🇦🇺 オーストラリア留学 / 大学奨学金・ウーロンゴン
日本国籍というだけで授業料が20%下がります。申請書は不要。
さらに高校の評定平均が4.4以上なら30%、大学の成績が85%以上なら大学院でも30%。すべて出願だけで自動的に審査されます。
ウーロンゴン大学(University of Wollongong/UOW)の留学生向け奨学金は、「ほとんどが申請不要で自動判定される」ことと、「日本国籍というだけで20%が確保される」ことが最大の特徴です。
オーストラリアの大学の多くは、奨学金を成績だけで判定します。UOWも成績ベースの奨学金を持っていますが、それとは別に国籍で判定する Country Scholarship を持っており、日本はその対象28か国に含まれています。つまり「成績に自信がなくても、日本国籍というだけで20%下がる」ということです。
そのうえで、成績が良ければ学部30%・大学院30%まで上がります。しかもこの30%も申請書は不要で、定員もありません。条件を満たせば全員が対象です。
一方で、注意すべき点もはっきりしています。奨学金は併用できず、最も有利なもの1つだけが適用されます。そして対象外コースが細かく設定されており、しかもそれがUOWの得意分野と重なっています。「強い分野を、安く学ぶ」が両立しないケースがあるということです。
このページでは、各奨学金の適用条件、対象外コースの一覧、日本の評定平均との対応、減額後の実額シミュレーション、UOW College(英語・Diploma・Foundation)の奨学金まで、数字で整理します。大学そのものの情報はウーロンゴン大学の学校ページをご覧ください。
UOWの留学生向け奨学金を、減額率の高い順に並べます。「要申請」なのは Future Leaders だけで、それ以外はすべて出願するだけで自動的に審査されます。
| 減額率 | 正式名称 | 申請 | 対象 | 適用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 100% | UOW Future Leaders Scholarship | 要申請 CV+志望動機書 | 学部 | 最終学年在学中/WAM 75以上相当 +リーダーシップ実績 定員制・競争選考 |
| 30% | University Excellence Scholarship (UES) | 不要 | 学部 | 学部グループ3の入学基準を満たす成績 日本の高校=GPA 4.4/5点満点 定員なし |
| 30% | Postgraduate Academic Excellence Scholarship (PGAE) | 不要 | 大学院 コースワーク | 学士号または修士号の成績が85%以上 パッケージオファーは対象外 |
| 20% | UOW Country Scholarship | 不要 | 学部・大学院 コースワーク | 対象28か国の国籍(日本を含む) 成績は問わない 定員なし |
| 10% | UOW Alumni Scholarship | 不要 | 大学院 コースワーク | UOW(海外キャンパス含む)の学士号修了者 在学中は Credit average 65以上を維持 |
| ― | Humanitarian Scholarship | 要確認 | 学部・大学院 | 人道的事情のある方(別途基準) |
| ― | Offshore Transfer Discount | 要確認 | 学部・大学院 | UOWの海外キャンパスからオーストラリア校へ編入する方 |
| ― | 研究学位向け奨学金 (HDR/PhD・Master by Research) | 要申請 | 研究課程 | 授業料免除+生活費支給の枠あり 指導教員の受け入れ確保が前提・高競争率 |
※複数の奨学金は併用できません。条件を満たすもののうち、最も有利なもの1つが適用されます。減額はいずれもコースの最短修業年限(minimum duration)のあいだ適用されます。研究学位(PhD・Master by Research)は、上記のコースワーク向け奨学金の対象外です。出典:UOW公式「International student scholarships」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表で最初に見ていただきたいのは、「申請」の欄です。
UOWの奨学金は、100%のFuture Leaders以外すべて「不要」です。これは留学生にとって非常に大きな意味があります。出願書類を出せば、自動的に一番有利な奨学金が判定されるということだからです。
つまりUOWでやるべきことは、書類集めでも小論文でもなく、「志望コースが対象コースかどうかを、出願前に確認すること」ただ一点です。ここを確認せずに出願して、オファーレターに何も書かれていなかった――というのが、UOWで最も多い失敗パターンです。
対象外コースの一覧はセクション09にまとめています。成績を気にする前に、まずそちらをご覧ください。
日本人留学生がUOWを選ぶ、最大の理由がこの奨学金です。対象28か国の国籍を持つ留学生が、成績を問わず自動的に授業料20%減額を受けられます。
減額はコースの最短修業年限(minimum duration)のあいだ適用されます。3年制の学部なら3年間、毎年の授業料から20%が引かれ続けます。
バングラデシュ、ブラジル、カンボジア、チリ、中国本土、コロンビア、エチオピア、ガーナ、香港、インド、インドネシア、日本、ケニア、マレーシア、メキシコ、ネパール、ペルー、フィリピン、シンガポール、南アフリカ、韓国、スリランカ、台湾、タイ、トルコ、ベトナム、ザンビア、ジンバブエ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 減額率 | 授業料20%減額(コースの最短修業年限のあいだ) |
| 国籍 | 出願時点で上記28か国のいずれかの国籍を持っていること 日本は対象 |
| 成績 | 問われません(コースの入学条件を満たしていることが前提) |
| 対象コース | オーストラリア国内キャンパスの学部・大学院コースワーク |
| 入学時期 | 2027年以降に開始するコース オファーの発行は2026年6月12日以降 |
| 申請 | 不要。出願すれば自動的に審査され、対象であればオファーレターに記載されます |
| 定員 | なし。条件を満たす方は全員が対象 |
| 失格条件 | 他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている場合(生活費支給型のStipendを除く)/在学中にコースを変更した場合 |
※対象外コースについてはセクション09で詳しく整理しています。出典:UOW公式「Country Scholarship」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この奨学金の価値を、金額で実感していただきます。
ビジネス系の学部(2026年入学の定価:年間A$38,976)を3年間学ぶ場合――
これが「日本国籍である」というだけで、何の手続きもなく受けられます。オーストラリアの大学でここまで明快な制度は多くありません。
ただし、必ず確認していただきたいことがあります。この奨学金には対象外コースがあります。教育学、ソーシャルワーク、心理学、医学、臨床運動生理学、栄養士(Nutrition and Dietetics)、およびこれらを含むダブルディグリーは対象外です。
「UOWは日本人なら誰でも20%」という理解のまま志望コースを決めると、あとから予算計画が根本的に狂います。成績よりも先に、志望コースが対象かを確認してください。
成績上位の留学生を対象とした授業料30%減額。日本人留学生にとって現実的な最上位ラインがここです。Country Scholarship(20%)の条件も満たす方には、より有利なこちらが適用されます。
UOWは、UESの自動審査ラインを「学部グループ3の入学基準を満たす成績」と定義しています。そのうえで、日本の高校卒業資格については5点満点のGPAで4.4がグループ3の基準と公表しています。
| 判定に使える資格 | UESの基準 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本の高等学校卒業 (高校2年時までの成績) | GPA 4.4 /5点満点 | グループ3の入学基準に相当 実際に出願するコースはグループ1でも可 |
| オーストラリアのYear 12 (ATAR) | グループ3相当 | コース別の基準による |
| 承認された海外の 中等教育資格 | グループ3相当 | 国ごとに基準が公表されています |
| Foundation Studies | グループ3相当 | UOW College の Foundation を含む |
| 単位認定協定のある Diploma/パスウェイ | グループ3相当 | UOW College の Diploma を含む |
| オーストラリアの大学の Foundationプログラム | 85% | 他の資格より高い基準が設定されています |
| 承認された学士号 | グループ3相当 | 学部への再入学の場合 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 減額率 | 授業料30%減額(コースの最短修業年限のあいだ) |
| 対象 | オーストラリア国内キャンパスの学部(Bachelor)にフルタイムで在籍する留学生 |
| 成績 | 上表のいずれかでグループ3の入学基準を満たす成績 |
| 申請 | 不要。出願すれば自動的に審査されます |
| 定員 | なし(Unlimited)。条件を満たす方は全員が対象 |
| 継続条件 | 在学中にWAM(加重平均点)50以上を維持すること |
| 失格条件 | 他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている場合/在学中にコースを変更した場合 |
※対象外コース ― Bachelor of Education(教育学)、Psychology(心理学)、Exercise Science(運動科学)、Nutrition/Dietetics(栄養士)、Social Work(ソーシャルワーク)の各学位、およびこれらを含むダブルディグリー。出典:UOW公式「University Excellence Scholarships」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ここが、このページで最もお伝えしたい一点です。
「グループ3の入学基準を満たす成績」という条件を、「グループ3のコースに出願しないともらえない」と誤解されている方が非常に多いのです。実際は違います。
評定平均4.4以上であれば、グループ1のコース(ビジネス・IT・工学・理学など)に出願しても、30%の自動審査対象になります。グループ3(法学・Pre-Medicine・心理学Honoursなど)に出願する必要はありません。
そしてもう一つ。20%と30%の差は、思っているより大きいです。
ビジネス系(定価 年A$38,976/3年)で計算すると――
工学(定価 年A$48,768/4年)なら、20%と30%の差は4年間で約A$19,507。評定平均をあと0.1上げることに、それだけの価値があります。高校2年生・3年生の方は、ぜひこの数字を頭に入れて日々の成績に取り組んでください。
大学院版の30%減額です。学士号または修士号の成績が85%以上(または同等)であることが条件で、申請書は不要。出願すれば自動的に審査されます。
対象はオーストラリア国内キャンパスの修士(コースワーク)。在学中はWAM 50以上の維持が条件です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
大学院で最も多い失敗が、パッケージオファーです。
英語力や成績に不安がある方に、大学が「Graduate Certificate + Master」というパッケージオファーを出すことがあります。一見ありがたい提案ですが、パッケージオファーを受け取ると、PGAE(30%)の対象外になります。
成績85%以上の方が、念のためパッケージで出願して――結果的に本来もらえた30%を自分で手放す。これが実際に起きています。
正しい進め方は「まず修士単独で出願し、結果を見てから判断する」です。修士に届かなかった場合に、あらためてGraduate Certificateを検討すれば済みます。順番の問題です。
「85%以上」の判定についても補足します。UOWは日本の大学の成績を、合格点50%を前提としたパーセンテージに換算して審査します。日本の大学の多くは60点合格ですので、成績表の数字がそのまま使われるわけではありません。「自分は85%に届くのか」は、成績証明書を見て判断する必要があります。無料でお調べします。
UOWの最上位奨学金で、授業料が最長4年間、全額免除されます。UOWの奨学金のなかで唯一、別途の申請が必要な選考型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 減額率 | 授業料100%免除(最長4年間) |
| 対象 | 最終学年(Year 12相当)に在学中の留学生 コース開始時に18歳であること |
| 成績 | WAM 75以上相当の優秀な学業成績 |
| 提出書類 | ① 専用のオンライン申請フォーム ② CV(課外活動・リーダーシップ経験を記載) ③ 志望動機書(1ページ)― 実績・リーダーシップ・地域活動について記述 |
| 選考 | 学業成績に加え、リーダーシップ経験と地域社会への関与を評価 書類選考通過者には推薦者への照会が行われることがあります |
| 前提 | 対象コースのオファーを保持していること |
| 定員 | 限られた数のみ(Limited number)。競争選考です |
| 対象外 | 看護、教育、ソーシャルワーク、心理学などの各学位 |
※募集期間は入学時期ごとに設定され、期間外は申請できません(2026年8月16日時点では募集を締め切っています)。募集の再開時期は年度により異なりますので、ご希望の方は早めにご相談ください。出典:UOW公式「UOW Future Leaders Scholarship」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この奨学金について、率直な見立てをお伝えします。
授業料100%免除は魅力的ですが、定員制の競争選考で、CVと志望動機書の提出が必要です。しかも評価されるのは学業成績だけでなく、リーダーシップ経験と地域活動――生徒会活動、部活動の主将、ボランティア、コンテスト入賞などの実績です。
日本の高校生の方にとって、「英語でCVと志望動機書を書く」という作業自体が大きなハードルになります。準備には数週間かかると見てください。
現実的な戦略はこうです。本命は申請不要で確実に取れる UES(30%)または Country Scholarship(20%)に置く。そのうえで、実績があり時間に余裕がある方だけが Future Leaders に挑戦する。Future Leaders を前提に資金計画を立てることは、おすすめしません。
挑戦される場合は、締切から逆算した進行管理とCV・志望動機書の内容確認を無料でお手伝いします。
UOWで学士号を修了した方が、全額自費の大学院コースワークへ進学する場合に適用される10%減額です。
対象はオーストラリア校だけでなく、海外キャンパス(ドバイ・香港・マレーシア・シンガポール)や海外教育拠点の卒業生も含まれます。在学中は Credit average(65以上) の維持が条件です。
なおCommonwealth supported place(政府補助枠)の方は対象外です。留学生は全額自費のため、この点は問題になりません。
実務上のポイント。Alumni Scholarship(10%)は、Country Scholarship(20%)や PGAE(30%)とは併用できません。日本国籍の方であれば、UOW卒業生であってもCountry Scholarshipの20%のほうが有利ですので、通常はそちらが適用されます。この10%が実際に意味を持つのは、Country Scholarshipの対象外コース(教育学・ソーシャルワークなど)へ進む場合です。
ここまでは大学本体の奨学金です。付属の UOW College Australia は、別枠で独自の奨学金(Bursary)を用意しています。英語コース、Foundation Studies、Diploma に進む方は、こちらが適用されます。
| 名称 | 減額率 | 対象コース | 対象者 |
|---|---|---|---|
| International Academic Course Bursary | 10〜25% | Diploma(ビジネス/IT/工学/理学/人文社会) Foundation Studies(2セッション) | 留学生(オーストラリア・NZ国籍、豪州永住者を除く) 減額率は出願時の適格性により決定 |
| English Pathway Bursary | 20% | English for Academic Purposes(EAP) English for Tertiary Studies(ETS) ※Diploma/Foundationとのパッケージが条件 | 留学生(オーストラリア・NZ国籍、豪州永住者を除く) |
| General English Bursary | 15% | General English(一般英語・単独受講のみ) Group Program General English | 日本を含む12か国の国籍 ブラジル、カンボジア、コロンビア、日本、メキシコ、モンゴル、ペルー、韓国、台湾、タイ、トルコ、ベトナム |
| Diploma of Nursing Scholarship | 10% | HLT54121 Diploma of Nursing | 留学生(オーストラリア・NZ国籍、豪州永住者を除く) |
英語コースの減額だけを、料金に絞って知りたい方へ。週数別の減額後の実額(12週 約A$5,032/24週 約A$10,063)、2026年入学と2027年入学の条件の違い、入学時期を延期すると再審査になる点まで整理した英語コースの割引ページをご用意しています。
| 名称 | 減額率 | 対象コース | 対象者 |
|---|---|---|---|
| International Academic Course Bursary | 20% | Diploma・Foundation Studies | 留学生全般 |
| English Language Pathway Bursary | 20% | EAP・ETS Diploma/Foundationの前提として受講する場合 | 留学生全般 Academic Course Bursaryと併せて適用可 |
| English Language Bursary | 30% | General English・EAP・ETS | 日本を含む対象国 中南米、日本、韓国、台湾、タイ、トルコ、ベトナム 2026年7月7日以降に発行されたオファーが対象 |
※UOW College の奨学金は出願時に自動審査され、対象であればオファーレターに記載されます。1コースにつき1つの奨学金のみが適用されます(Study Tour Scholarshipを除く)。減額はコースの最短期間に対して適用され、コース開始後に延長した場合は同じ率が適用されます。入学時期を延期(defer)すると、奨学金は再審査となり、同じ条件で再提示されない場合があります。出典:UOW College Australia 公式「International fees and scholarships」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
2026年と2027年で、日本人に関係する奨学金の中身が変わりました。ここは正確に押さえておく必要があります。
つまり2027年以降、進学英語で20%を受けるには「Diploma または Foundation とセットで出願する」必要があります。「英語コースだけ先に取って、あとから大学に出願する」という進め方だと、この20%が使えません。出願の組み方ひとつで数十万円の差が出ますので、設計はお任せください。
アンアルウェン独自コンテンツ
UOWの奨学金は、突き詰めると3つの質問で決まります。順番に確認してください。
| 順番 | 確認すること | YESなら | NOなら |
|---|---|---|---|
| ① | 志望コースは対象コースか? 教育学・ソーシャルワーク・心理学・医学・臨床運動生理学・栄養士とそれらを含むダブルディグリーは対象外 | ②へ進む | 奨学金なし 定価で計算してください |
| ② | 高校の評定平均は4.4以上か? 大学院なら、大学の成績が85%以上か | 30% UES/PGAE | ③へ進む |
| ③ | ②に届かない場合 日本国籍は Country Scholarship の対象28か国に含まれます | 20% Country Scholarship | 成績を問わず自動適用。日本国籍の方はここが下限です |
UOWは日本の高校の成績(高校2年時までの5点満点GPA)について、進学ルートの基準を公表しています。奨学金の判定と合わせて整理します。
| 評定平均 (5点満点) | 進学できるルート | 奨学金 | コメント |
|---|---|---|---|
| 4.4以上 | 学部へ直接入学 グループ1・2・3のすべて (法学・Pre-Medicine・心理学Honoursを含む) | 30% UES | 最も有利。出願するコースはグループ1でも30%の対象 |
| 4.2〜4.3 | 学部へ直接入学 グループ1・2 (経済・金融、ソーシャルワークを含む) | 20% Country | ソーシャルワークは奨学金の対象外なのでご注意ください |
| 3.8〜4.1 | 学部へ直接入学 グループ1 (ビジネス・IT・工学・看護・理学・教育など) | 20% Country | 学部へ直接進めますが、Diploma(Fast Track)経由のほうが総額を抑えられる場合があります(セクション12) |
| 3.0〜3.7 | Foundation Studies(2セッション) または Diploma(2セッション・Fast Track) | College の 10〜25% | College修了後、大学進学時にあらためて20〜30%が審査されます |
| 2.5〜2.9 | Diploma(3セッション・Standard) | College の 10〜25% | ゆっくり進むタイプ。修了後は同上 |
※上記はUOWが公表している指標で、合格を保証するものではありません。コースごとに前提科目(数学など)が設定されている場合があり、英語要件は別に満たす必要があります。最終判断は出願書類にもとづく個別審査です。出典:UOW公式「International entry requirements」(2026年8月16日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表で注目していただきたいのは、一番上と真ん中の行です。
評定平均4.4――ここが30%と20%の境界線です。4.3と4.4のあいだに、3年間で100万円以上の差があります。高校2年生の方は、この数字を目標に据えてください。まだ間に合います。
評定平均3.0〜3.8――この帯の方はDiploma(2セッション制・約8ヶ月)が有力です。修了すると学部2年次相当への単位認定を受けられるコースがあり、合計約3年で学士号に届くうえ、総額でも学部への直接入学より安くなる場合があります(セクション12)。少人数のクラスで大学の学び方に慣れてから本科に入れる点も、実務上の大きな利点です。
そして評定平均3.0前後の方へ。Diploma(2セッション制・Fast Track)は約8ヶ月で、修了後は学部2年次相当への単位認定が受けられるコースがあります。「合計約3年」で学士号に届くので、直接入学とほとんど変わりません。しかもDiploma在学中はCollegeの奨学金、大学進学後はCountry Scholarshipが適用されます。詳しい総額比較はセクション12でお出しします。
UOWの奨学金で最も多い失敗は、成績不足ではありません。「志望コースが対象外だった」です。しかも対象外リストは、UOWが得意とする分野と重なっています。
| コース分野 | Country 20% | UES 30%(学部) | PGAE 30%(大学院) | Future Leaders |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス・商学・経済 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| コンピューターサイエンス・IT | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 工学 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 理学・数学 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 人文・社会科学・メディア | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 法学 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 看護 Bachelor of Nursing/ Master of Nursing (Pre-registration) | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 対象外 |
| 教育学 Bachelor of Education/ Master of Teaching | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| ソーシャルワーク Social Work/ Master of Social Work (Qualifying) | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 心理学 Psychology/Psychological Science/ Clinical Psychology | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 栄養士 Nutrition and Dietetics | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 運動科学・臨床運動生理学 Exercise Science/ Clinical Exercise Physiology | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 医学 Doctor of Medicine | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 上記を含むダブルディグリー | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 研究学位 PhD・Master by Research | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
※看護(Bachelor of Nursing/Master of Nursing (Pre-registration))は、Country Scholarship・UES・PGAE の公表されている対象外リストには明記されていませんが、Future Leaders Scholarship では対象外とされています。看護を志望される方は、出願前に個別に確認することを強くおすすめします。アンアルウェンで無料でお調べします。対象外コースの範囲は年度ごとに改定されますので、必ず出願年度の条件をご確認ください。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表は、UOWを検討するうえで最も重要な一枚です。
対象外に並んでいるのは、教育学・ソーシャルワーク・心理学・栄養士・運動科学・医学――いずれもオーストラリアで国家資格や職業登録につながる分野です。大学側から見れば、これらは実習コストが高く、定員も限られています。だから奨学金の対象から外されています。
そして残念なことに、これらはUOWが強い分野と重なります。「UOWは心理学や医療系が有名だから」という理由で選び、「日本人なら20%」という情報と組み合わせて予算を組むと、そこで計算が崩れます。
それでもこれらの分野を学びたい方へ。対象外だからといって諦める必要はありません。考え方は2つあります。
どちらが良いかは、卒業後に何をしたいかで決まります。資格取得が目的なら、費用が高くても正規のコースを選ぶべきです。ご相談ください。
日本の奨学金との併用について、特に注意が必要です。UOWの奨学金は「他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている場合は対象外」と明記されています。トビタテ!留学JAPAN や自治体・民間財団の給付型奨学金を検討されている方は、どちらが有利か、併用が認められるかを事前に確認する必要があります。金額次第では、日本側の奨学金を辞退してUOWの30%を取ったほうが有利な場合もあります。無料で試算します。
2026年入学の定価をもとに、20%と30%を適用した場合の実額を計算します。ご自身の分野の行をご覧ください。
| 分野 | 定価 (年間) | 修了総額 (定価) | 20%適用 (総額) | 30%適用 (総額) | 20%と30% の差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 人文・社会科学 3年 | A$34,272 | A$102,816 | A$82,253 | A$71,971 | A$10,282 |
| コミュニケーション・ メディア/3年 | A$36,288 | A$108,864 | A$87,091 | A$76,205 | A$10,886 |
| ビジネス/ ビジネスアナリティクス/3年 | A$38,976 | A$116,928 | A$93,542 | A$81,850 | A$11,693 |
| Pre-Medicine, Science and Health/3年 | A$42,192 | A$126,576 | A$101,261 | A$88,603 | A$12,658 |
| コンピューターサイエンス/ IT/数学/3年 | A$42,816 | A$128,448 | A$102,758 | A$89,914 | A$12,845 |
| 法学 約4年 | A$44,064 | A$165,240 | A$132,192 | A$115,668 | A$16,524 |
| 工学(Honours) 4年 | A$48,768 | A$195,072 | A$156,058 | A$136,550 | A$19,507 |
| 心理学 3年・奨学金対象外 | A$39,888 | A$119,664 | ― | ― | ― |
| ソーシャルワーク 4年・奨学金対象外 | A$34,224 | A$136,896 | ― | ― | ― |
| コース | 修了総額 (定価) | 20%適用 | 30%適用 | 30%適用時の お得額 |
|---|---|---|---|---|
| MBA Master of Business Administration | A$74,376 | A$59,501 | A$52,063 | A$22,313 |
| Master of Information Technology | A$85,536 | A$68,429 | A$59,875 | A$25,661 |
| Master of Nursing (Pre-registration) ※適用可否は要確認 | A$88,740 | A$70,992 | A$62,118 | A$26,622 |
| Master of Teaching 奨学金対象外 | 要確認 | ― | ― | ― |
※金額は2026年入学の定価(UOW公式Course Finderの公表値)をもとにした概算で、端数は四捨五入しています。授業料は毎年改定され、在学中も改定の対象となりますので、実際の総額は上記と異なります。授業料のほかに SSAF(学生サービス・アメニティ料)、OSHC(海外学生健康保険)、教材費、生活費が別途かかります。正確な金額はオファーレターで確定します。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表の「一番右の列」を見てください。
20%と30%の差は、ビジネスで約A$11,700、ITで約A$12,800、工学で約A$19,500。日本円にすると110万円〜190万円前後です。高校の評定平均が4.3か4.4かで、これだけ変わります。
そして定価との比較で見れば、工学の場合定価A$195,072に対して30%適用でA$136,550。差はA$58,522(日本円でおよそ550万円前後)です。「奨学金があるかないか」は、留学の可否そのものを左右する規模の話です。
もう一つお伝えしておきます。この表は授業料だけです。実際にはこれに加えて、生活費(ウーロンゴンで年A$20,000〜25,000程度)、OSHC、SSAF、渡航費、ビザ申請料がかかります。学生ビザ申請時には生活費の証明も求められます。
「授業料+生活費+諸費用」の総額シミュレーションを、志望コース別に無料でお作りします。ご相談ください。
「準備課程を挟むと、費用も期間も増えるのでは」というご質問をよくいただきます。UOWの場合、実際に計算すると結論が変わります。ビジネス系の学部を例に、5つのルートを並べます。
| ルート | 必要な評定平均 | 授業料の総額 | 期間 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| A. 学部へ直接入学 UES 30%適用 |
4.4以上 | 約A$81,850 | 3年 | 最も安く、最も短い。評定平均4.4以上ならこれ一択 |
| B. Diploma(Fast Track)経由 College 20%+学部 UES 30% |
3.0以上 +Diplomaで好成績 |
約A$82,867 | 約2年8ヶ月 | Diplomaの成績次第で学部進学時に30%。Aとほぼ同額 |
| C. 学部へ直接入学 Country Scholarship 20%適用 |
3.8以上 | 約A$93,542 | 3年 | Diploma経由(D)より総額で約A$2,900高く、期間も4ヶ月長くなります |
| D. Diploma(Fast Track)経由 College 20%+学部 Country 20% |
3.0以上 | 約A$90,663 | 約2年8ヶ月 | Cより安く、しかも短い |
| E. Foundation経由 College 20%+学部 Country 20% |
3.0以上 | 約A$117,734 | 約3年8ヶ月 | 学部1年次から始まるため、期間も費用も増える |
※Bachelor of Business(2026年入学の定価 年A$38,976)、UOW College Diploma of Business Fast Track(2027年 A$35,376)、Foundation Studies 2セッション(2027年 A$30,240)をもとにした概算です。College の International Academic Course Bursary は2027年に10〜25%の範囲となるため、ここでは20%で試算しています。Diploma修了後の単位認定の範囲はコースによって異なり、必ず学部2年次相当に進めるとは限りません。実際の総額は志望コースごとに試算が必要です。生活費・OSHC・SSAFは含みません。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表から読み取っていただきたいのは、2つのことです。
1つ目。「Diplomaは遠回り」という思い込みは、UOWでは正しくありません。ルートDはルートCより約A$2,900安く、しかも4ヶ月短いという結果になりました。理由は、Diplomaの授業料が学部より安く、そのうえCollegeの奨学金も適用されるからです。評定平均3.0台の方は、むしろ有利になる可能性があります。
2つ目。Foundation(ルートE)だけは、明確に費用と期間が増えます。Foundation修了後は学部1年次から始まるためです。ただしFoundationは進学先の選択肢が広いという利点があります。「分野が決まっているならDiploma、まだ迷っているならFoundation」――この原則が、費用面からも裏づけられます。
ただし重要な前提があります。ルートB・Dの計算は、「Diploma修了後に学部2年次相当への単位認定が受けられること」が前提です。この単位認定はコースによって範囲が異なり、必ず1年短縮できるとは限りません。
志望する学部コースについて、Diplomaからどれだけの単位が認定されるかを、出願前に確認します。ここを確認せずにDiplomaを選ぶと、「短縮できると思っていたのに4年かかった」ということが起こります。無料でお調べします。
英語力が入学要件に届かない場合、UOW College の進学英語(ETS/EAP)を前に足します。週単価は一律A$599ですので、総額は必要週数だけで決まります。ただし日本国籍の方が実際に払う額は、入学年によって変わります。
| 週数 | 授業料 (定価) |
2026年入学 30%減額後 English Language Bursary |
2027年入学 20%減額後 English Pathway Bursary |
2027年入学 15%減額後 General English Bursary |
|---|---|---|---|---|
| 6週 あと0.5バンド上げたい方 | A$3,594 | A$2,516 | A$2,875 | A$3,055 |
| 12週 IELTS 5.5 → 6.0 の目安 | A$7,188 | A$5,032 | A$5,750 | A$6,110 |
| 18週 IELTS 5.5 → 6.5 の目安 | A$10,782 | A$7,547 | A$8,626 | A$9,165 |
| 24週 IELTS 5.0 → 6.0〜6.5 の目安 | A$14,376 | A$10,063 | A$11,501 | A$12,220 |
※定価は2026年・2027年とも1週あたりA$599。減額後の金額は当社の試算(端数四捨五入)です。2026年入学の30%(English Language Bursary)は日本国籍が対象国に明記されており、General English・EAP・ETS のすべてが対象です(2026年7月7日以降に発行されたオファーが対象)。2027年入学の20%(English Pathway Bursary)は、EAP/ETSをUOW CollegeのDiplomaまたはFoundation Studiesとパッケージで出願した場合のみ適用されます。15%(General English Bursary)は一般英語の単独受講のみが対象です。必要週数は入学時のスコアと目標で決まり、最終判断はCollegeのAdmissionsチームが行います。詳しくはUOW College Australia の詳細ページをご覧ください。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表で最も重要なのは、2026年と2027年で減額率が違うことです。
日本国籍の方に適用される英語コースの減額は、2026年入学が30%、2027年入学が20%(進学英語)または15%(一般英語)。同じ週数でも12週で約A$718、24週で約A$1,438の差が出ます。
さらに2026年の30%はGeneral English にも適用されるのに対し、2027年は一般英語が15%に下がり、進学英語の20%もDiploma/Foundationとのパッケージが条件になります。「英語コースだけ先に取る」という進め方は、2027年以降は不利になります。
開始時期を2026年内にできるかどうかで総額が変わりますので、スケジュールの前倒しが可能かどうかも含めてご相談ください。
UOWの奨学金とは別に、日本国内で応募できる留学奨学金があります。ただし併用には注意が必要です。
ここまでの内容を、ご自身の状況ごとの行動指針にまとめます。
UOWの奨学金は、Future Leaders を除いて「申請」という手続き自体がありません。出願の流れのなかで自動的に処理されます。
ウーロンゴン大学の奨学金は、日本人なら必ずもらえますか?
対象コースであれば、ほぼ確実に受けられます。UOW Country Scholarship は日本を含む28か国の国籍を持つ留学生を対象とした授業料20%減額で、成績を問わず、申請書も不要です。
ただし「必ず」ではありません。教育学・ソーシャルワーク・心理学・医学・臨床運動生理学・栄養士(Nutrition and Dietetics)と、これらを含むダブルディグリーは対象外です。また他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている方も対象外になります。
志望コースが対象かどうかを、成績よりも先に確認してください。詳しくは対象外コースの一覧をご覧ください。
奨学金は併用できますか?
できません。UOWの留学生向け奨学金は併用不可で、条件を満たすもののうち最も有利な1つだけが適用されます。たとえば Country Scholarship(20%)と University Excellence Scholarship(30%)の両方の条件を満たす場合は、30%のほうが適用されます。
ただしUOW College Australia の奨学金は別枠です。進学英語(EAP・ETS)にかかる English Pathway Bursary と、Diploma・Foundation にかかる International Academic Course Bursary は、それぞれの課程で併せて適用されます。
また日本側の奨学金との併用にもご注意ください。UOWは「他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている場合は対象外」と明記しています。
30%の University Excellence Scholarship は、日本の評定平均でいくつ必要ですか?
5点満点のGPAで4.4が基準です。UOWは「学部グループ3の入学基準を満たす成績」を自動審査ラインとしており、日本の高校卒業資格ではGPA 4.4がその数値にあたります。判定に使われるのは高校2年時までの成績です。
重要なのは、実際に出願するコースがグループ3である必要はないという点です。GPA 4.4以上であれば、グループ1のコース(ビジネス・IT・工学など)に出願しても30%の審査対象になります。
申請書は不要で、定員もありません。条件を満たす方は全員が対象です。在学中はWAM(加重平均点)50以上の維持が条件です。
大学院で30%をもらうには、どのくらいの成績が必要ですか?
Postgraduate Academic Excellence Scholarship は、学士号または修士号の成績が85%以上(または同等)であることが条件です。申請書は不要で、出願すれば自動的に審査されます。
ただし重要な注意点が2つあります。1つ目は、Graduate Certificate + Master、Bachelor + Master のパッケージオファーは対象外だということ。成績85%以上の方がパッケージで出願すると、本来もらえた30%を失います。2つ目は、臨床心理学・臨床運動生理学・Master of Teaching・栄養士・Master of Social Work (Qualifying)・医学は対象外だということです。
また日本の大学の成績は合格点50%を前提としたパーセンテージに換算されるため、成績表の数字がそのまま使われるわけではありません。
英語コースやDiplomaにも奨学金はありますか?
あります。付属の UOW College Australia が独自の奨学金(Bursary)を用意しています。
2027年入学の場合、Diploma・Foundation Studies に International Academic Course Bursary(10〜25%)、進学英語(EAP・ETS)をDiploma/Foundationとパッケージにした場合に English Pathway Bursary(20%)、一般英語(General English)の単独受講に General English Bursary(15%・日本国籍が対象)、Diploma of Nursing に 10% の奨学金があります。
いずれも出願時に自動審査され、対象であればオファーレターに記載されます。1コースにつき1つの奨学金のみですが、英語コースとDiploma/Foundationは別コース扱いのため、それぞれに適用されます。
授業料が全額免除になる奨学金はありますか?
UOW Future Leaders Scholarship が最長4年間の授業料全額免除です。
ただし他の奨学金と異なり、専用の申請フォーム、課外活動やリーダーシップ経験を記載したCV、1ページの志望動機書の提出が必要な選考型で、定員制です。対象は最終学年(Year 12相当)に在学中の留学生で、コース開始時に18歳であること、WAM 75以上相当の成績が条件です。看護・教育・ソーシャルワーク・心理学などのコースは対象外です。
募集期間が限られます(2026年8月16日時点では締め切られています)。Future Leaders を前提に資金計画を立てることはおすすめしません。本命は申請不要のUES(30%)またはCountry Scholarship(20%)に置いてください。
奨学金は入学初年度だけですか?
いいえ。UOWの主要な留学生奨学金は「コースの最短修業年限(minimum duration)」のあいだ適用されます。3年制の学部なら3年間、毎年の授業料から減額が続きます。
たとえばビジネス系(定価 年A$38,976)に30%が適用されると、3年間で約A$35,078の差になります。初年度だけの割引とは影響の大きさがまったく違います。
ただし継続には条件があります。UES・PGAEは在学中にWAM(加重平均点)50以上の維持、Alumni Scholarship は Credit average 65以上の維持が必要です。また在学中にコースを変更すると資格を失います。
オファーレターに奨学金の記載がありませんでした。どうすればいいですか?
まず志望コースが対象コースかを確認してください。教育学・ソーシャルワーク・心理学・医学・臨床運動生理学・栄養士とそれらを含むダブルディグリーは対象外です。この場合、記載がないのは正常な結果です。
対象コースなのに記載がない場合は、大学へ確認する価値があります。成績証明書の書式が不十分だった、国籍を証明する書類(パスポート)が提出されていなかった、といった理由で審査されていないケースがあります。
また他の奨学金・スポンサーシップを申告している場合も、対象外として処理されます。心当たりがない場合はお申しつけください。大学への照会を無料で代行します。
日本の奨学金(トビタテなど)とUOWの奨学金は併用できますか?
原則としてできません。UOWの奨学金は「他の奨学金・スポンサーシップ・割引を受けている場合は対象外」と明記されています(生活費支給型のStipendは除く)。
判断は金額の比較になります。たとえば工学(4年・定価A$195,072)でUES 30%が適用されれば、減額額は約A$58,500(日本円でおよそ550万円前後)。多くの日本側奨学金の給付総額を上回ります。
正しい順番は「まずUOWの減額率を確定させ、次に日本側の給付総額と比較する」です。「両方もらえるはず」と思って進めた結果、UOWの30%が取り消されることは実際に起こりえます。日本側の奨学金に応募される予定がある方は、必ず事前にご相談ください。
入学後に成績が下がったら、奨学金は打ち切られますか?
条件があります。University Excellence Scholarship と Postgraduate Academic Excellence Scholarship は、在学中にWAM(加重平均点)50以上を維持することが条件です。Alumni Scholarship は Credit average(65以上)の維持が条件です。
Country Scholarship については成績の維持条件は公表されていませんが、コースを変更すると資格を失う点はすべての奨学金に共通します。
正確な継続条件はオファーレターと奨学金の規約(Terms and Conditions)に記載されますので、受諾前に必ずご確認ください。ご不明な点は無料でご説明します。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。そのうえで、UOWのように対象外コースが細かく、パッケージ出願で奨学金を失う設計になっている大学では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
UOWで最も多い失敗がこれです。教育学・ソーシャルワーク・心理学・医学・栄養士・臨床運動生理学は、20%も30%も対象外。しかもこれらはUOWが強い分野と重なります。「志望コースを決めてから、実は対象外だと知る」という順番になると、予算計画が根本から狂います。
UESの判定ラインは「グループ3の入学基準を満たす成績」=日本の高校でGPA 4.4です。これは公式サイトを読み込まないとわからない仕組みで、「グループ3のコースに出願しなければもらえない」と誤解されている方が非常に多いところです。成績証明書をお預かりして正確に判定します。
大学院で「Graduate Certificate + Master」「Bachelor + Master」のパッケージオファーを取ると、30%奨学金の対象外になります。一方、英語コースとのパッケージはビザ申請が一度で済むという利点があります。どこをパッケージにして、どこを分けるか――ここは経験がないと判断しにくいところです。
UOWは合格点50%を前提としたパーセンテージで審査します。日本の大学の多くは60点合格ですので、成績表の数字がそのまま使われるわけではありません。「自分は85%に届くのか」を、成績証明書を見て判断します。
大学本体の奨学金と、UOW College の奨学金(10〜30%)は別の制度です。しかも2026年と2027年で内容が変わりました。英語コース+Diploma+学部の3段階で、それぞれどの奨学金が適用されるかを整理したうえで総額をお出しします。
UOWは「他の奨学金を受けている場合は対象外」と明記しています。トビタテや自治体の奨学金に応募する前に、どちらが有利かを試算します。金額次第では、日本側を辞退してUOWの30%を取ったほうが有利な場合があります。
奨学金はオファーレターに記載されて初めて確定します。対象コースなのに記載がない場合、書類の不足が原因のことがあります。受諾前に内容を確認し、必要なら大学へ照会します。
大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。UOW・UNSW・マッコーリー大学の奨学金を条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。在学中の成績維持条件(WAM 50以上)や、コース変更に伴う奨学金への影響まで、渡豪後も日本語で相談できます。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
ウーロンゴン大学の奨学金を検討している方へ ― 松本より
ウーロンゴン大学の奨学金制度は、オーストラリアの大学のなかでも群を抜いてわかりやすいと思います。日本国籍なら20%、評定平均4.4以上なら30%。しかも申請書は不要です。
だからこそ、やるべきことは「志望コースが対象かどうかを確認すること」ただ一点です。ところがこの確認をしないまま出願して、オファーレターに何も書かれておらず、そこで初めて対象外だと知る――という方が、毎年いらっしゃいます。
教育学、ソーシャルワーク、心理学、栄養士。これらはUOWが力を入れている分野であり、同時に奨学金の対象外でもあります。この矛盾を、私たちは正直にお伝えします。
ご自身の評定平均(または大学の成績)と、学びたい分野を教えていただければ、実際にいくらになるのかを具体的な数字でお答えします。UOWが合わないと判断すれば、そう申し上げます。まだ迷っている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。ウーロンゴン大学への出願から奨学金の適用確認、渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。
Free Consultation
申請不要の奨学金でも、
「確認しないと」もらえません。
「志望コースは対象か、対象外か」「私の評定平均だと20%か30%か」「日本の大学の成績は85%に届くか」「パッケージ出願で30%を失わないか」――ウーロンゴン大学が合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページは2026年8月16日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。奨学金の名称・減額率・適用条件・対象外コースはウーロンゴン大学公式「International student scholarships」および各奨学金ページ、日本の成績との対応は同大学公式「International entry requirements」、UOW College の奨学金は UOW College Australia 公式「International fees and scholarships」の公表値です。学費はウーロンゴン大学公式 Course Finder の2026年入学者向け公表値および UOW College Australia の2026・2027年公表値をもとにした概算で、シミュレーションの金額は端数を四捨五入しています。奨学金・学費・入学要件は年度ごとに改定されます。出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。