オーストラリアで
イベントマネジメントを学ぶ

大学・専門学校の比較 / 学費 / 奨学金 / 永住ルート

人が集まる場を、企画から当日運営までつくる仕事です。 コンサート、スポーツ大会、国際会議、結婚式、フェスティバル。 オーストラリアは観光とイベントが基幹産業のひとつ。 この職種はAQFディプロマ以上で技能評価(VETASSESS)を受けられる、数少ない分野です。

イベントの学校選びを無料で相談する 学費を見る

Cost
16,950A$〜/1年(TAFEのディプロマ)
Entry
6.0IELTS〜/学士3年・ディプロマ1年〜
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
80,000A$/年 この職種の中央値

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

「段取りの専門職」です

企画、予算、会場、スタッフ、スポンサー、リスク管理、当日運営まで。華やかに見えて、実際は膨大な調整と管理の積み重ねで成り立っています。

02

技能評価の学歴要件が低い分野です

Conference and Event Organiser(ANZSCO 149311)は技能評価機関VETASSESSのGroup C。求められる学歴はAQFディプロマ以上で、学士が必須ではありません。

ただしビザは別の話です。この職種は2024年12月7日のCSOL改定で対象外となり、技能不足ビザ(482)のCore Skillsルートは使えません。州・準州の指名(190/491)は州ごとのリスト次第です。職業リストとビザ制度は頻繁に改正されるため、最新の可否は登録移民エージェントにご確認ください。
03

進路の選択肢が広い分野です

大学(3年)でも、ディプロマ(1年〜)でも道があります。費用と期間を自分の状況に合わせて設計できます。

04

費用は、選び方で大きく変わります

大学のなかにも年間 AUD 28,500 から通える学位があり、専門学校・TAFEのディプロマならさらに抑えられます。加えて15〜30%の奨学金が使えるため、定価どうしの比較では判断を誤ります。

学費・奨学金の条件は毎年改定されます。最新の金額は出願時に確認してお伝えします。
05

現場経験を最優先するなら ICMS

シドニーのイベント・ホスピタリティ専門大学で、2年次まるごとが有給の実務配属という構成です。

06

在学中から働ける分野です

イベントの仕事は週末・単発が多く、学生ビザの就労枠(2週48時間)と相性がいい。学びながら現場の実績を積めるのが、この分野の実利です。

01 — What you study

イベントマネジメントとは ── 何を学ぶのか

人が集まる場を、企画から当日運営まで成立させる仕事です。対象はコンサートやフェスティバルだけではありません。 国際会議、展示会、スポーツ大会、企業の周年式典、結婚式、地域のマーケット──「人を集めて何かを起こす」場面すべてが範囲です。

華やかな印象を持たれることが多いのですが、学ぶ内容の中心は予算管理・工程管理・リスク管理です。 何人が来るのか、いくらかかるのか、雨が降ったらどうするのか、事故が起きたら誰が責任を負うのか。 この地味な部分を設計できる人が、現場で必要とされます。

01

企画とコンセプト設計

誰に向けて、何のために、どんな体験を届けるのか。イベントの目的を定義し、それを実現する構成に落とし込む工程です。

02

予算・契約・リスク管理

収支計画、会場やベンダーとの契約、保険、安全計画、緊急時対応。ここが実務の中核で、技能評価でも「予算管理の経験」が問われる部分です。

03

集客とスポンサーシップ

広報、チケット販売、SNS運用、協賛の獲得。マーケティングと重なる領域で、収益を左右します。

04

会場・運営オペレーション

会場選定、レイアウト、動線設計、スタッフ配置、当日の指揮。実習で最も体感的に学べる部分です。

05

ホスピタリティとの接点

ケータリング、宿泊、来場者対応。イベントとホスピタリティは地続きで、両方を扱う学校が多いのはこのためです。

06

実習(Work Placement)

実際のイベントに運営側として入る科目。この分野は「何を運営したか」が履歴書になるため、実習の量が学校選びの基準になります。

02 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 / VISA

技能評価の学歴要件が「ディプロマ以上」

技能評価機関VETASSESSは、Conference and Event Organiser(ANZSCO 149311)を Group C に分類しています。求められる学歴は「AQFディプロマ以上」で、学士号が必須ではありません。多くの分野では「学士以上でなければ技能評価の土俵に乗れない」のが現実です。この分野はディプロマからでも評価を受けられる、数少ない領域だといえます。

ただし、技能評価とビザは別の手続きです。この職種は2024年12月7日のCSOL改定で対象外となったため、技能不足ビザ(482)のCore Skillsルートは使えません。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。

02 / INDUSTRY

イベントが産業として成立している

メルボルンはF1グランプリと全豪オープンを抱え、シドニーはビビッド・シドニーや年越し花火で世界的に知られます。2032年にはブリスベンでオリンピック・パラリンピックが開催され、大会運営・会場整備・関連イベントの人材需要が中長期で見込まれます。学びながら実際の大型イベントに関われる環境があります。

03 / PLACEMENT

実習が学位に組み込まれている

この分野は「何を運営したか」でしか評価されません。だからこそ、オーストラリアの学校が実習を必修にしている意味は大きい。ICMS2年次まるごとを有給の実務配属にあて、UniSC96時間のインターンまたは業界プロジェクトを課します。授業だけで終わらない構造が、そのまま就職力になります。

カウンセラーから、ひとつ補足を。イベントマネジメントは「楽しそう」という理由で選ばれることが多い分野ですが、実際の仕事は準備の9割が事務作業です。見積もり、契約書、シフト表、備品リスト、保険の手配。本番の高揚感は、その積み重ねの上にしかありません。この現実を知ったうえで選ぶ方は、現地でも強いです。

もうひとつお伝えしているのは、在学中に何件のイベントに関わったかが、卒業後を決めるということ。この業界は週末や単発の仕事が多く、学生ビザの就労枠(2週48時間)と相性が良い。ボランティアスタッフから入って、翌年は有給スタッフ、卒業時には運営側──という進み方が現実にあります。学校選びの段階から、この動線を一緒に設計しましょう。

03 — Three routes

学ぶルート ── 学位とディプロマ

この分野の特徴は、ゴールへの道が1本ではないことです。学歴・予算・期間に応じて選べます。

ROUTE A / 3 YEARS

学位ルート ── 大学の学士(3年)

  1. 語学学校/進学準備
    IELTS 6.0〜6.5・必要に応じて
  2. 学士課程
    3年・実習を含む
  3. 卒業生ビザ 485
    約2年就労
  4. 技能評価・技術移住
    149311

学費の目安:年間 AUD 28,500〜39,200(3年で約 85,500〜117,600)/期間:3年。卒業生ビザが2年出るため、永住まで見据えるならこのルートが標準です。

ROUTE B / 1 YEAR〜

ディプロマルート ── 短く・安く現場に入る

  1. 語学学校
    IELTS 5.5〜6.0・必要に応じて
  2. Diploma of Event Management
    1年〜
  3. 現場で就労
    実務経験を積む
  4. 技能評価の対象に
    ディプロマ+実務

VETASSESSの学歴要件はAQFディプロマ以上のため、この資格でも技能評価の土俵に乗ります。費用と期間を大きく抑えられるのが利点。ただし卒業生ビザ(485)は学士以上が対象のため、就労ビザの確保は別途設計が必要です。

ROUTE C / 積み上げ型

ディプロマから学士へ編入

  1. Diploma
    1年〜
  2. 働きながら費用を貯める
    現場経験も
  3. 学士へ編入
    単位認定で短縮
  4. 卒業生ビザ・技術移住
    選択肢が最大に

William Angliss のようにディプロマと学士の両方を持つ学校なら、単位認定で学士課程を短縮できる場合があります。時間はかかるが、費用を分散でき、英語力も現場で伸ばせるのが利点です。

04 — Universities

大学の選択肢

UniSC(サンシャインコースト大学)/ クイーンズランド

学費最安

費用を抑えたい方の第一候補です。大学の学位でありながら年間 AUD 28,500 と、他大学より1万豪ドル近く低い水準。さらに15%の奨学金がオファーに自動付帯するため、実質の負担はもう一段下がります。

  • Bachelor of Business (Tourism, Leisure and Event Management)|3年
  • 留学生学費:AUD 28,500/年(2026年)/キャンパス:サンシャインコースト・モートンベイ
  • 実務:96時間のインターンシップまたは業界プロジェクトが組み込まれています
  • 観光・レジャー・イベントを横断的に扱う構成で、リゾート地の立地を活かした実習環境
  • 向いている方:費用を最優先したい方、観光とイベントの両方に関心がある方、落ち着いた環境で学びたい方

※学生ビザ保持者はキャンパスでのフルタイム就学が条件です(オンライン受講は対象外)。

サンシャインコースト大学のページ

ICMS(インターナショナル・カレッジ・オブ・マネジメント・シドニー)/ シドニー

実務2年次

イベント・ホスピタリティに特化した私立高等教育機関です。最大の特徴は2年次がまるごと有給の実務配属(Work Integrated Learning)になっていること。学びながら業界内に人脈と実績をつくる設計です。

  • Bachelor of Event Management|3年
  • 学費:1科目あたり AUD 4,400(2026年・留学生)。学士課程は24科目=総額 約 AUD 105,600 が標準的な構成です
  • 構成:1年次は3トリメスター(1トリメスター4科目・AUD 17,600)、2年次は有給のWIL配属、3年次は1年次と同じ履修構成
  • 入学時期:年3回(2月・5月・8月)と多く、渡航時期を合わせやすい
  • 奨学金:ICMS International Scholarship で学部生に最大 AUD 20,000
  • 向いている方:実務経験を最優先する方、シドニーで業界人脈をつくりたい方、少人数で面倒を見てもらいたい方

※イベントマネジメント学士の個別の料金体系は、出願時点の最新版をアンアルウェンで確認してお伝えします。

ICMSのページ

ラトローブ大学(La Trobe University)/ メルボルン

都市型

メルボルンはF1グランプリ、全豪オープン、各種フェスティバルを抱えるイベント都市です。大型イベントの現場に学生のうちから関われる環境があります。

  • Bachelor of Business (Event Management)|3年
  • 留学生学費:年間 AUD 36,400〜39,200(情報源により幅があるため、出願時に確認します)
  • ビジネスの基礎とイベント・マーケティングの専門を組み合わせた構成
  • 奨学金:La Trobe International Scholarship(学費25%)ほか、対象地域向けに最大30%の枠、定額 AUD 15,000 の枠もあります
  • 向いている方:メルボルンで学びたい方、ビジネスの基礎も固めたい方、総合大学の環境を求める方
ラトローブ大学のページ

トーレンス大学(Torrens University Australia)/ シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード

多都市

私立大学で、実務時間の多さと入りやすさが強みです。ビジネス学位の中でイベント関連科目を扱う構成で、複数都市にキャンパスがあるため、住みたい都市に合わせて選べます。

  • 英語要件が公立大学より一段低く設定されており、IELTSが届かない場合の現実的な選択肢になります
  • 学部課程には在学中の実務経験が組み込まれています
  • 学費はコース・キャンパスにより異なるため、個別にお調べします
トーレンス大学のページ

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・開講状況は年度により変更されます。ご希望の都市・予算・英語力に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

05 — VET & TAFE

専門学校・TAFEという選択肢

この分野では、専門学校・TAFEのディプロマが実質的な選択肢になります。 理由は明快で、技能評価の学歴要件が「AQFディプロマ以上」だからです。学位ルートより期間が短く、費用も抑えられます。

William Angliss Institute / メルボルン

業界特化

食・観光・イベント分野に特化した公立の専門教育機関で、この領域ではオーストラリアを代表する学校のひとつです。Certificate III から学士まで一貫して揃っているのが強みで、段階的に積み上げる進み方ができます。

  • Certificate III in Events(SIT30522) ── 現場に必要な基礎スキル
  • Diploma of Event Management(SIT50322) ── イベントの企画・調整を担うレベル
  • Bachelor of Event Management ── 学位まで進む場合の受け皿

業界実習や現場見学がカリキュラムに組み込まれています。ディプロマから学士へ進む際に単位認定を受けられる可能性があるため、「まずディプロマ、様子を見て学士」という設計が取りやすい学校です。

William Angliss Institute のページ

TAFE(TAFE Queensland/TAFE NSW ほか)

州立

各州が運営する公的な職業教育機関でも、Diploma of Event Management(SIT50322)を留学生向けに開講しています。標準的な期間は1年。設備と実習先の確保が安定しており、大学への編入を見据える場合にも有利です。

費用は学校・州により異なり、コース単位で公表されていないケースもあります。教材・制服等の追加費用として AUD 300〜1,000 程度を別途見込んでください。ご希望の都市に合わせて、最新の学費を無料でお調べします。

ディプロマルートの注意点。技能評価(VETASSESS)の学歴要件は満たせますが、卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象です。ディプロマ修了後にオーストラリアで働き続けるには、雇用主のサポートによる就労ビザなど別の設計が必要になります。「学位まで進むか、ディプロマで止めるか」は、卒業後の滞在計画とセットで決めるべき論点です。

06 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

留学生向けの公表学費です。年額だけでなく、修了までの総額で比べてください。

プログラム/学校 所在地 期間 留学生学費 総額の目安
Bachelor of Business
観光・レジャー・イベント/UniSC
サンシャインコースト 3年 AUD 28,500/年 約 AUD 85,500
学費最安
Bachelor of Business (Event Management)
ラトローブ大学
メルボルン 3年 AUD 36,400〜39,200/年
目安・要確認
約 AUD 109,200〜117,600
Bachelor of Event Management
ICMS/2年次が有給実務
シドニー 3年 1科目 AUD 4,400
1トリメスター4科目=17,600
約 AUD 105,600
24科目の標準構成
Bachelor of Business(イベント関連)
トーレンス大学
シドニー他4都市 3年 個別確認
Diploma of Event Management(SIT50322)
William Angliss/TAFE各校
メルボルン他 1年〜 A$16,950〜17,459
TAFE NSW・1年
大学の約5分の1
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この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。各校に学費減額制度があり、15%〜30%または定額の免除が受けられます。UniSCの15%はオファーに自動付帯します。実際にいくらになるかは奨学金のセクションでシミュレーションしています。

学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:AUD 100〜150程度(学校により異なる)
  • 教材・制服・実習用品:AUD 300〜1,000
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 AUD 700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 AUD 2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で AUD 29,710

07 — Scholarships

奨学金 ── 学費は「定価」です

学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。 この分野では、申請不要で自動的に付帯するものもあります。

学校・奨学金 減額 主な条件 申請
UniSC
International Student Scholarship
学費15% 2026年に入学する留学生。在籍する課程の全期間に適用 申請不要
オファーに自動付帯
UniSC
International Bright Futures Scholarship
学費20% 対象プログラムに進学、または対象国籍の学生 要確認
上記15%との併用不可
ICMS
ICMS International Scholarship
最大 AUD 20,000 新規入学の学部留学生。学期ごとに選考 要申請
ラトローブ大学
La Trobe International Scholarship
学費25% 成績にもとづく留学生向けの減額枠 要確認
ラトローブ大学
その他の奨学金
最大30%/AUD 15,000 対象地域向けの枠(最大30%)、定額枠(最大 AUD 15,000) 要確認
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実際にいくら変わるのか

  • UniSCの学士(3年・総額 AUD 85,500) ── 15%減額で 約 AUD 72,700(約12,800の差)。申請不要で自動付帯のため、条件を満たせば確実に効きます
  • ラトローブ大学の学士(3年・総額 約 AUD 109,200〜117,600) ── 25%減額で 約 AUD 81,900〜88,200/30%減額で 約 AUD 76,400〜82,300
  • ICMSの学士(総額 約 AUD 105,600) ── 最大 AUD 20,000 の免除で 約 AUD 85,600

大学の学費差だけでも年間1万豪ドル近くありますが、そこに15〜30%の減額が重なると、総額の差はさらに開きます。「どの学校に行くか」を決める前に、「どの奨学金に届くか」を確認する価値があります。

奨学金で失敗しないための3点

①申請不要のものと、要申請のものがあります。UniSCは出願すれば自動的にオファーに含まれますが、ICMSなどは書類の提出が必要です。②併用できないのが原則です。UniSCの15%と20%のように、複数該当しても適用されるのは1つだけというケースがほとんどです。③募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります。

アンアルウェンでは、成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

オーストラリアの大学奨学金一覧を見る

08 — Entry requirements

入学条件・英語力の目安

学校・課程 学歴要件 英語の目安 備考
UniSC(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.0〜6.5学生ビザは対面フルタイムが条件
ICMS(学士)高校卒業程度IELTS 6.0 前後年3回入学(2月・5月・8月)
ラトローブ大学(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.0〜6.5英語科目の履修条件あり
William Angliss/TAFE(Diploma)高校卒業程度IELTS 5.5〜6.0 相当18歳以上/学校により異なる
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英語のハードルは、他分野より低めです。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べると、この分野は IELTS 6.0〜6.5、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当から入れます。ただし実務では英語での交渉・調整が仕事の中心になります。入学要件を満たすことと、現場で通用することは別だとお考えください。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。

※ 各校の正確な英語要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

09 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

この分野は「どこで学んだか」より「何を運営したか」で評価されます。だから学校選びの基準も、実務にどれだけ触れられるかに置くべきです。

01

実習の量と形態

ICMSは2年次まるごと有給配属、UniSCは96時間。「実習あり」の一言でも中身はまったく違います。時間数と、有給か無給かを必ず確認してください。

02

実習先を学校が手配するか

自分で探す方式だと、英語での開拓から始まり修了が遅れることがあります。業界とのつながりを持つ学校ほど、ここが安定します。

03

都市 ── イベントの数がすべて

在学中に現場を踏みたいなら、大型イベントの多いメルボルン・シドニーが有利。一方でサンシャインコーストは費用と生活環境で優れます。

04

学位かディプロマか

卒業生ビザ(485)は学士以上が対象です。卒業後も現地に残る計画があるなら、学位ルートを選ぶ意味があります。

05

編入のしやすさ

ディプロマから学士へ進む可能性があるなら、単位認定の取り決めがある学校を選ぶと、あとで1年分の学費が変わります。

06

入学時期と総額

ICMSは年3回入学と柔軟。渡航時期がずれると語学学校の期間が延び、総額が数十万円単位で変わります。

条件に合う学校を無料で調べてもらう

10 — Careers

卒業後の進路・職種例

イベントマネジメントの学びは、「人と予算と時間を動かす力」として評価されます。 イベント会社だけでなく、ホテル、観光局、企業の広報部、スポーツ団体、大学、行政まで就職先は広がります。

イベントマネジメントの主な職種6職種

イベントコーディネーター

ANZSCO 149311 に該当

コンファレンス・オーガナイザー

MICE・法人需要が安定

ウェディングプランナー

日本語対応人材の需要あり

会場・施設のイベント担当

就労ビザのサポートを得やすい

スポンサーシップ・広報

マーケティングと重なる領域

フェスティバル・地域イベント

入口としての求人が豊富

この分野は、在学中の実績がそのまま履歴書になります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。イベントの仕事は週末・単発が多いため、授業と両立しやすいのが特徴です。ボランティアスタッフから始めて、翌シーズンは有給スタッフ、卒業時には運営側──という積み上げが現実に可能な業界です。

冒頭の指標について ── LIFE(月 約A$3,200)は、学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安です。カジュアルの全国最低時給 A$31.19(2025年7月〜)で試算した額で、収入を保証するものではありません。OUTCOME(年 約A$80,000)は Conference and Event Organisers の週給中央値 A$1,538(Jobs and Skills Australia/2024年7月時点)を年換算した概算です。

11 — Read this twice

ビザ・永住ルート

この分野は、学歴要件の面で有利な特徴があります。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • この職種は、2024年12月7日のCSOL(Core Skills Occupation List)改定で対象外になりました。そのため技能不足ビザ(Skills in Demand・サブクラス482)のCore Skillsルートは使えません。以前の資料には「CSOL掲載」と書かれているものがありますが、現行の扱いは異なります
  • 州・準州の指名(サブクラス190/491)は、連邦のCSOLとは別に各州が独自のリストで判断します。州によって扱いが変わるため、個別の確認が必要です
  • 技能評価機関は VETASSESS。この職種は Group C に分類され、求められる学歴はオーストラリアのAQFディプロマ以上に相当する資格学士号は必須ではありません
  • さらに、関連分野での3年以上の実務経験が、学歴要件の代替として認められる場合があります
  • ホスピタリティ・マーケティング・メディア・コミュニケーション・広報などの学位でも、イベント/会議運営の科目を十分に履修していれば「関連性が高い」と判断されます
  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)

同時に、押さえておくべき制約

01 / EXPERIENCE

「管理職としての業務」が求められます

VETASSESSは、この職種で予算の管理・監督を含む業務経験を想定しています。アルバイトとしての当日スタッフ経験だけでは、評価対象になりません。

02 / VISA

卒業生ビザ(485)は学士以上が対象です

ディプロマで技能評価の学歴要件は満たせても、卒業直後の就労ビザは別問題。ディプロマルートを選ぶ場合は、卒業後の在留設計を最初に立てる必要があります。

03 / CHANGE

移民制度は毎年のように改正されます

職種リスト、点数、給与基準はいずれも変動します。今日の条件が3年後も同じである保証はありません。

この分野の要点は、「学位がなくても技能評価の土俵に乗れる。ただし、管理業務の経験が要る」ということです。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

12 — Timeline

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング学歴・英語力・年齢・予算・卒業後の希望から、学位かディプロマかを確定します開始6〜12ヶ月前
02 英語スコアの計画IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます5〜10ヶ月前
03 学校の選定・出願実習体制・都市・総額で候補を確定し、出願書類の作成をサポート4〜8ヶ月前
04 奨学金の確認・申請自動付帯のものは適用条件を確認、要申請のものは締切から逆算して準備します4〜8ヶ月前
05 オファー受領・学費支払い入学許可確認書(COE)の発行。条件付きオファーの場合は英語条件を確認3〜5ヶ月前
06 学生ビザ申請GS(Genuine Student)要件への回答作成を含め、全面的にサポート2〜4ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
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13 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。実習先やイベントスタッフの探し方など、渡航後に生まれる相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。実習体制の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。イベント・ホスピタリティ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「ディプロマだと卒業生ビザが出ません」「その年齢だと485ビザが使えません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

14 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

15 — FAQ

よくある質問

イベントの経験がなくても学べますか?
学べます。実務経験を出願条件にしている学校はありません。学生の多くは未経験から入り、在学中の実習やアルバイトで経験を積みます。むしろ重要なのは適性で、段取りを考えるのが好きか、複数のことを同時に管理できるか、想定外の事態を面白がれるか。この3つに心当たりがあれば向いています。華やかさだけを期待して入ると、準備作業の地味さに戸惑うことがあります。
大学(学士)とディプロマ、どちらを選ぶべきですか?
卒業後にオーストラリアで働き続けたいなら学士です。卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象で、これがあると卒業後に約2年間の就労機会が得られます。一方、費用と期間を抑えて早く現場に出たいならディプロマ。技能評価機関VETASSESSの学歴要件はAQFディプロマ以上なので、この資格でも技術移住の土俵には乗れます。ただし卒業直後の在留手段は別途設計が必要です。判断は「卒業後にどこで働くか」で決まります。
入学に必要な英語力はどのくらいですか?
大学の学士で IELTS 6.0〜6.5、ディプロマなら 5.5〜6.0 相当です。看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)と比べると、入りやすい水準といえます。ただし実務では英語での交渉と調整が仕事の中心です。会場との価格交渉、ベンダーへの指示、当日のトラブル対応。入学要件を満たすことと現場で通用することは別なので、在学中に実務へ触れる機会を確保することが重要です。スコアが不足している場合は語学学校とのパッケージで、学生ビザの申請を1回にまとめられます。
奨学金はもらえますか?
対象になります。とくにUniSCの International Student Scholarship は学費15%の減額で、オファーに自動付帯します(申請不要)。在籍する課程の全期間に適用されるため、3年間で約 AUD 12,800 の差になります。ICMSは学部生に最大 AUD 20,000、ラトローブ大学は25〜30%の減額枠を持っています。判定材料は基本的に成績です。注意点は併用できないことで、複数該当しても適用は1つだけというケースがほとんどです。詳しくは奨学金のセクションをご覧ください。
在学中にイベントの仕事はできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。イベント業界は週末・単発の仕事が多く、授業と両立しやすいのが大きな利点。ボランティアスタッフから始めて、翌シーズンは有給スタッフ、卒業時には運営側という積み上げが現実に可能です。加えて実習が正規科目として組み込まれています(ICMS=2年次が有給配属、UniSC=96時間のインターン)。
卒業後、永住は目指せますか?(CSOL改定の影響)
まず正確にお伝えします。この職種は2024年12月7日のCSOL改定で対象外となり、技能不足ビザ(482)のCore Skillsルートは使えません。古い資料には「CSOL掲載」と書かれているものがありますが、現行の扱いは異なります。残るのは州・準州の指名(190/491)などのルートで、これは各州が独自のリストで判断するため個別の確認が必要です。そのうえでこの分野の特徴は、技能評価の学歴要件が「AQFディプロマ以上」で、学士が必須ではないこと。関連分野の実務経験3年以上が学歴要件の代替として認められる場合もあります。ただしVETASSESSは予算管理を含む「管理職としての業務経験」を求めます。当日スタッフのアルバイト経験だけでは評価されないため、在学中から運営側の経験を積む設計が必要です。
どの都市が学びやすいですか?
目的で分かれます。在学中に大型イベントの現場を踏みたいならメルボルン(F1・全豪オープン・各種フェスティバル)かシドニー(ビビッド・シドニー・年越し花火)。イベント数が多く、スタッフ求人も豊富です。一方費用と生活環境を重視するならサンシャインコースト(UniSC)。学費が年 AUD 28,500 と最も抑えられ、生活費も大都市より低めです。また2032年のブリスベン五輪を見据えるなら、クイーンズランド州で人脈をつくる選択にも意味があります。
帰国後、日本での就職に活かせますか?
活かせます。日本でもMICE(会議・報奨旅行・国際会議・展示会)分野の人材需要は高く、英語力とイベント運営の実務経験を併せ持つ人材は限られています。国際会議の運営会社、展示会主催者、ホテルの宴会部門、インバウンド関連、スポーツ団体などで直接の強みになります。とくに評価されるのは「海外で実際に運営に関わった」実績です。学位の有無より、何件のイベントにどう関わったかが問われるのは日本でも同じです。
総額でいくら必要ですか?
大学の学士なら、UniSCで3年総額 約 AUD 85,500(15%奨学金適用で約 72,700)、ラトローブで約 109,200〜117,600、ICMSで約 105,600 が目安です。ディプロマルートはこれより大幅に抑えられます。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜が加わります。在学中の就労収入を織り込める分野でもあるため、実質負担はさらに下がります。ご希望をお聞かせいただければ、無料でシミュレーションをお作りします。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)や教材費は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

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最終更新日:2026年8月16日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
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