🇦🇺 オーストラリア留学 / 大学奨学金ガイド
授業料15%減額と10%減額の2本立て。どちらも専用の申請書がなく、出願すれば自動的に審査されます。
減額は学位の全期間に続きます。ただし両方を同時に受けることはできません。
オーストラリアの大学の奨学金ページを読んでいると、「最大50%減額」「授業料全額免除」といった大きな数字が並びます。ところが条件を読み込むと、対象国が限定されていたり、数名の枠を争う選考型だったりして、日本のパスポートでは実質的に射程外――ということが少なくありません。
南クイーンズランド大学(UniSQ)は、その逆の設計です。減額率は15%と10%。数字だけ見れば控えめです。しかしどちらも国籍を問わず、専用の申請書もなく、条件を満たせば自動的に適用され、卒業まで続きます。
もう一点、UniSQには構造上の特徴があります。全科目の1ユニットあたり単価が公式に公開されているため、志望コースの授業料を1ドル単位で計算できます。減額率が確定していて、定価も確定している。つまり出願前に、実際に支払う総額をほぼ正確に見積もれます。
このページでは、UniSQの奨学金を「留学生が応募できるか」で分類したうえで、15%と10%の分かれ目、コース別の減額シミュレーション、そして奨学金以外で総額を下げる方法まで整理します。大学そのものについては南クイーンズランド大学の詳細ページをご覧ください。
基準日 2026年8月29日時点のUniSQ公式サイト掲載内容
UniSQが公表している主な制度を、留学生が応募できるかどうかで分類しました。
| 制度名 | 支給内容 | 対象 | 留学生 |
|---|---|---|---|
| International Excellence Scholarship | 授業料15%減額 全期間 | 成績平均90%以上かつIELTS 7.0(各6.5)の留学生。学部・大学院・研究課程すべて | ◯ 留学生専用 |
| International Student Support Scholarship | 授業料10%減額 全期間 | 学位プログラムのオファーを受け、学力・英語要件を満たす新規入学の留学生 | ◯ 留学生専用 |
| International Stipend and Fees Research Scholarship (DPHD) | 年額 A$39,000 +授業料免除(最大3年) | 博士課程(PhD)。第一級優等相当の学士号と、重点研究領域に沿った研究計画が必要 | ◯ 留学生専用 |
| Domestic and International MRES Scholarship | 年額 A$39,000 留学生は生活費+授業料 | 研究修士(MRES)。最大2年 | ◯ 対象 |
| International Student Placement Bursary | 最大 A$300 一括 | 必修の実習があるコースに在籍する、キャンパス通学の留学生 | ◯ 留学生専用 |
| Incoming Study Abroad International Travel Grant | 1学期あたり 最大 A$2,000 授業料減額 | スタディアブロード(有料の短期留学)プログラムで来る留学生 | ◯ ※学位課程は対象外 |
| UniSQ Residential College Scholarship | 最大 A$2,300 /トライメスター 寮費の減額 | トゥーンバのレジデンシャルカレッジに入居する学部生 | ✗ 国内学生専用 |
| Regional Leaders Scholarship | 3年で A$30,000 寮費への充当 | 地方・僻地出身で、トゥーンバの寮に入居する新入生 | ✗ 国内学生専用 |
| Vice-Chancellor's Excellence Scholarship | A$15,000〜A$20,000 | ATAR 90.00〜97.95のオーストラリアの高校卒業生 | ✗ 国内学生専用 |
| Chancellor's Excellence Scholarship | 最上位の 成績優秀者向け | ATAR 98以上のオーストラリアの高校卒業生 | ✗ 国内学生専用 |
| UniSQ Elite Athlete Scholarship | 最大 A$5,000 | UniSQ Elite Athlete Programの対象アスリート | ✗ 国内学生専用 |
| CSC-UniSQ Joint Funding Program | 研究課程の 共同奨学金 | 中華人民共和国からの応募者 | ✗ 中国国籍限定 |
| Project 89-UniSQ Joint Funding Program | 研究課程の 共同奨学金 | ベトナムからの応募者 | ✗ ベトナム国籍限定 |
| Australia Awards Scholarships | 授業料・渡航費 ・生活費・OSHC等 | オーストラリア政府が指定する開発協力対象国の出身者 | ✗ 日本は対象国外 |
※2026年8月時点でUniSQ公式サイト(unisq.edu.au/scholarships)に掲載されている情報にもとづきます。制度は年度ごとに新設・改定・終了されます。出願年度に応募可能な制度は、アンアルウェンで無料でお調べします。
UniSQは「留学生専用の授業料減額奨学金」を主軸に据えている大学です。「50%減額があるが対象国が限定されている」というような、期待させて外れるパターンがありません。15%も10%も、日本のパスポートで応募できます。
一方で、寮費の支援制度(3年でA$30,000)は国内学生専用です。ここは先にお伝えしておきます。UniSQで留学生が使えるのは、あくまで授業料の減額と、研究課程の生活費支給です。
成績優秀な留学生を対象とした、UniSQで最も減額率の高い授業料奨学金です。オファーレターに記載された学位の全期間にわたって授業料が15%減額されます。学部・大学院(コースワーク)・研究課程のすべての分野が対象です。受給者にはUniSQ International Student Ambassador Programへの参加機会も案内されます。
「成績平均90%以上」を、日本の成績でどう考えるか。UniSQは日本の評定平均(5段階)を何パーセントに換算するかを公表していません。公式の条件文に「パーセンテージの平均が適用できない国からの出願者については、admissionsチームが同等性を評価する」と書かれているとおり、判定は大学の個別審査です。
参考になるのは、UniSQが同じ公式サイトで公表している国別の入学要件です。日本の学部標準入学基準は「GPA 3.0(5段階)― overall grade 80」。90%はそれより高い水準を指しますが、具体的な換算値は公表されていないため、ここは推測で判断せず、大学に確認すべき部分です。成績証明書をお送りいただければ、15%の対象になり得るかどうかを無料でお調べします。
15%の英語条件はIELTS総合7.0(各6.5)です。一方、UniSQの各コースの英語要件を見てください。
| コース | コースの英語要件 | 15%の英語条件 (7.0/各6.5) |
|---|---|---|
| Bachelor of Education 教育学 | IELTS 7.5 S/L 8.0・R/W 7.0 | ✓ 自動的に満たす |
| Bachelor of Paramedicine 救急救命学 | IELTS 7.0 各7.0 | ✓ 自動的に満たす |
| Bachelor of Nursing 看護学 | IELTS 7.0 S/R/L 7.0・W 6.5 | ✓ ほぼ満たす |
| Bachelor of Science / Laws / Sport and Exercise Science | IELTS 6.5 各6.0 | △ あと0.5 |
| Bachelor of Information Technology / Engineering (Honours) / Business / Aviation | IELTS 6.0 各5.5 | △ あと1.0 |
①看護・教育・救急救命を志望する方へ。これらのコースは英語要件そのものが7.0〜7.5です。入学要件を満たした時点で、15%減額の英語条件も満たしています。あとは学力条件(成績平均90%)だけ。看護3年なら10%との差はA$5,142、教育4年ならA$5,640です。
②IT・工学・ビジネスを志望する方へ。コースの英語要件は6.0ですが、IELTSを7.0まで上げれば授業料が5%分さらに下がります。工学4年なら差額はA$7,568。IELTS対策にかかる費用と時間を、明確に上回る金額です。「6.0で出願できるから6.0で十分」と考える前に、この計算をしてみる価値があります。
※UniSQ公式サイトで現在公開されているInternational Excellence Scholarshipは2027年の学年度に入学する方向けのものです。制度は年度ごとに設定されますので、出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
15%の要件に届かない場合の受け皿となる制度です。授業料が10%減額され、オファーレターに記載された学位の全期間にわたって適用されます。学部・大学院(コースワーク)・研究課程のすべてが対象で、全分野の学位プログラムに適用されます。キャンパス通学だけでなく、エクスターナル(外部履修)・オンラインの履修形態でも対象になります。
減額率だけを見れば控えめですが、「成績上位者だけの競争型」ではなく、要件を満たせば広く適用される設計であることが実務上の価値です。たとえば工学(定価 年A$37,840)を4年間学ぶ場合、10%減額で総額A$15,136の軽減となります。
専用の申請書はありません。UniSQへの留学生としての入学願書を提出することで、International Admissionsチームが出願時に自動的に審査します。出願はUniSQへ直接、またはUniSQ認定の教育エージェント経由で行います。申請は該当年度の全学期を通じて受付され、留学生が入学可能な最終学期の締切後にクローズします。継続には満足な学業成績(satisfactory academic performance)の維持が条件です。
照会先:ioadmissions@unisq.edu.au / +61 7 4631 5543
UniSQの授業料減額は、この2段だけです。判定は出願時に自動で行われ、上の段の条件を満たせば上の段が適用されます。
ATARで出願する場合はATAR 90以上+English Units 3&4でC以上。日本の評定平均からの換算値は公表されておらず、admissionsチームが個別に同等性を評価します。学部・大学院・研究課程のすべてが対象。2027年の学年度に入学する方向けの制度です。
15%の条件に届かない場合の受け皿。成績上位者だけの競争型ではありません。キャンパス通学・エクスターナル・オンラインのいずれでも対象で、2026年/2027年の学年度に新規入学する留学生が対象です。
UniSQの授業料減額奨学金は、学位プログラム(award program)に新規入学する留学生が対象です。すでにUniSQに在籍している方、提携校を通じてオフショアで履修する方、そしてオファーを受けたあとに入学を延期した方は対象になりません。
公式の条件に「This scholarship cannot be held in conjunction with any other UniSQ-funded tuition fee scholarship」と明記されています。UniSQが資金を出す授業料減額奨学金は、いずれか1つだけです。
「Scholarship eligibility does not transfer to a future year if commencement is deferred」――オファーを受けた学年度に入学しなければ、奨学金の資格は翌年に引き継がれません。ビザ審査の遅れなどで延期を検討する場合は、この点を踏まえて判断する必要があります。
減額は学位の全期間に適用されますが、条件として「maintaining satisfactory academic performance」が付いています。入学して終わりではなく、在学中の成績が要件になります。
UniSQで金額が最も大きい奨学金です。博士課程(Doctor of Philosophy)に進む留学生を対象に、年額A$39,000の生活費(Stipend)に加え、最大3年分の授業料が免除されます。
研究修士(MRES)向けの奨学金です。留学生の場合は年額A$39,000が生活費と授業料の両方をカバーする形で最大2年間支給されます。国内学生と留学生の両方が応募できる数少ない制度です。締切は例年9月下旬です。
研究課程を目指す方へ。この2つは授業料減額の15%・10%とはまったく別の枠組みです。金額の規模も、申請の要否も違います。研究課程は指導教員(supervisor)の確保が先で、研究計画がUniSQの重点研究領域に合致していることが実質的な要件になります。締切が年1回ですので、逆算した準備が必要です。
UniSQには手厚い寮費支援がありますが、これらはいずれも「オーストラリア在住の国内学生」に限定されており、留学生は応募できません。ネット上には対象の記載を省いた紹介が少なくありません。期待してから「対象外でした」となる事態を避けるため、あらかじめ明記しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請 | 専用の申請書はありません。入学願書の提出により、International Admissionsチームが自動的に審査します。ノミネート・推薦も不要です |
| 対象者 | 留学生(オーストラリア国民・永住者、ニュージーランド国民は対象外)。新規入学者のみで、既存の在学生は対象外です |
| 併用 | 不可。UniSQが資金を出す授業料減額奨学金は、いずれか1つだけです |
| 延期(defer) | 資格を失います。オファーを受けた学年度に入学しなかった場合、奨学金の資格は翌年に引き継がれません |
| 対象外の履修形態 | 非学位プログラム(non-award)、およびオフショア/提携校を通じて提供される履修は対象外です |
| 適用期間 | オファーレターに記載された学位プログラムの全期間に適用されます |
| 継続条件 | 満足な学業成績(satisfactory academic performance)の維持が必要です |
| 受付期間 | 該当年度の全学期を通じて受付。留学生が入学可能な最終学期の締切後にクローズします |
| 照会先 | UniSQ International ioadmissions@unisq.edu.au / +61 7 4631 5543 |
※すべてのUniSQ奨学金は UniSQ Scholarships, Bursaries and Prizes Policy にもとづいて運用されます。UniSQは例外的な事情にもとづき条件を変更する権利、およびある年度に奨学金を授与しない権利を留保しています。
アンアルウェン独自コンテンツ
授業料の減額は10〜15%。決して小さくありませんが、UniSQの場合、奨学金以外の要素のほうが総額への影響が大きいことがあります。順に整理します。
UniSQで学生寮があるのはトゥーンバキャンパスだけです。しかも週A$166〜A$236(光熱費・水道・ガス・エアコン・インターネット・駐車場・24時間セキュリティ込み、家具付き個室)。シドニー・メルボルンの学生寮は週A$350〜A$500が相場ですから、差は歴然です。3年間(156週)で計算すると、A$28,000前後の差になります。物価そのものも東海岸の大都市より低い水準です。
IT・工学・ビジネスのコースは英語要件がIELTS 6.0ですが、7.0(各6.5)まで上げれば授業料が15%減額になります。工学4年なら10%との差額はA$7,568、ITの3年でもA$4,752。IELTS対策にかける費用と時間を、明確に上回るリターンです。「出願要件を満たしたから終わり」ではなく、そこから0.5〜1.0上げる意味があります。
UniSQは2月・6月・9月の年3学期制です。Bachelor of Businessなど一部のコースは、1学期4科目を3学期連続で履修すれば最短2年で修了できます。授業料の総額は変わりませんが、生活費の1年分(寮費だけでA$11,000前後、食費等を含めればA$20,000近く)が不要になります。ただし休みはほぼありません。向き不向きが分かれる選択です。
IELTSが届かない場合、付属語学学校UIL(Union Institute of Language)のEAPを経由すればIELTSを受け直さずに進学要件を満たせます。1レベル10週。学位課程とパッケージで出願すればビザ申請が一度で済み、渡航も1回で完結します。別々に手続きすると、期間の空白やビザの不整合が生じやすくなります。
費用の削減ではありませんが、投資回収という観点ではこれが最も大きい要素かもしれません。
UniSQの3キャンパスはすべて移民制度上の地方指定地域にあります。トゥーンバ(郵便番号4350)はカテゴリー3で卒業生ビザ2年延長、スプリングフィールド(4300)・イプスウィッチ(4305)はカテゴリー2で1年延長の対象です(要件を満たす場合)。
卒業後にオーストラリアで働ける期間が2年長いということは、その分の収入が留学費用の回収に充てられるということです。UniSQは卒業生の初任給が全豪1位(Good Universities Guide 2026)――「抑えて学んで、長く働ける」という組み合わせが成立する大学です。
※ビザ制度は頻繁に変更されます。制度の枠組みは詳細ページのビザセクションで解説しています。
UniSQは全科目の1ユニットあたり単価を公式に公開しており、標準フルタイム履修は年8ユニットです。したがって授業料は正確に計算できます。人気コース別に、定価/10%適用後/15%適用後の3パターンを試算しました。
| コース | 年間学費 【定価】 | 総額 【定価】 | 10%適用後 | 15%適用後 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Education 教育学・4年 | $28,200 | $112,800 | $101,520 −$11,280 | $95,880 −$16,920 |
| Bachelor of Business ビジネス・3年 | $28,800 | $86,400 | $77,760 −$8,640 | $73,440 −$12,960 |
| Bachelor of Aviation アビエーション・3年 | $28,800 | $86,400 | $77,760 −$8,640 | $73,440 −$12,960 |
| Bachelor of Laws 法学・4年 | $30,920 | $123,680 | $111,312 −$12,368 | $105,128 −$18,552 |
| Bachelor of Information Technology IT・3年 | $31,680 | $95,040 | $85,536 −$9,504 | $80,784 −$14,256 |
| Bachelor of Nursing 看護学・3年 | $34,280 | $102,840 | $92,556 −$10,284 | $87,414 −$15,426 |
| Bachelor of Science 理学・3年 | $36,560 | $109,680 | $98,712 −$10,968 | $93,228 −$16,452 |
| Bachelor of Engineering (Honours) 工学・4年 | $37,840 | $151,360 | $136,224 −$15,136 | $128,656 −$22,704 |
※UniSQ「2026 International Tuition Fees」ユニット別料金表の International Tuition 欄をもとに、標準フルタイム履修=年8ユニットとして算出したアンアルウェンの試算です。学費が在学期間中据え置きと仮定した単純計算であり、実際には毎年改定されます。またコースによっては複数分野の科目を横断履修するため、年間額は上下します。正確な金額はオファーレター(Letter of Offer)に記載されます。
| コース | 年間学費 【定価】 | 総額 【定価】 | 10%適用後 | 15%適用後 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Education 2年 | $28,800 | $57,600 | $51,840 −$5,760 | $48,960 −$8,640 |
| Master of Information Technology 2年 | $31,840 | $63,680 | $57,312 −$6,368 | $54,128 −$9,552 |
| Master of Nursing/ Public Health 2年 | $32,480 | $64,960 | $58,464 −$6,496 | $55,216 −$9,744 |
| MBA 1.5年 | $33,600 | $50,400 | $45,360 −$5,040 | $42,840 −$7,560 |
| Master of Engineering Science 2年 | $37,760 | $75,520 | $67,968 −$7,552 | $64,192 −$11,328 |
| コース | 10%と15%の差額 | この差を取りに行く価値 |
|---|---|---|
| Bachelor of Engineering (Honours) 工学・4年 | $7,568 | コースの英語要件は6.0。7.0まで上げる価値が最も大きいコースです |
| Bachelor of Laws 法学・4年 | $6,184 | コースの英語要件は6.5。あと0.5で条件に届きます |
| Bachelor of Education 教育学・4年 | $5,640 | コースの英語要件が7.5。英語条件は自動的にクリアします |
| Bachelor of Science 理学・3年 | $5,484 | コースの英語要件は6.5。あと0.5で条件に届きます |
| Bachelor of Nursing 看護学・3年 | $5,142 | コースの英語要件が7.0。英語条件はほぼクリアします |
| Bachelor of Information Technology IT・3年 | $4,752 | コースの英語要件は6.0。1.0上げる投資と比較する価値があります |
| 費目 | 金額 | 内訳 |
|---|---|---|
| 授業料(15%適用後) | $80,784 | $31,680 × 3年 × 0.85 |
| 学生寮(3年間) | $30,420 | 週$195(Steele Rudd C〜Iブロック)× 156週 |
| Residential Life Levy | $945 | $105 × 年3回 × 3年 |
| OSHC(3年分) | $1,950前後 | 年$650目安 |
| 学生ビザ申請料 | $2,000前後 | 初回のみ |
| SSAF(3年分) | $900前後 | 年$300目安 |
| 小計 | $117,000前後 | 食費・交通費・通信費・教材費は含みません |
※アンアルウェンの試算です。食費・日用品・交通費・通信費・教材費・帰国費用などの生活費は別途必要です。学生ビザでは就学期間中の就労も一定範囲で認められています。ご自身の条件に合わせた詳細な試算を無料でお作りしますので、お気軽にご相談ください。
この試算の意味は「UniSQは、オーストラリアの大学のなかで総額を読みやすい部類にある」ということです。学費が単価公開されており、寮費も公表されており、奨学金の判定基準も明確――変数が少ないぶん、留学前に総額を確定に近い精度で見積もれます。「行ってみたら想定より高かった」という事態が起こりにくい大学です。
大学の奨学金と併せて、日本国内の制度も検討する価値があります。UniSQへの留学でも利用できる可能性がある主な枠組みを整理します。
| 制度 | 概要 | 主な対象 |
|---|---|---|
| JASSO 海外留学支援制度 | 日本学生支援機構による給付型の支援制度。学位取得型と協定派遣型があり、月額の奨学金が支給されます | 大学・大学院の学位取得を目指す学生/交換留学生 |
| トビタテ! 留学JAPAN | 官民協働の留学支援制度。奨学金に加え、事前・事後の研修プログラムが付随します | 高校生・大学生(募集分野・期間は年度により設定) |
| 地方自治体の 留学支援制度 | 都道府県・市区町村が独自に実施する助成制度。給付型が多く、居住要件があります | 該当自治体の在住者・出身者 |
| 民間財団の 奨学金 | 企業財団・公益財団による給付型奨学金。分野や進路を限定するものが多くあります | 制度により異なります |
| 在籍大学の 派遣制度 | 日本の大学に在籍中の方は、大学独自の派遣奨学金・協定校制度を確認する価値があります | 在学生 |
※募集要項・支給額・締切・応募資格は年度ごとに変わります。制度の詳細は各実施機関の最新の募集要項をご確認ください。アンアルウェンでは応募スケジュールと出願計画の調整をお手伝いします。
多くの場合、渡航年度の1年以上前に募集が締め切られます。UniSQは年3回入学で計画の自由度が高い一方、日本側の奨学金は締切が固定です。
日本側の奨学金を使う可能性があるなら、そちらの締切を起点に留学時期を逆算するのが正しい順序です。ご相談の早い段階でお伝えしています。
UniSQの授業料減額奨学金は専用の申請書がありませんので、実質的に「出願の流れ=奨学金の流れ」になります。
南クイーンズランド大学の留学生向け奨学金は、申請が必要ですか?
必要ありません。International Excellence Scholarship(15%)とInternational Student Support Scholarship(10%)は、いずれも専用の申請書がありません。UniSQへ留学生としての入学願書を提出すれば、International Admissionsチームが出願時に自動的に資格を判定し、該当する場合はオファーレターに記載されます。ノミネートや推薦も不要です。
15%と10%は併用できますか?
併用できません。UniSQが資金を出す授業料減額奨学金は、いずれか1つしか受けられません。条件を満たせば上位の15%(International Excellence Scholarship)が適用され、満たさない場合に10%(International Student Support Scholarship)が適用されます。合計25%にはなりません。
15%の「成績平均90%以上」は、日本の評定平均でいくつですか?
UniSQは日本の評定平均を何パーセントに換算するかを公表していません。公式の条件には「パーセンテージの平均が適用できない国からの出願者については、admissionsチームが同等性を評価する」と明記されており、判定は大学の個別審査です。参考として、UniSQの国別入学要件表では日本の学部標準入学基準が「GPA 3.0(5段階)― overall grade 80」とされています。90%はこれより高い水準ですが、具体的な換算値は公表されていないため、成績証明書をもとに大学へ照会するのが確実です。無料で代行します。
奨学金は在学中ずっと続きますか?
続きます。15%・10%とも、オファーレターに記載された学位プログラムの全期間にわたって授業料に適用されます。ただし継続には満足な学業成績(satisfactory academic performance)の維持が条件です。また入学を延期(defer)すると資格を失い、翌年へ持ち越すことはできません。
オンラインやエクスターナルで履修しても奨学金の対象ですか?
International Student Support Scholarship(10%)は、キャンパス通学・エクスターナル・オンラインのいずれの履修形態でも対象です。ただし学生ビザでオーストラリアに滞在しながらオンライン単独で履修することは認められていません。また、オフショアの提携校を通じて提供される履修は奨学金の対象外です。
南クイーンズランド大学の寮費の奨学金に、留学生は応募できますか?
応募できません。UniSQ Residential College Scholarship(最大A$2,300/トライメスター)とRegional Leaders Scholarship(3年でA$30,000)は、いずれもオーストラリア在住の国内学生に限定されています。Vice-Chancellor's Excellence Scholarship、Chancellor's Excellence Scholarship、UniSQ Elite Athlete Scholarshipも同様に国内学生専用です。留学生が使えるのは授業料の減額と、研究課程の生活費支給です。
オーストラリア政府のAustralia Awards Scholarshipsに日本人は応募できますか?
応募できません。Australia Awards Scholarshipsはオーストラリア政府の開発協力の枠組みで運営されており、対象国が指定されています。日本はその対象国に含まれていません。同様にCSC-UniSQ Joint Funding Programは中国国籍、Project 89-UniSQ Joint Funding Programはベトナム国籍の応募者に限定されています。
博士課程(PhD)の留学生向け奨学金はありますか?
あります。International Stipend and Fees Research Scholarship(DPHD)は、年額A$39,000の生活費に加えて最大3年分の授業料が免除される、UniSQで最も金額の大きい奨学金です。第一級優等(First Class Honours)相当の学士号と、UniSQの重点研究領域に沿った研究計画が必要です。研究修士(MRES)向けにはDomestic and International MRES Scholarshipがあり、留学生の場合は年額A$39,000が生活費と授業料の両方をカバーする形で最大2年間支給されます。締切は例年9月下旬です。
付属語学学校(UIL)で英語を学ぶ期間も、奨学金の対象になりますか?
なりません。UniSQの授業料減額奨学金は学位プログラム(award program)の授業料に適用される制度です。UILの英語コースやUniSQ Foundation Programは学位プログラムではないため、この減額の対象外です。ただし学位課程に進んだ時点から減額が始まります。語学コースと学位課程をパッケージで出願する場合の総額試算は、アンアルウェンで無料でお作りします。詳しくは南クイーンズランド大学の付属語学学校のページをご覧ください。
エージェントを通すと奨学金の条件は変わりますか?
変わりません。UniSQの授業料減額奨学金は、大学へ直接出願してもUniSQ認定の教育エージェント経由で出願しても、条件も減額率も同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の負担は増えません。エージェントを通す実務上の利点は、出願前に15%と10%のどちらに該当しそうかを大学へ照会できること、そして奨学金適用後の総額を試算したうえでコースやキャンパスを選べることです。
UniSQの奨学金は申請書が不要な自動判定です。「それなら自分で出願しても同じでは」と思われるかもしれません。結果として受けられる減額は、確かに同じです。そのうえで、実務的に差が出るのは次の点です。
UniSQは日本の評定平均の換算値を公表していません。「90%に届くかどうか」は、大学に聞かないとわかりません。成績証明書をお預かりして照会するところまで代行します。ここが確認できると、IELTSの目標スコアを上げるかどうかの判断ができます。
工学4年なら10%と15%の差はA$7,568、ITの3年でもA$4,752。IELTSをもう一度受け、渡航を1学期遅らせてでも15%を取りに行くべきか――金額と時間の両方で比較したうえでご提案します。
大学の公式サイトに載っているのは定価です。奨学金を織り込んだ実額で複数校を並べるには、各校の減額条件を把握している必要があります。UniSQ・SCU・CDUを実額で比較してご提示します。
UniSQの奨学金は入学を延期すると資格が消えます。ビザ審査が長引きそうなとき、渡航を遅らせるか予定どおり進めるかの判断は、この条件を知らないとできません。出願段階から逆算したスケジュールを組みます。
学生寮があるのはトゥーンバキャンパスだけ。3年間でA$28,000前後の差になります。奨学金の10%(IT 3年でA$9,504)より大きい金額です。「どの大学か」より「どのキャンパスか」が効く場面があります。
IELTSが届かない場合、UILのEAPやUniSQ Foundation Programと学位課程をまとめて出願すればビザ申請は一度で済みます。語学期間は奨学金の対象外ですので、どこから減額が始まるかを含めた総額をお出しします。
JASSO・トビタテ・自治体の制度は締切が固定で、しかも早いです。UniSQの年3回入学と組み合わせるには、日本側の締切を起点に逆算する必要があります。両方のスケジュールを並べて設計します。
アンアルウェンの代行サービスは相談から出願、奨学金の確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。
UniSQの奨学金を検討している方へ ― 松本より
奨学金のご相談で一番多いのが、「うちの子の成績で、どれが取れますか」という質問です。UniSQについては、この質問にかなり明確にお答えできます。制度が2本しかなく、どちらも申請不要だからです。
ただし、ひとつだけ推測でお答えできない部分があります。15%の「成績平均90%以上」を、日本の評定平均でいくつと見るか。UniSQはこの換算式を公表していません。ですので当社では、成績証明書をお預かりして大学に直接照会しています。ここは想像でお伝えしてよい部分ではないと考えています。
そしてもうひとつお伝えしたいのは、UniSQでは奨学金より効く要素があるということです。トゥーンバの学生寮は週A$166から。3年間でA$28,000前後の差になります。奨学金10%(IT 3年でA$9,504)より大きい。「奨学金がいくらか」だけを見ていると、この差を見落とします。
成績とIELTSのスコア、そして志望分野を教えていただければ、減額後の総額まで含めた実額をお出しします。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。UniSQへの出願から渡航後のトラブル対応まで、代行サービスはすべて無料でご利用いただけます。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
定価と、あなたが実際に払う額は、
同じではありません。
「今の評定平均で15%と10%のどちらに該当するか」「IELTSをあと0.5上げる価値はいくらか」「トゥーンバの寮を含めた総額は結局いくらか」「日本側の奨学金と締切をどう合わせるか」――UniSQが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページは2026年8月29日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。奨学金の名称・減額率・対象条件・申請方法は南クイーンズランド大学公式サイト(unisq.edu.au/scholarships)の掲載内容、学費は同大学公式「2026 International Tuition Fees」(ユニット別料金表)の International Tuition 欄にもとづきます。総額の試算は標準フルタイム履修=年8ユニット、在学期間中の学費据え置きを前提としたアンアルウェンの計算であり、実際の履修科目構成や毎年の学費改定により変動します。正確な金額はオファーレター(Letter of Offer)に記載されます。奨学金の制度は年度ごとに新設・改定・終了されますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。