🇦🇺 オーストラリア留学 / ブリスベン・大学付属語学学校
ブリスベン・Kelvin Groveキャンパス内にあるQUTの付属機関。
英語コースを修了すればIELTSを受け直さずにQUTへ、Diplomaを修了すれば分野により学部2年次へ。「進学の入口」として設計された学校です。
QUT Collegeは、クイーンズランド工科大学(QUT)の付属機関です。ブリスベンのKelvin Groveキャンパス内にあり、英語コースと進学準備コースを開講しています。
「大学付属の語学学校」と聞くと、街なかの語学学校より少し高いだけの場所を想像されるかもしれません。QUT Collegeは、そういう学校ではありません。ここはQUTへ入るための入口として設計された機関です。
具体的に何が違うのか。EAP 2を総合65%以上で修了すれば、IELTSを受け直さずにQUTの学部・大学院へ進学できます。Diplomaを修了すれば、分野により学部2年次に接続します。ファウンデーションを修了して進級要件を満たせば、学部1年次の席が保証されます。つまりここで学ぶこと自体が、進学の条件を満たす行為になっているということです。
もうひとつ、日本の方に知っておいていただきたいのが授業料の減額です。EAPとIELTS Advancedには25%減額のQUT College English Language Concessionがあり、日本は対象国に含まれています。10週のEAPならA$5,800がA$4,350になります。
このページでは、4つの英語コースと進学準備コースの内容・入口の要件・修了後に開く道・2027年の学費と開講日を、QUT公式サイトの公表値にもとづいて整理します。奨学金の全体像はQUTの奨学金ページを、大学そのものについてはQUTの詳細ページをご覧ください。
QUT Collegeは、QUTのKelvin Groveキャンパス内にあります。別の建物に間借りしているわけでも、街なかの雑居ビルにあるわけでもありません。大学の敷地のなかで、大学の学生と同じ環境で学びます。
QUT公式サイトには「QUTの学生証が発行され、QUTの優れた施設すべてにアクセスできます」と記載されています。図書館、ジム、食堂、学習スペース。初日からQUTのコミュニティの一員として過ごせる設計です。
QUT公式によれば、常勤の英語教員は全員がTESOL(英語を母語としない人への英語教授法)を専門とする大学院資格を持ち、15年以上の指導経験があります。学生の教育的背景と文化的視点に合わせた指導ができる、と説明されています。
EAP 1の公式ページには「コース内容はQUTの各学部が評価し、承認しています」と明記されています。学部が求める学術英語の水準を、学部自身が確認したうえで教えているという設計です。
General Englishのクラスは最大18名。EAPの公式ページにも「少人数クラスと長い接触時間による、双方向の学習環境」と記載されています。大講義に入る前に、発言できる環境で英語を鍛える段階が用意されています。
General EnglishとIELTS Advancedの授業は午前8時30分〜午後1時。QUT公式は「午後は自由なので、ブリスベンを探索できます」と案内しています。アルバイト、自習、課外活動に使える時間が確保されています。
QUT Collegeにはアクティビティクラブがあり、新しい友人をつくりオーストラリアでの学びを広げる機会が用意されています。加えて幅広い学習サポートにもアクセスできます。
ここが、このページで最もお伝えしたい部分です。結論から言うと「修了そのものが進学の条件を満たす」という点が決定的に違います。
| 比較項目 | 一般の語学学校 | QUT College |
|---|---|---|
| 修了後の進学 | 改めてIELTS等を 受験して提出 |
EAP 2を65%以上で修了すれば IELTS 6.5相当の要件を充足 |
| 大学の施設 | 利用できないことが多い | QUTの学生証で 図書館・ジム等を利用 |
| カリキュラムの承認 | 学校独自 | QUTの各学部が 評価・承認 |
| 進学準備コース | 併設されていない | ファウンデーション+ Diploma 7分野 |
| 奨学金 | キャンペーン割引が中心 | EAP・IELTS Advancedは 授業料25%減額(日本は対象国) |
| 周囲の学生 | 観光・ワーホリ目的も多い | 大学進学を前提とした学生が中心 |
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
大学付属の語学学校は、街なかの語学学校より学費が高いことが多いです。それでもお勧めする場面があるのは、「IELTSをもう一度受けなくていい」という一点が、費用と時間の両方に効くからです。
IELTSは1回の受験料が3万円前後、スコアが出るまでに時間がかかり、狙った点に届かなければまた受け直しです。「あと0.5が出ないまま半年が過ぎた」というご相談は、本当によくいただきます。EAPは10〜15週で終わりが見えている設計で、しかも修了成績がそのまま進学の条件になります。
一方で、目的が「英語を話せるようになりたい」だけなら、一般の語学学校のほうが合う場合もあります。QUT Collegeは進学を前提に組まれた学校ですので、そこは正直にお伝えします。
QUT Collegeの英語コースは4区分です。すべてKelvin Groveキャンパスで開講され、授業は週25時間(教員との対面20時間+Guided Independent Learning 5時間)です。
「学校・仕事・日常生活のための英語を伸ばしたい」「QUTで学びたいがIELTSが5.0未満」という方の出発点です。入学要件はなく、初日にクラス分けテストを受けてレベルが決まります。
General EnglishからEAP 1またはEAP 2へ進むには、学内のEAP入学テストで所定のスコアを取る必要があります。
ファウンデーション・Diploma・EAP 2へ進むための学術英語コースです。エッセイやレポートの書き方、ノートテイキング、引用の仕方、図書館とインターネットでの学術調査、プレゼンテーションを学びます。
このコースが、QUT Collegeの中核です。QUT公式の「Highlights」に、はっきりこう書かれています。「Meet the English language requirements for entry into QUT undergraduate or postgraduate programs (that require IELTS 6.5 for entry).」――IELTS 6.5を要求するQUTの学部・大学院の英語要件を、このコースの修了で満たせます。
IELTSを受け直す必要がありません。これが、日本にいる段階でIELTS 6.5に届いていない方にとっての最大の意味です。
QUTのコースのなかには、EAPの修了では満たせない英語要件を持つものがあります。代表がBachelor of Nursing(IELTS総合7.0/W6.5・L・R・S 7.0)です。このコースはIELTS 7.0(各7.0)の達成を目標に設計されています。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
4つのコースの関係を、ひとことで整理します。General Englishは入口、EAP 1は進学準備コースへの橋、EAP 2はQUT本体への直結ルート、IELTS Advancedは高い英語要件のコース専用です。
費用面で重要なのは、General Englishだけが25%減額の対象外だという点です。したがって「General Englishの期間をできるだけ短くして、早くEAPに乗せる」のが実務上の設計になります。日本にいるあいだにIELTS 5.0〜5.5まで持っていければ、いきなりEAP 1(Extended)から始められます。渡豪前の学習が、そのまま学費の差になります。
QUT Collegeのもうひとつの柱が、進学準備コースです。QUT公式は「QUT Collegeのプログラムを修了すると、承認されたQUTの学士課程の席が保証されます」としています。
| コース | 期間 | 日本の評定 | 英語要件 | 2027年の学費 |
|---|---|---|---|---|
| Intensive Program QC07・CRICOS 098567F |
6か月 | 3.25 | IELTS 6.0 (各5.0) |
A$12,768 |
| Standard Foundation Program QC08・CRICOS 065045E |
12か月 | 3.00 | IELTS 5.5 (各5.0) |
A$25,536 |
QUT公式によれば、学ぶのは上級レベルの学術英語、文学研究、そして専攻分野に応じた2科目です。4つのファウンデーション・ストリームがあり、志望する学士課程とその進級要件(=学部の前提科目)に応じて振り分けられます。
「修了して学部の進級要件を満たせば、志望する学士課程の1年次の席が保証されます」とQUT公式に明記されています。進級要件は学部ごとに異なるため、志望コースの「Requirements」タブで「Australia」を選んで確認する仕組みです。開講は2月と7月です。
| Diploma | 期間 | 日本の評定 | 英語要件 | 2027年の学費 |
|---|---|---|---|---|
| Diploma in Business | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$28,200 |
| Diploma in Information Technology | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$28,200 |
| Diploma in Creative Industries | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$28,200 |
| Diploma in Health Science (Health Studies) | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$36,700 |
| Diploma in Health Science (Nursing) | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 6.0 (各5.5) | A$36,700 |
| Diploma in Engineering | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$38,900 |
| Diploma in Architectural Studies | 8〜12か月 | 3.25 | IELTS 5.5 | A$42,300 |
※期間は開講月により異なります(2月開始は12か月、7月・11月開始は8か月のフルタイム)。開講は2月・7月・11月の年3回。日本の評定は5段階評定の平均(3が合格)で、SAT-I 940でも出願できます。
QUT公式のPathwayページには、たとえば「Diploma in Architectural Studies/Bachelor of Architectural Design ― 建築学の基礎知識を築き、Bachelor of Architectural Design の2年次にそのまま進む」と記載されています。
Diplomaの学費(A$28,200〜42,300)は、学部1年分(A$41,000〜56,500)より安いケースが多く、しかも2年次に接続できれば総年数も変わりません。「進学準備=遠回り」とは限らないのがQUTの設計です。
ただし接続先の学年は分野ごとに異なります。1年次接続になる分野もありますので、志望する組み合わせでどうなるかは出願前に必ずご確認ください。無料でお調べします。
QUT Collegeで最初に決めるのは「どこから入るか」です。分岐点は今の英語力(IELTS)と高校の評定平均の2つだけ。下の図で、ご自身の位置を確認してください。
※学力(評定)が学部の要件に届かない場合は、上の英語ルートの先に「ファウンデーション」または「Diploma」が入ります。評定3.00でStandard Foundation、3.25でIntensive ProgramとDiplomaに出願できます。EAP 1を総合50%以上で修了すると、ファウンデーションと5つのDiplomaへ進めます。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この図を見て気づいていただきたいのは、CASE 1とCASE 5の差です。IELTS 6.0とIELTS 5.0未満――たった1.0の差が、10週と30〜60週という、期間にして半年から1年の差になります。学費と生活費を合わせると、数百万円の違いです。
だからこそ渡豪前の学習が効きます。日本にいるあいだにIELTS 6.0まで持っていければ、10週のEAP 2だけで済みます。「とりあえず語学学校に行ってから考える」という進め方が、最も高くつくパターンです。
そしてもうひとつ。General Englishだけが25%減額の対象外です。EAPは減額されますが、General Englishは週A$472がそのままかかります。General Englishの期間を短くする=減額対象の区間を増やすという設計になります。
QUT Collegeの英語コースは、修了成績によって進める先が決まります。QUT公式が各コースページに掲載している「Course articulation(進級)」の内容を整理します。
| 修了したコース | 修了成績 | 進める先 |
|---|---|---|
| EAP 1 Standard (10週) |
総合50%以上 | EAP 2 Extended(15週)/Standard Foundation Program/Diploma 5分野(Business、Creative Industries、Engineering、Health Science (Health Studies)、Information Technology) |
| 総合65%以上 | EAP 2 Standard(10週)/Intensive Program(6か月ファウンデーション) | |
| EAP 2 Standard (10週) |
総合50%以上 | Intensive Program/Diploma in Health Science (Nursing)/Graduate Certificate in Communication for Engineering |
| 総合65%以上 | IELTS 6.5(各バンド6.0以上)を要求するQUTの学部・大学院コース | |
| General English | レベル修了 | EAP 1またはEAP 2(学内のEAP入学テストで所定のスコアを取ることが条件) |
| IELTS Advanced | ― | IELTS 7.0(各7.0)到達を目指す対策コース。公式のIELTS試験を受験してスコアを提出します |
QUT Collegeの英語コースで、最も重要な数字は「65%」です。EAP 2を総合65%以上で修了すれば、IELTSを受け直さずにQUTの学部・大学院へ進めます。
逆に言えば、50〜64%で修了した場合は学部に直行できません。その場合はもう一段(Intensive ProgramやDiploma)を挟むか、EAP 2を再度受講することになります。「入学すれば自動的に進める」わけではないという点は、正確に理解しておいてください。
EAP 2で満たせるのは「IELTS 6.5(各6.0)を要求するコース」です。それより高い英語要件のコースは対象外になります。
志望コースの英語要件が6.5なのか7.0以上なのかで、必要な英語コースが変わります。ここを最初に確定させてください。
| コース | 期間 | 2027年の定価 | 25%減額後 | 開講 |
|---|---|---|---|---|
| General English | 5〜45週 | A$472/週 5週でA$2,360 |
対象外 | 年9回 1・2・3・5・6・7・8・10・11月 |
| EAP 1 Standard EAP 2 Standard |
各10週 | A$5,800 | A$4,350 | 3月・7月・11月 |
| EAP 1 Extended EAP 2 Extended |
各15週 | A$8,700 | A$6,525 | 2月・6月・10月 |
| IELTS Advanced | 10週 | A$5,800 | A$4,350 | 3月・11月 |
| コース | 期間 | 2027年の学費 | 開講 |
|---|---|---|---|
| Intensive Program (6か月ファウンデーション) | 6か月 | A$12,768 | 2月・7月 |
| Standard Foundation Program | 12か月 | A$25,536 | 2月・7月 |
| Diploma in Business / IT / Creative Industries | 8〜12か月 | A$28,200 | 2月・7月・11月 |
| Diploma in Health Science (Health Studies / Nursing) | 8〜12か月 | A$36,700 | 2月・7月・11月 |
| Diploma in Engineering | 8〜12か月 | A$38,900 | 2月・7月・11月 |
| Diploma in Architectural Studies | 8〜12か月 | A$42,300 | 2月・7月・11月 |
※学費はQUT公式の各コースページに掲載された2027年の金額です。毎年改定されます。Diplomaの期間は開講月により異なり、2月開始が12か月、7月・11月開始が8か月のフルタイムです。
EAPとIELTS Advancedの授業料が25%減額されます。成績基準はありません。対象国であることが条件で、日本は対象国リストに含まれています(Approved)。申請は不要で、出願すると自動的に判定されます。
Diplomaまたはファウンデーションの初年度1学期分の授業料が25%減額されます。判定は高校の成績によります。申請不要。
QUT Collegeを修了して学部・大学院へ進む段階で、あらためて学位課程の奨学金の判定を受けられます。QUT公式は「高い成績を収めたDiploma・ファウンデーションの学生は、進学後の大学の授業料について25%の奨学金の対象になり得る」としています。
判定に使われるのは日本の高校の評定ではなく、QUT Collegeでの修了成績です。具体的にはQUTのDiplomaを7点満点GPA 5.00以上、1年制のファウンデーションを7点満点GPA 5.50以上で修了すればInternational Merit Scholarship(25%)の基準を満たします。
日本の高校の成績が振るわなかった方にとって、ここが実質的な挽回の機会です。詳しくはQUTの奨学金ページで解説しています。
アンアルウェン独自コンテンツ
日本の高校を3月に卒業する方が、QUT Collegeを経由してQUTへ進む場合の1年間を並べます。ここで最も重要なのは「開講日から逆算する」という考え方です。
ファウンデーションと学部が年2回しかないのが、計画づくりで一番効いてきます。3月卒業の方は、7月開講に間に合わせるか、翌年2月まで待つかの二択になります。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
18歳未満で渡航される方は、追加の手続きが必要です。QUTにはUnder 18 Supervision Programという制度があり、選択肢は2つ。①18歳になるまで保護者とオーストラリアに居住する、②QUTを福祉手配者として指定し、QUT承認の宿泊先に滞在するです。②の場合、登録料A$150と1泊あたりA$8.80(18歳の誕生日まで)がかかります。早生まれの方は、渡航時期と誕生日の関係を早めに整理してください。
もうひとつ。「General Englishを長めに取っておけば安心」という考え方は、費用面ではおすすめしません。General Englishは25%減額の対象外で、週A$472がそのままかかります。45週なら約A$21,240。その分をEAPに寄せたほうが、減額も効いて進学も早まります。現在の英語力を測ったうえで、必要最小限の週数を設計しましょう。無料で試算します。
QUT Collegeはこのキャンパス内にあります。ブリスベンCBD(中心業務地区)から約2km、Kelvin Grove Villageという住宅・商業・大学が一体になった地区です。学生アパート、カフェ、スーパー、公園がキャンパスと地続きで、生活が完結する環境です。CBDまではバスで10分程度。
キャンパス内には、Creative Industries Precinct(クリエイティブ産業地区)、Education Precinct、QUT Art Museum、Gardens Theatre、健康系の実習施設(QUT Health Clinics)が集まっています。QUTではコミュニケーション/クリエイティブ産業/デザイン/教育/健康科学・看護/司法の学部がこのキャンパスに置かれています。
QUT Collegeの学生にはQUTの学生証が発行され、図書館・ジム・食堂・学習スペースを利用できます。
CBDから約2kmKelvin Grove VillageQUT Collegeの所在地バスで10分QUTにはもうひとつ、ブリスベンCBDのど真ん中にあるGardens Pointキャンパスがあります。建築・建設環境/ビジネス/工学/IT・ゲーム/法学/数学・データサイエンス/科学の学部が置かれています。
QUT Collegeで学んだあと、志望学部によってはGardens Pointに通うことになります。Kelvin GroveとGardens Pointの間はバスで移動できますが、滞在先を決めるときは「進学後にどちらへ通うか」まで見ておくと、引っ越しの手間が減ります。
ブリスベンCBDビジネス・工学・IT・法学| 種類 | 週あたりの費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 学生アパート Iglu/Scape/Student One/UniLodge |
A$419〜550 | 家具付きの個室。水回りは共用または専用。Kelvin Grove Village内にも複数あります |
| レジデンシャルカレッジ (食事付き) |
A$620〜770 | 食事込みで、生活サポートが手厚い環境。初めての海外生活には安心感があります |
| 賃貸(シェアハウス) | A$300前後〜 | 同居人の人数によって変動。もっとも安いが、自分で探す手間と保証の問題があります |
| ホームステイ | 要問い合わせ | アンアルウェンで手配代行が可能です。18歳未満の方は選択肢が限られます |
※費用はQUT公式ガイドに掲載された目安です。QUT Accommodation Servicesチームが、選択肢の比較・含まれるものの確認・申込みまで支援してくれるとQUT公式に案内されています。18歳未満の方はQUT承認の宿泊先に限られます。
QUT Collegeとはどんな学校ですか?
クイーンズランド工科大学(QUT)の付属機関で、ブリスベンのKelvin Groveキャンパス内にあります。英語コース(General English、English for Academic Purposes 1・2、IELTS Advanced)と進学準備コース(Intensive Program、Standard Foundation Program、7分野のDiploma)を提供しています。
学生にはQUTの学生証が発行され、大学の図書館・ジム・食堂などの施設を利用できます。単なる語学学校ではなく、修了するとQUTの学部への進学が保証される点が最大の違いです。
英語コースを修了すると、IELTSを受け直さずにQUTへ進学できますか?
できます。English for Academic Purposes(EAP)2を総合65%以上で修了すると、IELTS 6.5(各バンド6.0以上)を要求するQUTの学部・大学院コースへ進学できます。
EAP 2を総合50%以上で修了した場合は、Intensive Program、Diploma in Health Science (Nursing)、Graduate Certificate in Communication for Engineering へ進めます。
EAP 1は総合50%以上でファウンデーションと5つのDiploma、65%以上でEAP 2 StandardとIntensive Programへ進めます。
英語コースの学費はいくらですか?
2027年の学費は、General Englishが週A$472(5週でA$2,360)、EAP 1・2のStandard(10週)がA$5,800、Extended(15週)がA$8,700、IELTS Advanced(10週)がA$5,800です。
EAPとIELTS Advancedについては、日本を含む対象国の学生向けにQUT College English Language Concession(授業料25%減額)があります。EAP Standardは減額後A$4,350、EAP ExtendedはA$6,525、IELTS AdvancedはA$4,350。
General Englishは減額の対象外です。
英語コースはいつ始まりますか?
General Englishは年9回(1月・2月・3月・5月・6月・7月・8月・10月・11月)開講で、5〜45週から選べます。
EAPは、Standard(10週)が3月・7月・11月、Extended(15週)が2月・6月・10月の年3回。
IELTS Advanced(10週)は3月と11月の年2回です。
進学準備コースは、Intensive ProgramとStandard Foundation Programが2月・7月、Diplomaが2月・7月・11月です。
英語コースに入るのに、英語のスコアは必要ですか?
コースによって異なります。
General Englishには入学要件がありません。初日にクラス分けテスト(プレイスメントテスト)を受けてレベルが決まります。初級(Elementary)から上級(Advanced)まで5レベルあります。
EAP 1 StandardはIELTS 5.5(L4.5/R5.0/W5.0/S4.5)、EAP 2 StandardはIELTS 6.0(L5.0/R5.5/W5.5/S5.0)、IELTS AdvancedはIELTS 6.5(各6.0)が必要です。Extended版はそれぞれ0.5低い要件です。
Cambridge C1 Advanced、PTE Academic、TOEFL iBTのスコアも受け付けられます。
授業は週に何時間ありますか?何時から何時までですか?
週25時間です。内訳は教員との対面授業が20時間、Guided Independent Learning(GIL・教員の監督のもとで自分のペースで学ぶ時間)が5時間。
General EnglishとIELTS Advancedの授業時間は午前8時30分〜午後1時で、午後は自由時間になります。EAPは午前クラスと午後クラスがあり、選べます。
General Englishのクラスは最大18名です。
先生はどんな人ですか?
QUT公式サイトによれば、常勤の英語教員は全員がTESOL(英語を母語としない人への英語教授法)を専門とする大学院資格を持ち、15年以上の指導経験があります。学生の教育的背景と文化的視点に合わせた指導ができる、と説明されています。
またEAP 1のコース内容については「QUTの各学部が評価し、承認しています」と明記されています。大学の学部が求める学術英語の水準を、学部自身が確認したうえで教えているという設計です。
Diplomaを修了すると、学部の何年次に進めますか?
分野により学部2年次に進めます。QUT Collegeは建築学/ビジネス/クリエイティブ産業/工学/健康科学/IT/看護の7分野でDiplomaを開講しており、たとえばDiploma in Architectural Studies は Bachelor of Architectural Design の2年次に接続します。
Diplomaの学費(A$28,200〜42,300)は学部1年分(A$41,000〜56,500)より安いため、2年次に接続できる分野なら総年数も総額も直接入学を下回ることがあります。
ただし接続先の学年は分野ごとに異なりますので、出願前に必ずご確認ください。
看護(Bachelor of Nursing)を目指す場合、どの英語コースを選べばいいですか?
Bachelor of Nursing の英語要件はIELTS総合7.0(ライティング6.5、リスニング・リーディング・スピーキング7.0)と高く、EAPの修了では満たせません。
QUT CollegeにはIELTS Advanced(10週)というコースがあり、IELTS 7.0(各7.0)の達成を目標に設計されています。入学要件はIELTS 6.5(各6.0)で、開講は3月と11月の年2回。2〜5週目と7〜10週目に本番形式の模擬試験を行い、毎回個別のフィードバックを受けられます。
学費はA$5,800で、日本は25%減額の対象国のため実質A$4,350です。Diploma in Health Science (Nursing) のパッケージオファーにも組み込めます。
QUT Collegeはどこにありますか?
QUTのKelvin Groveキャンパス内にあります。ブリスベンCBD(中心業務地区)から約2km、Kelvin Grove Villageという住宅・商業・大学が一体になった地区で、学生アパート、カフェ、スーパー、公園がキャンパスと地続きです。CBDまではバスで10分程度。
QUT Collegeの学生にはQUTの学生証が発行され、大学の図書館・ジム・食堂などの施設を利用できます。
滞在先はどうすればいいですか?費用はどのくらいですか?
QUT公式が示す目安は、学生アパート(Iglu/Scape/Student One/UniLodge など)が週A$419〜550、レジデンシャルカレッジ(食事付き)が週A$620〜770、賃貸(シェアハウス)が週A$300前後〜です。
Kelvin Grove Village内にも学生アパートが複数あります。QUT Accommodation Servicesチームが選択肢の比較・申込みを支援してくれます。アンアルウェンでもホームステイ・学生アパートの手配代行を無料で承っています。
※18歳未満の方はQUT承認の宿泊先に限られます。
18歳未満でも入学できますか?
できます。ただし就学開始時点で18歳未満の場合、オファーはQUT Under 18 Supervision Programの申込書提出を条件とする形になります。選択肢は2つで、①18歳になるまで保護者とオーストラリアに居住する、②QUTを福祉手配者として指定し、QUT承認の宿泊先に滞在するです。
②を選ぶ場合、登録料A$150と1泊あたりA$8.80(18歳の誕生日まで)の費用がかかります。渡航は、指定した福祉開始日の7日前より早く到着することはできません。早生まれの方は、渡航時期と誕生日の関係を早めに整理しておく必要があります。
英語コースだけを受けて帰国することもできますか?
できます。General Englishは5〜45週から選べ、修了時には受講期間・出席率・修了レベルを記載した証明書が発行されます。EAPやIELTS Advancedも同様に修了証が出ます。
ただしQUT Collegeは進学を前提に設計された学校です。「英語を話せるようになりたい」「オーストラリアの生活を体験したい」という目的が中心であれば、一般の語学学校のほうが費用面でも雰囲気の面でも合う場合があります。目的をお聞かせいただければ、率直にご提案します。
英語コースからQUTの学部まで、まとめて申し込めますか?
できます。パッケージ出願(package offer)といって、英語コース → Diploma/ファウンデーション → 学部を1本の出願にまとめられます。
最大の利点はビザ申請が1回で済むことです。また各段階を修了して次のコースへ進む(articulate)タイミングで、奨学金の判定も自動的に行われます。
開講日(英語は年9回、Diplomaは年3回、ファウンデーションと学部は年2回)から逆算して、待ち時間が最小になるよう設計する必要があります。アンアルウェンで無料で組み立てます。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
QUT Collegeを検討している方へ ― 松本より
大学付属の語学学校は、街なかの語学学校より学費が高いことが多いです。それでもQUT Collegeをお勧めする場面があるのは、「IELTSをもう一度受けなくていい」という一点が、費用と時間の両方に効くからです。
「あと0.5が出ないまま半年が過ぎた」というご相談は、本当によくいただきます。EAPは10〜15週で終わりが見えていて、修了成績がそのまま進学の条件になります。しかも日本は25%減額の対象国です。
ただし、目的が「英語を話せるようになりたい」だけなら、一般の語学学校のほうが合う場合もあります。QUT Collegeは進学を前提に組まれた学校ですので、そこは正直にお伝えします。今の英語力(IELTSのスコア、なければ英検やTOEICでも構いません)と、行きたい学部を教えていただければ、必要な週数と費用を無料で試算します。どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。QUT Collegeへの出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。学校に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は学校側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。出願料(A$100)、滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
今の英語力から、必要な週数は
逆算できます。
「IELTS 5.5だと何週間かかるか」「General Englishは何週必要か」「EAP 2から始められるか」「学部までのパッケージでいくらになるか」――今のスコア(英検・TOEICでも構いません)と行きたい学部を教えていただければ、必要な週数と総額を無料で試算します。QUT Collegeが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。
※本ページは2026年8月25日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。コース内容・期間・入学要件・英語要件・進級要件(articulation)・開講日・学費・奨学金の条件は、いずれもクイーンズランド工科大学(QUT)公式サイトの各コースページおよび公式「2027 International Quick Guide(Updated fees edition)」の公表値です。減額後の金額はアンアルウェンが計算した参考値であり、学校が公表しているものではありません。学費・開講日・入学要件・奨学金の条件は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。