🇦🇺 オーストラリア留学 / ブリスベン・大学
クイーンズランド州ブリスベンのGo8(オーストラリア八大学)加盟校。QS世界大学ランキング2027で世界40位。
世界トップ40の学位を、シドニー・メルボルンより抑えた生活費で取りにいける大学です。
クイーンズランド大学(The University of Queensland/通称UQ)は、1909年創立・クイーンズランド州ブリスベンに拠点を置く公立の研究大学です。Go8(Group of Eight・オーストラリア八大学)の一員であり、QS世界大学ランキング2027で世界40位、THE世界大学ランキング2026で80位と、オーストラリアでもトップクラスの評価を得ています。
日本人留学生にとってのUQの魅力は、①Go8の学位ブランド、②シドニー・メルボルンより抑えられる生活費、③2032年オリンピックに向けて成長するブリスベンという都市の3点です。この3つが同時に成り立つ大学は、オーストラリアでもそれほど多くありません。
一方で、正直にお伝えすべき点もあります。学費は年間A$48,080〜A$60,952と決して安くなく、学部によってはATAR 97.5という高い入学基準が設定されています。奨学金も「相対評価」で、基準点を超えれば全員もらえるわけではありません。「入れるかどうか」と「いくらかかるか」を正確に把握することが、UQ留学の第一歩です。
そしてもうひとつ。日本の高校生がUQを目指すときの最大の分かれ目は、「UQに入ること」ではなく「Foundationで良い成績を取って志望学部に進むこと」です。UQ College Foundation Programの入学要件は評定4程度・IELTS 5.0からと、手が届かない水準ではありません。厳しいのはその先。勝負は渡豪後です。
このページでは、2027年入学の公式学費・学部別ATAR・奨学金の適用条件を数字で整理したうえで、UNSW Sydney・フリンダース大学との比較まで踏み込みます。日本の高校からの進学ルートも図解でご説明します。
クイーンズランド大学は、クイーンズランド州ブリスベンにある公立の研究大学です。1909年創立。オーストラリアで3番目に古い大学のひとつで、州の名を冠する「州の代表校」にあたります。
大学の性格を一言で表すなら、「研究で立っている大学」です。Go8(オーストラリア八大学)はオーストラリアの研究集約型大学が集まった連合体で、UQはその一員。研究論文の影響力を測るCWTSライデンランキング2025では世界50位に入っています。総合順位だけでなく、MBA・法学といった専門職教育でも国際的に高い評価を受けているのがUQの特徴です。
QS世界大学ランキング2027で世界40位。THE世界大学ランキング2026で80位、CWTSライデンランキング2025で50位。Go8(オーストラリア八大学)の一員として、国際的に通用する学位が取得できます。
UQのMBAはQS Global MBA Ranking 2026でオーストラリア4位、経営学分野で世界16位。アジア太平洋地域でもトップクラスの評価を受けています。開講はブリスベンCBD(308 Queen Street)です。
Bachelor of Laws (Honours) はQS世界大学ランキング2026の法学・法律学分野で世界60位・クイーンズランド州1位。オーストラリアでの弁護士登録要件も満たします。ただし最低ATARは97.5と、UQで最も高い水準です。
ブリスベンは2032年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市。インフラ整備が進み、スポーツ・観光・イベント・建設分野を中心に雇用機会の拡大が見込まれています。今18歳の方が卒業して働き始める時期と重なります。
クイーンズランド州はTranslinkの全路線で1回あたり50セントの運賃上限を導入しています。学生にとって交通費の負担が非常に軽く、他州にはないUQ生だけの大きなメリットです。
大学直営のUQ CollegeがFoundation Program と英語コース(Integrated English・Bridging English)を提供。日本の高校生向けの入学要件が公式に明示されており、UQ学部への進学ルートが確立されています。
アンアルウェンからのアドバイスUQはどんな人に向いている大学か
UQは「Go8のブランドで就職市場に出たい」「研究や専門職を目指したい」という方に向いた大学です。学位そのものが持つ説得力は、オーストラリア国内でも日本での就職・転職でも通用します。
一方で学費は年間A$48,080〜A$60,952と高く、学部によっては入学基準も厳しめです。「学費を抑えたい」が最優先なら、UQは最適解ではありません。その場合はフリンダース大学のように、奨学金の減額率が高く確実性のある大学のほうが合理的です。
逆に「Go8に行きたいが、シドニー・メルボルンの生活費は避けたい」という方にとって、ブリスベンという選択肢は非常に合理的です。UQの価値は、この一点に集約されると考えています。
UQは総合研究大学ですので、幅広い分野に学位を持っています。そのなかでも国際的な評価がはっきり数字に出ている分野を整理します。志望分野の評価は、大学全体の総合順位とは別に確認してください。
| 分野 | 評価 | 代表的なコース |
|---|---|---|
| 経営学・MBA | QS Global MBA Ranking 2026 オーストラリア4位/経営学分野 世界16位 |
Master of Business Administration(1.5年制・ブリスベンCBD開講) |
| 法学 | QS世界大学ランキング2026 法学・法律学分野 世界60位・クイーンズランド州1位 |
Bachelor of Laws (Honours)(4年制・最低ATAR 97.5) |
| 研究全般 | CWTSライデンランキング2025 世界50位 (論文の影響力にもとづく指標) |
PhD・Master by Research(UQGRSS/RTP奨学金の対象) |
| ビジネス・商学 | Go8のビジネススクールとして国内上位 | Bachelor of Commerce(最低ATAR 82)/Bachelor of Business Management(同 72) |
| 工学 | 化学・土木・電気電子・機械・ロボティクス・ソフトウェアの6専攻 | Bachelor of Engineering (Honours)(4年制・最低ATAR 84/合格者中央値92.1) |
| 看護・医療 | ハーストン・キャンパスは Royal Brisbane and Women’s Hospital に隣接 | Bachelor of Nursing(3年制・臨床実習880時間・最低ATAR 83) |
| 農学・獣医学 | ガットン・キャンパスに実習農場・動物病院を保有 | 農学・獣医学・動物科学・環境科学の各コース |
「合格者中央値」という数字にご注意ください。
Bachelor of Engineering (Honours) の最低ATARは84ですが、UQは合格者中央値92.1という数字もあわせて公表しています。これは「84で出願できる」ことと「84で合格しやすい」ことが別だという意味です。
UQのように人気の集中する大学では、基準を満たしても定員によって不合格となる場合があります。最低ATARは足切りラインであって、合格ラインではありません。ここは出願戦略を組むうえで必ず押さえておいてください。
UQはブリスベン都市圏を中心に複数のキャンパスを展開しています。留学生の多くが学ぶのは、ブリスベン川に三方を囲まれた広大なセントルシア・キャンパスです。志望コースがどのキャンパスで開講されるかは、住む場所の選択に直結します。
ブリスベン川に三方を囲まれた広大なメインキャンパス。歴史ある砂岩建築(Great Court)と最新の研究施設が共存し、多くの学部がここに集まります。市内中心部からはフェリー(CityCat)やバスでアクセスできます。
主な分野:ビジネス・工学・理学・人文社会学・法学・看護・IT・教育
メインキャンパス留学生の多くがここCityCatでアクセス学生寮ありブリスベンから西へ約1時間の農業地帯にあるキャンパス。広大な実習農場と動物病院を備え、実地に密着した学びが特徴です。ブリスベンより住居費が安く、学生寮も週A$401〜と割安です。
主な分野:農学・獣医学・動物科学・環境科学
農学・獣医実習農場あり住居費が安いRoyal Brisbane and Women’s Hospital に隣接する医療系キャンパス。臨床現場と直結した環境で、医学生・臨床研究者が学びます。
主な分野:医学(臨床)・公衆衛生・医療研究
病院隣接医学・臨床研究拠点ブリスベンCBDの中心にあるビジネス系拠点。MBAをはじめとする大学院ビジネスプログラムはここで開講されます。仕事帰りの通学もしやすい立地です。
主な分野:MBA・大学院ビジネスプログラム
ブリスベンCBDMBA拠点社会人向けアンアルウェンからのアドバイス住む場所は「交通費50セント」を前提に考える
留学生の大半はセントルシア・キャンパスで学びます。キャンパス周辺のSt Lucia・Toowong・Indooroopillyは学生向けのシェアハウスが多いエリアで、UQ生に人気があります。
ただし人気エリアは家賃も高めです。ここでクイーンズランド州の1回50セント運賃が効いてきます。少し離れたエリアに住んでも交通費の負担がほとんど増えないため、「家賃の安いエリアに住んで、交通費で埋め合わせる」という戦略が現実的に成り立ちます。これは他州の大学ではなかなかできない選び方です。
UQの大きな特徴は、学部ごとの最低ATAR(入学基準スコア)が明示されていることです。同じ大学でも、学部によって難易度が大きく異なります。まず志望学部のラインを確認してください。
| 学部(Bachelor) | 最低ATAR | IB換算 | 英語要件(IELTS) |
|---|---|---|---|
| Bachelor of Arts(人文学) | 70 | 26.25 | 6.5(各6.0以上) |
| Bachelor of Business Management | 72 | ― | 6.5(各6.0以上) |
| Bachelor of Commerce | 82 | 31 | 6.5(各6.0以上) |
| Bachelor of Nursing(看護) | 83 | 31.5 | 7.0(全バンド7.0以上) |
| Bachelor of Engineering (Honours) | 84 合格者中央値 92.1 |
― | 6.5(各6.0以上) |
| Bachelor of Laws (Honours)(法学) | 97.5 | ― | 7.0(W7.0・S7.0・R6.0・L6.0) |
見落としがちな落とし穴:「前提科目(Prerequisite)」があります
UQはATARだけでなく、高校で特定の科目を履修していることを条件にしているコースがあります。
日本の高校で文系コースを選択し数学を履修していない場合、ATARを満たしていてもCommerceやScienceには出願できないケースがあります。これは日本人留学生が最もつまずきやすいポイントのひとつです。高校2年生の段階でご相談いただければ、科目選択の段階からアドバイスできます。
| 入学時期 | 開始時期 | 備考 |
|---|---|---|
| Semester 1 | 2月下旬 | 最も入学者が多い時期。ほぼ全プログラムが対象 |
| Semester 2 | 7月下旬 | 多くのプログラムが対応。ただしBachelor of Laws (Honours) などSemester 1のみのコースもあります |
| UQ College Foundation (Accelerated) |
年複数回 | 修了後は翌年のSemester 1(2月)に進学 |
| UQ College Foundation (Standard) |
年複数回 | 修了後は翌年のSemester 2(7月)に進学 |
※コースによって開講セメスターが異なります。志望コースがSemester 2に開講されているかどうかは留学計画に大きく影響しますので、必ず事前にご確認ください。学生ビザ申請期間を考慮し、入学希望日の6ヶ月前には準備を始めることをおすすめします。
An Arwen Original
「ATAR 82って、日本の成績だとどのくらい?」――UQをご検討の方から最も多くいただく質問です。ところが公式サイトを見ても、答えはほとんど書かれていません。UQが国別の資料を用意しているのはIB・NCEA(ニュージーランド)・HKDSE(香港)・NSC(南アフリカ)・GCE(英国)・アメリカの高校資格などで、日本の高等学校卒業は一覧に含まれていないのです。
ここでは、アンアルウェンが出願サポートのなかで把握している実務上の目安を整理しました。
最初にお読みください。以下の数値は、アンアルウェンが実務のなかで把握している「目安」です。UQが公表している公式の換算表ではありません。実際の判定は出願書類にもとづく大学の個別審査で行われ、コース・入学時期・出身校によっても変わります。正確な見通しが知りたい方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
結論として、日本の普通科高校の卒業資格だけでUQの学部に直接入学するルートは、一般には用意されていません。UQが求めるのは「Queensland Year 12またはこれに相当する資格」であり、日本の高校卒業はこれに相当するとは扱われていないためです。
したがって、日本の高校生が現実的に取るルートは次の2つになります。
| ルート | 対象 | 概要 |
|---|---|---|
| UQ College Foundation Program |
日本の高校生の 標準ルート |
大学直営の進学準備課程。修了後、成績に応じてUQ学部へ進学します。日本人向けの入学要件が公式に明示されています。 |
| 直接入学 (Direct Entry) |
IB取得者 豪州Year 12修了者 |
IB・A-Level・オーストラリアのYear 12などの国際資格を持つ場合は、ATAR換算値で直接出願できます。 |
ここがUQの良いところで、UQ CollegeのFoundation Programには国別の入学要件が公表されており、日本の高校生向けの基準が明記されています。「日本の記載がまったくない大学」と比べると、事前に見通しが立てやすいのが利点です。
| プログラム | 学力要件(日本) | 英語要件 |
|---|---|---|
| Standard Foundation Program |
高校3年在籍(または卒業)で、主要4科目の評定が5段階で4以上/全体55%以上が目安 | IELTS 5.0 (各バンド5.0以上) |
| Accelerated Foundation Program |
高校2年修了以上。Standardより高い成績要件が設定されています | IELTS 5.5 (各バンド5.0以上) |
アンアルウェンからのアドバイス現場で一番お伝えしたいこと
「Go8のUQなんて、自分の成績では無理だろう」と最初から諦めてしまう高校生の方が本当に多いのですが、Foundation Programの入学要件は評定4程度・IELTS 5.0からと、決して手が届かない水準ではありません。
厳しいのは「UQに入ること」ではなく「Foundationで良い成績を取って志望学部に進むこと」です。つまり勝負は渡豪後。今の成績だけで判断せず、まずはご相談ください。
UQ College Foundationを修了すると、その修了成績(GPA)によって進学できるUQの学部が決まります。ここが「修了すればほぼ全学部に進学保証」というタイプの大学との大きな違いです。
UQは「Foundation修了=どの学部でも進学できる」ではありません。
だからこそ、Foundationに入る前の「科目選択」が極めて重要です。志望学部から逆算して選択科目を決めないと、修了時に「成績は足りているのに前提科目がなくて出願できない」という事態が起こり得ます。ここはアンアルウェンが特に力を入れてアドバイスしている部分です。
UQの大学院は7点満点のGPAスケールで審査されます。日本の大学は成績表記が「優・良・可」「S・A・B・C」「4.0満点GPA」など統一されていないため、大学側が独自に換算します。
| 日本のGPA (4.0満点) |
「優」の割合 の目安 |
UQ換算 (7点満点) |
見通し |
|---|---|---|---|
| 3.7以上 | 8割以上 | 6.0前後〜 | 人気コースも含め幅広く出願可能。奨学金も視野に |
| 3.3〜3.6 | 6〜8割 | 5.5前後 | 多くのコースワーク修士で出願圏内 |
| 3.0前後 | 4〜6割 | 5.0前後 | コースを選べば十分に可能性あり |
| 2.5前後 | 2〜4割 | 4.5前後 | MBAの最低ライン(GPA 4.5)付近。コース選択が重要 |
| 2.5未満 | 2割未満 | 4.5未満 | Graduate Certificate等から積み上げるルートを検討 |
アンアルウェンからのアドバイスMBAを目指す方へ
UQのMBAはGPA 4.5以上・実務経験4年(うち管理職2年)・GMAT 550以上という3条件が明示されています。GMATは日本でも受験できますが、準備に数ヶ月かかるのが一般的です。
GPAが低めでも、実務経験とGMATスコアでカバーできる可能性があるのがMBAの特徴です。逆に言えば、GMAT対策を後回しにすると出願時期を1年逃すことになります。MBAを検討されている方は、まずGMATの受験計画から逆算してください。
「まだ卒業していない」「IELTSのスコアがまだ」という段階でも出願は可能で、その場合は条件付きオファー(Conditional Offer)が発行されます。ただしUQの奨学金については、他大学と扱いが異なる点に注意が必要です。
UQの奨学金は「条件をすべて満たしてから」確定します。
UQ International Excellence Scholarshipの条件には、「対象プログラムに入学許可され、すべての条件を満たしていること(all conditions satisfied)」と明記されています。つまり――
アンアルウェンからのアドバイスIELTSは出願前に確定させてください
UQを狙う方には、「IELTSは出願前に確定させておく」ことを強くおすすめしています。英語スコアが未提出のままだと条件付きオファーのままになり、奨学金の判定を待つあいだに学費の支払い期限や学生ビザの申請時期が迫ってきます。
UQは人気校で定員も動くため、スケジュールに余裕を持つことが、そのまま合格・奨学金の可能性につながります。「条件付きオファーが来たから奨学金も安心」と考えていると、想定が崩れます。
以下はUQ公式サイトに掲載されている留学生の年間授業料の目安(indicative annual fee)です。2027年度入学の金額を掲載しています。
学費のポイント
| 年間授業料 | コース | 年数 |
|---|---|---|
| A$48,080 | Bachelor of Arts(人文学・45以上の専攻分野) | 3年 |
| A$48,080 | Bachelor of Nursing(看護・臨床実習880時間) | 3年 |
| A$56,800 | Bachelor of Commerce(会計・ファイナンス・ビジネス分析等) | 3年 |
| A$56,800 | Bachelor of Business Management(経営学・17の複合学位あり) | 3年 |
| A$56,800 | Bachelor of Science(16の拡張専攻・26の専攻) | 3年 |
| A$56,800 | Bachelor of Laws (Honours)(法学) | 4年 |
| A$60,952 | Bachelor of Engineering (Honours)(化学・土木・電気電子・機械・ロボティクス・ソフトウェア) | 4年 |
| コース | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| Master of Business Administration(MBA) | A$69,112/年 | 1.5年制・ブリスベンCBD開講 |
| UQ College Standard Foundation | 総額 A$39,172 | 授業料A$36,280+登録料A$260+学生サービス料A$922+教材費A$1,710 |
| UQ College Accelerated Foundation | 総額 A$27,490 | 授業料A$24,940+同上の諸費用 |
| 費目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 教科書・教材費 | 年 約A$1,212 | 中古・電子版で節約可能 |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 A$1,200〜1,400 | 加入は学生ビザの必須条件 |
| 学生ビザ申請料 | 約A$2,000 | オーストラリア政府に納付(改定あり) |
| 生活費 | 月 A$1,326〜3,739 | 住居形態により大きく変動(詳細は「ブリスベンで暮らす」) |
※金額はすべてオーストラリアドル(AUD)です。表示額は公式サイトに掲載されている目安額(indicative fee)で、履修科目により実際の請求額は変動します。授業料は毎年改定されるため、正確な金額はUQ公式サイトまたはアンアルウェンへご確認ください。
UQは年間1,700件以上・総額1,600万ドル超の奨学金・賞を提供しています。留学生向けの主要な奨学金は、いずれも別途の申請書が不要な自動審査です。ただし、その仕組みには必ず押さえておくべき前提があります。
UQの留学生向け奨学金で最も価値が高いものです。学費が毎学期25%減額され、しかも在学期間中ずっと続きます。Bachelor of Commerce(A$56,800/年・3年)なら総額で約A$42,600(約426万円※)の減額に相当します。
※1豪ドル=約100円で換算した参考値です。「基準を満たせば全員もらえる」方式ではなく相対評価のため、この金額を前提とした資金計画は立てないでください。
正式オファー(または条件充足)を得た留学生のうち、Excellence Scholarship(25%)に次ぐ成績層を対象とした奨学金です。条件の構造はExcellenceとほぼ同じで、同じ入学期の合格者のなかでの相対評価となります。
名称のよく似た「First Year」版にご注意ください。
UQには「UQ International High Achievers Scholarship(First Year)」という別枠があり、こちらは15%減額・初年度のみという内容でした(2026年Semester 2入学者向け)。同じ名前でも20%・全期間と15%・初年度のみでは総額で3倍以上の差になります。
UQの奨学金は入学年度ごとに条件が改定されるため、必ずご自身の入学年度の条件をご確認ください。
直近の学歴をオーストラリア国内で修了した留学生を対象とした奨学金です。たとえば「オーストラリアのカレッジやFoundationを修了してUQへ進学する」「他大学の学部を卒業してUQの大学院へ進む」といったケースが該当します。
これはFoundation経由の方に効きます。UQ CollegeのFoundationはオーストラリア国内で修了する課程です。日本から直接UQへ出願する方には使えない一方、Foundation経由の方にはこのA$10,000が視野に入ります。ルート比較の際は、この点も計算に入れてください。
PhD・研究修士に進学する留学生向けの奨学金で、オーストラリア政府のResearch Training Program(RTP)を含みます。授業料の免除に加えて生活費が支給されます。
このほか、学部・研究科ごとの奨学金(例:Science International Scholarships、締切6月1日)もあります。分野によって独自の奨学金が用意されているため、志望分野が決まっている方はぜひご相談ください。
UQの奨学金でおさえるべき3点
UQ Collegeは、UQ直営の進学準備機関です。日本の高校生がUQの学部に進学する際の標準ルートとなります。Foundation Programには2つのトラックがあります。
| 項目 | Standard Foundation | Accelerated Foundation |
|---|---|---|
| 対象 | 高校3年在籍または卒業 | 高校2年修了以上・成績上位者 |
| 英語要件 | IELTS 5.0(各5.0以上) | IELTS 5.5(各5.0以上) |
| 総費用 | A$39,172 授業料A$36,280+登録料A$260 +学生サービス料A$922+教材費A$1,710 |
A$27,490 授業料A$24,940+同上の諸費用 |
| 履修科目 | 全期間で5科目(通常はコア2科目+選択3科目)。選択科目は志望学部の前提科目に合わせて選びます | |
| 修了後の進学 | 翌年のSemester 2(7月)へ | 翌年のSemester 1(2月)へ |
アンアルウェンからのアドバイスどちらを選ぶべきか
費用だけを見るとAcceleratedのほうが約A$11,700安く魅力的ですが、期間が短いぶん学習密度が高く、英語要件もIELTS 5.5と高めです。
修了成績がそのまま進学先の学部を左右するUQの仕組みを考えると、英語力に不安がある方はStandardで着実に成績を積み上げるほうが、結果的に希望の学部に届きやすいケースが多くあります。「安いほう」ではなく「志望学部に届くほう」で選んでください。
出願時期の目安:UQ CollegeのFoundation Programは年に複数回の開講があり、海外からの出願は開講の約2ヶ月前が締切です(例:9月開講回は7月中旬締切)。学費の支払い期限はさらにその後に設定されるため、学生ビザの取得期間を含めて開講の4〜6ヶ月前から準備を始めるのが安全です。
UQ Collegeは進学準備課程だけでなく、英語コース(Integrated English・Bridging English)も開講しています。英語力だけが足りない方は、こちらから積み上げるルートもあります。コース内容・学費・開講日は付属語学学校のページで詳しく解説しています。
日本の高校からクイーンズランド大学へ進む道は、大きく3つです。IB取得者などを除けば、多くの方はUQ College Foundation経由(ルートA・B)になります。まず全体像を1枚にまとめます。
※Bridging English を修了すればIELTSを受け直さずにUQの英語要件を満たせます(規定の成績を修めた場合)。一方 Integrated English は一般英語のコースで、修了してもUQの英語要件は満たせません。この違いはコース選びに直結しますので、付属語学学校のページもあわせてご確認ください。
QS世界40位・Go8加盟の学位は、オーストラリア国内はもちろん日本での就職・転職でも通用します。18歳からの4〜5年を投資する価値のあるブランドです。
ブリスベンはシドニー・メルボルンより住居費が抑えられ、公共交通は1回50セント。温暖な気候で、初めての海外生活でも過ごしやすい都市です。
ブリスベンは2032年五輪の開催都市。今18歳の方が卒業して働き始める時期と、街が最も活気づく時期がちょうど重なります。
UQ College Foundation Program は日本の高校生向けの入学要件が公式に明示されています。「出してみないとわからない」大学と違い、事前に見通しが立てられます。
高校2年生・3年生のいまチェックすべきこと:数学を履修していますか?
UQのBachelor of CommerceやBachelor of ScienceにはMathematical Methods(数学Ⅱ・数学B相当)が前提科目として設定されています。文系コースで数学を切ってしまうと、成績が良くても志望学部に出願できない可能性があります。
Foundationの選択科目でカバーすることもできますが、高校での科目選択の段階でご相談いただけると、選べる進路が大きく広がります。
日本の普通科高校の3年生で、IELTS 5.0前後(またはこれから取得予定)の方。着実に成績を積み上げて志望学部を狙いたい方に向きます。
高校2年修了時点で成績が良く、英語力もIELTS 5.5に届いている方。費用と時間を抑えたい方に向きます。
IB(国際バカロレア)取得者、インターナショナルスクール在籍者、オーストラリアのYear 12を修了した方が対象です。
アンアルウェンからのアドバイス総額でいくらかかるのか
Standard Foundation(A$39,172)+ Bachelor of Commerce 3年(A$56,800×3年=A$170,400)=授業料の合計は約A$209,572が目安です。これに生活費(ブリスベンで月A$1,326〜3,739)、OSHC、ビザ申請料などが加わります。
4年間の生活費を約A$70,000〜130,000とすると、総額の目安は約A$280,000〜340,000(日本円で約2,800万〜3,400万円※)です。奨学金(Excellence 25%)が適用されれば授業料が約A$42,600減額されます。
決して安くはありませんので、資金計画は早い段階で立てることを強くおすすめします。「奨学金がもらえる前提」で組むと、相対評価のUQでは崩れやすくなります。
※1豪ドル=約100円で換算した参考値。授業料は毎年改定されるため実際はこれより高くなります。
日本で大学を卒業された方・働いている方がUQの大学院を目指す場合、ルートはコースワーク修士(Master)・MBA・研究学位(PhD/Master by Research)の3つに分かれます。判断の分かれ目は日本の大学のGPAと実務経験です。
※UQは7点満点のGPAスケールで審査します。日本の大学は成績表記が統一されていないため、大学側が独自に換算します。換算の目安は「日本の成績はどう評価されるか」の表をご覧ください。
アンアルウェンからのアドバイス社会人の方が最初に決めるべきこと
社会人の方のご相談でよくあるのが、「MBAか、専門分野のコースワーク修士か」で迷ったまま時間が過ぎてしまうケースです。この2つは準備の中身がまったく違います。
MBAはGMATの準備に数ヶ月かかるため、決断が遅れるとそれだけで出願時期を1年逃します。一方コースワーク修士はGMAT不要でGPAと英語スコアが中心ですので、準備期間は短くて済みます。
「キャリアチェンジしたいのか、いまの専門を深めたいのか」――ここを先に決めていただければ、ルートは自動的に決まります。迷っている段階でもご相談ください。
ブリスベンはクイーンズランド州の州都で、オーストラリア第3の都市です。シドニー・メルボルンに次ぐ規模を持ちながら、住居費と交通費が明確に安いのが留学地としての特徴です。
クイーンズランド州はTranslink全路線で1回50セントの運賃上限を導入。他州にはない、家計に非常に大きなメリットです。住む場所の選択肢が一気に広がります。
ブリスベンは亜熱帯性気候で年間を通じて温暖。冬でも過ごしやすく、日本の寒さが苦手な方にも適しています。屋外での活動が多い留学生活になります。
世界的なビーチリゾート・ゴールドコーストまで車で約1時間。サンシャインコーストも近く、週末の選択肢が豊富です。
セントルシア・キャンパスへはブリスベン川のフェリー(CityCat)でアクセス可能。世界でも珍しい、船で通う大学生活です。
ブリスベンの家賃はシドニー・メルボルンより抑えられます。ガットン・キャンパス周辺はさらに安く暮らせます。
オリンピック開催に向けてインフラ・交通網の整備が進行中。街が変わっていく過程を体感できる時期の留学になります。
| 費目 | 月額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 家賃 | A$736〜2,946 | シェアハウスか一人暮らしかで大きく変動 |
| 食費 | A$268〜606 | 自炊中心かどうかによる |
| 光熱費 | A$282〜350 | 電気・ガス・水道・インターネット |
| 交通・携帯 | A$38〜300 | 公共交通は1回50セントのため非常に安価 |
| 合計目安 | A$1,326〜3,739 | 住居形態で2倍以上の差が出ます |
| 住居形態 | 週あたり | 備考 |
|---|---|---|
| シェアハウス(3ベッドルームを3人で) | 1人 A$345〜 | 最も費用を抑えられる形態 |
| シェアハウス(2ベッドルームを2人で) | 1人 A$540〜 | プライバシーとのバランス |
| 1ベッドルームの一人暮らし | A$564〜 | 光熱費は別途かかることが多い |
| 学生寮(オンキャンパス) | A$414〜958 | 食事・光熱費込みのプランもあり |
| ガットン・キャンパスの学生寮 | A$401〜 | ブリスベンより安価 |
アンアルウェンからのアドバイス費用を抑えるならシェアハウス一択です
留学費用を抑えるなら、シェアハウス一択です。UQ生に人気のエリアはSt Lucia・Toowong・Indooroopillyですが、交通費が1回50セントのため、少し離れたエリアで家賃を下げるという戦略も有効です。
ただし、渡豪前から現地のシェアハウスを決めるのは現実的ではありません。最初の1〜3ヶ月はホームステイや学生寮で生活を立ち上げ、街と相場がわかってからシェアハウスに移る――これが最も失敗が少ない進め方です。アンアルウェンでは最初の滞在先の手配まで無料でお手伝いしています。
※教科書代は年平均約A$1,212、OSHC(海外学生健康保険)は年A$1,200〜1,400が目安です。生活費は個人の生活スタイルにより大きく異なります。
UQ卒業後は、Temporary Graduate Visa(subclass 485)で一定期間オーストラリアに残って就労することができます。その後、クイーンズランド州の州推薦を活用してスキルビザ・永住権を目指すルートがあります。
クイーンズランド州にも州推薦(State Nomination)制度があり、州内で就労する人材にビザ推薦が出されます。2032年オリンピックに向けたインフラ整備により、建設・エンジニアリング・IT・ホスピタリティなどの分野で人材需要が続くと見込まれています。
ただし、ビザ制度と州推薦の要件は頻繁に、そして予告なく変更されます。州推薦の対象職種・要件は毎年見直されるため、「今の要件がそのまま4年後に残っている保証はない」という前提で計画してください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人(Registered Migration Agent)をご紹介できます。
アンアルウェンからのアドバイス「五輪があるから就職できる」ではありません
2032年のブリスベンオリンピックについては、直接的にはインフラ整備・スポーツ施設建設・観光需要の拡大により、建設・エンジニアリング・観光・イベント・スポーツ科学といった分野で雇用機会が増えると見込まれています。今18歳で入学された方が卒業して働き始める時期(2030年前後)と、街が最も活気づく時期が重なります。
とはいえ「五輪があるから就職できる」という単純な話ではありません。専攻選びの一つの参考材料としてお考えください。永住権を目的に留学されるのであれば、五輪の話よりも州推薦の対象職種リストから逆算して専攻を選ぶほうが確実です。
UQを検討される方が、あわせて比較されることが多いのがUNSW Sydney(シドニー・国内1位のGo8)とフリンダース大学(アデレード・奨学金の確実性が高い)です。「別の街の最上位校」と「費用で選ぶ大学」――この2つと並べると、UQの立ち位置がはっきりします。
| 比較項目 | クイーンズランド大学 | UNSW Sydney | フリンダース大学 |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2027 | 40位 | 19位 国内1位 |
374位 国内22位 |
| 所在地 | ブリスベン クイーンズランド州 |
シドニー ニューサウスウェールズ州 |
アデレード 南オーストラリア州 |
| Go8加盟 | ✓ | ✓ | ✗ |
| 指定地域 (485延長・永住加点) |
✗ 対象外 | ✗ 対象外 | ✓ 対象 |
| 学部学費 (ビジネス系) |
約A$56,800/年 | 約A$56,500/年 | 約A$40,900/年 |
| 奨学金(最大割引) | 25% | 大学の制度による | 50% |
| 奨学金の確実性 | 相対評価 合格者内で競争的 |
競争的 | ✓ 高い 基準充足で自動判定 |
| 英語要件 (学部・標準) |
IELTS 6.5 各6.0 |
IELTS 6.5〜 各6.0 |
IELTS 6.0 S6.0・W6.0 |
| 生活費水準 | 中程度 交通費は最安(1回50セント) |
高い | 比較的安い |
| 強い分野 | MBA・法学 研究全般 |
工学・ビジネス | 看護・医療 心理学 |
アンアルウェンからのアドバイスこの3校はそもそも競合していません
UQは「Go8のブランドと研究環境を、シドニーより抑えた生活費で」という組み合わせが最大の価値です。一方、学費は年間A$56,800前後と決して安くなく、奨学金も相対評価のため確実性は高くありません。
「学費と奨学金の確実性を最優先するならフリンダース大学、Go8のブランドを最優先するならUQやUNSW」という整理が実態に近いと考えています。
どちらが優れているかではなく、ご自身が留学に何を求めるかでお選びください。ご相談いただければ、3校の総額を並べた試算をお出しします。
UQはオーストラリアで何番目に良い大学ですか?
ランキングによって順位は変わりますが、UQはQS世界大学ランキング2027で世界40位、THE 2026で80位と、オーストラリア国内では常に上位に位置します。Go8(オーストラリア八大学)の一員です。ただしランキングは大学全体の平均的な評価であり、分野ごとに強みは異なります。UQはMBA(QS Global MBA 2026で豪州4位)、法学(QS分野別2026で世界60位)などで特に高い評価を受けています。志望分野の評価を個別に確認することをおすすめします。
日本の高校を卒業してUQに直接入学できますか?
一般には難しく、UQ College Foundation Program経由が標準ルートです。UQが求めるのは「Queensland Year 12またはこれに相当する資格」で、日本の普通科高校の卒業資格はこれに相当するとは扱われていません。UQが国別資料を用意しているのはIB・NCEA(ニュージーランド)・HKDSE(香港)・NSC(南アフリカ)・GCE(英国)・アメリカの高校資格などで、日本の高等学校卒業は一覧に含まれていないためです。
IB(国際バカロレア)やオーストラリアのYear 12を修了している方は、ATAR換算値で直接出願が可能です。
UQの学費は高いですか?
オーストラリアのなかでも高い部類に入ります。学部で年間A$48,080〜A$60,952、MBAはA$69,112です。Go8の名門校であること、ブリスベンという主要都市にあることを考えると相応の水準ですが、フリンダース大学(ビジネス系A$40,900)などと比べると年間A$15,000以上の差があります。3〜4年間では大きな金額差になるため、「Go8である必要があるか」を一度検討することをおすすめします。
UQの奨学金は必ずもらえますか?
いいえ、確実ではありません。UQの主要奨学金であるUQ International Excellence Scholarship(25%)は「同じ入学期の合格者のなかで競争的なスコア」が条件の相対評価です。基準点を超えれば全員もらえる方式ではないため、その学期の合格者の顔ぶれによってボーダーが変動します。奨学金を前提にした資金計画は立てず、「もらえたら助かる」という位置づけで計画することをおすすめします。確実性を求めるなら、基準充足で自動判定される大学のほうが適しています。
条件付きオファーが来れば、奨学金も確定しますか?
確定しません。UQ International Excellence Scholarshipの条件には「対象プログラムに入学許可され、すべての条件を満たしていること(all conditions satisfied)」と明記されています。正式オファー(Unconditional Offer)を受け取った時点、または条件をすべて満たした時点で通知されます。「条件付きオファーが来たから奨学金も安心」と考えていると想定が崩れます。UQを狙う方には、IELTSを出願前に確定させておくことを強くおすすめしています。
Foundationを修了すれば、どの学部にも進学できますか?
いいえ。UQ College Foundationの修了成績(GPA)が、そのまま志望学部の入学基準(ATAR相当)と照合されます。ATAR 97.5が必要なLaws (Honours) に進むにはFoundationでも最上位の成績が必要で、一方Bachelor of Arts(ATAR 70)やBusiness Management(ATAR 72)は比較的到達しやすいラインです。
また前提科目(Mathematical Methods等)もFoundationの選択科目でカバーする必要があります。Foundationに入る前の科目選択が極めて重要ですので、出願前に必ずご相談ください。
文系で数学を取っていないのですが、大丈夫ですか?
志望学部によります。Bachelor of Arts(人文学)やBachelor of Business Managementなら問題ありませんが、Bachelor of CommerceやBachelor of ScienceにはMathematical Methods(数学Ⅱ・数学B相当)が前提科目として設定されています。Foundationの選択科目で数学を履修してカバーすることは可能ですので、「数学を取っていない=Commerceを諦める」ではありません。ただしFoundationの科目選択を間違えると取り返しがつかないため、出願前に必ずご相談ください。
Go8のUQは、日本の高校生には難しすぎませんか?
「UQに入ること」自体は、思われているほど高いハードルではありません。UQ College Foundation Programの入学要件は主要4科目の評定4程度・IELTS 5.0からで、決して手の届かない水準ではないためです。難しいのはむしろFoundationで良い成績を取って志望学部に進むことです。特にLaws (Honours)(ATAR 97.5)のような高倍率の学部は相応の努力が必要ですが、Bachelor of Arts(ATAR 70)やBusiness Management(ATAR 72)は現実的なラインです。「入学」ではなく「進学先の学部」で難易度を考えるのが、UQの正しい捉え方です。
ブリスベンとシドニー、どちらが留学に向いていますか?
目的によります。ブリスベンは住居費が抑えられ、公共交通が1回50セントと圧倒的に安く、気候も温暖で暮らしやすい都市です。日本人留学生の数もシドニーより少なめで、英語環境をつくりやすい面もあります。一方シドニーは求人数・企業数が多く、卒業後の就職の選択肢は広いといえます。「学生生活の質と費用」を取るならブリスベン、「都市の規模とキャリア機会」を取るならシドニー、という整理になります。
セントルシア以外のキャンパスに通うことになりますか?
留学生の大半はセントルシア・キャンパスで学びます。ガットン・キャンパスは農学・獣医学、ハーストンは医学(臨床)、ブリスベン・シティ(308 Queen Street)はMBAなどの大学院ビジネスプログラムが中心です。志望コースがどのキャンパスで開講されるかは、住む場所の選択に直結するため出願前にご確認ください。
留学中にアルバイトはできますか?
はい。学生ビザでは就労が認められていますが、時間の上限が定められています(制度は変更される場合がありますので、渡航時点の最新ルールをご確認ください)。ブリスベンは2032年五輪に向けた需要もあり、飲食・小売・ホスピタリティなどで仕事を見つけやすい環境です。ただしアルバイト収入を学費の主要な財源として計画することはおすすめしません。
エージェント(アンアルウェン)を通すと費用は高くなりますか?
いいえ、変わりません。学費も奨学金も大学に直接申し込む場合と同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方は無料で専門スタッフのサポートを受けられます。UQは前提科目やFoundationの選択科目など事前に確認すべき点が多く、奨学金も相対評価のため出願時期が結果を左右します。エージェントを通すメリットが大きい大学のひとつです。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、UQのように学部ごとにATARが違い、前提科目があり、奨学金が相対評価で決まる大学では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
UQのCommerce・Scienceには高校での数学・理科の履修が前提条件として設定されています。ATARを満たしていても出願できないケースがあり、これは日本人留学生が最もつまずきやすいポイントです。高校2年生の段階でご相談いただければ、科目選択から逆算してアドバイスできます。
UQはFoundationの修了成績で進学できる学部が決まります。しかも前提科目はFoundationの選択科目でカバーする必要があります。ここを間違えると「成績は足りているのに前提科目がなくて出願できない」という事態が起こります。この設計は出願前にしかできません。
費用だけを見るとAcceleratedが約A$11,700安いのですが、期間が短いぶん成績維持の難易度は上がります。修了成績が進学先を左右するUQでは、「安いほう」が正解とは限りません。ご自身の英語力・成績に照らして、どちらが志望学部に届きやすいかを一緒に検討します。
UQの奨学金は基準点方式ではなく同じ入学期の合格者のなかでの競争です。対策は「できるだけ高い成績で、できるだけ早く、条件を満たした状態で出願する」こと。IELTSの受験時期から逆算した進行管理を行います。
UQは学部によって学費が年間A$48,080〜A$60,952と1万ドル以上開きます。Foundationの費用、生活費、OSHC、ビザ申請料まで足した4〜5年間の総額を無料で試算します。奨学金あり・なしの両方でお出しします。
英語コース → Foundation → 学部、という組み合わせをひとつのパッケージとして出願すれば、ビザ申請は一度で完了します。開講期から逆算して待ち時間が最小になるよう設計します。
大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。UQ・UNSW・フリンダース大学を条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。UQが合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
クイーンズランド大学を検討している方へ ― 松本より
UQのご相談でいちばん多いのが「Go8だから自分には無理だと思っていました」という言葉です。でも実際にお話を伺うと、Foundationからのルートで十分に道が開ける方が本当に多いのです。
UQで難しいのは入学そのものではなく、「どの学部に進むか」から逆算して準備を組み立てること。前提科目やFoundationの選択科目を間違えると、成績が足りていても志望学部に出願できなくなってしまいます。
だからこそ、できるだけ早い段階でご相談いただきたいです。今の成績や英語力を教えていただければ、狙える学部と、そこに届くための道筋を具体的にお伝えします。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。クイーンズランド大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
「Go8だから無理」と決める前に、
狙える学部を確かめてください。
「私の成績でどの学部が狙える?」「StandardとAccelerated、どっちを選ぶべき?」「前提科目の数学は足りている?」「総額でいくらかかる?」――どんな質問も完全無料・無理な勧誘なしでお答えします。UQが合わないと判断すれば、そうお伝えします。高校生・保護者の方からのご相談も大歓迎です。
※本ページは2026年8月24日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。学費・入学要件・奨学金の条件はクイーンズランド大学およびUQ Collegeの公式サイトの公表値、ランキングの数値は各調査機関が公表した年度のものです(QS World University Rankings 2027、THE World University Rankings 2026、QS World University Rankings by Subject 2026、QS Global MBA Rankings 2026、CWTS Leiden Ranking 2025)。学費・奨学金・入学要件・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。