🇦🇺 オーストラリア留学 / パース・大学
西オーストラリア州パースの公立大学。州内で唯一の獣医学課程を持ち、工学・エネルギー、犯罪学、環境保全科学に強みがあります。
総合順位ではなく、分野と入口の広さで選ばれてきた大学です。
オーストラリア西海岸の州都パース。日本との時差はわずか1時間、直行便もあり、東海岸に比べて生活費が抑えられる街です。この街には性格の異なる大学が並んでいます。Go8の西オーストラリア大学(UWA)、実学と就職のカーティン大学、芸術と看護のエディス・コーワン大学(ECU)。そしてマードック大学(Murdoch University)です。
マードック大学を世界ランキングだけで見ると、評価を見誤ります。QS世界大学ランキング2027は422位。総合順位で選ぶ大学ではありません。ただし獣医学は西オーストラリア州で唯一、工学・エネルギーは再生可能エネルギーの実機プラントを持ち、犯罪学にはオーストラリアで唯一の専攻がある――分野で見ると立ち位置が変わります。
そしてもうひとつ、この大学を検討する実務上の理由が入口の広さです。学部の標準英語要件はIELTS総合6.0。大学は入学要件のページで「高校の成績・これまでの学修歴・職務および実務経験を考慮した複数の入学経路を用意している」と明記しています。日本の高校からのルートも、一本の基準線で機械的に切られる設計にはなっていません。
一方で、お金の話は正確に押さえる必要があります。マードックの留学生向け奨学金は「日本人なら誰でも」ではありません。20%の International Futures Scholarship は対象コースが10課程に限定され、15%の International Welcome Scholarship は対象国リストに日本が入っていません。ここを取り違えたまま計画を立てると、想定と実額が食い違います。
このページでは、2027年入学の公式学費表(初年度・修了総額)、奨学金の適用条件、コース別の英語要件を数字で整理したうえで、カーティン大学・ECUとの比較まで踏み込みます。日本の高校・大学からの進学ルートも図解でご説明します。
マードック大学は、西オーストラリア州パースにある公立総合大学です。1973年に西オーストラリア州で2番目の大学として設立され、1975年に510名の学部生で授業を開始しました。校名は、西オーストラリア大学の初代英文学教授であり同大学の総長も務めた著述家・哲学者サー・ウォルター・マードック(1874–1970)に由来します。
大学の性格を一言で表すなら、「学際性から出発した大学」です。設立当初から分野をまたいだ学びを設計思想に置いており、現在も「人文・ビジネス・法学・社会科学カレッジ」と「理学・保健・工学・教育カレッジ」の2カレッジ制を採っています。ダブルメジャー・ダブルディグリーの選択肢が広いのは、この構造によるものです。
学部・大学院とも標準要件はIELTS Academic 総合6.0(各バンド6.0以上)。研究課程は総合6.5です。オーストラリアの大学としては低めの設定で、留学の開始時期を早められる可能性があります。ただし看護・獣医学・教育など、より高い要件を課すコースがあります。
1974年以来、西オーストラリア州で獣医学を学べるのはマードックだけです。キャンパス内に動物病院・臨床施設・稼働中の農場を保有し、伴侶動物・家畜・野生動物の3領域をカバーする臨床実習が組まれています。
風力・波力・太陽光、電力システム、環境技術・水資源、汚染制御が重点領域です。専用の制御室を備えた実機の工学プラントBayer Pilot Plantを持ち、学部プログラムで450時間以上の実務経験を積みます。
留学生向けの授業料減額は出願審査の時点で自動的に判定され、申請書も動画も不要です。減額の期間はDuration of degree(在学期間中ずっと)で、毎学期の授業料から自動的に差し引かれます。ただし制度ごとに対象コース・対象国が決まっています。
Murdoch College がパースキャンパスのBuilding 121にあり、英語コース(EAP・General English)、Foundation Studies、Murdoch University Preparation Course、Diploma、Postgraduate Qualifying Program を提供しています。
パースはシドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の区分に置かれており、卒業生ビザ(サブクラス485)の滞在期間の延長と、永住権申請時の地方加点の対象になります。※ビザ制度は変更されることがあります。
総合ランキングだけで判断すると、この大学は見誤ります。QS世界大学ランキング2027でのマードック大学は世界422位です。UWA・カーティンと並べると、総合順位では明確に下です。そこは事実としてお伝えします。
一方で、獣医学(州内唯一)、再生可能エネルギー工学、犯罪学(豪州唯一の専攻)、環境保全科学といった個別分野では、この大学でなければ得られない環境があります。「総合力で選ぶ大学」ではなく「分野と入口の広さで選ぶ大学」――これがマードック大学の実像です。
マードック大学は18の学問領域で200以上のコースを開講しています。ここでは、日本人留学生からのご相談が多く、かつ大学が公式に強みとして挙げている分野を整理します。金額はこのセクションには書いていません。学費は06 学費と費用に分野別・コース別でまとめています。
西オーストラリア州で獣医学を学べる唯一の課程です。1974年の開講以来、州内で獣医師を養成してきた唯一の機関という位置づけにあります。学士課程と博士課程(DVM)を統合した一貫プログラムです。
※獣医学課程は競争率が高く、留学生の受け入れ枠も限られます。付属校 Murdoch College の Foundation Studies 修了で進める学部コースからも獣医学課程は除外されており、Bachelor of Science(Animal Science)を経由する形が公式に案内されています。出願を検討される場合は、早い段階でのご相談をおすすめします。
再生可能エネルギーを軸に据えた工学教育がマードックの看板です。学部の Engineering Honours は4年制で、修了までの総額が公式に公表されています。
法学・犯罪学スクールに属する課程です。3つの専攻のうち2つは「オーストラリアで唯一」と公式に記載されています。
キャンパス内に保全湿地とバンクシア林があり、日常的にフィールドワークができます。実習のために遠出をしなくてよい環境は、この分野では実務上の利点になります。
オーストラリア心理学認定評議会(APAC)の認定課程です。オーストラリアで登録心理士を目指す場合の第一歩になります。
オーストラリア看護助産師登録機関(NMBA)への登録資格につながる課程です。パースキャンパスとマンジュラキャンパスの両方に実習施設があります。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
マードックを検討する順序を、率直に整理します。
この大学は「まず分野を決めてから当てはめる大学」です。総合順位が高いから選ぶ、という大学ではありません。獣医学・工学とエネルギー・犯罪学・環境保全科学・心理学のいずれかを学びたい方にとっては、順位表の見た目以上に有力な選択肢になります。
そのうえで、志望コースが20%奨学金(International Futures Scholarship)の対象10課程に入っているかどうかを、必ず最初に確認してください。対象に入っているかどうかで、3〜4年の総額が数十万円から百万円単位で変わります。日本国籍の方は15%の International Welcome Scholarship が使えないため、この確認の重要度が他国の学生より高くなります。
逆に、「Go8のブランドを活かしていきたい」という目的が第一なら、同じパースならUWA、総合力ならカーティンという選択もあります。そこも含めて、条件を並べたうえで一緒に決めます。
マードックは西オーストラリア州に3つのキャンパスを持ち、さらにシンガポールとドバイに拠点を展開しています。留学生の大半はパース(マードック)のメインキャンパスで学びます。
パース中心部から南へ約13km、マードック地区にある大学最大の教育・研究拠点です。留学生の大半がここで学びます。動物病院、稼働中の農場、保全湿地とバンクシア林、Bayer Pilot Plant、データセンター、eスポーツハブといった施設が同一敷地内に揃っており、他大学では見られない構成です。
Murdoch駅(電車)とバスターミナルが隣接し、パース中心部からの公共交通アクセスは良好です。学生寮「Murdoch University Village」もキャンパス内にあります。付属校 Murdoch College は同じ敷地の Building 121(90 South Street)です。
メインキャンパス学生寮あり動物病院・農場Murdoch駅付属校併設1996年に設立されたマードック初の地方キャンパス(学生受け入れ開始は1997年7月)。パースの南、インド洋に面したロッキンハム地区にあります。看護をはじめとする保健系の課程が開講されています。
1996年設立保健系海沿いパースから南へ約70km、ピール地域のマンジュラにあるキャンパス。2005年初頭に完成し、Mandurah Senior College・Challenger TAFEと同一敷地に併設されています。看護課程の臨床実習施設があります。付属校の Foundation Studies から Bachelor of Nursing へ進む場合は、Semester 2にマンジュラキャンパスで開始し、在学中のキャンパス変更はできないと公式に定められています。
ピール地域看護実習施設TAFE併設シンガポールとドバイにも拠点を展開しています。ただし本ページで扱う学費・奨学金は、すべて西オーストラリア州のキャンパスで学ぶ場合の条件です。留学生向けの授業料減額奨学金も「マードックの西オーストラリア州キャンパスで学び始めること」が要件に明記されています。
シンガポールドバイ条件が異なります通学について。メインキャンパスはMurdoch駅に隣接しており、パース中心部から電車で20分ほどです。学生証があれば公共交通機関を割引料金で利用できます。志望コースがどのキャンパスで開講されているかは、コースによって決まります。とくに看護はキャンパスと入学時期の指定があるため、コース選びの段階で確認が必要です。
マードック大学の英語要件は、学部・大学院とも標準がIELTS Academic 総合6.0(各バンド6.0以上)、研究課程が総合6.5(各6.0以上)です。オーストラリアの大学としては低めの水準ですが、コースによって段階的に上がります。下の表は公式の英語要件表から、日本人留学生に関係の深いものを抜き出したものです。
| コース区分 | IELTS 総合 | バンド別の条件 |
|---|---|---|
| 学部・大学院の標準 (下記以外のすべて) | 6.0 | 全バンド6.0以上 |
| 研究課程 (PhD・Master by Research) | 6.5 | 全バンド6.0以上 |
| カイロプラクティック (B1422 学部) | 6.5 | 全バンド6.5以上 |
| 大学院の教育学 (Graduate Certificate in Education・Master of Education) | 6.5 | 全バンド6.0以上 |
| 看護 (Bachelor of Nursing) | 7.0 | リーディング7.0/ライティング6.5/ スピーキング7.0/リスニング7.0 Duolingo・LanguageCertは不可 |
| 獣医学 (BSc / DVM・Vet Clinical Studies) | 7.0 | 全バンド7.0以上 |
| 心理学(大学院) Graduate Diploma in Psychology (Advanced)・ Master of Applied Psychology・Professional Psychology | 7.0 | 全バンド7.0以上 Duolingoは不可 |
| カウンセリング・芸術療法・ 臨床運動生理学(大学院) | 7.0 | 全バンド7.0以上 |
| Master of Clinical Chiropractic (M1408) | 7.0 | リーディング7.0/ライティング6.5/ スピーキング7.0/リスニング7.0 |
| 教育学部(学部) Bachelor of Education 全課程 Master of Teaching (初等・中等) | 7.5 | リーディング7.0/ライティング7.0/ スピーキング8.0/リスニング8.0 Duolingoは不可 |
※IELTSのほか、TOEFL iBT・PTE Academic・Cambridge C1 Advanced・OET・LanguageCert Academic・Kaplan Test of English(KTE)・Duolingo English Test が受け付けられます(コースにより可否が異なります)。IELTS One Skill Retake は標準要件および多くの高要件コースで有効と明記されています。正確な要件は志望コースごとに異なりますので、アンアルウェンで無料でお調べします。出典:Murdoch University 公式「English proficiency tests」(2026年8月13日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ここは実務上とても重要です。「マードックは英語要件がIELTS 6.0だから入りやすい」という理解だけで準備を進めると、志望コースを決めた段階で計画が崩れます。
とくに教育学部は総合7.5・スピーキングとリスニングが8.0という、オーストラリアの大学のなかでも最上位クラスの設定です。看護は7.0、獣医学と大学院の心理学系は全バンド7.0。総合6.0と全バンド7.0の差は、IELTS対策の期間にすると1年前後変わることも珍しくありません。
一方で、ビジネス・IT・データ分析・犯罪学・人文・環境科学・工学は標準の6.0です。この帯のコースを志望される方にとって、マードックは「同じ英語力で1年早く始められる大学」になり得ます。志望コースの要件を先に確認することが、留学時期を早める最短の方法です。
要件に届かない場合は、キャンパス内のMurdoch CollegeのEAP(進学英語コース)を修了すれば、IELTSを受け直さずに進学できます。修了基準は総合65%・各技能55%以上と大学が公式に定めています。
マードック大学は、学部の入学経路について「高校の成績・これまでの学修歴・職務および実務経験を考慮した、複数の入学経路(admission pathways)を用意している」と公式に明記しています。また「それぞれの分野が独自の出願要件を持つ」とも記載しており、全学共通の一枚の基準表があるわけではありません。
日本の高校を卒業された方は、出願書類にもとづく個別審査になります。成績次第では、学部へ直接進学できます。要件に届かない場合の受け皿として、後述するMurdoch Collegeの Foundation Studies・Murdoch University Preparation Course・Diploma が用意されています。どちらになるかは照会してみないとわかりませんので、準備課程を前提に計画を組む前に一度確認する価値があります。詳しくは次の章でご説明します。
大学院(コースワーク)は、学士号の保持が基本要件です。コースによっては前提となる専攻分野や実務経験が個別に設定されます。関連分野の学位がない場合でも、職務経験の証明で要件を満たせる場合があると公式に記載されており、社会人の方にとっては現実的な選択肢です。
研究課程(PhD・Master by Research)は、Honours資格・大学院コースワーク学位・専門的な研究経験のいずれかが通常必要です。留学生が研究課程に出願する場合は、正式出願の前に EOI(Expression of Interest in Higher Degree Research Candidature)フォームの提出が必須と公式に定められています。この手順を飛ばすと出願が進みません。
留学生には、学生ビザ申請にあたってGenuine Student(GS)要件の充足が求められます。「本当に学ぶ目的で来豪するのか」をオーストラリア政府が確認する制度で、書面での説明が必要です。マードック大学も出願フローの中にGS要件の項目を設けています。
アンアルウェンでは、GSステートメントの作成を含めて無料で全面サポートしています。ここは自己流で書くと不許可リスクが上がる部分ですので、必ずご相談ください。
アンアルウェン独自コンテンツ
「私の成績で入れますか」「奨学金はもらえますか」――ご相談で最も多くいただく質問です。マードックについては、大学本体と付属校で情報の出方が違うという特徴があります。ここが実務上の勘所です。
以下のうち、公式に公表されている数値(英語要件、学費、奨学金の適用条件、付属校の学歴基準)以外はアンアルウェンの実務上の目安です。マードック大学が公表している公式の成績換算表ではありません。実際の判定は出願書類にもとづく大学の個別審査によります。正確な見通しが必要な方は、成績証明書をお送りいただければ無料で確認いたします。
マードック大学は入学要件のページで、学部について「高校の成績・これまでの学修歴・職務および実務経験を考慮した、複数の入学経路を用意している」と明記しています。これは実務上、「一本の基準線で機械的に切られる大学ではない」ということを意味します。
ただし同時に「各分野が独自の出願要件を持つ」とも書かれています。つまり出発点は「志望コースの入学要件を個別に確認すること」です。ここを推測で進めると、出願準備そのものが無駄になります。
ここがマードックの大きな特徴です。キャンパス内の付属校 Murdoch College は、国・地域別の入学基準表に日本を掲載しており、必要な学歴が数字で示されています。準備課程を経由するルートを検討する場合、この表が判断の土台になります。
| 進学ルート | 日本からの学歴要件(公式) | 英語(IELTS) |
|---|---|---|
| 学部へ直接入学 | まずここを確認します。大学本体は「複数の入学経路」を掲げており、日本の高校の成績は個別審査で判定されます。成績次第では直接出願できます。IB・A-Level等の国際資格をお持ちの場合は判定が早く出ます | 6.0〜7.5 コースにより |
| Foundation Studies /MUPC |
高等学校 第2学年の修了(Kotogakko Year 2, successful completion) | 5.5(各5.0) /6.0(各5.5) |
| MUPC (Accelerated Entry) |
高等学校卒業+評定平均(GPA)3.0以上 | 6.0(各5.5) |
| Diploma of Business /Diploma of IT |
高等学校卒業+評定平均(GPA)3.0以上 | 5.5(各5.0) |
| Postgraduate Qualifying Program |
4年制の高度専門士、または3年制の短期大学士(Kodo Senmonshi/Tanki Daigakushi) | 6.0(各5.5) |
※Murdoch College 公式「Entry Requirements」の国・地域別表(Japan の行)にもとづきます(2026年8月13日確認)。学部へ直接入学する場合の判定基準は大学本体が個別に行うもので、この表とは別の審査です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
現場で一番お伝えしたいことです。高校生の方から「評定が3.2しかないので、Foundationしかないですよね」というご相談をよくいただきます。ただそれは照会してみないと決まりません。直接入学できるのに1年分の学費と時間をかけてしまうのは、いちばんもったいないパターンです。
そのうえでマードックの場合、準備課程を経由することになっても選択肢が細かく分かれています。高校2年修了の段階なら Foundation/MUPC、卒業+評定3.0以上なら1トライメスター(15週)で終わる MUPC Accelerated Entry や Diploma。「準備課程=必ず1年」ではありません。ここを知らずに1年コースで見積もっている方が多いところです。
Diploma of Business/Diploma of Information Technology を選んだ場合は、修了後に学部の2年次相当へ進める設計です。準備課程に1年かけても学位の修了年次が変わらない、という組み方ができます。
大学院(コースワーク)に出願する場合、基本要件は学士号の保持です。マードックは「入学要件を満たすために職務経験を考慮する場合がある」と公式に記載しており、学部の成績だけで判定される仕組みではありません。実務経験のある社会人の方にとっては、ここが判断材料になります。
要件に届かない場合は、付属校のPostgraduate Qualifying Program(1トライメスター・5ユニット)を経由するルートがあります。短期大学士・高度専門士の方でも出願できると国別表に明記されている点は、学士号をお持ちでない社会人の方にとって重要です。
条件付きオファー(Conditional Offer)の段階でも、奨学金は判定されます。マードックの留学生向け授業料減額は「入学審査の時点で条件を満たす学生に自動的に付与される」と公式に明記されているためです。専用の申請書はありません。
条件付きオファーは「早めに出願する人ほど有利」な仕組みです。早い段階でオファーを受け取っておけば、減額の見通しを持ったまま学費計画を立てられ、学生ビザの準備にも余裕ができます。
以下の金額は、マードック大学公式の「2027 International Course Fees」にもとづく、2027年入学者の授業料です。マードックは初年度の授業料だけでなく、修了までの総額(Indicative Total Course Fee)も公表している点が特徴で、総額の見通しを最初から立てられます。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
下の表の金額は「定価」です。マードック大学の場合、International Futures Scholarship(20%減額)の対象10課程に該当すれば、在学期間中ずっと授業料が2割引きになります。日本国籍の方が使えるのは、原則としてこの制度です。
たとえば Bachelor of Business(定価 初年度A$37,800/3年総額A$113,400)に20%が適用されると、3年間で約A$22,680の差になります。Bachelor of Psychology(3年総額A$129,600)なら約A$25,920の差です。定価だけを見て判断するのは早すぎます。
アンアルウェンを通していただくと何が変わるか ― ①志望コースの正確な学費を公式資料から確認します、②志望コースが20%の対象10課程に入っているかを事前に確認します、③減額後の総額に生活費・OSHC・ビザ申請料まで足したシミュレーションを無料でお出しします。学費も奨学金の条件も、大学へ直接申し込む場合とまったく同じです。
| 分野 | 主なコース | 初年度 | 修了総額 |
|---|---|---|---|
| 人文・国際安全保障 | Arts(B1356)/Global Security(B1363) | A$36,720 | A$110,160 |
| ビジネス・ コミュニケーション・ 教育 | Business(B1367)/Communication(B1342)/Creative Media(B1343)/Education 各課程(B1368・B1404・B1405・B1406) | A$37,800 | A$113,400 教育は4年で A$151,200 |
| 数理科学 | Science (Mathematical Science)(B1410) | A$38,760 | A$116,280 |
| 犯罪学・IT・ データ分析・法学 | Criminology(B1345)/Information Technology(B1390)/Data Analytics(B1420)/Laws(B1395)/IT and Business(B1375) | A$39,600 | A$118,800 |
| 心理学・ 臨床検査科学 | Psychology(B1413)/Laboratory Medicine(B1374・4年) | A$43,200 | A$129,600 臨床検査は A$172,800 |
| 理学・工学・ 環境・法科学 | Science (Environmental and Conservation Sciences)(B1399)/Science (Physical Sciences)(B1411)/Biomedical Science(B1419)/Forensic Science(B1418)/Sport and Exercise Science(B1348)/Food Science and Nutrition(B1389)/Engineering Technology(B1408) | A$44,040 | A$132,120 |
| 工学(Honours) | Engineering Honours(H1287・4年) | A$44,040 | A$176,160 |
| 看護 | Nursing(B1417) | A$44,640 | A$133,920 |
| 農業科学 | Agricultural Science(B1391) | A$45,000 | A$135,000 |
| カイロプラクティック (学部+修士) | Health Science / Master of Clinical Chiropractic(B1422) | A$44,640 | A$223,200 |
| 獣医学 (学部+DVM) | Science / Doctor of Veterinary Medicine(B1402) | A$71,880 | A$431,280 |
※金額はすべてオーストラリアドル(AUD)です。表示額はフルタイム標準履修(年間24クレジットポイント)を前提とした目安で、実際の授業料は履修するユニットによって決まります。在学中は毎年インデクセーション(改定)が適用されますと公式に明記されており、2年目以降の金額は上がる可能性があります。ダブルディグリー(Laws / Business など)は修業年限が長いぶん総額が上がります。出典:Murdoch University 公式「2027 International Course Fees」(2026年8月13日確認)。
| 分野 | 主なコース | 初年度 | 修了総額 |
|---|---|---|---|
| 教育・コミュニケーション・ 開発学 | Master of Education(M1313/M1367)/Master of Communication(M1277)/Professional Communication(M1419)/Development Studies(M1195)/Sustainable Development(M1214) | A$37,800 | A$56,700〜 A$75,600 |
| 犯罪学 | Master of Criminology(M1314) | A$38,520 | A$77,040 |
| コミュニティ開発 | Master of Community Development(M1212) | A$38,760 | A$77,520 |
| IT・公共政策 | Master of Information Technology(M1220)/Master of Science in IT(M1294)/Master of Public Policy(M1394) | A$39,600 | A$59,400〜 A$79,200 |
| カウンセリング・ 芸術療法・医療経営 | Master of Counselling(M1412)/Creative Arts Therapies(M1300)/Health Care Management(M1358)/MBA・Health Care Management(M1296) | A$40,800 | A$40,800〜 A$81,600 |
| 心理学 | Master of Applied Psychology in Clinical Psychology(M1156)/Applied Psychology (Professional)(M1238)/Professional Psychology(M1388) | A$41,880 | A$41,880〜 A$83,760 |
| 法科学・食品科学 | Master of Forensic Science(M1255/M1292)/Food Science (Industry Practice)(M1371/M1372) | A$46,800 | A$70,200〜 A$93,600 |
| 環境・エネルギー・ 工学 | Master of Environmental Science(M1210)/Biosecurity(M1248)/Renewable and Sustainable Energy(M1268)/Engineering Practice(M1330) | A$46,920 | A$46,920〜 A$93,840 |
| 食料安全保障・ 感染症 | Master of Food Security(M1311)/Infectious Disease Surveillance and Control(M1381/M1382) | A$47,760 | A$71,640〜 A$95,520 |
| 獣医臨床 | Master of Veterinary Clinical Studies(M1223) | A$61,800 | A$92,700 |
| 共通 | Graduate Certificate(大学院修了証) | A$18,900〜 A$23,880 | 同左 |
| 共通 | Graduate Diploma(大学院ディプロマ) | A$37,800〜 A$47,760 | 同左 |
※同じコース名でもコードによって修業年限が異なり、総額が変わります(例:Master of Education は M1313 が1.5年でA$56,700、M1367 が2年でA$75,600)。志望コースの正確な金額はアンアルウェンで確認いたします。
| コース | 授業料 | 期間・備考 |
|---|---|---|
| EAP(進学英語) | 週 A$470 | 1レベル10週(最大20週)。進学準備課程とのパッケージ申込でEAP1は全額免除(English Support Scholarship 100%) |
| General English | 週 A$470 | 5週単位(5〜52週)。単独申込は20%奨学金の対象外 |
| Foundation Studies | A$28,440 | 2トライメスター(各15週)・8ユニット |
| MUPC | A$28,440 | 3トライメスター・9ユニット |
| MUPC (Accelerated Entry) | A$14,220 | 1トライメスター(15週)・4ユニット |
| Diploma of Business /Diploma of IT | A$28,800 | 2〜3トライメスター・8ユニット(AQFレベル5) |
| Postgraduate Qualifying Program | A$14,750 | 1トライメスター(13週授業+試験1週)・5ユニット |
※Murdoch College 公式「Fees & Key Dates」の2026年料金にもとづきます(2026年9月26日以降に受理された出願に適用)。授業料のみで、入学金A$390・教材費(週A$20・上限A$400)などは別途です。2026年に開始する進学準備課程には20%の Academic Program Scholarship があります。詳細はマードック大学付属校の詳細ページにまとめています。
| 費目 | 内容 |
|---|---|
| OSHC (海外学生健康保険) | 学生ビザの必須要件です。在学期間分をまとめて加入するのが基本で、保険料は実費がかかります。12ヶ月・シングルカバーでA$672程度が目安ですが、保険会社・加入時期により変わります |
| 学生サービス料 (SSAF) | 大学・付属校とも別途かかります。付属校は1学期あたりA$205が目安です |
| 学生ビザ申請料 | オーストラリア政府に納付します。金額は政府により改定されます |
| 渡航費・滞在費 | 航空券、住居(学生寮・ホームステイ・シェアハウス等)、生活費。滞在先の手配代行は無料ですが、寮費・ホームステイ費は実費です |
| 教科書・教材費 | 分野により変動します |
| 実習関連費 (看護・教育・獣医系) | 予防接種、Working with Children Check、CPR講習など。実習のあるコースで発生します |
生活費について。パースはシドニー・メルボルンと比べて家賃水準が低く、留学の総額を抑えやすい都市です。学位取得までの3〜4年で見ると、この差は授業料の減額と同じくらい総額に効いてきます。目安は後述の「パースで暮らす」のセクションにまとめています。
マードック大学の留学生向け授業料減額は、「申請不要で自動的に付与される」ことと、「減額が在学期間中ずっと続く(Duration of degree)」ことが特徴です。専用の申請フォームも、自己アピール動画もありません。ただし、日本国籍の方にとっては「どの制度が使えるか」が最初の分岐点になります。
| 減額率 | 正式名称 | 申請 | 日本国籍 | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| 20% | International Futures Scholarship 2027 | 不要 | ✓ 対象 | 国籍の制限なし。ただし指定の10課程のみ |
| 15% | International Welcome Scholarship 2027/2028 | 不要 | ✗ 対象外 | 対象国リスト制。公式の一覧に日本は含まれていません |
| 25% | Alumni Fee Discount (25%) | 不要 | ✓ 対象 | マードックの学士・修士を修了して12ヶ月以内に大学院へ進む方 |
| 10% | Alumni Fee Discount (10%) | 不要 | ✓ 対象 | マードックの学士・修士修了者が大学院へ進む場合(期間の条件なし) |
| 20% | Murdoch College Academic Program Scholarship | 不要 | ✓ 対象 | 付属校の進学準備課程に2026年中に入学する方(在籍中の授業料) |
| 100% | English Support Scholarship | 不要 | ✓ 対象 | 付属校の進学準備課程とパッケージで申し込む方のEAP1授業料が全額免除 |
※減額はいずれも在学期間中ずっと適用されます(Duration of degree)。複数のマードック奨学金の併用はできません。「他のマードックの奨学金を受給していないこと」が各制度の共通条件です。オーストラリア国籍・永住権をお持ちの方、政府奨学金や第三者スポンサーで授業料の全部または一部が賄われる方は対象外です。
このページでは主要な制度の要約までをご紹介します。対象10課程の完全な一覧、対象外コース、減額後の金額シミュレーション、申請時期、日本国籍で使える制度の組み立て方まで詳しく知りたい方は、マードック大学の奨学金ガイド(詳細ページ)をご覧ください。
日本国籍の方が使える、マードックの主力の授業料減額です。国籍の制限がなく、授業料が20%減額され、コースの全期間にわたって適用されます。応募手続きは不要で、出願すれば入学審査の時点で自動的に判定されます。
ただし対象は指定された10課程だけです。2027年入学の対象コースは次のとおりです。
適用期間は2026年8月1日から2027年9月1日までの入学審査分と公表されています。対象コースの内容は入学年度ごとに見直されますので、出願年度の一覧を必ず確認してください。
対象国の国籍を持つ留学生に、授業料15%の減額を全期間にわたって適用する制度です。こちらは対象コースが広く、学士・Graduate Certificate・Graduate Diploma・修士(コースワーク)のほぼ全般が対象になります。
ただし、公式が公開している対象国の一覧に日本は含まれていません。アジアからは中国・香港・マカオ・インド・インドネシア・韓国を除く多くの国が並んでいますが、Jで始まる国はヨルダン(Jordan)のみです。日本国籍の方はこの制度の対象になりません。
対象外コース:Bachelor of Science (Veterinary Biology)、Doctor of Veterinary Medicine、Bachelor of Nursing、Master of Clinical Psychology。
ここは他社サイトでも誤って案内されがちな部分です。「マードックには留学生向けの15%減額がある」という記述だけを読むと、日本人も自動的に対象だと受け取ってしまいます。アンアルウェンでは出願前に、志望コースと国籍の両方で対象可否を確認します。
マードック大学で学士または修士(コースワーク)を修了した方が、Graduate Certificate・Graduate Diploma・修士(コースワーク)へ進む場合に適用されます。国籍を問わず、留学生も対象です。
25%が適用されるのは、修了から12ヶ月以内かつ次の開講期に進学する場合です。この条件から外れる場合は10%の枠があります。「学部をマードックで卒業 → そのまま大学院へ」というルートを考えている方は、学部段階から一貫した費用計画が立てられます。
キャンパス内の付属校 Murdoch College にも、独自の減額制度があります。2026年中に進学準備課程(Foundation Studies・MUPC・Diploma・PQP)に入学する方は、在籍中の授業料が20%減額されます。
さらにEnglish Support Scholarship(100%)があり、EAP1と進学準備課程をパッケージで申し込んだ場合、EAP1の授業料が全額免除されます。「英語力が足りないから、まず英語コースを追加する」という判断のコストを、事実上ゼロにできる設計です。
※EAP2の単独受講と General English の単独受講は、20%奨学金の対象外です。また Murdoch College の公式サイトでは、進学準備課程の修了者がマードック大学へ進学する際の20%減額(Welcome Back International Scholarship)も案内されています。適用対象となる入学年度・条件は年ごとに設定されますので、出願前に必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
日本国籍の方がマードックの減額を最大化する考え方を、率直に整理します。
マードックの奨学金は成績で率が上がる仕組みではありません。成績を上げても20%が25%になることはなく、「対象コースかどうか」「対象国かどうか」で決まる制度です。ここがフリンダース大学やUNSWのような成績連動型とはっきり違う点です。
したがって日本国籍の方の実務上の分岐は、次の2つだけです。
「20%がつかないから諦める」という判断は早いです。たとえば Bachelor of Information Technology は3年総額A$118,800で、20%の対象外です。それでも同分野の他大学の定価と並べると、減額後の金額と競り合う水準になります。アンアルウェンでは、減額の有無ではなく「最終的にいくら払うか」で並べた比較表を無料で作成しています。
※奨学金の名称・減額率・対象コース・対象国・適用期間は年度ごとに改定されます。本ページは2026年8月13日時点の公式公開情報にもとづきます。過去の年度版として公開されている条件(2027年入学の25%版など)は現在は適用されませんので、出願年度・入学時期の条件を必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。出典:Murdoch University 公式「Scholarships Listing」(2026年8月13日確認)。
Murdoch College は、マードック大学パースキャンパスのBuilding 121(90 South Street, Murdoch)にある付属校です。英語コースと進学準備課程の両方を、大学の敷地の中で提供している点が最大の特徴で、学生は初日から大学の施設と学生生活のなかで学びます。運営はKaplan Higher Education Pty Ltd(CRICOS 03127E)で、コースはTEQSAの認定を受けています。
このページでは進学ルートとしての位置づけを要約しています。コースの中身・学費・2026年の開講日・EAP修了で満たせる英語要件・奨学金の適用条件まで詳しく知りたい方は、マードック大学付属校(Murdoch College)の詳細ページをご覧ください。
| プログラム | 期間・入学月 | 入学要件(日本から) | 修了後 |
|---|---|---|---|
| Foundation Studies | 2トライメスター (各15週) 6月・10月 |
高校2年修了 IELTS 5.5(各5.0以上) |
学部1年次へ (獣医学・教育学部を除く) |
| Murdoch University Preparation Course (MUPC) |
3トライメスター 2月 |
高校2年修了 IELTS 6.0(各5.5以上) |
学部1年次へ 英語科目が1つ多い構成 |
| MUPC (Accelerated Entry) |
1トライメスター (15週) 2月・10月 |
高校卒業+評定平均3.0以上 IELTS 6.0(各5.5以上) |
学部1年次へ 最短15週で進学 |
| Diploma of Business /Diploma of IT |
2〜3トライメスター 2月・6月・10月 |
高校卒業+評定平均3.0以上 IELTS 5.5(各5.0以上) |
Bachelor of Business/ Bachelor of IT の2年次相当へ |
| Postgraduate Qualifying Program |
1トライメスター 1月・4月・9月 |
高度専門士(4年)または 短期大学士(3年) IELTS 6.0(各5.5以上) |
対象の修士課程へ |
| EAP(進学英語) | 1レベル10週 (最大20週) |
EAP1:IELTS 5.0(各4.5以上) EAP2:IELTS 5.5 |
総合65%・各技能55%以上で IELTSを受け直さずに進学 |
英語のスコアがない方には、Murdoch College が無料の内部テストを実施しています。「IELTSを受けてからでないと相談できない」ということはありません。
マードックの付属校でとくに知っておいていただきたいのが、準備課程の長さが4段階に分かれていることです。
評定平均が3.0以上ある方は、15週の Accelerated Entry で学部1年次に入れる可能性があります。1年コースと比べて授業料でA$14,220、期間で約9ヶ月、生活費まで含めるとさらに大きな差になります。ここを確認せずに1年コースで見積もっている方が、実際によくいらっしゃいます。
日本の高校からマードック大学へ進む道は、大きく4つです。まず確認するのはルートAで、届かなかった場合にB・C・Dを使います。まず全体像を1枚にまとめます。
※学部の修業年限はコースにより3〜4年(工学Honours・教育・臨床検査科学などは4年)。EAPは Murdoch College の進学英語コースで、総合65%・各技能55%以上で修了すればIELTSを受け直さずに次の課程へ進めます。EAP1は進学準備課程とのパッケージ申込で授業料が全額免除されます。
成績次第では、準備課程を挟まずに学部1年次へ進めます。マードックは「複数の入学経路」を公式に掲げている大学です。
評定3.0以上なら15週の Accelerated Entry、高校2年修了の段階なら Foundation/MUPC。期間が3段階から選べます。
専攻がビジネスかITに決まっている方。修了すると学部2年次相当へ進めるため、学位の修了年次が変わりません。
日本の高校の卒業は3月なので、卒業後にいちばん早く乗れるのが10月入学の MUPC Accelerated Entry です。ここを例に、逆算のしかたをお見せします。直接入学(ルートA)の場合は、この15週がまるごと不要になります。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
間に合わない場合も選択肢はあります。Foundation Studies は6月・10月、Diploma は2月・6月・10月と年3回、MUPC Accelerated Entry は2月・10月の年2回に入学機会があります。高校卒業後に半年〜1年、日本または現地で英語を勉強してから進学するプランも十分現実的です。
そのうえでEAP1の授業料が免除される仕組みは、この判断を後押しします。「英語コースを足すと費用が増える」という一般的な悩みが、マードックの場合は進学準備課程とセットで申し込む限り発生しません。英語に不安がある方ほど、この設計の恩恵を受けられます。
すでに社会に出ている方、大学を卒業してから時間が経っている方から、いちばん多くいただく質問は「学部と違う分野の修士に行けますか」「成績が足りないと思うのですが」「短大卒でも行けますか」の3つです。結論から書くと、いずれも道はあります。
※修士の修業年限はコースによって1年〜2年と幅があります。英語要件も6.0(標準)から全バンド7.0(心理学系・カウンセリング・芸術療法・臨床運動生理学)、7.5(Master of Teaching)まで開きますので、志望コースごとの確認が必要です。
マードックは「入学要件を満たすために職務・実務経験を考慮する場合がある」と公式に記載しています。学部の成績に自信がない方にとって、職歴が判断材料になる余地があるということです。ただしコースごとの設定なので、志望コースでの扱いを確認する必要があります。
Postgraduate Qualifying Program は、付属校の国別入学基準表で日本について「4年制の高度専門士、または3年制の短期大学士」を要件と明記しています。専門学校卒・短大卒の方が修士へ進む現実的なルートで、期間は1トライメスター(約4ヶ月)です。
マードックは修了総額を公表しているため、年限の違いが金額でそのまま見えます。たとえば Master of Education は M1313 が総額A$56,700、M1367 がA$75,600。同じ名前でもコードによって18,900ドル違います。仕事を離れる期間を短くしたい方は、まずここを確認する価値があります。
International Futures Scholarship(20%)の対象となる大学院課程は、Master of Health Administration, Policy and Leadership/Criminology/Communication/Forensic Science/Engineering Practice の5つです(2027年入学)。志望分野がここに重なるかどうかで、総額が大きく変わります。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
社会人の方の相談でいちばん差が出るのは、コースコードの選び方です。マードックは同じ名前の修士に複数のコードがあり、修業年限と総額が違います。
Master of Education を例にとると、M1313 は総額A$56,700、M1367 はA$75,600。差はA$18,900で、ここに生活費の差と、働けなかった期間の収入まで加えると開きはさらに大きくなります。ただし両者は入学要件も内容も別ですので、「安いほうを選べばよい」という話ではありません。
ご自身の学歴・職歴・目的に対してどちらが妥当かを整理したうえで、総額を並べてお出しします。あわせて、志望コースが20%奨学金の対象5課程に入っているかどうかも同時に確認します。
パースは西オーストラリア州の州都で、人口およそ220万人。オーストラリアで4番目に大きな都市です。留学地としての性格を、条件ごとに整理します。
西オーストラリア州の標準時は日本より1時間遅いだけです。サマータイムもありません。家族との連絡が同じ生活時間帯でできるのは、東海岸(時差1〜2時間+サマータイムで最大3時間)と比べたときの実務的な違いです。日本からの直行便もあります。
パースはシドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の区分に置かれており、卒業生ビザ(サブクラス485)の滞在期間の延長と、永住権を申請する際の地方加点の対象になります。州都の規模とビザ上の優遇が両立している数少ない選択肢です。※制度は変更されることがあります。
シェアハウスの家賃はシドニー・メルボルンより低い水準です。学位取得までの3〜4年で見ると、この差は総額に大きく効いてきます。授業料の減額と生活費の差は、合わせて考える必要があります。
メインキャンパスはMurdoch駅とバスターミナルに隣接し、市内から電車で約20分。学生証で公共交通機関が割引になります。キャンパス内に学生寮(Murdoch University Village)があり、通学時間をゼロにする選択もできます。
東海岸の主要都市と比べると、パースは日本人留学生の絶対数が少ない都市です。日本語を使わない環境に身を置きたい方には向きます。一方で「日本人コミュニティの安心感がほしい」という方には、この点はデメリットにもなります。ご希望を伺ったうえでご案内します。
学生ビザでは就労が認められていますが、時間の上限が定められています。パースは資源産業を背景に人手需要のある都市です。ただしアルバイト収入を学費の主要な財源として計画することはおすすめしません。※ビザ条件は変更される場合があります。
| 費目 | パースの目安 | シドニーの目安 |
|---|---|---|
| 家賃(シェアハウス) | A$160〜240 | A$200〜320 |
| 食費(自炊中心) | A$60〜90 | A$70〜100 |
| 交通費(学割あり) | A$20〜35 | A$30〜50 |
| 外食・娯楽 | A$50〜80 | A$60〜100 |
| 合計の目安 | A$290〜445 | A$360〜570 |
※アンアルウェンが留学サポートの実務で用いている目安であり、大学の公式発表値ではありません。生活スタイルにより大きく変わります。学生寮(オンキャンパス)を利用する場合は別の料金体系になりますので、個別にお調べします。
西オーストラリア州で学ぶことは、卒業後の就労や永住権を考えるうえでも意味を持ちます。マードックが強い工学・エネルギー、獣医学、看護、ITといった分野は、州の推薦制度で需要が認められやすい領域と重なります。
オーストラリアの移民制度では、大都市圏とそれ以外で区分が設けられており、人口の地方分散を目的とした優遇措置があります。パースはシドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の区分に置かれています。具体的には、卒業生ビザ(サブクラス485)の滞在期間の延長と、永住権を申請する際の加点が該当します。
加えて西オーストラリア州の州推薦(State Nomination)は、州内に住み働く意思のある人材に州政府が移民ビザの推薦を出す制度です。マードック大学での就学期間も州内居住歴としてカウントされます。
ただし、どの地域がどの区分に該当するか、延長される年数が何年か、どの職種が推薦の対象になるかは、制度改定のたびに変わります。上記は2026年8月時点の制度の枠組みの説明です。出願前に最新の条件をご確認ください。
マードック大学を検討される方が、あわせて比較されることが多いのがカーティン大学とエディス・コーワン大学(ECU)です。いずれも同じパースで、卒業後のビザ条件も同じ。つまり比較すべきなのは「街」ではなく「分野・入口・総額」の3点だけになります。
| 比較項目 | マードック大学 | カーティン大学 | ECU |
|---|---|---|---|
| QS世界ランキング2027 | 422位 | 各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 所在地 | パース(マードック) 市内から電車20分 |
パース(ベントレー) | パース(ジュンダラップ他) |
| 学部の標準 英語要件 |
IELTS 6.0 各バンド6.0 看護7.0/教育7.5 |
IELTS 6.5 各6.0が一般的な目安 |
各大学ページ参照 |
| 看板分野 | 獣医学(WA唯一) 工学・エネルギー 犯罪学・環境保全 豪州唯一の犯罪学専攻 |
実学・就職 ビジネス・工学 総合力の大学 |
芸術(WAAPA) 看護・教育 |
| 留学生向け 授業料減額 |
20% 対象10課程・全期間 申請不要・国籍不問 |
大学の制度による | 大学の制度による |
| 日本国籍で 使えるか |
△ コース次第 20%は対象10課程のみ 15%は日本が対象外 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 学部の授業料 (定価・初年度) |
A$36,720〜 A$45,000 2027年入学の公式表 人文36,720/ビジネス37,800 IT39,600/看護44,640 獣医71,880 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 修了総額の公表 | ✓ 公表あり コースごとに Indicative Total Course Fee |
― | ― |
| 学内の 進学準備機関 |
Murdoch College EAP・Foundation・MUPC Diploma・PQP キャンパス内 |
大学の制度による | 大学の制度による |
| 準備課程の 最短期間 |
15週 MUPC Accelerated A$14,220 |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 日本の学歴基準 の公表 |
✓ 付属校が明記 高校2年修了/ 卒業+評定3.0など |
各大学ページ参照 | 各大学ページ参照 |
| 卒業後のビザ (485・地方加点) |
✓ 対象 パース |
✓ 対象 パース |
✓ 対象 パース |
※QS世界ランキングはQS World University Rankings 2027の公表値です。カーティン大学・ECUの学費・奨学金・入学要件の詳細は、それぞれの大学ページをご覧ください。3校とも同じパース都市圏にあるため、卒業生ビザ・永住権申請上の地域区分は同条件です。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
3校の選び方を、率直に整理します。
マードックを選ぶべき人――獣医学、工学・再生可能エネルギー、犯罪学、環境保全科学、心理学を学びたい方。とくに獣医学は西オーストラリア州でここしか選べません。加えて「英語要件6.0の帯のコースで、留学の開始を早めたい」方、「準備課程の期間をできるだけ短くしたい」方。15週の Accelerated Entry と、Diploma からの2年次編入という選択肢は、パースの他校にはない設計です。
カーティン大学を選ぶべき人――パースで総合力と就職実績を重視する方。ビジネス・工学の層が厚く、留学生の規模も大きい大学です。英語要件は総合6.5が標準で、マードックより0.5高い設定です。
ECUを選ぶべき人――芸術(WAAPA)・看護・教育を志望する方。分野がはっきりしているぶん、志望が重なるなら第一候補になります。
3校とも同じパースにあり、生活費も卒業後のビザ条件も同じです。したがって比較すべきなのは次の3点だけです。
①学びたい分野でどこが強いか、②日本の成績・英語力で、どこがいちばん早く入学できるか、③それぞれの奨学金を適用したあとの総額はいくら違うか。
アンアルウェンでは、この3点を並べた比較表を無料で作成しています。西オーストラリア州の大学一覧とオーストラリアの大学一覧もあわせてご覧ください。
マードック大学の英語要件(IELTS)はどのくらいですか?
学部・大学院とも標準はIELTS Academic 総合6.0(各バンド6.0以上)です。研究課程は総合6.5(各6.0)。ただしコースによって上がります。
カイロプラクティック(学部)は6.5(各6.5)、看護は7.0(リーディング7.0・ライティング6.5・スピーキング7.0・リスニング7.0)、獣医学と大学院の心理学系・カウンセリング系は全バンド7.0、そして教育学部と Master of Teaching は総合7.5(リーディング7.0・ライティング7.0・スピーキング8.0・リスニング8.0)です。
標準の6.0はオーストラリアの大学としては低めですが、看板分野ほど要件が上がる点にご注意ください。要件に届かない場合は、Murdoch CollegeのEAPを総合65%・各技能55%以上で修了すればIELTSを受け直さずに進学できます。
日本の高校を卒業して、マードック大学の学部に直接入学できますか?
できる場合があります。マードック大学は学部の入学経路について「高校の成績・これまでの学修歴・職務および実務経験を考慮した複数の入学経路を用意している」と公式に明記しており、判定は出願書類にもとづく個別審査です。成績次第では準備課程を挟まずに学部1年次へ進めます。
要件に届かない場合の受け皿として、キャンパス内の付属校 Murdoch College に Foundation Studies・Murdoch University Preparation Course・Diploma が用意されています。Murdoch College は日本の学歴基準を公表しており、Foundation と MUPC は高校2年修了、MUPC(Accelerated)と Diploma は高校卒業+評定平均3.0以上です。どちらになるかは照会してみないとわかりませんので、準備課程を前提に計画を組む前に一度確認することをおすすめします。
マードック大学の学費は年間いくらですか?
2027年入学の初年度授業料(定価)は、人文・国際安全保障がA$36,720、ビジネス・コミュニケーション・教育がA$37,800、犯罪学・IT・データ分析・法学がA$39,600、心理学・臨床検査科学がA$43,200、工学・理学・環境保全科学・スポーツ科学・法科学・生物医科学がA$44,040、看護がA$44,640、農業科学がA$45,000です。獣医学(Bachelor of Science / Doctor of Veterinary Medicine)は初年度A$71,880・修了までの総額A$431,280と別格の水準です。
大学院は Master of Education がA$37,800、Master of Information Technology がA$39,600、Master of Engineering Practice がA$46,920など。マードックは初年度だけでなく修了までの総額も公表しているので、最初から総額で比較できます。詳しくは学費のセクションをご覧ください。
マードック大学の留学生向け奨学金は、日本人でももらえますか?
制度によって分かれます。International Futures Scholarship(授業料20%減額・在学期間中ずっと・申請不要)は国籍の制限がなく、日本国籍の方も対象です。ただし適用されるのは指定された10課程だけで、2027年入学では Bachelor of Business/Psychology/Biomedical Science/Data Analytics/Health Science・Clinical Chiropractic と、Master of Health Administration, Policy and Leadership/Criminology/Communication/Forensic Science/Engineering Practice が対象です。
もうひとつの International Welcome Scholarship(15%)は対象国リスト制で、公式が公開している一覧に日本は含まれていません。つまり「マードックの留学生奨学金=日本人は誰でも15%」ではありません。志望コースが Futures の対象10課程に入っているかどうかが最初の分岐点になります。詳しくは奨学金の詳細ページをご覧ください。
マードック大学の奨学金は申請が必要ですか?初年度だけですか?
申請は不要です。International Futures Scholarship も International Welcome Scholarship も「入学審査の時点で条件を満たす学生に自動的に付与される」と公式に明記されています。専用の申請書や動画の提出はありません。
また減額の期間はDuration of degree(在学期間中ずっと)で、初年度だけの割引ではありません。毎学期の授業料から自動的に差し引かれます。
なお複数のマードック奨学金を併用することはできません。「他のマードックの奨学金を受給していないこと」が各制度の共通条件です。
マードック大学に付属の語学学校はありますか?
あります。Murdoch University パースキャンパス内のBuilding 121に Murdoch College があり、English for Academic Purposes(EAP)とGeneral Englishを開講しています。
EAPは週A$470・1レベル10週で、EAP1(IELTS 5.0から/付属校の進学準備課程へ進む方向け)とEAP2(IELTS 5.5から/大学へ直接進む方向け)の2レベル構成です。EAPを規定の成績(総合65%・各技能55%以上)で修了すれば、IELTSを受け直さずに大学の英語要件を満たせます。
さらにMurdoch College の進学準備課程とパッケージで申し込むと、EAP1の授業料が全額免除されます(English Support Scholarship 100%)。英語スコアをお持ちでない方には、無料の内部テストも用意されています。
マードック大学の獣医学課程には日本から入れますか?
制度上は出願できますが、条件は厳しい課程です。Bachelor of Science / Doctor of Veterinary Medicine は西オーストラリア州で唯一の獣医学課程で、英語要件はIELTS総合7.0(全バンド7.0)。学費は初年度A$71,880、修了までの総額A$431,280です。
さらに留学生向けの授業料減額奨学金は、International Futures・International Welcome とも獣医学2課程(Bachelor of Science in Veterinary Biology/Doctor of Veterinary Medicine)を対象外と明記しています。付属校の Foundation Studies からの進学ルートでも獣医学課程は対象外で、Bachelor of Science(Animal Science)を経由する形が公式に案内されています。
ハードルは高いですが、西オーストラリア州で獣医学を学べるのはここだけです。準備期間を長めに取った計画をお作りします。
パース(マードック大学)で学ぶと、卒業後のビザで有利になりますか?
パースはオーストラリアの移民制度上、シドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の区分(地方・主要地域都市)に置かれており、卒業生ビザ(サブクラス485)の滞在期間の延長と、永住権申請時の地方加点の対象になります。加えて西オーストラリア州の州推薦(State Nomination)を利用するルートもあります。
パースは人口約220万人の州都ですので、都市の利便性とビザ上の優遇が両立している点が特徴です。ただし制度は頻繁に、そして予告なく変更されます。延長される年数や対象職種も改定のたびに変わりますので、「今の制度が4年後もそのまま残っている」という前提で留学先を決めることは避けてください。
マードック大学とカーティン大学・ECU、どこが違いますか?
同じパースの3校ですが、性格が違います。マードックは獣医学(西オーストラリア州で唯一)・工学とエネルギー・犯罪学・環境保全科学に強く、学部の標準英語要件がIELTS 6.0と低めです。カーティン大学は実学・就職に強い総合大学で、学部の標準英語要件は総合6.5。ECUは芸術(WAAPA)と看護・教育に強い大学です。
QS世界大学ランキング2027ではマードックは422位で、総合順位で選ぶ大学ではありません。「学びたい分野がマードックの強い領域と重なるか」で決まります。重ならない場合は、率直に他校をおすすめします。3校とも同じパースなので、生活費も卒業後のビザ条件も同じです。
マードック大学の入学時期はいつですか?
マードック大学はセメスター制(Semester 1・Semester 2)とトライメスター制(Trimester 1・2・3)の両方を運用しており、コースによって開講時期が異なります。学部の主要な入学時期は2月(Semester 1)と7月(Semester 2)です。
付属校 Murdoch College の進学準備課程は、Foundation Studies が6月・10月、Murdoch University Preparation Course が2月、MUPC(Accelerated Entry)が2月・10月、Diploma が2月・6月・10月、Postgraduate Qualifying Program が1月・4月・9月。EAP(英語コース)は年に複数回の開講があります。
日本の高校の卒業(3月)から最短で乗れるのは、10月入学の MUPC Accelerated Entry です。学生ビザの審査期間を見込んで、入学希望日の4〜6ヶ月前から準備を始めることをおすすめします。
留学エージェントを通すと、マードック大学の学費は高くなりますか?
変わりません。学費も奨学金も、大学に直接申し込む場合とまったく同じ条件です。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。
マードックの場合は、「志望コースが20%奨学金の対象10課程に入っているか」「日本国籍で15%の対象になるか」「志望コースの英語要件は6.0か7.5か」「準備課程は15週で足りるか1年必要か」といった、見落とすと差が出る部分を事前に押さえられる点が実務上のメリットです。
「大学に直接申し込んだほうが安いのでは」というご質問をよくいただきます。結論から言うと、学費も奨学金も、直接申し込む場合とまったく同じです。エージェント手数料は大学側が負担する仕組みのため、留学生の方の負担は増えません。そのうえで、マードックのように「奨学金の対象がコースと国籍で決まり、英語要件がコースごとに6.0から7.5まで開き、準備課程が4段階に分かれている大学」では、エージェントを通すメリットが具体的に存在します。
アンアルウェンのサポートは相談から出願、奨学金の適用確認、ビザ申請、渡航後のフォローまですべて無料です。大学に直接出願した場合と学費・奨学金の条件は同一です。
International Futures Scholarship の対象は10課程に限定されており、しかも入学年度ごとに見直されます。ここを見ずにコースを決めると、3年間で数十万円の差がそのまま乗ります。志望コースが出願年度の対象一覧に入っているかを照合し、適用の見込みを査定してお伝えします。最終的な可否は大学の入学審査で決まります。
International Welcome Scholarship(15%)は対象国リスト制で、公式の一覧に日本は入っていません。この点を見落としたまま学費計画を立てると、想定と実額が食い違います。国籍とコースの両方で対象可否を確認したうえで、総額をお出しします。
マードックは「複数の入学経路」を掲げており、日本の高校の成績は個別審査で判定されます。成績次第では準備課程を挟まずに学部へ進めます。「日本の高校だからFoundationしかない」と思い込んだまま進めて、1年分の学費と時間を余計にかけてしまうのが最ももったいないパターンです。出願前に大学へ照会します。
マードックの準備課程は15週(MUPC Accelerated)・2トライメスター(Foundation)・3トライメスター(MUPC)・Diploma(2年次編入)の4段階に分かれています。評定平均3.0以上あれば15週で済む可能性があります。1年コースで見積もっていた方が、期間と費用を大きく削れるケースは実際によくあります。
マードックはコースごとに英語要件が6.0から総合7.5(スピーキング・リスニング8.0)まで開きます。この差はIELTS対策の期間で1年前後に相当します。志望コースの正確な要件から逆算した計画をご提案します。
Murdoch College の English Support Scholarship は「進学準備課程とパッケージで申し込む」という条件付きです。英語コースだけを先に単独で申し込んでしまうと適用されません。申込みの順序と組み方で、10週分の授業料が変わります。
EAP → 進学準備課程 → 学部、という組み合わせをひとつのパッケージとして出願すれば、ビザ申請は一度で完了します。待ち時間が最小になるよう開講期から逆算して設計します。
大学の公式サイトは自校の情報しか載せません。マードック・カーティン大学・ECUを条件別に比較するには、複数校を扱うエージェントでなければできません。合わないと判断すれば、率直にそうお伝えします。
アンアルウェンは現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携しています。銀行口座の開設、アルバイト探し、学業や生活のトラブル、ビザの更新まで、渡豪後も日本語で相談できる窓口が残ります。保護者の方からのご相談も承ります。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
マードック大学を検討している方へ ― 松本より
西オーストラリア州で唯一の獣医学課程、実機の工学プラント、オーストラリアで唯一の犯罪学専攻、キャンパス内の保全湿地――マードック大学は、この大学でなければ得られない環境が、分野ごとにはっきりあるタイプの大学です。
そしてもうひとつ。マードックは「入口の設計が細かい」大学です。標準の英語要件が6.0であること、準備課程が15週から選べること、付属校が日本の学歴基準を数字で公表していること。「今の成績と英語力で、いつ始められるか」を具体的に描きやすいのは、留学を先送りしないうえで大きな意味を持ちます。
一方で、お金の話は正確にお伝えします。マードックの留学生向け減額は、日本国籍の方だと対象コースが限られます。ここを曖昧にしたまま話を進めることはしません。学びたい分野と、今の成績・英語力を教えていただければ、実際にいくらかかって、いつ入学できるのかを具体的な数字でお答えします。マードックが合わないと判断すれば、そう申し上げます。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。マードック大学への出願から渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学への直接出願と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。大学に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は大学側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
定価と、あなたが実際に払う額は、同じではありません。
「日本の高校の成績だとどのルートになるか」「準備課程は15週で足りるか」「志望コースの英語要件は6.0か7.5か」「20%奨学金の対象10課程に入っているか」「減額後の総額はいくらか」――マードックが合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方のご相談も歓迎します。
※本ページは2026年8月13日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。学費はマードック大学公式「2027 International Course Fees」および Murdoch College 公式「Fees & Key Dates」(2026年料金)、英語要件は同大学公式「English proficiency tests」、奨学金の条件は同大学公式「Scholarships Listing」および Murdoch College 公式「Scholarships」の公表値です。ランキングの数値はQS World University Rankings 2027の公表値です。学費・奨学金・入学要件・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。
関連キーワード
ウエスタンオーストラリア州 | 大学・大学院