🇦🇺 オーストラリア留学 / シドニー・大学
QS世界大学ランキング2027で世界19位・オーストラリア1位。国内1位はこの版が初めてです。
ただし日本から出願する方には、先に知っておくべき事実がひとつあります。
シドニーで大学留学を考えるとき、最初に名前が挙がるのはシドニー大学とUNSW(ニューサウスウェールズ大学)です。どちらもGo8(オーストラリア八大学)で、どちらも世界トップ30に入ります。
そして2026年6月に公表されたQS世界大学ランキング2027で、UNSWは世界19位・オーストラリア1位となりました。長らくシドニー大学とメルボルンの大学が争ってきた国内首位に、UNSWが初めて立った版です。
UNSWの性格は、順位そのものよりも「何で評価されているか」にはっきり表れています。鉱物資源工学は世界3位、土木・構造工学は世界22位、法学は世界13位。そして就職――QSの就職成果指標で国内1位、AFRの企業採用ランキングでは7年連続で豪州最多の選出者を出し、政府調査でも卒業生の中央値年収がGo8で最も高いという結果が出ています。「学位を取ったあとどうなるか」で選ぶなら、根拠がそろっている大学です。
ただし――このページで先にお伝えしなければならないことがあります。UNSWの授業料20%割引(International Student Award)は、日本国籍では受けられません。これはUNSWの規約と公式の対象国リストではっきり確認できる事実です。日本語の情報サイトでは「UNSWは20%割引がある大学」として紹介されていることが多く、その前提で予算を組むと、あとで計算が合わなくなります。
このページでは、UNSWの実像を公式データで整理したうえで、日本人が実際に使える制度と、現実的な進学ルートを、高校3年生の方・大学卒業後の方それぞれについて具体的にお伝えします。
UNSW Sydney(University of New South Wales/ニューサウスウェールズ大学)は、シドニー中心部から南東へ約5kmのケンジントン地区に本拠を置く公立大学です。1949年設立。Go8(Group of Eight/オーストラリア八大学)のメンバーで、Arts Design & Architecture、Business、Engineering、Law & Justice、Medicine & Health、Science、そして首都キャンベラのUNSW Canberraという構成をとっています。
設立の経緯は「New South Wales University of Technology(ニューサウスウェールズ工科大学)」で、戦後の産業界が求める技術者を育てるための大学でした。この出自は今も残っており、工学・応用科学・商学に厚みがあり、産業界との距離が近い――これがUNSWの一貫した性格です。
QS世界大学ランキング2027で世界19位・オーストラリア1位。UNSW自身が「国内1位は初めて」と公表しています。国内トップ100圏には9校が入りますが、その先頭に立った状態です。
QSの就職成果(Employment Outcomes)指標で世界46位・国内1位。AFR Top100 Future Leaders Awardsでは2026年に豪州最多の40名が選ばれ、7年連続で最多選出校になりました。ひとつの調査だけの数字ではない、という点に意味があります。
オーストラリア政府の教育成果調査QILT 2024で、UNSW卒業生の中央値年収は学部A$95,000・大学院A$135,000。Go8 8校のなかで最高でした。ランキングよりも生活に直結する数字です。
QS分野別2026で鉱物資源工学が世界3位(豪州1位)、土木・構造工学が世界22位(豪州1位)、電気工学が世界29位(豪州1位)。総合19位という数字の中身は、こうした個別分野の積み上げです。
QS分野別2026でLaw & Legal Studiesが世界13位。会計・ファイナンスは世界29位、Business & Managementは世界40位で豪州1位。工科系のイメージが強い大学ですが、法学・商学の評価も高い水準にあります。
QS Sustainability Rankings 2026で世界7位・オーストラリア1位。環境・社会課題に関する研究と大学運営の両面が評価される指標で、この分野を学びたい方には環境そのものが判断材料になります。
総合19位という数字だけでは、UNSWで「何を学ぶと強いのか」は見えません。UNSWが公表しているQS分野別ランキング2026の主要な順位を整理します。国内1位を取っている分野が複数あるのが特徴です。
| 分野 | 世界順位 | 豪州順位 | 学部 |
|---|---|---|---|
| 鉱物資源工学 Minerals & Mining Engineering | 3位 | 1位 | Engineering |
| 法学 Law & Legal Studies | 13位 | ― | Law & Justice |
| 土木・構造工学 | 22位 | 1位 | Engineering |
| 環境科学 | 25位 | 3位 | Science |
| 心理学 | 26位 | 2位 | Science |
| 社会科学・経営 | 27位 | 3位 | Arts, Design & Architecture |
| 電気工学 | 29位 | 1位 | Engineering |
| 会計・ファイナンス | 29位 | 3位 | Business School |
| 材料科学 | 31位 | 1位 | Science |
| 建築・建設環境 | 33位 | 4位 | Arts, Design & Architecture |
| 化学 | 38位 | 1位 | Science |
| 経営学 Business & Management | 40位 | 1位 | Business School |
| 数学 | 42位 | 2位 | Science |
| マーケティング | 43位 | 2位 | Business School |
| 機械工学 | 46位 | 2位 | Engineering |
| 化学工学 | 50位 | 4位 | Engineering |
| コンピュータサイエンス・IT | 54位 | 5位 | Engineering |
| 経済学・計量経済学 | 56位 | 5位 | Business School |
| 薬学 | 58位 | 5位 | Medicine & Health |
| 医学 | 62位 | 4位 | Medicine & Health |
| 物理学 | 72位 | 4位 | Science |
| アート&デザイン | 93位 | 5位 | Arts, Design & Architecture |
※QS World University Rankings by Subject 2026。総合順位はQS World University Rankings 2027(世界19位・豪州1位)、THE World University Rankings 2026(世界79位・豪州5位)、QS Sustainability Rankings 2026(世界7位・豪州1位)です。
この表の読み方を、率直にお伝えします。
UNSWは「工学と法学・商学が強い総合大学」です。とくに鉱物資源(3位)・土木(22位)・電気(29位)は国内1位で、総合順位より明確に上。法学13位、経営学40位(国内1位)も同様です。
一方で、コンピュータサイエンス・IT(世界54位・国内5位)は、日本での「UNSWといえばCS」という印象ほど突出してはいません。もちろん世界54位は高い水準ですし、就職実績や学生数の多さは別の話ですが、「分野別ランキングで国内トップを取っているのは工学の一部と経営・化学・材料」というのが公表データにもとづく実態です。志望分野が決まっているなら、総合順位ではなくこの表で判断してください。
UNSWはシドニーCBDから南東へ約5km、ケンジントンにある独立型の大型キャンパスが中心です。CBDの中に溶け込んだ都市型キャンパスでもなく、車がないと不便な郊外型でもない――その中間にあたる立地です。
High Street, Kensington。ほぼすべての学部が集まる中核キャンパスで、図書館・研究施設・スポーツ施設・学生寮・食堂が敷地内に揃っています。CBDからはバス、またはライトレール(L2 Randwick線/L3 Kingsford線)でアクセスできます。
付属のUNSW College(英語コース・進学準備)は、キャンパスの敷地内ではなく向かいのBuilding L5, 223 Anzac Paradeにあります。ライトレールL3がビルの真ん前に停車し、キャンパスとのあいだには無料シャトル(月〜金 7:30〜22:15)が走っています。
メインキャンパス工学・商学・法学UNSW Collegeは向かい学生寮ありケンジントンから北へ約3km。UNSW Arts, Design & Architectureのうち、Fine Arts・Design・Mediaの制作系が置かれています。スタジオ主体の小規模キャンパスで、周辺はギャラリーやマーケットが多い、シドニーでもアート寄りのエリアです。
アート・デザインスタジオ型小規模オーストラリア国防大学(ADFA)に置かれたUNSWの学院。シドニーのTerm制ではなくセメスター制で運営されており、2027年はSemester 1が2月22日〜6月4日、Semester 2が7月12日〜10月22日です。
注意:留学生向け奨学金の多くがUNSW Canberraを対象外としています。Australia’s Global University Award(A$10,000)も対象外です。
セメスター制奨学金の対象外が多いキャンベラUNSW公式のコースページから、日本人留学生の相談が多いコースを整理します。金額は2026年の留学生向け「定価」で、UNSWが公表している「修了までの総額目安」は授業料に加え学修関連費(年 約A$1,000)を含んだ金額です。
学部ではなく大学院ですが、日本からのご相談がもっとも多いコースのひとつなのでここに入れます。日本の4年制大学を卒業していれば出願でき、1.7年(約1年8か月)で修士号が取れるためです。
「学部より総額が軽い」のがこのコースの現実的な魅力です。Bachelor of Commerceは3年で修了までA$180,500。Master of Commerceは1.7年でA$96,000ですから、オーストラリアで商学の学位を取るという目的なら、大学院のほうが期間も費用も約半分で済みます。
加えて、Australia’s Global University Award(A$10,000・申請不要)は大学院も対象です。対象になれば初年度はA$52,000。他の修士コースの条件は大学院セクションにまとめました。
※コース構成・専攻・入学時期・学費は年度により改定されます。正確な内容はUNSW公式の各コースページでご確認いただくか、アンアルウェンで無料でお調べします。医学(Medicine)はISATまたはUCAT ANZの受験が必要、Aviation (Flying)やMusicも追加審査・オーディションがあります。
UNSWの英語要件は、コースの分野によってはっきり段階が分かれています。この違いは準備期間に直結するため、志望コースの要件を最初に確認する必要があります。
| コース区分 | IELTS Academic | TOEFL iBT | PTE | 該当コース例 |
|---|---|---|---|---|
| 標準(学部) | 6.5 各バンド6.0以上 | 90 | 64 各54以上 | 商学、工学、コンピュータサイエンス、理学、デザインなど大半のコース |
| 標準(大学院コースワーク) | 6.5 | 90 | 65 | Master of Commerce、Master of IT など |
| 医療系 | 7.0 | 94 | ― | Bachelor of Medical Studies / MD、Bachelor of Nutrition / Master of Dietetics ※医学はISATまたはUCAT ANZの受験も必要 |
| 法学・ビジネス系の一部 | 7.0 | 94 | ― | Law & Justice、Business Schoolの一部プログラム |
| 教育(初等・中等) | 7.5 スピーキング・リスニング8.0 リーディング・ライティング7.0 | 102 | ― | Bachelor of Education(Primary/Secondary) |
| 心理学(臨床・司法)修士 | 7.0 | 94 | ― | Master of Clinical Psychology ほか |
| 大学院研究課程(HDR) | 7.0 | 94 | 65 | PhD・研究修士 |
※英語スコアは入学予定日から2年以内のものが有効です。UNSW CollegeのUEEC(University English Entry Course)を修了すると、IELTSスコアの提出は不要になります。
教育学(Bachelor of Education)を志望される方は、ここを必ずお読みください。
UNSWの初等・中等教員養成課程はIELTS 7.5、しかもスピーキングとリスニングは8.0という要件です。これはUNSWの学部でもっとも高い設定で、実務上は「総合では届いているのにスピーキングが7.5で不合格」というケースが起こります。
教員を目指す場合、これはUNSWだけの話ではなく、オーストラリアの教員登録制度そのものに由来する基準です。準備期間は最初から長めに設計してください。
UNSWは出願者の出身国ごとに、受け入れる学歴資格を公表しています。日本については、次の3区分すべてが受入対象として掲載されています。
つまり日本の高校卒業から学部に直接出願すること自体は可能です。UTS(シドニー工科大学)のように「大学1年修了が必須」という制約はありません。
ただし、ここに落とし穴があります。詳しくは次のセクションで整理します。
アンアルウェン独自コンテンツ
ここはこのページで最も重要なセクションのひとつです。「UNSWに行きたい」という高校生の方から相談を受けたとき、私たちが最初に必ずお伝えする内容をそのまま書きます。
オーストラリアの大学は、海外の高校卒業資格をATAR(オーストラリアの大学進学者内での相対順位)に換算して審査します。UNSWも国別・資格別の換算表を公表しており、IB、GCE Aレベル、中国の高考、香港HKDSE、韓国CSAT、シンガポールAレベル、インドAISSCE/ISC、マレーシアSTPM、SAT、ACT、ドイツAbitur、フランスBaccなど、多数の資格にコースごとの必要スコアが明示されています。
しかし、日本の高等学校卒業資格には、この換算表に対応する列がありません。受入資格の一覧には載っているのに、点数の換算基準は公表されていない――これがUNSWにおける日本の位置づけです。
以下のうち、UNSWおよびUNSW Collegeが公表している数値(英語要件・学費・期間・入学日・奨学金条件)は公式情報です。それ以外の「どのルートが向いているか」という判断は、アンアルウェンの実務経験にもとづく見解です。最終的な合否判定は、出願書類にもとづくUNSWの個別審査によります。
| ルート | 準備期間 | 内容 | 卒業までの合計 |
|---|---|---|---|
| A. 高校卒業から 直接出願 |
― | IELTS 6.5(各6.0)と高校の成績で出願。換算表がなく個別審査+成績順の選考のため、確約はできません | 3〜4年 最短 |
| B. UNSW College Diploma経由 |
12か月 | 6分野のDiplomaを修了し、UNSW学部の2年次へ進学。内容は学部1年次相当でUNSWが単位認定 | 約3年 直接入学と同じ |
| C. UNSW College Foundation Studies経由 |
Transition/ Standard/ Standard Plus |
大学進学準備課程。修了後、UNSW学部1年次へ。修了して進学するとUNSW College Award(A$10,000)の対象 | 約4年 |
| D. IB・A-Level 取得者 |
― | IBディプロマやGCE Aレベルは換算表に掲載されているため、必要スコアが事前に分かった状態で直接出願できます | 3〜4年 |
実務上のおすすめは「AとBを並走させる」ことです。
UNSWはUTSと違い、日本の高校卒業でも出願そのものはできます。ですから、まず学部に直接出願する価値は十分にあります。ただし換算表がなく成績順の選考であるため、「落ちたときにどうするか」を決めないまま出願すると、不合格のあとに1年が空きます。
そこで、学部への出願と同時に、UNSW CollegeのDiplomaにも出願しておくという組み方をおすすめしています。Diplomaは12か月で学部2年次に接続するので、こちらに回っても卒業年次は変わりません。「本命が通ればそのまま、通らなければDiploma」という形にしておけば、どちらに転んでも1年を失いません。
ここまでは学部(Bachelor)の話です。日本の4年制大学を卒業されている方は、大学院(Master)へ直接出願できます。学部で問題になる「換算表がない」という論点そのものが、大学院には存在しません。見られるのは学位と成績(多くのコースで平均65%以上)です。
大学院は1.7〜2年で修了するコースが多く、関連学歴があればさらに短縮できる場合もあります。詳しくは大学院セクションをご覧ください。
| コース | 期間 | 年額(定価) | 修了までの 総額目安 | $10,000 Award 適用時の初年度 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Engineering (Honours) | 4年 | $61,500 | $265,500 | $51,500 |
| Bachelor of Science (Computer Science) | 3年 | $61,000 | $192,500 | $51,000 |
| Bachelor of Data Science and Decisions | 3年 | $60,000 | $189,000 | $50,000 |
| Bachelor of Commerce | 3年 | $56,500 | $180,500 | $46,500 |
※UNSW公式の各コースページに掲載されている2026年の留学生向け金額(豪ドル)です。「修了までの総額目安」はUNSWの公表値で、授業料に加え学修関連費(年 約A$1,000)を含みます。専攻・履修科目・入学年により変動します。
| コース | 期間 | 年額(定価) | 修了までの 総額目安 | $10,000 Award 適用時の初年度 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Information Technology | 2年 | $63,000 | $130,500 | $53,000 |
| Master of Commerce | 1.7年 | $62,000 | $96,000 | $52,000 |
| Master of Data Science and Decisions | 2年 | $62,000 | $128,000 | $52,000 |
| AGSM MBA(Full Time) | 12か月 | 1科目 $7,230 | $86,760 | 対象外 |
※AGSM(Australian Graduate School of Management)が提供するプログラムは、International Student AwardとAustralia’s Global University Awardのいずれも対象外です。AGSMのフルタイムMBAは12か月・1科目A$7,230で、総額の目安がA$86,760(AGSM公表の見込み額)。MBA(Extension・24か月)は約A$113,160です。
| 費目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| UNSW College 入学金 | $360 | UNSW College(UEEC・Foundation・Diploma)経由の場合 |
| UNSW College 空港送迎 | $175 | 希望者のみ |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 $700〜 | 学生ビザの必須要件。期間・人数構成により変動 |
| 学生ビザ申請料 | 約 $2,000 | オーストラリア政府に納付。改定が頻繁です |
| 教科書・教材 | 年 $500〜1,000程度 | コースにより変動。UNSWの「修了までの総額」にはこの分が含まれています |
| SSAF(学生サービス料) | 年 数百ドル | 留学生も納付対象。年度により改定されます |
UNSWの留学生向け奨学金について、まず前提を整理します。日本語の情報サイトの多くが「UNSWには授業料20%割引のInternational Student Award(ISA)がある」と紹介していますが、日本国籍の方は応募できません。ここを正しく把握しておかないと、予算の見立てが2割ずれます。
UNSWの規約(Terms & Conditions)には、この奨学金の性格が次のように書かれています。
「The UNSW International Student Award is available to eligible students from lower income and developing countries who would not otherwise have the opportunity to undertake studies at a highly ranked Australian university.」
(UNSW International Student Awardは、そうでなければ高順位のオーストラリアの大学で学ぶ機会を得られない、低所得国および開発途上国の学生を対象とする)
そのうえで「応募者はAttachment Aに記載された国の国籍を保持していなければならない」と定められており、UNSWが公開している対象国リスト(約120ヶ国)に日本は含まれていません。アルファベット順のリストでJamaicaの次はJordanで、そのあいだにJapanはありません。中国・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・欧米諸国も同様に対象外です(インド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ネパール、スリランカなどは対象)。
制度そのものの内容は、対象国の国籍者が2026年・2027年に入学する場合、授業料の20%をコース全期間にわたり減額(2026年より前の入学者は15%)。AGSM・UNSW Online・Study Abroadは対象外で、フルタイム在籍の維持が条件です。
日本国籍の方にとって、いちばん現実的な減額枠です。UNSWの学部またはコースワーク大学院に新規入学する留学生を対象に、授業料に充当するA$10,000が一時金として支給されます。
最大の特徴は「申請不要」であること。UNSW公式は「対象学生は自動的に審査され、奨学金用の申請書や追加書類を提出する必要はない」と明記しています。判定材料は入学出願書類に示された学業成績(academic merit)のみで、入学許可書(オファーレター)と同時に通知されます。
対象外:UNSW OnlineとUNSW Canberra、およびAGSMのプログラム。併用:他のUNSW奨学金とは併用不可(International Student Awardのみ例外)。より高額の奨学金を受諾すると自動的に取り消されます。
エッセイも推薦状も要りません。だからこそ、出願書類に成績をどう提示するかがそのまま結果に直結します。成績証明書の英文表記、履修科目の見せ方、GPAの換算根拠――ここを整えるかどうかで判定が変わり得る、というのが実務上の感覚です。
UNSWの留学生向けコースワーク奨学金の最上位です。Offer 1は最短修業年限にわたる授業料の全額免除、Offer 2は年A$20,000を授業料に充当します。
評価軸は成績だけではありません。UNSWは「高い学業成績」に加えて、学校・職場・地域社会で発揮したリーダーシップと課外活動(スポーツ・文化活動・ボランティア・就業経験)を挙げています。受賞者にはネットワーキングイベントへの参加と、UNSW Professional Development Programへの参加が保証されます。
ここが重要です。この奨学金は別途申請が必要で、締切があります。Term 1 2027入学の場合、受付は2026年7月15日〜10月30日(AEST 23:59)。しかも10月30日までに対象コースの入学許可(オファー)を取得している必要があります。
順序を間違えると、成績が足りていても応募できません。「まず出願 → オファー取得 → Scientiaに応募」という順番で、しかも締切から逆算すると、Term 1入学のScientiaを狙うなら夏のうちに出願を終えている必要があります。UNSWで最も多い取りこぼしがここです。
UNSW CollegeのFoundation Studiesを修了してUNSWの学部へ進学する留学生が対象。A$10,000を授業料に充当します。申請不要・自動選考です。
注意:対象はFoundation Studies修了者です。Diploma(12か月・学部2年次進学)の修了者はこの奨学金の対象ではありません。ルート選択のときに効いてくる違いなので、ここは正確に押さえてください。
提携パスウェイ課程またはUNSW Foundation Studiesを修了してUNSW Business Schoolのコースへ進学する留学生が対象。他に高等教育歴がないことが条件です。要申請で、Term 1 2027の受付は2026年7月15日〜10月30日。
UNSW Law & Justice International Award(PUCA1028) ― A$10,000(1年)。LLB・JD・LLMに入学する方。
Business School International Scholarship(PUCA1024) ― A$5,000(在学期間)。UNSW Business Schoolの対象コース。学部は直近の中等教育資格が必要。
Dr Vincent Lo Asia Undergraduate Scholarship(UGCA1606) ― アジア出身の学部留学生が対象。金額・期間が年度により改定されるため、出願時点の公式条件をご確認ください(アンアルウェンで無料でお調べします)。
UNSW Articulation Scholarships(UGCA1815ほか) ― 提携パスウェイを修了して工学系学部に進学する方。申請不要・自動選考。
※奨学金の名称・金額・条件・締切・対象年度は毎年改定されます。本ページは2026年8月時点の公開情報にもとづきます。UNSWの奨学金は原則として併用不可(Global University AwardとISAの組み合わせのみ例外扱い)で、フルタイム在籍の維持が受給継続の条件です。応募要件は出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
UNSW Collegeは、UNSWが100%出資する付属教育機関です(公式に「Fully owned by UNSW Sydney」と明記)。語学(UEEC)から大学進学準備(Foundation Studies・Diploma)までを提供しています。場所はケンジントンキャンパスの向かい、Building L5, 223 Anzac Parade。ライトレールL3がビルの真ん前に停車し、キャンパスとのあいだには無料シャトルが走っています。
UNSW Collegeの英語コースは、一般英会話ではなく大学進学に必要なアカデミック英語に特化しています。そして重要なのは、何週間になるかを自分で選べないという点です。週数は次の2つで決まります。
つまり同じスコアでも、進学先によって週数が変わります。たとえばIELTS 6.0(Writing 6.0・各5.5以上)の場合、標準要件の学部なら10週ですが、より高い英語要件が設定されている学部では15週になることがあります。その差は5週=A$3,470です。
以下は標準要件(IELTS 6.5/Writing 6.0/各6.0以上)の学部へ進学する場合の目安です。
| いまのIELTS | 必要な UEEC週数 | 授業料 (2026年) | 授業料 (2027年) |
|---|---|---|---|
| 5.5(Writing 5.5/各5.0以上) | 20週 | $13,880 | $13,900 |
| 6.0(Writing 5.5/各5.0以上) | 15週 | $10,410 | $10,425 |
| 6.0(Writing 6.0/各5.5以上) | 10週 | $6,940 | $6,950 |
| 6.5(Writing 6.0/各6.0以上) | UEEC不要 UNSWへ直接入学 | ― | ― |
| 5.0(各5.0以上) | Essential Academic English | 別途 | 別途 |
※週単価は2026年A$694/2027年A$695で全コース共通。上記は標準要件の学部へ進学する場合の目安で、進学先の学部によって必要週数は変わります。UEECを修了すればIELTSスコアの提出は不要になります。UEECのコース番号は080692D、UNSW CollegeのCRICOSは01020K(UNSW Sydney本体の00098Gとは別)です。
この表を縦に見ると、Writingが5.5から6.0に上がるだけで20週が15週に、全体6.0でWriting 6.0なら10週になります。1段階で5週間、2026年の金額でA$3,470の差です。20週と10週ならA$6,940、加えて滞在費と生活費が10週分変わります。
さらに、週数が変わると渡航日も動きます。UEECは修了日が本課程の開講に合うよう設計されているため、開講日が週数ごとに違います。10週か15週かで、渡豪が2か月ずれることがあります。
逆に言えば、渡航前にもう一度IELTSを受け直す価値があるかどうかは、この表で計算できます。受験料と勉強期間、そして入学日との兼ね合いを並べて判断します。ここは無料で試算しますので、お気軽にご相談ください。
必要週数の判定表、開講日、UNSW本科とあわせた出願手順は、UNSW College 英語コース(UEEC)の詳細ページにまとめています。
| プログラム | 2026年 | 2027年 | 進学先 |
|---|---|---|---|
| Transition Program | $29,200 | $29,980 | 修了後、UNSW学部 1年次へ。修了して進学するとUNSW College Award(A$10,000・申請不要)の対象 |
| Standard Foundation | $42,700 | $43,650 | |
| Standard Plus Foundation | $47,800 | $48,750 |
UNSW CollegeのDiplomaは6分野。いずれも12か月で修了し、UNSW学部の2年次に進学します。UNSW College公式は「学部1年次に相当し、内容はすべてUNSWが認定している」と説明しています。
「英語力がまだ足りない」という段階から始める場合、語学コースと学位課程をパッケージで出願するのがオーストラリア留学の基本形です。学生ビザも一度の申請で済みます。ここでは、現在の状況別に3つのプランを整理します。
英語を積み上げてから、Foundation Studies経由で学部1年次へ。A$10,000のUNSW College Awardの対象になるルートです。
年数を落とさない組み方。Diplomaは12か月で学部2年次に接続するため、卒業年次は直接入学と変わりません。
学士号があれば大学院に直接出願できます。英語だけが課題なら、UEECを挟んで修士へ進むのが最短です。
UNSWの場合、「語学学校経由=遠回り」ではありません。
Diploma経由なら卒業年次は直接入学と同じ。Foundation経由ならA$10,000の奨学金が付きます。そして何より、学部の直接出願は成績順の選考(grouped offer round)なので、通るかどうかを事前に確約できません。UNSW Collegeへの出願を並走させておくこと自体が、リスク管理として合理的です。
加えて、UEECを修了すればIELTSの受け直しが不要になります。「あと0.5」で足踏みしている時間と受験料を考えると、語学コースを経由したほうが早く着くケースは実際にあります。どちらが有利かは、現在のスコアと志望コース、そして入学日によって変わります。無料で試算します。
これから大学を決める方へ
ここは現在高校3年生(またはそれ以前)の方に向けたセクションです。UNSWは日本の高校卒業から出願できますが、合否を事前に読みにくいという特徴があるため、準備の進め方に工夫が要ります。まず全体像を1枚にまとめます。
※学部の修業年限はコースにより3〜4年(工学Honours・建築などは4年以上)。UEECの必要週数は「いまのスコア」と「進学先の学部の英語要件」の両方で決まるため、同じスコアでも進学先によって変わります。UNSW CollegeのCRICOSは01020K(UNSW Sydney本体の00098Gとは別)です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
UNSWで最も重要なのは「併願で組むこと」です。日本向けの点数換算表がなく、成績順のgrouped offer roundで選考されるため、出願前に合否を読むことができません。「ダメだったら考える」では、次の入学時期まで半年〜1年空きます。
ですので実務では、第一志望の学部に直接出願しつつ、UNSW CollegeのDiplomaにも同時に出願しておくのが標準です。Diplomaは12か月で学部2年次に接続するので、そちらに回っても卒業年次は変わりません。「保険をかけると1年損する」という構図にならないのがUNSWの良いところです。
ただしDiplomaとFoundationでは、奨学金の扱いが逆になります。A$10,000のUNSW College Awardの対象はFoundation Studies修了者で、Diploma修了者は対象外です。つまり「Diplomaは年数で有利、FoundationはA$10,000で有利」という構図。どちらが得かは志望分野と成績によって変わりますので、両方の総額を並べて計算します。無料です。
評定平均がどれくらいあればUNSWに入れますか?
UNSWは日本の高校向けの点数換算表を公表していないため、「評定◯以上」という公表された基準がありません。IB・A-Level・韓国CSAT・中国の高考には換算表があるのに、日本にはない――これがUNSWの現状です。
実際の選考はgrouped offer roundという方式で、応募者を学業成績で順位付けし、上位者からオファーを出します。つまりその回の応募者の顔ぶれによっても結果が変わります。
だからこそ、直接出願とUNSW College Diplomaの2本立てをおすすめしています。成績証明書をお送りいただければ、どのコースなら現実的か、Diplomaを併願すべきかを一緒に判断します。
IELTSを受けたことがありません。今から間に合いますか?
学部直接入学に必要なのはIELTS 6.5(Writing 6.0・各6.0以上)です。届かない場合はUNSW CollegeのUEECを挟みます。必要な週数は「いまのスコア」と「進学先の学部が求める英語要件」の2つで決まり、自分では選べません。標準要件の学部なら、5.5で20週、6.0(W5.5)で15週、6.0(W6.0)で10週。1段階でA$3,470の差です。
「IELTSが取れてから考える」ではなく、IELTSを取りながら並行して出願準備を進めるのが正解です。UEECはUNSWの条件付きオファーがないと申し込めないため、本課程への出願とセットで進める必要があります。パッケージで出願すれば、学生ビザの申請も一度で済みます。
奨学金の20%割引は本当にもらえないのですか?
日本国籍では受けられません。International Student Award(ISA)はUNSWの規約に「低所得国・開発途上国の学生を対象とする」と明記され、公式の対象国リスト(約120ヶ国)に日本はありません。
ただし代わりの枠があります。Australia’s Global University Award(A$10,000)は国籍による制限がなく、申請不要で、学業成績だけで自動的に選考されます。さらに成績と課外活動の実績があれば、Scientia(授業料全額またはA$20,000/年)に応募できます。「20%はないが、$10,000は誰でも土俵に乗る」――これがUNSWの正しい理解です。
親を説得できる材料がほしいのですが
保護者の方が気にされるのは、たいてい①総額はいくらか ②卒業後どうなるのか ③安全かの3点です。
①はこのページの学費表で年額・修了までの総額まで具体的に示せます(Commerce 3年で修了までA$180,500、$10,000 Awardの対象なら初年度はA$46,500)。②はQS世界19位・国内1位、QS就職成果指標で国内1位、そしてQILT 2024で卒業生の中央値年収がGo8最高(学部A$95,000)という公的データがあります。③はケンジントンの独立キャンパスと学生寮の情報でご説明できます。
保護者の方だけのご相談、ご家族同席でのZOOM相談も承っています。数字を並べた資料をお作りしますので、お気軽にお申し付けください。
2027年に入学すると、途中で学期の仕組みが変わるのですか?
その可能性があります。UNSWは2028年から、現在の年3学期制(Term制)をやめて12週間のセメスター2つ+任意の6週間短期タームという新しいカレンダー(Flex-Semester)へ移行すると発表しています。2027年に入学する3年・4年の学位は、この移行をまたぐことになります。
学位が取れなくなるような話ではありませんが、休暇の時期や科目の並びが変わるため、アルバイトや一時帰国の計画は柔軟に持っておくことをおすすめします。
大学卒業者・社会人の方へ
日本の4年制大学を卒業されている方にとって、UNSWの大学院は学部よりも見通しが立てやすい選択肢です。学部で問題になる「日本向けの点数換算表がない」という論点が、大学院には存在しないからです。見られるのは学位と成績(平均◯%)という、比較的はっきりした基準です。こちらも全体像を1枚にまとめます。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
社会人の方にUNSWをおすすめしやすい理由は、判定基準が明示されていることです。学部は換算表がなく成績順の選考ですが、大学院は「学位+平均◯%」という基準が公表されています。出願前に見通しが立つので、計画が崩れにくい。
そしてUNSWは「卒業後」で選ぶ価値のある大学です。政府調査QILT 2024で大学院卒の中央値年収A$135,000――Go8のなかで最高でした。QSの就職成果指標でも国内1位。学費は決して安くありませんが、回収の根拠がそろっている数少ない大学です。
注意点を2つ。ひとつはUEECは条件付きオファーがないと申し込めないこと。「進学先を決めずに英語だけ先に」という進め方はUNSWではできません。本課程への出願とセットで進める必要があります。
もうひとつは2028年からの学年暦変更です。現在の年3学期Term制から、12週セメスター2つ+任意の6週短期タームへ移行することが発表されています。2027年入学の方は移行をまたぐ可能性があるため、履修計画と修了時期は出願時に確認しておく必要があります。
| コース | 期間 | 入学 | 主な出願条件(UNSW公式) |
|---|---|---|---|
| Master of Commerce | 1.7年 | Term 1・2・3 | 認定された学士号(または同等資格)でcredit average=平均65%以上/平均60〜64%の場合はGMAT 600以上(Focus Edition 565)で出願可。15の専攻から選択。関連学歴があれば最大24UOCの単位認定(RPL) |
| Master of Information Technology | 2年 短縮あり |
Term 1・2・3 | 情報系(CS・IT・ソフトウェア工学・サイバーセキュリティ等)の学士号で平均65%以上/情報系以外の3年制学位(平均65%以上)からはGraduate Certificate経由で接続(合計期間は2年のまま)。情報系の4年制オナーズ学位なら1年、3年制学位なら1.7年に短縮 |
| Master of Data Science and Decisions | 2年 | Term 1・3のみ | 定量的要素のある分野(商学・工学・医学・社会科学・数学・理学・技術)の学士号で平均70%以上。加えて学部で多変数微積分と線形代数を各1科目以上履修していること |
| AGSM MBA(Full Time) | 12か月 | AGSM日程 | AGSM(Australian Graduate School of Management)が提供。UNSWの留学生向け奨学金は対象外です。2026年は1科目A$7,230・総額目安A$86,760 |
※UNSW公式の各コースページ(2026年時点)より。「平均◯%」は学位課程の加重平均点(WAM)を指します。日本の大学の成績をこの基準にどう当てはめるかは個別判断となるため、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
社会人の方に、実務上のポイントを3つ。
①「1年短縮できるか」を最初に確認してください。Master of Information Technologyは、情報系の4年制オナーズ学位があれば2年が1年になります。1年短縮できれば、学費が1年分(約A$63,000)まるごと変わります。単位認定(RPL)で短縮できるコースもあるため、学位証明書とシラバスは早めに揃えておく価値があります。
②成績が足りなくても、代替ルートがあります。Master of Commerceは平均60〜64%でもGMAT 600(Focus Edition 565)以上で出願できます。大学時代の成績が振るわなかった方でも、試験で挽回できる設計になっています。
③MBAだけは奨学金の枠外です。AGSMのプログラムは、International Student AwardもAustralia’s Global University Awardも対象外。「MBAで$10,000の減額」は成立しません。MBAを検討される場合は、定価で予算を組んでください。
UNSWは「UNSW 3+」と呼ばれる年3学期制です。1つのTermは授業10週間+試験2週間で構成され、多くのコースがTerm 1・2・3のいずれからでも開始できます。
| Term(2027年) | オリエンテーション | 授業期間 | 試験期間 |
|---|---|---|---|
| Term 1 | 2月8日〜12日 | 2月15日〜4月23日 | 4月30日〜5月13日 |
| Term 2 | 5月24日〜28日 | 5月31日〜8月6日 | 8月13日〜26日 |
| Term 3 | 9月6日〜10日 | 9月13日〜11月19日 | 11月26日〜12月9日 |
※2026年はTerm 1が2月16日〜4月24日、Term 2が6月1日〜8月7日、Term 3が9月14日〜11月20日です。UNSW Canberra(ADFA)だけはセメスター制で、2027年はSemester 1が2月22日〜6月4日、Semester 2が7月12日〜10月22日となります。
UNSWは、2028年から新しいFlex-Semester Academic Calendarを導入すると公表しています。構成は「中間休みを挟む12週間のセメスター2つ」+「集中・短期科目のための任意の6週間サマー/ウィンターターム」です。
2026年・2027年に入学するコースは、現行のTerm制と新カレンダーをまたぐ可能性があります。UNSW自身も「2027年に開始すると、プログラムが現行の3+カレンダーと新カレンダーにまたがる場合がある」と案内しています。
学位が取れなくなるような話ではありませんが、年3回だった入学機会が年2回(+短期ターム)に変わることになるため、休学・一時帰国・インターン・アルバイトの計画は、学期の区切りが変わる前提で組んでおくことをおすすめします。
UNSWはケンジントンキャンパスの構内および隣接地に、「カレッジ型(Colleges)」と「アパート型(Apartments)」の2系統の学生寮を持っています。オーストラリアの大学のなかでも、学内住居の選択肢が多い大学です。
| タイプ | 主な施設 | 特徴 |
|---|---|---|
| カレッジ型 UNSW運営 |
Basser College/Philip Baxter College/Goldstein College/UNSW Hall/International House/Forster College/Fig Tree Hall/Colombo House | 個室(シングルルーム)を基本に、共同スペースと学生コミュニティを重視した形式。UNSW Hallは食事付き、Colombo Houseは自炊型など施設により異なります |
| カレッジ型 独立・提携 |
New College/New College Postgraduate Village/Creston College/Shalom College/Warrane College | UNSWと連携する独立運営のカレッジ。New CollegeとCreston Collegeは食事付きです |
| アパート型 自炊 |
Barker Street/Cowper Street/University Terraces/Jacaranda Hall/High Street/UNSW Village | シェアアパート・スタジオ形式。家具・Wi-Fi・光熱費・共用部清掃込みの「オールインクルーシブ」。Barker Streetは5人シェアが中心、High Streetは夫婦・子ども連れ向け |
※UNSWの学生寮の週額は施設・部屋タイプごとに設定され、毎年改定されます。UNSW公式も「週額は2026年のもので、毎年変更が見込まれる」と明記しているため、このページでは金額を掲載していません。ご希望の条件(予算・食事の有無・個室かシェアか)をお知らせいただければ、最新の空室と料金を無料でお調べします。
学生寮について、押さえておくべき点があります。
UNSWの学内住居は選択肢が多い一方で、希望者全員が入れるわけではありません。人気の施設・部屋タイプから埋まっていくため、オファーを受け取ったらすぐに住居申請という順番になります。「入学が決まってからゆっくり探す」では、選択肢が残っていないことがあります。
アンアルウェンでは、学生寮の申込タイミングの管理に加えて、ホームステイ・民間の学生アパート・シェアハウスを並行してご提案しています。到着直後の数週間だけホームステイにして、現地で部屋を探すという方法も有効です。手配の代行は無料で承ります(滞在費そのものは実費です)。
シドニーは、オーストラリアで家賃が最も高い都市です。この点は隠さずお伝えします。滞在先はコースが決まるのと同時に動き始めるのが安全です。
シドニーはオーストラリア最大の都市です。UNSWはその中心部から南東に約5km、独立したキャンパスの中にあります。
標準時で日本+1時間。10月〜4月のサマータイム期間は+2時間になります。日本からの直行便も多く、家族との連絡や一時帰国のしやすさは、ヨーロッパ・北米とは比較になりません。
ケンジントンは独立型の大型キャンパスで、図書館・食堂・スポーツ施設・学生寮が同じ敷地にあります。CBD型の大学のように「授業のたびに街のビルへ移動する」構造ではなく、大学生活らしい環境が確保されています。
電車・バス・ライトレール・フェリーがOpalカードで統一されています。UNSWへはライトレール(L2/L3)とバスでアクセスでき、日曜は運賃に上限が設定されています。
学生ビザでは2週間で48時間まで就労できます(2026年8月時点)。シドニーは求人数が最も多い都市で、キャンパス周辺にもCBDにも選択肢があります。ただしビザの就労条件は変更されることがあります。
シドニーはオーストラリアで最も日本人留学生が多い都市です。「日本語に頼れる環境がある」ことは安心にも、英語習得の障害にもなります。どちらに転ぶかは過ごし方次第です。
生活費の総額はパースやアデレードより明確に高くなります。「シドニーで学ぶ」ことには相応のコストがかかる――これを前提に予算を組む必要があります。学費だけでなく、滞在費を含めた総額で比較してください。
UNSWの卒業後の出口は、複数の調査で数字が出ています。QSの就職成果(Employment Outcomes)指標で世界46位・国内1位、AFR Top100 Future Leaders Awardsでは2026年に豪州最多の40名が選出され7年連続で最多、そしてオーストラリア政府の教育成果調査QILT 2024では卒業生の中央値年収がGo8で最高(学部A$95,000/大学院A$135,000)でした。
UNSWが世界レベルの評価を持つ分野――工学(鉱物資源・土木・電気)、コンピュータサイエンス、商学、法学――のうち、工学とIT分野はオーストラリアで人材需要が高い職種と重なります。Engineers Australia認定やACS認定は、技能評価の場面でそのまま効いてきます。
ただしシドニー(ニューサウスウェールズ州)は大都市圏であり、移民制度上は地方部のような優遇措置の対象外です。永住権を主目的とされる場合、地方都市の大学のほうが有利になるケースもあります。この点は隠さずお伝えします。
ビザ・移民制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。上記は2026年8月時点の一般的な制度の枠組みの説明であり、個別の申請に適用される条件を保証するものではありません。「今の制度が3〜4年後もそのまま残っている」という前提で留学を決めることは避けてください。
UNSWと比較検討されることが多いのは、同じシドニーのシドニー大学(University of Sydney)とシドニー工科大学(UTS)です。3校とも都市圏にありますが、性格ははっきり分かれています。
| 比較項目 | UNSW Sydney | シドニー大学 | UTS (シドニー工科大学) |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2027 | 19位 豪州1位 |
28位 | 87位 豪州9位 |
| 設立 | 1949年 | 1850年 オーストラリア最古 |
1988年 |
| 立地 | ケンジントン CBDから約5km・独立キャンパス |
キャンパーダウン CBDから約3km |
ウルティモ セントラル駅徒歩5分 |
| Go8加盟 | ✓ 加盟 | ✓ 加盟 | ✗ 非加盟 |
| 看板分野 QS分野別2026 |
鉱物資源工学 世界3位 法学 世界13位 土木 世界22位 |
医学・法学 人文・理学 |
看護 世界16位 データサイエンス・AI 45位 |
| 日本の高校から 直接出願 |
✓ 可能。ただし換算表がなく 成績順の選考 |
△ 要件確認が必要 |
✗ 大学1年修了が必須 |
| 学年暦 | 年3学期(Term制) 2028年からセメスター制へ |
セメスター制 | セメスター制 2月・7月入学 |
| 日本人が使える 奨学金 |
$10,000(自動選考) 20%割引は日本国籍対象外 上位は全額/年$20,000 |
学業・リーダーシップ型 別途申請・限定枠 |
15%(自動)が基準線 College経由なら20〜50% |
| パスウェイ機関 | UNSW College Diploma→学部2年次 |
提携機関あり | UTS College Diploma→学部2年次 |
| 向いている人 | 工学・商学・法学を 国内トップ水準で学びたい方 |
医学・法学・人文系 歴史と総合力を重視する方 |
看護・IT・デザインを CBDの立地で学びたい方 |
3校の選び方を、率直に整理します。
UNSWを選ぶべき人――工学(鉱物資源・土木・電気)、商学、法学を学びたい方。就職・年収という出口の数字を重視する方(QS就職成果で国内1位、QILT 2024で卒業生の中央値年収がGo8最高)。日本の高校卒業から直接出願できる点も、UTSにはない利点です。ただし換算表がなく成績順の選考なので、UNSW College Diplomaとの併願で保険をかけられる方に向いています。
シドニー大学を選ぶべき人――医学・法学・人文系を志望する方、あるいは1850年設立という歴史と総合力を重視する方。QS2027で世界28位、Go8。UNSWとは強い分野が明確に分かれるため、「シドニーのGo8」でひとくくりにせず、分野で選ぶのが正解です。
UTSを選ぶべき人――看護(世界16位・豪州1位)、IT・AI、デザイン、コミュニケーションを学びたい方。セントラル駅徒歩5分というCBDの立地で学び、働き、インターンを経験したい方。ただし日本の高校卒業では学部に直接出願できず、UTS College経由の1年弱を計画に織り込む必要があります。
この3校の比較で、まず効いてくるのは「日本の高校から直接出願できるか」と「日本国籍で使える奨学金がいくらか」の2点です。UNSWは出願できるが換算表がなく奨学金は$10,000枠、UTSは出願できないが自動で15%減額、シドニー大学は別枠――ここで卒業までの年数と総額が変わります。
そのうえで、学びたい分野が決まっていれば答えは自動的に出ます。工学・商学・法学ならUNSW、医学・人文ならシドニー大学、看護・デザインならUTS。迷いが生じるのは「ビジネス」「IT」「まだ分野が決まっていない」というケースです。この場合は入学要件・奨学金・学費総額・卒業後の進路希望の4点で並べて比較するのが現実的です。3校すべての情報を横並びで比較したい方は、お気軽にご相談ください。
日本の高校を卒業して、UNSWの学部に直接出願できますか?
できます。UNSWが公開している受入資格一覧に、日本は「高校(Japanese Upper Secondary School Diploma)」「ディプロマ」「学士号」の3区分すべてが受入対象として掲載されています。UTS(シドニー工科大学)のように「大学1年修了が必須」という制約はありません。
ただしIB・A-Level・韓国CSAT・中国の高考のような日本向けの点数換算表は公表されておらず、成績は個別に評価されます。また学部の選考はgrouped offer roundという学業成績による順位付けで行われるため、条件を満たしていても定員により不合格になることがあります。基準に届かない場合は、UNSW CollegeのFoundation Studies(学部1年次へ)またはDiploma(12か月・学部2年次へ)を経由します。詳しくはこちらのセクションをご覧ください。
授業料20%割引(International Student Award)は日本人も対象ですか?
対象外です。UNSWの規約に「lower income and developing countries(低所得国・開発途上国)の学生を対象とする」と明記されており、公式の対象国リスト(約120ヶ国)に日本は含まれていません。アルファベット順のリストでJamaicaの次はJordanで、そのあいだにJapanはありません。中国・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・欧米諸国も同様に対象外です。
日本国籍の方が狙えるのは、申請不要で自動選考されるAustralia’s Global University Award(A$10,000)と、別途申請するInternational Scientia Coursework Scholarship(授業料全額またはA$20,000/年)です。
日本人が使えるUNSWの奨学金はどれですか?
基準線はAustralia’s Global University Award(A$10,000・申請不要・学業成績のみで自動選考・オファーレターと同時に通知)です。エッセイも推薦状も要りません。
その上にInternational Scientia Coursework Scholarship(授業料全額またはA$20,000/年・要申請)があり、Term 1 2027入学の場合は2026年7月15日〜10月30日の受付で、締切までに入学許可を得ている必要があります。
このほかUNSW College Award(A$10,000・Foundation Studies修了者・申請不要)、Business School International Pathways Award(A$15,000)、Business School International Scholarship(A$5,000)、UNSW Law & Justice International Award(A$10,000)などがあります。詳しくはUNSWの奨学金ページに整理しました。
UNSWの英語要件は何点ですか?
学部・大学院コースワークとも、多くのコースでIELTS Academic 6.5(各バンド6.0以上)が基準です。TOEFL iBTは90、PTE Academicは64(各54以上)。
分野により上がり、医学・栄養学/Dietetics・法学・ビジネス系の一部はIELTS 7.0、教育学(初等・中等)はIELTS 7.5(Speaking・Listening 8.0/Reading・Writing 7.0)。研究学位は7.0です。
英語スコアは入学予定日から2年以内のものが有効です。UNSW CollegeのUEECを修了すれば、IELTSスコアの提出は不要になります。
UNSW CollegeのUEECは何週間必要ですか?
週数は自分では選べません。「いまの英語スコア」と「進学先の学部が求める英語要件」の2つで決まります。
標準要件(IELTS 6.5/Writing 6.0/各6.0以上)の学部へ進学する場合、IELTS 5.5(Writing 5.5・各5.0以上)なら20週、6.0(Writing 5.5・各5.0以上)なら15週、6.0(Writing 6.0・各5.5以上)なら10週。同じスコアでも、より高い英語要件の学部では週数が増えることがあります。IELTS 6.5(Writing 6.0・各6.0以上)があればUEECなしで直接入学できます。
授業料は2026年がA$694/週(10週A$6,940/15週A$10,410/20週A$13,880)、2027年がA$695/週。Writingが0.5上がるだけで5週=A$3,470変わります。
なおUEECはUNSWの条件付きオファーがないと申し込めず、UEEC自体を対象とする奨学金はありません。詳しくはUNSW College 英語コース(UEEC)の詳細ページをご覧ください。
UNSWの学費はいくらですか?
2026年の学部は、Bachelor of Commerceが年A$56,500(修了までA$180,500)、Bachelor of Science (Computer Science)が年A$61,000(同A$192,500)、Bachelor of Engineering (Honours)が年A$61,500(同A$265,500)。
大学院はMaster of Commerceが年A$62,000(1.7年・総額A$96,000)、Master of Information Technologyが年A$63,000(2年・総額A$130,500)。AGSMのフルタイムMBAは12か月で総額A$86,760です。
「修了までの総額」はUNSWが公表している目安で、授業料に加え学修関連費(年 約A$1,000)が含まれます。上記はすべて定価で、A$10,000のGlobal University Awardの対象になれば初年度はその分下がります。詳細は学費セクションの表をご覧ください。
UNSWのTerm制とは何ですか。2028年から変わると聞きました。
UNSWは現在「UNSW 3+」と呼ばれる年3学期制で、各Termは授業10週間+試験2週間で構成されます。2027年のTerm 1は2月15日、Term 2は5月31日、Term 3は9月13日に授業が始まります。
UNSWは2028年から新しいFlex-Semester制(12週間のセメスター2つ+任意の6週間のサマー/ウィンターターム)へ移行すると発表しており、2027年に入学するコースは現行のTerm制と新カレンダーをまたぐ可能性があります。年3回だった入学機会が年2回(+短期ターム)に変わるため、休暇や一時帰国の計画は柔軟に持っておくことをおすすめします。
UNSW CollegeのDiplomaを使うと何が変わりますか?
UNSW CollegeのDiplomaは12か月の課程で、修了するとUNSW学部の2年次に進学できます。内容は学部1年次に相当し、UNSWが単位として認定しています。Architecture・Business・Computer Science・Engineering・Media & Communication・Scienceの6分野があります。
学部の選考(grouped offer round)で落ちるリスクを避けたい方の受け皿にもなり、Diploma経由でも卒業年次は直接入学と変わりません。
ただし注意点があります。A$10,000のUNSW College Awardの対象になるのはFoundation Studies修了者で、Diploma修了者は対象ではありません。「年数で有利なDiploma」「奨学金で有利なFoundation」という違いがあります。
社会人ですが、UNSWの大学院留学は現実的ですか?
現実的です。日本の4年制大学を卒業されていれば出願資格があり、学部で問題になる「日本向けの換算表がない」という論点は存在しません。見られるのは学位と成績で、多くのコースが平均65%以上(Master of Data Science and Decisionsは70%以上)です。
Master of Commerceは平均60〜64%でもGMAT 600(Focus Edition 565)以上で出願できます。また関連学歴があれば期間を短縮できるコースもあり、Master of Information Technologyは情報系の4年制オナーズ学位なら2年が1年になります。1年短縮できれば学費が約A$63,000変わります。
なおAGSMのMBAだけは、UNSWの留学生向け奨学金の対象外です。
UNSWとシドニー大学・UTSはどう違いますか?
QS2027ではUNSWが世界19位(豪州1位)、シドニー大学が28位、UTSが87位です。
UNSWはケンジントンの独立キャンパスで、工学(鉱物資源3位・土木22位・電気29位)・商学(経営学 豪州1位)・法学(世界13位)に厚みがあり、QS就職成果指標でも国内1位。シドニー大学は1850年設立の豪州最古の大学で医学・法学・人文系に強く、UTSはCBD隣接の立地と実務志向(看護 世界16位)が特徴です。
UNSWとシドニー大学はGo8加盟、UTSは非加盟。日本の高校卒業からの直接出願は、UNSWは可能ですがUTSは大学1年修了が必要という違いもあります。詳しくは比較セクションをご覧ください。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、UNSWのように「情報が正しく伝わっていない大学」ではエージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
これはUNSW留学で最も重要な事実です。日本語の情報サイトの多くがISA(20%割引)をUNSWの主力奨学金として紹介していますが、日本は対象国リストに入っていません。この前提で予算を組むと、あとで2割ずれます。使える制度だけを最初に整理します。
Australia’s Global University Awardは申請不要・学業成績のみで自動判定です。エッセイがない分、出願書類の成績の見せ方がそのまま結果に直結します。成績証明書の英文表記、履修科目の提示、GPAの換算根拠まで一緒に整えます。
Scientia(全額またはA$20,000/年)は締切までにオファーを取得していないと応募できません。Term 1 2027なら2026年10月30日。「オファーが出てから奨学金を考える」では間に合わないという構造を理解したうえで、出願日程を設計します。
UNSWの学部選考は成績順のgrouped offer roundで、日本の高校向けの換算表もありません。「落ちたら1年空く」を防ぐため、Diplomaを並走させるのが実務上の定石です。両方の書類を同時に進めます。
UNSWの英語要件は標準6.5/医療・法学7.0/教育7.5(S・L 8.0)と分かれます。とくに教育学はスピーキングとリスニングで8.0という設定で、「総合では届いているのにバンドで落ちる」が起こります。志望コースの正確な要件から逆算した計画をご提案します。
UNSW College経由なら準備課程の費用が加わり、$10,000 Awardの対象なら初年度が下がります。ルート別・奨学金適用後の総額比較を無料で作成します。UEECの週数がスコアで変わる分の試算も含めます。
語学(UEEC)+Diploma/Foundation+学部という複数段階の出願をまとめて手続きします。学生ビザの申請も一度で済み、進学先が確定した状態で渡豪できます。別々に手続きすると期限管理が煩雑になります。
学生ビザにはGS要件への回答が必要です。「なぜUNSWなのか」「なぜそのコースなのか」を、出願書類と矛盾なく説明する――これは制度を理解していないと書けません。GSステートメントの作成を含め、全面的にサポートします。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
UNSWを検討している方へ ― 松本より
UNSWは、ご相談のなかで「情報が古いまま出回っている大学」の代表格です。授業料20%割引(International Student Award)を前提に予算を立てて来られる方がいらっしゃいますが、この制度は低所得国・開発途上国の学生向けで、日本国籍は対象外です。UNSWの規約と対象国リストを見れば確認できる事実なのですが、日本語の情報にはほとんど反映されていません。
ただ、これはUNSWの奨学金が薄いという意味ではありません。Australia’s Global University Award(A$10,000)は国籍を問わず、申請書もエッセイも不要で、出願書類の成績だけで自動的に判定されます。その上にはScientia(授業料全額またはA$20,000/年)もあります。正しい枠を、正しい順序で狙えばいいだけです。
もうひとつお伝えしているのは、学部の選考が成績順であるということ。日本の高校向けの点数換算表がないため、「この成績なら通ります」とは誰にも言えません。だからこそUNSW College Diplomaとの併願をおすすめしています。学びたい分野と、今の成績・英語力を教えていただければ、どのルートが最短かを率直にお答えします。UNSWが合わないと思えば、そう申し上げます。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。UNSW・UNSW Collegeへの出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。無料なのは手配・申請の代行サービスで、滞在費・保険料・ビザ申請料などの実費は別途かかります。
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「いまの成績で$10,000の自動選考に乗るのか」「Scientiaの締切に間に合う出願スケジュールは」「直接出願とDiplomaはどう併願するか」「総額でいくらかかるか」――UNSWが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方のご相談も歓迎します。
最終更新:2026年8月12日 / 監修:松本 朋弥(アンアルウェン 代表・オーストラリア留学カウンセラー)
学費・奨学金・入学要件・学年暦・ビザ制度は変更される場合があります。出願前に必ず最新情報をご確認いただくか、アンアルウェンまでお問い合わせください。
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