Griffith Scholarships for International Students
最大50%、しかもコース全期間。ただし50%は「申請しないともらえない」奨学金で、入学時期ごとに締切があります。一方、20%減額のほうは申請不要で自動判定。この違いを理解しているかどうかで、数百万円の差が生まれます。
グリフィス大学(Griffith University)の留学生向け奨学金は、減額率の高さと「申請の要否」が制度ごとに違うという2点が特徴です。
最上位のVice Chancellor’s International Scholarshipは授業料50%減額。しかもコースの全期間にわたって適用されます。オーストラリアの大学の留学生向け奨学金としては最高水準です。
ただし――この50%は自動では付与されません。入学許可(Letter of Offer)を受け取ったあとに、成績証明書と自己推薦文を添えて、締切までに別途応募する必要があります。大学のパネルが選考する、いわば「勝ち取る」タイプの奨学金です。
一方で、20%減額のInternational Academic Merit Scholarshipは申請書が一切不要。出願すれば自動的に審査されます。この2つの性格の違いを理解しないまま出願すると、応募すれば届いたかもしれない50%を、締切超過で失うことになります。
このページでは、各奨学金の条件を公式情報で整理したうえで、日本人留学生が現実的に何を狙うべきかまでお伝えします。大学そのものの概要・学費・入学条件については、グリフィス大学 留学ガイドをあわせてご覧ください。
| 奨学金名 | 減額・給付 | 主な条件 | 申請 | 日本人 |
|---|---|---|---|---|
| Vice Chancellor’s International Scholarship |
授業料50% コース全期間 |
GPA 6.0以上(7点満点)。オファー取得後、締切までに応募。2026年・2027年開始 | 必要 締切あり |
対象 |
| International Academic Merit Scholarship |
授業料20% コース全期間 |
GPA 4.5以上(7点満点)。2025年T3、2026年・2027年の全トライメスター開始 | 不要 | 対象 |
| International Student Academic Excellence Scholarship |
授業料25% コース全期間 |
GPA 5.5以上(7点満点)。2026年入学分は2025年7月31日までの出願が条件 | 不要 | 締切済 |
| Griffith College Diploma to Degree Scholarship |
A$3,000 初回トライメスター |
Griffith Collegeのディプロマを修了し学部へ編入する最優秀者1名 | 不要 | 対象 |
| GELI Direct Entry Program Scholarship |
A$1,000 初回トライメスター |
GELIのDirect Entry Programを修了し学位課程へ進学するコホート最優秀者 | 不要 | 対象 |
| Griffith College Academic Merit Scholarship |
2学期目 授業料無料 最大4科目相当 |
Griffith Collegeの1学期目で全プログラム・全キャンパス中の最高GPA(Foundation除く) | 不要 自動選考 |
対象 |
| Griffith College International Student Scholarship |
市場・プログラム により設定 |
2026年T1・T2・T3に新規入学する留学生。枠に上限あり。一部はGPA 4.0以上が条件 | 要確認 | 要確認 |
| GUIPRS (研究課程・留学生) |
学費全額 +OSHC・SSAF |
博士は最長3年半、研究修士は最長2年。競争的な選考 | 必要 | 対象 |
| GUPRS (研究課程・生活費) |
年A$35,656 2026年フルタイム |
生活費のための支給。学費は含みません。隔週で指定口座に振込 | 必要 | 対象 |
| Australia Awards Scholarships |
学費等をカバー | オーストラリア政府の外部奨学金。対象国が限定されます | 必要 | 要確認 |
※金額はオーストラリアドル(AUD)。奨学金の名称・減額率・GPA基準・対象期間・締切は年度ごとに改定されます。本ページは2026年7月31日時点の公式公開情報にもとづきます。出願年度の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
副学長の名を冠した、グリフィス大学で最上位の留学生奨学金です。授業料が50%減額され、コースの全期間にわたって適用されます(継続要件の充足が条件)。学部・大学院コースワークのいずれも対象です。
この奨学金は「取りに行く」ものです。公式の手順は次のとおりです。① まずコースに出願する → ② Letter of Offer を受け取る → ③ そのうえで、入学トライメスターの締切までに奨学金へ応募する。
つまりオファーが届いてから応募するまでに、もう一段階の作業があります。「合格したから終わり」と思って手を止めた瞬間、50%は消えます。しかも締切は入学時期ごとに違います。
さらに注意点がひとつ。受給には「入学オファー」と「奨学金」の両方を、指定された期日までに受諾する必要があります。奨学金レターに書かれた日までに受諾しないと、奨学金は取り消されます。
| 入学時期 | 奨学金の応募締切 | 結果通知 | 学期開始 |
|---|---|---|---|
| トライメスター3 2026年 | 2026年8月15日 | 2026年8月28日 | 2026年11月2日 |
| トライメスター1 2027年 | 2026年11月28日 | 2026年12月11日 | 2027年3月1日 |
| トライメスター1・2027年 (オーストラリアのYear 12修了者のみ) | 2026年12月21日 | 2026年12月24日 | 2027年3月1日 |
| トライメスター2・2026年 (締切終了) | 2026年4月11日 | 2026年4月29日 | 2026年7月13日 |
※Vice Chancellor’s International Scholarship の公式公表スケジュールです。締切・通知日は年度ごとに改定されます。応募には事前にLetter of Offerを取得している必要があるため、実際にはこの締切のさらに数週間〜数ヶ月前から出願準備を始める必要があります。
逆算してください。たとえば2027年3月入学(トライメスター1)を目指す場合、奨学金の締切は2026年11月28日です。そこから逆算すると――
オファー取得までに通常2〜6週間 → 2026年10月中には出願を完了していたい。IELTSのスコアが必要なら、その受験はさらに前。成績証明書の英文版取得にも時間がかかります。「11月28日が締切」ではなく「10月には出願完了」が実務上の期限です。
多くの日本人留学生にとって、現実的な本命となる奨学金です。学業成績にもとづいて授業料が20%減額され、こちらもコースの全期間適用されます。
「申請不要」の意味を正確に説明します。公式サイトには “You don’t need to apply for the scholarship, we’ve kept it as easy as possible.”(応募は不要です。できる限り簡単にしました)と書かれています。
コースへ出願すると大学側が適格性を審査し、該当すればLetter of Offerの「Total program fees」欄に記載されます。奨学金が適用される場合、提示されるデポジット(初回納付額)も20%引き後の金額になります。
Griffith CollegeやGELIなどのパスウェイ機関を経由した「パッケージオファー」の場合は、最終成績がグリフィス大学へ提出された時点で判定されます。
7点満点のGPAは日本ではなじみがありませんが、7.0が最高評価(High Distinction)、4.0が合格水準(Pass)という尺度です。4.5はその中間よりやや上――「並より少し良い成績」で届く水準と考えてください。
グリフィスは国別の「Minimum GPA criteria」をPDFで公表しており、日本の成績がどう読み替えられるかはこの基準表にもとづいて判定されます。「うちの成績では無理だろう」と自己判断で諦めてしまうケースをよく見かけますが、実際に照会すると対象になっていた、ということは珍しくありません。成績証明書をお送りいただければ無料で見通しをお伝えします。
20%が「全期間」続くことの意味。初年度のみ割引という奨学金を用意している大学もありますが、グリフィスのAcademic Merit Scholarshipは卒業までずっと20%引きです。
仮に年間学費$40,000のコースを3年間学ぶ場合、総額$120,000に対して$24,000(約233万円※)の減額。4年制なら$32,000(約310万円)になります。「20%」という数字の印象より、実際のインパクトはかなり大きいといえます。
※1AUD=97円で計算した参考値です。
GPA 5.5 / 7点満点以上を対象とした、授業料25%減額・全期間の奨学金です。こちらも応募手続きは不要で、Letter of Offerで通知される仕組みでした。
この奨学金は公式サイトに「2026年入学分については、2025年7月31日までに学位プログラムへ出願していること」という条件が明記されています。2026年7月31日現在、これから出願される方は対象外です。
したがってこれから出願する方の実質的な選択肢は、50%(要申請)と20%(申請不要)の2つとお考えください。ただし奨学金制度は年度ごとに改定され、新しい枠が設定されることもあります。最新の適用状況はアンアルウェンで無料で確認いたします。
直接入学の要件に届かない場合の進学ルートがGriffith Collegeです。ディプロマ(2〜3トライメスター)を修了するとグリフィス大学の学部2年次に編入できます。このルートには、大学側とカレッジ側の両方に奨学金が用意されています。
Griffith Collegeのディプロマを修了し、グリフィス大学の学部へ編入する留学生のうち、最も優秀な成績を収めた1名に授与されます。A$3,000が、学部初年度の初回トライメスターの授業料から差し引かれます。
受賞者はGriffith Collegeの卒業式で発表され、証書と奨学金レターが授与されます。応募手続きは不要ですが、指定期日までに受諾しないと取り消しとなります。対象は2025年・2026年のトライメスター1・2・3にグリフィス大学へ進学する方です。
Griffith Collegeの1トライメスター目で最も優れた成績(最高GPA)を収めた学生に授与されます。副賞は2トライメスター目の授業料が無料(最大4科目相当)というもので、金額としては最も大きい制度のひとつです。
対象は全プログラム・全キャンパス横断(Foundation Programは除く)で、各トライメスター終了時に選考されます。1回につき最大2名まで授与される場合があります。継続学生であること、フルタイム在籍、未納の学費がないことなどが条件です。
※Navitas系列の奨学金・バーサリーを過去に受給した方、または取り消された方は対象外です。教材費・旅費など授業料以外の費用は含まれません。
Griffith Collegeが、2026年のトライメスター1(3月)・2(6月)・3(10月)に新規入学する留学生を対象に提供している奨学金です。過去にGriffith Collegeで学んだことがない方が対象です。
枠(クォータ)に上限があり、オファー受諾が遅れると対象外になる場合があります。また、対象となる国・プログラムが限定されており、Diploma of Health Care と Masters Qualifying Program は対象外です。日本からの出願が対象になるかは個別確認が必要です。
Griffith College経由には、見落とされがちな「二重の得」があります。
ひとつは時間と学費。ディプロマ修了で学部2年次に編入するため、ディプロマ1年+学部2年=合計3年。Foundation経由の「1年+3年=4年」と比べて1年分の学費と生活費が不要になります。
もうひとつは奨学金の重ね取り。カレッジ在学中にAcademic Merit Scholarship(2学期目授業料無料)を狙い、修了時にDiploma to Degree Scholarship(A$3,000)を狙い、大学進学後はInternational Academic Merit Scholarship(20%)の判定を受ける――という設計が可能です。ただし、次章の「共通するルール」に注意が必要です。
英語要件に届かない場合の受け皿が、グリフィス大学の公式英語教育機関GELI(Griffith English Language Institute)です。Direct Entry Programを修了すれば、IELTSを再受験せずに学位課程へ進学できます。
GELIのDirect Entry Programを修了し、グリフィス大学の学部または大学院コースワークへ進学する学生のうち、そのコホート(クラス)で最も優れた成績を収めた1名に授与されます。A$1,000が初回トライメスターの授業料から差し引かれます。
受賞者はGELIの修了式で発表され、証書と奨学金レターが授与されます。対象は2025年・2026年のトライメスター1・2・3にグリフィス大学へ進学する方です。指定期日までの受諾が必要です。
26週以上まとめて申し込むと週単価が下がります。「とりあえず短く申し込んで、足りなければ延長」というやり方は、結果的に割高になる場合があります。必要期間の見立てが費用に直結する部分です。
博士課程(PhD)や研究修士(Research Masters)といったHDR(Higher Degree Research)は、学部・大学院コースワークとはまったく別の奨学金体系です。金額の規模も大きく変わります。
留学生のHDR候補者を対象に、競争的な選考を経て授与されます。受給するとプログラムの授業料を支払う義務そのものが免除されます。
HDR候補者の一般生活費を支援するための奨学金です。2026年のフルタイム支給額は年A$35,656。パートタイムはこの50%となり、隔週で指定口座に振り込まれます。
GUPRSは学費をカバーしません。留学生の場合、学費はGUIPRSで、生活費はGUPRSで――という組み合わせで考えることになります。有給休暇(年次・病気・育児・文化・パートナー)の規定があり、フルタイム在籍と就労の両立も認められています。
グリフィスはContinuous Scholarship Round(通年募集)という仕組みを採っています。2026年開始分の公募(open merit)は終了しており、2027年開始分は2026年7月に開始されています。
また、生活費のスポンサーや他の奨学金(年A$36,000以上)を確保している方は、その証明を提出することでGUIPRSに「パッケージ」として随時応募できます。日本の財団奨学金や勤務先の派遣制度を持つ方には、こちらのルートが現実的です。
※応募は5年間で最大2回までという回数制限があります。まず指導教員(supervisor)や研究プロジェクトを見つけるところから始めるのが一般的な流れです。
グリフィスの留学生奨学金には、制度をまたいで共通する条件があります。ここを知らずに進めると、受給が取り消される、あるいは想定より減額期間が短くなるということが起こります。
公式の規定では、減額が適用される「期間(Duration)」はLetter of Offerに記載されたプログラム期間から、過去の学習に対して認定された単位(クレジット)分を差し引いた長さと定められています。
つまり――Griffith Collegeのディプロマから学部2年次に編入した場合、20%が適用されるのは残りの2年分です。3年分ではありません。日本の大学から編入する場合も同様です。
これは「損」ではありません。そもそも編入によって1年分の学費そのものが不要になっているためです。ただし総額シミュレーションを組むときに、この点を織り込まないと計算が合わなくなります。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| フルタイム在籍 | プログラムにフルタイムで在籍していること。単位認定によりフルタイム履修ができない場合は除く |
| 全科目の合格 | 履修した科目をすべて合格すること |
| GPAの維持 | 25%のExcellence Scholarshipは年間の累積GPA 5.5の維持が条件(20%のMeritには累積GPA要件の記載はありません) |
| 学業の進捗 | 学生ビザの要件を満たす進捗を維持すること |
| 留学生としての身分 | International Fee Paying(留学生学費区分)であること。区分が変わると奨学金は取り消されます |
入学を後ろ倒しにすると、奨学金の資格を失います。25%のExcellence Scholarshipは「開始を繰り延べた学生は対象外」と明記されており、20%のMerit Scholarshipも「2028年以降へ繰り延べた場合は対象外」とされています。Griffith Collegeの奨学金も「繰り延べ不可(no deferrals)」です。
「オファーは取ったが、渡航を半年遅らせたい」というご相談は実際によくあります。その判断が奨学金にどう影響するかは、必ず事前にご確認ください。
Bachelor of Medical Science/Bachelor of Dental Health Science/Doctor of Medicine/Master of Dentistry/Master of Pharmacy/Master of Speech Pathology/MBA/Graduate Diploma of Flight Management
※上記は公式に例示されている除外プログラムです。完全な一覧は各奨学金のTerms & Conditionsに掲載されており、年度により変わります。またStudy Abroad・Exchange、政府奨学金受給者、オンライン・非学位・オフショア開講のプログラムも対象外です。医療系・MBAを志望される方は、出願前に必ず確認してください。
グリフィスはコース別・年度別に学費を設定しており、包括的な一覧を公開していません。そこでここでは、年間学費の水準ごとに減額額がいくらになるかを早見表として整理しました。ご自身の志望コースの学費に近い行をご覧ください。
| 年間学費 | 20%・3年 | 50%・3年 | 20%・4年 | 50%・4年 |
|---|---|---|---|---|
| $30,000 | −$18,000 | −$45,000 | −$24,000 | −$60,000 |
| $35,000 | −$21,000 | −$52,500 | −$28,000 | −$70,000 |
| $40,000 | −$24,000 | −$60,000 | −$32,000 | −$80,000 |
| $45,000 | −$27,000 | −$67,500 | −$36,000 | −$90,000 |
| $50,000 | −$30,000 | −$75,000 | −$40,000 | −$100,000 |
※単位はオーストラリアドル(AUD)。これは仮定の学費水準にもとづく計算表であり、特定コースの学費を示すものではありません。年間学費に修業年数を掛け、減額率を適用した単純計算です。実際の授業料はコース・年度により異なり、在学中に改定される場合もあります。単位認定(クレジット)を受けた場合、適用期間はその分短くなります。志望コースの正確な学費は、公式のDegree finderでご確認ください。
この表からわかること。年間$40,000のコースを4年学ぶ場合、20%のMerit Scholarshipで$32,000(約310万円※)の減額になります。50%なら$80,000(約776万円)です。
「50%は要申請、20%は自動」という制度の違いは、金額に直すとこれだけの差になります。GPA 6.0以上をお持ちの方が応募を忘れることの損失は、決して小さくありません。
※1AUD=97円で計算した参考値です。
グリフィスはLetter of Offer(入学許可書)の「Tuition and other fees」欄に、適用される学費と奨学金の結果を記載します。つまり正式に出願してオファーを受け取れば、金額が確定した形で提示されます。
アンアルウェンでは、出願前の段階で志望コースの学費を公式情報から確認し、奨学金適用後の総額シミュレーションを無料で作成しています。
アンアルウェン独自コンテンツ
グリフィスの奨学金は最大50%ですが、その基準(GPA 6.0以上+パネル選考)に届く方は限られます。現実的な20%を前提に資金計画を立てるなら、日本側の奨学金制度も並行して検討する価値があります。財源も目的も異なるため、両方に挑戦できます。
| 制度 | 概要 | 対象の目安 |
|---|---|---|
| JASSO 海外留学支援制度 (学部学位取得型) | 日本学生支援機構が、海外の大学で学位取得を目指す方を支援する制度 | 海外大学の学部課程に進学する方。年度により募集方式が変わります |
| JASSO 海外留学支援制度 (大学院学位取得型) | 海外の大学院で修士・博士の学位取得を目指す方への支援制度 | 海外大学院への進学者 |
| トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム | 文部科学省と民間企業による官民協働の留学支援制度。JASSOが運営 | 大学生等。年度(期)ごとに募集要項が公表されます |
| 大学独自の派遣制度 | 在籍中の日本の大学が持つ協定・派遣制度や給付型奨学金 | 日本の大学に在籍中の方。国際課にご確認ください |
| 民間財団の奨学金 | 企業・財団が海外留学者向けに提供する給付型奨学金 | 分野・地域・学歴などの条件は財団ごとに異なります |
研究課程(PhD・研究修士)を目指す方には、特に大きな意味があります。グリフィスのGUIPRSは、生活費のスポンサーや他の奨学金(年A$36,000以上)を確保していれば、パッケージ申請として随時応募できるという仕組みを持っています。
つまり日本側で生活費の奨学金を確保できれば、学費側はGUIPRSでカバーするという組み立てが可能になります。競争的な公募枠を待つより現実的な場合があります。
上記はいずれもグリフィス大学の奨学金ではなく、日本側の制度です。募集時期・支援額・応募資格・選考方法は年度ごとに大きく変わります(募集が行われない年度もあります)。応募をご検討の際は、必ずJASSO・トビタテ!留学JAPANの公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。
アンアルウェンは日本側の制度の申請代行は行っておりませんが、留学計画書の作成や、応募スケジュールと出願スケジュールの調整についてはご相談に応じています。
アンアルウェン独自コンテンツ
Vice Chancellor’s International Scholarship(50%)を必ず狙ってください。ただしこれは応募が必要な奨学金です。手順は「出願 → オファー取得 → 締切までに奨学金へ応募(成績証明書+自己推薦文)→ パネル審査」。
ここでの唯一の対策は「自己推薦文」です。成績はもう変えられませんが、personal statementは書き方で差がつきます。なぜグリフィスなのか、その分野で何を成し遂げたいのか、卒業後にどう社会へ還元するのか――グリフィスは「social justice(社会正義)」「environmental sustainability(環境の持続可能性)」「inclusive access to education(教育機会の開放)」を建学の理念として公式に掲げている大学です。この理念と自分の目標が重なる部分を、具体的なエピソードで語れるかどうかが鍵になります。
仮に落選しても、20%のMerit Scholarshipのほうは自動判定されるため、応募して損をすることはありません。
International Academic Merit Scholarship(20%)が本命です。申請不要で、出願時に自動判定されます。対策として意味があるのは成績証明書を正しく整えることだけです。
日本の成績証明書は、そのまま提出すると評価が正確に伝わらないことがあります。どの科目をどう英訳し、どの証明書を添えるかで判定が変わり得るため、提出前の確認が効きます。20%が全期間続くことを考えれば、ここに時間をかける価値は十分にあります。
GUIPRS(学費全額オフセット)とGUPRS(生活費 年A$35,656)の二本立てで考えます。まず指導教員・研究プロジェクトを探すところから始まります。2027年開始分の公募は2026年7月に開始されています。
日本側で生活費の奨学金を確保できる方は、年A$36,000以上のスポンサー証明を添えることで、GUIPRSへ随時応募できるパッケージ枠を検討する価値があります。応募は5年間で最大2回までという制限がある点にご注意ください。
グリフィスの奨学金戦略は、突き詰めると「締切管理」に行き着きます。
20%は自動判定なので、放っておいても審査されます。しかし50%は締切を1日でも過ぎたら終わり。そしてその締切に間に合わせるには、その前にオファーを取得していなければならず、そのためにはさらに前に出願を終えていなければなりません。
「いつまでに何を終えるか」を最初に決めることが、そのまま奨学金の獲得可能性につながります。アンアルウェンでは、この逆算スケジュールを無料で作成しています。
ポイントは STEP 5 です。20%は出願した時点でほぼ結果が決まりますが、50%は「出願後にもうひと仕事ある」という点が、他大学の奨学金と決定的に違います。
そして、その締切に間に合わせるには逆算して出願時期を決める必要があります。ここを最初に設計できるかどうかが、この大学の奨学金の分かれ目です。
奨学金の50%と20%は、両方もらえますか?
併給についてグリフィスは公式に明示していませんが、実務上は「最も条件の良いもの1つが適用される」と考えるのが安全です。50%に採用されれば50%、不採用でも条件を満たしていれば20%が適用される――という理解で進めるのが現実的です。
いずれにせよ50%に応募することによるデメリットはありません。GPA 6.0以上をお持ちなら、応募しない理由がないとお考えください。正確な併給の可否は、出願年度の条件をアンアルウェンで確認いたします。
GPA 4.5 / 7点満点というのは、日本の成績でいうとどのくらいですか?
7点満点のGPAは7.0が最高評価(High Distinction)、4.0が合格水準(Pass)という尺度です。4.5はその中間よりやや上で、「並より少し良い成績」で届く水準と考えてください。
グリフィスは国別の「Minimum GPA criteria」をPDFで公表しており、日本の成績がどう読み替えられるかはこの基準表にもとづいて判定されます。自己判断で諦めず、成績証明書をもとに確認することをおすすめします。アンアルウェンで無料でお調べします。
50%奨学金の「自己推薦文」には何を書けばいいですか?
公式には「academic records and a personal statement を含めること」とのみ記載されており、書式の指定は公表されていません。
ただしグリフィスは「social justice(社会正義)」「environmental sustainability(環境の持続可能性)」「inclusive access to education(教育機会の開放)」を建学の理念として公式に掲げている大学です。この理念と自分の目標がどう重なるかを、具体的なエピソードで語れるかが実質的な評価軸になると考えられます。アンアルウェンでは構成のご相談に応じています。
Griffith Collegeから2年次編入すると、奨学金はどうなりますか?
奨学金の適用対象にはなりますが、減額が適用される「期間」は、単位認定(クレジット)分を差し引いた長さになります。学部2年次から入る場合、20%が適用されるのは残りの2年分です。
ただしこれは損ではありません。そもそも編入によって1年分の学費が不要になっているためです。加えてカレッジ在学中にはAcademic Merit Scholarship(2学期目の授業料が無料)、修了時にはDiploma to Degree Scholarship(A$3,000)という別の制度もあります。詳しくはGriffith College経由の奨学金をご覧ください。
入学を半年遅らせたい場合、奨学金はどうなりますか?
原則として資格を失います。25%のExcellence Scholarshipは「開始を繰り延べた学生は対象外」、20%のMerit Scholarshipは「2028年以降へ繰り延べた場合は対象外」と公式に明記されています。Griffith Collegeの奨学金も「繰り延べ不可」です。
ただしグリフィスはトライメスター制で年3回(3月・7月・11月)の入学機会があるため、そもそも待ち時間が短く済みます。渡航時期の変更をお考えの場合は、必ず事前にご相談ください。
受給後、成績が下がったら取り消されますか?
継続要件があります。共通するのは①フルタイム在籍、②履修科目をすべて合格、③学生ビザの要件を満たす進捗の3点です。25%のExcellence Scholarshipにはさらに年間の累積GPA 5.5を維持という条件が加わります。
またInternational Fee Paying(留学生学費区分)であることも条件で、区分が変わると奨学金は取り消されます。奨学金は各トライメスターのセンサス日(履修確定日)より前に適用され、残額はセンサス日までに自分で納付する必要があります。
医療系やMBAでも奨学金は使えますか?
一部は対象外です。公式に除外が明記されているのは、Bachelor of Medical Science/Bachelor of Dental Health Science/Doctor of Medicine/Master of Dentistry/Master of Pharmacy/Master of Speech Pathology/MBA/Graduate Diploma of Flight Management などです。
完全な一覧は各奨学金のTerms & Conditionsに掲載されており、年度により変わります。これらの分野を志望される方は、出願前に必ず確認してください。なお看護学(Bachelor of Nursing)は除外リストに含まれていません。
英語コース(GELI)から始めても奨学金の対象になりますか?
はい。GELIやGriffith Collegeを経由する「パッケージオファー」の場合、最終成績がグリフィス大学に提出された時点で、20%のMerit Scholarshipの適格性が審査されます。つまりパスウェイでの成績が、そのまま大学の奨学金判定に使われるということです。
加えてGELI Direct Entry Programのコホート最優秀者にはA$1,000が授与されます。GELIの学費は2026年で週A$470(25週まで)/週A$440(26週以上)、教材費・空港送迎は無料です。詳しくはGELIゴールドコースト校のページをご覧ください。
エージェント経由で出願すると奨学金の条件は変わりますか?
変わりません。学費も奨学金も、大学へ直接出願した場合とまったく同じ条件です。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。
むしろグリフィスのように「申請が必要な奨学金」と「自動判定の奨学金」が混在し、締切が入学時期ごとに違う大学では、進行管理を任せられる分だけ有利に働きます。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。そのうえで、グリフィスの奨学金にはエージェントを通す実務上のメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金申請、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
Vice Chancellor’s Scholarshipは「オファー取得後に、入学期ごとの締切までに別途応募」という二段構えです。締切に間に合わせるには、その数ヶ月前に出願を終えていなければなりません。この逆算スケジュールを組み、期日を管理します。
50%奨学金で唯一「対策できる」のがこの書類です。グリフィスが掲げる理念と、ご自身の目標がどう重なるか――ここを具体的なエピソードで語れるかが評価を分けます。構成のご相談に応じています。
グリフィスの奨学金は7点満点GPAで判定されます。日本の成績がどう読み替えられるかは基準表次第で、自己判断で「無理だろう」と諦めてしまう方が実際にいらっしゃいます。成績証明書をもとに大学へ確認します。
医療系・MBAなど奨学金の対象外プログラムがあります。志望コースを決めてから気づくと計画の組み直しになるため、コース選びの段階で確認します。
減額の適用期間は単位認定(クレジット)分を差し引いた長さです。Griffith College経由や日本の大学からの編入では、ここを織り込まないと総額の見積もりがずれます。正確な総額シミュレーションを無料で作成します。
グリフィスはトライメスター制で3月・7月・11月に入学できます。「GELI → Griffith College → 学部」といった組み合わせを、待ち時間が最小になるよう設計し、ビザ申請も一度で済むようパッケージ出願を組みます。
奨学金には渡航後も続く継続要件(フルタイム在籍・全科目合格)があります。アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しており、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
グリフィスの奨学金を検討している方へ ― 松本より
この大学の奨学金でいちばんお伝えしたいのは、「50%は、応募しないともらえない」という一点に尽きます。
オファーが届くと、多くの方はほっとして手を止めてしまいます。でもグリフィスの場合、そこからもうひと仕事あります。締切は入学時期ごとに決まっていて、過ぎたらその期の枠は終わりです。年間学費$40,000のコースで4年学ぶなら、50%と20%の差はおよそ$48,000(約465万円)。知っているかどうかだけで、これだけ変わります。
今の成績と志望コースを教えていただければ、50%を狙うべきか、20%を確実に取りにいくべきか、率直にお答えします。グリフィスが合わないと思えば、そう申し上げます。どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。グリフィス大学への出願・奨学金申請から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。
Free Consultation
50%の奨学金には、締切があります。
間に合うかどうか、まず確かめませんか。
「今の成績はGPA何点に換算されるか」「50%と20%、どちらを狙うべきか」「締切から逆算するといつまでに出願すべきか」「奨学金適用後の総額はいくらか」――グリフィスが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページの情報はグリフィス大学公式サイト(griffith.edu.au)の各奨学金ページ、Griffith English Language Institute(GELI)公式ページ、Griffith College公式サイト(griffithcollege.edu.au)の公開情報をもとに2026年7月31日時点で作成しています。金額はすべてオーストラリアドル(AUD)です。日本円の参考値は1AUD=97円で計算しています。奨学金の名称・減額率・GPA基準・締切・併給の可否・除外プログラムは年度ごとに改定されます。応募前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。学生ビザ・移民制度に関する事項は、登録移民代理人(MARA)にご確認ください。