UNSW COLLEGE — Kensington, Sydney NSW
UNSW Collegeは、ニューサウスウェールズ大学(UNSW Sydney)が100%出資する付属教育機関です。授業はケンジントンのUNSW本キャンパス向かい、アンザックパレードのL5ビルで行われます。University English Entry Course(UEEC)に合格すると、IELTS等を受け直さずにUNSWの学位課程へ進めます。
UNSWはQS世界大学ランキング2027で世界19位、オーストラリア国内1位の大学です。英語スコアだけが足りないとき、IELTSを受け直す以外の道がUEECです。ただし――10週・15週・20週のどれになるかは、自分では選べません。いまのスコアと、進学先の学部が求める英語要件の2つで決まります。
ニューサウスウェールズ大学(UNSW Sydney)の付属語学学校は、大学が100%出資する付属教育機関「UNSW College」が運営しています。公式サイトも「Fully owned by UNSW Sydney」と明記しています。大学と提携している独立系の語学学校ではなく、UNSWグループの一部として運営されている法人(UNSW Global Pty Limited)です。
この「大学の一部である」ことが、そのまま進学の確実性につながります。UNSW Collegeの英語コースの修了成績は、UNSWの英語要件を満たす手段としてIELTS・TOEFL・PTEと並べて公式の要件表に掲載されています。つまり外部試験の代わりとして大学が正式に認めているということです。オーストラリアで最初の大学付属語学センターとして、英語教育に60年の実績があります。
ただし注意点が1つあります。CRICOS Provider Codeは大学と同じではありません。UNSW Collegeが英語コース・Foundation Studies・Applied Degree・Pre-Mastersを開講しているのは CRICOS 01020K(UNSW Global Pty Limited)で、UNSW Sydney本体の 00098G とは別です。UNSW Diplomaだけは大学のコード00098Gのもとで開講されています。付属校ではありますが、法人としては別ということです。
授業を行う場所:Building L5, 223 Anzac Parade, Kensington NSW 2033(UNSWケンジントン本キャンパスの向かい)
CRICOS Provider Code:01020K(UNSW College/TEQSA Provider ID PRV13020)
UEECのCRICOSコース番号:080692D
「大学の中にある」ことより、制度として何が変わるかで比べるのが実際的です。UEECは一般の語学学校とは設計思想がまったく違います。
| 項目 | UEEC(UNSW College) | 一般の語学学校 |
|---|---|---|
| UNSW進学時の英語要件 | 修了で満たせる(IELTS再受験が不要) | IELTS等の受験が必要 |
| 申し込める人 | UNSWの条件付きオファーを持っている人 | 制限なし |
| 期間の決め方 | 自分で選べない(スコアと進学先で決まる) | 1週間単位で自由に選べる |
| 入学日 | 固定(学位向けの10週は2027年に年6回) | 原則 毎週月曜 |
| 授業時間 | 週20時間 | 学校により週15〜25時間 |
| 授業料(週あたり) | A$694(2026年・全コース共通) | 学校により異なる |
| 学生ビザ | UNSWの学位とまとめて1本で申請できる | 語学コース分のビザを個別に申請 |
| コースの目的 | UNSW進学のみ | 一般英語・試験対策・職業英語など幅広い |
UNSW Collegeの英語プログラムは5つあります。このうちUNSWの学位課程に直結するのはUEECとそのオンライン版だけです。まずこの構造を押さえてください。
THE DIRECT ENTRY ROUTE — 10 / 15 / 20 WEEKS
ONLINE — 10 WEEKS ONLY
FEEDER COURSE — 10 WEEKS
FOR FOUNDATION STUDIES — 10 WEEKS
FOR STUDENTS WHO ALREADY MET THE REQUIREMENT — 5 WEEKS
ここが最も誤解されやすい点です。EAE・FEEC・TOPは、UNSWの学位課程への直接入学ルートではありません。EAEは「UEECに入るためのコース」、FEECは「Foundation Studiesに入るためのコース」、TOPは「すでに要件を満たした人の仕上げ」です。UNSWの学位課程の英語要件を満たせるのは、UEECとOUEEC10だけです。
UEECはゴールではなく、UNSWに入るための一区間です。ここでは「いまの学歴・英語力から、どの順番で何を積むとUNSWに入れるのか」をパターン別に整理します。
UNSWは2027年版の国別入学要件表で日本を「学士・ディプロマ・高校のいずれからも受け入れる」区分に掲載しています。つまり日本の高校卒業だけでも学部に出願できる制度上の余地はあります。ただし点数の換算表(ATAR・IB・A-Level・韓国CSAT・中国高考などの列)に日本の列はなく、個別審査です。加えて学部選考はgrouped offer round――成績で順位づけして上位者にオファーを出す方式――のため、条件を満たしても定員で外れることがあります。この不確実性を減らす標準ルートが、UNSW CollegeのFoundation StudiesまたはDiplomaを挟む形です。
Foundation経由ならFEEC、Diploma経由ならUEEC。必要な週数はスコア次第で、10〜30週の幅があります。
Foundationは学部1年次へ、Diplomaは12か月で学部2年次へ進みます。Diplomaなら標準年数のまま学位を取り終えられます。
Diploma経由なら2年次から。学士は3〜4年(工学のHonoursは4年)です。
このルートには日本人が対象になる奨学金があります。UNSW Collegeの Regional Merit Scholarship は対象国に日本が入っており、Diploma・Standard・Standard Plus で A$7,500、Transition・Pre-Masters で A$5,000 です。また Family Discount(授業料10%割引)も Diploma・Foundation Studies が対象で、日本が対象国に含まれます。ただしどちらも英語コース単体は対象外です。
学力要件はすでに満たしているケースが多く、足りないのは英語スコアだけという状況です。この場合は進学課程を挟まず、UEECから学士または修士へ直接進みます。日本の大学を1年修了していれば学部への出願が、卒業していれば大学院への出願が視野に入ります。
英語以外の条件を満たしたオファーを先に取ります。これがUEECの申込条件です。
週数はスコアと進学先で決まります。合格すればIELTSの再受験は不要です。
修士は1.5〜2年が中心。卒業生ビザ(サブクラス485)の対象になる課程かは出願前に確認します。
UEECにも入学要件があります。そこに届かない場合は、Essential Academic English(10週)から始めて内部の成績でUEECへ上がるのが標準ルートです。この場合もIELTSを受け直す必要はありません。
スタートライン:進学先が標準の英語要件(IELTS 6.5・各6.0以上)の課程であれば、EAEの入学要件はIELTS 5.0(Writing 5.0・各5.0以上)です。TOEFL iBT 56、PTE 38 が相当します。
合計期間:EAE 10週 → UEEC 20週で合計30週。公式も「英語は最短10週から最長30週」と説明しており、開講日一覧にも30週の枠があります。授業料は30週でA$20,820(2026年)です。
ただし進学先によっては受け皿がありません。ビジネス・法学部の大学院研究課程(英語要件がIELTS 7.0・Writing 7.0・各6.5以上)の場合、UNSW Collegeの要件表にはUEEC10とUEEC15の行しかなく、20週やEAEの行がありません。この区分でIELTS 6.5・Writing 6.0 を下回ると、UEECでは救済されないということです。
UNSW Collegeは「UNSW College側でプレースメントテストの受験を求める場合がある」と明記しています。また「コース配置の基準は予告なく変更することがある」とも書かれています。週数は出願時点で必ず書面で確定させることをおすすめします。
For year 12 students
日本の高校は3月卒業、UNSWは年3学期制で、2027年のTerm 1は2月15日開講(オリエンテーション週は2月8日から)です。この学年暦のズレを逆算し損ねると、1年近く空きます。ここでは高校3年生の1年間で、いつ何をするのかを整理します。
18歳未満で渡航する場合。保護者や指定後見人とシドニーで同居しない場合は、UNSW CollegeのUnder 18 Care Programに入り、CAAW(適切な滞在・福祉の確認書)の発行を受けてから学生ビザを申請します。滞在先はUNSW Collegeが承認した物件(レジデンシャルカレッジまたはホームステイ)に限られ、滞在先の支払い証明とCAAWフォームを揃えて提出します。費用は後見手続料A$300と週A$70の監督料です(2026年6月1日以降にオファーが出た場合。それ以前はA$150と週A$49)。UEEC自体の下限年齢は公式に明記がないため、確認してお伝えします。
高校卒業後すぐ行くか、日本の大学に進んでから行くかは、費用でも年数でも結論が変わります。どちらが正しいという話ではありません。
| 比べる項目 | 高校卒業後すぐ | 日本の大学に進んでから |
|---|---|---|
| 学部までの道のり | 英語 → Foundation/Diploma → 学部(直接出願は個別審査) | 英語 → 学部または大学院に直接 |
| 学力要件 | 日本の高校の点数換算表が非公表=個別審査 | 大学での成績(GPA)で審査される |
| 学位を取り終える時期 | Diploma経由なら日本の同級生と同時期 | 日本の在学期間のぶん遅くなる |
| 日本の学位 | ✗ 取得しない | ✓ 中退か卒業かで変わる |
| 奨学金 | Regional Merit Scholarship(A$7,500)等の対象になりうる | UNSW本体の奨学金(Australia’s Global University Award A$10,000 など)が視野に入る |
| 途中でやめたときの備え | やり直しの選択肢が少ない | 日本の大学に戻れる |
保護者の方へ。高校卒業後すぐの留学は、学費だけでなく滞在費・保険・渡航費を含めた総額と、現地で誰が本人と連絡を取るのかで判断が変わります。アンアルウェンはシドニー・メルボルンの提携オフィスに日本人スタッフがいるため、渡航後も日本語で相談できる窓口があります。ご相談は保護者の方だけでも承ります。
Direct Entry
このページでいちばん大事な章です。UEECの週数は、英語力だけでは決まりません。UNSW Collegeの公式要件表は「進学先の課程が求める英語要件」ごとに4つの表に分かれていて、同じスコアでも進学先が違えば必要な週数が変わります。
| UNSWの学部 | 学士 | 大学院(コースワーク) |
|---|---|---|
| Engineering(工学) | IELTS 6.5(各6.0以上) | IELTS 6.5(各6.0以上) |
| Science(理学) | IELTS 6.5(各6.0以上) | IELTS 6.5(各6.0以上)※ |
| Medicine & Health(医学・健康) | IELTS 6.5(各6.0以上)※ | IELTS 6.5(各6.0以上) |
| Arts, Design & Architecture | IELTS 6.5(各6.0以上)※ | IELTS 6.5(各6.0以上)※ |
| UNSW Canberra | IELTS 6.5(各6.0以上) | IELTS 6.5(各6.0以上) |
| Business(ビジネス) | IELTS 7.0(各6.0以上) | IELTS 7.0(各6.0以上) |
| Law & Justice(法学) | IELTS 7.0(各6.0以上)※ | IELTS 7.0(各6.0以上) |
※印の学部には例外課程があります。たとえば Bachelor of Education(Primary/Secondary)(Honours) と Master of Teaching は IELTS 7.5(Writing・Reading 7.0/Speaking・Listening 8.0)、Bachelor of Social Work (Honours) は IELTS 7.0(全項目7.0)、Master of Psychology(Clinical & Forensic)と Master of Clinical Neuropsychology は IELTS 7.0(全項目7.0)です。逆に Bachelor of Criminology & Criminal Justice は法学部ですが6.5です。志望課程が例外に当たるかは、出願前に必ず個別に確認します。
下の表は、UNSW Collegeが公表している2つの要件表を突き合わせて作成したものです。左の列は「いまのIELTSスコア」、右の2列は「進学先ごとに必要になるUEECの週数と2026年の授業料」です。
| 出願時のIELTS | 工学・理学・医療健康・芸術系 (要件6.5・各6.0) | ビジネス・法学 (要件7.0・各6.0) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 6.5(W6.0・各6.0以上) | 直接入学(英語コース不要) | UEEC 10週 A$6,940 | A$6,940 |
| 6.0(W6.0・各5.5以上) | UEEC 10週 A$6,940 | UEEC 15週 A$10,410 | A$3,470 |
| 6.0(W5.5・各5.0以上) | UEEC 15週 A$10,410 | UEEC 20週 A$13,880 | A$3,470 |
| 5.5(W5.5・各5.0以上) | UEEC 20週 A$13,880 | EAE 10週+UEEC 20週 合計30週 A$20,820 | A$6,940 |
| 5.0(W5.0・各5.0以上) | EAE 10週+UEEC 20週 合計30週 A$20,820 | 要件表の下限を下回る (要相談) | ― |
Writingの0.5が、そのままA$3,470です。工学部を目指す方がIELTS 6.0を取ったとして、Writingが6.0あれば10週(A$6,940)、5.5だと15週(A$10,410)になります。日本人の受験者はWritingが伸びにくい傾向があるため、ここが最も効く一手です。IELTSの受験料は日本で3万円前後。もう一度受け直して0.5上げられる見込みがあるなら、受け直したほうが金額でも期間でも有利になる局面がはっきりあります。逆に、あと少しで届かない場合は無理をせず長いほうで組んだほうが、進学の確実性は上がります。
| 区分 | IELTS | TOEFL iBT | PTE | LanguageCert |
|---|---|---|---|---|
| 直接入学 | 6.5(W6.0・各6.0) | 90(W23・R13・L12・S18) | 64(W54・各54) | 67–72(W64–70) |
| UEEC 10週 | 6.0(W6.0・各5.5) | 80(W23・R8・L7・S16) | 54(W54・各42) | 61–66(W64–70) |
| UEEC 15週 | 6.0(W5.5・各5.0) | 80(W18・R4・L4・S14) | 54(W50・各38) | 61–66(W56–63) |
| UEEC 20週 | 5.5(W5.5・各5.0) | 65(W18・R4・L4・S14) | 46(W50・各38) | 54–60(W56–63) |
| EAE 10週 | 5.0(W5.0・各5.0) | 56(W14・R3・L3・S12) | 38(W38・各32) | 46–53(W45–55) |
ケンブリッジ英検(CAE)も受け付けられます。IELTS・TOEFL・PTEはいずれも入学日から遡って24か月以内に受験したものに限られます。サブスコアに凸凹がある場合は個別に審査され、週数が追加されることがあります。
免除されるのは英語要件だけです。高校・大学の成績(学力要件)は別に審査されます。またUNSWの学部選考はgrouped offer round(成績で順位づけして上位者にオファーを出す方式)のため、条件を満たしていても定員で外れることがあります。
以下はUNSW Collegeが公表している定価です。週単価はすべてのコースで共通なので、金額はそのまま「何週必要か」で決まります。
| コース | 期間 | 2026年 | 2027年 | 週単価(2026年) |
|---|---|---|---|---|
| UEEC | 10週 | A$6,940 | A$6,950 | A$694 |
| UEEC | 15週 | A$10,410 | A$10,425 | A$694 |
| UEEC | 20週 | A$13,880 | A$13,900 | A$694 |
| Essential Academic English | 10週 | A$6,940 | A$6,950 | A$694 |
| Foundation English Entry Course | 10週 | A$6,940 | A$6,950 | A$694 |
| Tertiary Orientation Program | 5週 | A$3,470 | A$3,475 | A$694 |
| 項目 | 金額 | 発生する条件 |
|---|---|---|
| 入学金(Enrolment fee) | A$360 | Foundation Studiesと英語コースのオファー受諾時。パッケージ出願なら1回だけ |
| 空港出迎え | A$175 | UNSW Collegeに空港送迎を依頼する場合 |
| 18歳未満 監督料 | 週A$70 | 18歳未満でCAAWの発行を受ける場合(2026年6月1日以降にオファーが出た場合。それ以前は週A$49) |
| 後見手続料(CAAW) | A$300 | 同上(2026年6月1日より前にオファーが出た場合はA$150) |
| 変更手数料 | A$300 | Foundation・英語コースで2回目以降のクラス・ストリーム変更、取消、転校 |
| 支払遅延料 | A$300 | 期日までに学費を支払わなかった場合 |
| OSHC(海外学生健康保険) | 期間による | 学生ビザで滞在する全員に必要 |
英語コースにはSSAF(学生サービス・アメニティ料)はかかりません。Diplomaに進むと1ターム A$124(フルタイム)が加わります。
UEECの費用は上記で確定しますが、本当に見るべきは学位を取り終えるまでの総額です。以下はUNSWが公表している2026年入学者向けの修了までの総額(学修関連費 約A$1,000/年を含む)に、UEECの授業料を足したものです。
| 組み合わせ | 英語 | 英語の授業料 | 学位の総額 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Engineering (Hons) 4年 | UEEC 10週 | A$6,940 | A$265,500 | 約 A$272,440 |
| Bachelor of Computer Science 3年 | UEEC 20週 | A$13,880 | A$192,500 | 約 A$206,380 |
| Bachelor of Commerce 3年 | UEEC 10週 | A$6,940 | A$180,500 | 約 A$187,440 |
| Master of Information Technology 2年 | UEEC 15週 | A$10,410 | A$130,500 | 約 A$140,910 |
| Master of Commerce 1.7年 | UEEC 15週 | A$10,410 | A$96,000 | 約 A$106,410 |
上の表は定価です。入学金A$360・OSHC・滞在費・渡航費は含みません。UNSW本体には日本人が対象になる奨学金があり、適用されれば学位の学費は下がります。申請不要で自動選考される Australia’s Global University Award(A$10,000)などが該当します。アンアルウェンを通してお申し込みいただくと、対象になる奨学金の確認と申請手続きまで無料で行います。
UEECは入学日が固定です。しかも週数ごとに開講日が違い、修了日が同じになるように設計されています。下の表は、英語の修了日が同じになる組み合わせ(学位課程に進む場合)です。
| 英語の修了日 | 30週の開始 | 20週の開始 | 15週の開始 | 10週の開始 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月5日 | 2026年6月29日 | 2026年9月7日 | 2026年10月12日 | 2026年11月16日 |
| 2027年4月16日 | 2026年8月3日/9月7日 | 2026年11月16日 | 2027年1月4日 | 2027年2月8日 |
| 2027年5月21日 | 2026年10月12日 | 2027年1月4日 | 2027年2月8日 | 2027年3月15日 |
| 2027年7月30日 | 2027年1月4日 | 2027年3月15日 | 2027年4月19日 | 2027年5月24日 |
| 2027年9月3日 | 2027年2月8日 | 2027年4月19日 | 2027年5月24日 | 2027年6月28日 |
| 2027年12月17日 | 2027年4月19日/5月24日 | 2027年8月2日 | 2027年9月6日 | 2027年10月11日 |
| 2028年2月4日 | 2027年6月28日 | 2027年9月6日 | 2027年10月11日 | 2027年11月15日 |
読み方はこうです。2027年Term 1(2月15日開講)に間に合わせたい場合、英語の修了日は2027年2月5日。10週なら2026年11月16日、20週なら2026年9月7日、30週なら2026年6月29日に始めることになります。つまり必要な週数が確定した瞬間に、渡航日が2か月から半年ずれます。ここを先に押さえないと、進学先のタームを1つ落とすことになります。
上記はUNSW Collegeが公開している学位課程(Degree)向けの日程です。Diploma・Pre-Masters・Applied Degreeへ進む場合は別の日程になります。公式の日程表では「Start at UNSW」欄が「To be confirmed」と表示されている組み合わせが多いため、UNSWでの開始タームは出願時に書面で確定させます。またUNSWは2028年から現行の3学期制(UNSW 3+)を12週セメスター制に移行する予定のため、2027年入学の方は移行をまたぐ点にご注意ください。
UEECの授業はアンザックパレード沿いのL5ビル(Building L5, 223 Anzac Parade, Kensington NSW 2033)で行われます。UNSWシドニーのケンジントン本キャンパスの真向かいです。大学の敷地内ではありませんが、道を渡ればそのままキャンパスという位置関係です。
ライトレール:L3(Kingsford/Juniors Kingsford線)がL5ビルの真ん前に停車します。セントラル駅・シドニーCBDから直通です。
バス:複数の路線がこのエリアを通ります。
キャンパス間シャトル:ケンジントン・ランドウィックなどUNSWの各キャンパス間を結ぶ無料シャトルバスが、月〜金の7:30〜22:15に運行しています。
UNSW Collegeは滞在先の検索を支援する体制(Accommodationチーム)を持っていますが、物件ごとの週額や空き状況は時期によって変わります。ご希望をうかがったうえで、その時点の実際の選択肢と金額を確認してお伝えします。滞在先の手配代行は無料で承ります(滞在費・手配料などの実費は別途かかります)。
UNSW Collegeは「学生ビザを取得したらすぐに滞在先を予約すること」を推奨しています。人気の物件は早く埋まるため、渡航前に確保しておくのが安全です。
付属語学学校のUEECを修了すれば、IELTSを受け直さずにUNSWへ進学できますか?
できます。UNSW Collegeは公式に「UEECに合格すれば、ほかの英語試験を受ける必要はありません」と記載しています。ただし免除されるのは英語要件だけで、学力要件(高校・大学の成績)は別に審査されます。
付属語学学校(UEEC)は誰でも申し込めますか?
UEECはUNSW Sydneyから条件付きオファーを受け取っている留学生向けのコースです。まずUNSWの学位課程・Diploma・Pre-Mastersのいずれかに出願し、英語以外の条件を満たしたオファーを取ることが前提になります。「進学先は決めていないが英語だけ伸ばしたい」という段階では使えません。
10週・15週・20週は自分で選べますか?
選べません。出願時の英語スコアと、進学先の課程が求める英語要件の2つで決まります。同じIELTS 6.0(Writing 6.0・各5.5以上)でも、工学部・理学部なら10週、ビジネス・法学部なら15週になります。サブスコアに凸凹がある場合は個別に審査され、週数が追加されることがあります。
IELTSがまだ5.0台ですが受けられますか?
進学先が標準の英語要件(IELTS 6.5・各6.0以上)の課程であれば、IELTS 5.0(Writing 5.0・各5.0以上)からEssential Academic English(10週)を経てUEEC20週へ進む、合計30週のパッケージが組めます。授業料は30週でA$20,820(2026年)です。
英語のビザと大学のビザは別々に申請するのですか?
別々ではありません。UNSW Collegeは公式に「UEECとUNSWの学位を1本のビザにまとめて申請できる」と説明しています。英語と本科をひとつのパッケージオファーとして受け取り、学生ビザは1回の申請で済みます。入学金A$360もパッケージ出願なら1回だけです。
オンラインのUEECでも同じ扱いになりますか?
Online University English Entry Course 10(OUEEC10)も、合格すればほかの英語試験は不要です。ただしオーストラリア国外に居住している人だけが対象で、10週コースしかありません。10週コースの入学要件に届かない場合は、次の開講日に現地のUEEC15またはUEEC20を受けることになります。
高校3年生ですが、卒業前に出願できますか?
できます。高校2年までの成績と卒業見込証明書で出願し、3月に英文の卒業証明書を提出して正式なオファーに切り替えるのが一般的な流れです。ただしUNSWの学部選考は成績で順位づけしてオファーを出すgrouped offer roundのため、条件を満たしていても定員で外れることがあります。
18歳未満でも参加できますか?
UNSW Collegeには18歳未満の学生向けのUnder 18 Care Programがあります。保護者や指定後見人とシドニーで同居しない場合は、UNSW Collegeが承認した滞在先に住み、CAAW(適切な滞在・福祉の確認書)の発行を受けたうえで学生ビザを申請します。費用は後見手続料A$300と週A$70の監督料です(2026年6月1日以降にオファーが出た場合)。UEEC自体の下限年齢は公式に明記がないため、確認してお伝えします。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
UNSW Collegeの英語コースを検討している方へ ― 松本より
UNSWの英語コース(UNSW College提供)は、名門Go8のUNSWへ進学を見据える方に特におすすめです。最大の強みは進学直結。規定レベルを修了すればIELTSの再受験なしで学部・大学院へ進めるため、スコアが伸び悩む方の保険になります。カリキュラムもアカデミック英語に特化し、大学の講義・レポートにそのまま活きる実践力が身につきます。シドニーの立地で就労・生活の利便性が高いのも魅力です。
一方の弱点は費用面。授業料に加えシドニーの生活費が高く、予算を抑えたい方には不向きです。また内容が学術寄りで進度も速いため、会話中心にのんびり学びたい方や英語初級の方にはハードルが高め。日本人を含む留学生が多く、英語漬けの環境を最優先するなら地方都市も選択肢に入れたいところです。
コース選び・出願手続き・学生ビザ申請まで、すべて無料です。UNSW Collegeの場合は、UNSW本体への出願と英語コースのパッケージ出願、そして何週必要になるかの見極めまで含めてお手伝いします。
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10週で入れるか15週になるかでA$3,470、10週と20週ならA$6,940変わります。しかも週数が変われば渡航日が2か月から半年ずれます。いまのスコア表と志望学部を見せていただければ、必要な週数と総額、そして「もう一度IELTSを受け直したほうが得かどうか」までその場でお伝えします。無料相談で一緒に整理しましょう。