🇦🇺 オーストラリア留学 / サンシャインコースト・奨学金
成績で選抜されるのではなく、留学生であれば全員に授業料15%減額が自動的に付きます。
申請書もエッセイも推薦状も不要で、しかも減額はコースの全期間続きます。
オーストラリアの大学の奨学金は、「自分の成績がどの段階に届くか」を読むところから始まるのが普通です。ATAR相当95以上で50%、80以上で30%、70以上で25%――そんなふうに段階が刻まれていて、日本の評定をオーストラリアの指標に換算してからでないと、いくらになるのか分かりません。
サンシャインコースト大学(UniSC)は、この点で構造が違います。成績による段階分けがありません。2026年に留学生として入学する方は、全員が授業料15%減額の対象です。公式サイトの記載は「Your offer will automatically include this scholarship(あなたのオファーには自動的にこの奨学金が含まれます)」。専用の申請書も、志望動機のエッセイも、推薦状もありません。
そしてこの減額は「オファーが発行されたプログラムの全期間」続きます。3年制の学部なら3年間、4年制なら4年間。年A$28,500のビジネス系なら3年間でA$12,825、年A$33,500の工学(4年制)ならA$20,100の差になります。
このページでは、15%と20%の分かれ目、対象コースの正確なリスト、併用のルール、そして減額後の実額を整理しました。大学そのもの(ランキング・キャンパス・入学条件・学費の全体像)についてはサンシャインコースト大学の詳細ページをご覧ください。
サンシャインコースト大学の15%減額には成績基準がありません。留学生として自費で学ぶ方であれば全員が対象です。ATAR換算やGPA換算の結果を待たずに、出願前の段階で総額が確定します。→ International Student Scholarship の条件
Bright Futuresの対象国リストに日本は入っていません。指定7プログラムに進学する場合だけが20%の対象です。うち5つが工学系・データ分析系の大学院で、該当する方には2年でA$15,400の差になります。→ 対象7プログラムの一覧
英語スコアが高いと20%になるという情報が他社サイトに残っていますが、これは2025年入学向けの制度です。2026年の公式ページには掲載がありません。古い情報で予算を組むと、実際のオファーで想定が狂います。→ 2025年の制度と現状
2026年の公式学費に15%・20%をかけた修了までの総額を、学部10コース・大学院10コース分。さらにDiploma経由と直接入学の総額比較まで。→ 減額額の早見表/ルート別の総額比較
出典:サンシャインコースト大学公式サイト「International scholarships」/2026年8月時点の公表内容
サンシャインコースト大学が公表している留学生向けの制度を、申請の要否と日本国籍の対象可否を明示して一覧にしました。
| 制度名 | 減額率・内容 | 主な条件 | 申請 | 日本国籍 |
|---|---|---|---|---|
| International Student Scholarship |
15% プログラム全期間 |
2026年に入学する留学生全員。成績・国籍による制限はありません | 自動 | ✓ 基準線 |
| International Bright Futures Scholarship |
20% プログラム全期間 |
指定7プログラムに入学する留学生(国籍不問)、または対象国(東南アジア10か国)の国籍保有者 | 自動 | ✓ ※7プログラムに 進学する場合のみ |
| English Excellence Scholarship |
20% 2025年入学向け |
英語試験で規定以上のスコアを取得した留学生。2026年の公式ページには掲載がありません | 要申請 | ― 2026年は 未掲載 |
| UniSC Asylum Seeker Scholarships |
授業料+生活費 | 一時ビザで滞在する庇護申請者のうち、経済的に困難な方(4件) | 必要 | ✗ |
| U3A Merit-based Equity Bursary |
給付型(1件) | 2年次以上の留学生学部生で、地域社会への貢献を示せる方 | 必要 | ✓ ※在学中に応募 |
| 研究学位(HDR)向け 奨学金 |
授業料免除 +生活費支給 |
PhD・Master by Research の競争選考。指導教員の受け入れ確保が前提です | 必要 | ✓ |
| Australia Awards | 全額支援 | オーストラリア政府の開発協力プログラム。対象国が限定されています | 必要 | ✗ |
| Northcote Graduate Scholarship |
外部資金 | 英国からの大学院進学者向け。国籍・居住要件があります | 必要 | ✗ |
※2026年8月時点でUniSCが公表している内容にもとづきます。「日本国籍」欄は、公表されている応募資格から判断した目安です。減額率・条件・対象コースは年度ごとに改定されますので、個別の適用可否はアンアルウェンで無料で確認いたします。
この表でまず見ていただきたいのは、いちばん上の行です。
サンシャインコースト大学の奨学金は、実質的に「全員に15%」から始まります。他大学のように「成績が足りないから対象外」ということが起きません。日本の評定をATARに換算した結果を待つ必要も、選考に落ちる心配もありません。
その代わり、成績が優秀でも上限は20%です。ATAR相当95以上で50%といった上位の枠は、UniSCには存在しません。「誰でも確実に15%、条件が合えば20%」という、幅の狭い代わりに確実性の高い設計だとお考えください。
UniSCの奨学金制度の中心はこれです。公式サイトの記載を正確に引くと、「The International Student Scholarship is a 15% tuition fee reduction offered to commencing international students in 2026.(International Student Scholarshipは、2026年に入学する留学生に提供される授業料15%減額です)」。
そして条件について、こう書かれています ―― 「Your offer will automatically include this scholarship.(あなたのオファーには自動的にこの奨学金が含まれます)」
これが意味することは、実務的には次のとおりです。
減額の期間は「valid for the duration of the program/s for which an offer was made(オファーが発行されたプログラムの全期間にわたって有効)」。初年度だけの割引ではありません。
15%という数字だけを見ると控えめに感じるかもしれません。ただしこれは在学中ずっと続きます。実際の金額に直すとこうなります。
4年制の課程では、15%でもA$20,000を超えます。これは往復の航空券を何度も買える金額です。
ひとつだけ、注意すべき条件があります。この奨学金は2026年の入学期に限定されており、公式に「cannot be deferred past a 2026 intake(2026年の入学期を超えて延期することはできません)」と明記されています。
つまりオファーを受け取ってから「やっぱり来年にします」と延期すると、この15%は失われます。ビザの取得が間に合わない、家庭の事情で渡航がずれる――こうしたことは実際に起こります。その場合はまず、同じ2026年内の別のトライメスター(3月・7月・11月)に移せないかを確認します。年3回の入学機会があるのは、この点でも有利に働きます。
15%より5ポイント有利な20%減額です。ただし対象が2通りに限定されています。
①指定された7つのプログラムに入学する留学生(国籍不問)
②対象国の国籍を持つ留学生 ― ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナムの10か国
日本は②のリストに含まれていません。したがって日本国籍の方が20%を受けられるのは、①の7プログラムのいずれかに進学する場合だけです。
| 対象プログラム | 期間 | 定価(年額) | 20%減額後 | 15%との差(修了まで) |
|---|---|---|---|---|
| Master of Civil Engineering 土木工学 | 2年 | A$38,500 | A$30,800 | A$3,850 |
| Master of Mechanical Engineering 機械工学 | 2年 | A$38,500 | A$30,800 | A$3,850 |
| Master of Renewable Energy Engineering 再生可能エネルギー工学 | 2年 | A$38,500 | A$30,800 | A$3,850 |
| Master of Engineering Project Management エンジニアリング・プロジェクトマネジメント | 2年 | A$38,500 | A$30,800 | A$3,850 |
| Master of Business Intelligence and Analytics ビジネスインテリジェンス&アナリティクス | 1.5年 | A$32,500 | A$26,000 | A$2,437 |
| MBA/Master of Business Intelligence and Analytics デュアルディグリー | 2年 | A$32,500 | A$26,000 | A$3,250 |
| Bachelor of Education Studies (Early Childhood) 幼児教育 | 3年 | A$32,500 | A$26,000 | A$4,875 |
※「15%との差」は、15%減額後の総額と20%減額後の総額の差額です(定価×5%×年数)。20%と15%は併用できないため、対象になる場合は20%が適用されます。年額は「フルタイム標準履修量」を基準にした金額で、実際の請求額は履修科目数によって変わります。
この表の読み方について、率直にお伝えします。
20%と15%の差は定価の5%分です。2年制の工学系修士でA$3,850、3年制の幼児教育でA$4,875。決して小さくはありませんが、この5ポイントのためにコースを変えるほどの額ではありません。
正しい使い方は逆です。――もともと工学系の大学院やデータ分析系のMBAを検討していた方が、「そのコースを選ぶと自動的に20%になる」と知っておくこと。コース選びを奨学金に合わせるのではなく、コース候補が複数あるときの判断材料のひとつとして使うのが実務的です。
Master of Civil / Mechanical / Renewable Energy Engineering と Master of Engineering Project Management は、いずれもUniSCで最も学費の高い区分(年A$38,500)です。20%が適用されてもA$30,800、2年でA$61,600かかります。
一方で学部の工学(Bachelor of Engineering (Honours))は年A$33,500で、Bright Futuresの対象には含まれていません。15%減額後でA$28,475です。
「学部から行くか、修士から行くか」で、単価も奨学金率も変わります。日本の大学で工学系を修めた方が修士から入るのか、高校卒業後に学部から入るのか――ここは総額が大きく変わる分岐点です。個別に計算してお出しします。
希望プログラムを教えてください。20%対象かどうかをその場で確認します
15%と20%の差は、2年制の工学系修士でA$15,400、3年制の幼児教育でA$19,500です。LINEでコース名を送っていただくだけで、どちらの対象になるか判定できます。無料・相談だけでも大丈夫です。
確認日:2026年8月16日/大学公式「International scholarships」ページ
他社の留学サイトや古い資料に、「英語スコアが高ければ授業料20%減額」と書かれていることがあります。これが English Excellence Scholarship です。
2025年入学向けには、確かに存在した制度です。公表されていた条件は次のとおりでした。
ただし、2026年入学については公式ページの「2026年」の欄に掲載がありません。2026年について公表されているのは International Student Scholarship(15%)と International Bright Futures Scholarship(20%)の2つです。
ここは慎重にお伝えしたい部分です。「2026年の欄に載っていない」ことは、「制度が廃止された」と断定できるわけではありません。年度途中に追加されることも、非公表で運用されることもあり得ます。
ただし予算を組むときの前提にはしないでください。「英語スコアが高いから20%になるはず」と見込んで計算すると、実際のオファーが15%で出てきたときに差額を埋める必要が生じます。
ご自身の入学年度でどの制度が生きているかは、出願時にアンアルウェンから学校に確認してお伝えします。もし復活していれば、申請が必要な制度ですので手続きも代行します。
上記2つ以外にも、UniSCの公式ページには次の制度が掲載されています。ただし日本国籍の方が対象になるものは限られます。
| 制度 | 内容 | 対象 | 日本国籍 |
|---|---|---|---|
| UniSC Asylum Seeker Scholarships | 授業料と生活費をカバー(4件) | 一時ビザで滞在する庇護申請者のうち経済的に困難な方。学部・大学院とも | ✗ |
| U3A Merit-based Equity Bursary | 給付型(1件) | 2年次以上の留学生学部生で、地域社会への貢献を示せる方 | ✓ 在学中に応募 |
| Australia Awards | オーストラリア政府の全額支援 | 開発協力の対象国に限定。日本は対象外です | ✗ |
| Northcote Graduate Scholarship | 外部資金 | 英国からの大学院進学者向け。国籍・居住要件があります | ✗ |
この制度だけは、日本の方にも現実的な可能性があります。対象は「2年次以上の留学生学部生で、地域社会への関与を示せる方」。渡航前ではなく、在学中に応募する制度です。
枠は1件のみと限られていますが、ボランティア活動や地域イベントへの参加を積み重ねている方には応募価値があります。渡航後、2年次に上がる前に一度お声がけください。応募のタイミングと必要書類をお伝えします。
PhDや研究による修士(Master by Research)を目指す方には、コースワークの学生とはまったく別の枠組みが用意されています。
研究学位(Higher Degree by Research)の留学生向け奨学金は、授業料の免除に加えて生活費(stipend)が支給されるタイプです。減額率で語られるコースワークの制度とは性質が異なります。
ただし定員制の競争選考であり、条件は厳しくなります。
研究学位の授業料そのものは、コースを問わず年A$32,500で統一されています(PhD 3年、Master by Research 2年)。奨学金が取れなかった場合は、International Student Scholarship(15%)が適用されてA$27,625になります。
研究留学を考えている方へ。この分野は「大学に出願する」より前に、「受け入れてくれる指導教員を見つける」ところから始まります。研究テーマとUniSCの研究者のマッチングが最初の関門です。
アンアルウェンでは、研究分野から該当しそうな研究者を探し、コンタクトの取り方をお伝えするところまで無料でお手伝いします。ただし受け入れの可否は先方の判断ですので、確約はできません。
サンシャインコースト大学の減額率は、成績ではなく「どのコースに進むか」と「どの国籍か」で決まります。日本国籍の方の場合、判定は次の順序になります。
Master of Civil / Mechanical / Renewable Energy Engineering、Master of Engineering Project Management、Master of Business Intelligence and Analytics、MBA/BIAデュアル、Bachelor of Education Studies (Early Childhood)。これに当てはまれば自動的に20%です。成績も英語スコアも関係ありません。
学部・大学院・Diploma を問わず、2026年に入学する留学生であれば全員が15%です。ここが下限であり、多くの方にとっての実際の適用率になります。成績が良くてもここから上には行きません。
EAP(English for Academic Purposes)は提携機関 Union Institute of Language が開講する英語コースで、UniSCのプログラムではないため対象外です。また2026年の入学期を超えて延期した場合も対象外になります。
上限が20%というのは、オーストラリアの大学のなかでは高いほうではありません。たとえばフリンダース大学は成績によって20%・25%・30%、最上位は50%まで刻まれています。
その代わり、UniSCは下限がありません。成績が振るわなくても15%が確実に付きます。成績優秀な方には物足りず、成績に自信がない方には有利な設計です。
ご自身の評定・GPAによって、どちらの大学のほうが実額で有利になるかは変わります。複数校を並べて総額を比較したい場合は、無料でお出しします。
サンシャインコースト大学公式が明記している条件のうち、出願前に把握しておく価値があるものを整理しました。
| ルール | 内容 | 実務上の意味 |
|---|---|---|
| 併用不可 | 「Neither the International Student Scholarship nor the International Bright Futures Scholarship can be used in conjunction with each other nor any other UniSC international scholarships or tuition fee reductions」 | 15%と20%は重ねられません。UniSCの他の留学生奨学金・授業料減額との併用も不可。対象になる場合は有利なほうが適用されます |
| 延期不可 | 「cannot be deferred past a 2026 intake」 | 2026年に入学することが条件です。渡航が遅れそうなときは、まず同じ2026年内の別トライメスターへの移動を検討します |
| 適用期間 | 「valid for the duration of the program/s for which an offer was made」 | オファーが出たプログラムの全期間に適用されます。途中でコースを変更した場合の扱いは、変更内容によって変わるため個別確認が必要です |
| 対象は授業料のみ | 「tuition fee reduction」 | 減額されるのは授業料だけです。OSHC(海外学生健康保険)・滞在費・渡航費・ビザ申請料・教材費は対象外です |
| 新規入学者が対象 | 「commencing international students」 | 新たに入学する留学生が対象です。すでに在籍している学生や、オーストラリア国籍・永住権保持者は対象になりません |
| 年額は履修量基準 | 「Annual tuition fees are based on 2026 rates and the equivalent full-time student load」 | 公表されている年額はフルタイム標準履修量の金額です。履修する科目数が減れば請求額も減りますが、学生ビザの在籍要件があるため通常はフルタイムです |
「授業料だけが対象」という点は、予算を組むときに効いてきます。15%減額後の授業料A$24,225に対して、生活費は年間A$23,400〜26,000(大学公式の提示額 週A$450〜500から算出)。生活費のほうが授業料と同等以上にかかります。
奨学金の減額分だけを見て「安く行ける」と判断すると、渡航後に資金が足りなくなります。授業料・滞在費・保険・渡航費を含めた初年度の総額を、最初に1枚にまとめてお渡しします。無料です。
出典:UniSC「2026 international student tuition fees」/2026年8月時点
「15%」「20%」という数字を、修了までの総額に直しました。授業料のみの金額で、生活費・保険・渡航費は含みません。
| コース | 年数 | 定価(総額) | 15%減額後 | 減額される額 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Business /Commerce (Accounting)/Arts/Communication | 3年 | A$85,500 | A$72,675 | A$12,825 |
| Bachelor of Information and Communications Technology | 3年 | A$85,500 | A$72,675 | A$12,825 |
| Bachelor of Primary Education | 4年 | A$114,000 | A$96,900 | A$17,100 |
| Bachelor of Computer Science | 3年 | A$91,500 | A$77,775 | A$13,725 |
| Bachelor of Social Work | 4年 | A$118,000 | A$100,300 | A$17,700 |
| Bachelor of Science /Environmental Science/Sport and Exercise Science | 3年 | A$94,500 | A$80,325 | A$14,175 |
| Bachelor of Nursing Science | 3年 | A$97,500 | A$82,875 | A$14,625 |
| Bachelor of Psychology (Honours) | 4年 | A$122,000 | A$103,700 | A$18,300 |
| Bachelor of Engineering (Honours) 土木・電気電子・機械・メカトロニクス | 4年 | A$134,000 | A$113,900 | A$20,100 |
| Bachelor of Laws(LLB) | 4年 | A$134,000 | A$113,900 | A$20,100 |
| Bachelor of Physiotherapy (Honours) | 4年 | A$154,000 | A$130,900 | A$23,100 |
| Bachelor of Education Studies (Early Childhood) ※Bright Futures 20%対象 | 3年 | A$97,500 | A$78,000 (20%適用) | A$19,500 |
| コース | 年数 | 定価(総額) | 減額後 | 減額される額 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Business Administration(MBA) | 1.5年 | A$44,250 | A$37,613 (15%) | A$6,637 |
| Master of International Business | 1.5年 | A$44,250 | A$37,613 (15%) | A$6,637 |
| Master of Management/Counselling | 2年 | A$59,000 | A$50,150 (15%) | A$8,850 |
| Master of Social Work (Qualifying) | 2年 | A$61,000 | A$51,850 (15%) | A$9,150 |
| Master of Information and Communications Technology /Cyber Security and Forensics | 2年 | A$63,000 | A$53,550 (15%) | A$9,450 |
| Master of Teaching (Primary/Secondary) | 2年 | A$63,000 | A$53,550 (15%) | A$9,450 |
| Master of Business Intelligence and Analytics ※Bright Futures 20%対象 | 1.5年 | A$48,750 | A$39,000 (20%) | A$9,750 |
| Master of Psychology (Clinical) | 2年 | A$67,000 | A$56,950 (15%) | A$10,050 |
| Master of Civil/Mechanical/Renewable Energy Engineering /Engineering Project Management ※Bright Futures 20%対象 | 2年 | A$77,000 | A$61,600 (20%) | A$15,400 |
| Master of Robotics and Automation Engineering /Dietetics (Sports Nutrition) | 2年 | A$77,000 | A$65,450 (15%) | A$11,550 |
| Doctor of Philosophy(PhD) | 3年 | A$97,500 | A$82,875 (15%) | A$14,625 |
※総額は「年額×標準修業年限」で算出した目安です。実際の請求は各トライメスターの履修科目数にもとづきます。1.5年制のコースは年額×1.5で計算しています。Bright Futures 対象コースは20%、それ以外は15%で計算しました。
この表を作ってみて、いちばん目を引くのは Master of Engineering 系です。2年でA$15,400の減額。これはほぼ半年分の授業料に相当します。
逆に、MBA(1.5年)はA$6,637と控えめです。期間が短いぶん、減額の総額も小さくなります。「減額率」ではなく「年数×年額×率」で見ないと、実感とずれます。
あなたの条件での減額後の総額を、計算してお送りします
上の表は授業料だけの金額です。実際に必要なのは、生活費(年A$23,400〜26,000)・OSHC・渡航費まで含めた総額で、ここが分からないまま予算を組むと渡航後に足りなくなります。志望コースと入学時期をうかがえば、1枚にまとめてお渡しします。無料です。
高校の評定が届かず Diploma を経由することになった場合、「1年余分にかかって高くつくのでは」と心配される方が多くいらっしゃいます。
UniSCに関しては、この心配は当たりません。UniSCのDiplomaは修了すると学部2年次に編入する設計だからです。実際に計算するとこうなります。
| ルート | 組み合わせ | 合計年数 | 定価(総額) | 15%減額後 |
|---|---|---|---|---|
| A ― 学部へ直接入学 | Bachelor of Business 3年 | 3年 | A$85,500 | A$72,675 |
| B ― Diploma経由 | Diploma in Business 1年 → 学部2年次から2年 | 3年 | A$78,000 | A$66,300 |
| C ― TPP経由 | Tertiary Preparation Pathway 1トライメスター → 学部1年次から3年 | 3年+1期 | A$97,875 | A$83,194 |
| D ― EAP+直接入学 | EAP 10週 → 学部3年 | 3年+10週 | A$90,500 ※EAPは奨学金対象外 | A$77,675 |
| E ― EAP+Diploma経由 | EAP 10週 → Diploma 1年 → 学部2年次から2年 | 3年+10週 | A$83,000 | A$71,300 |
※Bachelor of Business(年A$28,500)・Diploma in Business(年A$21,000)・TPP(1トライメスター A$12,375)・EAP(週A$500×10週=A$5,000)で計算した授業料の目安です。EAPは提携機関の英語コースのため、International Student Scholarship の対象外として計算しています。生活費・保険・渡航費・EAPの申込料A$270・教材費A$150は含みません。
結論から言うと、Diploma経由(ルートB)が最も安く、しかも年数は直接入学と変わりません。15%減額後で比べると、直接入学のA$72,675に対してDiploma経由はA$66,300。差額はA$6,375です。
理由は単純で、Diplomaの年額(A$21,000)が学部の年額(A$28,500)より安いからです。1年目を安い単価で過ごし、2年目から学部の単価になる。合計年数が同じなら、総額は下がります。
逆にTPP経由(ルートC)は割高になります。TPPは1トライメスターで学部1年次に接続する設計なので、学部の3年間がそのまま残るためです。期間を最短にしたい方向けで、費用を抑えたい方向けではありません。
この計算は「Diplomaの単位が学部1年次分としてすべて認定される」ことが前提です。
Diplomaの分野と進学先の学位が対応していないと、認定される単位が減って、結局4年かかることがあります。たとえば Diploma in Business から Bachelor of Business に進むのは素直な接続ですが、Diploma in General Studies から専門性の高い学位に進む場合は、認定範囲が変わる可能性があります。
「どのDiplomaが、どの学位の何年次につながるか」は、公式サイトに一覧がありません。出願前に学校へ個別に確認する必要があります。アンアルウェンで無料でお調べします。ここを確認せずにDiplomaを選ぶと、上の計算が成り立たなくなります。
Diploma経由と直接入学、どちらが安いかを個別に計算します
この比較が成り立つかどうかは、Diplomaの単位が何単位認定されるかで決まり、これは公式サイトに載っていません。高3の評定と志望コースをうかがえば、学校に確認したうえで年数と総額をお伝えします。無料です。
サンシャインコースト大学の減額は最大でも20%です。残る80%をどう賄うかを考えるとき、日本側の制度も選択肢に入ります。
※各制度の要件・金額・締切は年度ごとに変わります。上記は選択肢の例示であり、最新の募集要項は各実施団体の公式情報でご確認ください。
日本側の制度で共通しているのは、締切が早いことです。渡航の1年以上前に応募を締め切る制度が少なくありません。UniSCの奨学金は申請不要で自動判定なので出願直前でも間に合いますが、日本側の制度はそうはいきません。
留学を考え始めた段階で、「日本側で使える制度がないか」を先に確認しておくことをおすすめします。ご希望があれば、ご状況に合いそうな制度の探し方をお伝えします。
ここまでの内容を、ご自身の状況に当てはめて読めるよう整理しました。
| あなたの状況 | 適用される率 | 実務的な狙い方 |
|---|---|---|
| 高校卒業後、学部へ 評定3.0以上・IELTS 6.0あり |
15% | そのまま出願すれば自動で付きます。やることは、2026年内のトライメスターに間に合わせることだけ。3月・7月・11月の3回から選べます |
| 高校卒業後、評定が届かない | 15% | Diploma経由を検討してください。年数は変わらず、総額は約A$6,375安くなります(→ ルート別の総額比較)。ただし単位認定の範囲を出願前に確認します |
| 幼児教育を目指す高校生 | 20% | Bachelor of Education Studies (Early Childhood) はBright Futuresの対象です。3年でA$19,500の減額。ただし教員登録に関わる課程は英語要件が高いため、志望を固める前に要件を確認します |
| 工学系の大学院を目指す方 | 20% | Civil・Mechanical・Renewable Energy・Engineering Project Management はいずれもBright Futures対象。2年でA$15,400の減額です。UniSCで最も減額額の大きい区分になります |
| データ分析・BI系のMBAを目指す方 | 20% | Master of Business Intelligence and Analytics と MBA/BIAデュアルが対象。通常のMBA(年A$29,500・15%)と比較検討する価値があります |
| その他の大学院を目指す方 | 15% | MBA・国際ビジネス・ICT・教育・心理・ソーシャルワークなどは15%です。減額額は年数で決まりますので、1.5年制と2年制で総額が変わる点に注意してください |
| 英語スコアが足りない方 | EAPは 対象外 |
EAPは提携機関の英語コースのため奨学金の対象外です。週A$500は定価で計算してください。本科に入った時点から15%(または20%)が適用されます |
| 研究学位(PhD等)を目指す方 | 授業料免除 +生活費 |
まず指導教員を見つけることが最優先です。HDR奨学金が取れなければ、年A$32,500に15%が適用されA$27,625になります |
サンシャインコースト大学の奨学金は申請不要なので、奨学金そのものに締切はありません。実質的な締切は「コース出願の締切」と「学生ビザの審査期間」で決まります。
サンシャインコースト大学は統一した出願締切を公表していないため、以下は学生ビザの審査期間を踏まえたアンアルウェンの推奨スケジュールです。
実際の締切は出願時に学校へ確認してお伝えします。コースによって定員が埋まる時期が違うため、人気コースはこれより早く動く必要があります。
15%の奨学金は、日本人でも本当に全員もらえますか?
はい。International Student Scholarship(授業料15%減額)は2026年にUniSCへ入学する留学生全員が対象で、国籍による制限はありません。公式サイトに「Your offer will automatically include this scholarship(あなたのオファーには自動的にこの奨学金が含まれます)」と明記されており、専用の申請書・エッセイ・推薦状はいずれも不要です。コースに出願すれば入学許可書に減額後の金額で記載されます。
成績が良ければ、もっと高い率になりますか?
なりません。UniSCの留学生向け授業料減額に、成績による段階分けはありません。ATAR相当95以上で50%といった上位の枠は存在せず、上限は Bright Futures の20%です。しかも20%は成績ではなく「どのコースに進むか」で決まります。成績優秀な方には物足りない設計ですが、その代わり成績に不安がある方でも確実に15%が付きます。
減額は初年度だけですか。それとも卒業まで続きますか?
卒業まで続きます。公式の表現は「valid for the duration of the program/s for which an offer was made(オファーが発行されたプログラムの全期間にわたって有効)」です。3年制の学部なら3年間、4年制なら4年間、1.5年のMBAなら1.5年間、同じ率で減額されます。年A$28,500の学部なら3年間でA$12,825、年A$33,500の工学(4年制)ならA$20,100の差になります。
20%の International Bright Futures Scholarship は日本国籍でも対象ですか?
条件付きで対象になります。この奨学金の対象は「①指定された7つのプログラムに入学する留学生(国籍不問)」または「②対象国の国籍保有者」の2通りですが、②の対象国リストはブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナムの10か国で、日本は含まれていません。したがって日本国籍の方は①のルート、つまり対象7プログラムのいずれかに進学する場合に限り20%が適用されます。
15%と20%は併用できますか?
できません。公式に「Neither the International Student Scholarship nor the International Bright Futures Scholarship can be used in conjunction with each other nor any other UniSC international scholarships or tuition fee reductions」と明記されています。UniSCの他の留学生奨学金・授業料減額との併用も不可です。対象になる場合は、より有利な20%が適用されます。
英語スコアが高いと20%になる奨学金があると聞きました。
English Excellence Scholarship(授業料20%減額)のことですが、これは2025年入学向けに設けられていた制度で、大学公式サイトの「2026年」の欄には掲載されていません。2026年入学について公表されているのは International Student Scholarship(15%)と International Bright Futures Scholarship(20%)の2つです。制度は年度ごとに改定されますので、古い情報を前提に予算を組まないようご注意ください。ご自身の入学年度での取り扱いは、出願時に学校へ確認してお伝えします。
入学を1年延期しても奨学金は残りますか?
残りません。International Student Scholarship・International Bright Futures Scholarship のいずれも「cannot be deferred past a 2026 intake(2026年の入学期を超えて延期することはできません)」と明記されています。2026年に入学することが条件です。ビザの都合などで渡航が遅れそうな場合は、まず同じ2026年内の別のトライメスター(3月・7月・11月)に移せないかを確認します。年3回の入学機会があるのは、この点で有利に働きます。
Diploma や英語コース(EAP)にも奨学金は付きますか?
Diploma は UniSC のプログラムなので、International Student Scholarship(15%)の対象になります。年A$21,000がA$17,850です。一方EAP(English for Academic Purposes)は提携機関 Union Institute of Language が開講する英語コースで、大学のプログラムではないため対象外です。2025年の English Excellence Scholarship にも「UniSCの英語コースに入学する学生は対象外」という条件が付いていました。EAPの費用は週A$500の定価でご計算ください。
奨学金の申請に締切はありますか?
15%・20%とも申請不要のため、奨学金そのものに締切はありません。ただし2026年の入学期に間に合うようコースに出願する必要があります。実質的な締切はコース出願の締切と学生ビザの審査期間で決まります。トライメスター1(3月2日開始)を狙う場合は前年10〜12月、トライメスター2(7月20日開始)なら2〜4月、トライメスター3(11月9日開始)なら6〜8月には出願を終えておくのが安全です。
奨学金は授業料以外にも使えますか?
使えません。減額されるのは授業料(tuition fee)だけです。OSHC(海外学生健康保険)、滞在費、渡航費、学生ビザ申請料、教材費はいずれも対象外です。大学公式はサンシャインコーストでの生活費を週A$450〜500と示しており、年間ではA$23,400〜26,000。授業料と同等以上にかかります。奨学金の減額分だけを見て予算を組むと渡航後に足りなくなりますので、総額でご確認ください。
サンシャインコースト大学の奨学金は申請不要なので、「エージェントに頼まなくても自動で付くのでは」と思われるかもしれません。そのとおりです。15%は誰が手続きしても同じように付きます。
それでも実務でエージェントが効くのは、奨学金の申請そのものではなく、その前後の判断です。
サンシャインコースト大学は公式に「UniSC can only accept applications from registered UniSC agents. Applicants from certain regions must apply via a UniSC agent」と明記しています。ご自身の状況で直接出願が可能かどうかを含めて確認します。
Bright Futuresの対象7プログラムに該当するかどうかで、2年間でA$15,400の差になります。複数のコースを検討している段階で、この差を織り込んだ比較表をお出しします。
「どのDiplomaが、どの学位の何年次につながるか」は公式サイトに一覧がありません。ここが確定しないと総額も年数も出せません。学校に確認したうえでお伝えします。
延期すると奨学金が失われます。ビザの審査期間から逆算して、確実に間に合うトライメスターを選ぶ――ここは経験が効く部分です。
English Excellence Scholarship のように、過去の制度が他社サイトに残っていることがあります。ご自身の入学年度で何が生きているかを、学校に確認してお伝えします。
コース選び、出願手続き、GS(Genuine Student)の回答文作成、学生ビザ申請まで、追加料金なしでサポートします。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。
UniSCの奨学金を検討している方へ ― 松本より
この大学の奨学金について、まずお伝えしたいのは「調べる手間がほとんどかからない」ということです。オーストラリアの大学の奨学金は、対象国リストを読み、成績の段階表を読み、申請書と締切を確認して……という作業が普通なのですが、UniSCにはそれがありません。留学生であれば全員に15%。出願すれば自動的に付きます。
そのぶん、お伝えすべきことも少なくなります。このページを長く書いたのは、制度が複雑だからではなく、「15%という数字が、実額でいくらになるのか」を具体的にお見せしたかったからです。4年制の工学ならA$20,100、理学療法ならA$23,100。パーセンテージで見ると控えめでも、金額に直すと決して小さくありません。
その一方で、率直に申し上げると、上限が20%というのは高いほうではありません。成績優秀な方であれば、フリンダース大学のように30%・50%まで刻まれている大学のほうが実額で有利になることがあります。UniSCの奨学金は「成績が良い人が得をする制度」ではなく、「誰でも確実に一定額が下がる制度」です。ご自身の評定・GPAによって、どちらの設計が有利かは変わります。複数校を並べて総額を比較したい方は、お申しつけください。無料でお出しします。
実務でいちばん多い行き違いは、English Excellence Scholarship(英語スコアで20%)に関するものです。他社のサイトや少し前の資料に残っているため、「IELTSを上げれば20%になるはず」と計算されている方がいらっしゃいます。これは2025年入学向けの制度で、2026年の公式ページには載っていません。年度をまたいで情報が残るのは、この業界では珍しくないことです。だからこそ、出願の直前に必ず学校へ確認します。
最後に、高校生とその保護者の方へ。評定が足りなくてDiplomaを経由することになっても、悲観する必要はありません。UniSCのDiplomaは学部2年次に編入する設計なので、合計3年で修了時期が変わらず、しかも総額はむしろ約A$6,375安くなります。「1年余分にかかる」という前提が、この大学には当てはまらないのです。ただし単位認定の範囲は分野の組み合わせで変わりますので、そこだけは出願前に必ず学校に確認させてください。
奨学金の確認・コース選び・出願手続き・学生ビザ申請まで、すべて無料です。
※滞在先の手配・OSHC・ビザ申請は代行サービスが無料という意味です。滞在費・保険料・ビザ申請料などの実費は別途かかります。
15%か20%か、そして総額いくらか。無料でお出しします
サンシャインコースト大学の奨学金は申請不要ですが、「どのコースを選ぶか」で15%と20%が分かれ、2年でA$15,400の差になります。さらにDiploma経由かどうかで総額が約A$6,375変わります。ご希望のコースと現在の成績をうかがえば、学校に確認したうえで、あなたの場合の総額を1枚にまとめてお渡しします。ご相談から出願・ビザ申請まですべて無料です。
最終更新日:2026年8月16日
情報の出典:University of the Sunshine Coast(UniSC)公式サイト ― International scholarships(2026年・2025年)/2026 international student tuition fees/2026 academic calendar/International application information/Other study and living costs/UniSC Research Scholarship conditions
執筆・監修:松本 朋弥(アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー)
奨学金の減額率・条件・対象コース・学費は年度ごとに改定されます。お申込み前に最新の情報をご確認ください。個別の適用可否はアンアルウェンで無料で確認いたします。