Griffith University — Gold Coast & Brisbane, Queensland
QS世界大学ランキング2027で230位。前回から38位の上昇は、オーストラリアのトップ250校のなかで最大の伸びでした。ゴールドコーストとブリスベンに4つのキャンパスを持つ、いま最も評価を上げている総合大学です。
オーストラリア留学を検討し始めると、必ずぶつかる問いがあります。「Go8(豪州八大学)でなければ意味がないのか」という問いです。
答えははっきりしています。意味は、あります。ただし、選び方が変わります。総合順位ではなく、自分が学ぶ分野でその大学がどう評価されているか――そこを見る必要があります。
グリフィス大学(Griffith University)は、まさにその見方が有効な大学です。QS世界大学ランキング2027では230位・オーストラリア国内15位。前回から38位の上昇はトップ250校で最大でした。そして分野別に目を移すと、看護学は世界30位、スポーツ関連分野は世界49位という数字が出てきます。
このページでは、グリフィス大学の実像を公式データで整理したうえで、ディーキン大学・西シドニー大学との比較まで踏み込みます。あわせて、代表の松本が実際にゴールドコーストキャンパスを訪問したときのレポートもご紹介します。
グリフィス大学は、オーストラリア東海岸・クイーンズランド州にある公立総合大学です。公式サイトには「1975年の開学以来、社会正義・環境の持続可能性・教育機会の開放という理念に導かれてきた」と記されています。校名は、オーストラリア連邦初代最高裁長官であり、クイーンズランド州首相を務めたサミュエル・グリフィスに由来します。
大学の性格を一言で表すなら、「理念先行型の新しい大学」です。1970年代に環境科学やアジア研究といった、当時のオーストラリアの大学がまだ扱っていなかった領域から出発しました。その出自が、現在の環境科学・持続可能性・社会科学・保健分野での評価につながっています。
QS世界大学ランキング2027で230位。前回の268位から38位の上昇で、これはオーストラリアのトップ250校のなかで最大の伸びでした。国内順位も18位から15位へ。ランキングは水準だけでなく「方向」も見るべき指標です。
QS 2027の内訳で最も改善したのがEmployer Reputation(雇用主からの評判)で114位分。オーストラリアの大学セクター全体でも最も改善が大きかった項目のひとつと大学は説明しています。卒業生の実務力が評価された結果です。
QS世界大学ランキング(分野別)2026で看護学が世界30位。前年から3つ順位を上げています。保健系はグリフィスの中核分野で、歯学・薬学・医科学・栄養学なども擁する規模の大きい学部群です。
QS分野別2026でスポーツ関連分野が世界49位。前年の51〜100位帯から一気にトップ50入りしました。2026年グラスゴー連邦大会には、学生・卒業生・スタッフら33名が8競技で出場しています。
グリフィスは2学期制ではなくトライメスター制です。入学は3月・7月・11月の年3回。出願は年間を通じて受け付けていると公式に明記されており、「出願時期を逃した」という事態が起きにくい設計です。
2023年のInternational Student Barometer調査で、学生の94%が大学生活に満足と回答。専任の International Student Advisor チームを置き、到着後の生活立ち上げから在学中の相談までを担当する体制を公式に打ち出しています。
「オーストラリアで最も表彰されている教員陣」という公式表現について。
グリフィスは留学生向けページで自校を Australia’s most awarded teachers(オーストラリアで最も表彰を受けている教員陣)と紹介しています。これはオーストラリア政府系の教育賞(Australian Awards for University Teaching 等)の受賞実績を指したものです。
研究力の指標である論文被引用数も、QS 2027で132位(46位分の上昇)まで来ています。「研究も教育も、いま伸びている大学」というのが、数字から読み取れる実像です。
グリフィス大学を評価するときに見るべきは、総合順位よりも分野別の実績です。QS世界大学ランキング(分野別)2026および2027年版の総合順位から、公表されている主要な数字を整理します。
| 分野・指標 | 順位 | 前年からの変化 |
|---|---|---|
| 看護学 | 世界30位 | 3つ上昇 |
| スポーツ関連分野 | 世界49位 | 51〜100位帯から上昇 |
| 音楽 | 世界26〜50位帯 | QSで初めてランクイン |
| 舞台芸術 (Performing Arts) | 世界51〜100位帯 | 101〜150位帯から上昇 |
| 環境科学 | 世界149位 | 151〜200位帯から上昇 |
| 心理学 | 世界151〜200位帯 | 251〜300位帯から上昇 |
| 社会科学・経営学 | 世界199位 | 253位から54位上昇 |
| 持続可能性への取り組み | 世界トップ100 | 大学公式表記 |
| 総合順位 | 世界230位/国内15位 | 38位上昇(QS 2027) |
※分野別はQS World University Rankings by Subject 2026、総合順位はQS World University Rankings 2027の公表値です。「〜位帯」と表記した分野は、QSが個別順位ではなくレンジで公表しているものです。
この表の読み方を、率直に説明します。
グリフィスは「総合順位で殴る大学」ではありません。230位という数字は、Go8の上位校(世界20〜80位帯)とは明確に差があります。そこは正直にお伝えします。
一方で、看護学世界30位、スポーツ関連世界49位という数字は、Go8の多くの大学より上です。つまり「大学名のブランド」で選ぶか、「学ぶ分野の実力」で選ぶかによって、評価が逆転する大学だということです。
看護・保健、スポーツ科学、環境・持続可能性、音楽・舞台芸術、観光・ホテル経営――このいずれかを学びたい方にとって、グリフィスは順位表の見た目以上に有力な選択肢になります。
グリフィスはクイーンズランド州南東部の3都市に4つの物理キャンパスを持ち、加えてオンラインでの学位提供も行っています。日本人留学生が最も多く学ぶのはゴールドコーストキャンパスです。
グリフィス最大のキャンパスで、世界的に有名なビーチから数分という立地です。保健・医療系(歯学・薬学・看護など)、ビジネス、工学・IT、観光・ホテル経営などが開講されています。付属語学学校のGELI(Griffith English Language Institute)と、進学準備機関のGriffith Collegeも同じ敷地内にあります。
最大キャンパスGELI併設Griffith College併設ビーチまで数分1975年開学時からの創立キャンパス。ブリスベン市街から南へ、森林保護区に隣接した緑の多い環境にあります。人文・社会科学、環境科学、教育、ビジネス、理学系などの拠点です。大学の登記上の所在地もこのネイサンです。
創立キャンパス自然環境環境科学の拠点ブリスベンブリスベン都心部にある都市型キャンパス。2027年には新たにTreasury Buildingが開設され、ビジネス・法学・ITの学生がブリスベンCBDの中心で学ぶことになります。産業界・政府機関へのアクセスの良さが売りです。音楽・視覚芸術の拠点であるクイーンズランド音楽院・アートスクールも、このブリスベン都心エリア(サウスバンク地区)にあります。
ブリスベンCBD2027年新棟開設ビジネス・法・IT音楽・芸術ブリスベンとゴールドコーストの中間に位置する、多文化で規模の小さいキャンパス。大学は「地域に根ざした教育の拠点」と位置づけています。学生同士の距離が近く、少人数の環境を望む方に向いています。
少人数多文化地域密着グリフィスはオンラインでの学位提供も行っています。ただし学生ビザで渡豪する留学生の場合、オンライン受講には上限が定められています。ビザ要件に関わる部分ですので、履修計画の段階でご相談ください。
学位取得可能留学生はビザ要件に注意アンアルウェン独自コンテンツ
アンアルウェンは、スタッフが実際に訪問した学校だけをご紹介する方針で運営しています。グリフィス大学ゴールドコーストキャンパスにも、代表の松本が足を運びました。
視察時に撮影したグリフィス大学ゴールドコーストキャンパス。設備は新しく、キャンパスライフを送るための施設が敷地内にひととおり揃っています。
「ゴールドコースト=遊ぶ場所」というイメージは、観光エリアだけの話でした。キャンパスにいたのは、目標に向かって真剣に取り組む学生たちです。
ゴールドコーストキャンパスはグリフィス大学で最大の面積を持ち、設備もトップクラス。敷地内を移動するのに橋を渡るほどの規模で、講義棟・図書館・カフェテリア・クリニックなどがひとつの街のように配置されています。図書館は充実しており、レポートやプレゼンの課題が多いオーストラリアの大学生活を支える環境が整っていました。
そしてもうひとつ、現地で確認できたのが「大学を3年で卒業する方法」です。ファンデーションコース(1年)を経ると合計4年になりますが、学内のカレッジ(Griffith College)で1年間ディプロマを取り、大学2年次に編入すれば合計3年で卒業できます。費用も時間も節約できる、現実的なルートです。
レポート本文では、立地・校内の雰囲気・設備・進学ルートについて、写真つきでより詳しくお伝えしています。
学部・大学院・研究課程の標準的な英語要件はIELTS Academic 総合6.5(各バンド6.0以上)です。グリフィスは受け入れる英語試験とスコアを公式に一覧で公表しています。
| 英語試験 | 標準スコア | バンド別・備考 |
|---|---|---|
| IELTS(Academic) | 6.5 | 各バンド6.0以上 |
| TOEFL iBT/Paper Edition | 79 | 各セクション19以上 |
| PTE(Academic) | 55 | 各項目47以上 |
| Michigan English Test | 55 | 各項目47以上 2025年8月7日以降に受験したもの |
| ISLPR | 3+ | 全技能で3+以上 ブリスベン滞在中のみ受験可 |
※上記は学部・大学院・研究課程の標準要件です。保健系・教育系など、より高い英語力(IELTS 7.0など)を求めるコースがあります。また、特定の試験しか受け付けないコースもあります。志望コースの正確な要件は、公式のDegree finder(コース検索)でご確認ください。以前の学業を英語で修了している場合は免除になることがあります。
ここは実務上とても重要です。「オーストラリアの大学はIELTS 6.5」と一律に覚えている方が多いのですが、看護・助産・教育・言語聴覚といった資格系のコースは7.0を要求することがあります。グリフィスは看護学が世界30位の大学ですから、まさにその看護を志望される方が多い。
総合6.5と7.0の差は、IELTS対策の期間にすると半年前後変わることも珍しくありません。志望コースの要件を先に確認することが、留学時期を早める最短の方法です。アンアルウェンで無料でお調べします。
学部への標準的な学力要件は、「オーストラリアのYear 12(高校卒業年次)に相当する中等教育の修了、または同等の学力」です。加えて、コースによっては前提科目(数学・理科など)の履修、ポートフォリオの提出、健康診断、実務経験が求められる場合があります。
大学院(修士・コースワーク)は、認定された大学の学士号(またはそれと同等)の保有が基本要件です。加えて最低GPA要件を満たす必要があります。グリフィスは一部のコースについて、学業だけでなく実務経験も評価対象として認めています。関連分野の学士号を必須とするコースもあります。
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「日本の高校からグリフィスに直接入れるのか」――クイーンズランドの大学を検討される方から、必ず出る質問です。ここでは実務上の考え方を整理します。
以下のうち、公式に公表されている数値(英語要件、奨学金のGPA基準、GELIの学費)以外はアンアルウェンの実務上の目安です。グリフィス大学が公表している公式の成績換算表ではありません。実際の判定は出願書類にもとづく大学の個別審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
グリフィスの学部要件は「オーストラリアのYear 12に相当する中等教育の修了、または同等の学力」です。日本の高等学校卒業がこれに該当するかどうかは、コースごとの要求水準と、出願者の成績によって判断されます。つまり「日本の高校卒業=一律で出願可」でも「一律で不可」でもありません。
アンアルウェンではこの確認を、ご相談の最初に行っています。志望コースと成績を大学へ照会すれば、直接出願できるか・準備課程が必要かについて明確な回答が得られます。無料で代行しますので、まずはお声がけください。
グリフィスの奨学金要件には 「GPA 4.5 / 7点満点」「GPA 6.0 / 7点満点」 という基準が出てきます。日本の大学は4点満点(あるいは5段階評価)が主流ですので、この数字を見て戸惑う方が多い部分です。
グリフィスは奨学金ページで国別の「Minimum GPA criteria」をPDFで公表しています。日本の成績がどう読み替えられるかは、この基準表と出願書類にもとづいて大学が判定します。推測で「うちの子の成績では無理だろう」と諦めてしまうケースをよく見かけますが、実際に照会すると対象になっていた、ということは珍しくありません。
オーストラリアの多くの大学では、日本の普通科高校の卒業資格だけで学部へ直接進学するのは容易ではありません。グリフィスの場合、その代替ルートがGriffith College のディプロマです。
学費については、正確な数字だけをお伝えします。グリフィスはコース別・年度別に学費を設定しており、包括的な一覧を公開していません。ネット上には「学部は年間◯万ドル」といった情報が出回っていますが、出典が不明確なものが多いのが実情です。
アンアルウェンでは、志望コースの正確な学費を大学の公式情報から確認したうえで、奨学金適用後の総額シミュレーションを無料で作成しています。50%の奨学金が適用されるかどうかで総額は数百万円単位で変わりますので、個別に試算する価値があります。
付属語学学校であるGELIについては、公式に金額が公表されています。週あたりの単価は、申し込む週数によって変わります。
| 項目 | 2026年 | 2027年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 授業料(25週まで) | $470/週 | $490/週 | Direct Entry Program/General English 共通 |
| 授業料(26週以上) | $440/週 | $460/週 | 長期ほど週単価が下がります |
| 入学金 | $230 | $240 | 返金不可 |
| 教材費 | 無料 | 公式に「free」と明記 | |
| 放課後ワークショップ | 無料 | 文法・語彙などの補講 | |
| 空港送迎 | 無料 | ブリスベン空港・ゴールドコースト空港から | |
※金額はすべてオーストラリアドル(AUD)です。GELI公式サイトの公表値にもとづきます。GELIについてはGELIゴールドコースト校のページで詳しくご紹介しています。
| 費目 | 内容 |
|---|---|
| OSHC(海外学生健康保険) | 学生ビザの必須要件。グリフィスではデポジットにビザ期間分をまとめて含める形が基本です |
| 学生ビザ申請料 | オーストラリア政府に納付します。金額は政府により改定されます |
| 渡航費・滞在費 | 航空券、住居(学生寮・ホームステイ・シェアハウス等)、生活費 |
| コース固有の費用 | 実習用品・安全装備・現地調査費など。保健系や理工系で発生しやすい費目です |
生活費について。グリフィス公式は、キャンパスのあるクイーンズランド州南東部について「シドニーやメルボルンといった他の主要都市より生活費が抑えられると考えられている」と明記しています。学費が同水準でも、3年間の生活費の差は総額に効いてきます。
グリフィスの留学生向け奨学金は、「申請するもの」と「申請不要で自動判定されるもの」に分かれているのが特徴です。ここを理解していないと、応募すれば取れたはずの奨学金を逃します。
このページでは主要な制度を要約してご紹介します。応募締切の一覧、GPA 7点満点の読み方、Griffith College・GELI経由でもらえる奨学金、研究課程(PhD)のGUIPRS、減額額の早見表、申請の流れまで詳しく知りたい方は、グリフィス大学の奨学金ガイド(詳細ページ)をご覧ください。
副学長の名を冠した最上位の留学生奨学金です。授業料が50%減額され、コースの全期間にわたって適用されます(継続要件の充足が条件)。2026年・2027年開始が対象です。
応募資格は「これまでの学業のGPAが7点満点で6.0以上」。出願して Letter of Offer を受け取ったうえで、締切までに成績証明書と自己推薦文(personal statement)を添えて別途応募します。大学のパネルが審査する選考型の奨学金です。
ここが最大の落とし穴です。この50%奨学金は自動では付与されません。「オファーが来たから安心」と手を止めてしまうと、応募締切が過ぎてしまいます。しかも締切は入学トライメスターごとに設定されています。
| 入学時期 | 奨学金の応募締切 | 結果通知 | 学期開始 |
|---|---|---|---|
| トライメスター3・2026年 | 2026年8月15日 | 2026年8月28日 | 2026年11月2日 |
| トライメスター1・2027年 | 2026年11月28日 | 2026年12月11日 | 2027年3月1日 |
| トライメスター2・2026年 (締切終了) | 2026年4月11日 | 2026年4月29日 | 2026年7月13日 |
※Vice Chancellor’s International Scholarship の公式公表スケジュールです。オーストラリアのYear 12修了者のみを対象とした別枠の締切(2026年12月21日/結果通知12月24日)も設定されています。締切は年度ごとに改定されますので、出願年度の条件を必ずご確認ください。
学業成績にもとづく奨学金で、授業料20%減額がコース全期間適用されます。対象は2025年トライメスター3、および2026年・2027年の全トライメスター開始の学生です。
最大の利点は「応募手続きが不要」であること。出願すれば大学側が自動的に適格性を審査し、該当すればLetter of Offerで通知されます。奨学金が適用されるとデポジット額もその分減額されて提示されます。
応募ラインはGPA 4.5 / 7点満点。50%奨学金(6.0)より大きく緩やかで、多くの日本人留学生にとって現実的な本命となる奨学金です。パスウェイ機関経由の「パッケージオファー」の場合は、最終成績が大学に提出された時点で判定されます。
GPA 5.5 / 7点満点以上を対象とした、授業料25%減額・全期間の奨学金です。こちらも応募手続きは不要で、Letter of Offerで通知されます。
【重要】この奨学金は2024年・2025年・2026年開始が対象ですが、2026年入学分については「2025年7月31日までに出願していること」が条件と公式に明記されています。これから出願される方は対象外となりますので、実質的な選択肢は上記の50%(要申請)と20%(申請不要)の2つとお考えください。最新の適用条件はアンアルウェンで確認いたします。
Griffith Collegeのディプロマを修了し、グリフィス大学の学部へ編入する留学生のうち、最も優秀な成績を収めた1名に授与されます。金額はA$3,000で、学部初年度の初回トライメスターの学費から差し引かれます。
受賞者はGriffith Collegeの卒業式で発表され、証書と奨学金レターが授与されます。応募手続きは不要です。
GELIのDirect Entry Programを修了し、グリフィス大学の学部・大学院(コースワーク)へ進学する優秀な学生を対象とした奨学金です。金額・条件は年度により設定されます。英語コースから始める方は、この制度の対象になるかを必ず確認してください。
※奨学金の名称・減額率・GPA基準・締切・併用可否は年度ごとに改定されます。本ページは2026年7月時点の公式公開情報にもとづきます。応募要件・締切・併用の可否は、出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
グリフィスは、学力が足りない場合と英語力が足りない場合の受け皿を、それぞれ学内に持っています。どちらもキャンパス内にあり、大学の施設を使いながら学べます。
| プログラム | 期間 | 修了後 |
|---|---|---|
| ディプロマ | 2〜3トライメスター | グリフィス大学 学部2年次へ編入(対象学位のみ) |
| Foundation Program | 要確認 | グリフィス大学 学部1年次へ |
| Masters Qualifying Program | 要確認 | グリフィス大学 修士課程(コースワーク)へ |
ビジネス/犯罪学・刑事司法/デザイン/教育学/工学/ヘルスケア/健康科学/IT/国際観光・ホテル経営/理学/社会・心理科学
キャンパスはゴールドコースト校・ブリスベンシティ校・オンライン校。入学は3月・7月・10月の年3回です。
GELI(Griffith English Language Institute)は、グリフィス大学の公式英語教育機関です。30年以上の歴史があり、年間1,000名以上・40か国以上の学生が学んでいます。英語教育業界の全国団体である English Australia の加盟校です。
グリフィス大学の学位課程、Study Abroad/Exchange、Griffith Collegeのディプロマへ進学するための英語コースです。修了すればIELTSを再受験せずに進学できます。必要な受講期間は現在の英語力によって決まります。
進学目的に限らず、英語力そのものを伸ばしたい方向けの一般英語コース。ワーキングホリデーや語学留学からグリフィスへの進学を考える方の入り口にもなります。
図書館、コンピューターラボ、スポーツ施設、健康・福祉サービスにアクセスできます。英語コースの段階から大学生活に慣れられるのが、大学付属校の最大の強みです。
ブリスベン空港・ゴールドコースト空港からの送迎が、Direct Entry Program/General Englishの新規入学者全員に無料で提供されます。放課後の補習ワークショップと教材費も無料です。
学力・英語の要件を満たせば、高校卒業後すぐに学部1年次へ。まず志望コースの要件確認から始めます。
直接入学の要件に届かない場合の主要ルート。ディプロマ修了で学部2年次に編入するため、卒業年次は変わりません。
IELTSのスコアが要件に届かない場合。大学公式の英語コースを修了して進学します。
グリフィスのキャンパスがあるのは、クイーンズランド州南東部。ゴールドコーストとブリスベンは車で1時間ほどの距離にあり、日本人にとっては「ケアンズ・シドニーに次いで名前を知っている土地」かもしれません。
クイーンズランド州はサマータイム(夏時間)を導入していません。シドニー・メルボルンが夏に日本と2時間差になるのに対し、クイーンズランドは一年中1時間差のまま。家族との連絡、日本の就職活動、資格試験の受験まで、日本とつながり続けたい方には想像以上の利点です。
グリフィス公式が、クイーンズランド州南東部について「シドニーやメルボルンといった他の主要都市より生活費が抑えられると考えられている」と明記しています。3〜4年の留学では、この差が総額に大きく効いてきます。
ゴールドコーストキャンパスは、世界的に有名なビーチから車で数分の立地です。サーフィン、ランニング、アウトドア――勉強以外の時間の質が、留学生活の満足度を大きく左右します。
グリフィス公式は「多くのビザでは、就学期間中は2週間で最大48時間まで就労が可能」と案内しています。観光・ホスピタリティ産業が盛んな土地柄、アルバイトの選択肢は豊富です。※ビザ条件は変更される場合があります。
公式サイトが挙げるオーストラリアの数字は、人口約2,600万人のうち28%が海外生まれ、15%以上が家庭で英語以外の言語を話すというもの。「外国人であること」が特別視されにくい環境です。
ゴールドコーストは遊ぶ場所、という印象を持たれがちです。ただしそれは観光エリアの話。キャンパスにいるのは目標に向かって学ぶ学生たちです――これは代表の松本が視察で実際に確認した点でもあります(視察レポート)。
グリフィスはQS 2027でEmployer Reputation(雇用主からの評判)が114位分改善し、これはオーストラリアの大学セクター全体でも最も改善が大きかった項目のひとつです。副学長は「グリフィスの教育が持つ実社会でのインパクトと、卒業生の実務即応力への強い信頼を反映したもの」とコメントしています。
グリフィスのキャンパスはゴールドコースト・ブリスベン・ローガンにあります。オーストラリアの移民制度では、大都市圏とそれ以外で区分が設けられているのが従来の考え方であり、地方部の人口維持を目的とした優遇措置が設けられる場合があります。ただしどの地域がどの区分に該当するかは制度改定のたびに変わります。
また、グリフィスが強い看護・保健、教育、工学・ITといった分野は、州の推薦制度で需要が認められやすい領域と重なります。とはいえ、これも年度により変動します。
ビザ・移民制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。上記は2026年7月時点の一般的な制度の枠組みの説明であり、個別の申請に適用される条件を保証するものではありません。「今の制度が4年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
永住権の取得を主目的とされる場合は、必ず登録移民代理人(MARA)に最新の要件をご確認ください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人をご紹介できます。
グリフィス大学を検討される方が、あわせて比較されることが多いのがディーキン大学(ビクトリア州)と西シドニー大学(ニューサウスウェールズ州)です。いずれも「Go8ではないが、実務志向で評価を上げている総合大学」という共通点があります。
| 比較項目 | グリフィス大学 | ディーキン大学 | 西シドニー大学 |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2027 | 230位 | 227位 | 370位 |
| Go8加盟 | ✗ | ✗ | ✗ |
| 所在地 | クイーンズランド州 ゴールドコースト ブリスベン |
ビクトリア州 メルボルン ジーロング |
ニューサウスウェールズ州 シドニー西部 |
| 日本との時差 | 通年1時間 サマータイムなし |
1〜2時間 夏時間あり |
1〜2時間 夏時間あり |
| 学期制と入学回数 | トライメスター制 年3回 3月・7月・11月 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 看板分野 | 看護学 世界30位 スポーツ 世界49位 環境・音楽・観光も強い |
実務志向の総合大学 詳細は各ページ |
シドニー西部の 総合大学 詳細は各ページ |
| 留学生向け奨学金 (最大) |
50%減額 全期間・要申請 20%は申請不要 |
大学の制度による | 大学の制度による |
| パスウェイ | Griffith College 2年次編入・年3回入学 |
Deakin College等 | Western Sydney The College等 |
| 付属語学学校 | GELI ゴールドコースト |
大学の制度による | 大学の制度による |
| 生活費の水準 | シドニー・メルボルン より抑えられる (大学公式表記) |
メルボルン圏 | シドニー圏 |
※QS世界ランキングはQS World University Rankings 2027の公表値です。ディーキン大学・西シドニー大学の詳細な奨学金制度・入学要件については、それぞれの詳細ページをご覧ください。
3校の選び方を、率直に整理します。
グリフィスを選ぶべき人――看護・保健、スポーツ科学、環境・持続可能性、音楽・舞台芸術、観光・ホテル経営を学びたい方。分野別で世界トップ50に入る領域が明確にあります。加えて「日本との時差1時間」「生活費が抑えられる」「年3回入学」という条件を重視する方。50%という奨学金の減額率も国内最高水準です。
ディーキンを選ぶべき人――メルボルンという都市そのものを留学先に選びたい方。総合順位はグリフィスとほぼ横並び(227位対230位)ですので、順位ではなく「都市」と「分野」で判断すべき2校です。
西シドニーを選ぶべき人――シドニー圏で学びたい方。総合順位では2校に差をつけられていますが、シドニーという立地の価値をどう評価するかで判断が変わります。
グリフィスとディーキンは、QSの総合順位が3ポイント差しかありません。この差にはほぼ意味がありません。順位表で選ぼうとすると、かえって判断を誤ります。
実際に判断を分けるのは、①学びたい分野でどちらが強いか、②ゴールドコースト/ブリスベンとメルボルン、どちらの街で3年間暮らしたいか、③奨学金を含めた総額はいくらになるか――この3点です。
アンアルウェンでは、この3点を並べた比較表を無料で作成しています。オーストラリアの大学一覧ページもあわせてご覧ください。
グリフィス大学はGo8ではありませんが、評価は大丈夫ですか?
Go8ではありませんが、QS世界大学ランキング2027で世界230位・オーストラリア国内15位です。前回から38位の上昇は、オーストラリアのトップ250校のなかで最大の伸びでした。
さらに重要なのは分野別の数字です。看護学は世界30位、スポーツ関連分野は世界49位で、これはGo8の多くの大学より上の順位です。「大学名のブランド」で選ぶか「学ぶ分野の実力」で選ぶかによって、評価が逆転する大学だとお考えください。
日本の高校を卒業して直接入学できますか?
グリフィスの学部要件は「オーストラリアのYear 12に相当する中等教育の修了、または同等の学力」です。日本の高校卒業がこれに該当するかは、志望コースの要求水準とご自身の成績によって判断されるため、個別に大学へ確認する必要があります。
要件を満たさない場合は、Griffith Collegeのディプロマ(2〜3トライメスター)を経由して学部2年次に編入するルートがあります。ディプロマ1年+学部2年で合計3年となり、直接入学と卒業年次が変わりません。
英語要件はどのくらいですか?
学部・大学院・研究課程の標準はIELTS Academic 総合6.5(各バンド6.0以上)です。TOEFL iBT 79(各19以上)、PTE 55(各47以上)も認められています。
ただし保健系・教育系など、より高い英語力(IELTS 7.0など)を求めるコースがあります。グリフィスは看護学が世界30位の大学ですので、看護を志望される方は特にご注意ください。要件に届かない場合は、GELIのDirect Entry Programを修了すればIELTSを再受験せずに進学できます。
奨学金の50%は現実的に狙えますか?
Vice Chancellor’s International Scholarship(50%・全期間)はGPA 6.0 / 7点満点以上が応募資格で、大学のパネルによる選考があります。競争率は高くなります。
多くの方にとって現実的な本命は、International Academic Merit Scholarship(20%・全期間)です。こちらはGPA 4.5以上で、応募手続きが不要。出願すれば自動的に判定され、該当すればLetter of Offerに記載されます。
なお50%のほうは自動付与ではなく、締切までに別途応募が必要です。ここを見落として応募し損ねる方が実際にいらっしゃいます。
応募締切の一覧、GPAの換算、自己推薦文の考え方はグリフィス大学の奨学金ガイドにまとめています。
入学時期はいつですか?出願はいつまでですか?
グリフィスはトライメスター制で、入学は年3回(3月・7月・11月)です。公式サイトには「出願は年間を通じて受け付けている」と明記されており、いつでも出願できます。
ただし50%奨学金の応募締切は入学トライメスターごとに設定されています(2027年トライメスター1入学なら2026年11月28日)。奨学金を狙う場合は、この締切から逆算して準備を進める必要があります。
ゴールドコーストとブリスベン、どちらのキャンパスがいいですか?
まず志望コースがどのキャンパスで開講されているかで決まります。そのうえで選択の余地がある場合、ゴールドコーストは大学最大のキャンパスで、GELIとGriffith Collegeが併設され、ビーチまで数分。ブリスベンは都市機能とアクセスの良さが利点で、2027年にはCBD中心部に新棟(Treasury Building)が開設されビジネス・法学・ITの拠点になります。
日本人留学生が最も多く学んでいるのはゴールドコーストです。代表の松本が視察したのもこのキャンパスで、視察レポートに写真つきで様子をまとめています。
ディーキン大学・西シドニー大学とどう違いますか?
QS 2027の総合順位はグリフィス230位、ディーキン227位、西シドニー370位です。グリフィスとディーキンはほぼ横並びですので、順位で選ぶのではなく「分野」と「都市」で選ぶべき2校です。
グリフィス固有の条件としては、①クイーンズランドはサマータイムがなく日本との時差が通年1時間、②生活費がシドニー・メルボルンより抑えられる(大学公式表記)、③トライメスター制で年3回入学という3点があります。詳しくは比較セクションをご覧ください。
学費はいくらですか?
グリフィスはコース別・年度別に学費を設定しており、包括的な一覧は公開していません。正確な金額は公式のDegree finder(コース検索)で確認する形で、Letter of Offerには入学トライメスターに適用される学費が明記されます。
デポジット(初回納付額)には、ビザ期間分のOSHC・初回トライメスター分の学費・出願料(該当する場合)が含まれるのが基本です。アンアルウェンでは志望コースの学費を確認し、奨学金適用後の総額シミュレーションを無料でお出ししています。
英語コースから始めたいのですが、費用はどのくらいですか?
付属語学学校GELIの学費は公式に公表されています。2026年は週$470(25週まで)/週$440(26週以上)、2027年は週$490/週$460。入学金は2026年$230、2027年$240です。教材費・放課後ワークショップ・空港送迎はすべて無料と明記されています。
GELIのDirect Entry Programを修了すれば、IELTSを再受験せずにグリフィス大学へ進学できます。詳しくはGELIゴールドコースト校のページをご覧ください。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、グリフィスのように「申請が必要な奨学金」と「自動判定の奨学金」が混在している大学では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
Vice Chancellor’s International Scholarship(50%)は自動付与ではなく、入学トライメスターごとの締切までに別途応募が必要です。成績証明書と自己推薦文の準備も要ります。この一点を見落とすだけで、数百万円の差が生まれます。締切から逆算した進行管理を行います。
グリフィスの学部要件は「Year 12相当または同等」という記述で、日本の高校卒業がどう判定されるかは個別確認が必要です。推測で準備を進めると時間が無駄になります。大学に直接確認します。
グリフィスはコースごとに英語要件が異なります(標準6.5に対し、看護・教育系は7.0のコースあり)。この0.5の差はIELTS対策の期間で半年前後に相当します。志望コースの正確な要件から逆算した計画をご提案します。
グリフィスは学費一覧を公開していないため、ネット上には出典不明の数字が出回っています。公式情報から志望コースの学費を確認し、奨学金適用後の総額まで試算します。
トライメスター制で3月・7月・11月に入学できるのはグリフィスの強みです。「英語コース→ディプロマ→学部」といった組み合わせを、待ち時間が最小になるよう設計できます。ビザ申請も一度で済むようパッケージ出願を組みます。
大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。グリフィス・ディーキン・西シドニーを条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
アンアルウェンはスタッフが実際に訪問した学校だけをご紹介する方針です。グリフィス大学ゴールドコーストキャンパスも代表の松本が視察済みで、レポートを公開しています。パンフレットではわからない空気感までお伝えできます。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
グリフィス大学を検討している方へ ― 松本より
実は、グリフィス大学は私自身にとっても思い入れのある学校です。私が高校生の頃にお世話になった英語の先生が、グリフィス大学の卒業生でした。高校のときからずっと話を聞いていて、いつか行ってみたいと思っていた大学です。
実際に訪れて感じたのは、「ゴールドコースト=遊ぶ場所」というイメージは観光エリアだけの話だったということ。キャンパスにいたのは、目標に向かって真剣に取り組む学生たちでした。地元ではなく、自分で目標を持って頑張る――そういう環境のほうが、英語も上達しますし、夢に近づけるのだと思います。
学びたい分野と今の成績・英語力を教えていただければ、グリフィスが合うかどうかを率直にお答えします。合わないと思えば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。グリフィス大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。
Free Consultation
50%の奨学金には、締切があります。
まず一緒に確かめませんか。
「日本の高校の成績で出願できるか」「志望コースの英語要件は6.5か7.0か」「50%と20%、どちらが狙えるか」「総額でいくらかかるか」――グリフィスが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページの情報はグリフィス大学公式サイト(griffith.edu.au)、Griffith News、Griffith English Language Institute(GELI)公式ページ、Griffith College公式サイト(griffithcollege.edu.au)の公開情報をもとに2026年7月31日時点で作成しています。ランキングの数値は各調査機関が公表した年度のものです(総合順位はQS World University Rankings 2027、分野別はQS World University Rankings by Subject 2026)。学費・奨学金・入学要件・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。