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  • アデレード大学の奨学金|最大50%減額の条件と申請方法【2026年】

  • 2026.08.16 UPDATE
  • 🇦🇺 オーストラリア留学 / 大学奨学金・アデレード

    アデレード大学の奨学金|
    最大50%減額の条件・GPA基準・締切 完全ガイドADELAIDE UNIVERSITY SCHOLARSHIPS

    減額率は4段階(50%・25%・15%・10%)に整理され、25%以下は申請不要で自動判定されます。
    減額は標準修業年限の全期間続きますが、継続には学期ごとのGPA維持が必要です。

    💰 最大50% ── Academic Excellence(要申請・締切あり) 🎓 25% Emerging Leaders ── 申請不要 📗 15% Merit ── GPA 4.5以上で自動判定 🤝 10% Alumni/Partner ── 申請不要 ⏳ 減額は標準修業年限の全期間(GPA維持が条件) 🔬 研究学位は授業料100%免除+生活費(AURS) 🌏 対象国リストなし ── 日本国籍も同条件
    This page at a glance
    1. 減額率は10%・15%・25%・50%の4段階です。このうち10%・15%・25%の3つは申請不要で、コースに出願すれば大学側が自動的に判定し、該当すればオファーレターに記載されます。エッセイも推薦状も不要です。
    2. 減額は「標準修業年限の全期間(standard full-time duration)」にわたって続きます。3年制の学部なら3年間、4年制なら4年間。初年度だけの割引ではありません。ここが留学の総額に最も大きく効きます。
    3. ただし継続条件が明示されています。各学期末に、50%はGPA 5.5以上、25%はGPA 5.0以上、15%はGPA 4.5以上(いずれも7点満点)を維持する必要があります。下回ると停止、または次回の請求に適用されません。「取ったら終わり」ではなく「維持するもの」です。
    4. 主要な奨学金に「対象国リスト」がありません。条件は「留学生として、自分で学費を払って学ぶ人であること」と成績基準だけで、出身国は問われません。特定の国・地域に限定した枠を並べる大学が多いなかで、この設計は日本人にとって素直に有利です。
    5. 最上位の50%だけが例外で、専用フォームからの申請と締切が必要です。2026年入学の場合、Semester 1は前年7月1日開始・11月30日締切、Semester 2は同年4月1日開始・5月22日締切と公表されていました。「オファーが来たから安心」と手を止めると、応募の機会そのものが過ぎてしまいます。
    6. 成績の前に、志望コースが対象外でないかを確認してください。医学、歯学、獣医学、心理学修士、理学療法修士、MBAの各専攻は除外されています。50%は約22課程、25%は学部11課程・大学院14課程が対象外です。成績がどれだけ良くても、コースで外れることがあります。

    オーストラリアの大学の奨学金は、「対象国リストを読むところから始まる」ことがほとんどです。ヨーロッパ限定、東南アジア限定、中国限定――魅力的な減額率が並んでいても、日本国籍では応募できない。実務ではこれが日常的に起こります。

    アデレード大学は、その点で構造が違います。主要な留学生奨学金に対象国リストが置かれていません。日本国籍の方が最初に確認すべきなのは「自分の国が入っているか」ではなく、「自分の成績がどの段階に届くか」「志望コースが対象外になっていないか」の2点です。

    そしてもうひとつ。アデレード大学の減額は「標準修業年限の全期間」続きます。初年度だけ安くなるタイプの奨学金と、3年間・4年間ずっと同じ率で減り続けるタイプでは、総額への効き方がまったく違います。年A$52,500のコースで25%なら、3年間でA$39,375の差になります。

    ただしアデレード大学には、他大学ではあまり見かけない特徴が2つあります。①継続にGPAの維持が明示的に求められること、②単位認定を取りすぎると対象から外れることです。この2つを知らないまま進めると、途中で減額が止まったり、そもそも判定対象にならなかったりします。

    このページでは、それぞれの奨学金の正確な条件、判定の分かれ目、対象外コース、そして減額後の実額を整理しました。大学そのもの(ランキング・キャンパス・入学条件・学費の全体像)についてはアデレード大学の詳細ページをご覧ください。

    このページで確認できること
    1. 「対象国リスト」が置かれていない ― 日本人が素直に有利な設計

      条件は「留学生として、自分で学費を払って学ぶ方であること」と成績基準だけ。ヨーロッパ限定・中国限定・東南アジア限定といった枠を並べる大学が多いなかで、アデレード大学は出身国で選別していません。→ 一覧表で対象可否を確認する

    2. 継続に必要なGPA ― 「取ったら終わり」ではありません

      50%はGPA 5.5、25%はGPA 5.0、15%はGPA 4.5(いずれも7点満点)を各学期末に維持する必要があります。この条件を明示している大学は多くありません。入学後の成績が、そのまま翌学期の請求額に反映されます。→ 共通するルールと注意点

    3. 単位認定を取りすぎると、奨学金の対象から外れます

      「単位認定を引いたあとで、学部72単位・修士48単位以上が残っていること」が条件です。DiplomaやTAFEからの編入で単位を多く得るほど、対象外になる可能性が上がります。短縮の節約額と、奨学金の節約額はトレードオフです。→ 単位認定と奨学金のトレードオフ

    4. 減額額の実額と、フリンダース大学との比較 ― 「◯%」を金額に直しました

      2026年入学の公式学費に各減額率をかけた修了までの総額を、学部8コース・大学院4コース分。さらに同じアデレードのフリンダース大学と、成績帯別に有利/不利が入れ替わる境目まで。→ 減額額の早見表フリンダース大学との比較

    奨学金 一覧表(減額率と申請の要否)

    出典:アデレード大学公式サイト/2026年8月16日確認の公表内容

    減額率正式名称申請成績の基準継続に必要な
    学期GPA
    日本国籍
    50% Adelaide Academic Excellence Scholarship 要申請
    締切あり
    学部:ATAR 99相当以上
    全体:GPA 6.7以上(7点満点)
    5.5
    25% Adelaide Emerging Leaders Award 不要 学部:ATAR 90相当/IB 33/
    GCE A-level 12
    大学院:GPA 5.5〜6.0以上
    5.0
    15% Adelaide Merit Scholarship 不要 ATAR 75相当以上、または
    GPA 4.5以上(7点満点)
    4.5
    10% Adelaide Global Alumni Scholarship 不要 アデレード大学/旧UniSA/
    旧University of Adelaideの修了生
    または1学期以上の交換留学経験者
    10% Adelaide Partner Award 不要 大学が認定したパートナー機関
    からの出願者
    要確認
    全額免除
    +生活費
    Adelaide University Research Scholarship(AURS) 要申請
    ラウンド制
    研究学位(PhD・MPhil)。
    研究計画書・研究業績・
    指導教員の受け入れが必要

    ※GPAはすべてアデレード大学の7点満点スケールです。減額はいずれも標準修業年限(standard full-time duration)にわたって適用されます。併用はできず、通常は最も有利なもの1つが適用されます。出典:Adelaide University 公式「International student scholarships」および各奨学金ページ(2026年8月16日確認)。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    この表で最初に見ていただきたいのは、右から2列目の「継続に必要な学期GPA」です。

    オーストラリアの大学奨学金には、継続条件を明示していないものも多くあります。アデレード大学は各奨学金の規約に、維持すべきGPAを数字ではっきり書いています。これは裏を返せば、下回れば止まるということを明示しているということです。

    実務的には、50%を取った方がいちばん厳しいことになります。GPA 6.7で入って、そのあと毎学期5.5を維持する必要があるからです。25%はGPA 5.0、15%はGPA 4.5。15%は入学基準と継続基準が同じ4.5なので、「入れたらそのまま維持しやすい」設計とも言えます。

    留学の資金計画を立てるときは、「減額が続く前提の総額」と「途中で止まった場合の総額」の両方を見ておくことをおすすめします。アンアルウェンでは両方の数字をお出ししています。

    Adelaide Academic Excellence Scholarship ― 授業料50%減額

    Adelaide Academic Excellence Scholarship最上位/学部・大学院コースワーク

    50%授業料減額・全期間
    要申請締切あり選考型学部・大学院コースワーク国籍不問

    アデレード大学の最上位の留学生奨学金です。授業料が50%減額され、標準修業年限の全期間にわたって適用されます。対象は「過去の学修で卓越した学業成績を収めた留学生」です。

    応募資格は、学部が「ATAR 99相当以上(または各国の同等資格)」、全体として「7点満点GPAで6.7以上、またはこれに比肩するスコア」。ATAR 99は、オーストラリアの高校卒業生の上位1%にあたります。極めて高い水準です。

    他の奨学金と決定的に違うのは、専用の申請フォームを提出する必要がある点です。フォームは一般出願者用とSATAC経由の出願者用の2種類が用意されており、案内に従って提出します。

    Amount授業料50%減額
    標準修業年限の全期間
    Eligibility学部:ATAR 99相当
    全体:GPA 6.7/7.0以上
    Application専用フォーム提出
    締切あり
    Continuation各学期 GPA 5.5以上
    (7点満点)

    締切が「出願の締切」より前に来ることがあります。2026年入学の場合、公表されていた申請期間は次のとおりでした。

    Semester 1(2月入学):2025年7月1日 開始 → 2025年11月30日 締切
    Semester 2(7月入学):2026年4月1日 開始 → 2026年5月22日 締切

    ここが最大の落とし穴です。アデレード大学の奨学金は「出願すれば自動判定」というイメージが強いのですが、この50%だけは自動では付与されません。「オファーが来てから考えよう」と手を止めてしまうと、応募の機会そのものが過ぎてしまいます。

    対象外プログラム

    医学・健康・専門課程を中心におよそ22の課程が対象外と公表されています。医学(Doctor of Medicine)、歯学、獣医学系の各課程、MBAのほぼ全専攻などが含まれます。ATAR 99・GPA 6.7を満たしていても、コースで外れます。志望コースが対象かどうかは、申請前に必ずご確認ください。

    Adelaide Emerging Leaders Award(25%)― 申請不要の最上位

    Adelaide Emerging Leaders Award成績優秀者/学部・大学院コースワーク

    25%授業料減額・全期間
    申請不要自動判定学部・大学院コースワーク国籍不問

    学業成績とリーダーシップにもとづく奨学金で、授業料25%減額が標準修業年限の全期間適用されます。申請不要で自動判定される奨学金としては、これが最上位です。

    適用ラインは学部が「ATAR 90相当」(またはIBスコア33、GCE A-level 12)大学院・継続学生は「7点満点GPAで5.5〜6.0以上」です。GPAの基準に幅があるのは、出身資格の種類によって求められる水準が変わるためです。

    最大の利点は応募手続きが不要であること。コースに出願すれば大学側が自動的に適格性を審査し、該当すればオファーレター(Letter of Offer)に記載されます。エッセイも推薦状も動画も必要ありません。

    Amount授業料25%減額
    標準修業年限の全期間
    Eligibility学部:ATAR 90/IB 33/
    A-level 12
    大学院:GPA 5.5〜6.0以上
    Application不要
    出願時に自動審査
    Continuation各学期 GPA 5.0以上
    (7点満点)
    対象外プログラム

    学部11課程・大学院14課程が対象外と公表されています。学部は医学・歯学および関連する医療系学位、大学院はMBAの各専攻、臨床系のドクター課程、大学院入学ルートの医療系課程が中心です。

    日本人留学生にとって現実的な最上位ラインがここです。ATAR 99(50%)と比べると、ATAR 90相当は明確に手が届く水準です。しかも申請が不要なので、「狙う」というより「該当したら付いてくる」という性格の奨学金になります。

    Adelaide Merit Scholarship(15%)― 日本人の基準線

    Adelaide Merit Scholarship学部・大学院コースワーク/申請不要

    15%授業料減額・全期間
    申請不要自動判定最も届きやすい国籍不問

    適用ラインは「ATAR 75相当以上(オーストラリアの高等教育修了者)、または7点満点GPAで4.5以上」。大学公式の表現では「credit average(credit相当の平均成績)を達成し、強い学業への取り組みを示した出願者」とされています。

    7点満点で4.5は、中位の成績にあたります。「Go8の奨学金=成績上位者のもの」という思い込みで照会しない方が非常に多いのですが、実務上、日本の大学を卒業された方でこのラインに届く方は珍しくありません。

    こちらも応募手続きは不要で、出願時に自動的に審査されます。継続に必要なGPAも4.5で、入学基準と同じ水準です。「入れたらそのまま維持しやすい」設計と言えます。

    Amount授業料15%減額
    標準修業年限の全期間
    EligibilityATAR 75相当以上
    または GPA 4.5/7.0以上
    Application不要
    出願時に自動審査
    Continuation各学期 GPA 4.5以上
    (7点満点)
    最低履修量の条件(すべての奨学金に共通)

    単位認定(Credit/RPL)を差し引いたあとで、学部は最低72単位(1.5年相当)、修士は最低48単位(1年相当)が残っている必要があります。→ 単位認定と奨学金のトレードオフで詳しく説明します。

    金額にすると、どのくらい効くのか。Bachelor of Business(2026年入学・年A$52,500)で15%が適用されると、年額はA$44,625。3年間でA$23,625の差になります。

    2年制の修士(Master of Computer Science・年A$57,100)なら、2年間でA$17,130の差です。「たった15%」と切り捨てるには大きい額だと考えています。

    Adelaide Global Alumni Scholarship/Partner Award(10%)

    Adelaide Global Alumni Scholarship修了生・交換留学経験者/申請不要

    10%授業料減額・全期間
    申請不要卒業生向け統合前の2校も対象

    アデレード大学、旧南オーストラリア大学(UniSA)、旧アデレード大学(University of Adelaide)のいずれかで学位を修了した方が対象です。1学期以上のStudy Abroad(交換留学)プログラムに参加した方も含まれます。

    統合前の2校の卒業生・交換留学生も対象に含まれる点が重要です。「学部を旧UniSAで卒業 → 大学院はアデレード大学へ」「大学時代に交換留学で1学期だけ在籍していた」というケースも該当します。日本の大学から交換留学で行かれた方は、意外に多く該当します。

    こちらも申請不要で、出願時に自動的に審査されます。ただしAustralia Awards の受給者や、すでに同等以上の授業料免除を受けているスポンサー付き学生は対象外です。

    Amount授業料10%減額
    標準修業年限の全期間
    Eligibility3校いずれかの修了生
    または交換留学経験者
    Application不要
    出願時に自動審査
    Excluded医学・歯学・獣医・
    心理学修士・MBA等

    Adelaide Partner Award認定パートナー機関からの出願者/申請不要

    10%授業料減額・全期間
    申請不要対象機関は要確認

    アデレード大学が認定したパートナー機関から出願する留学生が対象です。どの機関が対象になるかは大学が個別に定めており、公表されているリストは限定的です。

    ご自身が対象になるかどうかは、出願前にアンアルウェンで確認いたします。他の奨学金と併用はできないため、通常はより高い減額率(25%・15%)が適用される場合はそちらが優先されます。

    10%を軽視しないでください。Bachelor of Engineering (Honours)(年A$57,100・4年制)で10%なら、4年間でA$22,840。日本円にして200万円を超える規模です。しかも申請は不要で、該当していれば自動的に付きます。

    実務でよく見かけるのは、「交換留学の経験があることを申告していないケース」です。大学が把握していなければ判定されません。過去にアデレード大学・UniSA・University of Adelaide に少しでも在籍した経験がある方は、必ずお申し出ください。

    研究学位(PhD・MPhil)向けの奨学金 ― AURS

    Adelaide University Research Scholarship(AURS)研究学位/要申請・選考ラウンド制

    100%授業料免除+生活費支給
    要申請ラウンド制PhD・MPhil生活費支給あり競争的

    PhD・MPhil(Master by Research)に進学する研究学生向けの奨学金です。コースワークの奨学金とは費用構造がまったく違います。減額ではなく、授業料の全額免除に加えて、生活費(Living Stipend)が支給されます。

    大学は「アデレード大学が運営する主要奨学金を得た非スポンサーの留学生研究学生は、在籍期間中の授業料が全額免除される」と公表しています。あわせて転居手当や、該当する場合はOSHC(海外学生健康保険)が付帯することもあります。

    選考は競争ラウンド制で、2月・3月入学向けの Major Round と、7月・8月入学向けの Midyear Round が中心です。ラウンド外でも授与されることがあります。

    Amount授業料100%免除
    +生活費(Living Stipend)
    EligibilityPhD・MPhil
    研究計画書・研究業績
    Application要申請
    Major/Midyearラウンド
    Prerequisite指導教員(Supervisor)の
    受け入れ確保が事前に必要
    実務上の注意 ― 順番を間違えないでください

    研究学位は、「出願 → 合格 → 奨学金申請」ではありません。順番はこうです。

    • ① 研究テーマを固め、受け入れてくれる指導教員(Supervisor)を探す
    • ② 指導教員と研究計画(Research Proposal)を詰める
    • ③ 大学へ出願し、同時に奨学金のラウンドに応募する
    • ④ 選考結果を待つ(採択は競争的です)

    ①に最も時間がかかります。指導教員探しは、メールでのコンタクトから始めて数か月かかることも珍しくありません。入学希望日の1年前から動き始めるのが現実的です。

    研究学位は、コースワーク向けの奨学金(50%・25%・15%・10%)の対象外です。逆に、コースワークの修士に進む方はAURSの対象外です。この2つは完全に別の制度とお考えください。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    費用の観点だけで言えば、研究学位は「最も安く留学できるルート」です。採択されれば授業料はゼロ、しかも生活費まで支給されます。2年制の修士でA$114,200を払うのと比べると、桁が違います。

    ただし誰にでも勧められるルートではありません。①明確な研究テーマが必要、②指導教員の受け入れ確保が事前に必要、③選考は競争的、④修了までに3〜4年かかる、⑤コースワークのように「幅広く学ぶ」課程ではない――という条件が付きます。

    すでに日本で修士号をお持ちの方、研究職を目指している方、学部で卒業研究に手応えがあった方には、検討する価値が十分にあります。アデレード大学はQS 2027の「International Research Network」でオーストラリア2位という評価を受けており、研究環境としては強い大学です。ご相談ください。

    減額率はどこで決まるのか ― 判定の分かれ目

    アデレード大学の減額率は、出願時に提出した学歴の成績で決まります。どの成績が使われるかは、出願するルートによって変わります。

    50%要申請
    学部:ATAR 99相当以上/全体:7点満点GPA 6.7以上

    オーストラリアの高校卒業生でいえば上位1%。日本の高校からこの水準と判定されるのは、評定がほぼオール5で、かつ国際資格(IB等)を持つようなケースに限られます。大学院はGPA 6.7=7点満点でほぼ最上位。専用フォームの提出と締切があり、達していても申請しなければ付与されません。

    25%自動判定
    学部:ATAR 90相当/IB 33/GCE A-level 12  大学院:GPA 5.5〜6.0以上

    申請不要の最上位。日本の高校からでも、評定が高ければ十分に射程に入ります。大学院はGPA 5.5〜6.0で、出身資格の種類によって求められる水準が変わります。「日本の大学で成績が良かった」という自覚がある方は、まずここを狙います。

    15%自動判定
    ATAR 75相当以上/7点満点GPA 4.5以上(credit average)

    日本人にとっての基準線です。7点満点で4.5は中位の成績。多くの方が「自分は対象外だろう」と思い込んで照会しないまま出願していますが、実際には該当していることがよくあります。継続基準も同じGPA 4.5なので、入学後の負担も比較的軽い設計です。

    10%自動判定
    成績ではなく「経歴」で決まる枠(Alumni/Partner)

    アデレード大学・旧UniSA・旧University of Adelaide の修了生、または1学期以上の交換留学経験者(Alumni)。あるいは大学が認定したパートナー機関からの出願者(Partner)。成績が届かなくても、経歴で該当すれば適用されます。成績ベースの奨学金と併用はできず、有利なほう1つが適用されます。

    ルート別 ― 「どの成績」で判定されるか

    出願ルート判定に使われる成績実務上のポイント
    日本の高校 →
    学部へ直接出願
    日本の高校の成績
    (国別基準でATAR換算)
    高校3年間の評定がそのまま効きます。高校2年生の段階で意識しておく価値があります。
    Foundation Studies →
    学部
    Foundationの修了成績
    (Eynesburyは500点満点)
    日本の高校の成績は使われません。渡豪後の約11か月の成績で判定されます。高校の評定が振るわなかった方の挽回ルートです。
    Diploma/Degree Transfer →
    学部
    Diplomaの修了成績 単位認定を多く取ると最低履修量の条件(学部72単位)を割り込み、対象外になる可能性があります。要注意です。
    日本の大学 →
    大学院へ直接出願
    日本の大学の成績
    (7点満点GPAに換算)
    大学側が出願書類を見て個別に換算します。「4.0満点でいくつなら7点満点でいくつ」という公式の換算表は公開されていません。
    Pre-Master’s →
    大学院
    Pre-Master’sの修了成績 Kaplan等が提供。単位認定の量によっては、こちらも最低履修量の条件にかかります。
    PhD・MPhil 研究計画書・研究業績・
    指導教員の評価
    成績だけでは決まりません。AURSは完全に別制度で、コースワーク向けの減額は適用されません。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    この表で最も伝えたいのは、上から2行目です。

    Foundation Studies を経由すると、アデレード大学への出願に使われるのは日本の高校の成績ではなく、Foundationの修了成績になります。つまり高校時代の評定は、事実上リセットされます。

    「評定が3.2しかないので奨学金は無理」と思っている高校生の方に、いつもお伝えしていることです。Foundationで良い成績を取れば、25%まで届く可能性が出てきます。Foundationの1年分の学費(約A$35,100)は追加でかかりますが、その後3年間の減額率が15%から25%に上がれば、Bachelor of Business(年A$52,500)で3年間A$15,750の差が生まれます。

    「Foundationは遠回り」と切り捨てる前に、減額率まで含めた総額で比べてください。アンアルウェンでは両ルートの総額比較を無料でお出ししています。

    対象外コース ― 成績より先に、ここを確認してください

    アデレード大学の奨学金は、コースによって対象外になります。しかも対象外の範囲は、奨学金ごとに異なります。成績を気にする前に、まずここを確認してください。

    奨学金対象外の規模主な対象外コース
    Adelaide Academic Excellence(50%) 約22課程 医学(Doctor of Medicine)、歯学、獣医学系、MBAのほぼ全専攻、その他の健康・医療・専門課程
    Adelaide Emerging Leaders Award(25%) 学部11課程
    大学院14課程
    学部:医学、歯学、関連する医療系学位
    大学院:MBAの各専攻、臨床系ドクター課程、大学院入学ルートの医療系課程
    Adelaide Merit Scholarship(15%) 多数 医学系(医科大学課程・Doctor of Medicine・獣医学)、MBA各種、心理学修士、理学療法修士 ほか
    Adelaide Global Alumni(10%) 多数 Doctor of Medicine、Bachelor of Dental Surgery、Master of Psychology の各種、MBA各専攻 ほか

    ※対象外コースの一覧は各奨学金ページに掲載されており、年度ごとに改定されます。上表は2026年8月16日時点の公表内容から主要なものを抜き出した要約です。志望コースが対象かどうかは、必ず出願前に個別にご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。

    この4分野を志望する方は、先にご相談ください
    • 医学・歯学・獣医学 ― ほぼすべての奨学金で対象外です。定価がそのままかかります
    • MBA ― 各専攻とも対象外。アデレード大学のMBAは年A$57,100・1.5年制で、総額約A$85,650が満額でかかります
    • 心理学修士(Master of Psychology 各種) ― 臨床系は対象外です
    • 理学療法修士 ― 対象外です

    これらの分野は、奨学金で総額を下げる戦略が使えません。その代わり、①生活費の安い都市を選ぶ、②修業年限の短い課程を選ぶ、③そもそも他大学の同分野と比較する――といった別の方法で総額を調整することになります。「アデレード大学に奨学金があるから」という理由で選ぶと、この分野では前提が崩れます。

    共通するルールと注意点

    アデレード大学の留学生向け奨学金には、制度をまたいで共通するルールがあります。ここを外すと、成績が届いていても適用されません。

    すべての奨学金に共通する条件
    • 留学生であること ― オーストラリア国籍・ニュージーランド国籍の方、オーストラリアの永住権をお持ちの方は、学費の扱いが異なるため対象外です
    • 対象国リストはありません ― 出身国による制限は設けられていません。日本国籍の方も同じ条件で判定されます
    • CRICOS登録の学位プログラムであること ― 短期プログラムや非学位課程は対象外です
    • 最低履修量を満たすこと ― 単位認定(Credit/RPL)を差し引いたあとで、学部は72単位(1.5年相当)以上、修士は48単位(1年相当)以上が残っている必要があります
    • 他の免除・減免と重複しないこと ― Australia Awards の受給者、すでに同等以上の授業料免除を受けているスポンサー付き学生は対象外です
    • 併用はできません ― 複数の基準に該当する場合、通常は最も有利なもの1つが適用されます
    • 減額の対象は授業料のみ ― OSHC(保険)、滞在費、教材費、出願申請料(A$150)などは対象外です

    継続条件 ― 各学期のGPA維持が必要です

    アデレード大学の奨学金で最も注意すべきなのが、この継続条件です。オーストラリアの大学では継続条件を明示していないケースも多いのですが、アデレード大学は各奨学金の規約に維持すべきGPAを数字で明記しています。

    奨学金入学時の基準
    (GPA・7点満点)
    継続に必要な
    学期GPA
    下回った場合
    Adelaide Academic Excellence(50%)6.75.5停止、または次回の請求に適用されない
    Adelaide Emerging Leaders Award(25%)5.5〜6.05.0同上
    Adelaide Merit Scholarship(15%)4.54.5同上

    ※GPAはアデレード大学の7点満点スケールで、各学期(study period)末に判定されます。正確な継続条件は各奨学金のTerms & Conditionsおよびオファーレターに記載されますので、必ずご確認ください。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    この表を、金額に置き換えて考えてください。

    Bachelor of Engineering (Honours)(年A$57,100・4年制)で25%を得た方が、2年目にGPA 5.0を下回ったとします。3年目・4年目の減額が止まれば、差額はA$28,550。日本円で250万円を超えます。

    つまりアデレード大学では、「入学後の成績」がそのまま学費に跳ね返ります。これは悪いことばかりではありません。逆に言えば「頑張れば維持できる」制度だということです。ただし英語で講義を受ける1年目は、想像以上に成績が伸びにくいのが実情です。

    だからこそ、英語の準備を渡航前に十分にしておくことが、結果的に奨学金の維持につながります。付属語学学校(ELC)のPEPを厚めに取る判断が、長い目で見て正解になることも多いです。ここも含めてご相談ください。

    単位認定と奨学金のトレードオフ

    ここはアデレード大学に特有の、そして見落とされやすい落とし穴です。

    条件(すべての奨学金に共通)

    単位認定(Credit/RPL)を差し引いたあとで、学部は最低72単位(1.5年相当)、修士は最低48単位(1年相当)が残っていること。

    言い換えると、在学期間を短縮しすぎると、奨学金の対象から外れます。

    具体的にどういう場面で起きるか

    ケース残る履修量奨学金実務上の判断
    Diplomaから学部2年次へ編入
    (1年分=48単位を認定)
    96単位
    (2年分)
    ✓ 対象 72単位を上回るため対象内。短縮と奨学金を両立できる範囲です
    大量の単位認定で学部3年次へ
    (2年分=96単位を認定)
    48単位
    (1年分)
    ✗ 対象外 72単位を下回るため対象外。1年分の学費が定価でかかります
    2年制の修士に、
    単位認定なしで入学
    96単位
    (2年分)
    ✓ 対象 対象内。2年分すべてに減額が適用されます
    2年制の修士を、単位認定で
    1年に短縮(48単位を認定)
    48単位
    (1年分)
    ✓ ぎりぎり対象 48単位ちょうどなので条件を満たします。ただしこれ以上短縮すると外れます

    ※単位数は説明のための例です。実際の単位認定量はコースと出願書類によって個別に決まります。「何単位認定されるか」は出願してみないと確定しませんので、認定見込みと奨学金の可否は同時に確認する必要があります。

    どちらが得か ― 実際に計算してみます

    例:Bachelor of Business(年A$52,500)で15%が適用される方の場合
    • ① 単位認定なし・3年間(144単位)で修了
      定価 A$157,500 → 15%減額後 A$133,875
    • ② 1年分(48単位)を認定して2年間で修了
      定価 A$105,000 → 残り96単位で条件を満たすため15%適用 → A$89,250
    • ③ 2年分(96単位)を認定して1年間で修了
      定価 A$52,500 → 残り48単位で条件を満たさず奨学金なしA$52,500

    この例では、③がいちばん安くなります。短縮の効果が奨学金の効果を上回るためです。ただし①〜③では、得られる学位の中身も、在学期間も、生活費も違います。

    減額率が高い場合は、結論が逆転することがあります。たとえば25%が適用される方が2年分を認定して奨学金を失うと、短縮の効果が奨学金の効果に食われて差が縮まります。「短縮すれば安い」と単純には言えません。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    この計算は、ご自身では出しにくいところです。①何単位認定されるかは出願してみないと分からない、②奨学金の減額率も判定されるまで分からない、③生活費は在学年数に比例する――という3つの変数が絡むためです。

    アンアルウェンでは、単位認定の見込みを大学に照会したうえで、①短縮しない場合、②部分的に短縮する場合、③最大限短縮する場合の3パターンの総額(授業料+生活費+OSHC)を並べた表を無料でお作りしています。

    そのうえで申し上げると、費用だけで決めないほうがよいケースも多いです。短縮すれば早く卒業できますが、そのぶん現地での学習期間・就職活動の時間・卒業生ビザに向けた準備期間も短くなります。数字を見たうえで、目的に照らしてご判断ください。

    減額額の早見表(実額シミュレーション)

    学費:アデレード大学公式の各コースページ/2026年入学の表示額

    「25%」「15%」という数字を、修了までの実額に直しました。減額は標準修業年限の全期間に適用されるため、下の表は各コースの修業年限(3年・4年・2年など)で計算しています。

    学部(Bachelor)― 修了までの授業料総額

    コース 年数 定価
    (総額)
    15%
    適用後
    25%
    適用後
    50%
    適用後
    Bachelor of Arts
    年 A$45,100
    3年A$135,300A$115,005A$101,475A$67,650
    Bachelor of Nursing
    年 A$48,600
    3年A$145,800A$123,930A$109,350A$72,900
    Bachelor of Psychology
    年 A$48,600
    3年A$145,800A$123,930A$109,350A$72,900
    Bachelor of Business
    年 A$52,500
    3年A$157,500A$133,875A$118,125A$78,750
    Bachelor of Information Technology
    年 A$52,500
    3年A$157,500A$133,875A$118,125A$78,750
    Bachelor of Science
    年 A$55,400
    3年A$166,200A$141,270A$124,650A$83,100
    Bachelor of Engineering (Honours)
    年 A$57,100
    4年A$228,400A$194,140A$171,300A$114,200
    Bachelor of Laws (Honours)
    年 A$57,100
    4年A$228,400A$194,140A$171,300A$114,200

    ※2026年入学の年間授業料を修業年限ぶん単純に掛けた概算です。実際には在学中に毎年改定されるため、2年目以降はこれより高くなります。また50%は要申請・締切ありの選考型で、ATAR 99相当が条件です。看護・法学は英語要件も高く(全バンド7.0)、そもそも到達が容易ではありません。

    大学院(Master)― 修了までの授業料総額

    コース 年数 定価
    (総額)
    15%
    適用後
    25%
    適用後
    50%
    適用後
    Master of Teaching (Secondary)
    年 A$45,100
    2年A$90,200A$76,670A$67,650A$45,100
    Master of Public Health
    年 A$52,500
    2年A$105,000A$89,250A$78,750A$52,500
    Master of Computer Science
    年 A$57,100
    2年A$114,200A$97,070A$85,650A$57,100
    MBA
    年 A$57,100
    1.5年A$85,650対象外対象外対象外

    MBAは各奨学金で対象外と公表されているため、定価がそのままかかります。年間授業料はどちらもA$57,100ですが、MBAは1.5年制のため総額はMaster of Computer Science(2年)より低くなります。ただし後者に25%が適用されると総額はA$85,650で並びます。「年額×年数」だけで比べると結論を間違えるのが、アデレード大学の特徴です。

    この表から読み取っていただきたいこと
    • 15%と25%の差は、4年制コースで最大A$22,840。Bachelor of Engineering (Honours) の場合です。日本円で200万円を超えます
    • ATAR 90相当(25%)とATAR 75相当(15%)の間に、これだけの差があります。高校2〜3年の評定を上げる意味は、進学先の選択肢だけでなく学費にも直結します
    • 2年制の修士でも、15%でA$13,530〜17,130の差。「たった15%」ではありません
    • 継続条件を落とすと、この差が逆向きに効きます。途中で減額が止まれば、残り年数分は定価に戻ります

    なお上表は授業料だけの比較です。実際にはこれに生活費(アデレードで年A$15,000〜22,000程度)、OSHC、渡航費、出願申請料A$150が加わります。アンアルウェンでは、それらをすべて足した総額シミュレーションを無料でお出ししています。

    フリンダース大学との比較 ― 成績帯で有利/不利が入れ替わります

    アデレード大学の奨学金を検討される方が、必ずと言っていいほど比較されるのがフリンダース大学です。同じアデレード、同じ指定地域、卒業後のビザ条件も同じ。違うのは「大学の格」と「奨学金の設計」です。

    比較項目アデレード大学フリンダース大学
    最大の減額率 50%
    要申請・締切あり
    ATAR 99/GPA 6.7
    50%
    要申請+動画提出
    ATAR 95/GPA 6.5
    自動判定の段階 25%/15%/10% 30%/25%/20%
    自動判定の下限 10〜15% 20%
    コースの入学条件を
    満たせば全員
    学部の定価
    (ビジネス系・年額)
    A$52,500 A$40,900
    3年間の授業料
    (下限の奨学金適用後)
    15%適用
    A$133,875
    20%適用
    A$98,160
    3年間の授業料
    (上位の自動判定適用後)
    25%適用
    A$118,125
    30%適用
    A$85,890
    継続条件 学期GPAを明示
    50%=5.5/25%=5.0
    15%=4.5
    成績維持が求められる
    場合あり
    条件はオファーレターに記載
    単位認定の上限 学部72単位・修士48単位
    以上が残ること
    コース総単位の
    3分の1を超えると対象外
    出願申請料 A$150
    出願1件ごと・返金不可
    大学の格 Go8加盟
    QS世界79位
    Go8ではない
    QS世界374位
    対象国リスト なし なし

    ※アデレード大学の学費は2026年入学、フリンダース大学の学費は2027年入学の公式表示額です。年度が異なる数字を並べている点にご留意ください。フリンダース大学の奨学金制度の詳細はフリンダース大学の奨学金ガイドをご覧ください。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    この表の結論を、率直に書きます。

    「授業料の総額」だけで比べると、ほぼすべての成績帯でフリンダース大学のほうが安くなります。理由は2つ。①定価が年A$11,600低い、②自動判定の下限が20%と高い。この2つが重なるため、3年間で見ると A$35,715 前後の差がつきます。

    ではなぜアデレード大学を選ぶのか。理由は明確です。Go8(オーストラリア八大学)だからです。QS世界79位と374位という差は、就職市場での評価や、日本に帰国したときの認知度に影響します。加えてアデレード大学は鉱山・石油工学、歯学、看護、農学、法学、教育など、23分野が世界トップ100に入っています。

    つまりこの2校の選択は、「約A$35,000の差を、Go8のブランドと分野の実力に払うかどうか」という問いになります。どちらが正解ということはありません。ただしその問いを、数字を見ないまま決めてしまうのはもったいないと考えています。

    ひとつだけ、判断が明確に分かれるケースがあります。それは「アデレード大学の奨学金対象外コース(医学・歯学・獣医・MBA・心理学修士・理学療法修士)を志望する場合」です。この場合、アデレード大学では定価がそのままかかります。費用面での比較材料が消えるため、純粋に「その分野でどちらが強いか」だけで判断してください。

    アンアルウェンでは、両校の減額後の総額に生活費・OSHC・渡航費まで足した比較表を無料で作成しています。南オーストラリア州の大学一覧もあわせてご覧ください。

    日本側で使える奨学金という選択肢

    大学の授業料減額とは別に、日本国内の団体が提供する留学奨学金があります。アデレード大学の減額と併用できる場合があります。

    代表的なもの
    • 日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度 ― 学位取得型・協定派遣型など。給付型で、月額の生活費が支給されます
    • 地方自治体・公益財団法人の奨学金 ― 都道府県・市町村や民間財団が独自に募集しているもの。募集時期・条件は団体ごとに異なります
    • 大学(日本側)の派遣留学プログラム ― 在学中の方は、所属大学の交換留学制度を確認する価値があります

    注意点。アデレード大学の奨学金規約には「Australia Awards 等の政府奨学金受給者は対象外」「すでに同等以上の授業料免除を受けているスポンサー付き学生は対象外」という条項があります。日本側の奨学金が「授業料の免除・支給」を含む場合、大学の減額と重複扱いになる可能性があります。生活費のみの給付であれば通常は問題になりませんが、併用の可否は必ず両方に確認してください。

    実務上のおすすめは、「大学の減額を確定させてから、日本側を探す」という順番です。大学の減額は出願時に自動判定されるため、オファーレターで金額が確定します。その差額を埋める形で日本側の奨学金を探すほうが、必要額が明確になり、応募書類も書きやすくなります。

    アンアルウェンでは、大学の減額後の総額を出したうえで、「あといくら足りないか」を明確にしてからの資金計画をご提案しています。

    状況別の狙い方

    ご相談の多い5パターンについて、実務上の狙い方を整理します。

    あなたの状況現実的な
    本命
    やるべきこと
    高校3年生・評定が高い
    (評定4.5以上・国際資格あり)
    25%
    〜50%
    まず学部へ直接出願できるかを照会。ATAR 90相当と判定されれば25%が自動で付きます。ATAR 99相当が見込めるなら、50%の申請フォームを締切前に提出してください(Sem 1は前年11月30日が目安)。
    高校3年生・評定が中位
    (評定3.0〜4.0)
    15% 直接入学できればATAR 75相当で15%。届かない場合はFoundation経由で、判定に使われるのはFoundationの修了成績になります。高校の評定はリセットされます。渡豪後に頑張れば25%まで射程に入ります。
    日本の大学を卒業・
    成績が良い

    (GPA上位)
    25% 7点満点換算で5.5〜6.0以上なら25%。申請は不要なので、出願すれば自動的に判定されます。GPA 6.7以上が見込めるなら50%の申請も同時に。
    日本の大学を卒業・
    成績は中位
    15% 7点満点で4.5=credit average。「自分は無理」と決めつけて照会しないのが、いちばんもったいないパターンです。2年制修士でA$13,530〜17,130の差になります。
    過去にアデレード大学・
    UniSAに在籍した

    (卒業・交換留学)
    10%
    〜25%
    Alumni Scholarship(10%)の対象です。成績が基準に届けば25%・15%が優先適用されます。1学期の交換留学でも対象なので、必ず申告してください。
    研究に進みたい
    (PhD・MPhil)
    全額免除
    +生活費
    コースワークの奨学金とは別制度です。まず指導教員を探すことから。入学希望日の1年前から動き始めてください。

    Adviceアンアルウェンからのアドバイス

    どのパターンでも、最初にやることは同じです。「志望コースが奨学金の対象かどうか」の確認です。

    医学・歯学・獣医学・MBA・心理学修士・理学療法修士を志望される場合、成績がどれだけ良くても減額は付きません。この確認を後回しにすると、成績や英語の準備に時間をかけたあとで前提が崩れます。

    そのうえで、2番目にやるのは「50%を狙うかどうかの判断」です。50%は要申請で締切があるため、狙うなら早い段階で動線に組み込む必要があります。ATAR 99相当・GPA 6.7という条件は厳しいので、可能性があるかどうかを先に見極めて、なければ25%・15%に集中するのが現実的です。

    アンアルウェンでは、成績証明書をお預かりして①志望コースの対象可否、②見込みの減額率、③50%を狙う価値があるかの3点を無料で整理してお伝えしています。

    申請の流れと締切

    アデレード大学の奨学金は、「自動判定のもの」と「申請が必要なもの」で流れが違います。両方を1本の線に並べると、こうなります。

    • STEP 01|志望コースを決め、奨学金の対象かを確認する成績の話より先に、志望コースが対象外リストに入っていないかを確認します。医学・歯学・獣医・MBA・心理学修士・理学療法修士は対象外です。あわせて英語要件(6.5か7.0か)も確認します。
    • STEP 02|成績証明書を英文で用意する高校または大学の英文成績証明書を取得します。発行に数週間かかる学校が多いため、早めに依頼してください。この書類が、そのまま減額率の判定材料になります。
    • STEP 03|50%を狙うかどうかを判断するATAR 99相当・GPA 6.7以上が見込めるかを確認します。狙う場合は、この段階で申請期間を確認してください。2026年入学の場合、Semester 1は前年7月1日〜11月30日、Semester 2は同年4月1日〜5月22日でした。
    • STEP 04|コースへ出願する(申請料 A$150)アデレード大学へ出願します。出願1件ごとに返金不可の申請料A$150がかかるため、優先順位を整理して必要な出願に絞ります。この出願と同時に、25%・15%・10%は自動的に審査されます。
    • STEP 05|50%の申請フォームを提出する(該当者のみ)専用フォーム(一般出願者用/SATAC出願者用の2種類)を、締切までに提出します。ここを逃すと、成績が届いていても50%は付与されません。
    • STEP 06|オファーレターを受け取る自動判定の奨学金は、オファーレター(Letter of Offer)に減額率が記載されます。条件付きオファーの場合は、卒業証明書や英語スコアを提出して正式オファーに切り替えます。最終成績で減額率が変わることがあります。
    • STEP 07|受諾・学費支払い・CoE取得・ビザ申請オファーを受諾し、初回分の授業料(減額後の金額)を支払うとCoE(入学確認書)が発行されます。学生ビザの申請とOSHCの加入もこの段階です。
    • STEP 08|入学後 ― 各学期のGPAを維持するここからが本番です。50%はGPA 5.5、25%はGPA 5.0、15%はGPA 4.5(いずれも7点満点)を各学期末に維持する必要があります。下回ると停止、または次回の請求に適用されません。
    締切について(重要)

    50%(Adelaide Academic Excellence Scholarship)の申請期間は、入学時期ごとに設定され、年度によって変わります。2026年入学の公表値は次のとおりでした。

    • Semester 1(2月入学):2025年7月1日 開始 → 2025年11月30日 締切
    • Semester 2(7月入学):2026年4月1日 開始 → 2026年5月22日 締切

    出願そのものの締切より前に来ることがあります。「まずコースに出願して、オファーが来てから奨学金を考える」という進め方だと間に合わないケースがあります。出願年度の最新の締切は、アンアルウェンで確認してお伝えします。

    よくある質問

    アデレード大学の奨学金は、日本国籍でも対象になりますか?

    対象になります。アデレード大学の主要な留学生奨学金(Academic Excellence 50%、Emerging Leaders 25%、Merit 15%、Global Alumni 10%、Partner Award 10%)は、いずれも出身国による対象国リストが設けられていません。
    条件は「留学生として、自分で学費を払って学ぶ方であること」と、成績基準を満たすことです。オーストラリア国籍・ニュージーランド国籍の方、オーストラリアの永住権をお持ちの方は、学費の扱いが留学生と違うため対象外です。またAustralia Awards の受給者や、すでに同等以上の授業料免除を受けているスポンサー付き学生も対象外です。

    奨学金の申請書は書かなければいけませんか?

    50%以外は書く必要がありません。Emerging Leaders(25%)、Merit(15%)、Global Alumni(10%)、Partner Award(10%)は、コースへの出願時に大学側が自動的に適格性を判定し、該当すればオファーレターに記載されます。エッセイも推薦状も動画も不要です。
    例外は最上位の Adelaide Academic Excellence Scholarship(50%)で、専用の申請フォームを締切までに提出する必要があります。フォームは一般出願者用とSATAC経由の出願者用の2種類が用意されています。締切は入学時期ごとに設定され、出願そのものの締切より前に来ることがあります。

    減額は入学初年度だけですか?

    初年度だけではありません。アデレード大学の主要な留学生奨学金は、いずれも公式に「standard full-time duration(標準修業年限の全期間)」と明記されています。3年制の学部なら3年間、4年制なら4年間、毎年の授業料から同じ率で減額が続きます。
    ただし継続条件が明示されています。各学期末に、50%はGPA 5.5以上、25%はGPA 5.0以上、15%はGPA 4.5以上(いずれも7点満点)を維持する必要があり、下回ると停止、または次回の請求に適用されません。「取ったら終わり」ではなく「維持するもの」とお考えください。

    25%と15%は、何が違うのですか?

    求められる成績の水準が違います。
    Adelaide Emerging Leaders Award(25%)は、学部でATAR 90相当(またはIB 33、GCE A-level 12)、大学院で7点満点GPA 5.5〜6.0以上(出身資格により基準が異なります)。
    Adelaide Merit Scholarship(15%)は、ATAR 75相当以上、または7点満点GPA 4.5以上で、大学公式の表現では「credit average(credit相当の平均成績)」です。7点満点で4.5は中位の成績にあたるため、15%は想像より多くの方が届きます。
    継続に必要なGPAも25%が5.0、15%が4.5と異なります。15%は入学基準と継続基準が同じなので、維持しやすい設計とも言えます。

    奨学金の対象外になるコースはありますか?

    あります。医学(Doctor of Medicine)、歯学(Bachelor of Dental Surgery等)、獣医学、心理学修士(Master of Psychology 各種)、理学療法修士、MBAの各専攻などが対象外です。
    規模としては、50%奨学金で約22の健康・医療・専門課程、25%奨学金で学部11課程・大学院14課程が除外プログラムとして挙げられています。成績がどれだけ良くても、コースで外れます。
    しかも対象外の範囲は奨学金ごとに異なり、年度ごとに改定されます。志望コースの適用可否は出願前に個別の確認が必要です。アンアルウェンで無料でお調べします。

    他の大学から編入する場合も奨学金の対象になりますか?

    単位認定の量によります。アデレード大学の奨学金には「単位認定(Credit/RPL)を差し引いたあとで、学部は最低72単位(1.5年相当)、修士は最低48単位(1年相当)が残っていること」という条件があります。
    つまり単位認定を多く取って在学期間を短縮するほど、奨学金の対象から外れる可能性が高くなります。Diploma・Degree Transfer Program・TAFE SAからの編入を検討している方は、短縮による学費の節約額と、減額を受けた場合の節約額を比べてから決める必要があります。→ 単位認定と奨学金のトレードオフで実際に計算しています。

    Foundation Studies を経由すると、進学後の奨学金はどう判定されますか?

    日本の高校の成績ではなく、Foundation Studies の修了成績で判定されます。アデレード大学は学内直営のFoundation課程を持たず、Eynesbury CollegeKaplan International College Adelaide といった提携パスウェイ機関が担当しています。
    Eynesbury College の Foundation Studies Program は500点満点のスコアで修了し、そのスコアがアデレード大学への出願成績として使われます。つまり高校時代の評定は、事実上リセットされます。
    「評定が3.2しかないので奨学金は無理」と思っている高校生の方にこそ知っていただきたい仕組みです。渡豪後の約11か月で良い成績を取れば、25%まで射程に入ります。

    研究学位(PhD・MPhil)の奨学金はありますか?

    あります。Adelaide University Research Scholarship(AURS)が代表的で、授業料の100%免除に加えて生活費(Living Stipend)が支給されます。大学は「アデレード大学が運営する主要奨学金を得た非スポンサーの留学生研究学生は、在籍期間中の授業料が全額免除される」と公表しており、転居手当やOSHC(海外学生健康保険)が付帯する場合もあります。
    選考は競争ラウンド制で、2月・3月入学向けの Major Round と、7月・8月入学向けの Midyear Round が中心です。出願にあたっては指導教員(Supervisor)の受け入れ確保が事前に必要で、研究計画書と研究業績が総合審査されます。
    なお研究学位は、コースワーク向けの50%・25%・15%・10%の対象外です。完全に別の制度とお考えください。

    アデレード大学とフリンダース大学、奨学金はどちらが有利ですか?

    授業料の総額だけで比べると、ほぼすべての成績帯でフリンダース大学のほうが安くなります。理由は2つ。①定価が年A$11,600ほど低い(ビジネス系でA$40,900 対 A$52,500)、②自動判定の下限が20%と高い(アデレード大学は10〜15%)。この2つが重なるため、3年間でA$35,715前後の差がつきます。
    上限はどちらも50%(ともに要申請)ですが、自動判定の帯はアデレード大学が25%・15%・10%、フリンダース大学が30%・25%・20%です。
    それでもアデレード大学を選ぶ理由は、Go8(オーストラリア八大学)であることです。QS世界79位と374位という差は、就職市場での評価や日本での認知度に影響します。つまりこの2校の選択は、「約A$35,000の差を、Go8のブランドと分野の実力に払うかどうか」という問いになります。詳しくは比較のセクションをご覧ください。

    条件付きオファーの段階でも、奨学金は判定されますか?

    自動判定の奨学金(25%・15%・10%)は判定されます。出願審査のプロセスで自動的に評価され、オファーレターに記載される仕組みだからです。ただし2点ご注意ください。
    条件を満たして正式オファーに切り替える必要があります。卒業証明書や英語スコアを期限までに提出できないと、奨学金以前に入学自体が確定しません。
    提出した成績で減額率が変わる場合があります。見込み成績で仮判定され、最終成績で確定するケースがあります。最終学期の成績が奨学金のランクを左右することがあるため、最後まで気を抜かないでください。
    なお50%は締切があるため、条件付きオファーを待っていると間に合わないことがあります。

    出願にお金はかかりますか?

    かかります。アデレード大学は「アデレード大学に提出するすべての出願について、返金不可の申請料 A$150」と公表しています。オーストラリアの大学には申請料が無料の学校も多いため、意外な出費になりがちです。
    複数コースに出願すると、そのぶん重なります。アンアルウェンでは、志望コースの優先順位と合格可能性を整理したうえで、本当に必要な出願だけに絞るご提案をしています。なお奨学金の減額は授業料にのみ適用され、この申請料は対象外です。

    奨学金を申し込むのに、エージェント経由だと不利になりませんか?

    不利になりません。学費も奨学金も、大学に直接申し込む場合とまったく同じ条件です。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。
    むしろアデレード大学は、①50%だけが別途申請で締切がある、②単位認定を取りすぎると対象から外れる、③継続にGPAの維持が必要、④出願ごとにA$150の申請料がかかる、⑤2026年に統合したばかりで条件が変わりやすい――といった、見落とすと差が出る部分が多い大学です。
    アンアルウェンでは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料で承っています。

    留学エージェントを使うメリット

    「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、アデレード大学の奨学金には、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。

    • 費用が変わらない

      アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。

    • 50%の締切から逆算した進行管理ができる

      Adelaide Academic Excellence Scholarship(50%)は自動付与ではなく、専用フォームの提出と締切があります。しかも出願そのものの締切より前に来ることがあります。「アデレードの奨学金は自動判定」という理解のままだと、そのまま機会を逃します。

    • 志望コースが対象外でないかを先に確認できる

      医学・歯学・獣医学・MBA・心理学修士・理学療法修士は対象外です。しかも対象外の範囲は奨学金ごとに違い、年度ごとに改定されます。成績や英語の準備に時間をかけたあとで前提が崩れることのないよう、出願前に照合します。

    • 単位認定と奨学金のトレードオフを計算できる

      「単位認定を引いたあとで学部72単位・修士48単位以上が残っていること」という条件があります。単位を多く認定させるほど期間は短くなりますが、奨学金の対象から外れる可能性が上がります。短縮の節約額と奨学金の節約額を並べた表をお出しします。

    • 減額後の総額を試算できる

      減額率が50%・25%・15%・10%と分かれ、しかも対象外コースが細かく設定されています。志望コースが対象かどうかを確認したうえで、減額後の授業料に生活費・OSHC・ビザ申請料・申請料A$150まで足した総額を無料で試算します。

    • フリンダース大学と横並びで比較できる

      大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。同じアデレードのフリンダース大学とは奨学金の設計が違い、成績帯によって有利/不利が入れ替わります。複数校を扱うエージェントでなければ、この比較はできません。

    • 統合後の「最新情報」で判断できる

      アデレード大学は2026年1月開学の新しい大学で、コース番号・要件・学費・奨学金の条件がすべて振り直されました。ネット上には旧University of Adelaide時代・旧UniSA時代の情報が大量に残っています。出願直前に必ず公式で照合します。

    • Foundation経由の「挽回ルート」を設計できる

      Foundation Studies を経由すると、判定に使われるのはFoundationの修了成績です。高校の評定が振るわなかった方でも、渡豪後の努力で25%まで届く可能性があります。直接出願とFoundation経由の総額を並べて比較します。

    • 申請料A$150のムダを減らせる

      出願1件ごとにA$150の返金不可の申請料がかかります。手当たり次第に出願すると、それだけで数万円になります。合格可能性と優先順位を整理し、本当に必要な出願だけに絞るご提案をします。

    • 渡航後も相談できる相手がいる

      アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。入学後にGPAが維持できるかどうかは、生活の安定と直結します。学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。

    このページを書いた人

    アンアルウェン松本朋弥のカウンセリング

    留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。

    松本 朋弥(まつもと ともみ)

    アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー

    2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。

    オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。

    • 2008年 アンアルウェン設立。オーストラリア留学ひとすじ
    • ICN オーストラリア留学情報館(現地)と連携した二拠点サポート体制
    • 夫婦で運営。ご相談から渡航後まで同じ担当者が伴走します
    • オーストラリア現地の学校を実際に訪問・視察。資料ではわからない空気感までお伝えします
    • ご相談・出願手続き・ビザサポートまですべて無料

    アデレード大学の奨学金を検討している方へ ― 松本より

    アデレード大学の奨学金でいちばんお伝えしたいのは、「15%を軽視しないでください」ということです。7点満点でGPA 4.5、つまり中位の成績で届きます。ところが「Go8の奨学金=成績上位者のもの」という思い込みで、照会もせずに諦めてしまう方が本当に多いのです。Bachelor of Business なら3年間でA$23,625。日本円で200万円を超えます。

    そのうえで、この大学の奨学金には他校にない特徴が2つあります。ひとつは継続条件が数字で明示されていること。50%はGPA 5.5、25%は5.0、15%は4.5を各学期末に維持する必要があります。入学後の成績が、そのまま翌学期の請求額に跳ね返ります。だからこそ、英語の準備を渡航前に十分にしておくことが、結果的にお金の話につながります。

    もうひとつは単位認定のトレードオフです。「単位を多く認定させて早く卒業したい」というご相談はよくいただきますが、学部72単位・修士48単位を下回ると奨学金の対象から外れます。短縮したほうが安くなるケースもあれば、逆に高くつくケースもあります。これは計算しないと分かりません。

    そして最後に、率直なことを書きます。授業料の総額だけで比べれば、同じアデレードのフリンダース大学のほうが安くなります。定価が低く、自動判定の下限が20%と高いためです。3年間でA$35,000前後の差。それでもアデレード大学を選ぶ理由は、Go8だからです。QS世界79位という数字と、23分野が世界トップ100という実力。そこに価値を見出すかどうかは、ご本人の目的次第です。

    学びたい分野と、今の成績・英語力を教えていただければ、どの減額率が狙えるのか、フリンダース大学と比べていくら違うのかを、具体的な数字でお答えします。アデレード大学が合わないと判断すれば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

    アンアルウェンのサポート内容(無料)

    アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。アデレード大学への出願・奨学金の適用確認から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。

    出願前サポート(無料)
    • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
    • 奨学金の適用確認・申込み手続き代行
    • 50%奨学金の申請フォーム提出サポート・締切管理
    • 入学申込書類の作成サポート
    • 学生ビザ申請代行サポート
    • GSステートメントの作成含め、全面サポート
    • ホームステイ・学生アパートの手配代行
    • OSHC(海外学生健康保険)の手配代行
    • 航空券・渡航準備のアドバイス
    • 語学学習のアドバイス
    • 出発前の個別オリエンテーション
    渡航後サポート(無料)
    • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
    • 到着後オリエンテーション
    • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
    • コース延長・変更の手続きサポート
    • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
    • ビザ切り替えサポート
    • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
    • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
    • LINEやZOOMでのサポート付
    • 次の留学・再渡航のサポート

    エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。アデレード大学の出願申請料(A$150)、滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。

    アデレード大学の関連ページ

    University アデレード大学 ― 学費・入学条件・キャンパス 2026年開学の経緯、QS世界79位という評価、7キャンパス、コース別の学費(年A$45,100〜57,100)と英語要件、日本の高校からの進学ルートまでまとめています。 Pathway アデレード大学付属語学学校(English Language Centre) 英語が足りない方の入口です。進学英語PEP(10〜35週)と一般英語GEAP(5〜45週)の内容、スコア別の必要週数、週A$630〜655の学費、2026・2027年の開講日までまとめています。 Compare フリンダース大学の奨学金ガイド 同じアデレードの大学。50%・30%・25%・20%という設計で、自動判定の下限が20%と高いのが特徴です。成績中位帯の方は総額で有利になることがあります。 Compare フリンダース大学 THEインパクトランキング2026の「健康と福祉」で世界2位。看護・医療・心理・社会福祉に強く、定価も年A$37,200〜と抑えられています。 South Australia 南オーストラリア州の大学一覧 アデレードを中心とした南オーストラリア州の大学をまとめてご紹介。指定地域としての優遇や、州全体の留学環境もあわせて解説しています。 Scholarships オーストラリアの大学奨学金一覧 大学ごとの留学生向け奨学金をまとめています。減額率・申請の要否・対象コースを横並びで比較できます。

    Free Consultation

    「自分は対象外だろう」で
    照会しないのが、いちばん高くつきます。

    Adelaide Merit Scholarship(15%)の基準は7点満点でGPA 4.5――中位の成績です。3年制の学部でA$23,625の差になります。「志望コースは対象か」「どの減額率が狙えるか」「50%を申請する価値があるか」「フリンダース大学と比べていくら違うか」――成績証明書をお預かりすれば、無料でお調べします。無理な勧誘は一切ありません。

    ※本ページは2026年8月16日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。奨学金の条件はアデレード大学公式「International student scholarships」および各奨学金ページ(Adelaide Academic Excellence Scholarship/Adelaide Emerging Leaders Award/Adelaide Merit Scholarship/Adelaide Global Alumni Scholarship/Adelaide Partner Award)、研究奨学金は同大学公式「Research scholarships」「Adelaide University Research Scholarship (AURS)」の公表値です。学費は同大学の各コースページに掲載された2026年入学者向けの表示額で、シミュレーションはこれを修業年限ぶん単純に掛けた概算です(実際には毎年改定されます)。フリンダース大学の数値は同大学公式の2027年入学向け料金表および奨学金ページにもとづきます。アデレード大学は2026年1月に統合・開学したばかりで、奨学金の名称・条件・対象外コースが変更される可能性が通常より高くなっています。出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。

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