2026年10月24日更新
オーストラリアの大学は、2月(Semester 1)と7月(Semester 2)の年2回入学が基本です。出願は、入学の6〜9か月前に始めるのが目安です。例えば2027年7月入学なら、2026年10月〜2027年1月に出願します。
英語スコアが足りない場合は、大学付属の英語コース(10〜20週)を先に受講するため、さらに3〜5か月早く動きます。人気コース(看護・教育・心理など)は定員で締まることがあり、早めの出願が有利です。
3行でわかる結論
- 入学は2月と7月。出願は入学の6〜9か月前が目安です。
- 英語コースを先に受ける場合は、さらに3〜5か月早く動きます。
- 2025年11月から、人気大学ほど年の後半はビザ審査が後回しになりやすい仕組み(MD115)になりました。早めが有利です。
入学時期ごとの逆算スケジュール
| 段階 | 2027年7月入学 | 2028年2月入学 |
| 相談・大学選び | 2026年8〜10月 | 2027年2〜5月 |
| 成績証明書・英文書類の準備 | 2026年10〜11月 | 2027年5〜6月 |
| 出願 | 2026年10月〜2027年1月 | 2027年6〜9月 |
| 合格通知(オファー) | 出願から2〜6週間 | 出願から2〜6週間 |
| 学費の初回支払い・CoE発行 | 2027年3〜4月 | 2027年10〜11月 |
| 学生ビザ申請(GSステートメント含む) | 2027年4〜5月 | 2027年11〜12月 |
| 渡航・オリエンテーション | 2027年7月中旬 | 2028年2月中旬 |
※ 日程は一般的な目安です。各大学・コースの締切は、出願前に大学公式サイトまたはアンアルウェンでご確認ください。
英語コースを先に受ける場合
IELTSが大学の基準(多くはAcademic 6.0〜6.5)に届かない場合、大学付属の英語コース(EAP/Academic Englishなど)を修了することで、IELTSの再受験なしで本コースへ進めるパッケージ出願があります。
英語コースは10〜20週が一般的で、本コースの開始に合わせて逆算します。例えば2027年7月入学で20週コースなら、2027年2月に英語コースを開始します。出願は2026年9〜11月、ビザ申請は2026年12月〜2027年1月が目安です。
学生ビザは、英語コースと本コースをまとめて1回で申請できます(パッケージビザ)。
時期が決まっているもの・そうでないもの
- 1締切が明確なもの医学・歯学・獣医・一部の教育・心理コース。面接や追加試験があるため、入学の9〜12か月前に出願します。奨学金にも応募期限があるものがあります。
- 2随時受付(Rolling)ビジネス・IT・人文系の多くの学部・大学院コースワーク。ただし定員に達すると受付が閉じます。
- 3年3回入学の大学ボンド大学(1月・5月・9月)、ディーキン大学やサザンクロス大学の一部コース(3学期制)。入学機会が多いぶん、準備期間は短くなります。
- 4大学院研究課程(修士・博士)指導教員の受け入れ承諾が先に必要です。1年前から動くのが目安です。
2025年11月からの変更:ビザ審査の順番(MD115)
2025年11月14日から、オーストラリア国外で申請する学生ビザは、留学先の大学がその年の受け入れ枠をどのくらい使っているかで審査の順番が決まります。
- 受け入れ枠の80%未満の段階 → 優先度1(早い)
- 80%に達した後 → 優先度2
- 枠を15%以上超えた後 → 優先度3(遅い)
語学学校のみ・高校・研究課程は、枠にかかわらず優先度1です。大学・専門学校へ進学する方は、出願とビザ申請を早めることが、以前より重要になりました。詳しくはGSステートメントの書き方の「MD115」の項をご覧ください。
よくある質問
Q. 日本の高校を3月に卒業して、同じ年の7月入学は間に合いますか?
成績と英語力が基準を満たしていれば可能です。高校3年の秋〜冬に出願し、卒業見込みで条件付き合格(Conditional Offer)を受けておきます。ファウンデーションやディプロマを経由する場合は、2月や7月以外の開始時期もあります。
Q. 日本の大学を3月に卒業して大学院に進む場合は?
7月入学が一般的です。大学4年の秋に出願し、卒業見込みで条件付き合格を受け、卒業証明書の提出後に正式合格となります。
Q. 出願が遅れたらどうなりますか?
随時受付のコースであれば次の入学時期に回せます。英語コースから始める、ディプロマ経由にするなど、入学時期をずらさない方法もあります。
Q. 学生ビザの審査にはどのくらいかかりますか?申請内容により異なり、数週間から数か月です。渡航の3〜4か月前には申請できるよう逆算します。申請料は2026年7月1日からA$2,500です(
学生ビザと申請方法)。

この記事を書いた人:松本 朋弥(まつもと ともみ)
株式会社アンアルウェン(AN ARWEN Co.,Ltd.)設立者・留学カウンセラー。2008年の設立以来、3,000名以上のオーストラリア留学をサポート。提携校100校以上を自ら視察。学生ビザの申請は現地パートナー(ICNオーストラリア留学情報館)のビザコンサルタントと連携してサポートしています。