オーストラリアでジャーナリズムを学ぶ(ジャーナリズム留学)
本ページはオーストラリアのジャーナリズム留学 について解説しています。学べる分野の違い、必要な英語力・ポートフォリオ(記事サンプル)、学費と期間、卒業後の就職先やインターン情報まで、学校選びの判断材料 を体系的にまとめました。
ジャーナリズムの分野と学べる内容
ジャーナリズムは、新聞・テレビ・デジタルメディア・ラジオ・ポッドキャストなど、活躍の場は多岐にわたります。オーストラリアの大学では、
ニュース制作(企画・取材・執筆・編集)→発信→振り返り を繰り返しながら、現場で通用する「伝える力」を鍛えていきます。
ニュースジャーナリズム
政治・経済・社会問題など公共性の高いテーマを扱う分野。
ニュースの構成、取材の基本、事実確認(ファクトチェック)、倫理などを徹底的に学びます。
デジタル&オンラインジャーナリズム
オンラインメディアやSNS、ニュースアプリ向けの発信に特化した分野。
見出しやサムネイルの設計、Web向けの文章の書き方、写真・動画・音声を組み合わせたマルチメディア記事制作を学びます。
放送ジャーナリズム(TV・ラジオ・ポッドキャスト)
テレビニュースやラジオ、ポッドキャストを通じて情報を伝える分野。
ニュース原稿の書き方、スタジオ/ロケでの収録、映像・音声編集、ナレーションやアナウンスの基礎を実習形式で学びます。
マガジン/特集ライティング
雑誌やWebマガジン向けの特集記事・インタビュー記事・コラムなど、時間をかけて深く掘り下げるタイプの文章を扱う分野。
ストーリーテリング、構成力、人物インタビュー、ルポルタージュの書き方を身につけます。
データジャーナリズム&調査報道
統計データや公的資料を読み解き、社会問題を可視化する分野。
データの収集・整理・分析、グラフや図解による可視化、情報公開請求など、裏付けのある記事づくりの手法を学びます。
スポーツ・カルチャー・ライフスタイル
スポーツ、音楽、映画、ファッション、ライフスタイルなどに特化した分野。
試合のレポート、イベントレビュー、アーティストやクリエイターへのインタビューなど、
読者が「知りたい・読みたい」と思う切り口を考えながら記事を制作します。
オーストラリアでジャーナリズムを学ぶメリット
① 英語ジャーナリズム × グローバル視点
ジャーナリズムは「言葉」と「文脈」 がすべて。英語圏で学ぶことで、海外メディアの文体・ニュース価値判断・倫理基準を肌で感じながら、
英語で伝える文章力・インタビュー力 を磨くことができます。
② 実践的なニュースルーム体験
多くの大学で学内ニュースサイト・オンラインメディア・学生ラジオ/TV局 を運営しており、取材・撮影・編集・配信を一連で経験できます。
学内外のインターンシップを通じて、現地メディアとのつながりを作れるのも強みです。
③ 就職・キャリアに直結するスキル
ジャーナリズムのスキルは、メディア業界だけでなく、広報・PR・マーケティング・企業のオウンドメディア など幅広い職種で評価されます。
企画力・文章力・リサーチ力・プレゼン力は、あらゆるビジネスで活かせる強みになります。
取得できる資格・学位
Diploma / Advanced Diploma in Journalism / Media
Bachelor of Journalism(学士)
Bachelor of Communication (Journalism / Media / Digital Media)
Master of Journalism / Communication(修士)
※入学要件・期間は学校やコースにより異なります。英語基準に満たない方は付属語学学校やパスウェイコースの利用も可能です。
卒業後の進路・就職例
主な就職先・働き方
新聞社/オンラインニュースメディア
テレビ局/ラジオ局/制作会社
デジタルメディア編集・コンテンツ制作
出版社/雑誌・Webマガジン
広報・PR会社/企業の広報・IR部門
NGO・国際機関・行政の広報・コミュニケーション担当
フリーランスジャーナリスト/ライター/フォトグラファー
学校によってはカリキュラム内にインターンシップ が組み込まれており、現地メディアや企業の広報部門で経験を積むことができます。
デジタル領域・マルチメディアに強い学生は、就職・フリーランスともに需要が高い傾向 にあります。
学校と都市の選び方(失敗しないチェックリスト)
分野の強み :ニュース・放送・デジタルなど、希望分野の実績(卒業生の就職先/学生メディアの活動/受賞歴)
実習環境 :スタジオ・編集室・機材の充実度、学内ニュースサイトの有無
インターン・就職サポート :メディア業界との提携、キャリアセンター、卒業生ネットワーク
都市との相性 :シドニー(メディア企業が多い)、メルボルン(カルチャー・イベントが豊富)、ブリスベン(落ち着いた環境と温暖な気候)など
入学要件 :英語スコア、提出物(記事サンプル・エッセイ)、入学時期
費用感 :学費・生活費・初期費用(PC・機材など)の総額
出願〜出発までの流れ
無料カウンセリング(希望分野・期間・都市・開始時期・予算を共有)
学校・コース選定(比較表/入学要件・英語スコア・記事サンプル等の確認)
出願書類準備(英語力証明・エッセイ・記事サンプルなど)
オファー&入学手続き/学費納入・保険(OSHC)手配
入学許可(CoE)取得 → 学生ビザ申請
滞在先・航空券手配/PC・編集ソフト等の準備
出発・到着オリエンテーション/生活・アルバイト・トラブル時のサポート
01
出願〜ビザまで ワンストップ
学校選び、出願書類、英語・作品要件の確認、ビザ申請のサポート まで一貫対応。
はじめての留学でも迷わないよう、ステップごとに伴走します。
学校・コースの比較表を作成
英語スコア/ポートフォリオ・記事サンプルの相談
合格〜渡航までのタイムラインを一緒に設計
02
費用を抑えた プランニング
各学校の最新プロモーションやスカラシップ情報 を横並びで比較。
「この予算でここまでできる」というリアルなプランをご提案します。
学費・生活費・初期費用をトータルで試算
割引・奨学金が狙える学校をご紹介
都市別の物価感もふまえてアドバイス
03
到着後も 日本語で安心
シドニー・メルボルン現地オフィスに日本人スタッフ常駐 。生活の立ち上げからアルバイト相談、
困ったときのトラブル相談まで、帰国までずっと頼れる窓口があります。
銀行口座・SIM・交通カードなどの手続きサポート
履歴書(CV)・アルバイト探しのアドバイス
体調不良やトラブル時の日本語サポート
オーストラリアのジャーナリズム・メディアスクールランキング
1位 The University of Queensland(UQ)
オーストラリアでも屈指のニュース・ジャーナリズム専攻 を持つ大学です。Bachelor of Journalismでは、ニュース取材からデジタルメディア、調査報道まで幅広く学べます。
2位 UTS(University of Technology Sydney)
シドニー市内で実務色の強いジャーナリズム教育 に定評がある大学。Bachelor of Communication (Journalism)では、学内メディアや業界とのコラボ科目を通して現場に近い学習ができます。
3位 RMIT University
メルボルン中心部にキャンパスを持つ大学。Bachelor of Communication (Journalism)では、テレビ・ラジオスタジオ、マルチメディア編集室など設備が整っており、ニュースルーム同様の環境で学べます。
学費比較(2026年・目安)— ジャーナリズム・メディア学士(Bachelor)
※学費は年間の目安 です。専攻・単位数・年度で変動します。最新額は各大学の公式案内をご確認ください。
大学
所在地
代表学位(例)
年間学費(目安)
奨学金
The University of Queensland
ブリスベン
Bachelor of Journalism
A$45,792/年
あり
UTS
シドニー
Bachelor of Communication in Journalism
A$52,770/年
あり
RMIT University
メルボルン
Bachelor of Communication (Journalism)
A$41,280/年
あり
マッコーリー大学
シドニー郊外
Bachelor of Media and Communications
A$42,000/年
あり
サンシャインコースト大学
サンシャインコースト
Bachelor of Communication
A$28,500/年
あり
対象は学士(Bachelor)レベルのジャーナリズム/メディア系専攻 (例:Journalism / Media / Communication 等)。
奨学金の可否・内容は年度・専攻・成績・出願時期などで変わります。
アンアルウェンの手厚い留学【無料】サポート
アンアルウェンの完全無料サポート
アンアルウェンでは、留学準備から現地生活まで、すべてのステップを無料でトータルサポート しています。
留学生一人ひとりに合わせた、以下のサポートをすべて無料で提供しています:
ビザ申請の手続きサポート
学校選びのパーソナライズドカウンセリング
入学手続きの代行サービス
ホストファミリーや学生寮の手配支援
銀行口座開設のサポート
海外留学保険の案内
航空券手配のお手伝い
出発前オリエンテーション
英語学習・記事サンプル作成のアドバイス
すべてのサポートは無料 で提供しており、初めての留学でも安心して準備を進められます。
サポートプログラムの詳細はこちら
をご覧ください。
充実した現地サポート
オーストラリア到着後も、現地シドニー・メルボルンオフィスの日本人スタッフ が生活を全面的にサポートします。
現地サポートの内容は以下の通りです:
現地オリエンテーションで、生活・治安・交通などオーストラリア生活に必要な情報をご案内
日本人スタッフが常駐する現地オフィスでの相談対応
銀行口座開設のサポートで安心の手続き
アルバイト探しや履歴書(CV)作成のサポート
交通手段や携帯電話契約のサポート
現地でも安心して過ごせる無料サポート が充実しています。
現地サポートの詳細はこちら
をご覧ください。
オーストラリア・ジャーナリズム留学 よくある質問(FAQ)
どんなジャーナリズム分野を学べますか?
ニュース、デジタルメディア、放送(TV・ラジオ・ポッドキャスト)、雑誌・特集記事、スポーツ・カルチャー、データジャーナリズムなど、多様な分野があります。
興味や将来像に合わせて専攻・科目を組み合わせることができます。
入学に必要な英語力はどのくらいですか?
コースや学校により異なりますが、学士(Bachelor)レベルではIELTS 6.0〜6.5前後が一つの目安です。
英語力が基準に届かない場合は、大学付属英語コースやパスウェイプログラムを経由して進学することもできます。
記事サンプルやポートフォリオは必要ですか?
一部の大学・レベルでは、出願時に英語エッセイや記事サンプル の提出を求められることがあります。
未経験向けのコースでは提出不要のケースも多く、入学後の課題を通じてポートフォリオを整えていくことが一般的です。
どの学位・資格を取得できますか?
Diploma / Advanced Diplomaのほか、大学のBachelor of Journalism、Bachelor of Communication (Journalism / Media)、修士(Master of Journalism / Communication)など段階的に学べます。
学歴や目的、将来のキャリアプランに合わせて最適なレベルを選びましょう。
コースの期間と入学時期は?
学士号は通常3年、修士号は2年程度が目安です。
入学時期は年2回(例:2月・7月)が一般的ですが、学校によってはほぼ年4回がある場合もあります。
学費の目安は?
ジャーナリズム・メディア系の学士課程は、年間A$40,000程度が一つの目安です。
都市・大学・専攻により変動し、年度ごとに改定されるため、最新授業料は個別にお見積もりをご依頼ください。給付型奨学金もご活用ください。
生活費はどのくらいかかりますか?
都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン等)や滞在形態によって異なります。
家賃・食費・交通費・教材費・通信費を含めて、月A$1,000〜2,000前後を想定するケースが多いです。
初期費用(入居費・デポジット・PC・機材購入等)も別途見込んでおきましょう。
在学中にアルバイトはできますか?
オーストラリアの学生ビザでは、2025年時点で2週間あたり48時間まで の就労が許可されています。
カフェやショップ、オフィス補助、メディア関連のインターンなどで経験を積む留学生も多いです。
卒業後の就職やインターンはありますか?
多くの大学にキャリアセンターがあり、メディア企業やPR会社との連携プログラム、インターン情報の提供があります。
デジタルメディア・コンテンツ制作のスキルは求人が増えている分野で、作品(記事・動画・ポッドキャストなど)の質と実務経験が評価されます。
卒業後に働けるビザはありますか?
一定期間以上の学位取得で、卒業後就労ビザ(Post Study Work Visa)を検討できる場合がありますが、制度は頻繁に変更されます。
滞在先はどう選べば良いですか?
ホームステイ、学生寮、シェアハウスなどがあります。初めての海外生活の場合は、最初はホームステイや学生寮で安全・安心を優先し、
慣れてからシェアへ移る方も多いです。通学時間や治安、夜間の帰宅ルートも合わせて確認しましょう。
海外留学生健康保険(OSHC)は必要ですか?
学生ビザ申請の条件として、通常OSHC(海外留学生健康保険)への加入が義務付けられています。
加入期間や保険会社はビザ申請に影響するため、手配タイミングにも注意が必要です。
出願から出発までの流れを教えてください。
①無料カウンセリング → ②学校・コース選定 → ③出願書類準備(英語スコア・エッセイ・記事サンプル等) → ④オファー&入学手続き →
⑤学費納入 → ⑥入学許可(CoE) → ⑦学生ビザ申請 → ⑧滞在先/航空券/保険 → ⑨出発・到着オリエンテーションという流れが一般的です。
どの都市が自分に合っていますか?
メディア企業の数、生活コスト、気候、治安、ライフスタイルで選ぶとよいでしょう。
例:シドニー(メディア本社が多く求人が豊富)、メルボルン(カルチャー・イベント・クリエイティブ業界)、ブリスベン(穏やかな気候と比較的抑えやすい家賃)など。
年齢制限はありますか?
多くの大学で年齢上限はありませんが、コースによっては最低年齢や学歴要件があります。
社会人でキャリアチェンジやスキルアップを目的とした方の出願も増えています。
大学休学中の留学やTAFE/専門学校への進学は可能?
可能です。日本の大学を休学し、1年程度ジャーナリズム・メディアを学ぶケースや、単位認定・編入(Credit/RPL)を検討できる場合もあります。
将来のキャリアや復学後の単位認定も踏まえて計画しましょう。
TAFE・専門学校と大学の違いは?
TAFE/専門学校は、短期間で実務スキル重視・少人数制で学べるのが特徴です。大学は理論・研究・批評的思考に加え、より広いネットワークが強みです。
「早く現場で働きたい」「学位を取りたい」など目的に合わせて選択します。
途中で専攻やコースを変更できますか?
変更が可能な場合もありますが、ビザ条件や卒業までの期間、学費に影響します。
変更前に学校・ビザ要件・将来のキャリアとの整合性を必ず確認し、カウンセラーに相談することをおすすめします。
奨学金や授業料ディスカウントはありますか?
各大学のインターナショナルスカラシップや期間限定キャンペーン、早期出願割引などがあります。
募集時期・条件・人数枠は学校により異なるため、早めに情報収集し、応募可否を確認しましょう。
アンアルウェンのサポート内容は?
コース提案、学校比較表の作成、出願サポート、見積もり、ビザ手続きの案内、滞在・空港送迎手配、到着後の現地相談などを提供しています。
留学に必要なサポートはもちろん、出発前から滞在中、帰国までしっかりサポートをさせていただいております。
まず何から始めれば良いですか?
希望分野(ニュース・デジタル・放送など)、期間、都市、開始時期、予算感をメモし、無料カウンセリングをご利用ください。
その内容を基に、あなたに合ったジャーナリズム留学プランと学校比較表・見積もり をご提案します。
最終更新日:2025年12月8日
編集:アンアルウェン(オーストラリア留学エージェント)