ADELAIDE UNIVERSITY ENGLISH LANGUAGE CENTRE — Adelaide, SA
アデレード大学が自ら運営する学内の語学センターです。授業はアデレード中心部(CBD)のシティ・キャンパス内、Hub Central で行われます。CRICOS Provider No. は大学と同じ 04249J。進学英語のPEPを修了すると、アデレード大学の学位課程に進む前に、改めて英語テストを受ける必要がなくなります。
アデレード大学は、2026年1月に旧アデレード大学とUniSAが統合して誕生したGo8(オーストラリア八大学)加盟校で、QS世界大学ランキング2027では世界79位。その大学に英語で届かないとき、IELTSを受け直す以外の道があります。ただしこの学校のPEPには、他大学の付属校とは違う設計があります。必要な週数が、「今のスコア」だけでなく「志望コースが求める英語要件」でも変わるのです。このページは、そこを取り違えないための整理です。
まず、ご自身がどれに当てはまるかを確認してください
ELCのコースは「英語が足りないのか、学力(学歴)が足りないのか、その両方か」で決まります。ELCが埋めてくれるのは英語だけです。
日本の大学に在学・卒業
学力要件は満たしている
A$6,300〜22,050
10〜35週・2026年開始
高校卒業直後で
英語スコアもこれから
A$35,100〜
Foundationの学費(参考値)
英語要件は満たしているが
成績が基準に届かない
提携機関へ
Eynesbury/Kaplan
アデレード大学には、学内直営のFoundation課程がありません。ELCが提供しているのは英語コース(PEPとGEAP)の2つだけです。学力面の準備は、大学が公式に案内している提携パスウェイ機関(Eynesbury College/Kaplan International College Adelaide/TAFE SA)が担当します。どこに当てはまるかは高校・大学の成績で決まり、PEPの受講週数では変わりません。英文の成績証明書をお預かりすれば、大学に確認したうえで無料でお伝えします。
English Language Centre(ELC)は、アデレード大学が自ら運営する学内の語学センターです。大学と提携している独立系の語学学校ではなく、大学組織の一部として運営されています。
授業を行うのは、アデレード中心部(CBD)のシティ・キャンパスにある Hub Central という建物です。大学公式はこの場所を「平日24時間アクセスできるコンピューター、ミーティングルーム、カフェ、レストランがそろった、学生のために設計されたスペース」と説明しています。語学の段階から、大学生と同じ環境で学べるということです。
授業を行う場所:Hub Central, Adelaide City Campus(North Terrace, Adelaide SA 5000)
コースのCRICOSコード:115633M(公式サイトの表示にもとづきます)
連絡先:elc@adelaide.edu.au/+61 8 8313 4777
アデレードは指定地域(Designated Regional Area)に指定されています。卒業生ビザ(サブクラス485)の延長や永住権申請の加点の対象になるため、シドニー・メルボルンで学ぶ場合とは卒業後の条件が変わります。しかもアデレード大学はGo8(オーストラリア八大学)で、Go8のうち指定地域に該当するのはアデレード大学と西オーストラリア大学だけです。アデレード大学の詳細ページで、学部・大学院の学費や入学条件とあわせてご確認ください。
「大学の中にある」ことより、制度として何が変わるかで比べるのが実際的です。
| 項目 | アデレード大学 ELC | 一般の語学学校 |
|---|---|---|
| 大学進学時の英語要件 | PEP修了で満たせる(大学公式が認定) | IELTS等の受験が必要 |
| コースの種類 | 進学英語(PEP)と一般英語(GEAP)の2本 | 一般英語・試験対策・職業英語など幅広い |
| 入学日 | GEAPは5週ごと・年9回/PEPは週数ごとに設定 | 原則 毎週月曜 |
| 授業料(週あたり) | A$630(2026年)/A$655(2027年) | 学校により異なる(一般に週A$400〜550前後) |
| 奨学金・割引 | 語学コース向けの授業料減額は公表されていません | 時期限定のキャンペーン割引が中心 |
| 最短の受講単位 | GEAP 5週間/PEP 10週間 | 1〜2週間から可能な学校が多い |
| 授業を行う場所 | 大学キャンパスの中(Hub Central・CBD) | 市中の校舎 |
| 学内の進学準備課程 | なし(提携機関が担当) | なし |
ELCが開講しているのは2コースだけです。進学英語のPEPと、一般英語のGEAP。この2つは目的も入学要件もまったく違います。
THE PATHWAY COURSE — 修了で英語要件を満たせる
GENERAL ENGLISH — 入学要件なし・5レベル制
ここが最も誤解されやすい点です。GEAPは「一般英語」であって、「進学英語」ではありません。GEAPをどれだけ長く受けても、それだけではアデレード大学の英語要件を満たせません。進学のために英語要件を満たしたいなら、PEPを修了する必要があります。GEAPは、PEPの入学スコアに届いていない方が土台をつくるためのコース――という位置づけでお考えください。逆に「進学は考えていないが、大学の環境で英語を学びたい」という方には、GEAP単体でも十分に意味があります。
The most important page section
このページでいちばん重要なセクションです。アデレード大学のPEPは、多くの大学付属校と設計が違います。必要な週数が、「今のスコア」だけでなく「志望コースが求める英語要件」でも変わります。
アデレード大学の学位コースは、大半が IELTS 6.5(各バンド6.0)ですが、教育・言語・文学・コミュニケーション/メディア・哲学/宗教といった「言語比重の高い分野」、法学、看護、Master of Teaching は IELTS 7.0 です。この差が、そのままPEPの週数の差になります。
| 現在のIELTSスコア | 必要なPEPの期間 | 授業料 (2026年開始) | 授業料 (2027年開始) |
|---|---|---|---|
| 6.0(各バンド5.5以上) | 10週 | A$6,300 | A$6,550 |
| 6.0(各バンド5.0以上) | 15週 | A$9,450 | A$9,825 |
| 5.5(各バンド5.0以上) | 20週 | A$12,600 | A$13,100 |
| 5.5(各バンド4.5以上) | 25週 | A$15,750 | A$16,375 |
| 5.0(各バンド4.5以上) | 30週 GEAP 5週+PEP 25週 | A$18,900 | ― |
| 5.0(各バンド4.0以上) | 35週 GEAP 10週+PEP 25週 | A$22,050 | ― |
| 現在のIELTSスコア | 必要なPEPの期間 | 授業料 (2026年開始) | 6.5が目標の場合との差 |
|---|---|---|---|
| 6.5(各バンド6.0以上) | 15週 | A$9,450 | ― |
| 6.0(各バンド5.5以上) | 20週 | A$12,600 | +10週/+A$6,300 |
| 6.0(各バンド5.0以上) | 25週 | A$15,750 | +10週/+A$6,300 |
| 5.5(各バンド5.0以上) | 30週 GEAP 5週+PEP 25週 | A$18,900 | +10週/+A$6,300 |
| 5.5(各バンド4.5以上) | 35週 GEAP 10週+PEP 25週 | A$22,050 | +10週/+A$6,300 |
※上記はアデレード大学 English Language Centre が公表しているスコア対応表にもとづきます。IELTSのほかTOEFL iBT・PTE Academic・Cambridge(C1 Advanced/C2 Proficiency)の換算表も公表されています(目安:IELTS 5.0〜7.5=TOEFL iBT 39〜94、PTE 36〜65、Cambridge 154〜185)。正確な判定は出願時に学校が行います。アンアルウェンで無料でお取り寄せします。
| コース | IELTS要件 | PEPの目標 |
|---|---|---|
| Bachelor of Arts/Business/Science/ Information Technology/Psychology | 6.5(各6.0) | 6.5コース |
| Bachelor of Engineering (Honours) | 6.5(各6.0) | 6.5コース |
| 大学院コースワークの標準 Master of Public Health/Computer Science 等 | 6.5(各6.0) | 6.5コース |
| 言語比重の高い分野 教育/言語・文学/コミュニケーション・メディア/哲学・宗教 | 7.0(各6.5) | 7.0コース |
| Bachelor of Laws (Honours) | 7.0(全バンド7.0) | 7.0コース |
| Master of Teaching | 7.0(全バンド7.0) | 7.0コース |
| Bachelor of Nursing/助産 | 7.0(全バンド7.0) OETは各パートB以上 | 7.0コース |
| MBA | 7.0(各6.0) | 7.0コース |
※コース別の英語要件はアデレード大学の各コースページの公表値です。法学・教職・看護のように「全バンド7.0」を求めるコースについて、PEP修了でどこまで満たせるかは、公式に細かく明示されていません。目指すコースが決まっている場合は、学校に個別確認したうえでお伝えします。
以下はアデレード大学 English Language Centre が公表している2026年・2027年の授業料と開講日です。
| 期間 | 構成 | 2026年開始 | 2027年開始 |
|---|---|---|---|
| 10週 | PEP 10週 | A$6,300 | A$6,550 |
| 15週 | PEP 15週 | A$9,450 | A$9,825 |
| 20週 | PEP 20週 | A$12,600 | A$13,100 |
| 25週 | PEP 25週 | A$15,750 | A$16,375 |
| 30週 | GEAP 5週+PEP 25週 | A$18,900 | ― |
| 35週 | GEAP 10週+PEP 25週 | A$22,050 | ― |
※2026年開始は週あたりA$630、2027年開始は週あたりA$655の換算です(約4%の値上げ)。2027年開始の30週・35週は、本ページ作成時点で公表されている日程表に掲載がありません。公表され次第このページを更新します。教科書代とOSHC(海外学生健康保険)は含まれません。
| 受講週数 | 2026年(週A$630) | 2027年(週A$655) |
|---|---|---|
| 5週(1ブロック) | A$3,150 | A$3,275 |
| 10週 | A$6,300 | A$6,550 |
| 20週 | A$12,600 | A$13,100 |
| 30週 | A$18,900 | A$19,650 |
| 45週(最長) | A$28,350 | A$29,475 |
※GEAPは5週間を1ブロックとして、5〜45週の範囲で受講できます。上表は週単価に週数を掛けた計算値です。週単価は期間にかかわらず一律なので、総額は受講週数だけで決まります。教材費・OSHCは別途です。
PEPは「修了時点が大学の入学時期に合う」ように逆算して開講日が設定されています。週数ごとに開始日が違うのが特徴です。
| 期間 | 開始日 | 終了日 | 授業料 |
|---|---|---|---|
| 35週 | 2026年5月4日 | 2027年2月4日 | A$22,050 |
| 30週 | 2026年6月9日 | 2027年2月4日 | A$18,900 |
| 25週 | 2026年7月20日 | 2027年2月4日 | A$15,750 |
| 20週 | 2026年8月31日 | 2027年2月4日 | A$12,600 |
| 15週 | 2026年10月6日 | 2027年2月4日 | A$9,450 |
| 10週 | 2026年11月16日 | 2027年2月4日 | A$6,300 |
| 期間 | 開始日 | 終了日 | 授業料 |
|---|---|---|---|
| 35週 | 2026年10月6日 | 2027年7月8日 | A$22,050 |
| 30週 | 2026年11月16日 | 2027年7月8日 | A$18,900 |
| 25週 | 2027年1月4日 | 2027年7月8日 | A$16,375 |
| 20週 | 2027年2月15日 | 2027年7月8日 | A$13,100 |
| 15週 | 2027年3月22日 | 2027年7月8日 | A$9,825 |
| 10週 | 2027年5月3日 | 2027年7月8日 | A$6,550 |
※すべてのコースの終了日が同じなのは、大学の学期開始に合わせて逆算されているためです。つまり週数が長い方ほど、早く渡航することになります。日程は変更されることがありますので、出願時に最新の日程を確認してお伝えします。
| 年 | 開講日(5週ごと・年9回) |
|---|---|
| 2026年 (今後の回) | 7月20日/8月24日/10月6日/11月16日 |
| 2027年 | 1月4日/2月15日/3月22日/5月3日/6月7日/7月19日/8月23日/10月5日/11月15日 |
※GEAPは5週間を1スタディブロックとして、年9回開講されます。毎週月曜に入学できる一般の語学学校とは設計が違います。この開講日を外すと最大5週間待つことになるため、進学先の開講日から逆算してどのブロックに入るかを決めます。
ELCの費用は上記で確定しますが、本当に見るべきは学位を取り終えるまでの総額です。アデレード大学の2026年入学の年間授業料は、学部がA$45,100(Arts)からA$57,100(Engineering・Laws)、大学院がA$45,100(Master of Teaching)からA$57,100(MBA・Computer Science)です。
| プラン | 組み合わせ | 語学の費用 | 学位課程の学費(年額) |
|---|---|---|---|
| A-1 高校卒業後すぐ (直接入学) | PEP 20週 → 学士3〜4年 | A$12,600 | A$45,100〜57,100 × 3〜4年 成績次第で10〜50%減額 |
| A-2 高校卒業後すぐ (Foundation経由) | PEP 20週 → Foundation 約11か月 → 学士3〜4年 | A$12,600 +約A$35,100 | A$45,100〜57,100 × 3〜4年 Foundationの成績で減額率が決まります |
| B 日本の大学に在学・卒業 | PEP 20週 → 学士または修士 | A$12,600 | 学士 A$45,100〜57,100/ 修士 A$45,100〜57,100 |
| C 英語だけ | GEAP 20週のみ | A$12,600 | ― |
※PEP・GEAPの週数は説明のために20週で揃えたもので、実際の必要週数は入学時の英語力と志望コースの要件によって変わります。Foundation Studiesの金額はEynesbury Collegeの公表情報にもとづく参考値です。別途、アデレード大学への出願1件ごとに返金不可の申請料A$150がかかります。
上の学位課程の金額は定価です。アデレード大学には留学生向けの奨学金(50%・25%・15%・10%)があり、適用されれば学費は下がります。ただし語学コース(PEP・GEAP)に対する授業料減額は公表されていません。語学の費用は定価がそのままかかるとお考えください。アンアルウェンを通してお申し込みいただくと、学位課程で対象になる奨学金の確認と申請手続きまで無料で行います。
PEPはゴールではなく、大学に入るための一区間です。ここでは「いまの学歴・英語力から、どの順番で何を積むと大学に入れるのか」を、パターン別に整理します。
アデレード大学の学部の入学要件は「南オーストラリア州のSACE(高校修了資格)に相当する中等教育の修了」で、国ごとの換算基準にもとづいて審査されます。コースによって求められる水準は違い、Bachelor of Business はオーストラリアのATAR換算で70、Bachelor of Engineering (Civil) (Honours) は80が目安として公表されています。この審査の結果、Foundation Studiesから始めるのか、Diplomaから始めるのか、学士課程へ直接入学できるのかが決まります。ご自身がどのルートになるかは、英文の成績証明書をお預かりいただければ、大学に確認したうえで無料でお伝えします。
志望コースの英語要件(6.5または7.0)に届かない場合はPEPで到達させます。必要週数は今のスコアと目標要件の組み合わせで決まります。すでに要件を満たしている方はこの区間を飛ばせます。
ここが高校の成績で分かれます。基準に届いていれば学士課程へ直接入学、届かなければFoundation Studies(Eynesbury/Kaplan)またはDiplomaを経由します。ELCではこの部分は埋められません。
入学は2月(Semester 1)と7月(Semester 2)の年2回。成績に応じて授業料が10%・15%・25%・50%減額される奨学金の対象になります。
高校生にとって、ここが一番大きい点です。Foundation Studies を経由すると、アデレード大学への出願に使われるのはFoundationの修了成績で、日本の高校の評定ではありません。Eynesbury College の Foundation Studies Program は500点満点のスコアで修了し、そのスコアが出願成績になります。高校の評定が振るわず直接入学の基準に届かなかった方でも、渡航後の約11か月の成績で25%の減額まで届く余地があります。回り道が、そのまま学費を下げる機会になり得るということです。
学力要件はすでに満たしているケースが多く、足りないのは英語スコアだけという状況です。この場合は進学準備課程を挟まず、PEPから学士編入または修士課程へ直接進みます。大学院の基本要件は「認定機関で修了した学士号、またはこれに相当する資格」だけで、分野の指定はありません。ただしMBAは「3年以上のフルタイム管理職経験」、Master of Teaching は「指導教科に対応するメジャーの履修」など、コース固有の要件があります。
志望コースの英語要件に合わせて、6.5コースまたは7.0コースを受講します。この選択で週数が最大10週(A$6,300)変わります。
大学院コースワークの標準英語要件はIELTS 6.5(各6.0)。Master of Teaching は全バンド7.0、MBAは総合7.0が必要です。
アデレードは指定地域のため、卒業生ビザ(サブクラス485)の延長対象です。Go8で指定地域なのはアデレード大学と西オーストラリア大学だけです。
PEPの最も低い入学ラインはIELTS 5.0(各バンド4.0以上)=35週コースです。ここに届かない場合は、入学要件のないGEAP(一般英語)から始めます。GEAPは初級から上級までの5レベル制で、プレースメントテストの結果でクラスが決まります。
ELCには、一般英語(GEAP)から進学英語(PEP)まで学内で完結する設計があります。これは、一般英語コースを持たない大学付属校(フリンダース大学アカデミーなど)との明確な違いです。英語が初級レベルの方でも、同じ学校の中でPEPまで積み上げられます。
ただし費用はかさみます。GEAP 20週(A$12,600)+PEP 20週(A$12,600)=A$25,200。ここに1年近い生活費が加わります。この規模になると、日本でIELTS対策をしてから渡航するプランと真剣に比較する価値があります。アンアルウェンでは複数校を扱っているため、アデレード市内の一般の語学学校を経由する選択肢も含めて中立に比較できます。
アデレード大学は学内直営のFoundation課程を持っていません。学力面の進学準備は、大学が公式に案内している提携機関が担当します。
| 機関 | 提供プログラム | 特徴 |
|---|---|---|
| Eynesbury College | Foundation Studies Diploma Graduate Certificate | コア3科目+選択3科目を履修し、500点満点のスコアでアデレード大学へ出願。2学期・約11か月、2月・8月入学 |
| Kaplan International College Adelaide | Foundation Studies Degree Transfer Program Pre-Master’s Program | 学部・大学院の両方にルートあり。Degree Transfer Program は学部2年次への編入を前提とした設計です |
| TAFE SA | Certificate/Diploma課程 | 職業教育機関。修了後にアデレード大学の学位課程へ単位認定つきで進学できます |
単位認定を取りすぎると、大学の奨学金の対象から外れます。アデレード大学の奨学金には「単位認定を差し引いたあとで、学部72単位(1.5年相当)・修士48単位(1年相当)以上が残っていること」という条件があります。短縮による節約額と、奨学金による節約額はトレードオフです。詳しくはアデレード大学の奨学金ガイドで計算例を示しています。
ELCは日本からの出願締切を公表していません。上記は学生ビザの審査期間を踏まえたアンアルウェンの推奨スケジュールです。実際の締切は出願時に学校へ確認し、お伝えします。
For year 12 students
日本の高校は3月卒業、アデレード大学の学部は2月(Semester 1)と7月(Semester 2)開講、Eynesbury CollegeのFoundation Studiesは2月・8月開講です。この学年暦のズレを逆算し損ねると、半年から1年近く空きます。ここでは高校3年生の1年間で、いつ何をするのかを整理します。
高校卒業後すぐ行くか、日本の大学に進んでから行くかは、費用でも年数でも結論が変わります。どちらが正しいという話ではありません。
| 比べる項目 | 高校卒業後すぐ | 日本の大学に進んでから |
|---|---|---|
| 学部までの道のり | PEP →(Foundation/Diploma/直接入学)→ 学士 | PEP → 学士または修士に直接 |
| 学力要件 | 高校の成績で審査される=Foundation/Diploma/学士直接入学のどれになるかが決まる | 日本の大学での成績(7点満点GPAに換算)で審査される |
| 進学準備課程の費用 | Foundation経由なら約A$35,100/直接入学ならかからない | ✓ かからない |
| 奨学金の判定材料 | 高校の成績(直接入学)またはFoundationの修了成績 | 日本の大学のGPA。7点満点で4.5以上なら15% |
| 学位を取り終える時期 | 直接入学なら日本の同級生とほぼ同時期。Foundation経由なら1年遅い | 日本の在学期間のぶん遅くなる |
| 日本の学位 | ✗ 取得しない | ✓ 中退か卒業かで変わる |
| 途中でやめたときの備え | やり直しの選択肢が少ない | 日本の大学に戻れる |
ELCの授業はアデレード・シティ・キャンパスのHub Central(North Terrace, Adelaide SA 5000)で行われます。アデレード中心部(CBD)の中でも、州立図書館・南オーストラリア博物館・南オーストラリア美術館が並ぶ文教地区です。
滞在先の手配代行は無料で承ります(滞在費・手配料などの実費は別途かかります)。学生寮の料金は棟・部屋タイプ・契約期間で変わるため、ご希望をうかがったうえで最新の料金をお調べしてお伝えします。アデレードの生活費の目安は週A$280〜425(家賃・食費・交通費・娯楽の合計/アンアルウェンの実務上の目安)です。
PEPを修了すれば、IELTSを受け直さずにアデレード大学へ進学できますか?
英語要件については、その通りです。アデレード大学の公式サイトには「PEPを無事に修了すれば、学位課程に入学する前に別の英語テストを受ける必要はない」と明記されています。
ただし免除されるのは英語要件だけで、学力要件(高校や大学の成績)は別に審査されます。日本の高校の成績が学部の入学基準に届かない場合は、Eynesbury College や Kaplan International College Adelaide の Foundation Studies や Diploma を経由する必要があり、この判定はPEPの受講週数では変わりません。
PEPは何週間受ければいいですか?
入学時の英語スコアと、志望コースが求める英語要件の2つで決まります。
志望コースの要件がIELTS 6.5(各6.0)の場合、現在IELTS 6.0(各5.5以上)なら10週、6.0(各5.0以上)なら15週、5.5(各5.0以上)なら20週、5.5(各4.5以上)なら25週、5.0(各4.5以上)なら30週、5.0(各4.0以上)なら35週です。
志望コースの要件がIELTS 7.0(各6.5)の場合は、現在6.5(各6.0以上)で15週、6.0(各5.5以上)で20週、6.0(各5.0以上)で25週、5.5(各5.0以上)で30週、5.5(各4.5以上)で35週になります。
同じスコアでも、志望コースによって必要週数が倍近く変わります。だから志望コースが決まらないと見積もりが出せません。
PEPとGEAPは何が違いますか?
目的が違います。
PEP(Pre-enrolment English Program)はアデレード大学の学位課程へ進むための進学準備英語で、修了すると英語要件を満たせます。入学には一定の英語スコアが必要で、期間は10〜35週です。
GEAP(General English for Academic Purposes)は一般英語のコースで、入学要件がなく初級から上級までの5レベル制、5週間を1ブロックとして5〜45週、週20時間です。
GEAPだけを修了しても、大学の英語要件は満たせません。PEPの入学スコアに届いていない方が、まずGEAPで土台をつくってからPEPに入る、という流れになります。なおPEPの30週・35週コースは、はじめからGEAPを5週・10週組み込んだ構成です。
ELCの授業料はいくらですか?
PEPは2026年開始で10週A$6,300、15週A$9,450、20週A$12,600、25週A$15,750、30週A$18,900、35週A$22,050です。2027年開始は値上げされ、10週A$6,550、15週A$9,825、20週A$13,100、25週A$16,375となっています。
GEAPは2026年が週A$630、2027年が週A$655です。
いずれも教材費とOSHC(海外学生健康保険)は別途と公式に明記されています。なおアデレード大学への出願には、返金不可の申請料A$150が別途かかります。
ELCに奨学金や割引はありますか?
語学コース(PEP・GEAP)に対する授業料減額は、公式に公表されていません。フリンダース大学アカデミーのように「全員に自動適用される20%奨学金」があるわけではないため、語学の費用は定価がそのままかかるとお考えください。
一方、その先の学位課程には奨学金があります。Adelaide Emerging Leaders Award(25%)、Adelaide Merit Scholarship(15%)、Adelaide Global Alumni Scholarship(10%)は申請不要で自動判定され、最上位のAdelaide Academic Excellence Scholarship(50%)は別途申請・締切ありです。詳しくはアデレード大学の奨学金ガイドをご覧ください。
ELCはどこにありますか?
アデレード大学のアデレード・シティ・キャンパス内、Hub Central という建物にあります。アデレード中心部(CBD)のNorth Terraceに面した場所です。
大学公式はこの場所を「平日24時間アクセスできるコンピューター、ミーティングルーム、カフェ、レストランがそろった、学生のために設計されたスペース」と説明しています。州立図書館・南オーストラリア博物館・美術館が徒歩圏で、トラム・バス・電車のどれでも通学できます。
連絡先は elc@adelaide.edu.au、電話は +61 8 8313 4777 です。
GEAPには入学要件がないと聞きましたが、初心者でも大丈夫ですか?
大丈夫です。GEAPは「入学要件がなく、複数のレベルがある」と公式に案内されており、初級から上級までの5レベルが用意されています。受講前にプレースメントテスト(リーディング・ライティング・リスニング・語彙・文法・会話理解の確認)を受け、その結果でクラスが決まります。
ただしAcademic Readiness という専攻だけは、IELTS 5.5相当、GEAPレベル3B以上、またはPEP 30/35週の修了が条件になっています。それ以外の3つの専攻(Life Skills English/Australian Culture/Test Preparation)には条件がありません。
アデレード大学に進学するには、ELCだけで足りますか?
英語だけが足りない方は、ELCだけで足ります。ただし学力(学歴・成績)が学部の入学基準に届かない場合は、ELCでは埋められません。
アデレード大学は学内直営のFoundation課程を持っていません。Eynesbury College や Kaplan International College Adelaide といった提携パスウェイ機関が、Foundation Studies・Diploma・Degree Transfer Program・Pre-Master’s Program を提供しています。TAFE SAの課程から単位認定つきで進学するルートもあります。
ご自身がどれに当てはまるかは、英文の成績証明書をお預かりすれば無料でお調べします。
一般の語学学校と比べて、費用は高いですか?
率直に申し上げると、高い水準です。週A$630(2026年)・A$655(2027年)は、アデレード市内の一般の語学学校(週A$400〜550前後が中心)と比べると高くなります。しかもELCには語学コース向けの奨学金・割引が公表されていません。
それでもELCを選ぶ理由は、①PEP修了で大学の英語要件を満たせる(IELTSの再受験が不要)、②大学キャンパスの中で学べる、③大学本科と1本の出願で組めるという3点です。
「アデレード大学に行くと決まっている」ならELCが最短で確実です。一方、「まずは英語を伸ばしたい」「進学先はこれから決める」という段階なら、一般の語学学校のほうが費用対効果は高くなります。ご状況をうかがったうえで、中立に比較してご提案します。
高校3年生ですが、卒業前に出願できますか?
できます。高校2年生までの成績と卒業見込証明書で出願し、3月に英文の卒業証明書を提出して条件付きオファーを正式なオファーに切り替えるのが一般的な流れです。むしろ英文の成績証明書は発行までに数週間かかる高校が多いため、高校3年生の夏休み前に担任や進路指導の先生へ相談しておくことをおすすめします。
なお注意点として、アデレード大学の学部入学は2月(Semester 1)と7月(Semester 2)の年2回で、PEPは週数ごとに開始日が固定されています。必要週数が長い方は高校卒業前に渡航することになる場合があります。逆算はお任せください。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
アデレード大学 ELC を検討している方へ ― 松本より
この学校のご相談で、いちばん最初にお伝えしていることがあります。「先に志望コースを決めてください」です。
アデレード大学のPEPは、他大学の付属校と設計が違います。必要な週数が、今のスコアだけでなく「志望コースが求める英語要件」でも変わるのです。同じIELTS 6.0(各5.5以上)でも、Bachelor of Business(要件6.5)なら10週、Master of Teaching(要件7.0)なら20週。期間は倍、金額の差はA$6,300です。「とりあえず語学から」という進め方が、この学校では通用しません。
そしてもうひとつ。ELCが埋めてくれるのは英語だけです。アデレード大学には学内直営のFoundation課程がなく、学力面はEynesbury CollegeやKaplanといった提携機関が担当します。「PEPを受ければ学部に入れる」わけではありません。高校の成績で、直接入学できるのか、Foundationからなのかが決まります。ここを渡航後に知ると、予定も予算も組み直しになります。
費用については、正直に申し上げます。週A$630〜655は、アデレード市内の一般の語学学校と比べて安くありません。しかも語学コース向けの奨学金は公表されていません。フリンダース大学アカデミーには全員に20%の減額がありますから、そこと比べると差は明確です。
それでもこの学校をお勧めする場面があります。「アデレード大学に行くと決まっている」場合です。PEP修了でIELTSの再受験が不要になり、大学キャンパスの中で学べて、大学本科と1本の出願で組めます。しかもアデレード大学はGo8で、QS世界79位。Go8のうち指定地域(卒業生ビザの延長・永住加点の対象)に該当するのは、アデレード大学と西オーストラリア大学だけです。この条件を同時に満たせる大学は、そう多くありません。
逆に、「まだ進学先を決めていない」「まずは英語を伸ばしたい」という段階なら、アデレード市内の一般の語学学校のほうが確実に向きます。入学日も毎週、コースの幅も広く、費用も抑えられます。どちらなのかで選ぶ学校が変わりますので、そこから一緒に整理させてください。ELCが合わないと判断すれば、率直にそうお伝えして他校をご提案します。
コース選び・出願手続き・学生ビザ申請まで、すべて無料です。大学付属校の場合は、何週必要になるかの見極めと、大学本科・進学準備課程とあわせた出願まで含めてお手伝いします。
滞在先の手配・OSHC・ビザ申請は代行サービスが無料という意味です。滞在費・保険料・ビザ申請料・アデレード大学の出願申請料(A$150)などの実費は別途かかります。
学校選び・出願手続き・GS(Genuine Student)対策・学生ビザ申請を、すべて無料でサポートします。
オーストラリアに提携オフィスがあります。滞在中から帰国まで継続してご相談いただけます。
一人ひとりに時間をかけるため、サポート人数を限定しています。大手のような画一的な案内はしません。
授業や校内の雰囲気を自分の目で確認したうえで厳選しています。
オーストラリア留学に特化してきました。
費用や生活面のデメリットも隠さずお伝えします。ELCの学費が一般校より高いことも、そのままお伝えします。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、アンアルウェンが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
「PEPは何週必要か」は、
志望コースを決めないと出せません。
同じIELTS 6.0でも、目標が6.5なら10週(A$6,300)、7.0なら20週(A$12,600)。差はA$6,300です。さらに高校卒業直後の方は、Foundation・Diploma・学士課程への直接入学のどれになるかが高校の成績で決まり、そこで総額も年数も変わります。どの組み合わせが最短で、いくらかかるのか。無料相談で一緒に整理します。