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  • スウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology)留学生向け奨学金ガイド

  • 2026.07.31 UPDATE
  • Swinburne Scholarships for International Students

    スウィンバーン工科大学
    留学生向け奨学金ガイドSWINBURNE UNIVERSITY OF TECHNOLOGY

    授業料30%減額、しかもコース全期間。そして申請書は一切不要です。スウィンバーンの留学生向け奨学金は、コースに出願するだけで自動的に審査されます。ただし対象条件には見落としやすい落とし穴があります。日本人留学生が実際に狙える制度を整理しました。

    30%最上位奨学金の減額率
    コース全期間
    20%Swinburne International
    Scholarship・全期間
    最大10週ELICOS学費の返還
    (約A$5,000相当)
    申請不要コース出願時に
    自動審査
    ホーソン対象キャンパスは
    1か所に限定
    This page at a glance
    1. 主要な2つの奨学金は、どちらも出願時に自動審査されます。George Swinburne International Excellence Scholarship(30%)とSwinburne International Scholarship(20%)は、いずれもこれまでの学業成績にもとづく自動審査。申請書・エッセイ・推薦状は不要です。
    2. 減額はコースの標準修業年限に適用されます。3年制の学部なら3年間ずっと。工学系(年A$47,320)で30%なら3年で約A$42,600(約413万円)の軽減になります。初年度のみの奨学金とは性質が異なります。
    3. 対象キャンパスは「ホーソン」のみです。ワンティルナ・クロイドン・サラワク(マレーシア)で学ぶ場合は対象外。ここは見落としやすい条件です。
    4. 対象外のコースが明示されています。Bachelor of Aviation and Piloting、Bachelor of Nursing、Master of Physiotherapy、Master of Occupational Therapy、研究学位(研究修士・博士)は対象外です。看護と操縦士課程が外れている点は要注意です。
    5. 英語力が足りない方にはELICOS+ Scholarshipがあります。付属語学学校ELICOSと学位課程をセットで出願すると、最大10週分のELICOS学費(約A$5,000相当)が返還されます。

    スウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology)の留学生向け奨学金は、手続きの簡潔さ対象条件の明確さという2つの点で特徴的です。

    最上位のGeorge Swinburne International Excellence Scholarshipは授業料30%減額。コースの標準修業年限にわたって適用されます。次点のSwinburne International Scholarshipは20%減額で、こちらは進学準備課程(Foundation・UniLink Diploma)も対象に含まれます。

    そして、これらの奨学金には専用の申請書がありません。コースへの出願がそのまま奨学金の審査を兼ねており、これまでの学業成績にもとづいて自動的に判定されます。エッセイの準備も、別の締切の管理も不要です。

    ただし――申請書がないということは、アピールの余地もないということです。判定材料は出願時に提出した成績だけ。さらにスウィンバーンの場合、キャンパスとコースに明確な対象条件があります。このページでは各奨学金の条件を整理したうえで、日本人留学生が現実的に何を狙うべきかまでお伝えします。

    奨学金 一覧表

    奨学金名減額・給付主な条件申請日本人
    George Swinburne International
    Excellence Scholarship
    授業料30%
    コース全期間
    高い学業成績。学部・大学院。ホーソンキャンパス/2026年または2027年に新規入学 不要 対象
    Swinburne International
    Scholarship
    授業料20%
    コース全期間
    所定の成績水準。学部・大学院・進学準備課程も対象。ホーソンキャンパス/2026年または2027年に新規入学 不要 対象
    ELICOS+ Scholarship 最大10週分
    ELICOS学費を返還
    英語要件を満たさず、ELICOSと学位課程をセットで出願する留学生 不要
    修了後に自動適用
    対象
    Australia Awards
    Scholarships
    授業料等をカバー オーストラリア政府の外部奨学金。対象国が限定されます 要確認
    日本側の制度
    (JASSO・トビタテ等)
    制度により異なる 大学の奨学金ではなく日本側の公的・民間制度。後述 併願可

    ※金額はオーストラリアドル(AUD)。奨学金の名称・減額率・条件・対象期間は年度ごとに改定されます。本ページは2026年7月時点のスウィンバーン公式サイトの公開情報にもとづきます。出願年度の条件を必ずご確認ください。

    George Swinburne International Excellence Scholarship ― 授業料30%減額

    George Swinburne International Excellence Scholarship最上位/学部・大学院/申請不要

    30%授業料減額・全期間
    学部・大学院申請不要コース全期間ホーソン限定日本人も対象

    大学の創設者ジョージ・スウィンバーンの名を冠した、最上位の留学生奨学金です。授業料が30%減額され、コースの標準修業年限(course start dateからcourse end dateまで)にわたって適用されます。

    成績条件これまでの学歴における
    高い学業成績
    対象コース学部(Bachelor)
    大学院(コースワーク)
    対象キャンパスホーソン
    (メルボルン)
    申請不要。出願時に
    自動的に審査されます

    30%という数字を、金額に置き換えて考えてください。スウィンバーンの学部Engineeringは年間A$47,320(2026年)です。30%減額なら年間で約A$14,200、3年間で約A$42,600(約413万円※)の軽減になります。

    「授業料の3割引が3年間続く」――この効果は、留学の総費用に対して決定的なインパクトを持ちます。しかも申請書を書く必要すらありません。出願すれば自動的に審査対象になるという点で、応募し忘れるリスクもゼロです。
    ※1AUD=97円で計算した参考値です。

    必要な成績水準について

    公式サイトでは「high academic performance(高い学業成績)」と記載されており、具体的な数値基準は公表されていません。コース・出願年度・出願者の状況によって判定が変わるためと考えられます。

    実際に自分の成績で30%に届くかどうかは、成績証明書をもとに確認するのが確実です。アンアルウェンでは無料で見通しをお伝えしています。届かない場合でも、次に紹介する20%の奨学金が受け皿として機能します。

    Swinburne International Scholarship ― 授業料20%減額

    Swinburne International Scholarship学部・大学院・進学準備課程/申請不要

    20%授業料減額・全期間
    学部・大学院進学準備課程も対象申請不要コース全期間ホーソン限定

    多くの日本人留学生にとって、現実的な本命となる奨学金です。学業成績にもとづいて授業料が20%減額され、こちらもコースの標準修業年限にわたって適用されます。

    成績条件これまでの学業成績に
    もとづく自動審査
    対象コース学部・大学院に加え
    進学準備課程(pathway)も対象
    対象キャンパスホーソン
    (メルボルン)
    申請不要。出願時に
    自動的に審査されます

    この奨学金の見落とされがちな価値は「進学準備課程も対象」という点です。30%のExcellence Scholarshipが学部・大学院のみを対象とするのに対し、こちらはFoundation ProgramやUniLink Diplomaといったpathwayコースにも適用されます。

    つまり、直接入学の要件に届かず進学準備課程から始める方でも、その段階から20%の減額を受けられるということです。Foundation Programの学費はA$32,200(2026年)ですから、20%で約A$6,400の軽減になります。「準備課程は費用が上乗せになる」という一般的な認識とは、少し状況が変わってきます。

    20%が「全期間」続くことの意味。初年度のみ割引という奨学金を用意している大学もありますが、スウィンバーンのこの制度は卒業までずっと20%引きです。

    学部Engineering(年A$47,320)を3年間学ぶ場合、総額A$141,960に対してA$28,392(約275万円※)の減額。Arts系(年A$36,280)でも3年でA$21,768(約211万円)です。「20%」という数字の印象より、実際のインパクトはかなり大きいといえます。
    ※1AUD=97円で計算した参考値です。

    ELICOS+ Scholarship ― 最大10週分の語学学費を返還

    英語力に不安がある方へ

    ELICOS+ Scholarship付属語学学校を経由して進学する方向け

    最大10週ELICOS学費を返還
    語学学校経由申請不要学費返還日本人も対象

    英語要件を満たさず、付属語学学校ELICOSと学位課程(学部または大学院コースワーク)をセットで出願する留学生を対象とした制度です。ELICOSを修了して本コースを開始すると、最大10週分のELICOS学費が返還されます。

    返還額最大10週分
    約A$5,000相当
    返還方法本コース開始後の
    最初の3学期に分けて適用
    対象者本コースの英語要件を
    満たしていない留学生
    申請不要。ELICOS修了・
    本コース開始で自動適用

    英語力に不安がある方にとって、これは実質的な救済措置です。ELICOSの学費は週A$500(2025年)。10週間なら約A$5,000(約48万円)です。それが返還されるということは、10週間の語学留学が実質無料に近づくということを意味します。

    「IELTSが足りないから語学学校から始める」というルートは、通常なら費用が上乗せになります。ところがこの制度があれば、その負担がかなり相殺されます。さらにELICOSと学位課程をパッケージで出願すれば、学生ビザの申請も一度で済みます。

    「IELTSのスコアが出るまで出願を待つ」より、語学コースを含めて先に出願してしまうほうが、結果的に早く渡豪できるケースがあります。

    ELICOSとはどんなコースか
    • 全5レベル ― Elementary(IELTS 3.5相当)/Pre-intermediate(4.5)/Intermediate(5.0)/Upper-intermediate EAP(5.5)/Advanced EAP(5.5〜6.0)
    • 週25時間 ― 月〜金の午前・午後の授業+e-learning 5時間
    • 期間 ― 5週間〜60週間。到着時のプレイスメントテストで開始レベルが決まります
    • 学費 ― 週A$500(2025年)
    • 場所 ― ホーソンキャンパス(学位課程と同じ敷地)
    • 修了後IELTSスコアの提出なしで学士・修士・博士課程、Foundation、職業教育課程へ進学できます

    共通する対象条件と注意点

    スウィンバーンの奨学金は「申請不要」で手軽ですが、対象条件は明確に線引きされています。ここを外すと、どれだけ成績が良くても対象になりません。出願前に必ず確認してください。

    20%・30%の奨学金に共通する条件
    • 国籍 ― オーストラリア国籍・永住権・ニュージーランド国籍を持たない留学生であること(日本国籍の方は対象です)
    • 入学年度2026年または2027年に初めてスウィンバーンで学び始める方であること
    • キャンパスホーソンキャンパスで学ぶこと。ワンティルナ・クロイドン・サラワク(マレーシア)は対象外です
    • 入学要件 ― コースの入学要件(学力・英語)を満たしていること
    • 適用期間 ― コースの標準修業年限(course start dateからcourse end dateまで)

    対象外のコース(重要)

    対象外コース20%30%
    Bachelor of Aviation and Piloting
    (ダブルディグリーを含む)
    対象外対象外
    Bachelor of Nursing対象外対象外
    Master of Physiotherapy対象外対象外
    Master of Occupational Therapy対象外対象外
    研究学位
    (研究修士・博士課程)
    対象外対象外

    この対象外リストは、必ず出願前に確認してください。特に注意が必要なのは看護(Bachelor of Nursing)と操縦士課程(Bachelor of Aviation and Piloting)です。

    看護はオーストラリア留学で人気の高い分野ですが、スウィンバーンでは奨学金の対象外です。また航空・パイロット系はもともと学費が高額(総額A$231,250〜250,320)で、そこに減額が効かないという構造になっています。

    「スウィンバーンは30%の奨学金がある」という情報だけで志望校を決めると、志望コースが対象外だったという事態が起こり得ます。コース選びと奨学金は、必ずセットで確認してください。

    「申請不要」は楽である一方、対策の余地が狭いということでもあります。スウィンバーンの奨学金でできる対策は、実質的に次の3つに絞られます。

    ①できるだけ高い成績で出願する②成績が正しく評価される形で書類を整える(成績証明書の英訳の仕方や提出形式で評価が変わることがあります)/③対象条件に合うコース・キャンパスを選ぶ

    特に③は見落とされがちです。ホーソン以外のキャンパス、対象外リストのコースを選んだ時点で、成績にかかわらず対象から外れます。コース選びの段階で確認しておく価値があります。

    減額額の早見表

    スウィンバーンはコース別の学費を公表しています。そこでここでは、実際に公表されている2026年の学費水準にもとづいて、20%・30%の減額額を計算しました。ご自身の志望コースに近い行をご覧ください。

    学部(3年制で計算)

    コース例 年間学費 20%・年間 20%・3年 30%・年間 30%・3年
    学部(最低水準)$34,200−$6,840−$20,520−$10,260−$30,780
    Arts系$36,280−$7,256−$21,768−$10,884−$32,652
    中間水準(目安)$40,000−$8,000−$24,000−$12,000−$36,000
    Engineering$47,320−$9,464−$28,392−$14,196−$42,588

    大学院(2年制で計算)

    コース例 年間学費 20%・2年 30%・2年
    大学院(最低水準)$32,948−$13,179−$19,769
    Business(修士)$48,420−$19,368−$29,052
    Engineering(修士)$47,420−$18,968−$28,452
    Health(修士・上限)$54,400−$21,760−$32,640

    進学準備課程・語学

    プログラム学費20%適用時備考
    Foundation Program(8ヶ月)$32,200−$6,440Swinburne International Scholarshipの対象
    UniLink Bridging Program$17,620−$3,524同上(対象可否は要確認)
    ELICOS(10週間)$5,000−$5,000
    (ELICOS+で返還)
    ELICOS+ Scholarshipで最大10週分を返還

    ※単位はオーストラリアドル(AUD)。学費はスウィンバーン公式サイトが公表する2026年の目安額(ELICOSは2025年)にもとづく計算です。公式サイトには「学費は目安であり毎年見直される」と明記されており、在学中に改定される場合があります。また修業年数はコースにより異なります(学部3〜4年、大学院1.5〜2年など)。実際の金額は必ず志望コースのページでご確認ください。

    この表からわかること。Engineering(年A$47,320)を3年間学ぶ場合、20%でA$28,392(約275万円※)、30%ならA$42,588(約413万円)の減額です。

    「20%」と聞くと控えめに感じるかもしれませんが、全期間に適用されるため、総額では非常に大きな金額になります。奨学金の有無で留学の総費用が数百万円変わる――これがスウィンバーンの奨学金を出願前に確認すべき理由です。
    ※1AUD=97円で計算した参考値です。

    進学ルート別に見た奨学金

    アンアルウェン独自コンテンツ

    スウィンバーンには複数の進学ルートがあり、ルートによって適用される奨学金の組み合わせが変わります。ここを整理しておくと、総額の見通しが立てやすくなります。

    ルート流れ30%20%ELICOS+
    直接入学 高校卒業 → 学部1年次
    ELICOS経由 ELICOS → 学部1年次
    UniLink Diploma経由 Diploma(8ヶ月)→ 学部2年次 学部進学後
    Diplomaから
    組合せ可
    Foundation経由 Foundation(8ヶ月)→ 学部1年次 学部進学後
    Foundationから
    組合せ可
    大学院進学 日本の大学卒業 → 修士

    ※上表は制度の枠組みを整理したものです。進学準備課程から学部へ進む際の奨学金の継続・再審査の扱いは出願年度の規定によります。個別の適用可否は出願前にご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。

    注目すべきはUniLink Diploma経由のルートです。UniLink Diplomaは8ヶ月で修了して学部2年次に編入します。つまり8ヶ月+学部2年=合計約2年8ヶ月――直接入学(3年)より短く終わる計算になります。

    そのうえでSwinburne International Scholarship(20%)はDiploma段階から対象になります。「期間が短い」「準備課程から減額が効く」という2つの効果が重なるため、直接入学の要件に届かない方にとっては、費用面でもむしろ有利になり得るルートです。

    日本側で使える奨学金という選択肢

    アンアルウェン独自コンテンツ

    スウィンバーンの奨学金は最大30%です。授業料の残り70%と生活費は自己負担になりますから、日本側の奨学金制度も並行して検討する価値があります。財源も目的も異なるため、両方に挑戦できます。

    制度概要対象の目安
    JASSO 海外留学支援制度
    (学部学位取得型)
    日本学生支援機構が、海外の大学で学位取得を目指す方を支援する制度海外大学の学部課程に進学する方。年度により募集方式が変わります
    JASSO 海外留学支援制度
    (大学院学位取得型)
    海外の大学院で修士・博士の学位取得を目指す方への支援制度海外大学院への進学者
    トビタテ!留学JAPAN
    新・日本代表プログラム
    文部科学省と民間企業による官民協働の留学支援制度。JASSOが運営大学生等。年度(期)ごとに募集要項が公表されます
    大学独自の派遣制度在籍中の日本の大学が持つ協定・派遣制度や給付型奨学金日本の大学に在籍中の方。国際課にご確認ください
    民間財団の奨学金企業・財団が海外留学者向けに提供する給付型奨学金分野・地域・学歴などの条件は財団ごとに異なります
    必ずご確認ください

    上記はいずれもスウィンバーン工科大学の奨学金ではなく、日本側の制度です。募集時期・支援額・応募資格・選考方法は年度ごとに大きく変わります(募集が行われない年度もあります)。応募をご検討の際は、必ずJASSO・トビタテ!留学JAPANの公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。

    アンアルウェンは日本側の制度の申請代行は行っておりませんが、留学計画書の作成や、応募スケジュールと出願スケジュールの調整についてはご相談に応じています。

    日本人留学生の狙い方

    アンアルウェン独自コンテンツ

    パターン① 成績が優秀な方

    George Swinburne International Excellence Scholarship(30%)を狙えます。具体的な成績基準は公表されていませんが、「high academic performance」と説明されています。申請書はないため、成績証明書が正しく評価される形で提出されているかが唯一の対策になります。届かなかった場合も20%の奨学金が受け皿になるため、「落ちたら何もない」というリスクはありません。

    パターン② 標準的に良い成績の方

    Swinburne International Scholarship(20%)が本命です。こちらも申請不要で、出願時に自動判定されます。必要な成績水準は公表されていないため、成績証明書をもとに事前に見通しを確認するのが確実です。20%が全期間続くため、総額では数百万円規模のインパクトになります。

    パターン③ 学費を最優先で抑えたい方

    • UniLink Diploma経由 ― 8ヶ月で修了して学部2年次へ編入。合計約2年8ヶ月で卒業でき、Diploma段階から20%減額の対象になります。期間と学費の両方が抑えられる最有力ルートです
    • 学費水準の低いコースを選ぶ ― スウィンバーンの学部はA$34,200〜47,320と幅があります。同じ30%減額でも、コースによって年間A$4,000近い差が出ます
    • 対象外コースを避ける ― 看護・操縦士課程は減額が効きません。同じ分野を志望する場合、他大学との比較も含めて検討する価値があります

    パターン④ 英語力に不安がある方

    ELICOS+ Scholarship(最大10週分・約A$5,000相当)があります。語学学校経由のルートは費用が上乗せになるのが通常ですが、この返還制度で負担がかなり相殺されます。ELICOSと学位課程をパッケージで出願すれば、ビザ申請も一度で完了します。「IELTSのスコアが出てから出願」と待つより、結果的に早く渡豪できる場合があります。

    パターン⑤ 看護・パイロットを志望する方

    率直に申し上げます。この2分野については、スウィンバーンの奨学金は使えません。Bachelor of NursingとBachelor of Aviation and Pilotingは、20%・30%のいずれも対象外と明記されています。

    その場合の選択肢は2つです。①奨学金なしでスウィンバーンに進む(教育内容で選ぶ)、②同分野で奨学金が使える他大学を検討する。アンアルウェンではオーストラリア全土の大学を扱っていますので、後者のご相談も承ります。スウィンバーンが合わないと判断すれば、そうお伝えします。

    スウィンバーンの奨学金戦略は、突き詰めると「コース選び」に行き着きます。申請書で差をつけられない以上、変えられるのはどのコースを、どのキャンパスで、どのルートで学ぶかだけです。

    ホーソンキャンパスか。対象外リストに入っていないか。UniLink経由なら何ヶ月短縮できて、いくら安くなるか――これらを出願前に整理することが、そのまま奨学金の獲得可能性につながります。

    申請の流れ

    • STEP 1|志望コースとキャンパスを決める奨学金の対象条件にはホーソンキャンパスであること対象外コースに該当しないことが含まれます。ここが最初の確認ポイントです。UniLink Diploma経由を検討する場合は、志望分野のDiplomaが開講されているかも確認します。
    • STEP 2|成績証明書を正しく整えるスウィンバーンの奨学金はこれまでの学業成績だけで判定されます。成績証明書の英訳の仕方や提出形式で評価が変わることがあるため、提出前の確認が効きます。
    • STEP 3|スウィンバーンへ出願する(奨学金の申請書は不要)認定教育エージェント経由、またはオンラインで直接出願します。すべての適格な出願が自動的に奨学金審査の対象になります。別途の申請書・エッセイ・推薦状は必要ありません。英語要件に届かない場合は、この段階でELICOSとのパッケージ出願を選択します。
    • STEP 4|オファーレターを受け取る入学許可書には奨学金の適用有無と減額後の学費が記載されます。この時点で総額が把握できます。
    • STEP 5|オファーを受諾し、学費を支払う奨学金適用後の金額で初回分を支払うと、CoE(入学確認書)が発行されます。
    • STEP 6|学生ビザ申請 → 渡豪CoEをもとに学生ビザ(subclass 500)を申請します。OSHC加入、滞在先手配も並行して進めます。ELICOSとパッケージで出願している場合、ビザ申請は一度で完了します。

    ポイントは STEP 1 と STEP 2 です。スウィンバーンの奨学金は出願した瞬間にほぼ結果が決まります。出願後にできることはありません。だからこそ、出願前の「コース選び」と「書類の整え方」に時間をかける価値があります。

    よくある質問

    奨学金の申請書は本当に書かなくていいのですか?

    はい。George Swinburne International Excellence Scholarship(30%)とSwinburne International Scholarship(20%)は、いずれも専用の申請書が不要です。公式サイトにも「automatic consideration based on previous academic grades(これまでの成績にもとづく自動審査)」と明記されています。
    認定エージェント経由またはオンラインでコースに出願すると、適格な出願はすべて自動的に審査されます。ELICOS+ Scholarshipも同様で、ELICOSを修了して本コースを開始すれば自動的に適用されます。

    30%の奨学金は現実的に狙えますか?

    条件は「high academic performance(高い学業成績)」と説明されており、具体的な数値基準は公表されていません。そのため確実な見通しを立てるには、成績証明書をもとに個別に確認するのが確実です。
    ただしスウィンバーンの場合、30%に届かなくても20%の奨学金が受け皿として機能します。どちらも自動審査ですので、「30%を狙って落ちたら何もない」ということにはなりません。この二段構えは、他大学の奨学金と比べて安心感のある設計です。

    奨学金は初年度だけですか?

    いいえ。30%・20%のいずれもコースの標準修業年限(course start dateからcourse end dateまで)にわたって適用されます。3年制なら3年間、4年制なら4年間、毎年の授業料から減額が続きます。
    たとえばEngineering(年A$47,320)を3年間学ぶ場合、20%でA$28,392、30%でA$42,588の減額になります。詳しくは減額額の早見表をご覧ください。

    どのコースでも対象になりますか?

    いいえ。Bachelor of Aviation and Piloting(ダブルディグリーを含む)、Bachelor of Nursing、Master of Physiotherapy、Master of Occupational Therapy、研究学位(研究修士・博士)は対象外と明記されています。
    またホーソンキャンパスで学ぶことが条件です。ワンティルナ・クロイドン・サラワク(マレーシア)のキャンパスは対象外になります。看護を志望される方は特にご注意ください。

    Foundation や UniLink Diploma でも奨学金は使えますか?

    はい。Swinburne International Scholarship(20%)は、進学準備課程(pathway course)も対象としています。Foundation Program(A$32,200)なら約A$6,440の軽減になります。
    一方、30%のGeorge Swinburne International Excellence Scholarshipは学部・大学院が対象です。UniLink Diploma経由は8ヶ月で学部2年次に編入できるため、期間・費用の両面で有利になり得るルートです。詳しくは進学ルート別に見た奨学金をご覧ください。

    複数の奨学金を組み合わせられますか?

    授業料の減額奨学金(20%・30%)については、多くの大学と同様に併用不可となるのが一般的で、複数の条件に該当した場合は最も有利なものが適用されると考えられます。一方ELICOS+ Scholarshipは語学コースの学費返還という別の性質のため、学位課程の減額奨学金との組み合わせが想定されています。
    ただし併用可否の扱いは出願年度の規定によります。出願前にご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。

    英語力が足りない場合、奨学金は受けられませんか?

    受けられます。むしろ英語力が足りない方向けの制度が用意されているのがスウィンバーンの特徴です。付属語学学校ELICOSと学位課程をセットで出願すると、ELICOS+ Scholarshipで最大10週分(約A$5,000相当)の学費が返還されます。
    さらに、ELICOS修了後に進む学位課程では20%・30%の減額奨学金も別途審査されます。パッケージで出願すればビザ申請も一度で済むため、「IELTSのスコアが出るまで待つ」より早く渡豪できる場合があります。

    エージェント経由だと奨学金が減らされたりしませんか?

    いいえ、まったく同じです。奨学金の審査基準も減額率も、直接出願した場合と変わりません(エージェント手数料は大学側が負担する仕組みです)。
    むしろスウィンバーンの場合、対象キャンパスの条件・対象外コースのリスト・進学ルートごとの適用範囲など事前確認が結果を左右するため、エージェントを通すメリットが大きいといえます。

    大学の詳細やコース内容はどこで見られますか?

    スウィンバーン工科大学の全体像――ランキング、強い分野、全学士課程に組み込まれた就業体験(Work Integrated Learning)、キャンパス、入学条件、学費、進学ルート、メルボルンでの生活、RMITディーキンとの比較までは、スウィンバーン工科大学の詳細ページにまとめています。あわせてご覧ください。

    留学エージェントを使うメリット

    「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、スウィンバーンの奨学金には「出願前でしか対策できない」という特性があり、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。

    • 費用が変わらない

      アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の確認、GS(Genuine Student)対策、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。奨学金の審査条件も直接出願と同一です。

    • 対象外コースに該当しないかを事前に確認できる

      看護・操縦士課程・理学療法・作業療法・研究学位は奨学金の対象外です。志望コースがこれに該当するかどうかは、出願してから気づいても手遅れです。事前に確認します。

    • キャンパス条件を見落とさない

      奨学金の対象はホーソンキャンパスのみです。スウィンバーンは4つのキャンパスを持つため、この条件は情報として埋もれやすいポイントです。出願構成の段階で確認します。

    • 成績書類を正しく整えられる

      スウィンバーンの奨学金はこれまでの成績だけで判定されます。申請書がない以上、成績証明書の英訳の仕方や提出形式が唯一の変数です。提出前に確認します。

    • 自分の成績で対象になるかの見通しが立つ

      20%・30%に必要な成績水準は公表されていません。成績証明書をもとに見通しをお伝えできるのは、実際の出願実務を扱っているエージェントの強みです。

    • 進学ルートを比較できる

      直接入学、UniLink Diploma経由(8ヶ月→2年次編入)、Foundation経由、ELICOS経由――ルートによって総額も期間も奨学金の適用範囲も変わります。横並びで比較してご提案します。

    • 年度ごとの制度変更を把握している

      奨学金の減額率・対象年度・対象外コースは毎年見直されます(現行制度は2026年・2027年開始の新入生が対象です)。ネット上には古い年度の情報が混在しています。出願年度の正しい条件でご案内します。

    • メルボルンの他大学と比較できる

      大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。スウィンバーン・RMITディーキンを奨学金の条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。

    • 一人ひとりに時間をかけている

      アンアルウェンは毎月12名様限定でサポートをお受けしています。大手のような画一的なご案内はいたしません。またスタッフが実際に訪問した学校だけをご紹介しています。2008年の設立以来、3,000名以上のオーストラリア留学をサポートしてきました。

    このページを書いた人

    アンアルウェン松本朋弥のカウンセリング

    留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。

    松本 朋弥(まつもと ともみ)

    アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー

    2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、3,000名以上の留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。

    オーストラリア現地の提携オフィスと連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。

    • 2008年 アンアルウェン設立。オーストラリア留学ひとすじ
    • 3,000名以上の留学をサポート
    • 一人ひとりに時間をかけるため、毎月12名様限定でお受けしています
    • スタッフが実際に訪問した学校だけをご紹介しています
    • 夫婦で運営。ご相談から渡航後まで同じ担当者が伴走します
    • ご相談・出願手続き・GS対策・ビザサポートまですべて無料

    スウィンバーンの奨学金を検討している方へ ― 松本より

    スウィンバーンの奨学金は、「出願してしまったら、もうできることがない」タイプの制度です。申請書もエッセイもないぶん、後から挽回する手段がありません。

    そして、この大学の奨学金でいちばん多いご相談が「志望コースが対象外だった」というケースです。看護、パイロット、理学療法、作業療法――いずれもオーストラリア留学で人気の分野ですが、スウィンバーンでは減額の対象になりません。これを出願直前に知るのと、コース選びの段階で知るのとでは、選べる道の数がまったく違います。

    逆に、対象コースであれば話は簡単です。出願すれば自動で審査され、30%に届かなくても20%が受け皿になります。やるべきことは「対象条件を満たす形で出願する」ことだけです。

    志望分野と今の成績を教えていただければ、対象になりそうな奨学金と、実質いくらになるかを具体的にお伝えします。スウィンバーンが合わないと思えば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

    アンアルウェンのサポート内容(無料)

    アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。スウィンバーン工科大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。

    出願前サポート(無料)
    • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
    • 奨学金の適用確認・申込み手続き代行
    • 入学申込書類の作成サポート
    • 学生ビザ申請代行サポート
    • GSステートメントの作成含め、全面サポート
    • ワーホリビザ申請代行サポート
    • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
    • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
    • 航空券・渡航準備のアドバイス
    • 語学学習のアドバイス
    • 出発前の個別オリエンテーション
    渡航後サポート(無料)
    • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
    • 到着後オリエンテーション
    • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
    • コース延長・変更の手続きサポート
    • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
    • ビザ切り替えサポート
    • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
    • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
    • LINEやZOOMでのサポート付
    • 次の留学・再渡航のサポート

    エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。

    「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、アンアルウェンが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

    Free Consultation

    30%か、20%か、それとも対象外か。
    出願前に確かめませんか。

    「今の成績で30%は狙えるか」「志望コースは対象外リストに入っていないか」「UniLink経由と直接入学、総額でどちらが安いか」「ELICOS+と組み合わせるといくらになるか」――スウィンバーンが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。

    ※本ページの情報はスウィンバーン工科大学公式サイトの奨学金ページおよび公式の学費情報をもとに2026年7月31日時点で作成しています。奨学金の名称・減額率・対象条件・対象外コース・学費は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。本ページ内の日本円換算は1AUD=97円で計算した参考値であり、為替レートにより変動します。ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。

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