Edith Cowan University — Perth, Western Australia
西オーストラリア州パースの公立総合大学。The Good Universities Guide 2026で「教育の質」5つ星を19年連続で獲得し、スポーツ関連分野は世界50位、舞台芸術は豪州2位、看護は世界トップ100。2026年2月には、パース中心部の新キャンパス「ECU City」が開校しました。
エディスコーワン大学(Edith Cowan University/ECU)は、西オーストラリア州パースにある公立総合大学です。1991年に大学として設立された比較的新しい大学で、舞台芸術・看護・教育・スポーツ科学・サイバーセキュリティといった実務直結の分野に厚みがあります。
この大学をQSの総合順位だけで見ると、評価を見誤ります。QS世界大学ランキング2027は545位。ところがThe Good Universities Guide 2026では「教育の質」で5つ星を19年連続で獲得しており、これはオーストラリア国内でも例の少ない記録です。研究規模を測る指標と、学生が実際に受け取る教育の質を測る指標は、別のことを見ています。
そして2026年、ECUは大きく姿を変えました。2月にパース中心部の新キャンパス「ECU City」が開校し、Mount Lawleyキャンパスの機能とWAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)がここへ移転しています。ネット上にはまだMount Lawley前提の情報が多く残っていますので、キャンパスの場所は最新の情報で確認する必要があります。
もうひとつ、ECUで必ず確認していただきたいのが奨学金です。留学生向けの授業料20%減額は申請不要で、コースの全期間に適用されます。日本も対象国です。ただし――ECUで人気の高い分野の多くが、この20%の対象外に指定されています。ここを知らずにコースを決めると、想定と数十万円単位で変わります。
このページでは、2026年入学の公式学費・英語バンドの全体像・奨学金の対象外リストを数字で整理したうえで、カーティン大学・西オーストラリア大学(UWA)との比較まで踏み込みます。日本の高校からの進学ルートも3パターンでご説明します。
エディスコーワン大学(ECU)は、西オーストラリア州パースにある公立総合大学です。1991年に大学として設立され、キャンパスはECU City(パース中心部・2026年2月開校)・Joondalup・South West(バンバリー)の3拠点。QS世界大学ランキング2027では545位ですが、The Good Universities Guide 2026の「教育の質」では5つ星を19年連続で獲得しています。CRICOS Provider No. 00279B。
エディスコーワン大学は、西オーストラリア州パースにある公立総合大学です。1991年に大学として設立されました。オーストラリアの大学のなかでは新しい部類に入りますが、その源流は1902年に開設された教員養成機関にさかのぼります。教育学部が大学の出発点だったという成り立ちが、いまも「教える力」への評価につながっています。
校名は、エディス・ディルクシー・コーワン(Edith Dircksey Cowan)に由来します。1921年にオーストラリアで初めて議会に選出された女性で、A$50紙幣に肖像が描かれている人物です。
The Good Universities Guide 2026でTeaching Quality(教育の質)の5つ星を19年連続で獲得。学部・大学院とも「総合的な学生体験」「学生サポート」「スキル開発」「学習リソース」でも5つ星で、学部は西オーストラリア州の大学で最上位と公表されています。
WAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)はECUの一部門で、演技・音楽・ダンス・音楽劇・舞台制作を擁します。QS分野別ランキング2026で舞台芸術は世界トップ150・オーストラリア2位。2026年2月からはパース中心部のECU Cityが本拠地です。
QS分野別ランキング2026でSports-related Subjectsが世界50位・オーストラリア6位。運動科学・スポーツ科学は、Go8の総合大学と正面から並ぶ数少ない分野です。ホスピタリティ&レジャー経営も同ランキングで101〜150位帯に初掲載されました。
QS分野別ランキング2026で看護が世界トップ100。The Good Universities Guide 2026では、学部の看護が西オーストラリア州で「学習リソース」「総合的な学生体験」「学生サポート」の1位です。ただし英語要件はIELTS 7.0と高く設定されています。
Edith Cowan College(ECC)がJoondalupキャンパス内にあり、Foundation・Diploma・大学院準備コース・進学英語を提供しています。Diploma修了で学部2年次へ進めるため、準備課程を経ても学位取得までの年数が変わりません。進学英語(AEP)の学費・奨学金・開講日は付属語学学校のページにまとめています。
パースはカテゴリー2(主要都市・地方の中核都市)に区分されており、卒業生ビザ(サブクラス485)の2本目で追加1年、技術移民では地方就学の加点対象になります。シドニー・メルボルン・ブリスベンにはこの扱いがありません。※ビザ制度は変更されることがあります。
「新しい大学」であることの意味を、正確に整理しておきます。
ECUは1991年設立で、Go8(オーストラリアの研究8大学)には加盟していません。研究の蓄積と国際的な知名度で測る指標――QS世界大学ランキング総合――では、上位に来ません。そこは事実としてお伝えします。
一方で、学生が実際に受け取る教育の質を測る指標では、国内最上位クラスに位置します。The Good Universities Guideの5つ星19年連続、Australian Financial Review 2025の「教育の質」全国2位、QILT学生体験調査2024の「スキル開発」で公立大学トップ(3年連続)。ECUは「何で評価されている大学か」を先に確認してから検討すべき大学です。
ECUが世界上位の評価を受けている分野は、スポーツ関連(QS分野別2026で世界50位・豪州6位)、舞台芸術(世界トップ150・豪州2位)、看護(世界トップ100)の3つです。加えて学生満足度の指標が強く、The Good Universities Guide 2026で「教育の質」5つ星を19年連続、QILT学生体験調査2024では「スキル開発」で公立大学1位(3年連続)。総合順位ではなく分野別と口コミ調査で評価される大学です。
ECUを評価するときに見るべきは、総合順位よりも「何で評価されているか」です。公表されている主要な数字を整理します。
| 分野・指標 | 順位・評価 | 調査・年度 |
|---|---|---|
| 教育の質 (Teaching Quality) | 5つ星 19年連続 | The Good Universities Guide 2026 |
| スポーツ関連分野 | 世界50位/豪州6位 | QS分野別ランキング2026 |
| 舞台芸術 (Performing Arts・WAAPA) | 世界トップ150/豪州2位 | QS分野別ランキング2026 |
| 看護 | 世界トップ100 | QS分野別ランキング2026 |
| ホスピタリティ& レジャー経営 | 101〜150位帯 (初掲載) | QS分野別ランキング2026 |
| 教育の質(全国比較) | 全国2位/州内1位 | Australian Financial Review 2025 |
| スキル開発 | 公立大学で豪州1位 3年連続 | QILT 学生体験調査2024 |
| 教育学(大学院) | スキル開発・学生サポート・ 学習リソース・総合体験で豪州1位 | The Good Universities Guide 2026 |
| 総合順位 | 351〜400位帯 (4年連続トップ400) | THE World University Rankings 2026 |
| 総合順位 | 世界545位 (2026年6月発表 2026年版は487位) | QS World University Rankings 2027 |
| 卒業3年以内の就職率 | 93% (全国平均を上回る) | Graduate Outcomes Survey |
| 卒業生の平均年収 | A$86,900 (州内の大学で最高と公表) | Graduate Outcomes Survey |
※The Good Universities Guide と QILT(Quality Indicators for Learning and Teaching)は、在学生・卒業生へのアンケートにもとづく指標で、研究力・評判が中心のQSやTHEとは評価軸が異なります。「〜位帯」と表記した順位は、調査機関が個別順位ではなくレンジで公表しているものです。就職率・年収はECU公式サイトの掲載値です。出典:ECU公式「5 Star Experience」(2026年8月13日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ECUは、総合順位で選ぶタイプの大学ではありません。QS 545位という数字は、同じパースにあるUWA(Go8・QS 2027で77位)と比べると、やはり差があります。大学名の知名度を重視される方には、正直、他の選択肢のほうが合うかもしれません。
ただ、見ていただきたい数字は別にもあります。「教育の質5つ星を19年連続」「スキル開発で公立大学1位」——これらはGo8の多くの大学を上回る評価です。しかもこの評価は、実際に通った在学生・卒業生の声から生まれたもので、「授業がどれだけ丁寧に設計されているか」を映しています。大人数の講義の中で埋もれてしまわないかご不安な方には、順位表よりもこちらのほうが、日々の実感に近いのではないかと思います。
舞台芸術(WAAPA)、看護、教育、スポーツ科学、ホスピタリティ、サイバーセキュリティ。この中に学びたい分野がある方にとって、ECUは順位表の見た目以上に、心強い選択肢になります。
ECUの評判は、「研究の評判」と「学生の評判」で結論が逆になります。QS世界大学ランキング2027は545位で振るいませんが、在学生・卒業生に直接聞いた調査では国内最上位クラスです。オーストラリア政府のQILT学生体験調査2024で「スキル開発」が公立大学1位(3年連続)、The Good Universities Guide 2026で「教育の質」5つ星を19年連続。卒業3年以内の就職率は93%、卒業生の平均年収はA$86,900(約982万円)と公表されています。
「ECUの評判はどうですか」「口コミを知りたい」というご質問をよくいただきます。個人のブログやSNSの感想は数が限られ、書き手によって振れ幅も大きいのが実情です。そこでここでは、オーストラリア政府と大手調査機関が、在学生・卒業生に直接アンケートを取ってまとめた「大規模な口コミ調査」の結果をご紹介します。
これらに共通しているのは、「研究実績」ではなく「学生がどう感じたか」を測っている点です。QSやTHEの総合順位が伸びない一方で、学生評価の指標では国内最上位クラスに並ぶ――この落差こそが、ECUという大学の実像だとお考えください。
ただし、口コミを読むときの注意点もお伝えします。ECUは2026年2月にECU Cityが開校し、Mount Lawleyキャンパスの機能が移転しました。2025年以前に書かれた在学生の体験談は、キャンパスの環境・立地・通学経路について現在と前提が異なります。施設や通学の話題は、投稿の時期を確認してからお読みください。
アンアルウェン独自コンテンツ
上の調査結果は信頼できる数字ですが、留学を決めるときに本当に知りたいことの多くは、そこに出てきません。アンアルウェンが実務のなかで「これは事前に確認しておくべきだった」と感じている論点を、3つに整理します。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
評判について、私たちの立場をはっきりさせておきます。
ECUは「有名だから安心」という買い方ができる大学ではありません。日本での知名度は高くなく、大学名で就職が有利になる場面も限られます。そこを期待されているなら、正直に申し上げて期待外れになります。
そのかわりECUは、「入学のハードルが低く、入ったあとの面倒見の評価が高い」という、留学生にとって実利のある組み合わせを持っています。19年連続の5つ星も、政府調査のスキル開発1位も、在学生自身が答えた結果です。「大学名で選ぶ」のではなく「4年間をどう過ごせるかで選ぶ」方に向いています。
ご相談の際は、評判をひとことで聞くのではなく、「◯◯学部の授業はどう進むのか」「日本人はどのくらいいるのか」「サポートは具体的に何をしてくれるのか」と分解してお尋ねください。そのほうが正確にお答えできます。分からないことは、分からないとお伝えします。
ECUのキャンパスは、ECU City(パース中心部)・Joondalup(北へ約25km)・South West(バンバリー)の3拠点です(ほかに海外のスリランカ校)。2026年2月にECU Cityが開校し、Mount Lawleyキャンパスの機能とWAAPAはここへ移転しました。「JoondalupとMount Lawleyの2キャンパス」という説明はすでに古い情報です。
ECUのキャンパス構成は2026年に大きく変わりました。Mount Lawleyキャンパスの機能がパース中心部の新キャンパス「ECU City」へ移転し、現在ECU公式が案内しているのはECU City・Joondalup・South West(バンバリー)・スリランカの4拠点です。留学生の多くはECU CityとJoondalupで学びます。
ECU City Campus / 500 Wellington Street, Perth
Joondalup Campus / 270 Joondalup Drive, Joondalup
パース中心部の500 Wellington Street、Yagan Square向かいに立つ11層の縦型キャンパスです。総事業費A$853百万(連邦政府A$294百万・西オーストラリア州政府A$199百万・大学A$360百万)を投じて建設され、開校時点で約8,500人の学生・職員がここを拠点にしています。約65,000㎡。
WAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)の新しい本拠地でもあり、Minderoo Centre for Performance Excellenceを含む劇場・スタジオ群が入っています。電車・バス・自転車・徒歩でアクセスでき、パース駅が目の前です。
パースCBD2026年2月開校WAAPA創造産業・ビジネス・IT駅至近パース中心部から北へ約25km。ミッチェル・フリーウェイとジューンダラップ線の鉄道に近く、車・電車・バス・自転車のいずれでも通えます。West Coast TAFE・西オーストラリア州警察学校と「Joondalup Learning Precinct」を共有する大規模な教育地区の一角です。
看護・医療・理学・工学・IT・サイバーセキュリティ・ビジネスなどの拠点で、学生寮ECU Villageと進学準備校 Edith Cowan College(Building 80)もこのキャンパス内にあります。
最大キャンパス学生寮ありECC併設看護・工学・IT鉄道でCBDへパースから南へ約175km、州南西部の都市バンバリー(585 Robertson Drive)にある地方キャンパスです。看護・教育・ビジネスなどを開講しており、学生寮ECU Villageもあります。地方部での実習機会と、静かな学習環境が特徴です。
地方キャンパス学生寮あり看護・教育ECUが海外に持つキャンパスです。日本から留学される方の進学先ではありませんが、公式サイトのキャンパス一覧に並んで表示されるため、混同しないようご注意ください。
海外キャンパス日本からの進学先ではないAdviceアンアルウェンからのアドバイス
ECUを調べるときに、いま最も混乱が起きやすいのがキャンパスです。
2026年2月にECU Cityが開校し、Mount Lawleyキャンパスの機能はそちらへ移りました。ところがインターネット上には「ECUはJoondalupとMount Lawleyの2キャンパス」という説明がまだ大量に残っています。Mount Lawleyを前提に住まいを探すと、通学できない場所を選んでしまいます。
実務上お伝えしたいのは「志望コースがどのキャンパスで開講されるかを、住まいを決める前に確認する」ことです。ECU CityとJoondalupは電車で30分ほど離れています。舞台芸術・創造産業・ビジネス系はECU City、看護・工学・ITはJoondalupが中心ですが、コース単位で決まりますので一律ではありません。
住まいについても1点。ECU公式が案内している学生寮ECU VillageはJoondalup・South West(バンバリー)にあり、Mount Lawleyの寮は2026年12月までの運営と案内されています。ECU Cityのキャンパス内には学生寮の掲載がありません。ECU Cityで学ぶ方は、市内の学生アパートやシェアハウスが選択肢になります。手配代行は無料でお引き受けします(寮費・ホームステイ費などの実費は別途かかります)。
ECUの学部の英語要件は、標準でIELTS Academic 総合6.0(各バンド6.0以上)、大学院コースワークは6.5(各6.0以上)です。ただしコースごとに「英語バンド」が1〜5で割り当てられ、Band 5の看護は7.0、教育は4技能平均7.5・スピーキングとリスニング8.0以上まで上がります。学力は各コースの目安ATAR(商学は70)で示され、日本の高校の成績は個別審査です。入学時期は2月最終週と7月最終週の年2回。
ECUの英語要件は、他大学のように「学部は6.0、大学院は6.5」と一律に決まっているわけではありません。コースごとに「English Proficiency Band(英語バンド)」が1〜5で割り当てられ、そのバンドの基準を満たす必要があります。下の表は公式のバンド表から、日本人留学生に関係の深いものを整理したものです。
| バンド | IELTS Academic | 他テストの換算 | 主な対象コース |
|---|---|---|---|
| Band 1 | ― | オーストラリアのYear 10相当の英語修了 | 学位課程では通常使われません |
| Band 2 | 6.0 各6.0以上 |
TOEFL iBT 70(各17以上) PTE Academic 52(各50以上) |
数値はBand 3と同じ。認められる代替ルート(豪州の高校科目など)が異なります |
| Band 3 | 6.0 各6.0以上 |
TOEFL iBT 70(各17以上) PTE Academic 52(各50以上) Cambridge C1 Advanced 169(各169) |
学部の標準 商学・法学・人文・理学・心理学・犯罪学・デザイン・音楽・舞台芸術・運動科学・生物医科学 ほか |
| Band 4 | 6.5 各6.0以上 |
TOEFL iBT 84(各17以上) PTE Academic 58(各50以上) Cambridge C1 Advanced 176(各169) |
大学院コースワークの標準 MBA・会計・プロジェクト管理・公衆衛生・データサイエンス・サイバーセキュリティ・工学・看護学修士・カウンセリング ほか |
| Band 5 | コース別 下表参照 |
コースごとに個別設定 (OETが使えるコースもあります) |
看護・助産・作業療法・救急救命・ソーシャルワーク・教育(学部およびMaster of Teaching) |
ECU公式の英語バンド表に掲載されているテストは、IELTS Academic(UKVI・One Skill Retakeを含む)、TOEFL iBT for Australia、PTE Academic(UKVIを含む)、Cambridge C1 Advanced/C2 Proficiency、LANGUAGECERT Academic、そしてOET(看護・医療系のBand 5コースのみ)です。
受験するテストを決める前に、志望コースのバンドと受け付けられるテストをご確認ください。無料でお調べします。
| コース | IELTS 総合 | バンド別の条件 |
|---|---|---|
| 教育(学部) Master of Teaching |
7.5 | 4技能の平均7.5以上・どのバンドも7.0未満不可・スピーキングとリスニングは8.0以上 教員登録の基準にもとづく水準です |
| 看護 Bachelor of Science (Nursing) 助産・Master of Nursing (Graduate Entry) 等 |
7.0 | リスニング7.0/リーディング7.0/スピーキング7.0/ライティング6.5 看護師登録機関(NMBA)の基準。IELTS One Skill Retake も可 |
| 作業療法 救急救命(Paramedical Science) |
7.0 | リスニング7.0/リーディング7.0/スピーキング7.0/ライティング6.5 Ahpraの基準にもとづきます |
| ソーシャルワーク Bachelor of Social Work |
7.0 | 全バンド7.0以上 豪州ソーシャルワーカー協会(AASW)の要件 |
※Band 5のコースは、テストの有効期限(受験から2年以内)・受験回数・2回の受験結果を合算する場合の条件まで細かく定められています。また、2026年4月23日以降に受験したテストは換算基準が変わるコースがあります。2026年1月21日以降はTOEFLについて「TOEFL iBT for Australia」の提出が求められ、TOEFL iBT Home Editionは受け付けられません。IELTS Academicのオンライン版も不可です。正確な要件は志望コースごとに異なりますので、アンアルウェンで無料でお調べします。出典:ECU公式「English Proficiency Bands」および各コースページ(2026年8月13日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ここは実務上とても重要です。「ECUは英語要件がIELTS 6.0だから入りやすい」という理解で準備を進めると、志望コースを決めた段階で計画が崩れます。
ECUが強い分野――看護・教育・ソーシャルワーク――は、いずれもBand 5です。とりわけ教育は「4技能平均7.5・スピーキングとリスニングは8.0以上」。これはオーストラリアの大学のなかでも最上位クラスの要件で、学部の標準(総合6.0)とは、IELTS対策の期間にして1年以上の差があります。
逆に言えば、ECUには「総合6.0・各6.0」で入れるコースが幅広くあります。商学・法学・人文・理学・心理学・犯罪学・デザイン・音楽・舞台芸術・運動科学。オーストラリアの大学としては低めの水準で、しかも各バンドの下限が6.0でそろっているぶん、目標が立てやすい設計です。
志望コースのバンドを先に確認することが、留学時期を早める最短の方法です。要件に届かない場合は、Edith Cowan Collegeの進学英語(Academic English Program)を修了すればIELTSを受け直さずに進学できます。ただし看護・教育など登録資格が関わるコースは、この免除の対象にならない場合があります。志望コースをお知らせいただければ、無料で確認いたします。
ECUは学部コースごとに「Indicative ATAR(目安となるATAR)」を公表しています(ATARはオーストラリアの大学入試指標です)。たとえばBachelor of CommerceはATAR 70が目安として掲載されています。コースによってこれより高い基準が設定されます。
日本の高校を卒業された方については、ECUは国別の高校成績の基準を公表していますが、一覧に載っていない資格は「個別審査(individual assessment)」となります。個別審査になる=直接入学できない、ではありません。成績次第では学部へ直接出願できます。詳しくは次の章でご説明します。
なお、Bachelor of Science (Occupational Therapy)(作業療法)とBachelor of Science (Speech Pathology)(言語聴覚)は、ECU公式が「国別の高校成績基準は適用されず、個別審査が必要」と明記しているコースです。この2つを志望される方は、早めに照会することをおすすめします。
大学院(Graduate Certificate・Graduate Diploma・修士)は、コースごとに要件がコースページに個別掲載される方式です。基本は学士号相当の学位ですが、コースによっては前提となる専攻・科目や実務経験が設定されます。
たとえばMaster of Teaching(Primary)は「初等教育課程の学習領域に関連する1年分(フルタイム相当)以上の学修」を全員に求めており、「実務経験で学士号の代わりにすることはできない」と明記されています。一方でMBAやMaster of Project Management、Master of Data Scienceのように、分野を問わず出願できるコースもあります。
ECUは2学期制(セメスター制)です。ECU公式は、「ほとんどのコースはセメスター1に始まり、通常は2月の最終週。多くのコースはセメスター2にも開講があり、通常は7月の最終週」と案内しています。各セメスターの開始前には1週間のオリエンテーション週が置かれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セメスター1 | 2月の最終週に開始。多くのコースはこちらが本入学です。前週にオリエンテーション週があります |
| セメスター2 (mid-year) | 7月の最終週に開始。ECUでは「mid-year」と呼ばれ、多くのコースが受け入れています。日本の3月卒業から半年で入学できるのがこの枠です |
| フルタイムの定義 | 1セメスターに3ユニット(科目)以上の履修。学生ビザではフルタイム就学が前提になります |
| 標準的な履修量 | 3年制の学位なら1セメスターに4ユニット×6セメスター=計24ユニットが標準です |
| パートタイム | 1セメスターに1〜2ユニット。修了までの期間はおおむね2倍になります ※学生ビザでの就学には適さない場合があります |
「1セメスターに4ユニット」という数え方が、そのままECUの学費計算につながります。ECUはコース定額ではなくユニット単位で課金する方式のため、何ユニット履修するかがそのまま金額になります。公式サイトに載っている年間の目安額は、この「4ユニット×2セメスター=8ユニット」を前提にした標準的な履修量にもとづく数字です。
日本の高校・大学は3月卒業ですので、2月最終週のセメスター1に間に合わせるには、卒業前から出願を進める必要があります。間に合わない場合は、7月最終週のセメスター2が現実的な選択肢になります。どちらを狙うかで、出願・ビザ申請の逆算スケジュールが変わります。
ECUに偏差値はありません。オーストラリアの大学入試は、定員をめぐって受験生同士が競う「選抜制」ではなく、大学が公表した要件を満たしているかどうかを個別に判定する「要件充足制」だからです。ECUの学部の要件は、目安ATAR 70前後・英語はIELTS 6.0(各6.0)が標準で、オーストラリアの大学のなかでは入りやすい部類に入ります。ただし看護・教育などの一部コースだけは英語要件が大きく上がります。
日本の大学受験は、同じ日に同じ試験を受け、上位から定員分を合格させる仕組みです。だから「何点取れば受かるか」が毎年変動し、その難しさを表すために偏差値という指標が生まれました。
オーストラリアはこの構造が違います。大学ごと・コースごとに「この基準を満たせば入学できます」という要件が先に公表されており、それを満たした出願者にオファーが出ます。他の出願者と点数を競う場面が、原則としてありません。
したがって「ECUの偏差値はいくつですか」という問いには、そもそも対応する数字が存在しません。代わりに見るべきなのは、①学力の目安(ATAR)、②英語要件(バンド)、③そのどちらに自分が届いていないかの3つです。
| 入口 | 学力の要件 | 英語の要件 | 難易度の実感 |
|---|---|---|---|
| 学部へ直接入学 (標準的なコース) |
目安ATAR 70 前後 商学の場合 |
IELTS 6.0 各6.0(Band 3) |
オーストラリアの大学としては低めの水準です。日本の成績は個別審査になるため、まず照会します。 |
| ECC Diploma(Year 2) → 学部2年次へ |
高校卒業+ 評定平均 2.5 |
IELTS 5.5 各5.0以上 |
公式に明示された基準です。評定2.5は、オーストラリアの大学進学ルートのなかでもかなり低い水準にあたります。 |
| ECC Foundation → 学部1年次へ |
高校2年修了 (卒業前でも可) |
IELTS 5.5 各5.0以上 |
高校を卒業していない段階でも出願できます。 |
| 看護 Bachelor of Science (Nursing) |
コース別 | IELTS 7.0 L/R/S 7.0・W 6.5 |
ここだけ難易度が跳ね上がります。大学ではなく看護師登録機関(NMBA)の基準です。 |
| 教育(学部・Master of Teaching) | コース別 | IELTS 平均7.5 全バンド7.0以上 S・L は8.0以上 |
ECUで最も難易度が高い入口です。教員登録の基準にもとづくもので、オーストラリアの大学のなかでも最上位クラスの要件です。 |
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
「難易度」という言葉を、2つに分けて考えてください。
ひとつは入るまでの難易度。ECUはここが低い大学です。評定2.5という基準が公表されており、しかもDiplomaを修了すれば学部2年次へ進めます。日本の高校の成績を理由に、オーストラリアの大学進学そのものを諦める必要はありません。
もうひとつは卒業するまでの難易度。オーストラリアの大学は、入学より進級・卒業のほうが厳しいのが一般的です。ECUも例外ではありません。「入りやすい=楽に卒業できる」ではないことは、はっきりお伝えしておきます。だからこそECUが19年連続で5つ星を取っている「教育の質」「学生サポート」という評価が効いてきます。入りやすさと、入ったあとの面倒見の良さが同居している。ここがECUという大学の性格です。
そして唯一の例外が英語です。看護と教育を志望される方は、学力ではなく英語で止まります。IELTS 6.0と「平均7.5・スピーキングとリスニング8.0」では、必要な学習期間がまるごと違います。この2分野を考えている方は、他のどの情報より先に、現在のスコアと要件との距離を測ってください。ご相談いただければ、必要な期間の見立てを無料でお出しします。
アンアルウェン独自コンテンツ
ここまでは公表されている数字の話です。ただ実際の出願で結果を左右するのは、公表資料に書かれていない部分にあります。アンアルウェンが実務で押さえている論点を整理します。
ご自身の難易度は、3つの書類だけで判定できます。①高校または大学の成績証明書、②英語スコア(お持ちの場合)、③志望分野。この3点をお送りいただければ、「直接入学・Diploma・Foundationのどれになるか」「英語はあと何段階必要か」を無料でお調べします。推測でルートを決める前に、一度照会しておくことをおすすめします。
アンアルウェン独自コンテンツ
ECU本体は日本の高校の成績を「個別審査」で判定するため、公表された評定基準はありません。一方、進学準備校のEdith Cowan Collegeは日本向けの基準を明示しています。Foundation・Diploma(Year 1)は高校2年(Kotogakko Year 2)修了、Diploma(Year 2)は高校卒業+評定平均2.5です。大学院についても統一された成績換算表は公表されておらず、コースごとの個別判定になります。
「私の成績で入れますか」――ご相談で最も多くいただく質問です。ECUの場合、大学本体と進学準備校で、情報の出方がまったく違います。ここが分かると、進路の見通しが一気に立ちます。
以下のうち、公式に公表されている数値(英語要件、目安ATAR、Edith Cowan Collegeの国別入学要件、学費)以外は目安です。ECUが公表している公式の成績基準ではありません。実際の判定は出願書類にもとづく大学の個別審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
ECU本体は、国別の高校成績の基準を公表しています。ただし日本の高校の課程が一覧に含まれない場合は「個別審査」となり、出願書類にもとづいて大学が判定します。つまり「評定いくつなら入れる」と事前に断言できる情報は、大学本体からは出ていません。
ところが――進学準備校の Edith Cowan College(ECC)は、日本向けの基準をはっきり公表しています。ここが実務上とても使えます。
| 進学ルート | 日本からの入学要件 | 実際に鍵になるポイント |
|---|---|---|
| ECU 学部へ 直接入学 |
個別審査 (コース目安ATAR 70〜) |
まずここを確認します。日本の高校の成績は個別審査で判定されますが、成績次第では直接出願できます。IB・A-Level等の国際資格をお持ちの場合は判定が早く出ます。英語要件は志望コースのバンド次第で6.0〜7.5です。 |
| ECC Diploma (Year 2) |
高校卒業+ 評定平均 2.5 |
公式に明示されている基準です。修了するとECU学部の2年次へ進めます。英語はIELTS 5.5(各5.0以上)が標準。※看護系のみ6.5が必要です。 |
| ECC Foundation /Diploma(Year 1) |
高校2年 (Kotogakko Year 2)修了 |
高校を卒業していなくても出願できます。高校2年修了時点で進路を切り替えたい方の受け皿です。英語はIELTS 5.5(各5.0以上)が標準。 |
※「評定平均2.5」はEdith Cowan Collegeが国別の入学要件表で日本について公表している数値です(2026年8月13日確認)。ECU本体の学部入学については、上記のとおり個別審査となります。出典:Edith Cowan College 公式「Academic Entry Requirements」。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
現場で一番お伝えしたいことです。この表の「評定平均2.5」という数字は、オーストラリアの大学進学ルートのなかでもかなり低い水準です。日本の高校で評定3.0に届かず、進学先の選択肢が狭いと感じている方にとって、ECUは現実的に道が開ける大学のひとつです。
しかも重要なのは、ECCのDiplomaを修了するとECU学部の「2年次」へ進めるという点です。Foundationからだと学部1年次スタートで合計4年ですが、Diploma(1年)+学部2〜3年 = 合計3〜4年。つまり準備課程を挟んでも、学位取得までの年数が直接入学とほとんど変わりません。「準備課程=遠回り」という常識が、ECUでは当てはまらないということです。
そのうえで――いきなりDiplomaに決めないでください。評定が足りている方は、学部へ直接出願できる可能性があります。直接入学できるのに1年分の学費と時間をかけてしまうのは、いちばんもったいないパターンです。出願前に、成績証明書をもとに大学へ照会します。
そしてもうひとつ。ECCのルートで実務上のボトルネックになるのは、評定ではなく英語(IELTS 5.5・各5.0以上)です。評定を気にして立ち止まるより、英語の準備を先に進めたほうが、結果として早く出発できます。
ECUの大学院は、コースごとに要件がコースページに個別掲載される方式です。日本の大学の成績についても、統一された換算表は公表されていません。出願書類にもとづいて大学が個別に判定します。
「GPAが足りないと思うのですが」というご相談は非常に多いのですが、推測で諦めてしまうケースをよく見かけます。実際に照会すると出願できた、ということは珍しくありません。要件に届かない場合はPost-Graduate Qualifying Program(4〜7ヶ月)を経由するルートが公式に用意されており、こちらは「学位はあるが修士に直接進めない方」向けと明記されています。
ECUの主要な留学生奨学金は、コースへの出願がそのまま奨学金の審査を兼ねます。専用の申請書はなく、入学審査の過程で自動的に判定され、結果は入学許可書とは別の奨学金レターで通知されます。したがって「まだ卒業していない」「IELTSのスコアがまだ出ていない」段階で出願しても、奨学金の判定からは外れません。
条件付きオファーは「早めに出願する人ほど有利」な仕組みです。早い段階でオファーを受け取っておけば、減額後の学費計画を立てたまま、学生ビザの準備に余裕を持てます。
ECUの2026年入学・留学生向け年間授業料(1年次の目安)は、学部がA$37,700〜44,000(約426万〜497万円)、大学院コースワークがA$37,700〜45,400(約426万〜513万円)です。授業料20%減額の対象コースなら、たとえばBachelor of Commerce(A$38,600・約436万円)は実質約A$30,880(約349万円)、MBA(A$40,650・約459万円)は実質約A$32,520(約368万円)になります。ただしECUはコース定額ではなく履修ユニット単位で課金するため、表示額は標準的な履修を前提とした目安です。円換算は1豪ドル=113円(2026年8月15日時点)。
以下の金額は、ECU公式の各コースページに掲載されている留学生向け「1年次の目安額(estimated 1st year indicative fee)」です。ECUの学費計算ツールで扱える最新年度は2026年です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ECUの学費表には、他大学と決定的に違う点があります。先にお伝えします。
多くの大学は「このコースは年間A$◯◯」と定額で決まります。ところがECUは、コース単位ではなく「履修したユニット(科目)単位」で課金します。公式サイトも「あなたは登録した個々のユニットに対して支払うのであって、コース全体の料金ではありません。したがってコースの総額は、どのユニットを選ぶかによって変わります」と明記しています。
つまり下の表の金額は「標準的な履修をした場合の1年次の目安」であり、選ぶ専攻や選択科目によって上下します。正式な金額は入学許可書(オファーレター)に記載されます。
そしてこれらはすべて「定価」です。ECUには留学生向けの授業料20%減額があり、日本は対象国です。たとえばBachelor of Commerce(目安 A$38,600/年)に20%が適用されると年額は約A$30,880(約349万円)。3年間で約A$23,160=約262万円の差になります。定価だけを見て判断するのは早すぎます。ただし後述のとおり対象外のコースがあります。
アンアルウェンを通していただくと何が変わるか ― ①志望コースの正確な学費を公式資料から確認します、②そのコースが20%・10%・対象外のどれに当たるかを事前に確認します、③減額後の総額に生活費・OSHC・ビザ申請料まで足したシミュレーションを無料でお出しします。学費も奨学金の条件も、大学へ直接申し込む場合とまったく同じです。
| 分野 | コース | 1年次の目安 | 英語 バンド |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | Bachelor of Communication | A$37,700 約426万円 | 3 |
| デザイン | Bachelor of Design | A$37,700 約426万円 | 3 |
| 教育(初等) | Bachelor of Education (Primary) | A$37,700 約426万円 | 5 |
| ビジネス・商学 | Bachelor of Commerce 会計・financeなど13以上の専攻 | A$38,600 約436万円 | 3 |
| 法学 | Bachelor of Laws | A$38,600 約436万円 | 3 |
| 人文 | Bachelor of Arts | A$39,300 約444万円 | 3 |
| 犯罪学 | Bachelor of Criminology and Justice | A$39,450 約446万円 | 3 |
| ソーシャルワーク | Bachelor of Social Work | A$39,500 約446万円 | 5 |
| 教育(中等) | Bachelor of Education (Secondary) | A$40,200 約454万円 | 5 |
| 音楽・舞台芸術 (WAAPA) | Bachelor of Music/Bachelor of Performing Arts | A$40,650 約459万円 | 3 |
| 生物医科学 | Bachelor of Biomedical Science | A$41,750 約472万円 | 3 |
| 救急救命 | Bachelor of Science (Paramedical Science) | A$42,200 約477万円 | 5 |
| 運動・ スポーツ科学 | Bachelor of Science (Exercise and Sports Science) | A$42,300 約478万円 | 3 |
| 心理学 | Bachelor of Psychology (Honours) | A$42,650 約482万円 | 3 |
| 理学 | Bachelor of Science 各専攻 | A$42,750 約483万円 | 3 |
| 作業療法 | Bachelor of Science (Occupational Therapy) | A$43,700 約494万円 | 5 |
| 看護 | Bachelor of Science (Nursing) | A$44,000 約497万円 | 5 |
※金額はすべてオーストラリアドル(AUD)です。ECU公式の各コースページに掲載されている留学生向け「estimated 1st year indicative fee」で、2026年入学が対象です。ECUはユニット単位の課金方式のため、実際の総額は履修するユニットにより変動します。工学・IT・サイバーセキュリティなど本表に載せていないコースの金額も、志望コースをお知らせいただければ無料でお調べします。「英語バンド」は前章の表に対応します。円換算について。本ページの日本円は1豪ドル=113円(2026年8月15日時点の実勢レートにもとづく概算)で計算し、万円未満を四捨五入しています。為替は日々動きますので、実際のお支払い額は送金時のレートと金融機関の手数料によって変わります。目安としてご覧ください。
| 分野 | コース | 1年次の目安 | 英語 バンド |
|---|---|---|---|
| 教育 | Master of Teaching (Primary)/(Secondary) | A$37,700 約426万円 | 5 |
| カウンセリング | Master of Counselling | A$39,000 約441万円 | 4 |
| 会計 | Master of Professional Accounting | A$40,050 約453万円 | 4 |
| プロジェクト管理 | Master of Project Management | A$40,050 約453万円 | 4 |
| 経営(MBA) | Master of Business Administration | A$40,650 約459万円 | 4 |
| 公衆衛生 | Master of Public Health | A$41,700 約471万円 | 4 |
| データサイエンス | Master of Data Science | A$42,400 約479万円 | 4 |
| 看護 | Master of Nursing Studies | A$42,800 約484万円 | 4 |
| IT・ サイバーセキュリティ | Master of Computer Science/Master of Cyber Security | A$43,650 約493万円 | 4 |
| 工学 | Master of Engineering | A$45,400 約513万円 | 4 |
※Master of Nursing (Graduate Entry) など、看護師登録につながる大学院課程はBand 5(IELTS 7.0)です。表の英語バンドはコースにより異なりますので、志望コースの正確な要件をご確認ください。出典:ECU公式の各コースページ(2026年8月13日確認)。円換算について。本ページの日本円は1豪ドル=113円(2026年8月15日時点の実勢レートにもとづく概算)で計算し、万円未満を四捨五入しています。為替は日々動きますので、実際のお支払い額は送金時のレートと金融機関の手数料によって変わります。目安としてご覧ください。
| コース | 期間 | 2026年 | 2027年 |
|---|---|---|---|
| Foundation Program | 12ヶ月 | A$29,400 約332万円 | A$31,500 約356万円 |
| Diploma(Year 1) 全分野共通 | 8〜12ヶ月 | A$27,300 約308万円 | A$29,500 約333万円 |
| Diploma of Commerce (Year 2) | 8〜12ヶ月 | A$31,900 約360万円 | A$34,500 約390万円 |
| Diploma of Communications & Creative Industries(Year 2) | 8〜12ヶ月 | A$31,900 約360万円 | A$34,300 約388万円 |
| Diploma of Hotel Management (Year 2) | 8〜12ヶ月 | A$31,900 約360万円 | A$34,400 約389万円 |
| Diploma of Science (Computing/IT)(Year 2) | 8〜12ヶ月 | A$37,000 約418万円 | A$39,500 約446万円 |
| Diploma of Science (Engineering Studies)(Year 2) | 8〜12ヶ月 | A$37,000 約418万円 | A$39,500 約446万円 |
| Diploma of Health Science (Year 2) | 12ヶ月 | A$37,600 約425万円 | A$39,900 約451万円 |
| Post-Graduate Qualifying (Stage 2) | 4ヶ月 | A$14,600 約165万円 | A$17,500 約198万円 |
| Post-Graduate Qualifying (Stage 1+Stage 2) | 7ヶ月 | A$21,800 約246万円 | A$25,400 約287万円 |
| Academic English Program (進学英語) | 10〜20週 | 週 A$475 約5万4千円 | 週 A$475 約5万4千円 |
※Edith Cowan College公式「Fees and Payment」の掲載額です(2026年8月13日確認)。これとは別に入学申請料A$225(非授業料)が留学生全員にかかります。また全コースでWindowsノートPC(約A$650)が必要とされ、教科書代は最大A$300程度と案内されています。分野によっては制服・実習用具などの追加費用が発生します。なおFoundationの理系ストリーム(Science Stream)は、2026年2月入学が最後のオファー発行と案内されています。出典:Edith Cowan College 公式「Fees and Payment」。円換算について。本ページの日本円は1豪ドル=113円(2026年8月15日時点の実勢レートにもとづく概算)で計算し、万円未満を四捨五入しています。為替は日々動きますので、実際のお支払い額は送金時のレートと金融機関の手数料によって変わります。目安としてご覧ください。
| 費目 | 内容 |
|---|---|
| OSHC (海外学生健康保険) | 学生ビザの必須要件です。在学期間分をまとめて加入するのが基本で、保険料は実費がかかります |
| 学生ビザ申請料 | オーストラリア政府に納付します。金額は政府により改定されます |
| 渡航費・滞在費 | 航空券、住居(学生寮ECU Village・ホームステイ・シェアハウス等)、生活費。滞在先の手配代行は無料ですが、寮費・ホームステイ費は実費です |
| 教科書・教材費 | 分野により変動します。ECCでは最大A$300程度と案内されています |
| ノートPC | ECCは全コースでWindowsノートPC(約A$650)が必要とされています |
| 実習関連費 (看護・教育系) | 予防接種、Working with Children Check、CPR講習など。実習のあるコースで発生します |
生活費について。パースはシドニー・メルボルンと比べて家賃水準が低く、留学の総額を抑えやすい都市です。学位取得までの3〜4年で見ると、この差は授業料の減額と同じくらい総額に効いてきます。目安は後述の「パースで暮らす」のセクションにまとめています。
ECUの留学生向け奨学金の柱は、授業料20%減額(コース全期間・申請不要・日本は対象国)です。ただし舞台芸術・音楽・デザイン・視覚芸術・教育・看護・助産・救急救命などECUの看板分野は、この20%の対象外に指定されています。代わりにクリエイティブ系7課程には10%減額、看護(C33)には初年度のみ20%減額の別枠があります。
ECUの留学生向け奨学金は、「専用の申請書がなく、コースへの出願がそのまま審査を兼ねる」ことと、「減額がコースの全期間に適用される」ことが特徴です。日本も対象国リストに含まれています。ただし、ECUで人気の高い分野の多くが、20%の対象外に指定されています。ここを理解しないままコースを決めると、想定が数十万円単位で変わります。
| 制度名 | 減額・給付 | 主な条件 | 申請 | 日本人 |
|---|---|---|---|---|
| International Undergraduate Scholarship |
授業料20% コース全期間 |
対象国の留学生が対象の学部コースへ進学。WA州のECUキャンパスで学ぶこと | 不要 | 対象 |
| International Masters Scholarship |
授業料20% コース全期間 |
対象国の留学生が対象の修士(コースワーク)へ進学 | 不要 | 対象 |
| Australian Qualification International Scholarship |
授業料20% コース全期間 |
国籍不問。オーストラリアの高校・専門課程・ファウンデーション等を修了した留学生 | 不要 | 対象 |
| ECU Creative Excellence Scholarship |
授業料10% コース全期間 |
音楽・ダンス・舞台芸術・視覚芸術・デザイン・芸術文化経営などクリエイティブ系7課程 | 不要 | 対象 |
| Bachelor of Science (Nursing) First-Year Scholarship |
授業料20% 初年度のみ |
看護(C33)の3年オファーを受け、Joondalup または South West で開始する新規留学生。単位認定を受けていないこと | 不要 | 対象 |
| ECC Merit Based Scholarship |
25% 年間授業料相当 |
進学準備校ECCの初回学習期間で上位10%・WAM 65%以上の成績を収めた学生 | 自動判定 | 対象 |
| ECC Academic English Scholarship |
A$4,750 約54万円 学費補助 |
英語コース+ディプロマ/ファウンデーションをパッケージで申し込む留学生 | オファー 受諾時 |
対象 |
※金額はオーストラリアドル(AUD)。ECCはEdith Cowan College(ECUの進学準備校)の制度で、ECU本体の奨学金とは主催が異なります。2026年入学向けの主要制度は募集終了日が2026年8月8日と案内されており、これから出願される方は2027年入学枠での検討になります(ECU Creative Excellenceは2026年8月30日)。奨学金の名称・減額率・条件・対象コース・対象国は入学年度ごとに改定されます。出典:ECU公式「Scholarships for international students」(2026年8月13日確認)。
2026年入学向け International Undergraduate Scholarship の公式ページに、対象外として次のコースが挙げられています。
ただし「対象外=何ももらえない」ではありません。クリエイティブ系7課程には ECU Creative Excellence Scholarship(10%減額・全期間)、看護(C33)には 初年度のみ20%減額 の別枠が用意されています。問題は、この振り分けを知らないまま「ECUは20%減額」と思い込んで資金計画を立ててしまうことです。
このページでは主要な制度の要約までをご紹介します。各制度の適用条件の細部、対象外コースの完全な一覧、減額後の金額シミュレーション、申請の流れ、締切まで詳しく知りたい方は、エディスコーワン大学の奨学金ガイド(詳細ページ)をご覧ください。
日本人留学生にとっての本命です。授業料が20%減額され、コースの全期間にわたって適用されます。対象国リストにJapanが明記されています。
専用の申請書はありません。コースに出願すると、入学審査の過程でAdmissions Officeが自動的に適格性を審査し、該当すれば奨学金レターが届きます。エッセイの準備も、別の締切の管理も不要です。
対象はCRICOS登録された学部コースですが、上記の対象外リストに含まれるコースは除かれます。また西オーストラリア州のECUキャンパスで学ぶことが条件です。
大学院版です。仕組みは学部向けとほぼ同じで、申請不要・全期間適用・日本は対象国。MBA・会計・プロジェクト管理・データサイエンス・サイバーセキュリティ・工学といった社会人の方に人気の分野が幅広く対象になります。
たとえばMaster of Cyber Security(目安 A$43,650/年)に20%が適用されると、年額は約A$34,920(約395万円)。2年間で約A$17,460=約197万円の差です。
国籍を問わないのがこの制度の特徴です。オーストラリア国内で高校・専門課程・ファウンデーション・ディプロマなどを修了した留学生が対象になります。
Edith Cowan CollegeのFoundationやDiplomaを修了してECUへ進む方にとって、実質的な受け皿になる制度です。
20%の対象外に指定されているクリエイティブ系のための別枠です。Bachelor of Music(およびHonours)、Dance、Arts and Cultural Management、Performing Arts、Visual Arts、Design など7課程が対象で、減額はコースの全期間に適用されます。
申請書は不要で、コース出願が承認されるとAdmissions Officeが自動的に審査します。フルタイムでの継続履修と、学業・支払いの良好な状態が継続条件です。2026年入学向けの募集終了日は2026年8月30日と案内されています。
看護も20%奨学金の対象外ですが、初年度に限った20%減額の枠があります。3年間のオファーを受け、Joondalup または South West(バンバリー)で開始する新規留学生が対象です。
2年次・3年次への持ち越しはできません。また単位認定(Credit)を受けている場合は対象外です。学部の20%と混同しやすいので、看護を志望される方は「初年度のみ」という条件を必ず押さえてください。
※奨学金の名称・減額率・対象コース・対象国・締切は入学年度ごとに改定されます。本ページは2026年8月13日時点の公式公開情報にもとづきます。出願年度・入学時期の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
Edith Cowan College(ECC)は、ECUへのパスウェイ(進学準備)を提供する併設校です。Foundation(12ヶ月)・Diploma(6分野)・大学院準備コース・進学英語を開講しており、Diplomaを修了するとECU学部の2年次へ編入できるため、パスウェイを経由しても学位取得までの年数が増えません。2027年の学費はFoundationがA$31,500、Diploma(Year 1)が全分野A$29,500です。
Edith Cowan College(ECC)は、ECUのJoondalupキャンパス内(Building 80)にある進学準備校(パスウェイ・プロバイダー)です。学力・英語力が入学条件に届かない留学生に、ECUへの進学ルートを提供しています。キャンパス内にあるため、大学の図書館やスポーツ施設をそのまま使いながら学べます。
| プログラム | 期間 | 入学要件(日本から) | 修了後 |
|---|---|---|---|
| Foundation Program | 12ヶ月 | 高校2年(Kotogakko Year 2)修了 IELTS 5.5(各5.0以上) |
ECU学部の1年次へ 人文・ビジネス・工学・医療・看護・理学・教育・WAAPAの各分野 |
| Diploma(Year 1) 6分野 |
8〜12ヶ月 | 高校2年修了 IELTS 5.5(各5.0以上) ※看護系は6.5(各6.0以上) |
Diploma(Year 2)へ |
| Diploma(Year 2) 6分野 |
8〜12ヶ月 | 高校卒業+評定平均2.5 IELTS 5.5(各5.0以上) ※看護系は6.5(各6.5以上) |
ECU学部の2年次へ編入 学位取得までの年数が増えません |
| Post-Graduate Qualifying Program |
4ヶ月 (Stage 2) 7ヶ月 (Stage 1+2) |
学位はあるが修士に直接進めない方 Stage 1:IELTS 5.5(5.0は1技能まで) Stage 2:IELTS 6.0(各6.0以上) |
対象のECU修士課程へ ビジネス/コミュニケーション/IT |
| Academic English Program(AEP) |
10〜20週 | レベル別に開講 | IELTSを受け直さずに 上記の各課程へ |
※Diplomaの6分野は Commerce/Communications & Creative Industries/Hotel Management/Science (Computing/IT)/Science (Engineering Studies)/Health Science です。Health Scienceはさらに Nursing・Biomedical・Psychology・Exercise・Nutrition Bioscience に分かれます。Post-Graduate Qualifying Program の Social Work は2026年7月が最終入学と案内されています。英語要件は分野により上がりますので、志望分野の正確な要件をご確認ください。
つまり「Diploma 1年+学部2年 = 合計3年」で、学部へ直接入学した場合(3年)とほぼ同じです。準備課程を挟むぶんの追加は学費だけで、時間はほとんど失いません。※会計+ファイナンスのダブルメジャーなど、追加ユニットが必要で2.5年になる組み合わせもあります。
分野が決まっているならDiploma、まだ迷っているならFoundationが基本の考え方です。Foundationは進学先の分野が広く(人文・ビジネス・工学・医療・看護・理学・教育・WAAPA)、Diplomaは分野が絞られる代わりに学部2年次へ編入できます。
費用で比べると、2027年の場合――Foundation(A$31,500)+学部3年 に対して、Diploma Year 2(Commerce A$34,500)+学部2年。Diplomaのほうが学部を1年分短縮できるため、総額では大きく下がります。ただしDiploma(Year 2)には「高校卒業+評定平均2.5」という要件があります。
英語コースからパッケージで申し込むと補助が付くという設計は、日本人留学生にとって使いやすい制度です。英語に不安がある方ほど、単発で申し込むより有利になります。
日本の高校からECUへ進むルートは3つです。①学部へ直接入学(個別審査・3〜4年)、②ECC Diploma(Year 2)経由で学部2年次へ編入(高校卒業+評定平均2.5・合計約3年)、③ECC Foundation経由で学部1年次へ(高校2年修了・合計約4年)。英語だけが足りない場合は、進学英語(週A$475)をパッケージで組み合わせられます。
日本の高校からECUへ進む道は、大きく3つです。まず確認するのはルートAで、届かなかった場合にB・Cを使います。まず全体像を1枚にまとめます。
※学部の修業年限はコースにより3〜4年(工学・心理学Honoursなどは4年)。Academic English Programを修了すればIELTSを受け直さずに次の課程へ進めますが、看護・教育など登録資格が関わるコースは対象外になる場合があります。英語要件は志望コースのバンドによって6.0〜7.5と大きく開きます。
成績次第では、準備課程を挟まずに学部1年次へ進めます。日本の高校の成績は個別審査になるため、まず照会します。
高校卒業+評定平均2.5で出願できます。修了すると学部2年次へ進めるため、年数がほとんど増えません。
高校を卒業していない段階でも出願できます。進学先の分野を幅広く残したい方にも向きます。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
間に合わない場合も選択肢はあります。ECCは年に複数回の入学機会があり、高校卒業後に半年〜1年、日本または現地で英語を勉強してから進学するプランも十分現実的です。「日本でIELTS対策 → 現地Diploma」「現地の進学英語(AEP)→ Diploma」など、複数の組み合わせをご提案できます。
そしてECU特有の注意点をもうひとつ。Foundationの理系ストリーム(Science Stream)は2026年2月入学が最後のオファー発行と案内されています。工学系を志望される方はDiploma of Science(Engineering Studies)のルートで組む必要があります。こうした募集の終了は公式サイトの小さな注記でしか告知されないことが多く、見落としやすい部分です。
社会人の方が日本の大学卒業からECUの修士へ進むルートは3つです。①修士へ直接出願(英語はBand 4のIELTS 6.5・各6.0/MBA・データサイエンス・サイバーセキュリティなどは学部の専攻を問いません)、②成績が届かない場合はPost-Graduate Qualifying Program(4〜7ヶ月)経由、③学士号がない場合はECC Diploma経由で学部2年次から。いずれも修了後は授業料20%減額の対象です。
すでに社会に出ている方、大学を卒業してから時間が経っている方から、いちばん多くいただく質問は「学部と違う分野の修士に行けますか」「GPAが足りないと思うのですが」の2つです。結論から書くと、どちらも道はあります。
※修士の修業年限はコースによって1年〜2年と幅があります。英語要件も6.5(Band 4の標準)から7.5(Master of Teaching)まで開きますので、志望コースごとの確認が必要です。Post-Graduate Qualifying Program の Social Work は2026年7月が最終入学と案内されています。
MBA、Master of Project Management、Master of Data Science、Master of Cyber Security などは、学部の専攻を問わず出願できる設計です。文系学部からIT・データ分析へ、といった進路変更が制度上可能です。ただしコースごとに要件が個別掲載されますので、志望コースの確認が必要です。
Master of Teaching(Primary)は「初等教育の学習領域に関連する1年分(フルタイム相当)以上の学修」を全員に求めており、公式に「実務経験を学士号の代わりにすることはできない」と明記されています。教員志望の方は、この点を最初に確認してください。
Post-Graduate Qualifying Program(ビジネス/コミュニケーション/IT)は「学位はあるが修士に直接進めない方」向けと公式に説明されている非学位課程です。4ヶ月(Stage 2)または7ヶ月(Stage 1+2)で、学力と英語力の両方を整えられます。
International Masters Scholarship(20%減額・全期間・申請不要)は大学院のコースワークが対象で、日本は対象国です。たとえばMBA(目安 A$40,650/年)なら年額約A$32,520(約368万円)。2年間で約A$16,260=約184万円の差になります。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
社会人の方の相談でいちばん差が出るのは、「その修士がECUのどの枠に入るか」の確認です。
ECUの大学院は、英語がBand 4(IELTS 6.5・各6.0)で分野不問のコースと、Band 5(IELTS 7.0〜7.5)で前提学修が必須のコースがはっきり分かれています。前者はMBA・会計・プロジェクト管理・データサイエンス・サイバーセキュリティ・工学。後者はMaster of Teaching、看護(Graduate Entry)、ソーシャルワーク系です。
この2つは、必要な準備期間がまるごと違います。Band 4なら半年の英語対策で届く方が多い一方、Master of Teachingの「平均7.5・スピーキングとリスニング8.0」は、日本で仕事をしながら到達するのは容易ではありません。目標を決める前に、ご自身の現在地との距離を数字で確認しておくことをおすすめします。
ご経歴と目標をお知らせいただければ、どのコースがBand 4で出願でき、20%減額後の総額がいくらになるかを並べてお出しします。ECUが合わないと判断すれば、そうお伝えします。
パースは人口約220万人の西オーストラリア州の州都で、日本との時差は1時間(サマータイムなし)です。生活費の目安は週A$310〜465で、シドニー(週A$360〜570)より抑えられます。移民制度上はカテゴリー2に区分され、卒業生ビザ(485)の2本目で追加1年の対象になります。ECUは24時間365日の警備体制と安全アプリを提供しています。
パースは西オーストラリア州の州都で、人口およそ220万人。シドニー・メルボルン・ブリスベンに次ぐ規模の都市です。留学地としての性格を、条件ごとに整理します。
パースはオーストラリアの移民制度上「カテゴリー2(主要都市・地方の中核都市)」に区分されています。卒業生ビザ(サブクラス485)の2本目で追加1年が認められる可能性があり、技術移民では地方就学の加点対象になります。シドニー・メルボルン・ブリスベンにはこの扱いがありません。※制度は変更されることがあります。
パースは日本との時差がわずか1時間(サマータイムなし)。シドニー・メルボルンは2〜3時間差ですので、ご家族との連絡が取りやすく、日本の仕事を一部続けながら学ぶ方にも現実的です。直行便も就航しています。
シェアハウスの家賃はシドニー・メルボルンより低い水準です。学位取得までの3〜4年で見ると、この差は総額に大きく効いてきます。授業料の減額と生活費の差は、合わせて考える必要があります。
2026年2月にECU Cityがパース中心部に開校し、パース駅の目の前で学べるようになりました。都心で働きながら学ぶ社会人の方、アルバイトとの両立を考えている方にとって、選択肢が一段増えています。
パースは東海岸の都市に比べて日本人留学生の数が少なく、日本語を使わない環境をつくりやすい都市です。英語力を伸ばすことを最優先に考える方には、この点が効いてきます。
学生ビザでは就労が認められていますが、時間の上限が定められています。ただしアルバイト収入を学費の主要な財源として計画することはおすすめしません。※ビザ条件は変更される場合があります。
| 費目 | パースの目安 | シドニーの目安 |
|---|---|---|
| 家賃(シェアハウス) | A$180〜260 | A$200〜320 |
| 食費(自炊中心) | A$60〜90 | A$70〜100 |
| 交通費(学割あり) | A$20〜35 | A$30〜50 |
| 外食・娯楽 | A$50〜80 | A$60〜100 |
| 合計の目安 | A$310〜465 約3万5千〜5万3千円 | A$360〜570 約4万1千〜6万4千円 |
※アンアルウェンが留学サポートの実務で用いている目安であり、大学の公式発表値ではありません。生活スタイルにより大きく変わります。ECU Cityで学ぶ場合はパース中心部が生活圏になるため、Joondalup周辺より家賃が上がる傾向があります。学生寮ECU Village(Joondalup・South West)を利用する場合は別の料金体系になりますので、個別にお調べします。
「治安はどうですか」は、保護者の方から必ずいただくご質問です。都市全体の治安は年や地区によって変わりますので、ここでは「ECUが留学生に対して実際に提供している安全対策」を、公式に公表されている内容だけで整理します。ここが確認できれば、判断の材料としては十分だと考えています。
| 体制 | 内容 |
|---|---|
| 警備員の常駐 | Security Officers が24時間・週7日体制で勤務しています |
| 構内パトロール | 建物と敷地の巡回を行っています |
| 付き添いサービス (accompaniments) | 学生・職員・訪問者の構内移動に警備員が同行します。夜間の授業のあと、駐車場や駅まで一人で歩くのが不安なときに使えます |
| セキュリティ・フォン | 各キャンパスの要所に緊急通報用の電話機が設置されています |
| 安全アプリ (NowForce) | 個人用の安全アプリを提供。SOS(緊急ボタン)、時間外に構内で一人でいるときの「Working Alone」通知、通報機能、通学途中の見守りの4機能があります |
| 緊急連絡先 | Security and Traffic Services +61 8 6304 3333(24時間) |
| 体調不良時の移動支援 | けがや体調不良で構内を移動できない場合の搬送に対応しています |
住まいを選ぶ段階でできる対策もあります。ECU Cityはパース駅の目の前、Joondalupは駅とフリーウェイに近く、いずれも公共交通機関でキャンパスに直結できる立地です。夜間の授業がある方は、「駅から徒歩何分か」を条件に入れて滞在先を探すだけで、生活の安心感がかなり変わります。滞在先の手配代行は無料でお引き受けしますので、通学経路まで含めてご相談ください(寮費・ホームステイ費などの実費は別途かかります)。
パースはオーストラリアの移民制度上「カテゴリー2(主要都市・地方の中核都市)」で、卒業生ビザ(サブクラス485)の2本目で追加1年が認められる可能性があり、技術移民では地方就学の加点対象になります。シドニー・メルボルン・ブリスベンにこの扱いはありません。ただし追加2年が認められる州都はホバートとダーウィンだけで、パースは1年です。
西オーストラリア州で学ぶことは、卒業後の就労や永住権を考えるうえでも意味を持ちます。ECUが強い看護・医療、教育、工学・IT、サイバーセキュリティといった分野は、州の推薦制度で需要が認められやすい領域と重なります。
オーストラリアの移民制度では、大都市圏とそれ以外で区分が設けられています。パースは「カテゴリー2(主要都市・地方の中核都市)」に含まれます。これにより、卒業生ビザ(サブクラス485)の2本目(Second Post-Higher Education Work stream)で追加1年が認められる可能性があり、技術移民の申請時には地方就学による加点の対象にもなります。シドニー・メルボルン・ブリスベンにはこの扱いがありません。
ここで、よくある誤解を訂正しておきます。「地方都市で学べば2年延長」という説明を見かけますが、州都で追加2年が認められるのはホバートとダーウィンだけです。パース・アデレード・キャンベラ・ゴールドコースト・ウーロンゴンはいずれも追加1年です。この点を曖昧にした情報が多く出回っていますので、ご注意ください。
加えて西オーストラリア州の州推薦(State Nomination)は、州内に住み働く意思のある人材に州政府が移民ビザの推薦を出す制度です。ECUでの就学期間も州内居住歴としてカウントされます。
ただし、どの地域がどの区分に該当するか、どの職種が推薦の対象になるかは、制度改定のたびに変わります。上記は2026年8月時点の制度の枠組みの説明です。出願前に最新の条件をご確認ください。
ECU・カーティン大学・UWAは3校とも同じパース都市圏にあり、卒業生ビザの条件も生活費もほぼ同じです。違いはQS世界ランキング2027(ECU 545位/カーティン 189位/UWA 77位)、看板分野、そして入りやすさ。ECUは3校のなかで最も入学要件が緩やかで、かつ「教育の質」の学生評価が最も高い大学という位置づけになります。
ECUを検討される方が、あわせて比較されることが多いのがカーティン大学(同じパース・実学系の総合大学)と西オーストラリア大学(UWA)(パース・Go8)です。3校とも同じパース都市圏にあり、ビザ上の条件も同じですので、比較すべきは「順位」ではなく中身です。
| 比較項目 | エディスコーワン大学 | カーティン大学 | UWA |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2027 2026年6月発表 |
545位 2026年版は487位 |
189位 | 77位 州内1位 |
| Go8加盟 | ✗ | ✗ | ✓ |
| 「教育の質」5つ星 (Good Universities Guide 2026) |
✓ 19年連続 学部は州内最上位 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 所在地 | パース ECU City(CBD) Joondalup(北へ25km) |
パース Bentley ほか |
パース Crawley |
| 485の2本目 (追加期間) |
✓ 追加1年 パース=カテゴリー2 |
✓ 追加1年 | ✓ 追加1年 |
| 学部の英語要件 (標準) |
IELTS 6.0 各6.0(Band 3) 看護7.0/教育7.5 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 留学生向け奨学金 (学部) |
20%減額 申請不要・全期間 日本は対象国 ただし対象外コースあり |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 学部の年間授業料 (定価・目安) |
A$37,700〜 A$44,000 2026年・1年次の目安 商学38,600/理学42,750 看護44,000 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 日本の高校からの 進学ルート |
△ 直接入学は個別審査 準備校は基準を明示 Diploma(Y2)は 高校卒業+評定2.5 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 準備課程からの 学部編入 |
✓ Diploma修了で 学部2年次へ 合計約3年 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 看板分野 | 舞台芸術(WAAPA) 看護・教育 スポーツ科学 スポーツ世界50位 舞台芸術 豪州2位 |
資源・工学・ビジネス 鉱物・鉱山工学が QS分野別で世界上位 |
医学・工学・海洋 Go8の総合研究大学 |
| 生活費の水準 | 抑えられる パース |
抑えられる パース |
抑えられる パース |
※QS世界ランキングはQS World University Rankings 2027の公表値です。カーティン大学・UWAの学費・奨学金・入学要件の詳細は、それぞれの大学ページをご覧ください。3校とも同じパース都市圏にあるため、ビザ・生活費の条件は共通です。西オーストラリア州の大学一覧もあわせてご覧ください。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
3校の選び方を、率直に整理します。
ECUを選ぶべき人――舞台芸術(WAAPA)、看護、教育、スポーツ科学、ホスピタリティ、サイバーセキュリティを学びたい方。加えて「大人数の講義で埋もれたくない」「面倒見のよさを重視したい」という条件を大切にする方。教育の質の指標で19年連続5つ星という記録は、この条件に対する最も具体的な答えです。そして日本の高校の評定に自信がない方。準備校が「評定2.5」という基準を明示しており、しかもDiploma修了で学部2年次へ進めます。
カーティン大学を選ぶべき人――同じパースで資源・工学・ビジネス系を学びたい方、Go8ではないもののQS世界ランキングで上位を求める方。パース勢のなかでは中位につけ、実学と就職に強い総合大学です。
UWAを選ぶべき人――Go8のブランドを取りたい方、医学・海洋・資源分野の研究環境を重視する方。ビザ・生活費の条件はECUと同じですので、この選択は純粋に「ブランドと研究環境か、教育の面倒見と入りやすさか」で決まります。
3校とも同じ街にあり、同じ485の条件で、生活費もほぼ同じです。つまり比較すべきなのは、順位そのものではなく次の3点だけです。
①学びたい分野でどこが強いか、②それぞれの奨学金を適用したあとの総額はいくら違うか、③日本の成績・英語力で、どこが最も早く入学できるか。
アンアルウェンでは、この3点を並べた比較表を無料で作成しています。西オーストラリア州の大学一覧とオーストラリアの大学一覧もあわせてご覧ください。
エディスコーワン大学(ECU)はどんな大学ですか?世界ランキングは?
西オーストラリア州パースにある公立総合大学で、1991年に大学として設立されました。QS世界大学ランキング2027では世界545位(2026年版は487位)ですが、THE World University Rankings 2026では4年連続で世界トップ400に入っています。
ECUの評価が際立つのは総合順位ではなく、分野別と学生満足度です。The Good Universities Guide 2026では「教育の質」で5つ星を19年連続で獲得。QS分野別ランキング2026ではスポーツ関連分野が世界50位・豪州6位、舞台芸術が世界トップ150・豪州2位、看護が世界トップ100です。「大学名のブランド」で選ぶか「授業の質と面倒見」で選ぶかによって、評価が入れ替わる大学だとお考えください。
ECU Cityはいつ開校しましたか?Mount Lawleyキャンパスはどうなりましたか?
ECU Cityは2026年2月、パース中心部(500 Wellington Street、Yagan Square向かい)に開校しました。総事業費はA$853百万で、連邦政府A$294百万・西オーストラリア州政府A$199百万・大学A$360百万が投じられています。開校時点で約8,500人の学生・職員がこのキャンパスを拠点にしています。
これにともない、Mount Lawleyキャンパスの機能はECU Cityへ移転しました。WAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)もECU Cityが新しい本拠地です。ECU公式サイトのキャンパス一覧は現在、ECU City・Joondalup・South West(バンバリー)・スリランカの4拠点になっています。
インターネット上には「JoondalupとMount Lawleyの2キャンパス」という古い説明がまだ多く残っています。Mount Lawleyを前提に住まいを探すと通学できない場所を選んでしまいますので、ご注意ください。
ECUの英語要件(IELTS)はどのくらいですか?
学部の標準はIELTS Academic 総合6.0(各バンド6.0以上)、大学院コースワークの標準は総合6.5(各バンド6.0以上)です。ECUはコースごとに「English Proficiency Band(英語バンド)」を1〜5で割り当てる方式で、学部の標準がBand 3、大学院コースワークの標準がBand 4にあたります。
ただしBand 5に指定されたコースは大きく上がります。看護・助産・作業療法・救急救命は総合7.0(リスニング・リーディング・スピーキング7.0/ライティング6.5)、ソーシャルワークは総合7.0(全バンド7.0)、教育(学部・Master of Teaching)は4技能の平均7.5以上・どのバンドも7.0未満不可・スピーキングとリスニングは8.0以上という、オーストラリアでも最上位の水準です。
これらは大学が独自に決めた基準ではなく、看護師登録機関(NMBA)や教員登録の基準にもとづくものです。詳しくは入学条件のセクションにバンド別の表をまとめています。
日本の高校を卒業して、ECUの学部に直接入学できますか?
できる場合があります。ECUは国別の高校成績の基準を公表していますが、日本の高校が一覧に載っていない場合は「個別審査(individual assessment)」になります。つまり成績次第では、準備課程を挟まずに学部へ直接出願できます。
要件に届かない場合の受け皿として、進学準備校のEdith Cowan College(ECC)があり、こちらは日本向けの基準を明示しています。ECCのFoundationとDiploma(Year 1)は「高校2年(Kotogakko Year 2)修了」、Diploma(Year 2)は「高校卒業+評定平均2.5」です。
この「評定2.5」は、オーストラリアの大学進学ルートのなかでもかなり低い水準です。しかもDiplomaを修了するとECU学部の2年次へ進めるため、準備課程を挟んでも学位取得までの年数がほとんど増えません。日本の高校生にとってハードルが低い設計になっているのが、ECUの大きな特徴です。
ATAR(エイター)とは何ですか?日本の高校生も必要ですか?
ATAR(Australian Tertiary Admission Rank/オーストラリア大学入学順位)は、オーストラリアの高校最終学年(Year 12)の生徒が大学に出願するときに使う全国共通の指標です。0.00から99.95までの数値で、0.05刻みで表されます。
ここで大切なのは、ATARが「テストの点数」ではなく「同学年のなかでの順位」だという点です。ATAR 70は、おおむね同学年の上位30%に入る成績を意味します。80なら上位20%、90なら上位10%です。オーストラリアの大学は、コースごとに「このATAR以上」という目安を公表しており、人気のコースほど高くなります。ECUも各コースに「Indicative ATAR」を掲載しており、たとえばBachelor of Commerceは70です。
日本の高校を卒業される方は、ATARを取得しません。ATARという試験を受ける必要はありませんので、そこはご安心ください。日本の成績証明書にもとづいてECUが個別に審査し、この目安と同等の学力があるかどうかを判断します。
要件に届かない場合は、進学準備校Edith Cowan CollegeのFoundationやDiplomaを経由するルートがあります。こちらはATARではなく「高校2年修了」「高校卒業+評定平均2.5」という日本向けの基準が公表されていますので、見通しが立てやすくなっています。
ECUの学費は年間いくらですか?
学部で年間A$37,700〜44,000(約426万〜497万円)、大学院コースワークで年間A$37,700〜45,400(約426万〜513万円)です(2026年入学・留学生向け「1年次の目安額」/1豪ドル=113円換算・2026年8月15日時点)。
内訳は、コミュニケーション・デザイン・教育(初等)がA$37,700(約426万円)、商学・法学がA$38,600(約436万円)、人文がA$39,300(約444万円)、ソーシャルワークがA$39,500(約446万円)、音楽・舞台芸術がA$40,650(約459万円)、理学がA$42,750(約483万円)、作業療法がA$43,700(約494万円)、看護がA$44,000(約497万円)。大学院はMaster of TeachingがA$37,700(約426万円)、MBAがA$40,650(約459万円)、Master of Cyber SecurityとMaster of Computer ScienceがA$43,650(約493万円)、Master of EngineeringがA$45,400(約513万円)です。
重要な注意点があります。ECUは「コース単位の年額」ではなく「履修したユニット(科目)単位」で課金します。公式サイトも「コース全体の料金ではなく、登録した個々のユニットに対して支払う」と明記しています。したがって表示額は標準的な履修を前提とした1年次の目安で、実際の総額は選ぶユニットによって変わります。正式な金額はオファーレターに記載されます。
また上記は定価であり、奨学金が適用されると10〜20%下がります。詳しくは学費のセクションをご覧ください。
ECUの留学生向け奨学金は日本人ももらえますか?申請は必要ですか?
対象です。International Undergraduate Scholarship(学部・授業料20%減額)とInternational Masters Scholarship(修士・20%減額)の対象国リストに日本(Japan)が明記されています。
いずれも専用の申請書は不要で、コースに出願すると入学審査の過程で自動的に判定され、結果は奨学金レターで通知されます。減額はコースの全期間に適用されます。エッセイの準備も、別の締切の管理も不要です。
加えて、オーストラリアの高校・専門課程・ファウンデーション等を修了した方は国籍を問わないAustralian Qualification International Scholarship(20%)の対象になります。Edith Cowan CollegeのDiplomaやFoundationを経由する方は、こちらが受け皿になります。
加えて、20%の対象外に指定されているクリエイティブ系7課程にはECU Creative Excellence Scholarship(10%・全期間)、学部看護(C33)には初年度のみ20%減額という別枠が用意されています。
ECUの20%奨学金には対象外のコースがありますか?
あります。しかも、ECUの看板分野の多くが対象外です。2026年入学向けInternational Undergraduate Scholarshipの除外リストには、Bachelor of Arts(Acting/Arts and Cultural Management/Dance/Music Theatre)、Bachelor of Music、Bachelor of Performing Arts、Bachelor of Visual Arts、Bachelor of Design、Bachelor of Education(幼児・初等・中等)、Bachelor of Science(Nursing/Midwifery/Paramedical Science)、Bachelor of Counter Terrorism Security and Intelligence、Bachelor of Science(Cybercrime, Security and Intelligence)などが挙げられています。
ただし「対象外=何ももらえない」ではありません。クリエイティブ系7課程にはECU Creative Excellence Scholarship(10%減額・全期間・申請不要)、看護(C33)には初年度のみ20%減額の別枠が用意されています。
問題は、この振り分けを知らないまま「ECUは20%減額」と思い込んで資金計画を立ててしまうことです。志望コースがどの枠に当たるかは、出願前に無料でお調べします。
ECUの進学準備コース(Edith Cowan College)はどんな内容ですか?
ECU Joondalupキャンパス内(Building 80)にある、ECU進学専用のパスウェイ(準備)校です。Foundation Program(12ヶ月)、Diploma(6分野・Year 1とYear 2)、Post-Graduate Qualifying Program(大学院準備・4〜7ヶ月)、Academic English Program(進学英語)を開講しています。
最大の利点はDiplomaで、修了するとECUの学部2年次へ進めます。つまり準備課程を挟んでも、学位取得までの年数が増えません。
2027年の学費はFoundationがA$31,500、Diploma(Year 1)が全分野A$29,500、Diploma(Year 2)がA$34,300〜39,900、進学英語が週A$475です。英語要件はFoundation・Diplomaの標準がIELTS 5.5(各5.0以上)(看護系は6.5)。
なおFoundationの理系ストリーム(Science Stream)は2026年2月入学が最後のオファー発行と案内されています。工学系を志望される方はDiploma of Science(Engineering Studies)のルートで組む必要があります。
パース(ECU)で学ぶと、卒業後のビザで有利になりますか?
パースはオーストラリアの移民制度上「カテゴリー2(主要都市・地方の中核都市)」に区分されています。これにより卒業生ビザ(サブクラス485)の2本目で追加1年が認められる可能性があり、技術移民の申請時には地方就学による加点の対象にもなります。シドニー・メルボルン・ブリスベンにはこの扱いがありません。
ただし誤解の多い点があります。州都で追加2年が認められるのはホバートとダーウィンだけで、パースは1年です。「地方都市なら2年延長」という説明を見かけますが、パース・アデレード・キャンベラ・ゴールドコースト・ウーロンゴンはいずれも追加1年です。
また制度は予告なく変更されることがあります。「今の制度が4年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
ECUで看護師(Registered Nurse)の資格は取れますか?
はい。Bachelor of Science (Nursing)(3年制・2026年入学の目安額 年A$44,000)を修了すると、オーストラリアの看護師登録(AHPRA/NMBA)を申請できます。ECUの看護はQS分野別ランキング2026で世界トップ100、The Good Universities Guide 2026では西オーストラリア州で「学習リソース」「総合的な学生体験」「学生サポート」の1位です。
ただし条件は厳しめです。英語要件がIELTS Academic 総合7.0(リスニング・リーディング・スピーキング7.0/ライティング6.5)と高く、これは大学ではなく看護師登録機関(NMBA)の基準です。テストの有効期限(2年以内)、受験回数、2回の受験結果を合算する場合の条件まで細かく定められています。
加えてこのコースは学部20%奨学金の対象外です。代わりに初年度のみ20%減額の別枠があり、Joondalup または South West(バンバリー)で開始する新規留学生が対象になります(単位認定を受けていないことが条件)。ハードルは高いですが、準備期間を長めに取った計画をお作りします。
WAAPA(西オーストラリア舞台芸術アカデミー)に留学できますか?
WAAPAはECUの一部門で、留学生も出願できます。2026年2月からはパース中心部のECU Cityが本拠地で、Minderoo Centre for Performance Excellenceを含む専用の劇場・スタジオ群が入っています。QS分野別ランキング2026では舞台芸術(Performing Arts)が世界トップ150・オーストラリア2位です。
実務上の注意が2点あります。ひとつは、演技・ダンス・音楽劇などの課程はオーディションやポートフォリオによる選考があること。もうひとつは、これらの課程が学部20%奨学金の対象外で、代わりにECU Creative Excellence Scholarship(10%減額・全期間)の枠になることです。
Bachelor of Music・Bachelor of Performing Artsの2026年入学の目安額は年A$40,650。英語要件はBand 3(IELTS 6.0・各6.0)です。選考のスケジュールは通常の出願より早く動きますので、志望される方は早めにご相談ください。
留学エージェントを通すと、ECUの学費は高くなりますか?
変わりません。学費も奨学金も、大学に直接申し込む場合とまったく同じ条件です。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。
ECUの場合は「志望コースが20%奨学金の対象か・10%か・対象外か」「英語バンドがいくつか」「そのコースがECU CityとJoondalupのどちらで開講されるか」で条件が大きく変わります。出願前にこれらを確認できることの価値が、特に大きい大学です。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、ECUのように「奨学金の対象外コースが看板分野に集中し、英語要件がコースごとにバンドで分かれ、しかも2026年にキャンパス構成が変わったばかり」という大学では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
ECUで最も差が出るのがここです。舞台芸術・音楽・デザイン・視覚芸術・教育・看護・助産・救急救命は、学部20%奨学金の対象外です。代わりにクリエイティブ系は10%、看護は初年度のみ20%。この一点を見落とすだけで、3年間で数十万円の差が生まれます。出願前に公式資料で確認します。
ECUはコースごとに英語バンドが1〜5で割り当てられます。学部標準のIELTS 6.0と、教育の「平均7.5・スピーキングとリスニング8.0」では、IELTS対策の期間が1年以上変わります。志望コースの正確なバンドから逆算した計画をご提案します。
日本の高校の成績は個別審査で判定されるため、直接入学・Diploma・Foundationのどれになるかは、照会してみないとわかりません。「日本の高校だから準備課程しかない」と思い込んだまま進めて、1年分の学費と時間を余計にかけてしまうのが最ももったいないパターンです。出願前に大学へ照会します。
ECCのDiplomaは修了で学部2年次へ編入できます。「準備課程は遠回り」という思い込みで判断される方が多いのですが、ECUでは年数がほとんど変わりません。両ルートの総額と所要年数を並べた比較をお出しします。
2026年2月にECU Cityが開校し、Mount Lawleyの機能が移転しました。ネット上には古い情報が大量に残っています。志望コースがECU CityとJoondalupのどちらで開講されるかを確認したうえで、通学できる範囲で滞在先を手配します(手配代行は無料、寮費・ホームステイ費は実費)。
ECUはコース定額ではなくユニット単位で課金します。公式サイトの表示額は目安であり、専攻や選択科目で総額が動きます。減額後の授業料に生活費・OSHC・ビザ申請料まで足した総額を無料で試算します。
進学英語(AEP)→ Diploma → 学部、という組み合わせをひとつのパッケージとして出願すれば、ビザ申請は一度で完了します。しかもECCにはパッケージ申込み限定のAcademic English Scholarship(A$4,750)があり、単発で申し込むより有利になります。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
エディスコーワン大学を検討している方へ ― 松本より
ECUは、「世界ランキングの数字」で選ぶ大学ではありません。そのかわり、在学生と卒業生が答えた調査では19年連続で「教育の質」5つ星。大人数の講義で埋もれることを心配されている方にとって、この記録は順位表よりずっと実感に近い指標だと思います。
特に高校生の方には、「評定平均2.5」という基準がはっきり示されていること、そしてDiplomaを修了すれば学部2年次へ進めることを知っていただきたいです。今の評定を理由に、オーストラリアの大学進学そのものを諦める必要はありません。
いっぽうで、正直にお伝えしなければならないこともあります。ECUの看板分野――舞台芸術・教育・看護――は、いずれも20%奨学金の対象外です。そして教育と看護は英語要件も最上位クラスです。「ECUなら20%引きで、しかも入りやすい」という理解のまま進めると、途中で計画が崩れます。
学びたい分野と、今の成績・英語力を教えていただければ、実際にいくらかかって、どの減額率が狙えるのか、そして何ヶ月の準備が必要なのかを具体的な数字でお答えします。ECUが合わないと判断すれば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。エディスコーワン大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
「ECUは20%引き」――
その一言では、決まりません。
「志望コースは20%か、10%か、対象外か」「英語バンドは3か5か」「日本の評定でどのルートになるか」「ECU CityとJoondalup、どちらに通うことになるか」――ECUが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページは2026年8月13日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。学費はエディスコーワン大学公式の各コースページに掲載されている留学生向け「estimated 1st year indicative fee」(2026年入学)および Edith Cowan College 公式「Fees and Payment」(2026年・2027年)、英語要件は同大学公式「English Proficiency Bands」と各コースページ、奨学金の条件は同大学公式「Scholarships for international students」の公表値です。ランキングの数値は各調査機関が公表した年度のものです(QS World University Rankings 2027、QS World University Rankings by Subject 2026、THE World University Rankings 2026、The Good Universities Guide 2026、QILT Student Experience Survey 2024)。ECUはユニット単位の課金方式のため、表示額は標準的な履修を前提とした目安であり、実際の総額は履修内容により変動します。学費・奨学金・入学要件・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。
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