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  • タスマニア大学(UTAS)留学生向け奨学金ガイド

  • 2026.03.02 UPDATE
  • 🇦🇺 オーストラリア留学 / 大学奨学金・タスマニア

    タスマニア大学(UTAS)
    留学生向け奨学金ガイドUNIVERSITY OF TASMANIA

    減額率は20%・25%・30%・50%の4段階で、このうち50%以外は申請不要。減額はコースの標準修業年限にわたって続きます。
    そして特徴的なのが、日本の高校・大学の成績が、公式の基準表に数値で明記されていることです。

    💰 最大50% Aurora Excellence ── 要申請 🎓 30% International Merit ── 自動判定 🤝 20% Tasmanian Access ── 自動判定 📝 30%の基準は日本の高校の評定平均 3.25 🌏 主要4制度に対象国リストはありません
    This page at a glance
    1. 減額率は20%・25%・30%・50%の4段階です。このうち30%・25%・20%の3つは申請不要で、入学願書(International Student Application)を出せば大学側が自動的に判定し、該当すればオファーレターに記載されます。エッセイも推薦状も不要です。
    2. 日本の資格が、公式の基準表に数値で載っています。高等学校卒業証明書の場合、入学の最低基準が評定平均2.75、30%減額の基準が評定平均3.25、50%減額の基準が評定平均4.00。「ATAR換算がいくつになるか分からない」という状態から始めなくて済みます。
    3. 最上位の50%だけが要申請で、しかも「招待制」です。自分から応募するのではなく、大学が対象者を判定して申請フォームのリンクを送ります。2027年セメスター1入学の締切は2026年9月30日。間に合わせるには、その前にコースへ出願を済ませておく必要があります。
    4. 同時に受け取れるのは1つだけです。公式に「複数の要件を満たす場合は最も価値の高いものが1つ付与される」と明記されています。30%と20%を足すことはできません。狙うのは、自分が届く最も高い1つです。
    5. 成績の前に、志望コースが対象外でないかを確認してください。医学、航海学・舶用機関学、臨床心理学、理学療法、言語聴覚、作業療法、臨床検査などは除外されています。さらに20%(Access)だけは、ホバート校・ローンセストン校の看護学部も対象外として明記されています。

    オーストラリアの大学の奨学金を調べていて、いちばん時間を取られるのが「自分の成績が、この基準に届いているのかどうか分からない」という状態です。「ATAR相当80以上」と書かれていても、日本の高校の評定平均がATARでいくつになるのかは、大学ごとに換算方法が違います。結局、出願してみるまで分からない ―― これが実務でよくある行き詰まりです。

    タスマニア大学は、この点で構造が違います。奨学金の基準表に、日本の高等学校卒業証明書(Kotogakko Sotsugyo Shosho)が国名つきで掲載されていて、必要な評定平均が数値で書かれています。30%減額なら3.25、50%減額なら4.00。手元の成績表を見れば、その場で当たりがつきます。

    そしてもうひとつ。タスマニア大学の減額は「コースの標準修業年限」にわたって続きます。初年度だけ安くなるタイプの奨学金と、3年間・4年間ずっと同じ率で減り続けるタイプでは、総額への効き方がまったく違います。Bachelor of Business(2027年入学・修了までの授業料 定価 A$122,790)に30%が適用されれば、差額はA$36,837です。

    このページでは、それぞれの奨学金の正確な条件、日本の成績との対応、対象外コース、そして減額後の実額を整理しました。大学そのもの(キャンパス・入学条件・学べる分野・ホバートでの生活)についてはタスマニア大学の詳細ページをご覧ください。

    このページで確認できること
    1. 日本の評定平均と減額率の対応 ― 「2.75/3.25/4.00」の3つの数字

      入学ラインが2.75、30%減額が3.25、50%減額が4.00入学できるかどうかと、30%もらえるかどうかの差は、評定平均でわずか0.50です。大学のGPAからの換算表も公表されています。→ 評定平均でどこまで届くのか

    2. 「3.25」は全員に当てはまる数字ではありません

      公式が示す3.25は、入学基準がATAR 65相当のコースを前提に設定された値です。制度の設計は「志望コースの最低ATARを10ポイント上回ること」。入学基準が高いコースに出願すると、必要な評定平均も上がります。→ 30%の判定基準の読み方

    3. 50%は「招待制」― 自分から応募することができません

      Aurora Excellence(50%)は、大学が対象者を判定して申請フォームのリンクを送る仕組みです。2027年セメスター1入学の締切は2026年9月30日。招待が届くのを待ってから動くのでは間に合いません。→ 50%の申請手順と締切

    4. 減額額の実額 ― 「◯%」を2027年の公式学費で金額に直しました

      タスマニア大学が公表している2027年入学者の修了までの授業料(定価)に各減額率をかけた総額を、学部5コース・大学院5コース分。→ 減額額の早見表

    奨学金 一覧表(減額率と申請の要否)

    出典:タスマニア大学公式サイト/2026年8月時点の公表内容(2027年入学者向け規約)

    タスマニア大学が公表している留学生向けの授業料減額奨学金を、申請の要否日本から出願する方の対象可否を明示して一覧にしました。

    奨学金名減額率主な条件申請日本から
    出願する方
    Tasmanian Aurora
    Excellence Scholarship
    50%
    コース全期間
    ATAR相当90(日本の高校=評定平均4.00)/タスマニア大学在学中の場合はGPA 6.5/72027年に1年次を開始する方が対象 必要
    招待制
    Tasmanian International
    Merit Scholarship
    30%
    コース全期間
    志望コースの最低ATARを10ポイント上回る成績(ATAR 65のコースなら75相当=日本の高校で評定平均3.25)/タスマニア大学在学中はGPA 5.25/7 自動
    International Alumni and
    Family Scholarship
    25%
    コース全期間
    タスマニア大学の学部を修了した方、またはきょうだい・親・おじ・おばがタスマニア大学の在学生か修了生である方。2027年に1年次を開始 自動
    ※該当者のみ
    Tasmanian Access
    Scholarship
    20%
    コース全期間
    対象コースにフルタイムで2027年に1年次を開始する留学生。成績の下限は示されていません(入学条件を満たすことが前提) 自動
    基準線
    Australian Maritime College
    (AMC) Bursary
    25〜30%
    最長2年
    航海学(Nautical Science)/舶用機関学(Marine Engineering)のAdvanced Diplomaの1年次・2年次が対象。3年次は対象外 自動
    ※該当課程のみ
    Feng Chia University
    Scholarship
    20% 台湾・逢甲大学(Feng Chia University)の出身者に限定。Bachelor of Global Logistics and Maritime Management 向け 自動
    Singapore Maritime
    Academy Scholarship
    20% シンガポール海事アカデミーの出身者に限定されています 自動
    Vietnam Maritime
    University Scholarship
    20% ベトナム海事大学の出身者に限定されています 自動
    研究学位(PhD・Master by
    Research)向けの奨学金

    授業料免除+生活費
    定員制の競争選考。指導教員(Supervisor)の受け入れ確保が前提になります 必要

    ※2026年8月時点でタスマニア大学が公表している2027年入学者向けの内容にもとづきます。「日本から出願する方」欄は、公表されている応募資格から判断した目安です。減額率・基準・締切・対象外コースは年度ごとに改定されますので、個別の適用可否はアンアルウェンで無料で確認いたします。

    この表でまず見ていただきたいのは、上から4行目までです。

    日本から出願する方が対象外になるのは、台湾・シンガポール・ベトナムの特定の提携校の出身者に限定された3つだけです。これらは「その学校を出た人だけが使える枠」で、国籍の話ではありません。

    つまり主要な4制度(50%・30%・25%・20%)には、対象国リストそのものが置かれていません。見るべきは、自分の成績がどの段に届くかだけです。そしてタスマニア大学の場合、その「どの段か」を出願前に数値で見立てられます。

    Tasmanian Aurora Excellence Scholarship ― 授業料50%減額

    Tasmanian Aurora Excellence Scholarship最上位/学部・大学院コースワーク

    50%授業料減額・コース全期間
    学部・大学院要申請招待制締切あり面接あり

    南極オーロラの名を冠した、タスマニア大学の留学生奨学金の最上位です。公式の記載は「50% reduction in registered tuition fees for the duration of the course(コースの全期間にわたる登録授業料50%減額)」

    成績条件は明確に線が引かれています。

    • 高校からの出願ATAR 90相当。日本の高等学校卒業証明書なら全科目の評定平均4.00
    • タスマニア大学の学位課程に在学中の場合GPA 6.5/7
    • 他機関のディプロマ・学位からの出願 ― 公表されている換算表で判定されます(百分率評価で合格点60点の場合は90%、4点満点のGPAなら3.7

    加えて、2027年に1年次を開始する方であること提携校との単位接続(articulation agreement)による入学ではないことTNE(海外提携)パートナー校の学生ではないこと他の奨学金・外部スポンサーシップを受けていないことが条件に加わります。

    減額率50%
    コースの全期間に適用
    高校からの条件ATAR 90相当
    日本=評定平均4.00
    選考申請フォーム+300〜500語の
    自己アピール文
    。候補に残ると面接
    申請必須。ただし大学からの
    招待を受けた方のみ
    この制度だけ、動き方がまったく違います

    タスマニア大学の奨学金は「出願すれば自動で判定される」と説明されることが多いのですが、50%だけは自動では付与されません。しかも、自分から応募フォームを探して申し込む形でもありません。

    公式の手順はこうです ―― 「対象となる学生は申請への招待を受け、奨学金申請フォームへのリンクを受け取ります」。つまりまず大学に対象者として認識されることが出発点で、そのためには先にコースへ出願を済ませておく必要があります。

    招待を受けたら、申請フォームと300〜500語の自己アピール文(personal statement)を締切までに提出します。候補に残った方(shortlisted)は、締切後に面接の連絡を受けます。

    公表されている締切は次のとおりです。

    • 2027年 セメスター1(2月)入学 ― 2026年9月30日
    • 2027年 セメスター2(7月)入学 ― 2027年4月30日

    申請の開始日は公表時点で未定(TBC)とされています。締切だけが先に決まっている状態です。セメスター1入学を考えている方は、逆算するとコースへの出願はもう動き出す時期だとお考えください。

    招待が来なかった場合でも、下の段の判定は行われます。公式のFAQには「Tasmanian International Merit Scholarship の対象にならない出願者は、出願時点で利用可能な他の奨学金について自動的に審査されます」と書かれています。50%に届かなくても、30%・25%・20%の審査から外れるわけではありません。

    評定平均4.00に手が届く方が「招待が来ていないからまだ何もしなくていい」と待ってしまうのが、いちばんもったいないパターンです。招待は出願後に届くものですから、締切から逆算した出願スケジュールを先に組む必要があります。自己アピール文の構成づくりまで、アンアルウェンで無料でサポートします。

    Tasmanian International Merit Scholarship(30%)― 申請不要の本命

    Tasmanian International Merit Scholarship成績優秀者/学部・大学院コースワーク

    30%授業料減額・コース全期間
    学部・大学院申請不要コース全期間国籍不問

    多くの日本人留学生にとって、現実的な本命がここです。授業料30%減額がコースの標準修業年限にわたって適用され、しかも応募手続きは要りません。入学願書を出せば、その審査のなかで自動的に判定されます。

    判定に使われるのは「1年以上の課程のうち、最も高いレベルの資格」の成績です。公式は「Admissions は、あなたの1年以上の期間を持つ最高位の資格を用いて審査します」と明記しています。学士号を優秀な成績で修了していても、そのあとに修士号を修了していれば、判定に使われるのは修士のほうです。

    30%の基準は「志望コースの入学基準+10ポイント」です

    公式の説明は明快です ―― 「この奨学金は、志望コースの最低入学基準を上回る学業成績を評価するものです。資格を得るには、そのコースの入学に必要な最低ATARを10 ATARポイント上回る成績を達成する必要があります」

    そして公表されている国別の基準表について、公式はこう注記しています ―― 「下表の基準は、入学の最低要件がATAR 65のコース(奨学金の基準はATAR 75相当)を前提としています。より高いATARを求めるコースに出願する場合は、より高い基準が適用されます」

    つまり「評定平均3.25あれば必ず30%」ではありません。3.25はATAR 65のコースを前提とした値で、志望コースの入学基準が高ければ、必要な評定平均も上がります。この構造は、コース選びと奨学金がつながっているということでもあります。

    減額率30%
    コースの全期間に適用
    高校からの条件志望コースの最低ATAR
    +10ポイント(日本=評定平均3.25
    在学中の条件タスマニア大学の学位課程
    在学中はGPA 5.25/7
    申請不要。入学願書の提出時に
    自動的に判定されます

    2026年入学までとは基準が変わっています。公式には「2026年までのインテークへの出願は、Tasmanian International Merit Scholarship の旧版ガイドラインにもとづいて審査されました」と注記されています。

    ネット上には「タスマニア大学の奨学金は25%」という情報が残っていますが、2027年入学者向けの現行制度では、この枠の減額率は30%です。制度名も Tasmanian International Scholarship から Tasmanian International Merit Scholarship に変わっています。数年前の記事を根拠に資金計画を立てないでください。

    International Alumni and Family Scholarship(25%)― 家族の在籍で決まる枠

    International Alumni and Family Scholarship修了生とその家族/学部・大学院コースワーク

    25%授業料減額・コース全期間
    学部・大学院申請不要コース全期間該当者のみ

    成績ではなく「タスマニア大学とのつながり」で判定される枠です。減額は25%、こちらもコースの全期間、そして申請不要です。

    対象になるのは次のいずれかに当てはまる方です。

    • タスマニア大学の学部課程をすでに修了している
    • または きょうだい・親・おじ・おばが、タスマニア大学に現在在籍している、もしくは過去に在籍していた

    「おじ・おば」まで含まれるのが、この制度の特徴です。規約には「a sibling, parent, aunt or uncle who is currently studying, or has previously studied, at the University of Tasmania」と明記されています。家族関係と、その家族の在籍・修了の両方について、大学が納得できる証拠書類の提出が求められます(出生証明書、パスポート、養子縁組の記録、法定宣誓書など)。

    減額率25%
    コースの全期間に適用
    対象タスマニア大学の学部修了生
    /きょうだい・親・おじ・おば
    必要書類家族関係の証明と
    在籍・修了の証明
    申請不要。ただし証拠書類の
    提出が前提になります

    この制度だけ、オンライン・遠隔での履修にも適用されます。他の3制度は「完全オンラインの課程は対象外」と規定されていますが、この Alumni and Family Scholarship の規約は「オンショア、オンライン、遠隔、またはこれらの組み合わせで学ぶ学生が対象」と書かれています。同じ大学の制度でも、条項の設計が違います。

    ご家族にタスマニア大学の在学生・修了生がいる方は、必ずお申し出ください。25%と20%の差は、学部3年間で数十万円規模になります。ご自身では「関係ない」と思っていた親戚の留学歴が該当することがあります。

    Tasmanian Access Scholarship(20%)― 日本人の基準線

    Tasmanian Access Scholarship新規入学の留学生全般/学部・大学院コースワーク

    20%授業料減額・コース全期間
    学部・大学院申請不要コース全期間成績条件なし

    上の段に届かなかった場合の受け皿として機能する制度です。公式の説明は「世界水準の教育へのアクセスを広げるために、登録授業料の20%を対象とする奨学金」。名前のとおり、成績優秀者を選抜するのではなく、間口を広げる目的で設計されています。

    公表されている条件に、成績の下限は示されていません。求められるのは次の項目です。

    • タスマニア大学の規定にもとづく留学生(International Student)であること
    • 2027年にコースの1年次を開始すること
    • 対象の学部・大学院コースワーク課程にフルタイムで在籍すること
    • TNE(海外提携)パートナー校の学生ではないこと
    • 他のタスマニア大学奨学金・外部スポンサーシップを受けていないこと
    • 提携校との単位接続(articulation agreement)によるタスマニア大学への入学ではないこと

    ただし入学条件そのものを満たしていることが前提です。規約には「入学要件および英語要件を満たすこと」が明記されています。奨学金の話は、入学できることが確定してから始まります。

    減額率20%
    コースの全期間に適用
    成績条件公表されていません
    入学条件を満たすことが前提
    対象時期2027年に1年次を開始
    する方が対象
    申請不要。入学願書の提出時に
    自動的に判定されます
    看護を志望する方へ ― この制度だけ、除外の範囲が違います

    Tasmanian Access Scholarship の規約に記載されている対象外コースには、他の制度にはない項目が1つ含まれています。

    「Bachelor of Nursing – Hobart and Launceston campuses only」 ―― ホバート校・ローンセストン校の看護学部(Bachelor of Nursing)です。30%(International Merit)や50%(Aurora)の規約には、この記載はありません。

    つまり看護を志望する方が30%に届かなかった場合、20%の受け皿がキャンパスによって働かないことがあるということです。看護は学部のなかでも授業料が高い分野(2027年入学・修了までの定価 A$135,400)ですから、ここが効かないと総額に大きく響きます。

    ご志望のキャンパスと課程の組み合わせについては、出願前に大学へ確認します。この照会も無料でお引き受けします。

    提携校限定の枠・AMCバーサリー・研究学位

    上の4制度のほかに、対象が限定された枠が公表されています。日本から出願する方に関係があるものと、そうでないものを分けて整理します。

    Australian Maritime College(AMC)バーサリー ― 海事系の専門課程向け

    Australian Maritime College (AMC) Bursary航海学・舶用機関学のAdvanced Diploma

    25〜30%授業料減額・最長2年
    専門課程申請不要1〜2年次のみ

    タスマニア大学に併設されているオーストラリア海事大学(Australian Maritime College)の専門課程向けの減額枠です。減額率は課程によって分かれます。

    • Advanced Diploma of Applied Science (Nautical Science)(航海学)30%(1年次・2年次)
    • Advanced Diploma of Applied Science (Marine Engineering)(舶用機関学)25%(1年次・2年次)
    • 3年次から入る場合はバーサリーの対象になりません

    これらの海事系課程は、上で紹介した4つの奨学金の対象外として明記されています。つまり航海学・舶用機関学を目指す方にとっては、このバーサリーが実質的な選択肢になります。

    ひとつご注意ください。公表されているバーサリーの条件には「2025年に開始する対象コースのオファーを持っていること」という記載が残っています。上位4制度が2027年入学者向けに改定されているのに対し、このページの記載時点が異なります。海事系課程を志望される方は、ご希望の入学年度で条件がどうなっているかを個別に確認する必要があります。アンアルウェンから大学へ照会します。

    提携校の出身者に限定された3つの枠

    次の3つは、特定の教育機関で学んだ方に限定された枠です。いずれも Bachelor of Global Logistics and Maritime Management 等の海事・物流系課程が対象で、日本の学校から出願する方は該当しません。

    • Feng Chia University Scholarship(20%・2年間) ― 台湾・逢甲大学 International School of Technology and Management(Business)の出身者向け
    • Singapore Maritime Academy Scholarship(20%・1年間) ― シンガポール海事アカデミーの出身者向け
    • Vietnam Maritime University Scholarship(20%・2年間) ― ベトナム海事大学の出身者向け

    ※これらは国籍による制限ではなく「その学校を修了した方の枠」です。日本国籍の方でも該当校の出身であれば対象になり得ますが、通常の日本の高校・大学からの出願では関係しません。

    研究学位(PhD・Master by Research)向け

    研究課程はコースワーク向けの4制度とは別枠です。タスマニア大学は研究学位の候補者向けに、授業料の免除に加えて生活費(stipend)が支給されるタイプの奨学金を用意しています。

    • 定員制の競争選考です。基準を満たせば自動的に付与される制度ではありません
    • 指導教員(Supervisor)の受け入れ確保が前提になります。研究テーマと受け入れ可能な教員のマッチングから始まります
    • コースワーク向けの奨学金(50%・30%・25%・20%)の対象コースには研究学位が含まれていません
    • 留学生でHDR(Higher Degree by Research)に出願する方は、国内学生向け奨学金の対象にもなりません(公式に明記されています)

    研究学位を検討している方は、奨学金より先に「受け入れてくれる指導教員がいるか」を確認する順序になります。タスマニア大学は海洋・南極科学、気候変動、農業、公衆衛生といった分野で研究実績を持っています。研究計画の下書きをお持ちいただければ、分野の当たりをつけるところからご相談に乗ります。

    日本の評定平均で、どこまで届くのか

    基準はすべて2026年8月時点の公表条件(2027年入学者向け)/年度ごとに改定されます

    アンアルウェン独自コンテンツ

    ここがこのページの中心です。タスマニア大学は、日本の資格を国名つきで基準表に載せています。ATAR換算がどうなるかを想像する必要がありません。手元の成績表を見れば、その場で当たりがつきます。

    高校からそのまま学部へ出願する場合

    段階必要な評定平均
    (全科目・5点満点)
    ATAR相当公式の位置づけ
    Aurora Excellence(50%) 4.00 90 要申請・招待制。締切と面接があります
    International Merit(30%) 3.25 75 申請不要。ただしATAR 65のコースを前提とした数値です
    Access Scholarship(20%) 成績の下限は公表されていません。入学条件を満たすことが前提
    入学の最低基準
    (奨学金ではありません)
    2.75 65 国別入学要件表に記載されている、学部入学の最低ライン

    ※日本の資格は「Upper Secondary School Certificate of Graduation(Kotogakko Sotsugyo Shosho)」として掲載されています。評定平均は「全科目の評定の平均(overall average of all graded subjects)」です。ATAR相当は公式表の対応から示したものです。

    この表でいちばん重要なのは、いちばん下の行との差です。

    入学できるラインが2.75、30%減額のラインが3.25その差は評定平均でわずか0.50です。5段階評価で、全科目の平均が0.5上がるかどうか。ここが、修了までの授業料で数百万円規模の差になります。

    高校2年生・3年生で「オーストラリアの大学に行きたい」と考えている方には、この0.50が、いま学校でできる最も効率のいい投資です。IELTSのスコアを上げることと同じくらい、あるいはそれ以上に、金額としてのリターンがはっきりしています。

    ただし「3.25あれば必ず30%」ではありません

    公式は、この基準表について「下表の基準は、入学の最低要件がATAR 65のコース(奨学金の基準はATAR 75相当)を前提としています。より高いATARを求めるコースに出願する場合は、より高い基準が適用されます」と注記しています。

    制度の本体は「志望コースの最低ATARを10ポイント上回ること」です。表に載っている3.25という数値は、その計算をATAR 65のコースについて日本の評定に置き換えた結果にすぎません。

    したがって、入学基準が高めに設定されているコースを志望する場合、必要な評定平均は3.25より上がります。「志望コースの入学基準がいくつか」を先に確認する価値があるのは、この構造のためです。

    大学・専門学校を修了してから出願する場合

    大学院への出願、あるいは大学・専門学校の成績で学部へ出願する場合は、公表されている換算表で判定されます。判定に使われるのは「1年以上の期間を持つ、最も高いレベルの資格」です。

    日本の大学でよく使われる評価方式について、公式表から該当する行を抜き出すと次のようになります。

    在籍校の評価方式合格
    最低点
    30%(Merit)
    の基準
    50%(Aurora)
    の基準
    GPA 4.0満点
    日本の大学で最も一般的
    1.0 3.3 3.7
    GPA 4.0満点
    合格最低点が2.0の場合
    2.0 3.3 3.7
    百分率(100点満点
    合格が60点の場合
    60 75% 90%
    百分率(100点満点
    合格が50点の場合
    50 70% 85%
    GPA 5.0満点 2.0 4.5 4.7
    タスマニア大学の学位課程に在学中
    GPA 7点満点
    4.0 5.25 6.5

    ※公式が公表している換算表から、日本の教育機関で使われることが多い方式を抜き出したものです。表は合格最低点ごとに行が分かれており、上記以外の方式も掲載されています。在籍校が「GPAと百分率の両方」を出していて主たる評価方式がはっきりしない場合は、GPAのほうが判定に使われると明記されています。

    4点満点のGPAで見ると、合格最低点が1.0でも2.0でも基準は同じ(30%=3.3/50%=3.7)です。4点満点のGPAを出している大学であれば、この行をそのまま参照できます。

    ただし日本の大学のGPAは、算出方法が大学ごとに違います。秀・優・良・可の重み付け、再履修の扱い、認定科目の扱い ―― ここが揃っていません。成績証明書(英文)をお預かりできれば、どの行に当てはまるかを確認してお伝えします。

    減額率はどこで決まるのか ― 判定の分かれ目

    基準はすべて2026年8月時点の公表条件/年度ごとに改定されます

    アンアルウェン独自コンテンツ

    ここまでの条件を、ひとつの「はしご」として並べ直します。タスマニア大学の奨学金は、自分がどの段に立てるかを確認する作業だと考えると理解しやすくなります。

    50%要申請・招待制
    Tasmanian Aurora Excellence Scholarship

    高校=評定平均4.00(ATAR 90相当)/大学=GPA 3.7(4点満点)/タスマニア大学在学中=GPA 6.5。大学からの招待を受けてから申請フォームと自己アピール文を提出。締切と面接があります。

    30%自動判定
    Tasmanian International Merit Scholarship

    高校=評定平均3.25(ATAR 75相当)/大学=GPA 3.3(4点満点)/タスマニア大学在学中=GPA 5.25。ただし志望コースの入学基準がATAR 65より高い場合は、必要な成績も上がります。

    25%自動判定
    International Alumni and Family Scholarship

    成績ではなく「つながり」で決まる段です。タスマニア大学の学部修了生、またはきょうだい・親・おじ・おばが在学生・修了生である方。証拠書類の提出が前提になります。

    20%自動判定
    Tasmanian Access Scholarship ― 基準線

    成績の下限は公表されていません。入学条件を満たして2027年に1年次を開始すれば審査対象です。上の段に届かなかった場合の受け皿として機能します。ただし看護はキャンパスによって対象外になります。

    0%対象外
    対象外コース・対象外ルートに当てはまる場合

    医学・航海学・舶用機関学・臨床心理学・理学療法・言語聴覚・作業療法・臨床検査などのコース自体が対象外の場合、また完全オンライン・Foundation・単位接続・Pathway College経由の場合は、成績に関係なく上の4段に乗りません。

    判定に使われる「成績」は、経歴によって変わります
    • 高校から学部へ出願する場合 ― 高等学校卒業証明書の全科目の評定平均で判定されます
    • 大学・専門学校を経てから出願する場合1年以上の課程のうち、最も高いレベルの資格の成績が使われます。「学士は優秀だったが修士はいまひとつ」という場合、判定に使われるのは修士のほうです
    • 資格が「合否のみ」で評点がない場合(職業教育の一部など) ― その課程に入る前に修了した、最も高いレベルの資格の成績で判定されます。ただしオーストラリアのYear 11相当以上であることが条件です
    • タスマニア大学に在学中の場合GPA 7点満点で判定されます(30%=5.25/50%=6.5)
    • 単位認定(credit transfer/advanced standing)を受ける場合 ― 認定そのものが失格事由になるわけではありませんが、奨学金の金額・期間が比例して調整されることがあります

    ご自身がどの段に立てるかは、書類を見れば判断できます。高校の成績証明書、または大学の成績証明書をお預かりできれば、志望コースごとに「どの段が現実的か」を無料でお伝えします。「20%だと思っていたら30%だった」も、その逆も、実際に起こります。

    対象外コース ― 成績より先に、ここを確認してください

    対象外コースは2026年8月時点の公表内容/大学は予告なく更新する権利を留保しています

    タスマニア大学の奨学金には、コースそのものが対象外になっているものがあります。この場合、成績がどれだけ良くても減額は適用されません。志望コースが下の一覧に入っていないかを、いちばん最初に確認してください。

    学部(Undergraduate)で対象外となるコース
    • Bachelor of Medical Science and Doctor of Medicine ― 医学の一貫課程
    • Bachelor of Applied Science (Nautical Science) ― 航海学
    • Bachelor of Applied Science (Marine Engineering) ― 舶用機関学
    • Advanced Diploma of Applied Science (Nautical Science)/(Marine Engineering) ― 上記の専門課程
    • Dementia Care(認知症ケア)関連の課程
    • Bachelor of Nursing(ホバート校・ローンセストン校)Tasmanian Access Scholarship(20%)の規約にのみ記載されています
    大学院(Postgraduate)で対象外となるコース
    • Master of Psychology (Clinical) ― 臨床心理学
    • Master of Physiotherapy ― 理学療法
    • Master of Speech Pathology ― 言語聴覚
    • Master of Occupational Therapy ― 作業療法
    • Master of Laboratory Medicine ― 臨床検査
    • Dementia(認知症)、Clinical Pharmacy(臨床薬学)、Counselling(カウンセリング)、Economic Geology(鉱床学)、Forestry(林学)、Health Protection(健康保護)、Healthcare Redesign(医療サービス設計)の各課程

    ※2026年8月時点でタスマニア大学が公表している内容にもとづきます。公式は「追加の除外コースが適用される場合があり、大学はこのリストを予告なく更新する権利を留保する」と明記しています。上記以外にも対象外となるコースがありますので、志望コースの適用可否はアンアルウェンで無料で確認いたします。

    この一覧を見ていて気づくこと

    対象外になっているのは、医学・臨床心理学・理学療法・言語聴覚・作業療法・臨床検査といった、資格取得に直結し、臨床実習の枠に上限があるため定員が厳しく絞られている課程です。定員が埋まる分野に減額を出す必要がない、という設計だと考えると理解しやすくなります。

    航海学・舶用機関学は事情が違い、これらには専用のAMCバーサリー(25〜30%)が別に用意されています。「対象外だから何もない」わけではありません。

    そして看護だけは、制度によって扱いが分かれます。30%(International Merit)と50%(Aurora)の規約に看護の記載はありませんが、20%(Access)の規約にはホバート校・ローンセストン校の Bachelor of Nursing が対象外として明記されています。看護を目指す方は、キャンパスと課程の組み合わせを必ず確認してください。

    共通するルールと注意点

    規約は2026年8月時点の公表内容(2027年入学者向け)にもとづきます

    タスマニア大学の留学生奨学金に共通する条件
    • 留学生(International Student)として学ぶ方であること ― 国籍による対象国リストは設けられていません。オーストラリア国籍・ニュージーランド国籍の方、永住系ビザをお持ちの方は、学費の扱いが留学生と違うため対象外です
    • タスマニア大学でコースを開始したことがないこと ― 「not previously have commenced a course at the University of Tasmania」と規定されています。すでに在学中の方は新規入学の枠に乗りません
    • フルタイム在籍が原則 ― ただし最終学期で必要単位が少ない場合、承認された履修軽減、単位認定による在籍減、やむを得ない事情での例外承認がある場合は影響しません
    • 併用はできません ― 他のタスマニア大学奨学金・外部スポンサーシップを受けている方は対象外です。複数の要件を満たす場合は、最も価値の高いものが1つだけ付与されます
    • 減額対象は授業料のみSSAF(学生サービス・アメニティ料)、滞在費、保険料、教科書代は対象外と明記されています。現金の支給ではありません
    • 再履修する科目・修了要件を超えて履修する科目は対象外 ― 落として取り直した科目には減額が適用されません
    • 期間の上限は「標準修業年限」かつ「フルタイム相当で最長5年」 ― 留年して伸びた分には適用されません
    • 減額は授業期間ごとのセンサス日以降に、授業料の請求後に「授業料クレジット」として学生アカウントに反映されます
    • 短期留学(Study Abroad・Exchange)は対象外 ― 6か月・12か月の短期履修で在籍する方は、留学生向けの奨学金・バーサリーをいずれも受けられません
    • 年度ごとに改定されます ― 減額率・基準・締切・除外コースは変わります。「去年の情報」で資金計画を立てないでください

    実務でいちばん誤解が起きるのが、「併用できない」という条項です。

    「30%と20%で合計50%」という計算にはなりません。公式のFAQには「出願者が受けられる奨学金は同時に1つだけです。複数の奨学金の対象になる場合は、最も価値の高いものが付与されます」と明記されています。

    逆に言えば、ひとつひとつ応募先を探して積み上げる必要はありません。入学願書を出せば、自動判定の3制度(30%・25%・20%)はまとめて審査され、いちばん有利なものが選ばれます。やるべきは「自分が届く最も高い1つ」を確定させることだけです。

    日本からの出願で見落とされやすい2点

    ひとつ目は、外部スポンサーシップです。日本の団体・企業・自治体から留学費用の支援を受けている場合、「外部スポンサーシップを受けている方は対象外」という条項に該当する可能性があります。給付型の奨学金を併願している方は、どちらを取るかを含めて事前に整理する必要があります。

    ふたつ目は、単位認定です。日本の大学・専門学校から編入して単位認定を受ける場合、規約には「単位認定または既修得単位の承認がなされた場合、奨学金の金額および期間が比例して調整されることがある」とあります。在籍期間が短くなれば、その分だけ減額の総額も小さくなるということです。「期間短縮で節約する」効果と「減額で節約する」効果の両方を並べて比べる必要があります。この試算は無料でお作りします。

    減額額の早見表(実額シミュレーション)

    学費はタスマニア大学公式コースページの2027年入学者向け「修了までの授業料(目安)」

    アンアルウェン独自コンテンツ

    「◯%減額」は、金額に直さないと判断材料になりません。タスマニア大学が各コースページで公表している「留学生の修了までの授業料(定価)」に、各減額率をかけて計算しました。

    下の表の金額は「定価」です。タスマニア大学の学費はCPI(消費者物価指数)で毎年改定される仕組みのため、公表されている「修了までの総額」には、在学中の値上がり見込みがあらかじめ織り込まれています(たとえば Bachelor of Business は2027年の年額がA$38,950で、3年分の単純合計はA$116,850ですが、公表されている総額はA$122,790です)。ここに減額率をかけた金額が、実際に支払う授業料の見込みになります。

    学部(Bachelor)― 修了までの授業料総額

    コース定価
    (修了までの総額)
    20%適用後25%適用後30%適用後50%適用後
    Business(3年)
    2027年 年額A$38,950
    $122,790 $98,232
    △$24,558
    $92,093
    △$30,698
    $85,953
    △$36,837
    $61,395
    △$61,395
    Arts(3年)
    年額A$37,250・学部で最も安い水準
    $117,431 $93,945
    △$23,486
    $88,073 $82,202
    △$35,229
    $58,716
    ICT(情報通信技術・3年)
    年額A$39,950
    $125,942 $100,754
    △$25,188
    $94,457 $88,159
    △$37,783
    $62,971
    Nursing(看護・3年)
    年額A$42,950/20%はキャンパスにより対象外
    $135,400 $108,320
    ※要確認
    $101,550 $94,780
    △$40,620
    $67,700
    Engineering (Honours)(4年)
    年額A$43,950・学部で最も高い水準
    $189,430 $151,544
    △$37,886
    $142,073 $132,601
    △$56,829
    $94,715
    △$94,715

    大学院(Master)― 修了までの授業料総額

    コース定価
    (修了までの総額)
    20%適用後25%適用後30%適用後50%適用後
    MBA (Global)(2年)
    2027年 年額A$35,213
    $71,599 $57,279
    △$14,320
    $53,699 $50,119
    △$21,480
    $35,800
    Teaching(教職・2年)
    年額A$38,250
    $78,413 $62,730
    △$15,683
    $58,810 $54,889
    △$23,524
    $39,207
    Professional Accounting(2年)
    年額A$39,450
    $80,873 $64,698
    △$16,175
    $60,655 $56,611
    △$24,262
    $40,437
    Information Technology and
    Systems(2年)
    年額A$41,950
    $85,998 $68,798
    △$17,200
    $64,499 $60,199
    △$25,799
    $42,999
    Marine and Antarctic Science
    (海洋・南極科学・2年)
    年額A$50,950・看板分野
    $104,448 $83,558
    △$20,890
    $78,336 $73,114
    △$31,334
    $52,224

    ※金額はすべてオーストラリアドル(A$)。タスマニア大学公式コースページに掲載されている「Indicative total tuition fee for international students(留学生の修了までの授業料の目安)」を定価とし、各減額率を掛けて算出した理論値です(1ドル未満は四捨五入)。公表額は目安であり、履修する科目と単位数の組み合わせで変動します。Nursing の20%欄は、キャンパスによって Tasmanian Access Scholarship の対象外となるため参考値です。SSAF・OSHC(海外学生健康保険)・教科書代・生活費は含みません。

    この表で見ていただきたいのは、20%と30%の差です。

    Business ならA$12,279、ICT ならA$12,595、Engineering (Honours) ならA$18,943。日本円にすると、コースによっては120万円から190万円の差になります。

    そしてこの差を決めるのが、高校の評定平均でいえば2.75と3.25のあいだ、大学のGPAでいえば4点満点で3.3に届くかどうかです。「あと0.5」の価値が、はっきり金額で見えるのがタスマニア大学の設計です。

    進学準備課程を経由する場合の注意点

    規約は2026年8月時点の公表内容にもとづきます

    英語力や成績が学部の直接入学に届かない場合、進学準備課程(Foundation・ディプロマ・Pre-Masters)から始めるルートがあります。タスマニア大学では、ホバートのサンディベイ校にあるInternational Pathway College(UP Education が運営)がこれを担当しています。

    International Pathway College の課程
    • Foundation Studies ― 修了するとタスマニア大学の学部1年次へ進学できます
    • First Year Diplomas ― 修了すると学部の2年次へ進学できます
    • Pre-Masters Program ― Tasmanian School of Business & Economics の大学院課程への進学ルートです
    奨学金の規約に、はっきり書かれていること

    ここは正確にお伝えしなければいけない部分です。4つの奨学金の規約には、いずれも次の記載があります。

    「この奨学金は、次のものには適用されない ―― 完全オンラインの課程、Foundation Studies、単位非認定の学習、マイクロクレデンシャル、単科履修、交換留学、政府派遣の奨学生、提携校との単位接続(articulation agreement)による学習、大学の International Pathway College での学習、TNEパートナーでの学習」

    さらに50%(Aurora)と20%(Access)には、「提携校との単位接続によってタスマニア大学に入学する方は対象外」という条件が、応募資格の側にも別途置かれています。

    つまり進学準備課程そのものが減額の対象にならないことは確実で、加えてそのルートで学位課程に入る場合の扱いにも、条件が付いています。「Foundationを経由しても、学部に上がれば奨学金がもらえる」と決めつけて資金計画を立てるのは危険です。

    ご検討中の方は、志望コース・入学年度・経由するルートを特定したうえで、大学へ個別に照会します。ここまで無料でお引き受けします。

    英語力だけが足りない場合は、話が別です。タスマニア大学には付属の語学学校ELC(English Language Centre)があり、EAP(学術英語)コースを修了すればIELTSのスコアなしで学部・大学院へ進学できます。これは進学準備課程(Foundation・ディプロマ)とは別のルートです。

    英語コースそのものは奨学金の対象になりませんが、学業成績で30%や50%に届いている方が、英語だけをELCで補って学位課程へ進む場合の扱いは、上記の単位接続とは事情が異なります。ご自身がどちらのルートに該当するのかは、成績と英語スコアを見て整理する必要があります。まずはご相談ください。

    日本側で使える奨学金という選択肢

    タスマニア大学の奨学金は、すべて授業料の減額です。現金の支給ではないため、家賃や食費には使えません。生活費の支援は、日本側の制度で確保するという発想が現実的です。

    主な制度
    • 日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度 ― 学位取得型の枠があり、学部・大学院それぞれで募集されます。給付型で返還不要。募集時期・要件は年度ごとに変わります
    • トビタテ!留学JAPAN ― 官民協働の留学支援制度。分野・目的に応じたコースが設定されています
    • 地方自治体の奨学金 ― 都道府県・市区町村が独自に設けている留学支援制度があります。お住まいの自治体のサイトをご確認ください
    • 民間財団の奨学金 ― 分野を限定した給付型の制度が複数あります。募集人数は少ないものの、競争率が読みにくいため応募価値はあります

    ※各制度の対象・金額・締切は年度ごとに改定されます。必ず各制度の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。

    ただしタスマニア大学の場合、ここに条件がひとつ絡みます。4つの奨学金はいずれも「他のタスマニア大学奨学金、または外部スポンサーシップを受けていないこと」を条件にしています。日本側の支援が「外部スポンサーシップ」に該当すると判断されれば、大学の減額が受けられなくなる可能性があります。

    公式FAQには「スポンサー付きの学生、および母国・居住国から奨学金を受けている学生も Tasmanian International Merit Scholarship の審査対象になる。ただし政府派遣の奨学生は、大学が書面で承認しない限り対象外」という記載があり、制度の性格によって扱いが分かれることが読み取れます。

    日本側の給付型奨学金に応募される方は、その制度名と支給内容をお知らせください。大学の減額と併存できるかを、出願前に大学へ照会します。「両方もらえるつもりだった」が後から崩れるのを防ぐためです。

    タスマニアは、この組み合わせと相性のよい場所です。ホバート・ローンセストン・バーニーはいずれもシドニーやメルボルンのような大都市ではなく、住居費の水準が違います。授業料の減額を大学から、生活費の支援を日本側から確保できれば、3〜4年の学位取得でも現実的な計画に収まります。

    加えてタスマニア大学は公式に「卒業後、卒業生ビザ(サブクラス485)でタスマニアに最長4年間滞在して働くことができます」と案内しています。タスマニア州は全域が移民制度上の指定地域で、州都ホバートで学んだ場合も485の2本目は+2年です(区分としてはカテゴリー2ですが、タスマニア州には例外が適用されます)。学士号なら通常の2年と合わせて最長4年という計算です。ただし移民制度は予告なく変更されますので、「今の制度が卒業時も残っている」という前提では計画しないでください。

    状況別の狙い方

    アンアルウェン独自コンテンツ

    ここまでの内容を、「あなたの状況なら、まずここを狙う」という形に整理します。

    あなたの状況本命受け皿やるべきこと
    高校の評定平均が4.0以上 Aurora Excellence(50%) International Merit(30%・自動) 締切から逆算して、いますぐコースへ出願する。招待は出願後に届きます。自己アピール文(300〜500語)の構成を早めに準備。落ちても30%の判定は行われます
    高校の評定平均が3.25〜3.9 International Merit(30%・自動) Access(20%・自動) 志望コースの入学基準ATARを先に確認する。65より高いコースだと、必要な評定平均が3.25より上がります
    高校の評定平均が2.75〜3.24 Access(20%・自動) 入学基準が低めのコースを併願する価値があります。基準が低いコースなら、同じ成績でも30%に届く可能性が出てきます
    高校の評定平均が2.75未満 進学準備課程からのルート そのままでは学部に直接出願できません。ただし進学準備課程は奨学金の対象外です。総額がどうなるかを先に確認してください
    大学卒・GPA 3.3以上
    (4点満点)
    International Merit(30%・自動) Access(20%・自動) 判定に使われるのは「1年以上の課程のうち最も高いレベルの資格」。修士をお持ちなら学士ではなく修士の成績で判定されます
    大学卒・GPA 3.7以上
    (4点満点)
    Aurora Excellence(50%) International Merit(30%) 大学院でも50%の対象です。締切(セメスター1入学は前年9月30日)から逆算して出願してください
    家族にタスマニア大学の
    在学生・修了生がいる
    Alumni and Family(25%) 成績次第で30%・50% きょうだい・親・おじ・おばまで対象です。証拠書類(家族関係+在籍・修了の証明)を早めに揃えてください。成績で30%に届くならそちらが優先されます
    看護を志望している International Merit(30%) キャンパスにより受け皿なし 20%(Access)はホバート校・ローンセストン校の看護が対象外です。30%に届くかどうかが、そのまま総額を左右します
    航海学・舶用機関学を
    志望している
    AMCバーサリー(25〜30%) これらの課程は4制度の対象外です。バーサリーは1年次・2年次のみで3年次は対象外。入学年度の条件を個別に確認してください

    この表で一貫しているのは、「志望コースを決めてからでないと、奨学金の見立てができない」という点です。タスマニア大学の30%は「志望コースの入学基準+10ポイント」で決まる仕組みですから、コースが変われば必要な成績も変わります。

    コース選びと奨学金の見立ては、同時に進めるのが正しい順序です。成績証明書と志望分野をお知らせいただければ、「このコースなら30%、こちらのコースだと20%」という形で並べてお出しします。

    申請の流れと締切

    Aurora(50%)の締切は2026年8月時点で公表されているもの/申請開始日は未定(TBC)

    STEP 01志望コースを決める対象外コースでないか、入学基準のATARはいくつかを最初に確認します
    STEP 02成績を確定させる評定平均・GPA。ここで届く段(20%/30%/50%)がほぼ決まります
    STEP 03入学願書を提出するこの時点で30%・25%・20%は自動的に判定対象になります
    STEP 0450%の招待を受ける対象者には申請フォームのリンクが届きます。自己アピール文を提出
    STEP 05オファーレター・CoE取得適用された奨学金が記載されます。減額後の金額で初回分を支払い、ビザ申請へ
    • 出願の12〜18か月前|ルートと志望コースを決める高校の評定平均によって、学部へ直接出願するのか、進学準備課程から始めるのかが分かれます。この選択が、奨学金の対象になるかどうかそのものを決めます。あわせて志望コースが対象外リストに入っていないか、入学基準のATARがいくつかを確認します。
    • 出願の6〜12か月前|英語スコアを確保するコースごとに必要なIELTSスコアが設定されています。奨学金の判定に英語スコアそのものは使われませんが、入学要件・英語要件を満たさなければ奨学金の審査対象にもなりません(規約に明記されています)。付属語学学校ELCのEAPコースを修了して英語要件を満たす方法もあります。
    • 出願の6〜9か月前|Aurora(50%)を狙うなら、ここが分岐点2027年セメスター1入学の締切は2026年9月30日。招待は出願後に届く仕組みですから、締切の数か月前には入学願書を出しておく必要があります。「オファーが来てから考える」のでは間に合いません。
    • 出願の3〜6か月前|成績証明書の英文版を準備する自動判定はこの成績で行われます。判定に使われるのは「1年以上の課程のうち、最も高いレベルの資格」ですから、手元の資格をすべて洗い出して、どれが判定対象になるかを確認します。単位認定を希望する場合は、減額の金額・期間が調整される可能性もあわせて確認します。
    • 出願|入学願書の提出が、そのまま奨学金の審査になりますInternational Merit(30%)・Alumni and Family(25%)・Access(20%)は、この時点で自動的に判定対象になります。別途の申請書は不要です。該当すればオファーレターに記載されます。
    • 招待受領|Aurora(50%)の申請フォームと自己アピール文対象者には申請フォームへのリンクが届きます。申請フォームと300〜500語の自己アピール文(personal statement)を締切までに提出します。候補に残った場合は、締切後に面接の連絡があります。
    • オファーレター受領・受諾・支払い・CoE取得・ビザ申請減額後の金額で初回分の学費を支払うとCoE(入学確認書)が発行され、学生ビザを申請します。GS(Genuine Student)要件への回答、OSHC加入、滞在先の手配も並行して進めます。
    締切について、正確にお伝えします

    Tasmanian Aurora Excellence Scholarship(50%)について公表されている締切は次の2つです。

    • 2027年 セメスター1(2月)入学 ― 2026年9月30日
    • 2027年 セメスター2(7月)入学 ― 2027年4月30日

    申請の開始日は「TBC(未定)」と表示されています。締切だけが先に決まっている状態です。

    そして繰り返しになりますが、この制度は自分から申し込むものではありません。大学が対象者を判定して招待を送ります。締切に間に合わせるには、招待が届く時間を見込んでコースへ出願しておく必要があります。

    ご希望の入学時期をお知らせいただければ、締切から逆算した出願スケジュールをお作りします。ここまで無料です。

    よくある質問

    タスマニア大学の奨学金は、日本国籍でも対象になりますか?

    対象になります。主要な4つ(Tasmanian Aurora Excellence 50%、Tasmanian International Merit 30%、International Alumni and Family 25%、Tasmanian Access 20%)は、いずれも出身国による対象国リストを設けていません。それどころか、上位2つについては日本の資格が公式の基準表に明記されています。高等学校卒業証明書(Kotogakko Sotsugyo Shosho)で、30%は全科目の評定平均3.25、50%は評定平均4.00が基準です。
    一方で、Feng Chia University Scholarship(20%・台湾)、Singapore Maritime Academy Scholarship(20%)、Vietnam Maritime University Scholarship(20%)の3つは特定の提携校の出身者に限定されているため、日本の学校から出願する方は対象になりません。

    奨学金の申請書は書かなければいけませんか?

    50%以外は書く必要がありません。International Merit(30%)、Alumni and Family(25%)、Access(20%)は、International Student Application(入学願書)を提出した時点で大学側が自動的に判定し、該当すればオファーレター(Letter of Offer)に記載されます。
    例外は最上位の Tasmanian Aurora Excellence Scholarship(50%)です。この制度は、まず大学が対象者を判定して申請フォームへのリンクを送り、招待を受けた方が申請フォームと300〜500語の自己アピール文(personal statement)を締切までに提出します。候補に残ると面接があります。ここだけ動き方がまったく違います。

    50%(Aurora)の締切はいつですか?

    2027年セメスター1(2月)入学は2026年9月30日、2027年セメスター2(7月)入学は2027年4月30日が締切として公表されています。申請開始日は公表時点で未定(TBC)です。
    この制度は自分から申し込むのではなく、大学が対象者を判定して申請フォームのリンクを送る仕組みのため、締切に間に合わせるには招待が届く時点から逆算してコースへ出願しておく必要があります。オファーレターを受け取ってから考え始めると間に合わないことがあります。

    減額は入学初年度だけですか?

    初年度だけではありません。規約には「コースの標準修業年限にわたる各授業期間の授業料に対して適用する。ただしフルタイム相当で最長5年まで」と明記されています。3年制の学部なら3年間、4年制なら4年間、毎年の授業料から同じ率で減額が続きます。
    ただし減額の対象は授業料だけです。SSAF(学生サービス・アメニティ料)、滞在費、保険料、教科書代などの授業料以外の費用には適用されません。また再履修する科目、コースの修了要件を超えて履修する科目も対象外です。継続には在学要件・学業進捗要件の充足が必要です。

    日本の高校の成績で、どの奨学金まで届きますか?

    公式の基準表では、日本の高等学校卒業証明書の場合、入学の最低基準が全科目の評定平均2.75、Tasmanian International Merit Scholarship(30%)の基準が評定平均3.25、Tasmanian Aurora Excellence Scholarship(50%)の基準が評定平均4.00です。入学ラインと30%減額のラインの差は、評定平均でわずか0.50です。
    ただし30%の3.25という数値は、入学基準がATAR 65相当のコースを前提に設定された値です。制度の本体は「志望コースの最低ATARを10ポイント上回ること」ですから、より高いATARを求めるコースに出願する場合は、それに応じて高い基準が適用されます。志望コースごとに数値が変わる点にご注意ください。

    奨学金は複数もらえますか?

    同時に受け取れるのは1つだけです。公式には「複数の奨学金の要件を満たす場合、最も価値の高いものが1つ付与される」と明記されています。またタスマニア大学の他の奨学金、および外部からのスポンサーシップを受けている方は対象になりません。政府派遣の奨学生も原則として対象外です。
    したがって「30%と20%を足して50%」という計算にはなりません。狙うべきは、自分が届く最も高い1つです。なお自動判定の3制度(30%・25%・20%)は入学願書の提出でまとめて審査されますので、応募先を探して積み上げる必要はありません。

    奨学金の対象外になるコースはありますか?

    あります。学部では Bachelor of Medical Science and Doctor of Medicine(医学)、Bachelor of Applied Science (Nautical Science)(航海学)、Bachelor of Applied Science (Marine Engineering)(舶用機関学)、Advanced Diploma of Applied Science の同分野、Dementia Care(認知症ケア)の課程。大学院では Master of Psychology (Clinical)、Master of Physiotherapy、Master of Speech Pathology、Master of Occupational Therapy、Master of Laboratory Medicine などが対象外です。
    さらに Tasmanian Access Scholarship(20%)については、ホバート校・ローンセストン校の Bachelor of Nursing が対象外課程として明記されています。看護を志望する方は、30%に届かなかった場合に20%の受け皿が働かないことがありますので、キャンパスと課程の組み合わせを出願前にご確認ください。対象外リストは大学が予告なく更新する権利を留保しています。

    Foundation やディプロマから進学する場合も対象になりますか?

    進学準備課程そのものは対象になりません。規約には、この奨学金は「完全オンラインの課程、Foundation Studies、単位非認定の学習、マイクロクレデンシャル、単科履修、交換留学、政府派遣の奨学生、提携校との単位接続(articulation agreement)による入学、University’s International Pathway College での学習、TNEパートナーでの学習」には適用しないと明記されています。
    加えて50%(Aurora)と20%(Access)には「提携校との単位接続によってタスマニア大学に入学する方は対象外」という条件が別途置かれています。International Pathway College(UP Education が運営/サンディベイ校)を経由するルートを検討している方は、進学後の学位課程で奨学金の判定対象になるかどうかを、出願前に個別に確認してください。アンアルウェンから大学へ無料で照会します。

    エージェントを通すと奨学金の条件は悪くなりますか?

    変わりません。学費も奨学金の適用条件も、大学へ直接出願した場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担が増えることもありません。
    タスマニア大学の場合は、「志望コースが対象外になっていないか」「自分の評定平均は3.25と4.00のどちらに届くか」「志望コースの入学基準がATAR 65より高くないか」「50%の招待に間に合う出願時期はいつか」という確認事項が具体的にあります。ここを事前に整理できることが、エージェントを通す実質的な意味です。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。

    留学エージェントを使うメリット

    タスマニア大学の奨学金は「大半が自動判定」であるため、一見するとエージェントの出番がないように見えます。しかし実際には、自動判定だからこそ「出願前の確認」がすべてを決めます。

    • 費用が変わらない

      アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学へ直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。

    • 志望コースが対象外でないかを最初に確認できる

      医学、航海学・舶用機関学、臨床心理学、理学療法、言語聴覚、作業療法、臨床検査などは、成績に関係なく奨学金の対象になりません。「20%は当然もらえるつもりだった」が崩れるのは、たいていここです。しかも公式は「追加の除外コースが適用される場合があり、リストは予告なく更新される」と明記しています。紛らわしいコースは大学へ直接照会します。

    • 「3.25」が自分の志望コースでいくつになるかを確認できる

      公式が示す評定平均3.25は、入学基準がATAR 65のコースを前提とした数値です。制度の本体は「志望コースの最低ATARを10ポイント上回ること」ですから、コースが変われば必要な成績も変わります。志望コースごとに、必要な水準を確認してお伝えします。

    • 成績がどの段に届くかを、出願前に見立てられる

      日本の大学のGPAは算出方法が大学ごとに違います。秀・優・良・可の重み付け、再履修の扱い、認定科目の扱い ―― ここが揃っていません。成績証明書をお預かりして、公式の換算表のどの行に当てはまるかを確認します。

    • 50%の招待と締切を管理できる

      Aurora Excellence Scholarship は大学からの招待を受けてはじめて申請できる仕組みで、締切は入学期ごとに設定されます(2027年セメスター1入学は2026年9月30日)。招待は出願後に届くため、出願が遅れると応募の機会そのものが消えます。締切から逆算したスケジュール管理と、自己アピール文の構成づくりまでサポートします。

    • 看護のキャンパス別の扱いを事前に確認できる

      Tasmanian Access Scholarship(20%)の規約には、ホバート校・ローンセストン校の Bachelor of Nursing が対象外として記載されています。他の制度の規約にはこの記載がありません。看護は学部のなかでも授業料が高い分野ですから、受け皿の有無が総額に直結します。キャンパスと課程の組み合わせを大学へ照会します。

    • 日本側の奨学金との併存を整理できる

      タスマニア大学の4制度は「外部スポンサーシップを受けていないこと」を条件にしています。日本側の給付型奨学金に応募される方は、その制度が「外部スポンサーシップ」に該当するかを出願前に確認する必要があります。「両方もらえるつもりだった」が後から崩れるのを防ぎます。

    • 単位認定と奨学金のトレードオフを計算できる

      規約には「単位認定または既修得単位の承認がなされた場合、奨学金の金額および期間が比例して調整されることがある」とあります。期間短縮による節約と、減額による節約は、どちらが大きいのか。この比較は数字を並べないと判断できません。両方の試算をお作りします。

    • 進学準備ルートの扱いを確認できる

      Foundation・ディプロマ・Pre-Masters はそれ自体が奨学金の対象外で、単位接続による入学にも条件が付きます。「準備課程を経由しても学部で奨学金がもらえる」と決めつけて資金計画を立てるのは危険です。ルートを特定したうえで大学へ照会します。

    • 年度ごとの改定を追える

      タスマニア大学は2027年入学者向けに奨学金の制度を改定しています。制度名も減額率も、以前とは変わりました。ネット上には旧制度の情報が残っています。出願年度の条件を確認したうえで計画を立てます。

    • 他大学と横並びで比較できる

      奨学金の設計は大学によって大きく違います。「%減額が全期間続く」タイプと、「初年度だけ」「定額給付」のタイプでは、総額への効き方がまったく違います。また対象国を限定する大学もあります。フリンダース大学UNSWと並べて比べたい方は、そのままお申し付けください。

    • ビザ申請まで一括で進められる

      オファー受領、減額後の学費支払い、CoE取得、GS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請、OSHC加入、滞在先手配 ―― それぞれ期限があり、順序を間違えると詰まります。全体を管理しながら並行して進めます。

    このページを書いた人

    アンアルウェン松本朋弥のカウンセリング

    留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。

    松本 朋弥(まつもと ともみ)

    アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー

    2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。

    オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。

    • 2008年 アンアルウェン設立。オーストラリア留学ひとすじ
    • ICN オーストラリア留学情報館(現地)と連携した二拠点サポート体制
    • 夫婦で運営。ご相談から渡航後まで同じ担当者が伴走します
    • オーストラリア現地の大学を実際に訪問・視察。パンフレットではわからない空気感までお伝えします
    • ご相談・出願手続き・ビザサポートまですべて無料

    タスマニア大学の奨学金を検討している方へ ― 松本より

    オーストラリアの大学の奨学金をご案内していると、「基準は分かったけれど、自分の成績がそれに届いているのかが分からない」という状態で止まってしまう方がとても多いです。ATAR相当と書かれていても、日本の高校の評定がATARでいくつになるかは、大学ごとに違うからです。

    タスマニア大学は、その説明がほとんど要りません。基準表に日本の高等学校卒業証明書が国名つきで載っていて、必要な評定平均が数値で書かれているからです。入学が2.75、30%が3.25、50%が4.00。手元の成績表を見れば、その場で当たりがつきます。ここは実務上、本当に助かります。

    そのうえで、気をつけていることが2つあります。ひとつは3.25という数字を、そのまま鵜呑みにしないこと。これは入学基準がATAR 65のコースを前提とした値で、志望コースの基準が高ければ必要な成績も上がります。コースを決めないと、奨学金の見立てはできません。

    もうひとつは50%(Aurora)の締切です。この制度は自分から応募できません。大学が対象者を判定して招待を送る仕組みですから、締切に間に合わせるには、その前に出願を済ませておく必要があります。2027年2月入学の締切は2026年9月30日です。「オファーが来てから考えよう」では間に合いません。

    成績証明書をお送りいただければ、志望コースごとにどの段が現実的かを具体的にお答えします。「20%が妥当です」とはっきり申し上げることもあります。そのうえで、上の段に届く方法があるなら一緒に考えます。

    アンアルウェンのサポート内容(無料)

    アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。タスマニア大学・付属語学学校ELCへの出願、奨学金の適用確認から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。

    出願前サポート(無料)
    • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
    • 奨学金の適用確認・申込み手続き代行
    • 入学申込書類の作成サポート
    • 学生ビザ申請代行サポート
    • GSステートメントの作成含め、全面サポート
    • ワーホリビザ申請代行サポート
    • ホームステイ・学生アパートの手配代行
    • OSHC(海外学生健康保険)の手配代行
    • 航空券・渡航準備のアドバイス
    • 語学学習のアドバイス
    • 出発前の個別オリエンテーション
    渡航後サポート(無料)
    • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
    • 到着後オリエンテーション
    • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
    • コース延長・変更の手続きサポート
    • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
    • ビザ切り替えサポート
    • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
    • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
    • LINEやZOOMでのサポート付
    • 次の留学・再渡航のサポート

    エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じ条件です(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお「無料」なのは手配・代行サービスの部分で、滞在費・保険料などの実費は別途かかります。

    タスマニア大学の関連ページ

    Free Consultation

    「私の評定平均だと、何%になりますか?」
    その質問に、書類を見て具体的にお答えします。

    「3.25に届いているか」「志望コースの基準はいくつか」「50%の招待に間に合う出願時期はいつか」「志望コースは対象外ではないか」「減額後の総額はいくらか」――成績証明書をお送りいただければ、志望コースごとに確認してお伝えします。「20%が妥当です」とはっきり申し上げることもあります。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方のご相談も歓迎します。

    ※本ページは、タスマニア大学公式サイト(utas.edu.au)の公開情報をもとに、2026年8月13日時点で作成しています。奨学金の条件・締切・対象外コースは、公表されている2027年入学者向けのTerms and Conditionsにもとづきます。学費は各コースの公式ページに掲載されている「留学生の修了までの授業料の目安(Indicative total tuition fee for international students)」を定価とし、減額後の金額は各減額率を掛けて算出した理論値です。タスマニア大学の学費はCPI(消費者物価指数)で毎年改定され、公表額は履修する科目と単位数によって変動します。また奨学金の名称・減額率・成績基準・申請締切・対象外コースは年度ごとに改定され、大学は対象外リストを予告なく更新する権利を留保しています。タスマニア大学の留学生奨学金は併用できず、外部スポンサーシップを受けている方は対象外です。適用可否・締切は、出願年度・入学期の条件を必ず公式サイトまたはアンアルウェンでご確認ください。

    最終更新:2026年8月13日/監修:松本 朋弥(アンアルウェン 代表・オーストラリア留学カウンセラー)

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