Curtin University — Perth, Western Australia
西オーストラリア州パース。この街には3つの主要大学があります。Go8のUWA、実学のカーティン、そして芸術のECU。カーティン大学が選ばれる理由は、その中間にある「バランス」です。
オーストラリア西海岸の州都パース。日本からの直行便もあり、時差はわずか1時間。東海岸のシドニーやメルボルンと比べて生活費が抑えられ、日本人留学生の数も少ない――この街には、性格の異なる3つの主要大学があります。
Go8(豪州八大学)の一角である西オーストラリア大学(UWA)、パフォーミングアーツの名門WAAPAを擁するエディス・コーワン大学(ECU)、そしてカーティン大学(Curtin University)です。
カーティン大学は、この3校のなかで「実学と就職」に最も明確な軸足を置く大学です。QS世界大学ランキング2026で183位、ARWU 2025では世界トップ1%。Go8ではないものの、鉱物・鉱山工学では世界4位という圧倒的な分野評価を持ち、西オーストラリア州の公立大学のなかで学部卒業生のフルタイム就職率が1位です。
このページでは、カーティン大学の実像を公式データで整理したうえで、UWA・ECUとの比較まで踏み込みます。「パースの大学を検討しているが、どれを選べばいいかわからない」という方に、判断の材料をお届けします。
カーティン大学は西オーストラリア州パースに本拠を置く公立大学です。1966年に西オーストラリア工科大学(WAIT)として設立され、1987年に大学へ昇格しました。校名は、第二次世界大戦期にオーストラリアを率いた第14代首相ジョン・カーティンに由来します。
「工科大学」を出自とすることが、この大学の性格を決定づけています。理論より実践、研究より応用、そして卒業後に仕事に就けるかどうか――カーティンの評価軸は一貫してそこにあります。
QS世界大学ランキング(分野別)2026で世界4位。資源国オーストラリアの、しかも鉱業の中心地である西オーストラリア州に立地するという条件が、そのまま教育・研究の強さになっています。この分野で世界のトップ5に入る大学は限られています。
Good Universities Guide 2026において、西オーストラリア州の公立大学のなかで学部卒業生のフルタイム就職率1位。さらにQILT雇用主満足度調査では、州内で最も高く評価される卒業生を輩出しています。
Academic Ranking of World Universities(上海ランキング)2025で世界トップ1%に位置。研究の実績で世界的に認知された大学です。ERA評価では研究成果の95%が世界水準以上と判定されています。
オーストラリアのほか、マレーシア・シンガポール・ドバイ・モーリシャス・スリランカにキャンパスを持ちます。学位の一部を他国のカーティンで学ぶという選択も可能で、複数国での学習経験を積める設計です。
最上位のJohn Curtin Global Excellence Scholarshipは授業料40%減額・コース全期間。20%のMerit Scholarshipもあり、オーストラリアの大学のなかでも減額率は高い水準にあります。
学内のパスウェイ機関Curtin Collegeのディプロマ(Stage 2)を修了すると、学部2年次に編入できます。年3回入学のため、出願時期を逃しても半年待たずに次の機会があります。
カーティン大学を評価するには、総合順位よりも分野別の実績を見る必要があります。公式に公表されている主要な順位を整理します。
| 分野・指標 | 順位 | 出典 |
|---|---|---|
| 鉱物・鉱山工学 | 世界4位 | QS世界大学ランキング(分野別)2026 |
| 地質学/地球物理学/ 地球・海洋科学 | 世界トップ50 | QS世界大学ランキング(分野別)2026 |
| 建築・建設環境 | WA 1位/全豪トップ10 | QS世界大学ランキング(分野別)2026 |
| 看護学 | 全豪12位 | QS世界大学ランキング(分野別)2026 |
| 心理学 | 全豪10位 | THE世界大学ランキング(分野別)2026 |
| 研究成果の質 | 95%が世界水準以上 | Excellence in Research for Australia 2018 |
| 学部フルタイム就職率 | WA公立大学 1位 | Good Universities Guide 2026 |
| 雇用主満足度 | WA最高評価 | QILT Employer Satisfaction Survey |
| 総合順位(参考) | 世界183位 | QS世界大学ランキング2026 |
| 総合順位(参考) | 世界トップ1% | ARWU 2025 |
「鉱山工学世界4位」という数字を、どう受け止めるべきか。
日本の高校生・大学生にとって、鉱山工学は馴染みの薄い分野かもしれません。しかしこれはオーストラリアという国の産業構造そのものを表す指標です。鉄鉱石・石炭・リチウム・レアアースといった資源の輸出はオーストラリア経済の中核であり、西オーストラリア州はその中心地です。
関連する地質学・地球科学・環境工学・化学工学といった周辺分野にも同じ強みが波及しています。資源・エネルギー・環境の分野でキャリアを考えるなら、カーティンは世界的に見ても有力な選択肢です。
パース中心部から南東へ約6km、ベントレー地区にあるメインキャンパス。留学生の大半がここで学びます。図書館、学生寮、スポーツ施設、飲食店が揃った広大な敷地で、ひとつの街のような規模を持ちます。Curtin Collegeもこの敷地内にあります。
メインキャンパス学生寮ありCurtin College併設市内からバスパース中心業務地区(CBD)にある都市型キャンパス。ビジネス系の大学院プログラムなどが開講され、通勤・通学の利便性を重視する社会人層に適した立地です。
パースCBD大学院向け社会人に便利パースから東へ約600km、金鉱の街カルグーリーにある西オーストラリア鉱山学校(WA School of Mines)。鉱物・鉱山工学で世界4位という評価を支えている拠点です。実際の鉱山地帯のただ中で学ぶという、他大学にはない環境があります。
鉱山工学の拠点実地環境専門特化マレーシア(サラワク)、シンガポール、ドバイ、モーリシャス、スリランカにキャンパスを展開。学位の一部を他国のカーティンで履修することが可能で、複数キャンパスで学んだ学生を対象にした奨学金(Global Scholars Program)も用意されています。
マレーシアシンガポールドバイモーリシャススリランカ学部課程の標準的な英語要件はIELTS Academic 総合6.5(各バンド6.0以上)です。ただしこれはあくまで標準で、コースによって要件は変わります。
| コース例 | IELTS総合 | バンド別 |
|---|---|---|
| 学部(標準) | 6.5 | 各バンド6.0以上 |
| Bachelor of Engineering (Honours) | 6.0 | 各バンド6.0以上 |
| Bachelor of Commerce (Honours) | 6.5 | 各バンド6.0以上 |
| Curtin College ディプロマ | 要確認 | コース・ステージにより異なります |
※IELTSのほかTOEFL・PTEなども認められています。コースごとの正確な要件は、各コースページの「Entry requirements」タブに記載されています。医療系など、より高い英語力を求めるコースもあります。
ここは実務上とても重要です。カーティンの学部要件は「総合6.5・各6.0」が標準ですが、上の表のとおり工学系は総合6.0で出願できるコースがあります。総合0.5の差は、IELTS対策の期間にすると数ヶ月に相当します。
「オーストラリアの大学は総合6.5必要」と一律に思い込んで準備期間を長く見積もっている方が少なくありません。志望コースの要件を先に確認することが、留学時期を早める最短の方法です。
カーティンは海外の中等教育資格について、公式に「Overseas qualifications recognised by Curtin University」という国別の換算リストを毎年公表しています。出願前にご自身の資格が掲載されているかを確認する形です。
アンアルウェン独自コンテンツ
「日本の高校からカーティンに直接入れるのか」――パースの大学を検討する方から必ず出る質問です。ここでは実務上の考え方を整理します。
以下のうち、公式に公表されている数値(IELTS要件、Curtin Collegeの学費)以外はアンアルウェンの実務上の目安です。カーティン大学が公表している公式の成績換算表ではありません。実際の判定は出願書類にもとづく大学の個別審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
カーティンは国別の資格換算リストをPDFで公表しています。日本の高等学校卒業資格がそのリストに掲載されているか、掲載されている場合どの成績水準が求められるか――これが出発点です。ここを推測で進めると、出願準備そのものが無駄になります。
アンアルウェンではこの確認を、ご相談の最初に行っています。大学に直接照会すれば、日本の高校資格でその志望コースに直接出願できるかどうかは明確な回答が得られます。無料で代行しますので、まずはお声がけください。
オーストラリアの多くの大学では、日本の普通科高校の卒業資格だけで学部へ直接進学するのは容易ではありません。カーティンの場合、その代替ルートがCurtin College のディプロマです。
日本の大学を卒業して大学院(コースワーク)に進む場合は、関連分野の学士号が基本要件になります。要件に届かない場合は、Curtin CollegeのMaster Qualifying Program(1学期・$16,900)という短期の準備課程が用意されています。
学費については、正確な数字だけをお伝えします。カーティンはコース別・年度別に学費を設定しており、包括的な一覧を公開していません。ネット上には「学部は年間◯万ドル」といった情報が出回っていますが、出典が不明確なものが多いのが実情です。
アンアルウェンでは、志望コースの正確な学費を大学の公式情報から確認したうえで、奨学金適用後の総額シミュレーションを無料で作成しています。40%の奨学金が適用されるかどうかで総額は大きく変わりますので、個別に試算する価値があります。
進学準備課程であるCurtin Collegeについては、公式に金額が公表されています。
| プログラム | 総額(2026年) | 備考 |
|---|---|---|
| Stage 1 ディプロマ(全分野) | $30,100 | 1ユニットあたり$3,762.50 |
| Stage 2 ディプロマ ― Commerce | $33,500 | 修了後、学部2年次へ |
| Stage 2 ディプロマ ― Arts & Creative Industries | $35,200 | 修了後、学部2年次へ |
| Stage 2 ディプロマ ― Built Environment | $37,900 | 修了後、学部2年次へ |
| Stage 2 ディプロマ ― Computing | $38,900 | 修了後、学部2年次へ |
| Stage 2 ディプロマ ― Engineering | $41,900 | 修了後、学部2年次へ |
| Stage 2 ディプロマ ― Health Sciences | $42,900 | 修了後、学部2年次へ |
| Master Qualifying Program | $16,900 | 1学期。大学院進学準備 |
| 費目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学料(Curtin College) | $225 | オファー受諾後に支払い |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 $642〜 | 学生ビザの必須要件 |
| 学生ビザ申請料 | 約 $2,000 | オーストラリア政府に納付 |
| 教科書 | 最大 $300程度 | コースにより変動 |
| 実習関連費(健康科学系) | 最大 $740程度 | 予防接種・健康診断・ユニフォーム等 |
※Curtin College公表の目安額です。カーティン大学本体のコースでは、実験用品・安全装備・現地調査費などコース固有の費用が別途発生する場合があります。
カーティンの留学生向け奨学金は、減額率の高さが特徴です。最上位は授業料40%減額で、しかもコース全期間にわたって適用されます。
カーティン大学の名を冠した最上位の留学生奨学金です。授業料が40%減額され、コースの全期間にわたって適用されます。学部・大学院いずれも対象です。
40%という減額率は、オーストラリアの大学の留学生向け奨学金としてはかなり高い水準です。3年制の学部であれば、実質的に1年分以上の学費が免除される計算になります。応募は大学の奨学金ポータル(scholarships.curtin.edu.au)から行います。
学業成績にもとづく奨学金で、授業料20%減額がコース全期間適用されます。最上位の40%に届かない場合の受け皿として機能し、多くの日本人留学生にとって現実的な本命となる奨学金です。
高等教育での目標を持つ留学生を対象とした、A$10,000の一括学費クレジットです。減額率(%)ではなく定額のため、学費が比較的低いコースほど、実質的な軽減率が高くなるという性質があります。
カーティンの2つのグローバルキャンパスで学ぶ学生を対象とした奨学金です。たとえばマレーシアやシンガポールのカーティンで学んだのちパースへ移る、といった学び方が該当します。複数国での学習経験と$15,000のクレジットを同時に得られるという、他大学にはない設計です。
カーティンの海外キャンパスからパースキャンパスへ移る学生を対象とした奨学金です。減額内容は年度により設定されます。
学内英語コース「Curtin English」を修了して学位課程へ進学する留学生に、最大A$7,496の学費クレジットが付与されます。
英語力に不安がある方には、これが効きます。「IELTSが足りないから英語コースから」というルートは費用が上乗せになりますが、最大$7,496のクレジットがあれば負担がかなり相殺されます。英語コースと学位課程をパッケージで出願すれば、ビザ申請も一度で済みます。
Australia Awards Scholarships ― オーストラリア政府による外部の奨学金制度です。主に大学院が対象で、学部は国により限定的。対象国は開発協力の枠組みで定められるため、応募資格は制度側の要件をご確認ください。
※奨学金の名称・減額率・条件・締切は年度ごとに改定されます。本ページは2026年7月時点の公開情報にもとづきます。応募要件・締切・併用可否は、出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
Curtin Collegeは、カーティン大学のベントレーキャンパス内にある進学準備機関です。日本の高校から進学する場合の主要ルートのひとつになります。
| プログラム | 期間 | 修了後 | 学費(2026年) |
|---|---|---|---|
| Stage 1 ディプロマ | 2〜3学期 | Stage 2または学部1年次へ | $30,100 |
| Stage 2 ディプロマ | 8〜12ヶ月 | 学部2年次へ編入 | $33,500〜$42,900 |
| Master Qualifying Program | 1学期 | 指定の大学院課程へ | $16,900 |
学力・英語の要件を満たせば、高校卒業後すぐに学部1年次へ。まず「日本の高校資格が換算リストに掲載されているか」の確認から始めます。
直接入学の要件に届かない場合の主要ルート。Stage 2修了で学部2年次に編入するため、卒業年次は変わりません。
IELTSのスコアが要件に届かない場合。学内の英語コースを修了して進学します。修了すると学費クレジットが付与されます。
パースは西オーストラリア州の州都で、人口は約200万人。オーストラリアで4番目に大きな都市です。日本との時差が1時間しかないことは、家族との連絡や日本の情報を追ううえで想像以上に大きな利点になります。
シドニー(2時間)、メルボルン(2時間)と比べても近く、サマータイムもありません。家族とのオンライン通話、日本の就職活動、資格試験の受験など、日本とつながり続けたい方には非常に有利です。
シドニー・メルボルンと比べて家賃が抑えられます。公式が示す目安では、食費が週$80〜280、交通費が週$15〜55、通信費が週$20〜55です。
東海岸の主要都市と比べて日本人の絶対数が少なく、日本語に頼れる場面が限られます。英語環境をつくりたい方には理想的な条件です。
青空の日が多く、インド洋に面したビーチが市内から近距離にあります。都市機能と自然環境のバランスが良く、落ち着いた学生生活を送りやすい環境です。
鉱業・エネルギー関連の企業が集積しています。工学・地質学・環境系を学ぶ方にとっては、学びの場と産業の現場が同じ都市にあるという環境です。
パースはオーストラリア東海岸から約3,000km離れています。シドニー・メルボルンへの旅行は国内線で4〜5時間。オーストラリア各地を頻繁に回りたい方には不便です。
カーティンは西オーストラリア州の公立大学のなかで学部卒業生のフルタイム就職率1位(Good Universities Guide 2026)、QILT雇用主満足度調査でも州内で最も高い評価を得ています。実学志向の大学として、卒業後の出口が明確なことが強みです。
パースは、オーストラリアの移民制度上シドニー・メルボルン・ブリスベンとは異なる区分に置かれてきました。地方部の人口維持を目的とした制度上、大都市圏以外での就学・就労には優遇措置が設けられる場合があります。
また西オーストラリア州は資源産業を中心に人材需要があり、工学・IT・看護・建設といった分野では州の推薦制度が活用しやすいとされています。これはカーティンの強い分野と重なります。
ビザ・移民制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。上記は2026年7月時点の一般的な制度の枠組みの説明であり、個別の申請に適用される条件を保証するものではありません。「今の制度が4年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
永住権の取得を主目的とされる場合は、必ず登録移民代理人(MARA)に最新の要件をご確認ください。アンアルウェンでは提携の登録移民代理人をご紹介できます。
パースで大学留学を検討する場合、現実的な選択肢は3つに絞られます。西オーストラリア大学(UWA)、カーティン大学、エディス・コーワン大学(ECU)です。3校は性格がはっきり分かれています。
| 比較項目 | カーティン大学 | UWA | ECU |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2026 | 183位 | 77位 | 487位 |
| Go8加盟 | ✗ | ✓ | ✗ |
| 大学の性格 | 実学・就職重視 (旧工科大学) |
研究重視 (WA最古・1911年) |
芸術・実務 (WAAPAで著名) |
| 看板分野 | 鉱物・鉱山工学 世界4位 |
医学・理学・ 工学など総合 |
パフォーミングアーツ 看護・教育 |
| 就職実績 | WA公立大学で 学部就職率1位 |
研究職・専門職に強み | 実務直結型の分野に強み |
| 留学生向け奨学金 (最大) |
40%減額 全期間 |
大学の制度による | 大学の制度による |
| パスウェイ | Curtin College 2年次編入・年3回入学 |
UWA College等 | ECU College等 |
| 立地 | ベントレー (市内から約6km) |
クローリー (スワン川沿い) |
ジュンダラップ他 |
| 日本との時差 | 3校ともパース ― 日本との時差はわずか1時間 | ||
3校の選び方を、率直に整理します。
UWAを選ぶべき人――大学のブランドと研究環境を最優先する方。Go8の学位が就職市場で効く業界を志望する方。研究者を目指す方。QS世界77位という数字は、3校のなかで圧倒的です。
カーティンを選ぶべき人――卒業後に仕事に就くことを最優先する方。工学・資源・建築・IT・ビジネスといった実学系を学びたい方。UWAほどの入学ハードルではないが、しっかりした評価のある大学に行きたいという方。奨学金の減額率を重視する方。
ECUを選ぶべき人――音楽・演劇・ダンス・映像といったパフォーミングアーツを本格的に学びたい方。WAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)はこの分野でオーストラリアを代表する存在です。看護・教育の分野も強みがあります。
「パースの大学」というくくりで比較されることが多い3校ですが、実際には競合していません。目指す分野が決まっていれば、選ぶべき大学はほぼ自動的に決まります。
迷いが生じるのは「ビジネスを学びたい」「まだ分野を決めていない」というケースです。この場合は、入学要件・奨学金・学費・卒業後の進路希望の4点で比較するのが現実的です。3校すべての情報を横並びで比較したい方は、お気軽にご相談ください。UWAの詳細ページとECUの詳細ページもあわせてご覧ください。
カーティン大学はGo8ではありませんが、評価は大丈夫ですか?
Go8ではありませんが、QS世界大学ランキング2026で183位、ARWU 2025で世界トップ1%という評価を得ています。特に鉱物・鉱山工学は世界4位で、この分野では世界的に見てもトップクラスです。
また西オーストラリア州の公立大学のなかで学部卒業生のフルタイム就職率1位(Good Universities Guide 2026)、QILT雇用主満足度調査でも州内最高評価という実績があります。「大学のブランド」で選ぶならUWA、「卒業後の就職」で選ぶならカーティン、という整理が実態に近いといえます。
日本の高校を卒業して直接入学できますか?
カーティンは国別の資格換算リスト(Overseas qualifications recognised by Curtin University)を毎年公表しており、日本の高校資格が掲載されているか、掲載されている場合どの水準が必要かを個別に確認する必要があります。ここを推測で進めると出願準備が無駄になるため、最初に確認すべき項目です。
要件を満たさない場合は、Curtin CollegeのStage 2ディプロマを経由して学部2年次に編入するルートがあります。ディプロマ1年+学部2年で合計3年となり、直接入学と卒業年次が変わりません。
英語要件はどのくらいですか?
学部の標準はIELTS Academic 総合6.5(各バンド6.0以上)です。ただしコースによって要件が異なり、Bachelor of Engineering (Honours)のように総合6.0で出願できるコースもあります。総合0.5の差はIELTS対策の期間で数ヶ月に相当するため、志望コースの要件を先に確認することをおすすめします。医療系などより高い英語力を求めるコースもあります。
奨学金の40%は現実的に狙えますか?
John Curtin Global Excellence Scholarship(40%・全期間)は最上位の奨学金で、競争率は高くなります。多くの方にとって現実的な本命はMerit Scholarship(20%・全期間)です。
いずれもコース全期間にわたって適用されるため、3〜4年間の総額で見ると影響は大きくなります。加えて定額型のGlobal Future Leaders Scholarship(A$10,000)もあり、複数の選択肢を並行して検討する価値があります。応募は奨学金ポータルから行います。
パースはシドニーやメルボルンと比べてどうですか?
パースの利点は①日本との時差が1時間、②生活費が東海岸より抑えられる、③日本人留学生が少なく英語環境をつくりやすいの3点です。特に時差1時間は、家族との連絡や日本の情報を追ううえで大きな差になります。
一方の制約は東海岸から約3,000km離れていることです。シドニー・メルボルンへは国内線で4〜5時間かかるため、オーストラリア各地を頻繁に回りたい方には不便です。また都市の規模は東海岸の主要都市より小さくなります。
UWA・ECUとどう違いますか?
3校は性格が明確に分かれています。UWAはGo8加盟・QS世界77位で、ブランドと研究力を求める方向け。ECUはWAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)を擁し、パフォーミングアーツで全豪を代表する存在です。カーティンは実学志向で、工学・資源・建築・IT・ビジネスに強く、州内で就職率1位という実績があります。
学びたい分野が決まっていれば、選ぶべき大学はほぼ自動的に決まります。詳しくは比較セクションをご覧ください。
学費はいくらですか?
カーティンはコース別・年度別に学費を設定しており、包括的な一覧は公開していません。正確な金額は、公式サイトでコースを検索し「International」を選択したうえで「Fees & charges」タブを確認するか、公式のFee Calculatorで算出できます。翌年度の目安学費は例年12月頃に公表されます。
なおLetter of Offer(入学許可)にはコース全体の学費見積もりが記載されるため、正式に出願すれば総額が把握できます。アンアルウェンでは志望コースの学費を確認し、奨学金適用後の総額シミュレーションを無料でお出ししています。
海外キャンパスで学ぶこともできますか?
はい。カーティンはマレーシア・シンガポール・ドバイ・モーリシャス・スリランカにキャンパスを持ち、学位の一部を他国のカーティンで履修することが可能です。2つのグローバルキャンパスで学んだ学生にはGlobal Scholars Program Scholarship(A$15,000)が用意されており、複数国での学習経験と学費支援を同時に得られます。将来グローバルに働きたい方には検討価値があります。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、カーティンのように確認事項が多い大学ではエージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
カーティンの資格換算リストは毎年更新されるPDFで、日本の記載有無や必要水準を個人で追うのは手間がかかります。推測で準備を進めると時間が無駄になります。大学に直接確認します。
カーティンはコースごとに英語要件が異なります(総合6.0のコースと6.5のコースがあります)。この0.5の差は準備期間で数ヶ月に相当します。志望コースの正確な要件から逆算した計画をご提案します。
カーティンは学費一覧を公開していないため、ネット上には出典不明の数字が出回っています。公式情報から志望コースの学費を確認し、奨学金適用後の総額まで試算します。
40%・20%の授業料減額、$10,000・$15,000の定額クレジット、英語コース経由の$7,496――複数の制度があり、それぞれ応募方法と条件が違います。対象になりそうなものを整理してご案内します。
大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。カーティン・UWA・ECUを条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
オファー受領、学費支払い、CoE取得、学生ビザ申請、OSHC加入、滞在先手配――それぞれ期限があり、順序を間違えると詰まります。全体を管理しながら並行して進めます。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
パースの大学を検討している方へ ― 松本より
「パースの大学」とひとくくりに言われますが、UWA・カーティン・ECUの3校はまったく性格が違います。そしてご相談を受けていて感じるのは、多くの方が最初はその違いをご存じないということです。
カーティン大学は、「Go8ほどのハードルではないけれど、しっかり評価されている大学で、卒業後の就職まで見据えたい」という方に、最もよく合う選択肢だと思っています。鉱山工学が世界4位という数字は分かりやすい例ですが、それ以外の分野でも「実際に仕事につながるか」という視点が教育に貫かれている大学です。
学びたい分野と今の成績・英語力を教えていただければ、3校のうちどれが合うかも含めて率直にお答えします。カーティンが合わないと思えば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。カーティン大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。
Free Consultation
パースの3大学、どれが合うか。
まず一緒に確かめませんか。
「日本の高校の成績で出願できるか」「志望コースの英語要件は6.0か6.5か」「40%の奨学金は狙えるか」「総額でいくらかかるか」――カーティンが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページの情報はカーティン大学公式サイト(curtin.edu.au)およびCurtin College公式サイト(curtincollege.edu.au)の公開情報をもとに2026年7月30日時点で作成しています。ランキングの数値は各調査機関が公表した年度のものです。学費・奨学金・入学要件・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。
関連キーワード
ウエスタンオーストラリア州 | 大学・大学院