく分岐です。
大学で会計を勉強していませんが、会計の修士課程に出願できますか?
できます。Master of Professional Accountingは、学士号の分野を問いません。日本で文学部・法学部・工学部を出た方でも出願できます。しかもこの課程はCPA Australia・CA ANZ・IPAの教育要件を満たしますので、卒業後にオーストラリアの会計士資格へ進む道が開きます。期間は104週(2年・4トリメスター、16科目)、学費はシドニー校でA$29,000(奨学金適用後)です。
なおMaster of Information Technologyは逆に分野指定があり、IT関連の学士号で平均55%以上が要件です。ITの学位をお持ちでない方は、Graduate Certificate of Information Technology経由のルートになります。
インターンシップは必ずできますか?お給料は出ますか?
KOIのプロフェッショナル・インターンシップ・プログラムは必修ではなく任意で、無給(unpaid)です。提携先はAustralian Internships。期間は12週間(3ヶ月)、週20時間、専攻分野に直接関連する職種で、手続き開始から2〜4ヶ月後の開始となります。履歴書指導・面接対策・メンタリング・職場賠償保険が付きます。
「学位に組み込まれた有給の実務経験」を最優先される場合は、ICMS(最低600時間の実習が必修)やBMIHMSのような学校のほうが合います。ここは正直にお伝えしています。
学費は一度に全額払う必要がありますか?
いいえ。KOIは1トリメスター分をさらに3回に分ける分割払いを公式に用意しています。日本から出願する方(オフショア)は、①CoE発行時に2科目分+入学手続料A$250、②ビザ発給後に1科目分、③学期第6週の金曜日に1科目分、という順序です。オーストラリア国内から出願する方(オンショア)は、初回が最低A$1,000+A$250=A$1,250から始められます。
ただし第6週の金曜日という最終期限は厳格で、完納できない場合はCoEと在籍が取り消される可能性があります。納付計画は最初に立ててください。アンアルウェンで一緒に組み立てます。
英語力が足りない場合はどうすればいいですか?
KOIの英語要件は学部でIELTS 6.0(各5.5)、大学院で6.5(各6.0)です。届いていない場合は、語学学校とKOIをパッケージで出願するのが標準的な進め方です。パッケージなら学生ビザの申請が一度で済みますので、「まず語学のビザを取って、あとで切り替える」より手続きも費用も軽くなります。
KSNS奨学金は「承認済みのパッケージコース」にも適用されると公式に明記されています。ただしKOIの入学は年3回(3月・7月・11月)ですので、語学の修了時期を入学日に合わせる調整が必要です。現在の英語力から必要な期間を逆算してご提案します。
結局、総額でいくらかかりますか?
2026年の公式料金(奨学金適用後)で、シドニー校の学士課程がA$37,500〜40,500(3年)、修士課程がA$21,750〜32,000(1年半〜2年)です。ニューカッスル校でオンショア扱いになる場合は、さらに下がります(例:Bachelor of Information Technology A$32,400)。
これに加えて入学手続料A$250(返金不可)、OSHC(年A$650前後〜)、学生ビザ申請料(約A$2,000)、生活費が必要です。生活費はシドニーとニューカッスルで差が出ます。アンアルウェンではキャンパス別・コース別の総額シミュレーションを無料で作成していますので、比較したい組み合わせをお知らせください。
「学校に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は学校側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、KOIのように奨学金の適用ルールが分岐する学校では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用手続き、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。KOIに直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
KSNS(1トリメスターA$1,000)、ニューカッスル20%地方奨学金、Alumni Scholarship――併用ルールが複雑で、キャンパスとオンショア/オフショアの区分によって最適解が変わります。数字を並べて、どの組み合わせが最も安くなるかをお見せします。
ニューカッスル校のオンショア料金は、コースによって「何に対する20%引きか」が揃っていません。私たちはこれをKOIに直接確認してから金額をお伝えします。「思っていた金額と違った」を出願後に知るのが一番まずいためです。
KOIは日本の基準を公表していますが、GPAの尺度が明記されていません。成績証明書をお預かりしてKOIに事前判定を依頼します。直接入学かディプロマ経由かで、その先の計画が大きく変わります。
KOIの出願締切はコース開始の6〜7週間前です。そこから学生ビザの申請期間、CoE発行、学費送金、英文書類の準備までを逆算すると、入学希望の3〜4ヶ月前には動き出す必要があります。全体の日程を引いてご提案します。
英語要件に届いていない場合、パッケージで出願すればビザ申請が一度で済みます。KSNS奨学金は承認済みパッケージコースにも適用されます。必要な語学期間の見積もりも含めて組み立てます。
シドニーとニューカッスルは、学費だけでなく家賃・アルバイト事情・日本人の多さ・移民制度上の区分が違います。学校のパンフレットには「どちらが自分に合うか」は書かれていません。ご希望と優先順位をうかがって、率直にお伝えします。
学校の公式サイトは自校の情報しか載せません。KOI・ICMS・総合大学を条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
オファー受領、学費支払い、CoE取得、学生ビザ申請、OSHC加入、滞在先手配――それぞれ期限があり、順序を間違えると詰まります。KOIは分割払いの各期限も定められています。全体を管理しながら並行して進めます。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
KOIを検討している方へ ― 松本より
KOIについて、私が最初にお伝えするのは「日本が奨学金の対象国に名指しされている、珍しい学校です」という一点です。留学のご相談では「奨学金はありますか」とよく聞かれるのですが、実際には条件が厳しかったり、日本人が対象外だったりすることが少なくありません。KOIは違います。日本のパスポートを持っているというだけで、1トリメスターあたりA$1,000が減額されます。
そして費用の総額が、他の選択肢と桁が違います。学士3年でA$37,500〜40,500。ニューカッスル校なら、さらに下がります。「オーストラリアの学位は高すぎて無理」と諦めかけていた方に、私たちが最初にお見せする学校のひとつです。
一方で、「大学ではない」という点は必ずお伝えします。世界大学ランキングには載りませんし、研究環境を求める方には向きません。日本に帰国して新卒採用に臨む場合、説明が必要になる学歴であることも事実です。ここを曖昧にしたままお勧めすることはしません。
お手元の成績と、目指す進路を教えていただければ、KOIが合うかどうかを率直にお答えします。合わないと思えば、そう申し上げます。高校生・保護者の方、社会人の方、すでにオーストラリアにいらっしゃる方――どの段階のご相談でも歓迎します。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。KOIへの出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。学校に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は学校側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。
Free Consultation
KOIが合うかどうか。
まず一緒に確かめませんか。
「自分の評定平均で出願できるか」「シドニーとニューカッスル、どちらが安く済むか」「奨学金はいくら適用されるのか」「大学ではないことをどう考えるべきか」――KOIが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方、すでにオーストラリアにいらっしゃる方のご相談も歓迎します。
※本ページの情報は、KOI公式サイト(koi.edu.au)、KOI発行の「2026 Selected Nationalities Scholarship」および「2026 Tuition Fees for Selected Nationalities」(Version 7 November 2025)、「Academic Entry Requirements by country (Undergraduate studies)」(2026年2月4日更新・2026年2月20日 Academic Board承認)、Student Experience Survey 2023–2024(qilt.edu.au)、およびKOIからアンアルウェン宛の直接の案内をもとに、2026年8月2日時点で作成しています。学費・奨学金・入学要件・入学日・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。
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