FLINDERS UNIVERSITY ACADEMY — Adelaide, SA
フリンダース大学が自ら運営する学内のパスウェイ機関です。提携しているだけの語学学校ではありません。授業はアデレードのベッドフォードパーク・キャンパス内で、フリンダース大学の教員が行います。CRICOS Provider No. は大学と同じ 00114A。進学英語コース(EAP)を規定のレベルまで修了すると、フリンダース大学の学位課程の英語要件を満たせます。
フリンダース大学は、THEインパクトランキング2026の「健康と福祉」で世界2位・オーストラリア1位に入っている大学です。その大学に英語で届かないとき、IELTSを受け直す以外の道があります――ただし、EAPが免除してくれるのは英語要件だけです。Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程へ直接入学できるのかは、高校の成績のほうで決まります。このページは、そこを取り違えないための整理です。
フリンダース大学アカデミー(Flinders University Academy)は、フリンダース大学が自ら運営する学内のパスウェイ機関です。大学と提携している独立系の語学学校ではなく、大学組織の一部として運営されています。CRICOS Provider No. も大学と同じ 00114A です。
この「大学組織の一部である」ことは、案内文の言い回しではなく制度に表れています。フリンダース大学の入学要件ページは、学力要件・英語要件のどちらかが足りない志願者に対して、アカデミーを「本学のオンキャンパス・パスウェイプロバイダー(our on-campus pathway provider)」として名指しで案内しています。授業はベッドフォードパーク・キャンパスの中で、フリンダース大学の教員が担当します。ディプロマ課程は大学の教員と共同で設計されており、公式は「学士1年次の学生と同じ学習成果(learning outcomes)を共有する」と説明しています。
授業を行うキャンパス:Sturt Road, Bedford Park, South Australia 5042(フリンダース大学 ベッドフォードパーク・キャンパス)
コースのCRICOSコード:EAP 109330K/Foundation Studies 8ヶ月 109331J・12ヶ月 109332H
CRICOS Provider No.:00114A(フリンダース大学と共通)
アデレードは指定地域(Designated Regional Area)に指定されています。卒業生ビザ(サブクラス485)の延長や永住権申請の加点の対象になるため、シドニー・メルボルンで学ぶ場合とは卒業後の条件が変わります。フリンダース大学の詳細ページで、学部・大学院の学費や入学条件とあわせてご確認ください。
「大学の中にある」ことより、制度として何が変わるかで比べるのが実際的です。
| 項目 | フリンダース大学アカデミー | 一般の語学学校 |
|---|---|---|
| 大学進学時の英語要件 | EAP修了で満たせる(大学公式が認定。看護・助産を除く) | IELTS等の受験が必要 |
| 入学日 | 5週ごと・年9回(EAP) | 原則 毎週月曜 |
| 授業料(週あたり) | A$515(20%奨学金適用後 A$412) | 学校により異なる |
| 奨学金 | 国籍を問わず20%が申請不要で自動適用 | 時期限定のキャンペーン割引が中心 |
| コースの目的 | 大学進学のみ(進学英語1コース) | 一般英語・試験対策・職業英語など幅広い |
| 最短の受講単位 | 5週間(1スタディピリオド) | 1〜2週間から可能な学校が多い |
| 授業を行う場所 | 大学キャンパスの中(図書館・ジム等を利用) | 市中の校舎 |
| 教える人 | フリンダース大学の教員 | 語学学校の講師 |
フリンダース大学アカデミーには4つの区分があります。このうち英語コースはEAPの1本だけで、残る3つは学力要件を満たすための進学準備課程です。英語が足りないのか、学力(学歴)が足りないのか、その両方なのか――ここで組み合わせが決まります。
THE ONLY ENGLISH COURSE — CRICOS 109330K
FOUNDATION STUDIES — CRICOS 109331J / 109332H
DIPLOMA — BUSINESS / IT / ENGINEERING / HEALTH / CREATIVE INDUSTRIES
PRE-MASTERS — BUSINESS / HEALTH / INFORMATION TECHNOLOGY
ここが最も誤解されやすい点です。EAPは「英語」のコースであって、「学歴」のコースではありません。公式サイトは「EAPを修了すれば希望する学位課程の1年次に直接進める(direct entry into Year 1)」と書いていますが、これは英語要件を満たしたうえで、学力要件も別途満たしている場合の話です。Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程へ直接入学できるのかは、高校の成績によって決まります。EAPを何週受けても、この判定は変わりません。
EAPはゴールではなく、大学に入るための一区間です。ここでは「いまの学歴・英語力から、どの順番で何を積むと大学に入れるのか」を、パターン別に整理します。
フリンダース大学は、海外の中等教育資格をATAR(オーストラリアの大学入学指標)に換算して審査しており、最低基準はATAR 60相当です。課程によってはこれより高い基準が設定されています。この審査の結果、Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程(Bachelor)へ直接入学できるのかが決まります。ご自身がどのルートになるかは、英文の成績証明書をお預かりいただければ、学校に確認したうえで無料でお伝えします。
Foundation Studiesの入学要件はIELTS 5.5(各5.0)。ここに届かない場合はEAPで到達させます。すでに5.5がある方はこの区間を飛ばせます。
ここが高校の成績で分かれます。基準に届いていれば学士課程へ直接入学、届かなければFoundation(修了で学部1年次へ)またはDiploma(学士1年次と同じ学習成果を扱う設計)を経由します。
Foundationを経由した場合は、その修了成績に応じて学位課程の学費が20%・25%・30%減額される奨学金の対象になります。
高校生にとって、ここが一番大きい点です。Foundation Studiesを経由すると、学位課程の奨学金の判定に使われるのはFoundationの修了成績です。高校の評定が振るわず直接入学の基準に届かなかった方でも、渡航後の8〜12か月の成績で最大30%の減額まで届く余地があります。回り道が、そのまま学費を下げる機会になり得るということです。
学力要件はすでに満たしているケースが多く、足りないのは英語スコアだけという状況です。この場合は進学準備課程を挟まず、EAPから学士編入または修士課程へ直接進みます。パターンAでFoundationを経由することになった場合との差は、その1年分(20%適用後 約A$24,400)と、学位を取り終える時期が1年ずれることです。
進学先の英語要件に合わせて、EAP3(IELTS 6.0相当)またはEAP4(6.5/7.0相当)まで修了します。
学部の標準英語要件はIELTS 6.0(S6.0・W6.0)。教育・栄養士・救急救命・ソーシャルワーク・言語聴覚は全バンド7.0が必要です。
アデレードは指定地域のため、卒業生ビザ(サブクラス485)の延長対象です。課程ごとの可否は出願前に確認します。
EAPの入学要件はIELTS 4.5(各バンド4.0以上)です。フリンダース大学アカデミーには一般英語コースがないため、ここに届かない場合はアデレード市内の一般の語学学校で一般英語から始め、そのあとEAPに入るという組み方になります。この場合、EAPに入る時点でIELTS等のスコアが必要になるかどうかは受け入れ側の判断によります。
アカデミーには一般英語コースがありません。これは他大学の付属校(一般英語からEAPまで学内で完結する学校が多い)との明確な違いです。IELTS 4.5に届いていない段階では、いったん別の語学学校を挟む必要があります。
ご相談ください。アデレードの語学学校からEAPへつなぐ組み方は、学校の選び方でも週数でも総額が変わります。アンアルウェンでは複数校を扱っているため、フリンダース以外の選択肢も含めて中立に比較できます。
アカデミーは日本からの出願締切を公表していません。上記は学生ビザの審査期間を踏まえたアンアルウェンの推奨スケジュールです。実際の締切は出願時に学校へ確認し、お伝えします。
For year 12 students
日本の高校は3月卒業、フリンダース大学の学部は3月・7月開講、Foundation Studiesは2月・6月・10月開講です。この学年暦のズレを逆算し損ねると、1年近く空きます。ここでは高校3年生の1年間で、いつ何をするのかを整理します。
18歳未満で渡航する場合。EAPの入学要件は「開始時点で17歳以上」なので、17歳でも入学できます。ただしフリンダース大学は、18歳未満で保護者または法的後見人と同居しない学生について、大学が承認したホームステイに滞在することを求めています。承認ホームステイの提供元はAustralian Homestay Network(AHN)です。あわせて保護者の同意書や後見人(CAAW)の手配など、学生ビザ側の手続きも変わります。
高校卒業後すぐ行くか、日本の大学に進んでから行くかは、費用でも年数でも結論が変わります。どちらが正しいという話ではありません。
| 比べる項目 | 高校卒業後すぐ | 日本の大学に進んでから |
|---|---|---|
| 学部までの道のり | EAP →(Foundation/Diploma/直接入学)→ 学士 | EAP → 学士または修士に直接 |
| 学力要件 | 高校の成績で審査される=Foundation/Diploma/学士直接入学のどれになるかが決まる | 日本の大学での成績で審査される |
| 進学準備課程の費用 | Foundation経由なら A$30,500(20%適用後 約A$24,400)/直接入学ならかからない | ✓ かからない |
| 学位を取り終える時期 | 直接入学なら日本の同級生とほぼ同時期。Foundation経由なら1年遅い | 日本の在学期間のぶん遅くなる |
| 日本の学位 | ✗ 取得しない | ✓ 中退か卒業かで変わる |
| 途中でやめたときの備え | やり直しの選択肢が少ない | 日本の大学に戻れる |
保護者の方へ。高校卒業後すぐの留学は、学費だけでなく滞在費・保険・渡航費を含めた総額と、現地で誰が本人と連絡を取るのかで判断が変わります。アンアルウェンはシドニー・メルボルンの提携オフィスに日本人スタッフがいるため、渡航後も日本語で相談できる窓口があります。ご相談は保護者の方だけでも承ります。
Direct Entry
フリンダース大学の学部の英語要件はIELTS 6.0(スピーキング6.0・ライティング6.0以上)が標準で、課程によってはこれより高い基準が設定されています。大学の英語要件ページは、テストスコアの提出と並べて「認定ELICOSプロバイダーの英語準備コースの修了」を英語要件を満たす手段として認めており、アカデミーのEAPがこれにあたります。
| 修了するレベル | 認定される英語力 | これで満たせるフリンダースの課程 |
|---|---|---|
| EAP 1 | IELTS 5.0 相当 | 学位課程の要件には届きません |
| EAP 2 | IELTS 5.5 相当 | 学位課程の要件には届きません(Foundation Studiesの入学要件IELTS 5.5と同水準) |
| EAP 3 | IELTS 6.0 相当 | 学部の標準英語要件(IELTS 6.0/S6.0・W6.0)を満たします。多くの課程はここで足ります |
| EAP 4 | IELTS 6.5 または 7.0 相当 (最終成績によって変わります) | 運動科学・人間栄養学・心理系(IELTS 6.5/各6.0)、法学・作業療法・理学療法・検眼(7.0/各6.5)、教育・栄養士・救急救命・ソーシャルワーク・言語聴覚(7.0/全バンド7.0)など |
EAP4を「IELTS 7.0相当」と認定された場合に、全バンド7.0を求める課程(教育・栄養士・救急救命・ソーシャルワーク・言語聴覚)まで満たせるかは公式に明示されていません。目指す課程が決まっている場合は、学校に個別確認してお伝えします。
大学の英語要件ページには、英語準備コースによる充足について注釈が付いています。
| 課程 | EAP修了で英語要件を満たせるか | 必要な対応 |
|---|---|---|
| Bachelor of Nursing(Pre-Registration) | ✗ 対象外 | IELTS・TOEFL iBT・Cambridge・PTE・OET のいずれかのスコア提出が必要 |
| Bachelor of Nursing(Graduate Entry) | ✗ 対象外 | 同上 |
| Bachelor of Midwifery(助産) | ✗ 対象外 | スコア提出が必要 |
| 上記以外の学部・大学院課程 | ✓ 満たせる | EAPの規定レベルを修了する |
看護と助産は、資格登録(AHPRA)が絡むために英語の扱いが別建てになっています。Foundation Studies経由の場合も、看護(Pre-Registration)は入学前にIELTS等の提出が必要です。また2026年以降、看護・医学・助産・作業療法・検眼・理学療法・救急救命・心理の各課程ではDuolingoとLanguageCert Academicが受け付けられません。
免除されるのは英語要件だけです。高校・大学の成績(学力要件)は別に審査されます。
以下はフリンダース大学アカデミーが公表している2026年の定価と、それに奨学金を適用した金額です。
| コース | 期間 | 定価 | 20%奨学金適用後 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| English for Academic Purposes | 5〜40週 | 週 A$515 | 週 A$412 | 週 A$103 |
| Foundation Studies(8ヶ月版) | 8ヶ月 | A$30,500 | A$24,400 | A$6,100 |
| Foundation Studies(12ヶ月版) | 12ヶ月 | A$30,500 | A$24,400 | A$6,100 |
| Diploma(5分野) | ― | 非公表 | 20%対象 | ― |
| Pre-Masters(3分野) | ― | 非公表 | 20%対象 | ― |
Foundation Studiesの授業料は公式表記が「Annual Fees(年額)」で、8ヶ月版・12ヶ月版とも同額A$30,500です。Diploma・Pre-Mastersの授業料、およびEAPの申込料・教材費は公式サイトに掲載がありません。学校に確認してお伝えします。
| 受講週数 | 定価 | 20%奨学金適用後 | 奨学金による減額 |
|---|---|---|---|
| 5週(1スタディピリオド) | A$2,575 | A$2,060 | A$515 |
| 10週 | A$5,150 | A$4,120 | A$1,030 |
| 15週 | A$7,725 | A$6,180 | A$1,545 |
| 20週 | A$10,300 | A$8,240 | A$2,060 |
| 25週 | A$12,875 | A$10,300 | A$2,575 |
| 30週 | A$15,450 | A$12,360 | A$3,090 |
| 40週(最長) | A$20,600 | A$16,480 | A$4,120 |
週単価は期間にかかわらず一律A$515です。だから総額を決めるのは「何週必要か」だけです。10週の違いが、20%奨学金適用後でA$4,120。渡航前にスコアを上げて開始レベルを1つ上に持っていければ、そのぶんだけ直接効きます。逆に、無理をして短く組んで規定のレベルに届かなければ、延長のぶんだけ余計にかかります。各レベルに必要な週数は公表されていないため、この見極めは学校に判定させたうえで組むのが確実です。
フリンダース大学アカデミーの奨学金は、すべて申請不要(自動判定)です。出願すると自動的に審査され、対象であれば入学許可書(Letter of Offer)に記載されます。あとは受諾フォームと奨学金受諾フォームを返送するだけです。
| 奨学金 | 減額率 | 対象コース | 日本国籍の方 |
|---|---|---|---|
| Flinders Academy English Studies Scholarship | 20% | EAP | ✓ 対象 国籍を問わず、新規の留学生が対象 |
| Flinders Academy Scholarships | 20% | Diploma/Foundation Studies/Pre-Masters | ✓ 対象 |
| LATAM English Excellence Scholarship | 30% | EAP | ✗ 対象外 中南米出身者限定 |
| English Studies Express Scholarship | 30% | EAP | 条件次第 学歴の空白期間(study gap)を埋めるためにEAPの受講を求められた方が対象 |
| Pathway Scholarship(Kickstart) | 20% | 修了後に進む学位課程 | Diploma/Foundation/Pre-Masters修了者が対象 |
| Pathway Scholarship(Global) | 25% | 修了後に進む学位課程 | Foundation Studies修了者を成績で選考 |
| Pathway Scholarship(Global Excellence) | 30% | 修了後に進む学位課程 | Foundation Studies修了者を成績で選考 |
EAPの20%奨学金には、公式の規約に次の条件があります。出願前に把握しておく価値があります。
EAPは5週間を1スタディピリオドとして、年9回開講します。
| スタディピリオド | オリエンテーション | 授業開始 | 授業終了 |
|---|---|---|---|
| Study Period 1 | 1月9日 | 1月12日 | 2月13日 |
| Study Period 2 | 2月20日 | 2月23日 | 3月27日 |
| Study Period 3 | 4月7日 | 4月7日(12時) | 5月8日 |
| Study Period 4 | 5月8日 | 5月11日 | 6月12日 |
| Study Period 5 | 6月12日 | 6月15日 | 7月17日 |
| Study Period 6 | 7月24日 | 7月27日 | 8月28日 |
| Study Period 7 | 9月4日 | 9月7日 | 10月9日 |
| Study Period 8 | 10月9日 | 10月12日 | 11月13日 |
| Study Period 9 | 11月13日 | 11月16日 | 12月18日 |
網掛けは、このページの最終更新時点(2026年8月)でこれから開講する回です。2027年の日程と料金は、まだ公表されていません。公表され次第このページを更新します。
| トライメスター | オリエンテーション | 授業開始 | 休講期間 |
|---|---|---|---|
| Trimester 1 | 2月23日〜27日 | 3月2日 | 4月7日〜10日 |
| Trimester 2 | 6月22日〜26日 | 6月29日 | 8月10日〜14日 |
| Trimester 3 | 10月12日〜16日 | 10月19日 | 12月21日〜2027年2月15日 |
トライメスター3は年をまたぎ、休講期間を挟んで2027年に修了します。Foundation Studiesの入学は、12ヶ月版が2月、8ヶ月版が6月と10月です。日本の高校を3月に卒業する方は、4〜6月にEAPを始めて10月のFoundation(8ヶ月版)に接続するのが、最も空きの少ない組み方になります。
EAPの費用は上記で確定しますが、本当に見るべきは学位を取り終えるまでの総額です。フリンダース大学は2027年入学の学費表をすでに公開しており、学部の年額は分野によってA$37,200(人文)からA$54,900(医学一貫)まで、大学院はA$40,000(Teaching)からA$95,700(MD)までの幅があります。
| プラン | 組み合わせ | 英語+進学課程 | 学位課程の学費(年額) |
|---|---|---|---|
| A-1 高校卒業後すぐ(Foundation経由) | EAP 20週 → Foundation 8ヶ月 → 学士3年 | A$32,640 | A$37,200〜54,900 × 3年 Foundationの成績次第で20〜30%減額 |
| A-2 高校卒業後すぐ(直接入学) | EAP 20週 → 学士3年 | A$8,240 | A$37,200〜54,900 × 3年 高校の成績が基準に届いた場合 |
| B 日本の大学に在学・卒業 | EAP 20週 → 学士または修士 | A$8,240 | 学士 A$37,200〜54,900/修士 A$40,000〜95,700 |
| C 英語だけ | EAP 20週のみ | A$8,240 | ― |
「英語+進学課程」の金額は20%奨学金適用後です(EAP 20週 A$8,240+Foundation A$24,400)。EAPの週数は説明のために20週で揃えたもので、実際の必要週数は入学時の英語力によって変わります。
上の学位課程の金額は定価です。フリンダース大学には留学生向けの奨学金が複数あり、適用されれば学費は下がります。アンアルウェンを通してお申し込みいただくと、対象になる奨学金の確認と申請手続きまで無料で行います。
EAPの授業はベッドフォードパーク・キャンパス(Sturt Road, Bedford Park SA 5042)で行われます。アデレード中心部から電車で22分の場所にある、大学の本キャンパスです。ディプロマ課程は、コースによってベッドフォードパークまたはシティ・キャンパスでの開講になります。
滞在先の手配代行は無料で承ります(滞在費・手配料などの実費は別途かかります)。学生寮の料金は棟・部屋タイプ・契約期間で変わるため、ご希望をうかがったうえで最新の料金をお調べしてお伝えします。
EAPを修了すれば、IELTSを受け直さずにフリンダース大学へ進学できますか?
英語要件については、その通りです。EAP3を修了するとIELTS 6.0相当、EAP4を修了すると最終成績によりIELTS 6.5または7.0相当と認定され、学位課程の英語要件を満たせます。ただし免除されるのは英語要件だけで、学力要件(高校や大学の成績)は別に審査されます。また看護学部(Pre-Registration・Graduate Entry)と助産学部は、英語準備コースの修了による免除の対象外で、IELTS等のスコア提出が必要です。
日本の高校を卒業していれば、EAPのあと学部へ直接進めますか?
高校の成績によって決まります。フリンダース大学は海外の中等教育資格をATAR(オーストラリアの大学入学指標)に換算して審査しており、最低基準はATAR 60相当です。この審査の結果、Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程へ直接入学できるのかが決まります。EAPが免除するのは英語要件だけなので、この判定はEAPの受講週数では変わりません。成績証明書をお預かりいただければ、どのルートになるかを学校に確認したうえで無料でお伝えします。
20%の奨学金は、日本人でも受けられますか。申請は必要ですか?
受けられます。Flinders Academy English Studies Scholarship(授業料20%減額)は国籍を問わず、留学生として新規に出願する方が対象です。専用の申請書はなく、EAPに出願すると自動的に審査され、対象であればLetter of Offer(入学許可書)に記載されます。あとは受諾フォームと奨学金受諾フォームを返送するだけです。ただしオーストラリア政府・外国政府からの奨学金や、フリンダース大学の他の奨学金を受けている方は対象外です。
30%の奨学金もあると聞きました。日本人は対象ですか?
EAPには30%の奨学金が2種類ありますが、日本人が自動的に対象になるものではありません。LATAM English Excellence Scholarship(30%)は中南米出身者限定です。English Studies Express Scholarship(30%)は「学歴の空白期間(study gap)を埋めるためにEAPの受講を求められた方」が対象で、国籍の制限はありませんが、この条件に当てはまるかどうかは出願内容によります。日本の方が標準的に適用を受けられるのは20%とお考えください。
EAPは何週間受ければいいですか?
5週間から40週間まで、入学時の英語力と進学先が求める英語要件によって決まります。フリンダース大学アカデミーは各レベルに必要な週数を公表していないため、正確な週数は出願時に学校が判定します。週単価は期間にかかわらず一律A$515(20%奨学金適用後A$412)なので、総額は必要週数だけで決まります。渡航前のスコアで何週になるかが変わりますので、見積もりの取り寄せを無料でお手伝いします。
看護学部を目指しています。EAPで英語要件を満たせますか?
満たせません。フリンダース大学の英語要件のうち「認定ELICOSプロバイダーの英語準備コース修了」による充足は、Bachelor of Nursing(Pre-Registration)、Bachelor of Nursing(Graduate Entry)、Bachelor of Midwifery には適用されないと明記されています。これらの課程を目指す場合は、EAPを受けたうえで別途IELTS等のスコアを提出する必要があります。Foundation Studies経由の場合も、看護(Pre-Registration)は入学前にIELTS等の提出が必要です。
高校3年生ですが、卒業前に出願できますか?
できます。高校2年生までの成績と卒業見込証明書で出願し、3月に英文の卒業証明書を提出して条件付きオファーを正式なオファーに切り替えるのが一般的な流れです。むしろ英文の成績証明書は発行までに数週間かかる高校が多いため、高校3年生の夏休み前に担任や進路指導の先生へ相談しておくことをおすすめします。
17歳でも入学できますか。18歳未満の場合の滞在先はどうなりますか?
EAPの入学要件は「開始時点で17歳以上」なので、17歳でも入学できます。ただしフリンダース大学は、18歳未満で保護者または法的後見人と同居しない学生について、大学が承認したホームステイに滞在することを求めています。承認ホームステイの提供元はAustralian Homestay Network(AHN)です。あわせて保護者の同意書や後見人(CAAW)の手配など、学生ビザ側の手続きも変わりますので、無料相談で個別にご説明します。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
フリンダース大学アカデミーを検討している方へ ― 松本より
ご相談を受けていていちばん多い行き違いが、「EAPを修了すれば学部に入れる」という理解です。公式サイトにも「direct entry into Year 1」と書いてあるので、そう読むのが自然だと思います。ただ、免除されるのは英語要件だけです。Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程へ直接入学できるのかは、高校の成績で決まります。EAPを何週受けても、この判定は動きません。ここを渡航後に知ると、予定も予算も組み直しになります。ですから最初にお願いしているのは、英文の成績証明書をお預かりして、どのルートになるかを学校に確認することです。ここが決まらないと、総額の見積もりも出せません。
それでも私がこのルートを勧めるのは、回り道をしても、最後に手にする学位はまったく同じだからです。EAPやFoundationを経由したことは学位記にも成績証明書にも残りません。卒業証書には「フリンダース大学」とだけ書かれます。
その学位が何につながるのか、いくつか具体的にお伝えします。フリンダースの卒業生でいちばん有名なのは、数学者のテレンス・タオ(陶哲軒)でしょう。1991年に16歳でフリンダースの理学士(優等)、翌92年に修士を修了し、のちにフィールズ賞を受賞しています。数字の面でも、大学の公表によれば大学院修了者の93%以上がフルタイムで就職し、年収の中央値はA$100,000(2023年 Graduate Outcomes Survey)。学部でもフルタイム就職76%、パートタイムを含めた就業率88%(2022年 同調査)です。分野としては、THEインパクトランキング2026の「健康と福祉」で世界2位・オーストラリア1位。看護・ソーシャルワーク・救急救命といった、資格が仕事に直結する領域に強い大学です。加えてアデレードは指定地域なので、卒業生ビザ(サブクラス485)の延長と永住権の加点の対象になります。シドニーやメルボルンで同じ学位を取った場合と、卒業後の条件がここで変わります。
なお、これらは大学全体の数字であって、アカデミー経由の学生だけを取り出したものではありません。入り口の話ではなく「この大学を出るとどうなるか」の話として読んでください。
費用の面では、20%の奨学金が申請不要で全員に自動適用されるのがこの学校の強みです。週A$515がA$412になり、40週ならA$4,120。しかも週単価は期間によらず一律なので、総額を決めるのは「何週必要か」だけです。10週の違いが実質A$4,120。渡航前にスコアを上げられるなら、そこが最も効くお金の使いどころです。逆に必要週数は学校が判定するので、こちらで「たぶん10週」と決め打ちして組むのは危険です。
率直に、この学校が向かない場合も3つあります。①一般英語・IELTS対策・ビジネス英語といったコースが一切なく、進学英語(EAP)1本しかありません。IELTS 4.5に届いていない方は、そもそも入れません。②入学日が5週ごとの年9回に限られます。毎週月曜に入れる学校とは組み方が変わります。③30%の奨学金は日本の方には基本的に届きません。1つは中南米限定、もう1つは学歴の空白期間を埋める方が対象です。日本の方が確実に受けられるのは20%とお考えください。
結論としては、「フリンダース大学に行くと決まっている」ならアカデミーが最短で確実です。大学の中で学べて、教えるのも大学の教員で、20%は自動で付きます。一方、「まだ進学先を決めていない」「まずは英語を伸ばしたい」という段階なら、アデレード市内の一般の語学学校のほうが確実に向きます。入学日も毎週、コースの幅も広く、途中で進路が変わっても対応できるためです。どちらなのかで選ぶ学校が変わりますので、そこから一緒に整理させてください。フリンダースが合わないと判断すれば、率直にそうお伝えして他校をご提案します。
コース選び・出願手続き・学生ビザ申請まで、すべて無料です。大学付属校の場合は、何週必要になるかの見極めと、大学本科・進学準備課程とあわせた出願まで含めてお手伝いします。
滞在先の手配・OSHC・ビザ申請は代行サービスが無料という意味です。滞在費・保険料・ビザ申請料などの実費は別途かかります。
学校選び・出願手続き・GS(Genuine Student)対策・学生ビザ申請を、すべて無料でサポートします。
オーストラリアに提携オフィスがあります。滞在中から帰国まで継続してご相談いただけます。
一人ひとりに時間をかけるため、サポート人数を限定しています。大手のような画一的な案内はしません。
授業や校内の雰囲気を自分の目で確認したうえで厳選しています。
オーストラリア留学に特化してきました。
費用や生活面のデメリットも隠さずお伝えします。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、アンアルウェンが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
フリンダース大学への進学、英語の段階からご相談ください
EAPが10週で済むか20週になるかで、20%奨学金を適用してもA$4,120変わります。さらに高校卒業直後の方は、Foundation Studies・Diploma・学士課程への直接入学のどれになるかが高校の成績で決まり、そこで総額も年数も変わります。どの組み合わせが最短で、いくらかかるのか。無料相談で一緒に整理します。