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シドニー大学(USYD)の奨学金|
最大A$60,000と20%減額の条件・実額シミュレーション【2026年最新】THE UNIVERSITY OF SYDNEY SCHOLARSHIPS
最大A$60,000の枠は申請書もエッセイも推薦状も不要で、対象者は自動的に選考されます。
授業料20%減額の制度も、対象国リストに日本が明記されています。
シドニー大学(The University of Sydney)は、QS世界大学ランキング2027で世界28位。1850年創立、オーストラリア最古の大学です。学費は決して安くありませんが、奨学金の条件は日本国籍にとって良いほうです。
大学全体で年間1億3,500万豪ドル以上の奨学金を給付しており、留学生向けにも複数の制度が並びます。ただし――日本語で「シドニー大学 奨学金」と検索したときに出てくる情報は、金額の羅列で終わっていることがほとんどです。
実務で本当に効くのは、金額そのものではなく「どれとどれが併用できて、どの組み合わせが自分の課程でいちばん安くなるか」です。シドニー大学の場合、SISA(20%減額)を取るとVCISの上限がA$40,000に下がるという規約があり、「一番大きい額に応募すれば得」とは限りません。
このページでは、日本人が実際に対象になる制度だけを取り出し、適用後に総額がいくらになるのかまで計算しました。シドニー大学そのものについてはシドニー大学の詳細ページを、英語コースについては付属語学学校CETのページをご覧ください。
VCIS(最大A$60,000)は申請不要・自動選考ですが、締切時点で無条件オファーを取得していることが条件です。条件付きオファーのままだと、選考の対象にすら入りません。→ VCISの条件と締切
SISAを受給するとVCISはA$40,000が上限になります。金額を単純に足し算した見積もりは成立しません。→ 共通するルールと注意点
このページ独自の計算です。分かれ目は授業料の総額A$100,000。学部3〜4年ならほぼ確実に併用が有利、1年で終わる修士なら単独が有利になります。→ 適用後の実額シミュレーション
日本の高校卒業では学部に直接出願できないため、Foundationの1年が乗ります。その1年で奨学金がどう効くのか、総額で比較しました。→ ルート別の総額比較
シドニー大学の留学生向け奨学金のうち、日本国籍の方が現実的に検討する対象を整理しました。
| 奨学金 | 給付内容 | 対象 | 申請 | 期間 | 日本国籍 |
|---|---|---|---|---|---|
| Vice-Chancellor’s International Scholarships Scheme(VCIS) | A$5,000〜60,000 5段階 |
学部・大学院 コースワーク |
不要 自動選考 |
1年目のみ | ✓ 対象 |
| Sydney International Student Award(SISA) | 授業料20%減額 | 学部・大学院 コースワーク |
必要 200語×3問 |
在学全期間 | ✓ 対象 |
| Sydney International Undergraduate Academic Excellence Scholarship | 授業料+SSAF 全額免除 |
学部のみ 年間約20名(世界) |
必要 オンライン |
最長4年 | ✓ 対象 |
| 研究学位(HDR)向け奨学金 | 授業料免除+ 生活費スティペンド |
PhD・Master by Research |
必要 | 研究期間 | ✓ 対象 |
| Australia Awards(豪政府奨学金) | 政府による全面支援 | パートナー国出身者 | 必要 | 課程期間 | ✗ 日本は対象外 |
| Sydney Scholars India ほか国別枠 | 最大A$40,000〜100,000 | インド国籍・在住者など | 必要 | 課程による | ✗ 対象外 |
| 海外教育ローン制度 | ローンの利用 | 米・加・スウェーデン ノルウェー・デンマーク |
必要 | ― | ✗ 対象外 |
※金額・条件・締切・対象国は毎年改定されます。上記は2026年8月時点でシドニー大学が公開している内容にもとづく整理です。MBA・EMBA・スタディアブロード・エグゼクティブ教育・通信課程・法学ダブルディグリーは、VCIS・SISAともに対象外です。また付属語学学校CETの英語コースは、いずれの奨学金の対象にもなりません。
シドニー大学の奨学金は、「金額型(VCIS)」と「減額率型(SISA)」が併存し、しかも併給に上限があるという構造です。日本国籍の方が現実的に届く範囲を、上から順に整理します。
授業料とSSAFを、標準修業年限(最長4年)にわたって全額免除。総額では最も大きくなり得ます。ただし世界で年間約20名。高等教育を受けた経歴がないこと(=学部未経験)が条件で、各学期のSemester Average Mark 65以上の維持が求められます。
1年分を2学期に分けて支給されます。応募書類は不要で、入学出願時の学業成績(academic merit)で選考委員会が判定します。締切までに無条件オファーを取得していることが条件です。
SISA(20%減額)を受給する場合、VCISはここが上限になります。ただしSISAが在学全期間に効くため、総額ではこちらのほうが安くなる場合が多い――この判定は実額シミュレーションで行います。
授業料の20%を、在学している課程の全期間にわたって減額。対象国リストに日本が含まれています。応募は各200語以内のエッセイ3問のみ。2026年に新規で入学する学生が対象で、すでに学位を開始している場合は対象外です。
A$20,000/A$10,000/A$5,000は1学期分として支給されます。VCISは5段階で、選考基準に対する順位づけで区分が決まります。「応募しなかったから0」ということは起きないのがこの制度の良いところです。
Australia Awardsはオーストラリア外務貿易省(DFAT)のパートナー国出身者向けで、日本は対象外です(シドニー大学では年間約200名を支援)。Sydney Scholars Indiaなどの国別枠、および米・加・北欧向けの教育ローン制度も日本国籍は対象外です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
シドニー大学の奨学金で最も多い失敗は、「締切までに無条件オファーが取れていないこと」です。最大A$60,000のVCISは申請不要ですが、締切時点で条件付きオファーのままだと選考の対象にすら入りません。英語スコアが揃っていない、成績証明書の英訳が間に合わない――こうした事務的な理由で枠を逃す方が実際にいます。
そのうえで申し上げたいのは、シドニー大学の奨学金は日本人にとって条件が良いということです。UNSWの授業料20%割引が日本国籍を対象外にしているのに対し、シドニー大学のSISAは対象国に日本が入っています。そして最大枠は申請不要。必要なのは、締切から逆算して書類を揃えることだけです。この作業はすべて無料でお手伝いします。
日本国籍の方にとって、いちばん金額が大きく、いちばん確実に土俵に乗れる枠です。給付額は選考基準に対する順位づけで5段階に分かれます。
最大の特徴は「申請不要」であること。シドニー大学は「所定の締切までに無条件入学オファーを確保した対象学生はすべて自動的に選考の対象となるため、応募は必要ない」と明記しています。判定材料は入学出願書類に示された学業成績(academic merit)で、選考委員会が推薦する形です。
この奨学金の実務上の意味を、はっきり書きます。
「シドニー大学に無条件で合格すれば、日本国籍の方でも土俵には乗る」ということです。特別な資格も、エッセイも、推薦状も不要。ここが出発点になります。
ただし「合格すれば全員がもらえる」わけではありません。学業成績にもとづく5段階の選考です。そしてエッセイがない分、出願書類に成績をどう提示するかが、そのまま結果に直結します。成績証明書の英文表記、履修科目の見せ方、GPAの換算根拠――ここを整えるかどうかで区分が変わり得る、というのが実務上の感覚です。
規約には「対象となる締切日までに無条件の入学オファー(unconditional offer of admission)を受け取っていること」が明記されています。条件付きオファー(conditional offer)のままでは対象になりません。
つまり英語スコアが未提出、成績証明書が未提出、卒業証明が未提出――こうした状態で締切を迎えると、金額の話以前に選考に入りません。これがこの制度でいちばん多い取りこぼしです。
またオーストラリア政府奨学金(Australia Awards)の受給者はVCISの対象外です。そしてSydney International Student Awardを受給する場合、VCISはA$40,000が上限になります(詳しくは共通するルール)。
| 入学時期 | Round 1 | Round 2 | Round 3 |
|---|---|---|---|
| 2027年 Semester 1(2月) | 2026年8月17日 | 2026年10月5日 | 2026年11月16日 |
| 2027年 Semester 2(8月) | 2027年2月15日 | 2027年3月22日 | 2027年5月3日 |
この日付は「無条件オファーを取り終えている期限」です。出願そのものの締切ではありません。留学生の一般的な出願締切(Semester 1は前年12月18日)よりずっと早いことに注意してください。書類の準備と大学側の審査にかかる時間を考えると、実務上はラウンドの2〜3か月前から動く必要があります。ラウンド1のほうが枠に余裕があるため、可能なかぎり早いラウンドを狙います。
授業料の20%を大学が負担(減額)する制度です。VCISと違って1年目だけではなく、在学している課程の全期間に適用されます。学費A$60,000の課程なら、年間A$12,000が3〜4年続く計算になります。
そして日本は対象国に含まれています。対象はアフリカ、中央・南米、中央アジア、東アジア、南アジア、東南アジア、西アジア、東欧などの100か国以上で、日本は東アジアの区分に記載されています。オーストラリア/ニュージーランド国籍・オーストラリア永住者は対象外です。
応募方法は、テンプレートに沿った自己PRを3項目、各200語以内で書くだけです。推薦状も、外部の資格証明も要りません。
ここはシドニー大学の明確な強みです。同じシドニーのUNSWにも授業料20%割引の制度(International Student Award)がありますが、UNSWのそれは「低所得国および開発途上国の学生を対象とする」と規約に明記されており、公式の対象国リストに日本は含まれていません。
シドニー大学のSISAは、日本国籍で応募できます。Bachelor of Commerce(3年・年A$56,300)なら3年で約A$33,780、Bachelor of Engineering Honours(4年・年A$60,600)なら4年で約A$48,480の減額です。日本円にすると300万円〜450万円規模。費用を軸に検討している方は、この点を必ず計算に入れてください。
新規入学者が対象です。すでに学位課程を開始している場合は対象になりません。対象となる入学年度は年度ごとに更新されます。
維持条件:フルタイムでの継続在籍、大学への未納金がないこと、重大な不正行為がないこと。退学・国内学生への切り替え・不正行為があった場合はアワードが停止されます。
VCISとの併給には上限があります。SISAを受給する学生は、VCISをA$40,000まで受け取ることができます。
シドニー大学の留学生向け奨学金の最上位です。授業料とSSAF(学生サービス・アメニティ料)を、公表されている標準修業年限(最長4年間)にわたって全額免除します。総額では最も大きくなり得る枠です。
採用人数は世界で年間約20名(2つの入学期の合計)。オンライン申請フォームの提出が必要で、自動選考ではありません。
応募資格(すべて満たす必要があります):
「Foundation修了者も対象になる」という点に注目してください。応募資格には「中等教育または認定されたファウンデーションプログラムを修了していること」と書かれています。日本の高校卒業では学部に直接出願できないシドニー大学において、Foundation(USFP)を経由する方も、この最上位の枠の射程に入るということです。
ただし「高等教育を受けた経歴がないこと」が条件なので、日本の大学に1年通ってから編入する方は対象外になります。ここはルート選択に直結する分かれ目です。
各学期でSemester Average Mark(SAM)65以上を維持する必要があります。加えて延期(deferral)・休学・他の学位への移行は認められません。未納金がないこと、公表されている修業年限内に修了することも条件です。
採用人数が世界で約20名という規模を考えると、「これが取れる前提」で予算を組むのは危険です。実務上はVCIS+SISAの組み合わせを土台に置き、この枠は上振れとして扱うのが現実的な設計です。
ここまでは学部とコースワーク大学院の話でした。研究学位(HDR:Higher Degree by Research)には別の枠があります。
研究学位の留学生向け奨学金は、授業料の免除に加えて生活費のスティペンド(給付金)が付くのが一般的な設計です。コースワークの奨学金とは、金額の規模も選考の仕組みも異なります。
選考の前提が違います。コースワークの奨学金が「成績」で判定されるのに対し、研究学位は研究計画の内容と、受け入れる指導教員(supervisor)が見つかっているかが決定的です。奨学金の応募より前に、指導教員探しから始めるのが実務上の順序です。
分野別・研究科別の枠も多数あります。たとえば獣医学分野の John Gurner & Frederick Ebsworth Scholarship(年A$4,000・最大1年)のように、特定の学科・研究テーマに紐づいた枠が並びます。ご専門をうかがえば、該当する枠を洗い出してお伝えします。
研究学位の奨学金は応募時期・金額・条件が研究科ごとに異なり、年度によって変わります。このページでは一般的な構造のみをお伝えしています。具体的な枠は、ご専門と志望研究科を前提に個別に確認します。
| 制度 | 内容 | 日本国籍 |
|---|---|---|
| Australia Awards(AAS) | オーストラリア外務貿易省(DFAT)による政府奨学金。パートナー国出身者が対象で、シドニー大学では年間約200名を支援 | ✗ 日本は対象外 |
| 海外教育ローン制度 | アメリカ・カナダ・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク出身者が母国のローン制度を利用できる仕組み | ✗ 対象外 |
| Sydney Scholars India Scholarship Program | インド国籍・在住者向け。最大A$40,000(学部・大学院) | ✗ 対象外 |
| Sydney Scholars India Equity Scholarship | インド国籍・在住者向け。最大A$100,000 | ✗ 対象外 |
| 分野別・学科別の小規模な枠 | Peace and Social Justice Scholarship(年A$8,000/A$4,000)、Digital Health Internship(A$9,000)、獣医学・法学・音楽・スポーツなど分野ごとの枠が多数 | △ 枠による |
| Vice-Chancellor’s Global Mobility Award | 最大A$5,000。海外での学修・研修に対する支援 | △ 在学生向け |
| Rotary International Scholarships Fulbright Program | 外部団体の奨学金。シドニー大学のページにも掲載されています | △ 制度による |
分野別・学科別の枠は数が多く、条件も細かく分かれています。金額はA$1,500〜A$50,000と幅があり、在学中に応募するものも含まれます。ご希望の分野をうかがえば、該当しそうな枠を洗い出してお伝えします。該当が見つからない場合も、その旨を正直にお伝えします。
シドニー大学の規約に「Sydney International Student Awardを受給する学生は、VCISを最大A$40,000の範囲で受け取ることができる」と明記されています。A$60,000とSISAの両取りはできません。金額を単純に足し算した見積もりは成立しません。
VCISは翌年以降の更新がありません。SISAは在学している課程の全期間に適用されます。この期間の違いがあるため、どちらを軸にするかは在学年数で逆転します。次の章で実額を計算します。
締切時点で条件付きオファー(conditional offer)のままだと、対象になりません。英語スコア・成績証明書・卒業証明を、ラウンド締切までに提出し終えている必要があります。
MBA・EMBA・スタディアブロード・エグゼクティブ教育・通信課程・法学ダブルディグリーは、VCIS・SISAともに対象外です。コースを決めてから奨学金を調べるのではなく、両方を同時に見るのが正しい順序です。
付属語学学校CETのDirect Entry Courseは、いずれの奨学金の対象にもなりません。英語の費用は下がりません。そのぶん、必要な週数を短くする(=出願前にスコアを上げる)ことが、実額の削減に直結します。
※上記は2026年8月時点でシドニー大学が公開している規約・条件にもとづく整理です。金額・対象国・条件・締切は予告なく変更されることがあります。出願前に必ず最新の内容をご確認いただくか、アンアルウェンまでお問い合わせください。
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ここがこのページの中心です。「A$60,000を単独で取る」のと「A$40,000+20%減額を取る」のと、どちらが安くなるのか。制度の説明を読んだだけでは分かりません。実際に計算します。
SISA(20%減額)の減額総額は「授業料の総額 × 20%」です。一方、SISAを取ることで失うのはVCISのA$60,000とA$40,000の差額=A$20,000。
つまり授業料の総額 × 20% が A$20,000 を上回るかどうかが分岐点になります。式を整理すると――
授業料の総額が A$100,000 を超えるなら「A$40,000+SISA」が有利。
A$100,000 を下回るなら「A$60,000単独」が有利。
3〜4年の学部課程は、ほぼすべてA$100,000を超えます。逆に1〜1.5年で終わる修士課程はA$100,000を下回ることがあります。この一行を覚えておくだけで、判断が速くなります。
| 組み合わせ | 3年の授業料 | 減額の合計 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 奨学金なし | A$168,900 | ― | A$168,900 |
| SISA(20%減額)のみ | A$168,900 | A$33,780 | A$135,120 |
| VCIS A$60,000 のみ | A$168,900 | A$60,000 | A$108,900 |
| VCIS A$40,000 + SISA | A$168,900 | A$73,780 | A$95,120 |
| 学部成績優秀奨学金(全額免除) | A$168,900 | 全額+SSAF | A$0 |
併用のほうがA$13,780安くなります。日本円にして約130万円(1豪ドル95円換算)。「A$60,000のほうが金額が大きいから得」ではありません。
| 組み合わせ | 4年の授業料 | 減額の合計 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 奨学金なし | A$242,400 | ― | A$242,400 |
| SISA(20%減額)のみ | A$242,400 | A$48,480 | A$193,920 |
| VCIS A$60,000 のみ | A$242,400 | A$60,000 | A$182,400 |
| VCIS A$40,000 + SISA | A$242,400 | A$88,480 | A$153,920 |
差はA$28,480に広がります。約270万円。在学年数が長いほど、SISA(在学全期間)の効きが大きくなります。
| 組み合わせ | 3年の授業料 | 減額の合計 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 奨学金なし | A$147,600 | ― | A$147,600 |
| SISA(20%減額)のみ | A$147,600 | A$29,520 | A$118,080 |
| VCIS A$60,000 のみ | A$147,600 | A$60,000 | A$87,600 |
| VCIS A$40,000 + SISA | A$147,600 | A$69,520 | A$78,080 |
| 組み合わせ | 2年の授業料 | 減額の合計 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 奨学金なし | A$108,200 | ― | A$108,200 |
| SISA(20%減額)のみ | A$108,200 | A$21,640 | A$86,560 |
| VCIS A$60,000 のみ | A$108,200 | A$60,000 | A$48,200 |
| VCIS A$40,000 + SISA | A$108,200 | A$61,640 | A$46,560 |
授業料の総額がA$108,200と、分岐点のA$100,000をわずかに超えるため、併用がぎりぎり有利(差A$1,640)です。ここまで来ると誤差の範囲で、コースの年数が少し短くなるだけで逆転します。
| 組み合わせ | 1.5年の授業料 | 減額の合計 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 奨学金なし | A$86,850 | ― | A$86,850 |
| SISA(20%減額)のみ | A$86,850 | A$17,370 | A$69,480 |
| VCIS A$60,000 のみ | A$86,850 | A$60,000 | A$26,850 |
| VCIS A$40,000 + SISA | A$86,850 | A$57,370 | A$29,480 |
ここでは「A$60,000単独」のほうが安くなります(差A$2,630)。授業料の総額がA$86,850で、分岐点のA$100,000を下回るためです。短期の修士課程では、SISAに応募しないほうが有利になる場合がある――これは制度の説明を読んだだけでは気づけない点です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ただし、上の計算にはひとつ大きな前提があります。それは「VCISで最上位のA$60,000区分に入る」という前提です。VCISは5段階で、A$20,000・A$10,000・A$5,000の区分もあります。実際にどの区分になるかは、選考の結果が出るまで分かりません。
だからこそ、実務上の答えはこうなります。――学部課程(3〜4年)なら、SISAには応募してください。VCISがA$40,000でも60,000でも、あるいは下位区分でも、SISAの在学全期間20%減額は必ず効きます。応募コストは200語×3問だけです。短期の修士課程(総額A$100,000未満)の場合だけ、SISAに応募するかを立ち止まって考える価値があります。
アンアルウェンでは、志望コースの学費と在学年数を入れて、この計算をその場でお出しします。「自分の場合はどちらか」を数字で確認してから決めてください。無料です。
※上記はすべて2026年入学の公表授業料にもとづく単純計算です。授業料は毎年見直され、在学中に上がります。また学部・コースによって年額が異なり、SSAF・OSHC・滞在費・渡航費は含んでいません。実際の総額は、志望コースを特定したうえで個別に計算します。日本円換算は1豪ドル95円で概算しています。
シドニー大学は日本の高校卒業証明書を学部入学の「認められる資格」に掲載していません。そのため日本の高校生は、Foundation(University of Sydney Foundation Program)を1年挟むのが標準ルートになります。詳しくは大学ページの該当章をご覧ください。
ここで問題になるのが、「1年余分にかかるなら、日本の大学に1年通ってから編入したほうが安いのでは」という考え方です。奨学金の観点から見ると、この2つには決定的な違いがあります。
| ルート | 学部入学まで | VCIS (最大A$60,000) | SISA (20%減額) | 学部成績優秀奨学金 (全額免除) |
|---|---|---|---|---|
| ROUTE A USFP(Foundation)経由 |
約1年 Standard 52週/Intensive 40週 |
✓ 対象 | ✓ 対象 | ✓ 対象 「認定ファウンデーション修了」で可 |
| ROUTE B 大学入学共通テストで直接出願 |
直接 個別審査 |
✓ 対象 | ✓ 対象 | ✓ 対象 中等教育修了で可 |
| ROUTE C 日本の大学に1年以上在学してから出願 |
約1年 日本の学費は安い |
✓ 対象 | ✓ 対象 | ✗ 対象外 「高等教育の経歴なし」が条件 |
ここが見落とされやすい点です。学部成績優秀奨学金(授業料+SSAF全額免除・最長4年)の応募資格には、「高等教育を受けた経歴がないこと」が明記されています。日本の大学に1年通ってから出願すると、この最上位の枠は対象外になります。
一方、Foundation(USFP)は「認定されたファウンデーションプログラム」として応募資格に含まれています。つまりFoundationを経由しても、最上位の全額免除枠の射程は残るということです。
もちろん採用は世界で年間約20名。「これを狙うためにFoundationにする」という判断は現実的ではありません。ただし「日本の大学に1年通う」ルートを選ぶと、その可能性が制度上ゼロになるという事実は、知ったうえで選んでいただきたいところです。
| 比較軸 | ROUTE A(Foundation経由) | ROUTE C(日本の大学1年) |
|---|---|---|
| 1年目の学費 | Taylors College Sydneyの公表額 | 日本の大学の学費(一般に安い) |
| 1年目の生活費 | シドニー(月A$980〜3,500の住居費ほか) | 日本(実家なら大幅に安い) |
| 進学の確実性 | 修了+要件充足で進学のオファー ただし定員のあるコースを除く | 出願して審査を受ける 単位認定の可否も個別判断 |
| 英語力の伸び | 1年間シドニーで生活 | 日本で自習 |
| 学部成績優秀奨学金 | ✓ 射程に残る | ✗ 対象外になる |
| 単位認定による短縮 | なし(学部1年次から) | 可能性あり 履修内容による |
結論を一行でいうと、「費用だけならROUTE C、確実性と奨学金の射程ならROUTE A」です。どちらが正解ということはありません。ご家庭の予算・本人の英語力・志望分野の競争率によって答えが変わります。アンアルウェンでは両方の総額(学費+滞在費+保険+渡航費)を1枚に並べてお出ししますので、数字を見てから決めてください。
シドニー大学の奨学金だけが選択肢ではありません。日本側にも、海外の大学・大学院で学位を取得する留学生を対象とした制度があります。
※各制度の対象・金額・締切は年度ごとに改定されます。必ず各制度の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。
日本側の奨学金には、シドニー大学の制度にはない特徴があります。それは「生活費に使える」ということです。シドニー大学の奨学金はすべて授業料の減額または授業料への充当であり、家賃や食費には使えません。
シドニーはオーストラリアで最も生活費の高い都市のひとつです。大学公表の目安でも住居費が月A$980〜3,500、食費が月A$1,000〜2,500。3〜4年なら日本円で1,000万円規模になることもあります。授業料をA$70,000〜90,000減額できても、生活費はそのまま残ります。授業料の減額と生活費の支援は、別々に確保する発想が重要です。
Foundation(USFP)を軸に、VCIS+SISAの両方に乗せます。学部は3〜4年なので授業料の総額はA$150,000〜240,000。分岐点のA$100,000を大きく超えるため、SISAへの応募は必須です。成績が上位なら学部成績優秀奨学金(全額免除)にも応募します。Foundation修了は応募資格に含まれます。逆に「日本の大学に1年通ってから」を選ぶと、全額免除枠は制度上対象外になります。
VCIS+SISAの組み合わせが軸です。学部成績優秀奨学金は「高等教育の経歴なし」が条件のため対象外になります。そのぶん単位認定による年数短縮が使えないかを大学に照会します。在学年数が減るとSISAの総額も減るため、短縮と奨学金は必ずセットで計算します。
まず在学年数と授業料の総額を確認してください。総額がA$100,000を超えるなら「VCIS A$40,000+SISA」、下回るなら「VCIS A$60,000単独」が有利です。2年の課程はほぼ超え、1〜1.5年の課程は下回ることが多い――これが実務上の目安です。なおMBA・EMBA・エグゼクティブ教育はどちらも対象外なので注意してください。
順序が重要です。まず学位課程に出願して条件付きオファーを取り、そのオファーでCETのDirect Entry Courseに出願します。ただしVCISは「締切までに無条件オファー」が条件なので、英語が未達のまま締切を迎えると選考に入りません。英語の完成時期と奨学金ラウンドの締切を、必ず突き合わせて計画します。
このページの3制度とは別枠です。授業料免除+生活費スティペンドという設計で、研究計画と指導教員の受け入れが前提になります。奨学金の応募より前に、指導教員探しから始めてください。分野別・研究科別の枠も多数あります。
| 時期 | やること | 備考 |
|---|---|---|
| 入学の12〜18か月前 | コース選定・IELTS受験開始 | 志望コースの英語要件を確定させます |
| 10〜12か月前 | 英文の成績証明書・卒業(見込)証明書を取得 | 学校側の発行に2〜4週間かかることがあります |
| 8〜10か月前 | 出願 → 無条件オファーの取得 | VCISラウンド1を狙うならここ 2027年Sem1なら2026年8月17日 |
| 6〜8か月前 | SISAのエッセイ提出・結果の受諾 | 併給上限を確認したうえで判断します |
| 4〜6か月前 | 学生ビザ申請(GSステートメント含む) | OSHC・滞在先の手配も並行します |
| 1〜2か月前 | 航空券・出発前オリエンテーション |
VCISのラウンド締切(2027年 Semester 1 なら2026年8月17日)は、留学生の一般的な出願締切(2026年12月18日)より4か月早いという点に注意してください。「出願締切に間に合った=奨学金の対象になった」ではありません。奨学金を狙うなら、奨学金のカレンダーで動きます。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
シドニー大学の奨学金でつまずくポイントは、ほぼ2つに集約されます。
ひとつは「締切までに無条件オファーが取れないこと」。英語スコアが未達、証明書の英訳が間に合わない、学校からの発行が遅れた――こうした事務的な理由で、最大A$60,000の選考に入れない方が実際にいます。
もうひとつは「併給の上限を知らずに見積もること」。A$60,000と20%減額を足し算した予算は成立しません。上限がA$40,000に下がることを織り込んだうえで、どちらの組み合わせが自分の課程で安くなるかを計算する必要があります。
この2つは、どちらも事前に潰せます。アンアルウェンでは、締切から逆算したスケジュール表と、志望コースごとの実額比較表をお出しします。出願書類の作成、SISAのエッセイの相談、ビザ申請まですべて無料です。
いちばん金額の大きい奨学金はどれですか?
単年の金額ではVice-Chancellor’s International Scholarships Scheme のA$60,000が最大です。ただし総額では、学部生向けのSydney International Undergraduate Academic Excellence Scholarship(授業料+SSAFを最長4年間全額免除)のほうが上回る可能性があります。こちらは世界で年間約20名という狭き門です。
申請は必要ですか?
制度によって違います。VCISは申請不要で、締切までに無条件オファーを取得している対象学生が自動的に選考されます。SISA(20%減額)は各200語のエッセイ3問、学部成績優秀奨学金はオンライン申請フォームの提出が必要です。
複数の奨学金を併用できますか?
上限があります。SISA(20%減額)を受給する学生は、VCISをA$40,000まで受け取ることができます。つまりA$60,000とSISAの両取りはできません。またオーストラリア政府奨学金(Australia Awards)の受給者はVCISの対象外です。
A$60,000を単独で取るのと、A$40,000+20%減額の組み合わせはどちらが得ですか?
分かれ目は「授業料の総額がA$100,000を超えるかどうか」です。SISAは授業料の20%を在学全期間にわたり減額するため、総額A$100,000なら減額はA$20,000。これがVCISのA$60,000とA$40,000の差額A$20,000とちょうど釣り合います。総額がこれを超える3〜4年の学部課程や2年の修士課程なら、A$40,000+20%減額のほうが有利。1〜1.5年で終わる課程ならA$60,000単独が有利です。実額シミュレーションで5つのケースを計算しています。
日本国籍でも応募できますか?
3つの主要な奨学金すべてで日本国籍は対象です。特にSISAは対象国リストの東アジア区分に日本が含まれています。同じシドニーのUNSWの同種の制度(International Student Award)が日本国籍を対象外にしているのとは対照的で、ここはシドニー大学の明確な強みです。なおAustralia Awardsと国別枠(インド向けなど)は日本は対象外です。
大学院生も対象ですか?
VCISとSISAは、学部とコースワーク修士の両方が対象です。ただしMBA・EMBA・スタディアブロード・エグゼクティブ教育・通信課程・法学ダブルディグリーは除外されます。研究学位(PhD・Master by Research)には、授業料免除に生活費スティペンドが付く別の枠があります。
締切はいつですか?
VCISの2027年 Semester 1 入学は2026年8月17日・10月5日・11月16日の3ラウンド。2027年 Semester 2 入学は2027年2月15日・3月22日・5月3日です。この日付は「無条件オファーを取り終えている期限」であって、出願そのものの締切ではありません。留学生の一般的な出願締切より4か月ほど早いため、実務上はラウンドの2〜3か月前から動く必要があります。
条件付きオファーのままだとどうなりますか?
VCISの選考対象になりません。規約に「対象となる締切日までに無条件の入学オファーを受け取っていること」が明記されています。英語スコアが未提出、成績証明書が未提出、卒業証明が未提出――こうした状態で締切を迎えると、金額の話以前に選考に入りません。これがこの制度でいちばん多い取りこぼしです。
語学コース(CET)も奨学金の対象になりますか?
なりません。シドニー大学の留学生向け奨学金は、いずれも学位課程(学部・大学院)が対象です。付属語学学校CETのDirect Entry Course の費用は下がりません。ただしその先の学位の学費は下げられるため、英語と学位をまとめて計画することに意味があります。英語の費用を抑えたい場合は、出願前にIELTSのスコアを上げて必要週数を短くするのが最も効きます。
Foundation(USFP)に進む場合も奨学金の対象になりますか?
Foundationそのものは、シドニー大学の3制度の対象ではありません(提供機関がTaylors College Sydneyのため)。ただしFoundationを修了して学部に進む段階では、VCIS・SISAの対象になります。さらに学部成績優秀奨学金の応募資格には「中等教育または認定されたファウンデーションプログラムを修了していること」と書かれており、Foundation修了者も射程に入ります。一方、日本の大学に1年通ってから出願すると、この枠は「高等教育の経歴あり」で対象外になります。
奨学金は在学中ずっともらえますか?
制度によります。VCISは1年目のみで、翌年以降の更新はありません。SISAは在学している課程の全期間に適用されます。学部成績優秀奨学金は最長4年間ですが、各学期でSemester Average Mark(SAM)65以上の維持が条件で、延期・休学・他の学位への移行は認められません。
エージェントを通すと奨学金が減りますか?
減りません。大学に直接申し込む場合と、学費・奨学金の条件はまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担も増えません。アンアルウェンでは対象になる奨学金の確認から申請手続き、締切からの逆算スケジュールの作成まで無料でお手伝いします。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、シドニー大学の奨学金ではエージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
VCISは締切時点で条件付きオファーのままだと選考の対象にすら入りません。ラウンドの日付から逆算して、英語スコア・成績証明書の英訳・卒業証明の取得スケジュールを引きます。ここが最も多い取りこぼしです。
VCISは申請不要・学業成績のみで自動判定です。エッセイがない分、出願書類の成績の見せ方がそのまま結果に直結します。成績証明書の英文表記、履修科目の提示、GPAの換算根拠まで一緒に整えます。
「両方申し込めば得」とは限りません。SISAを取るとVCISはA$40,000が上限になります。志望コースの学費と在学年数を入れて、両パターンの総額を並べてお出しします。分かれ目は授業料の総額A$100,000です。
各200語という短い枠に、何を書いて何を捨てるかで印象が変わります。「あなた自身について」「応募のきっかけ」「達成したいこと」――3問が1本のストーリーになるように整えます。
MBA・EMBA・エグゼクティブ教育・通信課程・法学ダブルディグリーは、VCIS・SISAともに対象外です。コースを決めてから奨学金を調べるのではなく、両方を同時に見ます。
DECの週数が変われば、無条件オファーを取れる時期が変わります。英語の完成時期と奨学金ラウンドの締切がぶつからないよう、最初から一体で設計します。
奨学金は確実なものではありません。下位区分だった場合・取れなかった場合の総額も、最初にお見せします。「取れる前提」で組んだ予算は危険です。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
シドニー大学の奨学金を検討している方へ ― 松本より
シドニー大学の奨学金は、日本人にとって条件のよい部類です。最大A$60,000が申請不要で自動選考され、授業料20%減額の対象国に日本が入っています。同じシドニーのUNSWが20%割引で日本国籍を外していることを考えると、この差は実額で数十万円〜数百万円になります。
ただし――制度が良いことと、実際に受け取れることは別です。いちばん多い取りこぼしは「締切までに無条件オファーが取れなかった」というもの。英語スコアが間に合わない、証明書の英訳が遅れる。制度の中身ではなく、事務のスケジュールで落ちるのです。
そしてもうひとつ。金額の大きいほうを選べば得、とは限りません。A$60,000を単独で取るより、A$40,000+20%減額のほうが安くなるケースが、学部課程ではほとんどです。この計算はご自身の志望コースを入れないと出ません。無料でお出ししますので、まずご相談ください。
奨学金の対象確認・申請手続き・出願・学生ビザ申請まで、すべて無料です。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。無料なのは手配・申請の代行サービスで、滞在費・保険料・ビザ申請料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
A$60,000単独か、A$40,000+20%減額か。
あなたの志望コースで、実額を計算しませんか。
「いまの成績で自動選考のどの区分に届きそうか」「締切までに無条件オファーを取るには何をいつまでに揃えるか」「SISAに応募したほうが得か」「取れなかった場合の総額はいくらか」――シドニー大学が合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方のご相談も歓迎します。
最終更新:2026年8月21日 / 執筆・監修:松本 朋弥(アンアルウェン 代表・オーストラリア留学カウンセラー)
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※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。