オーストラリアで
データサイエンス・AIを学ぶ

大学比較 / 学費 / ACS認定 / 永住ルート

この分野には、他の留学分野にはない分かれ道があります。 「データサイエンス」の修士は分野を問わず入れるものがある一方、「AI・機械学習」の修士は原則としてIT・コンピュータサイエンス系の学位が必要です。 同じ「AI留学」という言葉でも、出願できる人が違います。

出願できる課程を無料で判定してもらう 学費を見る

Cost
25,600A$〜/KOIニューカッスル校の修士(総額)KOIシドニー校は 32,000/Kaplanは 40,800 A$(いずれも総額)大学の修士は 83,064〜128,000 A$。奨学金で数万A$下がります
Entry
6.5IELTS(各6.0)/修士1.5〜2年・学士3年
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
115,000A$/年〜 データサイエンティストの求人集計
OUTCOMEはSEEKの求人広告にもとづく集計で、政府統計の中央値とは算定方法が異なります。学費は奨学金適用前の定価です(KOIのみ適用後)。金額・要件・職業リストは毎年改定されるため、出願時の最新情報を無料でお調べします。

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

まず「データサイエンス」と「AI」を分けて考えてください

データサイエンス系の修士には学位の分野を問わないものがあります(UTS Master of Data Science and Innovation、Adelaide University Master of Data Science)。一方、AI・機械学習の修士は原則としてIT/CS系の学位が要件です。

02

UNSWは数学の履修そのものが要件です

Master of Data Science and Decisions は、学部で微積分と線形代数を履修していることと、平均70以上が条件。日本の文系学部からは出願できません。

03

総額は3倍以上ちがいます

Kaplan Business School の Master of Business Analytics は総額 A$40,800、UNSWは総額 A$128,000。KOIのニューカッスル校なら A$25,600同じ2年前後の修士で、この差です。

04

コース選びの基準はACS認定です

ACS(豪州コンピュータ協会)が Professional level で認定した課程は、ソウル協定を通じて12か国で通用します。ACSは移住の技能評価機関でもあり、認定の有無は卒業後の選択肢に直結します。

05

永住を狙うなら職種の選び方が重要です

Data Scientist(224115)は CSOL掲載・MLTSSL非掲載独立技術移住(189)は使えず、雇用主スポンサー(482・186)が中心になります。ソフトウェアエンジニアとして評価を取れる学位内容かどうかが分かれ目です。

06

数字は率直にお伝えします

2025年のJobs and Skills Australia の不足職種リストでは、ソフトウェアエンジニアが全州で「不足」から外れました(2021年の調査開始以来初)。IT分野全体が売り手市場だった時期は終わりつつあります。それでもAI関連職は増え続けている、というのが現在地です。

職業リスト・点数制度は毎年見直されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

01 — What you study

データサイエンス・AI留学とは ── 何を学ぶのか

この分野の課程で学ぶのは、「データから意思決定に使える答えを取り出す方法」です。 プログラミングは道具のひとつにすぎません。 実際のカリキュラムは、統計・機械学習・プログラミング・データ基盤・可視化・倫理という6つの柱で構成されます。

とくにオーストラリアの課程で比重が大きいのが、最後の「伝える」工程です。 UTSのMaster of Data Science and Innovationは、企業から実データを持ち込んで課題に取り組む「iLab」を中核に据えています。 Adelaide UniversityのMaster of Data Scienceも、最終年に企業クライアントの案件を設計から実行まで担当します。 分析結果を非技術者に説明できるかどうかが、実務では決定的だからです。

統計と数学

01

確率、統計的推論、線形代数、最適化。この分野で最初につまずくのはここです。逆に、ここを越えれば残りは手を動かせば身につきます。

機械学習とAI

02

回帰・分類から、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、強化学習、生成AIまで。AI系の課程では、ここに加えてコンピュータビジョンや自然言語処理が入ります。

実案件と倫理

03

企業のデータを使った実プロジェクト、可視化、そしてAI倫理。オーストラリアの課程は倫理科目を必修に置くところが多く、規制対応の素養も同時に身につきます。

「文系だから無理」ではありません。ただし条件があります。分野を問わず入れる修士は実在します(UTS・Adelaide University・Kaplan)。ただし入学後、統計とPythonから逃げられません。

「数学が苦手だからAIを避けて、データ分析にする」という選び方は成立しません。データサイエンスのほうが統計の比重は高いからです。

02 — Two different entries

「データサイエンス」と「AI」は入口が違う

このページで最もお伝えしたい点です。 日本語の情報では「AI・データサイエンス留学」と一括りにされますが、 オーストラリアの大学では、この2つは出願要件がはっきり分かれています。

課程学校学位の分野指定数学の前提
Master of Data Science and InnovationUTS不問
GPA 4/7以上
明示なし
Master of Data ScienceAdelaide University不問
GPA 4.5/7以上
前提科目なし
Master of Business AnalyticsKaplan Business School不問
Master of Data Science and DecisionsUNSW定量的な分野の学士
平均70以上
微積分・線形代数の履修が必須
Master of Artificial IntelligenceUTSIT系の学士
Master of Artificial Intelligence and Machine LearningAdelaide UniversityCS・コンピュータ工学・ソフトウェア工学の学士
Master of Machine Learning and Computer VisionANU指定16分野のいずれか
GPA 5/7以上
数学・統計・物理も対象分野
Master of Information Technology
データアナリティクス専攻
KOIIT関連の学士
平均55%以上
← 横にスクロールできます

この表の読み方。日本の大学で経済学部・商学部・文学部を出た方が、いきなり「AIの修士」に出願することはできません。出願できるのはデータサイエンス系の分野不問の課程です。ここから入って、修了後にAI領域へ進むという順序になります。

逆に、日本で情報系・工学系を出ている方は全ての選択肢が開いています。ANUの対象分野には数学・物理・統計・生物医科学も含まれるため、理系であれば情報系でなくても道があります。

それでも「AIを学びたい」場合の橋渡し。IT系の学位を持っていない方がAI系の修士を目指す場合、大学院ディプロマ(Graduate Diploma of Information Technology)やGraduate Certificateを経由するルートがあります。KOIのMaster of Information Technologyも、IT系の学士がない方はGraduate Certificate経由が現実的な組み立てです。UTSにもGraduate Diploma in Artificial Intelligenceがあります。

ただし、期間と費用が半年〜1年分積み増しになります。「AIという名前の学位」にこだわる意味が本当にあるのか。データサイエンスの修士で機械学習の科目を取るのでは足りないのか。ここは最初に一度、冷静に考える価値があります。

03 — ACS accreditation

ACS認定 ── コース選びの基準

コース名やランキングよりも先に確認してほしいのが、 ACS(Australian Computer Society/豪州コンピュータ協会)の認定です。 ACSはオーストラリアのIT分野の職業団体で、次の2つの役割を持っています。

大学のコースを認定する

01

ACSはオーストラリア・海外あわせて950以上の教育プログラムを認定しています。認定には Professional level と Associate level があり、Professional level の課程を修了すると ACS の会員資格が得られます。

移住のための技能評価を行う

02

ACSはオーストラリア政府からIT分野の技能評価機関に指定されています。データサイエンス関連では、Data Scientist(224115)、Data Analyst(224114)などを評価します。

Professional level の認定はソウル協定(Seoul Accord)につながります。 ソウル協定は、各国のIT分野の認定団体が互いの学位を承認する国際協定で、ACS認定の学位は12か国で通用します。 この協定は現在、実務家養成を目的とした修士課程にも拡大されています。

実例として、Adelaide University のMaster of Data Science と Master of Artificial Intelligence and Machine Learning は、いずれも ACSから Professional level の暫定認定(provisionally accredited)を受けており、卒業生はソウル協定を通じて国際的に認められると大学が明記しています。

「暫定認定」という言葉に注意してください。新設・改編された課程は、まず暫定認定から始まります。手続き上は正式認定への途中段階ですが、在学中に本認定に至る保証はありません。

また、同じ大学のなかでも認定されている課程とそうでない課程が混在します。コース名だけでは判断できないため、出願前に個別に確認する必要があります。アンアルウェンでは、志望課程の認定状況を出願前に確認してお伝えします。

04 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 / POLICY

国としてAI人材の育成に舵を切った

オーストラリア政府は2025年12月2日に「National AI Plan」を公表しました。インフラ・イノベーション・人材・規制の4本柱で構成され、2,990万豪ドルを投じてAI Safety Instituteを設立、2026年初頭から稼働しています。背景にあるのは需給のギャップです。Tech Council of Australia の試算では、2030年までにAI関連職は20万人規模まで拡大する一方、2023年時点のAI人材は約3.3万人。現在の5倍への成長が必要とされています。EYの調査では労働者の68%がすでにAIを業務で使っているのに、勤務先から正式な訓練を受けたのは35%にとどまります。

02 / RESEARCH

研究機関が実在し、学生が触れられる

Adelaide University はAustralian Institute for Machine Learning(AIML)を擁し、大学院生が研究環境に触れられます。UTSはQS世界大学ランキング(分野別)2026でデータサイエンス&AIが世界45位。ANUはコンピュータビジョンに特化した修士を持ち、対象分野に物理・数学・生物医科学まで含める設計をしています。「AIを冠しただけの課程」と、研究基盤のある課程が明確に分かれているのがオーストラリアの特徴です。

03 / COST

費用の選択肢が広い

大学の修士で総額 A$83,000〜128,000、カレッジ・私立の修士なら総額 25,600〜43,680同じ「修士」で3倍以上の幅があります。研究環境と大学名を取るのか、費用と就労機会を取るのか。この分野は選択肢が明確に分かれています。

カウンセラーから、ひとつ補足を。この分野のご相談で最初に確認するのは、「大学で何を専攻したか」と「数学をどこまで履修したか」です。他の分野なら後から確認しても間に合いますが、この分野はここで出願できる学校が半分に絞られます。UNSWのように「微積分と線形代数を履修していること」を要件に明記している課程もあり、成績証明書を見ないと判断できません。

もうひとつ率直に申し上げると、「AIブームだから」という理由だけで選ぶ分野ではありません。2025年のJobs and Skills Australia の調査では、ソフトウェアエンジニアが調査開始以来はじめて全州で「不足職種」から外れました。報告書は、この結果を「各分野でAI技術の導入が進んでいることと整合的」と説明しています。AIを使う側に立てる人材の需要は伸び、単にコードを書く仕事の需要は落ち着いてきている ── それが現在の労働市場です。だからこそ、学ぶ内容の選び方が重要になります。

05 — Universities

大学の選択肢(UNSW・UTS・Adelaide・ANU

UTS(シドニー工科大学) / シドニー

分野不問・世界45位

QS分野別2026でデータサイエンス&AIが世界45位大学の総合順位(世界87位)より、この分野の評価のほうが明確に高い大学です。シドニーCBDのテック・セントラル地区にキャンパスがあります。

  • Master of Data Science and Innovation|2年(4セッション) ── 1セッション A$25,233/総額 A$100,932(2026年)
  • 入学要件:分野を問わない学士(GPA 4/7以上)。関連職務経験2年以上でも可/英語:IELTS 6.5(ライティング6.0)
  • 内容:企業と組む実務プロジェクト、実データに取り組む「iLab」、可視化・分析の演習
  • Master of Artificial Intelligence|1.5〜2年 ── 1セッション A$27,688/総額 A$83,064〜110,752。入学要件はIT系またはその関連分野の学士(不合格科目が25%以下)
  • 内容:データ分析、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、強化学習、AI倫理。専門科目としてコンピュータビジョン、自然言語処理。3セッション(1.5年)で修了できる構成があり、大学の修士としては総額を抑えられます
  • Bachelor of Artificial Intelligence|3年 ── 1セッション A$27,385/年 54,770/3年総額 約 164,310。AIを冠した数少ない学部レベルの専門学位です
  • 向いている方:文系・非IT系から入りたい方(Data Science and Innovation)、すでにITの学位があり最短で修士を取りたい方(Artificial Intelligence・1.5年)、シドニーで実務経験を積みたい方
UTSのページ

Adelaide University / アデレード

ACS認定・AIML

Australian Institute for Machine Learning(AIML)を擁する大学です。データサイエンス・AIの2課程ともACSからProfessional levelの暫定認定を受けており、卒業生はソウル協定を通じて国際的に認められると大学が明記しています。

  • Master of Data Science|2年 ── A$57,100/年(2026年)・総額 約 114,200
  • 入学要件:分野を問わない学士(GPA 4.5/7相当以上)。前提科目の指定なし/英語:IELTS 6.5(各項目6.0)
  • 内容:最終年に企業クライアントの案件を設計から実行まで担当する産業プロジェクト/キャンパス:アデレード・シティ/モーソンレイクス
  • Master of Artificial Intelligence and Machine Learning|2年 ── 同 A$57,100/年・総額 約 114,200。入学要件はコンピュータサイエンス/コンピュータシステム工学/ソフトウェア工学の学士(GPA 4.5/7相当)
  • 構成:全96ユニット。コア66ユニット+Work Integrated Learning 12ユニット+選択18ユニット。内容はAI/ML向けプログラミング、機械学習アルゴリズム、ディープラーニング、生成AI、AI倫理、統計基礎
  • 向いている方:ACS認定を重視する方、研究機関のある環境で学びたい方、シドニー・メルボルンより生活費を抑えたい方
Adelaide University のページ

UNSW Sydney / シドニー

研究力・要求水準が最高

Go8(オーストラリア八大学)の一角。数学・統計、コンピュータサイエンス、経済学の3領域を組み合わせた設計で、この分野の課程としては要求水準が最も高い部類です。

  • Master of Data Science and Decisions|2年 ── A$62,000/年(2026年・初年度目安)・修了までの総額 A$128,000
  • 入学要件:定量的な要素を多く含む関連分野の学士で、平均70以上。学部で微積分と線形代数を履修していること
  • 構成:全96単位。コア54単位+専攻30単位+研究プロジェクト12単位/専攻:計算論的/行動科学/ビジネス/計量の4領域から選択
  • 向いている方:理系・数理系の学位をお持ちの方、研究職や博士課程を視野に入れる方、Go8の学位を重視する方

※年度により受入を停止する場合があるため、出願前に募集状況の確認が必要です。

UNSWのページ

ANU(オーストラリア国立大学) / キャンベラ

専門特化

機械学習とコンピュータビジョンに特化した修士を持つ大学です。汎用的な「データサイエンス」ではなく、画像認識・視覚情報処理という明確な専門領域に踏み込みたい方向けの設計になっています。

  • Master of Machine Learning and Computer Vision|2年 ── A$56,120/年(2026年・公式)・総額 約 112,240
  • 構成:96ユニット(年48ユニット)。6000〜8000レベルの専門科目+研究プロジェクトまたはインターンシップ
  • 入学要件:指定16分野いずれかの学士でGPA 5/7以上(電気・電子工学、コンピュータサイエンス、ソフトウェア工学、メカトロニクス、数学、物理、統計、生物医科学ほか)。GPA 4/7+関連実務3年以上でも可
  • 出願書類:成績証明書、CV、推薦2通、学習成果に関するステートメント
  • 向いている方:理工系の学位をお持ちで、コンピュータビジョン・機械学習の研究に踏み込みたい方

※ANUの多くの課程は競争選考のため、要件を満たすことが合格を保証するものではありません。

ANUのページ

06 — Colleges

カレッジ・私立の選択肢(Kaplan・KOI

「大学院でなければデータ職に就けない」ということはありません。 この分野で採用時に見られるのは、学位の格よりも「何を作ったか、何を分析したか」です。 費用を抑えて実務経験に時間を回すという組み立ては、十分に合理的です。

Kaplan Business School / 4都市

分野不問・総額が見える

実務直結型の高等教育機関で、この分野の費用対効果が際立っています。学費は「1科目いくら」で公表されており、総額が最初から見えるのも利点です。

  • Master of Business Analytics ── 1科目 A$3,400/総額 A$40,800(2026年・12科目)。ビジネスの意思決定に直結する分析に重心を置いた構成です
  • Master of Information Technology(アナリティクス専攻) ── 1科目 A$3,640/総額 A$43,680(2026年・12科目)
  • 専攻:アナリティクス/プログラミング/サイバーセキュリティ/モバイル・Web開発の4領域から選択
  • 延長版の Master of Information Technology (Extension) は総額 A$57,140
  • 向いている方:すでに大学を卒業している方、IT以外の分野から転向する方、費用を抑えて在学中の就労と実務経験に時間を配分したい方

Master of Business Analytics の総額 A$40,800 は、UNSWの1年分(62,000)を大きく下回ります。

Kaplan Business School のページ

KOI(King’s Own Institute) / シドニー・ニューカッスル

日本が奨学金の対象国

シドニーCBDとニューカッスルにキャンパスを持つ高等教育機関です。奨学金の対象国リストに日本が明記されている数少ない学校で、公表されている学費表はすでに奨学金適用後の金額です。

  • Master of Information Technology(データアナリティクス専攻)|104週・16科目
  • 学費(シドニー校):1トリメスター A$8,000/総額 A$32,000(定価 36,000 からの適用後)
  • 学費(ニューカッスル校):総額 A$25,600(さらに20%減額)
  • 専攻:データアナリティクス/サイバーセキュリティを選択科目で方向づけ
  • 入学要件:IT関連分野の学士(平均55%以上)、またはKOIのGraduate Certificate/Graduate Diploma of IT修了
  • 向いている方:日本でIT・情報系の学位を取得済みで、費用を最優先したい方。IT系の学位がない方は、Graduate Certificate of Information Technology を経由するルートになります
KOI のページ

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。トーレンス大学にも Bachelor/Master of Software Engineering(人工知能)があり、より費用を抑えた学位ルートとして選択肢になります。ただし留学生学費が公式サイト上で明示されていないため、本ページでは金額を記載していません。ご希望があればアンアルウェンから直接確認してお伝えします。

07 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

この分野は、選ぶ学校で総額が3倍以上変わります。以下はいずれも奨学金適用前の「定価」です(KOIのみ適用後)。

プログラム/学校所在地期間留学生学費総額の目安
Master of IT(データアナリティクス専攻)
KOI・奨学金適用後
シドニー
/ニューカッスル
104週1トリメスター A$8,000A$32,000
ニューカッスル 25,600・最安
Master of Business Analytics
Kaplan Business School
シドニー他4都市修士1科目 A$3,400A$40,800
Master of Information Technology(アナリティクス)
Kaplan Business School
シドニー他4都市修士1科目 A$3,640A$43,680
Master of Artificial Intelligence
UTS・大学で最短
シドニー1.5〜2年1セッション A$27,688A$83,064
〜110,752
Master of Data Science and Innovation
UTS
シドニー2年1セッション A$25,233A$100,932
Master of Machine Learning and Computer Vision
ANU
キャンベラ2年A$56,120/年約 A$112,240
50%適用で 約56,120
Master of Data Science / Master of AI and ML
Adelaide University
アデレード2年A$57,100/年約 A$114,200
50%適用で 約57,100
Master of Data Science and Decisions
UNSW
シドニー2年A$62,000/年A$128,000
Bachelor of Artificial Intelligence
UTS
シドニー3年A$54,770/年約 A$164,310
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数字を並べると、判断材料は明確になります。KOI(32,000)とUNSW(128,000)の差はA$96,000=およそ940万円。この差で買えるのは、Go8のブランド、研究環境、そして「定量分野の学位を持つ人だけが入れる課程」で学ぶ経験です。それが必要な進路(研究職・博士課程)なのかどうかで答えは変わります。就労と実務経験が目的なら、差額を生活費と滞在期間に回すほうが合理的な場合が多くあります。

学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:A$100〜150程度(学校により異なる)
  • ノートPC:A$2,000〜3,500程度。この分野は他のIT分野よりスペック要求が高めです(機械学習の演習でメモリを要します)
  • クラウド利用料:課題によりAWS・GCP等の従量課金が発生することがあります(多くは大学のクレジットで賄えます)
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 A$700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 A$2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で A$29,710

08 — Scholarships

奨学金 ── 学費は「定価」です

前の章の学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。 とくに大学の修士は、奨学金の有無で総額が数万豪ドル単位で変わります。

学校・奨学金減額主な条件申請
Adelaide University
Adelaide Academic Excellence Scholarship
授業料50%成績優秀な留学生。日本人も対象要申請
Adelaide University
Adelaide Emerging Leaders Award
授業料25%成績基準を満たす留学生。日本人も対象不要(自動)
Adelaide University
Adelaide Merit Scholarship
授業料15%成績基準を満たす留学生。日本人も対象不要(自動)
ANU
Chancellor’s International Scholarship
授業料25%または50%在学中の授業料が減額されます要確認
UTS
Academic Excellence International Scholarship
学費30%特に成績優秀な留学生要申請
UTS
Academic Merit International Scholarship
学費15%学部・大学院コースワークの留学生要申請
KOI
Selected Nationalities Scholarship
適用済み対象国に日本が明記。公表学費はすでに適用後要手続き
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実際にいくら変わるのか

  • Adelaide University の修士(2年・総額 約 A$114,200) ── 50%減額で 約 A$57,100(約57,100の差)/25%減額で 約 85,650/15%減額で 約 97,070
  • ANU の修士(2年・総額 約 A$112,240) ── 50%減額で 約 A$56,120/25%減額で 約 84,180
  • UTS の Master of Artificial Intelligence(1.5年・総額 A$83,064) ── 30%減額で 約 A$58,100/15%減額で 約 70,600
  • KOI の Master of IT(総額 A$32,000) ── すでに奨学金適用後の金額です。ニューカッスル校ならさらに下がって 25,600

奨学金で失敗しないための3点

  • 要申請のものは締切があります。出願と並行して準備しないと、通ったはずの枠を逃します
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります
  • 併用できないのが原則です。複数該当しても、通常はもっとも有利な1つが適用されます

アンアルウェンでは、成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

オーストラリアの大学奨学金一覧

09 — Entry requirements

入学条件・英語力・数学要件

学校・課程学歴要件英語の目安備考
UTS
Master of Data Science and Innovation
分野不問の学士
GPA 4/7以上、または実務2年以上
IELTS 6.5
W6.0
文系からの現実的な入口
Adelaide University
Master of Data Science
分野不問の学士
GPA 4.5/7相当、前提科目なし
IELTS 6.5
各項目6.0
ACS Professional 暫定認定
UNSW
Master of Data Science and Decisions
定量分野の学士・平均70以上
微積分・線形代数の履修が必須
要確認4専攻から選択
UTS
Master of Artificial Intelligence
IT系またはその関連分野の学士
不合格科目25%以下
IELTS 6.5
W6.0
1.5年で修了可
Adelaide University
Master of AI and Machine Learning
CS・コンピュータシステム工学・ソフトウェア工学の学士(GPA 4.5/7)IELTS 6.5
各項目6.0
WIL 12ユニット
ANU
Master of ML and Computer Vision
指定16分野の学士でGPA 5/7
GPA 4/7+実務3年でも可
IELTS 6.5推薦2通・CVが必要
Kaplan
Master of Business Analytics ほか
学士号
IT以外の分野からも可
IELTS 6.5 前後4都市から選択
KOI
Master of Information Technology
IT関連分野の学士(平均55%以上)
またはGrad Cert/Grad Dip of IT修了
要確認Grad Cert経由の入学も可
← 横にスクロールできます

この分野で最も多い出願前の躓きが「履修要件」です。UNSWのように学部で微積分・線形代数を履修していることを明記している課程では、成績証明書に該当科目がなければ出願そのものができません。橋渡し科目(bridging course)で補えるかどうかも課程によって異なります。

志望校を絞る前に成績証明書を確認するのが、この分野の鉄則です。アンアルウェンでは、この照合を出願前に無料で行います。

各校の正確な英語要件・履修要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

10 — Pathways

ルート別の組み立て方

学歴と予算から、現実的な組み立ては3つに整理できます。

ROUTE A / 文系・非IT系の大卒者

分野不問の修士から入る

  1. 英語準備
    IELTS 6.5
  2. データサイエンス修士
    UTS/Adelaide・2年
  3. 485ビザ
    約2年就労
  4. データ職
    実務経験を積む

学費の目安:A$100,932(UTS)/約 114,200(Adelaide)。奨学金適用で大きく下がります。費用を最優先するなら Kaplan の Master of Business Analytics 40,800 が同じ入口になります。

ROUTE B / 情報系・理工系の大卒者

AI系の修士を最短で

  1. 英語準備
    IELTS 6.5
  2. AI・ML修士
    UTS 1.5年/ANU・Adelaide 2年
  3. 485ビザ
    約2年就労
  4. AI/ML職
    専門性で勝負

学費の目安:UTS Master of Artificial Intelligence は1.5年・A$83,064大学の学位としては期間も費用も最も抑えられる構成です。KOIなら総額 32,000(ニューカッスル校 25,600)。

ROUTE C / 高校卒業から

学部でAIを学ぶ

  1. 進学準備
    ファウンデーションまたは英語
  2. 学士
    UTS Bachelor of AI・3年
  3. 485ビザ
    約2年就労
  4. 就職/修士へ
    選択肢が広い

学費の目安:UTS Bachelor of Artificial Intelligence は年 A$54,770・3年で約 164,310日本の高校卒業のみでは学部へ直接出願できないため、UTS College等の進学課程を経由するのが標準ルートです。

11 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

出願できるかどうか

最初の関門。学位の分野指定と数学の履修要件で、候補は半分に絞られます。ランキングを見る前に、成績証明書を見てください。

02

ACS認定の有無

Professional level の認定はソウル協定で12か国に通用します。同じ大学でも課程ごとに認定状況が違うため、コース単位で確認が必要です。

03

総額 ── 差は3倍以上

KOI 32,000、Kaplan 40,800、UNSW 128,000。何にお金を払うのかを決めると、選択肢は一気に絞れます。

04

実案件が組み込まれているか

UTSのiLab、Adelaideの産業プロジェクト、ANUのインターン。企業のデータに触れた経験は、そのまま就職活動の材料になります。

05

科目一覧に何があるか

「AI」という名前でも、中身は大きく違います。ディープラーニング、コンピュータビジョン、NLPが必修なのか選択なのかまで見てください。

06

卒業後に何の職種で評価を取るか

移住を視野に入れるなら重要です。データサイエンティストとソフトウェアエンジニアではビザの道が違います次章)。

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12 — Careers

卒業後の進路・年収

データサイエンティスト

ANZSCO 224115

統計・機械学習をデータに適用し、アルゴリズムやモデルを作る職種。SEEKの集計では給与水準は年 A$115,000〜135,000です。

データアナリスト

ANZSCO 224114

データの収集・処理・分析・解釈を担い、レポートと可視化で伝える職種。この分野の最も現実的な最初の職です。

機械学習エンジニア

需要の伸びが最大

モデルを実運用に載せる役割。オーストラリアで最も需要の伸びが大きい職種のひとつで、市場調査では平均年収 A$137,500 前後という集計もあります。

ソフトウェアエンジニア(AI領域)

ANZSCO 261313

移住の面ではこの職種が最も道が広いため、学位の内容をこの職種に寄せる設計も有効です。

ビジネスアナリスト/BI

対話力が武器に

業務課題を分析設計に落とす仕事。コミュニケーション力が武器になるため、技術一辺倒でない方に向きます。

研究職・博士課程

研究プロジェクト付き

AIMLのような研究機関を持つ大学から進む道。UNSW・ANUの課程は研究プロジェクトが組み込まれており、この進路を想定した構成です。

労働市場の現状を、都合の良い部分だけ切り取らずにお伝えします。PwC Australiaの分析では、AI関連の求人は2012年の約2,000件から2024年には約23,000件へ増加し、AIスキルを持つ職種には平均56%の給与プレミアムが観測されています。一方で、Jobs and Skills Australia の2025年の調査ではソフトウェアエンジニアが全州で「不足職種」から外れました。同報告書は、この結果を各分野でAI技術の導入が進んでいることと整合的だと説明しています。

「ITなら就職に困らない」時代ではなくなり、「AIを使う側に回れるか」で差がつく段階に入ったと考えるのが正確です。

冒頭の指標について ── OUTCOME(年 約A$115,000〜)は、データサイエンティストの求人広告にもとづくSEEKの集計です。他ページで使っている政府統計(ABS 雇用者収入・労働時間調査の週給中央値)とは算定方法が異なります。Data Scientist(224115)は6桁の職種コードのため、政府統計では中央値が公表されていません。求人広告ベースの数字は、実際に支払われている賃金の中央値より高めに出る傾向があります。LIFE(月 約A$3,200)は学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安で、収入を保証するものではありません。

13 — Read this twice

ビザ・永住ルートの現実

この分野は、職種の選び方でビザの選択肢が変わります。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • Data Scientist(ANZSCO 224115)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。技能不足ビザ(サブクラス482)と雇用主指名の永住ビザ(186)の対象です
  • 技能評価機関は ACS(豪州コンピュータ協会)。ACSは Data Scientist(224115)、Data Analyst(224114)、Information and Organisation Professionals nec(224999)を評価します。ACSの評価では学位のICT単位が「Major」「Minor」「不十分」のいずれかに判定されます
  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)
  • Software Engineer(261313)は MLTSSL に掲載されており、独立技術移住(189)や州推薦(190・491)の対象です
  • ITの学位修了者は Professional Year(44週)の対象で、修了すると技術移住の点数計算で5点が加算されます

同時に、押さえておくべき制約

01 / MLTSSL

Data Scientist(224115)はCSOLには載っていますが、MLTSSLには載っていません

つまり、この職種で独立技術移住(189)や州推薦(190・491)に出願することはできません。雇用主のスポンサーを得る482・186が中心のルートになります。

02 / DESIGN

移住を重視するなら「ソフトウェアエンジニアとして技能評価を取れる学位内容か」が判断基準です

ACSはICT科目の比率を見るため、統計・ビジネス寄りの構成の修士では不利になることがあります。

03 / 261313

261313も安泰ではありません

2025年のJobs and Skills Australia の不足職種リストで、ソフトウェアエンジニアは2021年の調査開始以来はじめて全州で「不足」から外れました。MLTSSL掲載は続いていますが、189の招待は競争が厳しくなっています。

04 / CHANGE

移民制度は毎年のように改正されます

職種リスト、点数、給与基準はいずれも変動します。

この分野の要点は、「学ぶ内容と、移住で名乗る職種を、最初から揃えておく」ということです。データサイエンスを学びながら、移住はソフトウェアエンジニアで狙う ── という組み立ては可能ですが、そのためには履修科目の設計が必要になります。

職業リスト・点数制度・技能評価の要件は頻繁に改正されます。最新の可否およびご自身のケースの見通しは、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

14 — Timeline

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング学歴・履修科目・英語力・年齢・予算・卒業後の希望から、データサイエンス系かAI系かを確定します開始8〜12ヶ月前
02 履修要件の照合成績証明書と志望課程の要件を突き合わせます。微積分・線形代数、学位の分野指定、GPA換算を確認します8〜12ヶ月前
03 ACS認定の確認志望課程のACS認定状況(Professional/Associate/暫定)を確認します8〜12ヶ月前
04 英語スコアの計画IELTS 6.5(各項目6.0)に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます6〜12ヶ月前
05 学校の選定・出願課程内容・総額・実案件の有無で候補を確定し、出願書類の作成をサポート4〜8ヶ月前
06 奨学金の申請要申請のものは締切から逆算して準備します4〜8ヶ月前
07 オファー受領・学生ビザ申請COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート2〜5ヶ月前
08 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、ノートPCの準備、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
← 横にスクロールできます ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。上の時期はあくまで逆算の目安としてお考えください。

15 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、大学・大学院進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しやProfessional Yearの相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。設備やサポート体制の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。IT・データ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や労働市場の現実もそのままお伝えします。「その学部の履修科目ではUNSWには出願できません」「データサイエンティストの職種では189は使えません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

16 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 成績証明書と履修要件(微積分・線形代数など)の照合
  • ACS認定状況(Professional/Associate/暫定)の確認
  • 移住で名乗る職種を見据えた履修設計のご相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 奨学金の該当確認・申請書類の作成サポート
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • Professional Year・インターン先の相談
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • 卒業生ビザ(485)への切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

※「無料」なのはアンアルウェンの手配代行サービスです。滞在手配料・寮費・保険料・出願料などの実費は別途かかります。

17 — FAQ

よくある質問

文系出身でも、データサイエンスやAIの修士に出願できますか?
課程によります。データサイエンス系には、学位の分野を問わない修士があります。UTSのMaster of Data Science and Innovation(GPA 4/7以上)、Adelaide UniversityのMaster of Data Science(前提科目なし)、KaplanのMaster of Business Analytics がこれにあたります。一方、AI・機械学習の修士は原則としてIT・CS系の学位が要件です。UTSのMaster of Artificial IntelligenceはIT系学士、Adelaide UniversityのMaster of AI and Machine Learning はCS・コンピュータ工学・ソフトウェア工学の学士が条件です。文系出身の方は、まずデータサイエンス系から入るのが現実的な順序になります。
数学が苦手ですが、大丈夫でしょうか?
率直に申し上げると、この分野は数学から逃げられません。とくにUNSWのMaster of Data Science and Decisionsは学部で微積分と線形代数を履修していること自体が出願要件です。ただし、「入学要件としての数学」と「入学後に必要な数学」は別です。前提科目を課さない課程(Adelaide University・UTS)では、統計の基礎から積み上げる構成になっています。高校数学レベルから復習する意思があれば進めます。逆に、統計とプログラミングの両方を避けたい場合は、この分野自体が向いていません。ビジネスマーケティングのほうが適している可能性があります。
「データサイエンス」と「AI」、どちらを選ぶべきですか?
まず出願できるかどうかで自動的に絞られます(前問のとおり)。両方に出願できる方は、目的で決めてください。データサイエンスは、ビジネス課題の解決とデータからの意思決定が中心。就職先の幅が広く、事業会社のデータチームや分析職に直結します。AI・機械学習は、モデルそのものを作る側。技術的な専門性は高くなりますが、求人数は前者より限られます。迷われる場合は、科目一覧を比較してください。データサイエンスの課程でも機械学習・ディープラーニングを履修できることは多く、「AI」という名前の学位でなくても、学べる内容が重なっている場合が少なくありません。
ACS認定とは何ですか。なぜ重要なのですか?
ACS(Australian Computer Society/豪州コンピュータ協会)は、オーストラリアのIT分野の職業団体で、950以上の教育プログラムを認定しています。重要な理由は2つあります。ひとつは国際通用性Professional level の認定課程は、ソウル協定(Seoul Accord)を通じて12か国で認められます。もうひとつは移住。ACSはIT分野の技能評価機関でもあり、認定課程の修了は評価上の説明がしやすくなります。注意点として、同じ大学でも課程ごとに認定状況が違い、「暫定認定(provisionally accredited)」という段階もあります。コース名だけでは判断できないため、アンアルウェンでは出願前に個別に確認してお伝えします。
卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?
就労は可能です。学士・修士(コースワーク)の修了者は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。永住については、職種の選び方で道が変わります。Data Scientist(ANZSCO 224115)はCSOLには掲載されていますが、MLTSSLには載っていません。そのため独立技術移住(189)や州推薦(190・491)には出願できず、雇用主のスポンサーを得る482・186が中心のルートになります。一方、Software Engineer(261313)はMLTSSL掲載です。ただし261313も、2025年のJobs and Skills Australia の調査で全州の「不足職種」から外れており、189の招待は競争が厳しくなっています。制度上の道はありますが、点数と職種設計を最初から意識する必要があるのが現状です。
Professional Year は使えますか?
ITの学位を修了した方が対象です。Professional Year Program(44週)は、座学と企業インターンで構成される職業研修プログラムで、修了すると技術移住の点数計算で5点が加算されます。対象はIT・会計・エンジニアリングの3分野のみ。ただし点数の加算が意味を持つのは、そもそも点数制のビザ(189・190・491)に出願できる職種の場合です。データサイエンティスト(224115)で申請する場合は該当しません。ソフトウェアエンジニア等で評価を取る設計をしている方にとっては有効な5点になります。この判断は学校選びの段階から関わってきます。
大学とカレッジ、どちらがいいですか?
目的で決まります。研究職や博士課程、Go8のブランドが必要なら大学(UNSW・ANU)。就労と実務経験が目的なら、カレッジで十分です。費用差は非常に大きく、KOIの総額 A$32,000、Kaplanの40,800に対し、UNSWは128,000。差額の約9万豪ドル(約880万円)で何を買うのかを決めると答えが出ます。ひとつ補足すると、この分野の採用では「何を作ったか・何を分析したか」が学校名以上に見られます。費用を抑えて滞在期間と実務経験に配分するのは、十分に合理的な戦略です。
総額でいくら必要ですか?
ルートによって大きく変わります。KOIの修士なら学費 A$32,000(ニューカッスル校 25,600)、Kaplanの Master of Business Analytics で 40,800、UTSのMaster of Artificial Intelligence(1.5年)で 83,064、Adelaide Universityで約 114,200、UNSWで 128,000。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で A$29,710)、OSHC、ビザ申請料 A$2,500〜、ノートPC(この分野は A$2,000〜3,500 を見込んでください)が加わります。奨学金を適用すると大学の修士は数万豪ドル下がりますので、定価のまま判断しないでください。
在学中にデータ関連の仕事はできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます(「週20時間まで」は古い情報です)。この分野は分析・可視化の受託案件やリモート業務に関わりやすいのが特徴で、Kaggleの成績、GitHubに公開した分析コード、実データを扱ったプロジェクトが、そのままポートフォリオになります。UTSのiLabやAdelaide Universityの産業プロジェクトのように、企業案件が課程に組み込まれているものを選ぶと、卒業時点で語れる実績が変わります。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、履修要件の照合、ACS認定の確認、出願書類、奨学金の申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(A$100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

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「文系だけど出願できる?」「数学の履修要件を満たしている?」「データサイエンスとAI、どちらが自分に合う?」 どんな疑問でもかまいません。この分野は、履修科目で候補が半分に絞られます。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。

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18 — Related

データサイエンス・AIと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

  • IT・コンピューターサイエンス ── ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、クラウドを含む分野全体。移住の面ではソフトウェアエンジニアのほうが職種リスト上は有利です
  • ビジネス・マネジメント ── ビジネスアナリティクスやデータを使った経営に関心がある場合の選択肢。技術と経営の橋渡しを目指す方に
  • マーケティング ── データ分析とマーケティングテクノロジーの領域で重なります。数字を扱いつつ、事業側に近い仕事をしたい方に
  • 環境エンジニアリング・再生可能エネルギー ── 技術系で移住を重視する場合の比較対象。こちらの主要職種はMLTSSLとCSOLの両方に掲載されており、独立技術移住も対象です

最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・認定状況・奨学金・ビザ情報は、各大学・カレッジ、ACS(Australian Computer Society)および政府機関の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。
※トーレンス大学の Bachelor/Master of Software Engineering(人工知能)は、留学生学費が公式サイト上で明示されていないため、本ページでは金額を記載していません。推測での記載はしていません。KOIの学費表はすでに奨学金適用後の金額です。
※冒頭のOUTCOME(年 約A$115,000〜)は、データサイエンティストの求人広告にもとづくSEEKの集計です。Data Scientist(224115)は6桁の職種コードのため政府統計では中央値が公表されておらず、求人広告ベースの数字は実際に支払われている賃金の中央値より高めに出る傾向があります。他ページで使用している政府統計とは算定方法が異なる点にご注意ください。
※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

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