オーストラリアで
ホスピタリティーを学ぶ

学校比較 / 学費 / 有給実習 / 永住ルート

ホテル、レストラン、リゾート、観光。オーストラリアの観光産業は基幹産業のひとつで、 学びながら給料をもらえる有給実習が学位に組み込まれた学校があります。 しかもこの分野は学位がなくても技能評価の土俵に乗れる、数少ない領域です。

有給実習のある学校を無料で調べる 学費を見る

Cost
24,225A$/年(UniSC・15%奨学金適用後)定価は 28,500 A$/年。奨学金は申請不要で自動付帯専門課程なら W・アングリスの Diploma が2年総額 41,980 A$
Entry
5.5IELTS〜/1〜3年
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
720時間の有給業界配属(Blue Mountains)
OUTCOMEに年収を載せていないのは、この分野が職位によって収入の幅が非常に大きく、該当する職種群の年収中央値を確認できなかったからです。推測での金額は掲載しません。かわりに、この分野の最大の特徴である有給業界配属の時間数を掲げています。実習が有給であるため、表面上の学費と実質負担は一致しません。学費・奨学金は毎年改定されるため、出願時の最新情報を無料でお調べします。

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

「学びながら稼げる」数少ない分野です

Blue Mountains(トーレンス大学)は学位に720時間の有給業界配属を組み込み、ICMS2年次まるごとが有給の実務配属学費の一部を実習収入で賄えます。

02

永住ルートで学歴のハードルが低い分野です

カフェ・レストランマネージャー(ANZSCO 141111)の技能評価に必要な学歴はAQFディプロマ以上、または関連実務3年以上学士号は必須ではありません。

03

シェフは一時的技能ビザの発給数トップ職種です

調理(コマーシャルクッカリー)と組み合わせる進路は、実績のあるルートです。雇用主のサポートを得やすい領域だといえます。

04

英語のハードルも低めです

Blue Mountains の学士は IELTS 6.0(各5.5)。ディプロマなら 5.5〜6.0 相当から。看護や幼児教育(7.0以上)と比べれば、はるかに現実的な水準です。

05

専門課程(ディプロマ)でも道があります

William Angliss の Diploma of Hospitality Management は2年・総額 A$41,980年4回入学で、調理系コースとのパッケージも組めます。

06

ただし「接客が好き」だけでは足りません

学ぶ内容の中心は原価管理・シフト管理・収益設計現場は立ち仕事で、週末・夜間の勤務もあります。この現実を知ったうえで選ぶ方が伸びます。

職業リスト・ビザ要件は毎年見直されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

01 — What you learn

ホスピタリティー留学とは ── 何を学ぶのか

ホスピタリティーを「接客を学ぶ分野」だと思って進学すると、想像と違います。オーストラリアの課程で中心にあるのは、施設と人と数字を動かすマネジメントです。

客室をいくらで売るか、食材の原価をどう抑えるか、繁忙期のシフトをどう組むか、クレームをどう処理するか。笑顔で対応することではなく、笑顔で対応できる体制をつくることが学ぶ内容です。だからこそ、経営・会計・人事の科目が多くを占めます。

01

収益管理(レベニューマネジメント)

客室単価の設定、稼働率、予約チャネルの使い分け。ホテル経営の中核で、数字を扱う力が問われます。

02

F&B(料飲)とコスト管理

メニュー設計、原価計算、仕入れ、在庫管理。レストラン運営で利益を出すための実務そのものです。

03

人材マネジメント

シフト編成、採用、育成、多国籍チームの運営。人が辞めない現場をつくれるかが、この業界の管理職の力量です。

この分野の最大の特徴は、実習が「有給」であることです。Blue Mountains は720時間の有給業界配属、ICMS は2年次まるごとが有給のWork Integrated Learning多くの分野で実習が無給であることを考えると、これは費用面でも経験面でも大きな違いです。

02 — Six fields

分野の選び方 ── 6つの領域

ホテル・リゾート運営

宿泊部門、フロント、ハウスキーピング、収益管理。この分野の本流で、Blue MountainsやICMSが専門としています。

レストラン・F&B マネジメント

店舗運営、原価管理、スタッフ育成。カフェ・レストランマネージャー(141111)は技能評価の対象職種です。

調理(コマーシャルクッカリー)

Certificate III/IV の調理課程。シェフ(351311)は一時的技能ビザの発給数トップ職種で、実績のあるルートです。

宴会・ケータリング

宴会場運営、大規模ケータリング。イベントマネジメントと地続きの領域です。

観光・ツーリズム

ツアー造成、観光地経営、旅行業。グリフィス大学やUniSCが観光とホテルを横断的に扱っています。

バリスタ・カフェ運営

オーストラリアはカフェ文化が根づいた国。短期の専門コースから入り、現場経験を積む方も多くいます。

03 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01

有給の実習が学位に組み込まれている

これが他国との最大の違いです。Blue Mountains International Hotel Management School は、学士課程に720時間の有給業界配属を4科目にわたって組み込んでいます。ICMS は2年次がまるごと有給のWork Integrated Learning学費を払いながら給料を得て、同時に職歴を作るという構造は、他分野ではほとんど見られません。

02

学歴のハードルが低い永住ルート

カフェ・レストランマネージャー(ANZSCO 141111)の技能評価で求められる学歴は、AQFのディプロマ・アドバンスドディプロマ・準学士のいずれか、または関連分野での3年以上の実務経験です。学士号は必須ではありません。さらにシェフ(351311)は一時的技能ビザの発給数で最も多い職種(6,360件)というデータもあります。「学位がなければ移住の土俵に乗れない」という制約が、この分野にはありません。

03

学びが即座に収入になる

オーストラリアはカフェ・レストラン・ホテルの求人が豊富で、学んだ内容がそのままアルバイトに直結します。学生ビザでは就学中も2週48時間まで働けるため、授業 → アルバイト → 実習 → 就職という流れが自然につながります。飲食の現場経験は、そのまま履歴書に書ける職歴になります。

カウンセラーから、ひとつ補足を。ホスピタリティーは「接客が好きだから」という動機で選ばれることが多い分野です。ただ、実際の学びと仕事の中心にあるのは原価管理・シフト管理・収益設計であり、現場は立ち仕事で、週末や夜間の勤務も入ります。この現実を知ったうえで選ぶ方は、現地でも強い。

そのうえで申し上げると、この分野は留学生にとって条件が良い領域です。英語要件が IELTS 6.0(各5.5)と現実的で、実習が有給で、学位がなくても移住の土俵に乗れる。「英語力にまだ自信はないが、働きながら道を作りたい」という方には、これ以上に合理的な選択肢は多くありません。ご相談では、有給実習の収入まで含めた資金計画をお作りしています。

04 — Bachelor

学位(学士)の選択肢

Blue Mountains International Hotel Management School(トーレンス大学) / シドニー・ブルーマウンテンズ

有給720時間

ホテルマネジメント教育で国際的に知られる学校です。最大の特徴は、学位課程に720時間の有給業界配属が組み込まれていること。学びながら収入を得て、同時に職歴を作れます。

  • Bachelor of Business (International Hotel Management)|3年
  • 実習:720時間の有給業界配属(4つのコア科目にわたって実施)
  • キャンパス:最初の12週間はリューラ(ブルーマウンテンズ)の全寮制環境で集中的に学び、その後シドニー(サリーヒルズ)で継続
  • 英語要件:IELTS 6.0・各5.5以上(学位課程としては入りやすい水準)
  • 学費:大学が公表する国際学生用の料金表に基づきます(コースにより異なるため、個別にお調べします
  • 向いている方:ホテル業界に本気で進みたい方、実習で収入を得たい方、英語要件を現実的な水準に抑えたい方。リューラでの12週間は、同期との結束が強くなることでも知られています
トーレンス大学のページ

ICMS / シドニー

2年次がまるごと実務

ホスピタリティー・イベント分野に特化した私立高等教育機関です。2年次がまるごと有給の実務配属(Work Integrated Learning)という構成で、業界内に人脈と実績を作れます。

  • 学費:1科目あたり A$4,400(2026年・留学生)。学士課程は24科目=総額 約 A$105,600 が標準的な構成
  • 構成:1年次は3トリメスター(1トリメスター4科目・A$17,600)、2年次は有給のWIL配属、3年次は1年次と同じ履修構成
  • 入学時期:年3回(2月・5月・8月)
  • 奨学金:ICMS International Scholarship で学部生に最大 A$20,000
  • 向いている方:シドニーで業界人脈をつくりたい方、実務経験を最優先する方、少人数の環境を求める方
ICMSのページ

グリフィス大学 / ゴールドコースト

総合大学・リゾート地

総合大学の学位として、観光とホテル経営を横断的に学べます。ゴールドコーストはリゾート地であり、実習先となるホテル・観光施設が集積しています。

  • Bachelor of International Tourism and Hotel Management|3年
  • 留学生学費:年 A$34,500〜38,000(情報源により幅があるため、出願時に確認します)/キャンパス:ゴールドコースト
  • ビジネス学位とのダブルディグリーも選べる構成です
  • 向いている方:総合大学の学位を重視する方、観光と宿泊の両方を学びたい方、リゾート地で学びたい方
グリフィス大学のページ

UniSC(サンシャインコースト大学) / サンシャインコースト

費用最優先・15%奨学金

Bachelor of Business(観光・レジャー・イベントマネジメント)が年 A$28,50015%奨学金が自動付帯費用最優先の選択肢です。96時間のインターン/業界プロジェクトが組み込まれています。

またサザンクロス大学(SCU)も観光・ホスピタリティ分野の課程を持つ総合大学で、ゴールドコースト等のキャンパスがあり、費用面でも比較的抑えられます。

UniSCのページ

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・開講状況は年度により変更されます。ご希望の都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

05 — VET

専門学校・TAFEの選択肢

この分野では、専門課程が実質的な主流です。技能評価の学歴要件が「ディプロマ以上」であること、そして現場で求められるのが実技であることが理由です。

William Angliss Institute / メルボルン

業界特化・年4回入学

食・観光・ホスピタリティに特化した公立の専門教育機関で、この分野ではオーストラリアを代表する学校です。

  • Diploma of Hospitality Management(SIT50422)|2年/留学生学費:A$41,980(2026年・コース総額)
  • 入学時期:年4回(2月・4月・7月・9月)と柔軟
  • Certificate IV in Kitchen Management や Certificate III in Commercial Cookery とのパッケージが可能。調理とマネジメントの両方を身につける構成が組めます
  • 上位課程として Advanced Diploma of Hospitality Management もあり、段階的に積み上げられます
  • 向いている方:実技を重視する方、調理も学びたい方、入学時期を柔軟に選びたい方
William Angliss のページ

TAFE NSW / ニューサウスウェールズ州

州立・設備が安定

州立の職業教育機関で、Diploma of Hospitality Management を留学生向けに開講しています。設備と実習環境が安定しており、学位への編入も視野に入ります。

費用はキャンパス・開講期により異なり、教材・制服等の追加費用として A$300〜1,000 程度を別途見込んでください。ご希望の都市に合わせて、最新の学費を無料でお調べします。

TAFE NSW のページ

ディプロマルートの注意点。技能評価(VETASSESS)の学歴要件は満たせますが、卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象です。ディプロマ修了後にオーストラリアで働き続けるには、雇用主のサポートによる就労ビザなど別の設計が必要になります。

「ディプロマで現場に入り、必要になったら学位へ編入する」という組み立てにすると、費用を抑えつつ選択肢を残せます。

06 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

この分野は、他分野と同じ基準で費用を比べてはいけません。Blue Mountains の720時間、ICMS の2年次配属はいずれも有給です。実習収入が入るため、表面上の学費と実質負担は一致しません。

プログラム/学校所在地期間留学生学費有給実習
Bachelor of Business (International Hotel Management)
Blue Mountains(トーレンス大学)
リューラ→シドニー3年料金表に基づき個別確認720時間
Bachelor(ホスピタリティー系)
ICMS
シドニー3年1科目 A$4,400
総額 約 105,600
2年次まるごと
Bachelor of International Tourism and Hotel Management
グリフィス大学
ゴールドコースト3年年 A$34,500〜38,000
目安・要確認
Bachelor of Business(観光・レジャー・イベント)
UniSC
サンシャインコースト3年年 A$28,50096時間
インターン/業界プロジェクト
Diploma of Hospitality Management(SIT50422)
William Angliss
メルボルン2年A$41,980
コース総額
Diploma of Hospitality Management
TAFE NSW
NSW州各校1〜2年要確認
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学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:A$100〜150程度(学校により異なる)
  • 制服・調理器具・教材:A$300〜1,500程度(調理系は高くなります
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 A$700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 A$2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で A$29,710

07 — Scholarships

奨学金 ── 学費は「定価」です

公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。この分野でも、申請不要で自動的に付帯するものがあります。

学校・奨学金減額主な条件申請
UniSC
International Student Scholarship
学費15%2026年に入学する留学生。在籍課程の全期間に適用申請不要
オファーに自動付帯
ICMS
ICMS International Scholarship
最大 A$20,000新規入学の学部留学生。学期ごとに選考要申請
トーレンス大学/Blue Mountains
2026年入学者向け奨学金
最大30%2026年に入学する留学生向けの各種奨学金要確認
グリフィス大学
Academic Excellence/Remarkable
学費25% / 50%直近の学歴でGPA 5.5/7.0以上(25%)ほか。出願期限あり要申請
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この分野の実質負担は、奨学金と有給実習の両方で下がります。たとえばグリフィス大学で25%の奨学金が適用されれば、3年総額(約103,500〜114,000)が約77,600〜85,500 に。さらにBlue MountainsやICMSを選べば、実習期間中の収入が加わります。「定価の学費」だけを見て諦めるのは早すぎます。

奨学金で失敗しないための3点。

  • 出願時期が条件になることがあります。グリフィスの25%奨学金のように、出願の締切が要件に含まれるものがあります
  • 申請不要のものと、要申請のものがあります。UniSCは自動付帯ですが、ICMSなどは書類提出が必要です
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります
オーストラリアの大学奨学金一覧を見る

08 — Entry requirements

入学条件・英語力の目安

学校・課程学歴要件英語の目安備考
Blue Mountains(学士)高校卒業程度IELTS 6.0(各5.5)720時間の有給実習
ICMS(学士)高校卒業程度IELTS 6.0 前後年3回入学(2月・5月・8月)
グリフィス大学(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5(各6.0)ダブルディグリーも選択可
William Angliss(Diploma)高校卒業程度IELTS 5.5〜6.0 相当年4回入学/調理系とのパッケージ可
TAFE NSW(Diploma)高校卒業程度IELTS 5.5〜6.0 相当18歳以上
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英語のハードルは、留学分野の中で低めです。Blue Mountains の学士が IELTS 6.0(各5.5)、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べると、はるかに現実的な水準です。「英語力にまだ自信はないが、海外で働く道を作りたい」という方に向いているのは、この点が大きい。

ただし、現場ではお客様対応と多国籍チームでの指示出しが英語で行われます。入学要件を満たすことと現場で通用することは別なので、在学中の就労で実地に慣れていくことが重要です。

各校の正確な英語要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

09 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

実習が有給か無給か

最重要。Blue Mountains は720時間が有給、ICMS は2年次まるごと有給。実質負担がまったく変わります。

02

実習先を学校が手配するか

業界とのつながりを持つ学校ほど、配属先の質が安定します。自分で探す方式だと修了が遅れることがあります。

03

学位かディプロマか

卒業生ビザ(485)は学士以上が対象卒業後も現地に残る計画があるなら、学位ルートを選ぶ意味があります。

04

調理を含めるか

シェフを目指すなら Certificate III/IV の調理課程が必要です。William Angliss はマネジメントとのパッケージが組めます。

05

都市 ── 求人と生活費

シドニー・メルボルンは求人が多い一方で生活費も高い。ゴールドコーストやサンシャインコーストはリゾート求人と低い生活費が魅力です。

06

入学時期の柔軟さ

William Angliss は年4回、ICMS は年3回入学。渡航時期がずれると語学学校の期間が延び、総額が変わります。

10 — Career

卒業後の進路・職種例

ホテルの各部門スタッフ・管理職

フロント、予約、宿泊部門、レベニューマネジメント。段階的に管理職へ進むのが標準的なキャリアです。

カフェ・レストランマネージャー

店舗運営の責任者。ANZSCO 141111 にあたり、技能評価の対象職種です。学歴要件はディプロマ以上または実務3年以上。

シェフ・料理人

調理課程を経てキッチンへ。一時的技能ビザの発給数で最も多い職種で、雇用主のサポートを得やすい領域です。

宴会・イベント運営

ホテルの宴会部門、コンベンション施設。イベントマネジメントと重なるキャリアです。

観光・ツアー関連

旅行会社、観光施設、リゾート運営。日本語対応ができる人材は、インバウンド分野で需要があります。

帰国後のホテル・外資系

日本の外資系ホテル、インバウンド対応部門。英語+現場経験の組み合わせが評価されます。

この分野は、在学中の職歴がそのまま就職につながります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。カフェ・レストラン・ホテルの求人が豊富なため、学んだ内容を即座に現場で試せるのが強みです。有給実習と合わせれば、卒業時点で数年分の職歴を持つことも可能です。

11 — Visa & PR

ビザ・永住ルート

この分野は、学歴要件の面で有利な特徴があります。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

有利な点
  • カフェ・レストランマネージャー(ANZSCO 141111)は技能評価の対象職種で、評価機関は VETASSESS。求められる学歴はAQFのディプロマ・アドバンスドディプロマ・準学士のいずれか、または関連分野での3年以上の実務経験です。学士号は必須ではありません
  • シェフ(ANZSCO 351311)は、一時的技能ビザの発給数で最も多い職種(6,360件)というデータがあります。雇用主のサポートを得やすい領域だといえます
  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)
  • ホスピタリティ・観光分野は、オーストラリアの基幹産業として継続的に人材需要があります

同時に、押さえておくべき制約

率直に
  • 技能評価では「管理職としての業務経験」が求められます。カフェ・レストランマネージャーの場合、メニュー計画、仕入れと価格設定、在庫と収支の管理、スタッフの採用・教育・監督といった管理業務が想定されています。ホールスタッフとしての勤務経験だけでは評価対象になりません
  • 卒業生ビザ(485)は学士以上が対象です。ディプロマで技能評価の学歴要件は満たせても、卒業直後の在留手段は別問題になります
  • 職種リストと要件は毎年のように改正されます。今日の条件が3年後も同じである保証はありません

この分野の要点は、「学位がなくても土俵に乗れる。ただし管理職としての経験が要る」ということです。だからこそ、在学中から管理業務に関われる職場を選ぶことが、他分野以上に重要になります。

※ 職業リスト・技能評価の要件は毎年見直されています。上記は2026年8月時点で確認できた内容です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

12 — Flow

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング目的(学位かディプロマか、調理を含めるか)・英語力・予算から進路を確定します開始6〜12ヶ月前
02 英語スコアの計画IELTS 5.5〜6.0 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます5〜10ヶ月前
03 学校の選定・出願有給実習の有無・時間数、都市、総額で候補を確定し、出願書類を作成4〜8ヶ月前
04 奨学金の確認・申請自動付帯のものは条件を確認、要申請のものは締切から逆算します4〜8ヶ月前
05 オファー受領・学費支払い入学許可確認書(COE)の発行。条件付きオファーの場合は英語条件を確認3〜5ヶ月前
06 学生ビザ申請GS(Genuine Student)要件への回答作成を含め、全面的にサポート2〜4ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、制服・調理器具の準備、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
← 横にスクロールできます ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。上の時期はあくまで逆算の目安としてお考えください。

13 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。アルバイト探しや実習先での相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。実習体制の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。ホスピタリティー分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「現場は立ち仕事で週末勤務もあります」「ディプロマだと卒業生ビザが出ません」「ホールスタッフの経験だけでは技能評価に通りません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

14 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 有給実習の有無・時間数の確認
  • 有給実習の収入まで含めた資金計画の作成
  • 学位かディプロマかの整理(卒業後の在留設計から逆算)
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 奨学金の該当確認・申請書類の作成サポート(締切からの逆算を含む)
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス/語学学習のアドバイス
  • 制服・調理器具など、必要になる持ち物のご案内
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • アルバイト探し・実習先での相談
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • 卒業生ビザ(485)への切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

※「無料」なのはアンアルウェンの手配代行サービスです。滞在手配料・寮費・保険料・出願料・制服/調理器具代・教材費などの実費は別途かかります。

15 — FAQ

よくある質問

飲食やホテルの経験がなくても学べますか?
学べます。実務経験を出願条件にしている学校はありません。学生の多くは未経験から入り、在学中のアルバイトと実習で経験を積みます。ただし適性はあります。立ち仕事が苦にならないか、人と接するのが好きか、チームで動けるか。また、学ぶ内容の中心は接客ではなく原価管理・シフト管理・収益設計です。「接客が好き」という動機だけで選ぶと、数字を扱う科目でギャップを感じることがあります。
有給の実習とは、どういうものですか?
この分野の最大の特徴です。Blue Mountains(トーレンス大学)は学士課程に720時間の有給業界配属を4つのコア科目にわたって組み込んでいます。ICMS は2年次がまるごと有給のWork Integrated Learning。つまり学費を払いながら給料を得て、同時に職歴を作れる構造です。多くの分野で実習が無給であることを考えると、費用面でも経験面でも大きな違いになります。資金計画の際は、この実習収入を織り込んでご提案しています。
英語力はどのくらい必要ですか?
留学分野の中では低めの水準です。Blue Mountains の学士が IELTS 6.0(各5.5)、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当から入れます。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べると、はるかに現実的です。「英語力にまだ自信はないが、海外で働く道を作りたい」という方に向いているのは、この点が大きい。ただし現場ではお客様対応と多国籍チームでの指示出しが英語で行われます。在学中の就労で実地に慣れていくことが重要です。
学位(学士)とディプロマ、どちらを選ぶべきですか?
卒業後にオーストラリアで働き続けたいなら学士です。卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象で、これがあると卒業後に約2年間の就労機会が得られます。一方、費用と期間を抑えて早く現場に出たいならディプロマ。技能評価の学歴要件はAQFディプロマ以上なので、この資格でも技術移住の土俵には乗れます。William Angliss の Diploma of Hospitality Management は2年・総額 A$41,980 で、調理系とのパッケージも組めます。「ディプロマで現場に入り、必要になったら学位へ編入する」という組み立てにすると、費用を抑えつつ選択肢を残せます。
シェフを目指す場合は、どのコースですか?
調理の専門課程(Certificate III in Commercial Cookery、Certificate IV in Kitchen Management)が必要です。William Angliss では、これらをDiploma of Hospitality Management とパッケージで組めるため、調理技術とマネジメントの両方を身につけられます。シェフ(ANZSCO 351311)は一時的技能ビザの発給数で最も多い職種というデータがあり、雇用主のサポートを得やすい領域です。ただし現場は長時間の立ち仕事で、体力が求められます。この点は率直にお伝えしています。
在学中にアルバイトはできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。この分野の強みは、学んだ内容がそのままアルバイトに直結すること。オーストラリアはカフェ・レストラン・ホテルの求人が豊富で、飲食の現場経験は履歴書に書ける職歴になります。授業 → アルバイト → 有給実習 → 就職という流れが自然につながるのが、この分野の実利です。
卒業後、永住は目指せますか?
目指せます。この分野の特徴は学歴のハードルが低いことです。カフェ・レストランマネージャー(ANZSCO 141111)の技能評価に必要な学歴はAQFディプロマ・アドバンスドディプロマ・準学士のいずれか、または関連実務3年以上学士号は必須ではありません。またシェフ(351311)は一時的技能ビザの発給数トップ職種です。ただし技能評価では「管理職としての業務経験」(メニュー計画、仕入れと価格設定、在庫と収支の管理、スタッフの採用・教育)が求められます。ホールスタッフとしての勤務だけでは評価されないため、在学中から管理業務に関われる職場を選ぶことが重要です。
どの都市が学びやすいですか?
目的で分かれます。求人の多さならシドニー・メルボルン。ホテルもレストランも数が多く、アルバイトと就職の選択肢が広がります。ただし生活費は高めです。費用を抑えるならサンシャインコースト(UniSC)やゴールドコースト(グリフィス大学)。リゾート地のため観光・宿泊の求人があり、生活費は大都市より低く抑えられます。Blue Mountains は最初の12週間をリューラの全寮制環境で過ごし、その後シドニーへ移るという構成で、両方の利点を得られます。
総額でいくら必要ですか?
ルートによって変わります。ディプロマなら William Angliss で2年総額 A$41,980。学士は ICMS で約 105,600、グリフィス大学で3年 約 103,500〜114,000、UniSC で約 85,500 が目安です。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で A$29,710)、OSHC、ビザ申請料 A$2,500〜が加わります。ただしこの分野は有給実習と在学中の就労収入があるため、実質負担は表面上の金額より下がります。奨学金(15〜50%)も併せて、無料でシミュレーションをお作りします。
奨学金はありますか?
あります。しかも申請不要で自動的に付帯するものがあります。UniSC の International Student Scholarship は学費15%減で申請不要(オファーに自動付帯・在籍課程の全期間に適用)。ICMS の International Scholarship は学部生に最大 A$20,000(要申請・学期ごとに選考)。トーレンス大学/Blue Mountains は2026年入学者向けに最大30%。グリフィス大学はAcademic Excellence(25%)・Remarkable(50%)があり、直近の学歴でGPA 5.5/7.0以上などの条件と出願期限が設定されています。注意点は3つ。①出願時期が条件になることがある ②申請不要のものと要申請のものがある ③募集内容は毎年変わる。この確認と申請サポートは無料で行っています。
この分野は、本当に「接客が好き」だけで大丈夫ですか?
率直に申し上げると、それだけでは足りません。学ぶ内容の中心は原価管理・シフト管理・収益設計です。客室をいくらで売るか、食材の原価をどう抑えるか、繁忙期のシフトをどう組むか。笑顔で対応することではなく、笑顔で対応できる体制をつくることが学ぶ内容です。そして現場は立ち仕事で、週末や夜間の勤務も入ります。この現実を知ったうえで選ぶ方は、現地でも強い。逆に「接客が好き」という動機だけで進むと、数字を扱う科目でギャップを感じることがあります。ただし、人と接することが好きであること自体は、この業界で確実に武器になります。そこに数字と段取りの力が加われば、管理職への道が開けます。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、有給実習の有無・時間数の確認実習収入まで含めた資金計画、出願書類、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(A$100〜150程度)や制服・教材費は、エージェント経由・直接申込を問わず本人が支払うものです。

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資金計画をお作りします。

「有給実習のある学校はどこ?」「学位とディプロマ、どちらが合う?」「未経験でも大丈夫?」 どんな疑問でもかまいません。この分野は、表面上の学費と実質負担が一致しません。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。

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ホスピタリティーと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

  • イベントマネジメント ── 宴会・コンベンション運営は両分野の重なる領域です。同じくディプロマ以上で技能評価の対象になります
  • 観光学(ツーリズム) ── 観光と宿泊は同じ産業圏。グリフィス大学やUniSCのように、1つの学位で両方を扱う大学もあります
  • バリスタトレーニング ── カフェ文化が根づくオーストラリアならではの短期コース。ホスピタリティーの入口としても使えます
  • クッカリー(調理) ── シェフを目指す場合の中核分野。Certificate IVまで積むとChefとして技能評価を受けられます
  • ビジネス留学 ── 将来的に店舗や施設の経営側に進む場合、経営全般を学ぶ選択肢になります

最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・技能評価・ビザ情報は、各校、VETASSESS、Jobs and Skills Australia および内務省の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※ Blue Mountains(トーレンス大学)と TAFE NSW の留学生学費は、コース・キャンパス・開講期によって異なるため「個別確認」「要確認」としています。推測での記載はしていません。グリフィス大学の学費は情報源により幅があるため、出願時に確認します。
※ 冒頭のOUTCOMEに年収を掲載していないのは、この分野が職位によって収入の幅が非常に大きく、該当する職種群の年収中央値を確認できなかったためです。推測での金額は掲載していません。かわりに、この分野の最大の特徴である有給業界配属の時間数(720時間)を掲げています。
※ 本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

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