オーストラリアで
観光学を学ぶ

大学比較 / 学費 / キャリア / 永住ルート

観光は、オーストラリアの基幹産業です。年間910万人の国際訪問者、A$560億の消費、73万6,000人の雇用。 しかも訪問者数はコロナ前の99%まで回復しました。 この産業を「経営する側」から学ぶのが観光学です。

奨学金がどこに届くか無料で確認する 学費を見る

Cost
19,000A$/年(グリフィス・50%奨学金適用時)定価は 38,000 A$/年。UniSC は 28,500(15%が自動付帯)50%が通ると、定価で最安の大学より安くなります
Entry
5.5IELTS〜/1〜3年
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
736,000人 豪州の観光雇用(前年比+5%)
COSTはグリフィス大学の Remarkable Scholarship(50%)が適用された場合の金額です。これは特に優秀な成績を条件とする要申請の制度で、全員が対象になるわけではありません。OUTCOMEに年収を載せていないのは、この分野が職種によって収入の幅が非常に大きく、該当する職種群の年収中央値を確認できなかったからです。推測での金額は掲載しません。学費・奨学金は毎年改定されるため、出願時の最新情報を無料でお調べします。

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

観光はオーストラリアの基幹産業で、しかも回復しました

年間910万人の国際訪問者(前年比+約10%、コロナ前の99%)、国際観光消費A$560億(+14%)、雇用73万6,000人(+5%)。産業として拡大局面にあるのが現在地です。

02

この分野の中心は「旅行」ではなく「経営」です

観光地の収益設計、宿泊施設の運営、ツアー商品の造成、持続可能性の管理。数字と人を動かすマネジメントを学びます。

03

他分野より学費が抑えられます

UniSC が年 A$28,500グリフィス大学38,000。IT(5〜6万)やデザイン(4〜5万)と比べて、大学の学位としては低い水準です。

04

奨学金の効きも大きい

UniSCは15%がオファーに自動付帯(申請不要)、グリフィス大学はRemarkable 50%/Academic Excellence 25%適用後は3年総額が7万豪ドル台に収まる場合もあります。

05

永住は「職種の選び方」で変わります

ホテル・モーテルマネージャー(ANZSCO 141311)はCSOL掲載で、学歴要件はディプロマ以上または実務3年以上一方で旅行カウンセラー職は移住で有利とはいえません。宿泊・イベント側に寄せると選択肢が広がります。

06

2032年ブリスベン五輪という追い風があります

クイーンズランド州の大学(グリフィス・UniSC・JCU)で学ぶと、大会に向けた観光インフラ整備の只中で経験を積めます。

職業リスト・ビザ要件は毎年見直されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

01 — What you learn

観光学とは ── 何を学ぶのか

観光学を「旅行について学ぶ分野」だと思って進学すると、想像と違います。オーストラリアの課程で扱うのは、観光という産業をどう成立させるかです。

訪問者をどう呼び、どこに泊め、何を体験させ、いくら落としてもらうか。同時に、その地域の環境と暮らしをどう守るか。この両立を設計するのが観光学の中心にあります。だからカリキュラムには、財務管理、マーケティング、戦略経営、そして持続可能性(サステナビリティ)の科目が並びます。

01

観光地の経営とマーケティング

誰をどう呼ぶか、どう滞在を長くするか、どう再訪してもらうか。地域や施設の収益を設計するのがこの領域です。

02

宿泊・施設の運営管理

客室単価、稼働率、シフト、原価。ホスピタリティーと重なる領域で、実務に最も直結します。

03

持続可能性とコミュニティ

環境負荷、先住民文化への配慮、地域との共生。オーストラリアの観光教育で近年もっとも比重が高まっている領域です。

「旅行が好き」は動機として十分ですが、それだけでは足りません。この分野で問われるのは、数字を読み、人を動かし、地域と交渉する力です。逆にいえば、そのスキルは観光以外の産業にも転用できます。実際、卒業生の進路はホテルや旅行会社だけでなく、行政の観光振興部門、イベント運営、地域開発にも広がっています。

02 — Six fields

分野の選び方 ── 6つの領域

観光地経営(デスティネーション)

地域全体をどう売るか。観光局、自治体、DMOの仕事で、マーケティングと政策の両方を扱います。

宿泊・ホテル運営

この分野で最も求人が多い領域。ホテル・モーテルマネージャー(141311)はCSOL掲載職種で、移住の面でも有利です。

ツアー造成・旅行業

商品企画、仕入れ、販売。日本市場向けの商品を作れる人材は、インバウンド分野で需要があります。

エコツーリズム・自然観光

グレートバリアリーフ、熱帯雨林、アウトバック。JCU のように熱帯・海洋環境に強い大学があるのはオーストラリアならではです。

イベント・MICE

国際会議、展示会、フェスティバル。イベントマネジメントと地続きで、こちらもCSOL掲載職種です。

観光マーケティング

デジタル集客、ブランディング、データ分析。マーケティングのスキルを観光に応用する領域です。

03 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01

産業が「回復」ではなく「拡大」局面にある

数字で見ると明確です。年間の国際訪問者は910万人で前年比約10%増、コロナ前(2019年)の99%まで回復しました。国際観光消費は A$560億(+14%)、観光の雇用は73万6,000人(+5%)。観光産業はオーストラリアのGDPに直接 A$811億(約2.9%)を寄与しています。さらに Tourism Australia は、対象分野の国際観光消費が2025年の A$330億から、2035年には610〜690億へ拡大すると見込んでいます。学んだ先に産業がある ── これが観光学を学ぶ土台です。

02

教育と現場が近い

グリフィス大学はゴールドコーストとブリスベンにキャンパスを持ち、全学生に実務連携学習(WIL)の機会を用意しています。UniSC96時間のインターンまたは業界プロジェクトが組み込まれ、JCU はケアンズというグレートバリアリーフの玄関口で学べます。教室で学んだことを、その週末に現場で確かめられる環境です。

03

2032年ブリスベン五輪という追い風

2032年にはブリスベンでオリンピック・パラリンピックが開催されます。クイーンズランド州では観光インフラの整備、宿泊施設の拡充、大会運営人材の育成が中長期で進みます。グリフィス大学・UniSC・JCUはいずれもクイーンズランド州の大学であり、この動きの只中で学び、経験を積めるという立地上の利点があります。

カウンセラーから、ひとつ補足を。観光学のご相談で最も多いのが「旅行が好きなので」という動機です。それ自体は良い出発点ですが、学ぶ内容は経営学に近いことを最初にお伝えしています。財務、マーケティング、戦略、持続可能性。旅行そのものではなく、旅行を成立させる仕組みを扱う分野です。

もうひとつお伝えしているのが、「どの職種に着地するか」で卒業後がまったく変わるということ。ホテル運営やイベント運営に寄せれば、CSOL掲載職種として就労ビザ・永住の選択肢が開けます。一方、旅行カウンセラー職は移住の枠組みでは有利といえません。同じ観光学の学位でも、在学中にどの現場で経験を積むかで到達点が変わります。ご相談では、この着地点から逆算して学校と都市を選んでいきます。

04 — Universities

大学の選択肢

グリフィス大学 / ゴールドコースト・ブリスベン

主力校・50%奨学金あり

観光・ホスピタリティ分野でオーストラリアを代表する大学のひとつです。ディプロマから学士・優等学位・修士まで一貫して揃っており、進路に応じて選べます。ゴールドコーストはリゾート地であり、実習先となる施設が集積しています。

  • Bachelor of International Tourism and Hotel Management|3年/留学生学費:A$38,000/年(2026年)
  • キャンパス:ゴールドコースト/ブリスベン(ネイサン)/英語要件:IELTS(Academic)6.5・各6.0以上
  • 学ぶ内容:財務管理、リーダーシップ、マーケティング、戦略経営に加え、観光における持続可能な事業運営
  • 実務:全学生に実務連携学習(WIL)の機会があります
  • 上位・関連課程として Diploma of International Tourism and Hotel ManagementBachelor of Advanced International Tourism and Hotel Management (Honours)Master of International Tourism and Hospitality Management も開講
  • 向いている方:観光と宿泊の両方を学びたい方、ディプロマから段階的に進みたい方、2032年ブリスベン五輪を見据えたい方
グリフィス大学のページ

UniSC(サンシャインコースト大学) / クイーンズランド

学費最安・15%自動付帯

費用を抑えたい方の第一候補です。大学の学位でありながら年間 A$28,500 と、他大学より1万豪ドル近く低い水準。さらに15%の奨学金がオファーに自動付帯します。

  • Bachelor of Business (Tourism, Leisure and Event Management)|3年/留学生学費:A$28,500/年(2026年)
  • キャンパス:サンシャインコースト/モートンベイ
  • 実務:96時間のインターンシップまたは業界プロジェクト
  • 観光・レジャー・イベントを横断的に扱う構成。リゾート地の立地を活かした実習環境です
  • 向いている方:費用を最優先したい方、観光とイベントの両方に関心がある方、落ち着いた環境で学びたい方

※学生ビザ保持者はキャンパスでのフルタイム就学が条件です。

UniSCのページ

JCU(ジェームスクック大学) / ケアンズ・タウンズビル

自然観光・エコツーリズム

熱帯・海洋環境の研究で世界的に知られる大学です。ケアンズはグレートバリアリーフと世界遺産の熱帯雨林への玄関口であり、エコツーリズムや自然観光を学ぶには他に代えがたい立地です。

  • キャンパス:ケアンズ/タウンズビル(クイーンズランド州北部)
  • 自然環境・海洋科学の知見と観光経営を結びつけた学びが可能
  • 都市部と比べて生活費が抑えられ、日本人留学生も少なめの環境です
  • 学費・開講状況は個別にお調べします
  • 向いている方:エコツーリズム・自然観光に関心がある方、英語環境に浸りたい方、生活費を抑えたい方
JCUのページ

そのほかの選択肢

SCU/トーレンス大学
  • サザンクロス大学(SCU) ── 観光・ホスピタリティ分野の課程を持つ総合大学。ゴールドコースト等にキャンパスがあり、1科目6週間の集中制(SCUモデル)で学べます
  • トーレンス大学 ── 私立大学で、ホスピタリティ・イベント系の課程を複数都市で開講。英語要件が公立大学より一段低い設定です
サザンクロス大学のページ

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・開講状況は年度により変更されます。ご希望の都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

05 — VET

専門学校・TAFEの選択肢

観光分野では、専門課程(ディプロマ)も実質的な選択肢です。学位より短期・低費用で、実務に直結する内容を学べます。

William Angliss Institute / メルボルン

業界特化

食・観光・ホスピタリティに特化した公立の専門教育機関で、この分野を代表する学校です。Certificate から学士まで一貫して揃っているため、段階的に積み上げられます。

旅行・ツーリズム系のディプロマに加え、ホスピタリティやイベントの課程も併設。複数分野をまたいで学べるのが強みです。業界実習や現場見学がカリキュラムに組み込まれています。

William Angliss のページ

TAFE NSW / ニューサウスウェールズ州

州立

州立の職業教育機関で、旅行・ツーリズム系のディプロマを留学生向けに開講しています。設備と実習環境が安定しており、学位への編入も視野に入ります。教材・制服等の追加費用として A$300〜1,000 程度を別途見込んでください。

TAFE NSW のページ

ディプロマルートの注意点。ホテル・モーテルマネージャーなどの技能評価ではディプロマ以上の学歴が要件を満たしますが、卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象です。ディプロマ修了後にオーストラリアで働き続けるには、別途設計が必要になります。「ディプロマで現場に入り、必要になったら学位へ編入する」という組み立てが現実的です。

06 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

留学生向けの公表学費です。観光学は、大学の学位としては費用が抑えられる分野にあたります。

プログラム/学校所在地期間留学生学費(年)総額の目安
Bachelor of Business(観光・レジャー・イベント)
UniSC|学費最安
サンシャインコースト3年A$28,500約 A$85,500
Bachelor of International Tourism and Hotel Management
グリフィス大学|主力校
ゴールドコースト/ブリスベン3年A$38,000約 A$114,000
観光・ホスピタリティ系学位
JCU
ケアンズ/タウンズビル3年要確認
観光・ホスピタリティ系学位
サザンクロス大学
ゴールドコースト他3年要確認
旅行・ツーリズム系 Diploma
William Angliss/TAFE NSW
メルボルン/NSW州1〜2年学校により異なる大学より低い水準
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この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。各大学に成績ベースの学費減額制度があり、15%〜50% が引かれます。UniSCの15%はオファーに自動付帯します。実際にいくらになるかは次のセクションでシミュレーションしています。

学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:A$100〜150程度(大学により異なる)
  • 教材・実習関連費用:A$300〜1,000
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 A$700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 A$2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で A$29,710ケアンズやサンシャインコーストは大都市より抑えられます

07 — Scholarships

奨学金 ── 学費は「定価」です

公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。この分野でも、申請不要で自動的に付帯するものがあります。

大学・奨学金減額主な条件申請
UniSC
International Student Scholarship
学費15%2026年に入学する留学生。在籍課程の全期間に適用申請不要
オファーに自動付帯
UniSC
International Bright Futures Scholarship
学費20%対象プログラムに進学、または対象国籍の学生要確認
上記15%との併用不可
グリフィス大学
Griffith Remarkable Scholarship
学費50%特に優秀な成績(学部・大学院コースワーク)要申請
グリフィス大学
International Student Academic Excellence Scholarship
学費25%直近の学歴でGPA 5.5/7.0以上。出願期限が条件に含まれます要申請
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実際にいくら変わるのか

  • UniSCの学士(3年・総額 A$85,500) ── 15%減額 → 約 A$72,700(約12,800の差)。申請不要で自動付帯のため、条件を満たせば確実に効きます
  • グリフィス大学の学士(3年・総額 A$114,000) ── 25%減額 → 約 A$85,500(28,500の差)/50%減額 → 約 A$57,000(57,000の差)

ここで注目すべきは、グリフィス大学に50%が適用されると、定価で最安のUniSCより安くなるという点です(57,000 対 85,500)。定価だけで判断すると、選択を誤ります。

奨学金で失敗しないための3点。

  • 出願時期が条件になることがあります。グリフィスの25%奨学金のように「◯月◯日までに出願していること」が要件のものがあり、知らずに出願が遅れると対象外になります
  • 申請不要のものと、要申請のものがあります。UniSCは自動付帯ですが、グリフィスは書類提出が必要です
  • 併用できないのが原則です。複数該当しても、通常はもっとも有利な1つが適用されます

アンアルウェンでは、成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

オーストラリアの大学奨学金一覧を見る

08 — Entry requirements

入学条件・英語力の目安

学校・課程学歴要件英語の目安備考
グリフィス大学(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5(各6.0)ディプロマ経由の進学も可
UniSC(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.0〜6.596時間のインターン
JCU(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.0〜6.5ケアンズ/タウンズビル
William Angliss/TAFE NSW(Diploma)高校卒業程度IELTS 5.5〜6.0 相当18歳以上/学校により異なる
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英語要件は他分野より現実的な水準です。学士で IELTS 6.0〜6.5、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べれば、はるかに届きやすい設定といえます。

ただし実務では、お客様対応と多国籍チームでの調整が英語で行われます。入学要件を満たすことと現場で通用することは別なので、在学中の就労や実習で実地に慣れていくことが重要です。

各校の正確な英語要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

09 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

着地したい職種から逆算する

最重要。宿泊・イベント側に寄せればCSOL掲載職種、旅行カウンセラー側だと移住は不利。ここで学校も都市も変わります。

02

実習の量と手配

グリフィスは全学生にWILの機会、UniSCは96時間。学校が実習先を手配するかも確認してください。

03

立地 ── 観光地に近いか

ゴールドコースト、サンシャインコースト、ケアンズ。教室の外がそのまま観光現場である立地は、この分野では実質的な価値があります。

04

総額と奨学金の組み合わせ

定価ではUniSCが最安ですが、グリフィスに50%が適用されれば逆転します。適用後の金額で比べてください。

05

学位かディプロマか

卒業生ビザ(485)は学士以上が対象卒業後も現地に残る計画があるなら、学位ルートを選ぶ意味があります。

06

生活費

ケアンズやサンシャインコーストは、シドニー・メルボルンより生活費が抑えられます。3年間では数十万円単位の差になります。

10 — Career

卒業後の進路・職種例

ホテル・リゾートの管理職

宿泊部門、収益管理、施設運営。ホテル・モーテルマネージャー(141311)はCSOL掲載職種で、移住の面でも有利です。

観光局・DMO・行政

地域の観光振興、プロモーション、政策立案。日本の自治体でも観光人材の需要が高まっています。

ツアーオペレーター・旅行会社

商品企画、仕入れ、催行管理。日本市場向け商品を作れる人材はインバウンド分野で重宝されます。

イベント・MICE運営

国際会議、展示会、大会運営。イベントマネジメントと重なり、こちらもCSOL掲載職種です。

エコツーリズム・自然観光

国立公園、海洋公園、リゾートの環境部門。JCUのような自然科学に強い大学の卒業生が活躍する領域です。

観光マーケティング・広報

デジタル集客、SNS運用、ブランディング。マーケティングの求人にも応募できる汎用性があります。

在学中の職歴が、そのまま就職につながります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。観光地に立地する大学であれば、ホテル、ツアー会社、観光施設のアルバイト求人が身近にあります。学んだ内容を現場で試し、その経験を履歴書に積み上げられるのがこの分野の実利です。

11 — Visa & PR

ビザ・永住ルート

この分野は、「どの職種に着地するか」で状況が大きく変わります。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

有利な点
  • ホテル・モーテルマネージャー(ANZSCO 141311)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。技能不足ビザ(482・Core Skills ストリーム)や雇用主指名の永住ビザ(186)で雇用主が指名できる職種です
  • 技能評価機関は VETASSESS(Group C)。求められる学歴はAQFの準学士・アドバンスドディプロマ・ディプロマのいずれかで、関連分野での3年以上の実務経験が学歴要件の代替として認められる場合があります。学士号は必須ではありません
  • Conference and Event Organiser(149311)も CSOL 掲載です。イベント・MICE側に進む場合の選択肢になります
  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)

同時に、押さえておくべき制約

率直に
  • 旅行カウンセラー職は、移住の枠組みで有利とはいえません。この職種は技能レベルの分類上、Certificate III/IV相当と位置づけられており、宿泊やイベントの管理職とは扱いが異なります
  • ホテル・モーテルマネージャーの技能評価では「施設全体の運営統括」が問われます。予約、客室管理、料飲、警備、管理業務など部門横断の統括経験が想定されており、一部門のスタッフ経験だけでは評価対象になりません
  • 職種リストと要件は毎年のように改正されます。今日の条件が3年後も同じである保証はありません

この分野の要点は、「観光学の学位そのものより、どの現場で経験を積むかが移住の可否を決める」ということです。宿泊施設やイベント運営で管理業務に関わる経験を積めば、選択肢は明確に広がります。だからこそ、在学中のアルバイトや実習先の選び方が重要になります。

※ 職業リスト・技能評価の要件は毎年見直されています。上記は2026年8月時点で確認できた内容です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

12 — Flow

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング着地したい職種・英語力・予算・希望都市から、学校と課程を絞り込みます開始6〜12ヶ月前
02 英語スコアの計画IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます5〜10ヶ月前
03 学校の選定・出願実習体制・立地・総額で候補を確定し、出願書類の作成をサポート4〜8ヶ月前
04 奨学金の確認・申請グリフィスの25%は出願期限が条件に含まれます。出願と並行して準備します4〜8ヶ月前
05 オファー受領・学費支払い入学許可確認書(COE)の発行。条件付きオファーの場合は英語条件を確認3〜5ヶ月前
06 学生ビザ申請GS(Genuine Student)要件への回答作成を含め、全面的にサポート2〜4ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
← 横にスクロールできます ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。上の時期はあくまで逆算の目安としてお考えください。

13 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。アルバイトや実習先の相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。実習体制や立地の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。観光・ホスピタリティ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「旅行カウンセラー職は移住では有利といえません」「その年齢だと485ビザが使えません」「一部門のスタッフ経験だけでは技能評価に通りません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

14 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 「着地したい職種」から逆算した学校・都市の絞り込み
  • 成績表をもとにした奨学金の該当確認と、出願スケジュールの逆算
  • 奨学金適用後の総額での比較表の作成
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 奨学金の申請書類の作成サポート
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス/語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • アルバイト・実習先の相談
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • 卒業生ビザ(485)への切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

※「無料」なのはアンアルウェンの手配代行サービスです。滞在手配料・寮費・保険料・出願料・教材費などの実費は別途かかります。

15 — FAQ

よくある質問

「旅行が好き」という動機だけで大丈夫でしょうか?
出発点としては十分ですが、学ぶ内容は経営学に近いことを知っておいてください。財務管理、マーケティング、戦略経営、持続可能性 ── 扱うのは旅行そのものではなく、旅行を成立させる仕組みです。数字を読み、人を動かし、地域と交渉する力が求められます。逆にいえば、そのスキルは観光以外の産業にも転用できます。「旅行が好き」に加えて「産業として観光を動かしたい」という関心があれば、非常に合う分野です。
どの大学がおすすめですか?
目的で決まります。観光と宿泊を体系的に学ぶならグリフィス大学(年 A$38,000、ゴールドコースト/ブリスベン、ディプロマから修士まで一貫)。費用最優先なら UniSC(年 A$28,500+15%自動奨学金、96時間インターン)。エコツーリズムや自然観光なら JCU(ケアンズ=グレートバリアリーフと熱帯雨林の玄関口)。なおグリフィスに50%奨学金が適用されれば、定価最安のUniSCより安くなりますので、定価だけで判断しないことが重要です。
観光業は本当に回復しているのですか?
数字で確認できます。オーストラリアの年間の国際訪問者は910万人で前年比約10%増、コロナ前(2019年)の99%まで回復しました。国際観光消費は A$560億(前年比+14%)、観光の雇用は73万6,000人(+5%)。観光産業はGDPに直接 A$811億(約2.9%)を寄与しています。さらに Tourism Australia は、対象分野の国際観光消費が2035年には610〜690億へ拡大すると見込んでいます。回復局面を過ぎ、拡大局面に入っているというのが現在地です。
入学に必要な英語力はどのくらいですか?
大学の学士で IELTS 6.0〜6.5(グリフィス大学は6.5・各6.0)、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当です。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べれば、はるかに現実的な水準といえます。スコアが不足している場合は、語学学校と大学をパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。ただし実務ではお客様対応と多国籍チームでの調整が英語で行われるため、在学中の就労で実地に慣れていくことをおすすめします。
奨学金はもらえますか?
対象になります。UniSCの International Student Scholarship は学費15%の減額で、オファーに自動付帯(申請不要)。在籍課程の全期間に適用されるため、3年間で約 A$12,800 の差になります。グリフィス大学Remarkable Scholarship で50%、Academic Excellence Scholarship で25%ただし25%のほうは出願期限が条件に含まれるため、出願が遅れると対象外になります。判定材料は基本的に成績です。アンアルウェンでは成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。
在学中にアルバイトはできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。この分野の強みは、観光地に立地する大学であれば、ホテル・ツアー会社・観光施設の求人が身近にあること。学んだ内容をその週末に現場で試せます。さらにグリフィス大学は全学生に実務連携学習(WIL)の機会UniSCは96時間のインターンまたは業界プロジェクトが組み込まれています。
卒業後、永住は目指せますか?
着地する職種によります。ホテル・モーテルマネージャー(ANZSCO 141311)はCSOL掲載職種で、技能評価に必要な学歴はAQFディプロマ以上、または関連実務3年以上学士号は必須ではありません。イベント・MICE側に進む場合も、Conference and Event Organiser(149311)がCSOL掲載です。一方で旅行カウンセラー職は移住の枠組みで有利とはいえません。また技能評価では「施設全体の運営統括」の経験が問われ、一部門のスタッフ経験だけでは評価されません。在学中にどの現場で経験を積むかが、卒業後の選択肢を決めます。
帰国後、日本での就職に活かせますか?
活かせます。日本はインバウンド観光が拡大を続けており、英語で観光ビジネスを設計できる人材の需要は高まっています。ホテル・旅館の運営会社、DMO(観光地域づくり法人)、自治体の観光振興部門、旅行会社の訪日部門、外資系ホテルなどで直接の強みになります。とくに「観光を産業として学んだ」経験は、接客経験だけの人材との明確な差になります。オーストラリアで観光地経営やサステナビリティを学んだ知見は、日本の地域観光の課題にそのまま応用できます。
総額でいくら必要ですか?
大学によって変わります。UniSCで3年総額 約 A$85,500(15%奨学金適用で約72,700)、グリフィス大学で約 114,000(25%適用で約85,500、50%適用で約57,000)が目安です。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で A$29,710)、OSHC、ビザ申請料 A$2,500〜が加わります。ケアンズやサンシャインコーストは生活費が大都市より抑えられるため、総額ではさらに差が出ます。在学中の就労収入も織り込めます。無料でシミュレーションをお作りします。
ホスピタリティーと観光学、どちらを選ぶべきですか?
扱う範囲の広さが違います。ホスピタリティーは宿泊・レストランの運営に特化し、720時間の有給実習がある学校もあるなど、実務との距離が近い分野です。観光学は地域全体・産業全体の設計まで扱い、観光局・DMO・自治体といった行政や政策側の進路も視野に入ります。永住の面では、どちらもホテル・モーテルマネージャー(141311)やイベントオーガナイザー(149311)に着地できるため、大きな差はありません。グリフィス大学やUniSCのように1つの学位で両方を扱う大学もあるので、迷われる場合はそちらから検討するのも手です。ホスピタリティーのページもあわせてご覧ください。
ケアンズやサンシャインコーストで学ぶ利点は何ですか?
3つあります。生活費が大都市より明確に安い。3年間では数十万円単位の差になります。②教室の外がそのまま観光現場である。ケアンズはグレートバリアリーフと世界遺産の熱帯雨林への玄関口で、エコツーリズムを学ぶには他に代えがたい立地です。③日本人留学生が少なめで、英語環境に浸りやすい。加えて、クイーンズランド州は2032年ブリスベン五輪に向けて観光インフラの整備が進みます。デメリットとしては、シドニー・メルボルンに比べて都市型の求人(大手企業の本社機能など)が少ない点があります。「観光の現場で経験を積む」ことが目的なら、むしろ有利な立地です。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、成績表をもとにした奨学金の該当確認と出願スケジュールの逆算、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。とくにこの分野は、奨学金の適用有無で3年総額が5万豪ドル以上変わることがあります。なお、学校が定める出願料(A$100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

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「グリフィスとUniSC、どちらが合う?」「奨学金はどこに届く?」「ケアンズの生活はどう?」 どんな疑問でもかまいません。この分野は、奨学金の適用有無で3年総額が5万豪ドル以上変わることがあります。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。

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観光学と近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

  • ホスピタリティー ── 宿泊・レストラン運営に特化した分野。720時間の有給実習がある学校もあり、観光学と最後まで迷われる方が多い領域です
  • イベントマネジメント ── MICE・大会運営に関心がある場合の選択肢。Conference and Event Organiser もCSOL掲載職種です
  • マーケティング ── 観光地の集客やブランディングを深めたい場合。汎用性が高く、移住の面でも職種リスト上有利です
  • ビジネス留学 ── 観光に限定せず経営全般を学びたい場合の選択肢。将来的に独立や経営を視野に入れる方

最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・産業データ・ビザ情報は、各大学、Tourism Australia、Jobs and Skills Australia、VETASSESS および内務省の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※ JCU とサザンクロス大学の観光系学位の留学生学費は、公式ページ上で確認できなかったため「要確認」としています。推測での記載はしていません。個別に照会します。
※ 冒頭のCOST(19,000)は、グリフィス大学の Remarkable Scholarship(学費50%減)が適用された場合の年額です。これは特に優秀な成績を条件とする要申請の制度で、全員が対象になるわけではありません。定価は年 A$38,000 です。
※ 冒頭のOUTCOMEに年収を掲載していないのは、この分野が職種によって収入の幅が非常に大きく、該当する職種群の年収中央値を確認できなかったためです。推測での金額は掲載していません。かわりに、産業規模を示す観光分野の雇用者数(73万6,000人)を掲げています。
※ 本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

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