Bayside English College(ベイサイド・イングリッシュ・カレッジ)は、メルボルンのCBDにある語学学校です。運営はBayside College Pty Ltd(ABN 87 124 881 965)、CRICOS Provider No. は 02847C。学校資料には「Since 2007」と記載されており、2007年から一般英語とIELTS対策を専門にしてきた学校です。
大きな学校ではありません。開講しているのは一般英語・IELTS対策・ケンブリッジFCE対策・ケンブリッジCAE対策の4本だけで、バリスタや進学準備といった付帯プログラムは持っていません。学校自身も「一般英語とIELTS対策に特化したカレッジ(a specialist College that focuses on General English and IELTS preparation)」と名乗っています。学べる範囲は絞られていますが、そのぶんIELTSの試験官経験がある講師がいることを前面に出しており、スコアづくりを目的に来る学生が集まる学校です。
この学校の位置づけ(数字で見る)
・授業料の定価は週A$380(全コース共通)。奨学金適用後は週A$300(日本から)/週A$210(豪州内から)
・入学金A$200/教材費週A$10(最低A$100・上限A$400)
・授業は月〜金の週20時間。午前 8:15〜12:30/夜間 16:45〜21:00
・コースは4本(一般英語/IELTS/ケンブリッジFCE/ケンブリッジCAE)
・学生ビザで通う方の入学資格は18歳以上
・キャンパスはメルボルンCBDに2か所(Level 7, 525 Flinders St / Level 7, 310 King St)
学校の規模について:Bayside English Collegeは在籍学生数を公表していません。コース数が4本に絞られていること、学校自身が「他校より少人数のクラスで、講師と1対1で話す時間を多く取る」と説明していることから、大規模校ではないと考えられます。ただし具体的なクラス人数の上限・平均は公表されていないため、このページでは数字を書きません。お申込み前に、ご希望の時期・レベルでの実際のクラス人数をアンアルウェンが学校に確認します。
キャンパスの場所と設備
キャンパスはメルボルンCBDに2か所あります。CRICOSに登録されている授業実施場所(4コースすべて)はLevel 7, 525 Flinders Streetで、2026年の料金表でも「Main campus」と表記されているのがこちらです。もう1つのLevel 7, 310 King Streetは、公式サイトの連絡先ページと学校案内に掲載されています。
Bayside English Collegeの学生。中南米・ヨーロッパ・アジアから学生が集まります。
校内イベントの様子。無料のアクティビティが定期的に開かれています。
アクティビティは教室の外にも出ます。メルボルンの街そのものが教材です。
立地 ── メルボルンの中心に歩いて出られる
学校資料には「メルボルンの有名なレーンウェイ、ナショナル・ギャラリー、ボタニック・ガーデンへ、徒歩かトラムですぐ」と書かれています。525 Flinders St はフリンダース・ストリート駅から歩ける距離で、川を渡ればサウスバンクとアーツセンター、フェデレーション・スクエアも徒歩圏です。310 King St はフリー・トラム・ゾーンの中にあり、CBD内の移動に交通費がかかりません。
昼間にフルタイムで働きたい方向け。Bayside English Collegeは午前と夜間で授業料が変わりません(どちらも定価 週A$380/奨学金適用後 週A$300)。
希望の時間帯に必ず入れるとは限りません。2026年の料金表には「Bayside English Collegeは、学生が希望する時間帯(午前・夜間)のクラスに配属されることを保証しない」「クラスへの配属はクラスの人数と学生の英語レベルによって決まり、すべてのレベルがすべての時間帯で開講されるわけではない」と明記されています。
時間帯を前提に仕事や滞在先を決める方は、お申込み前にご希望のレベル・時期での開講状況を学校に確認する必要があります。ここはアンアルウェンで確認してからお申込みを進めます。
これは学生ビザの対象コースではありません。Bayside English Onlineはサブスクリプション型のオンライン講座で、CRICOS登録のコースとは別物です。渡航前にIELTSの形式に慣れておきたい方や、帰国後にスコアを維持したい方の使い方になります。学生ビザで通うコースをお探しの場合は、上の4コースからお選びください。
国籍バランスと日本人比率
Bayside English Collegeは国籍比率のパーセンテージを公表していません。数字が出ていない以上、このページでも推測の比率は書きません。判断材料になるのは、学校案内に掲載されている在籍学生の出身国リストです。
学校は「校内では英語だけを話すことを推奨する(We encourage you to only speak English while at our college)」という方針を掲げており、公式サイトでも「English Only Environment」を特徴の1つとして挙げています。学校資料では「没入(immersion)が英語力を伸ばす最良の方法だと考えている」と説明されています。
違反時の具体的な措置(退室・出席扱いなど)は公表されていません。学校によっては「その日の授業から退室」といった明確なルールを持つところもありますが、Bayside English Collegeは推奨という書き方にとどめています。厳格な運用を期待して選ぶ場合は、実際の運用をお申込み前に確認します。
アンアルウェンからのコメント:この学校の料金設計は「短期に強く、長期は普通」です。週単価が週数で下がらないため、4週間・8週間で通うなら週A$300は選択肢として強い一方、20週・30週と長くなると、段階制の学校(Impact English College など)との差は縮まります。すでにオーストラリアにいる方は話が別で、週A$210は他校と比べても低い水準です。ワーキングホリデーから学生ビザに切り替える方、現地で学校を変える方には、まず候補に入れる価値があります。ご希望の期間を教えていただければ、他校との総額比較表を無料でお作りします。
支払いのタイミングと返金規定
Bayside English Collegeでいちばん先に確認しておきたいのが、初回にいくら払うかです。2026年の料金表には、CoE(入学許可書)を発行するための初回支払い額が明記されています。日本から申し込む場合とオーストラリア国内から申し込む場合で、条件がまったく違います。
支払いが遅れたときのルールは厳しめです。学校のPayment Plan and Late Payment of Fees Policy(V3.0・2025年11月)では、期日を過ぎると週A$35の延滞料が発生します。7日以内に支払わないと授業への出席ができなくなり、分割払いの契約は解除されて残額の一括請求になります。未納が28日を超えるとA$500が加算され、債権回収会社に情報が渡ることがあります。授業料を滞納したままだと、修了証も発行されません。
キング・ストリート校ならトラム代がかかりません。310 King St はフリー・トラム・ゾーンの中にあります。CBD内に滞在してフリー・トラム・ゾーンだけで通学できれば、上の表の交通費(週A$30〜A$60)を大きく削れます。滞在先を決める前に通学先の校舎を確定させたほうがいいのは、この差があるからです。
無料の追加クラスとアクティビティ
Bayside English Collegeは授業のほかに、無料の追加クラスとアクティビティを用意しています。学校の説明では「英語の学習は教室に座っていることに限られない」という考え方で、メルボルンの街に出るプログラムが組まれています。
Bayside English Collegeのいちばん分かりやすい強みが、ここです。同じ525 Flinders Street のビルに、姉妹校のDanford College(専門課程・VET)とDanford Higher Education(学位課程)が入っています。学校のコースページには「追加の英語試験なしで職業コースへ直接進める」と記載されています。
進学先
主なコース
特徴
Danford College (専門課程・VET) Level 9, 525 Flinders St
Diploma of Information Technology/Advanced Diploma of Information Technology/Diploma of Project Management/Advanced Diploma of Program Management/Advanced Diploma of Leadership and Management/Advanced Diploma of Travel and Tourism/Advanced Diploma of Building and Construction ほか 建設トレード系(左官・塗装・建築施工)はポート・メルボルンの実習工房
ディプロマ/アドバンスドディプロマ。大学の学部・大学院へ進む前段としても使えます
Danford Higher Education (学位課程) Level 7, 525 Flinders St
Diploma of Business(CRICOS 112971F) Bachelor of Business(Accounting/112972E) Bachelor of Business(Digital Marketing/112973D) Bachelor of Information Technology(117830A) Master of Information Technology(117829E)
Bachelor of Business(Accounting)はCPA AustraliaとCAANZの認定コース。学士・修士まで同じビルで完結します
他校への進学
大学・大学院・専門学校
IELTSまたはケンブリッジのスコアが判断材料になります。Bayside English Collegeの4コースのうち3本が試験対策コースです
ここは他の語学学校にない構造です。多くの語学学校は「提携校20校」といった形で外部の学校へ送り出しますが、Bayside English Collegeは英語 → ディプロマ → 学士 → 修士 が、同じ 525 Flinders Street のビルの中で完結します。校舎を移らず、生活を変えず、同じ場所で積み上げられる設計です。
学校が発行している2026年の料金表(OFFSHORE版・ONSHORE版/V16.0・2026年4月23日)に、定価の週A$380に取り消し線を引いたうえで「AFTER SCHOLARSHIP」として週A$300(オフショア)・週A$210(オンショア)が記載されています。適用開始は2026年4月21日、終了日は「until further notice(追って通知があるまで)」とされていて、締切日は設けられていません。エージェント限定の価格ではなく、学校が出願者に案内している料金です。ただし予告なく終了することがあるため、お申込みの時点で適用されるかどうかをアンアルウェンが学校に確認したうえで、書面のお見積りをお出しします。
学生ビザで受けられるコースは4本です。一般英語(CRICOS 076462G・1〜60週)は入学要件がなく、どのレベルからでも始められます。IELTS対策(076463G)はIELTS 5.0相当が必要で、CRICOS登録上の期間は12週間です。ケンブリッジFCE対策(102582B・12週)はアッパーインターミディエイト以上、ケンブリッジCAE対策(102583A・12週)はアドバンストが入学基準です。学生ビザを取得する方、または申請する方は18歳以上である必要があります。このほか、渡航しないで受けられるオンラインのIELTS講座(Bayside English Online)もありますが、こちらは学生ビザの対象コースではありません。
Bayside English Collegeは国籍比率のパーセンテージを公表していません。学校の学校案内(Bayside Presentation V7.4)には在籍学生の出身国が36か国挙げられており、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、ペルー、メキシコ、ウルグアイ、ベネズエラ、ドミニカ共和国といった中南米、ドイツ、ギリシャ、スペイン、エストニア、ルーマニア、北マケドニアといったヨーロッパ、インド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ、ブータン、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、モンゴル、中国、台湾、イラン、エジプト、トルコ、ケニア、ナイジェリア、モーリシャス、オーストラリアが並びます。このリストに日本と韓国は含まれていません。数字が公表されていないため断定はできませんが、日本語を話す相手が少ない環境である可能性は高いと考えられます。お申込み前に最新の在籍状況をアンアルウェンが学校に確認します。
通えます。学校の入学申込書(Student Application Form V14.0)には、ビザ種別としてStudent(学生ビザ)、Working Holiday(ワーキングホリデー)、Tourist(観光)、Otherの欄が用意されています。すでにオーストラリア国内にいる方はオンショア料金の対象になり、授業料は奨学金適用後で週A$210です。オンショアのお申込みは、CoE(入学許可書)発行時の初回支払いが4週間分の授業料+入学金+教材費なので、日本から申し込む場合より初期費用を抑えられます。なお学生ビザでの就学を予定している方は18歳以上である必要があります。
できます。Bayside English Collegeは同じ525 Flinders Streetのビルに入る Danford College(専門課程・VET)と Danford Higher Education(学位課程)への進学ルートを持っており、公式サイトのコースページには「追加の英語試験なしで職業コースへ直接進める」と記載されています。Danford Collegeにはビジネス・IT・建設・プロジェクトマネジメント・観光などのディプロマ/アドバンスドディプロマがあり、Danford Higher EducationにはDiploma of Business(CRICOS 112971F)、Bachelor of Business(Accounting/112972E)、Bachelor of Business(Digital Marketing/112973D)、Bachelor of Information Technology(117830A)、Master of Information Technology(117829E)があります。Bachelor of Business(Accounting)はCPA AustraliaとCAANZの認定を受けています。もちろん他校への進学も可能で、その場合はIELTSやケンブリッジのスコアが判断材料になります。
費用の話でいちばん実利があるのは、週単価に週数の段階がないことです。ほとんどの語学学校は長く申し込むほど週単価が下がるので、短期の単価は高いままになります。Bayside English Collegeは4週間でも週A$300。同じ4週間で比べると、授業料はA$1,200で、Impact English College メルボルン校のA$1,640、ILSC メルボルン校のA$1,460より抑えられます。さらにすでにオーストラリアにいる方は週A$210で、ワーキングホリデーから学生ビザに切り替える方には効きます。もう1つ、日本から申し込む場合は「24週未満は全額前払い」という条件があります。20週で申し込むと初回A$6,400、24週なら初回A$4,040なので、週数を4週間増やしたほうが最初に出ていくお金は少なくなります。ここは知らずに申し込むと計画が狂うところです。
掲載情報について
本ページのコース内容・学費・時間割・支払い条件・返金規定・滞在先は、Bayside English College の公式サイト(General English/IELTS Exam Preparation/Extra Activities & Classes/Services/About Us/Contact の各ページ)、学校が発行している2026年料金表 OFFSHORE 版・ONSHORE 版(V16.0・2026年4月23日)、学校案内(Bayside Presentation V7.4)、Student Application Form V14.0(2025年11月)、Fees Refund Policy V3.0(2025年11月)、Payment Plan and Late Payment of Fees Policy V3.0(2025年11月)、Pre-Arrival Information for Students、学校パンフレット(2024年 V4.3)、およびオーストラリア政府のCRICOS登録内容(076462G/076463G/102582B/102583A)をもとに、2026年9月2日時点でアンアルウェンが確認・作成したものです。
料金・日程・奨学金の適用条件は予告なく変更されることがあります。とくに授業料の奨学金(週A$300/週A$210)は、学校の資料に「until further notice(追って通知があるまで)」と記載されており、締切日が設定されていない代わりに予告なく終了する可能性があります。お申込み前に必ず最新情報をご確認ください(アンアルウェンで無料で確認します)。