オーストラリアで
ITを学ぶ

大学とカレッジの比較 / 学費 / 未経験ルート / 永住

ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、データサイエンス、クラウド。 IT分野は、留学から就労・永住までの道が最も明確につながっている領域です。 主要職種はCSOLに掲載され、IT卒業生専用の加点制度(Professional Year・5点)まで用意されています。 学部・修士とも未経験から入れます。

ITの学校選びを無料で相談する 学費を見る

Cost
16,200A$〜/TAFE NSWのディプロマ(6ヶ月・全期間)学位なら 27,600 A$/1年〜(トーレンス大学)大卒者の修士は総額 43,680 A$〜(Kaplan)
Entry
5.5IELTS〜/ディプロマ6ヶ月・学士3年・修士1.5〜2年
Life
3,200A$/月の目安(在学中の就労)
Outcome
132,000A$/年 この職種の中央値
金額はいずれも2026年時点の目安です。学費・英語要件・職種リストは毎年改定されるため、出願時の最新情報を無料でお調べします。

Summary — 3分でわかる

このページの結論

01

留学から永住までの道が、最も明確な分野です

ソフトウェアエンジニアをはじめとするICT主要職種は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載。技能評価はACS(豪州コンピュータ協会)が担当します。

02

IT卒業生だけの加点制度があります

Professional Year(44週)を修了すると、技術移住の点数計算で5点が加算されます。対象はIT・会計・エンジニアリングの3分野のみで、他分野にはない優位性です。

03

費用の幅が、とても大きい分野です

UNSWの学士が年 AUD 61,000 に対し、トーレンス大学は年 27,600 前後。同じ「IT学士」でも総額が2倍以上違います。何にお金を払うのかを決めることが、そのまま学校選びになります。

04

大卒者なら、修士が圧倒的に有利です

Kaplan Business School の Master of Information Technology は総額 AUD 43,680。学士ルート(3年で8〜19万豪ドル)と比べて、期間も費用も大幅に抑えられます。

05

IT未経験からでも入れます

Kaplanの修士は専攻を選べる構成で、IT以外の学士から進学する方もいます。学部からなら、なおさら前提知識は問われません。

06

まず費用を抑えるなら、TAFEという入口があります

TAFE NSW の Diploma of Information Technology は全期間で AUD 16,200〜16,690。短期・低費用で基礎を固め、学位へ編入する道もあります。

ただし卒業生ビザ(485)は原則として学士以上が対象です。ディプロマのみで修了した場合、卒業後の在留手段は別途設計が必要になります。

01 — What you study

IT留学とは ── 何を学ぶのか

オーストラリアのIT課程で学ぶのは、プログラミングの文法だけではありません。 「動くものを作る力」と同じくらい、要件を整理し、設計し、他人と協働して完成させる力に時間が割かれます。実際の開発現場が、一人で完結しないからです。

そのためカリキュラムには、プログラミング、データベース、ネットワークといった技術科目に加え、システム分析、プロジェクト管理、チーム開発の演習が必ず含まれます。 UTS のように1,000社を超える産業パートナーを持ち、インターンやハッカソンを組み込んでいる大学もあります。

技術の基礎

1〜2年次

プログラミング、アルゴリズム、データベース、ネットワーク。どの専攻に進んでも土台になる部分で、課程の前半に集中します。

設計と分析

2年次〜

要件定義、システム設計、セキュリティ設計。「何を作るべきか」を決める工程で、実務では最も価値が高い領域です。

チーム開発とインターン

最終学年

実案件のチーム開発、企業インターン、ハッカソン。英語で仕様を議論した経験が、そのまま就職活動の材料になります。

未経験からでも入れます。学部課程は前提知識を求めません。修士課程も、Kaplan Business School のようにIT以外の学士から入れる構成のものがあります。この分野で問われるのは、これまでの経験より「調べながら手を動かし続けられるか」です。

02 — Six fields

分野の選び方 ── 6つの領域

「IT」とひとくくりにすると学校選びを誤ります。領域によって、必要な適性も、就職先も、移住のしやすさも違います。

ソフトウェア開発(CS/SE)

移住に最も強い

アプリケーションやシステムの開発。ソフトウェアエンジニア(ANZSCO 261313)は技能評価・移住の面で最も実績のある職種です。UNSW の Computer Science が代表格。

サイバーセキュリティ

需要が急増

脅威の検知、防御設計、インシデント対応。需要が急増している領域で、Kaplan の修士にも専攻があります。

データサイエンス・AI

理系の強みが出る

機械学習、データ分析、AIの実装。統計とプログラミングの両方が必要で、理系出身者の強みが出やすい領域です。

クラウド・ネットワーク

資格と相性が良い

インフラ構築、クラウド運用、DevOps。TAFEのディプロマからでも入りやすく、資格(AWS・Cisco等)と組み合わせやすい領域です。

ビジネスアナリティクス/IS

対話力が武器に

業務とシステムの橋渡し。ICTビジネスアナリストは移住の対象職種で、コミュニケーション力が武器になる方に向きます。

Web・モバイル開発

在学中に実績を作れる

フロントエンド、モバイルアプリ。デザインとの境界領域で、在学中から受託案件を持ちやすい分野です。

迷っている場合は、1〜2年次が共通基礎の学位を選んでください。UNSWのComputer Scienceは、AI・セキュリティ・ネットワーク・データベースなど7つの専攻から選べる構成です。実際に触れてから決められるため、方向が固まっていない方には合理的な選択になります。

03 — Why Australia

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 / VISA

移住制度がIT人材に開かれている

ICT分野の主要職種は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されており、技能不足ビザ(482)や雇用主指名の永住ビザ(186)、技術移住(190・491)の対象になります。技能評価は ACS(Australian Computer Society/豪州コンピュータ協会)が担当し、評価結果は発行から2年間有効です。

02 / +5 POINTS

IT卒業生だけの加点制度がある

Professional Year Program は、オーストラリアの大学・カレッジでIT分野の学位を修了した留学生を対象とした44週間の職業研修プログラムです。座学と企業インターンで構成され、修了すると技術移住の点数計算で5点が加算されます。この制度があるのは、IT・会計・エンジニアリングの3分野だけ。点数が1点足りずに申請できないケースが現実にあるなかで、この5点は決定的な差になります。

03 / COST

学費の選択肢が広い

IT分野は、同じ学位でも学校によって費用が2倍以上違います。UNSWのComputer Scienceが年 AUD 61,000 に対し、トーレンス大学のBachelor of Information Technologyは年 27,600 前後。研究力や大学名を取るか、費用と実務性を取るか──選択肢が明確に分かれているのがこの分野の特徴です。

カウンセラーから、ひとつ補足を。IT留学のご相談で最も多いのが、「未経験ですが大丈夫でしょうか」というご質問です。結論から言えば大丈夫ですが、条件があります。入学後、授業以外の時間に自分で手を動かし続けられるか。オーストラリアの課程は課題ベースで進むため、講義を聞いているだけでは形になりません。逆に、独学の習慣がある方は未経験でも問題なく伸びます。

もうひとつ重要なのが、学校選びで「大学名」と「総額」のどちらを取るかです。UNSWの学士は3年総額で約19万豪ドル、トーレンス大学なら約8万豪ドル台。同じ「IT学士」でも10万豪ドル以上の差が出ます。研究職やGo8ブランドが必要なのか、それとも就労と移住が目的なのか。ここを最初に決めると、選択肢は一気に絞れます。

04 — Universities

大学の選択肢(UNSW・UTS)

UNSW Sydney / シドニー

研究力

Go8(オーストラリア八大学)の一角で、工学分野はオーストラリア1位・世界33位と大学が公表しています。理論と研究の裏づけを重視する方に向いた環境です。

  • Bachelor of Science (Computer Science)|3年
  • 留学生学費:AUD 61,000/年(2026年)。3年総額 約 AUD 192,500
  • キャンパス:ケンジントン(シドニー)
  • 入学基準:International ATAR 88.0/IB 34/SAT 1240 など
  • 専攻:人工知能/セキュリティ工学/コンピュータネットワーク/データベースシステム/組込みシステム/プログラミング言語/一般の7領域から選択
  • 向いている方:研究職や大学院進学を視野に入れる方、Go8の学位を重視する方、予算に余裕がある方

※年度により募集を停止する場合があるため、出願前に受入状況の確認が必要です。

UNSWのページ

UTS(シドニー工科大学) / シドニー

産業連携

実務志向の教育で知られ、1,000社を超える産業パートナーを持ちます。シドニー中心部のシティキャンパスで、企業との距離が近いのが強みです。

  • Bachelor of Information Technology|3年
  • 留学生学費:AUD 54,770(2026年・初年度の目安)/3年総額 約 AUD 164,300
  • キャンパス:シティキャンパス(シドニー)
  • 実務:インターンシップ、業界コンペ、ハッカソンへの参加機会が豊富
  • Diploma in Industry Practice を組み合わせた課程もあり、こちらは1年間の企業実習が学位に組み込まれます
  • 向いている方:シドニーで学びたい方、在学中から実務経験を積みたい方、卒業時に職歴を持って就職活動に臨みたい方(産業実習付き課程)
UTSのページ

05 — Colleges & TAFE

カレッジ・私立大学・TAFEの選択肢

「大学に行かなければIT職に就けない」ということはありません。 費用と期間を抑えつつ、実務に直結する課程を持つ学校があります。とくに大卒者にとっては、カレッジの修士が最も合理的な選択になることが多くあります。

TAFE NSW / ニューサウスウェールズ州

最も費用を抑えられる

州立の職業教育機関で、短期・低費用でIT基礎を固めたい方の選択肢です。設備と実習環境が安定しており、学位への編入も視野に入ります。

  • Diploma of Information Technology(ICT50220)
  • 留学生学費:AUD 16,200〜16,690(全期間)/期間 0.5年(約6ヶ月)
  • 構成:コア6科目+選択14科目。Webサイト・Webアプリの構築、ネットワークサーバの設計・構築・テスト、中規模の仮想ネットワークの設計と構成などを扱います
  • 選択科目の組み合わせで、プログラミング寄り/ネットワーク寄りなど方向を調整できます
  • Diploma of Information Technology (Advanced Programming)(ICT50220AP)という、プログラミングに特化した派生コースもあります(学費・期間は同水準)
  • 教材・機材等の追加費用として AUD 300〜1,000 程度を別途見込んでください
  • 向いている方:まず基礎を固めたい方、費用と期間を抑えたい方、学位へ編入する足がかりがほしい方

※学費・期間はキャンパス・開講期により異なります。上記は TAFE NSW International の公表額(2026年時点)です。出願時の最新の金額と開講キャンパスを無料でお調べします。

TAFE NSWのページ

Kaplan Business School / シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード

修士が最安・最短

実務直結型の高等教育機関で、IT課程の費用対効果が際立っています。とくに修士課程は、大学の同等課程と比べて総額を大きく抑えられます。

  • Master of Information Technology ── 学費:1科目 AUD 3,640/総額 AUD 43,680(2026年・12科目)
  • 専攻:アナリティクス/プログラミング/サイバーセキュリティ/モバイル・Web開発の4領域
  • 延長版の Master of Information Technology (Extension) は総額 AUD 57,140(より長い期間で履修)
  • Bachelor of Information Technology|3年 ── 学費:1科目 AUD 3,120/総額 AUD 74,880(2026年・24科目)
  • 向いている方:すでに大学を卒業している方(修士が最短・最安)、専攻を明確に決めたい方、複数都市から選びたい方

Master of IT の総額 AUD 43,680 は、UNSWの学士1年分にも満たない金額です。しかも期間は修士のほうが短くなります。

Kaplan Business School のページ

トーレンス大学 / シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード

学位で最安

私立大学で、学位でありながら費用を抑えられるのが最大の利点です。産業界と共同設計されたカリキュラムで、実務スキルに重点を置いています。

  • Bachelor of Information Technology|3年
  • 留学生学費:年 AUD 27,600 前後(2026年・目安。コース・キャンパスにより異なります)/3年総額 約 AUD 82,800
  • 内容:プログラミング、ソフトウェア工学、ネットワークとデータベース、人間中心設計、スマートテクノロジー、クラウドアーキテクチャ
  • Bachelor of Software Engineering(AI専攻など)も開講
  • 向いている方:学位は必要だが費用を抑えたい方、英語要件を現実的な水準にしたい方、住みたい都市を選びたい方

※3年総額でUNSWとの差は10万豪ドル以上になります。

トーレンス大学のページ

ディプロマルートの注意点。卒業生ビザ(サブクラス485)は原則として学士以上の修了者が対象です。ディプロマのみで修了した場合、卒業後の在留手段は別途設計が必要になります。「ディプロマ → 学位へ編入」という組み立てにすると、費用を抑えつつ卒業生ビザも確保できます。単位認定の可否は編入先によるため、最初の学校選びの段階で確認が必要です。

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・募集状況は年度により変更されます。ご希望の分野・都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

06 — Tuition

学費比較(2026年・目安)

IT分野は、学費の幅が最も大きい領域のひとつです。同じ「IT学士」でも、学校によって総額が2倍以上変わります。

プログラム/学校 所在地 期間 留学生学費 総額の目安
Diploma of Information Technology
TAFE NSW/ICT50220
NSW州各校 0.5年 AUD 16,200〜16,690
全期間
約 AUD 16,200〜
最も費用を抑えられる
Master of Information Technology
Kaplan Business School
シドニー他4都市 修士 1科目 AUD 3,640 AUD 43,680
学位ルートでは最安・最短
Master of Information Technology (Extension)
Kaplan Business School
シドニー他4都市 修士 1科目 AUD 3,640 AUD 57,140
Bachelor of Information Technology
トーレンス大学
シドニー他4都市 3年 年 AUD 27,600前後 約 AUD 82,800
学士で最安
Bachelor of Information Technology
Kaplan Business School
シドニー他4都市 3年 1科目 AUD 3,120 AUD 74,880
Bachelor of Information Technology
UTS
シドニー 3年 AUD 54,770/年
初年度
約 AUD 164,300
Bachelor of Science (Computer Science)
UNSW
シドニー 3年 AUD 61,000/年 約 AUD 192,500
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大卒者にとっての結論は明快です。Kaplan の Master of Information Technology は総額 AUD 43,680。これはUNSWの学士1年分(61,000)にも満たない金額で、しかも期間は修士のほうが短い。日本の大学を出ている方が学部からやり直すのは、費用面で合理的とは言えません。

費用を最優先するなら、TAFEのディプロマが入口になります。全期間で AUD 16,200〜16,690。ただし卒業生ビザ(485)は学士以上が対象のため、現地に残る計画があるなら「ディプロマ → 学位へ編入」という組み立てが前提になります。

学費はいずれも年度ごとに改定されます。上記は2026年時点の公表情報にもとづく目安であり、出願時点の金額は必ず個別にご確認ください。アンアルウェンで学校に直接確認し、無料でお伝えします。

学費以外にかかる費用(目安)

  • 出願料:AUD 100〜150程度(学校により異なる)
  • ノートPC・ソフトウェア:AUD 1,500〜3,000程度(分野により推奨スペックが異なります)
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 AUD 700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 AUD 2,500〜
  • Professional Year(希望する場合):44週間のプログラム費用が別途必要です
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で AUD 29,710

07 — Scholarships

奨学金 ── 学費は「定価」です

学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。 とくに大学の学士を検討される場合、奨学金の有無で総額が大きく変わります。

学校・奨学金 減額 主な条件 申請
UTS
Academic Excellence International Scholarship
学費30% 特に成績優秀な留学生 要申請
UTS
Academic Merit International Scholarship
学費15% 2026年開始の学部・大学院コースワークの留学生 要申請
トーレンス大学
2026年入学者向け奨学金
最大30% 2026年に入学する留学生向けの各種奨学金 要確認
Kaplan Business School
各種奨学金
コース・時期による 入学時期ごとに内容が変わります 要確認
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実際にいくら変わるのか

  • UTSの学士(3年・総額 約 AUD 164,300) ── 30%減額で 約 AUD 115,000(約49,300の差)/15%減額で 約 AUD 139,700
  • トーレンス大学の学士(3年・総額 約 AUD 82,800) ── 30%減額で 約 AUD 58,000。もともと最安の学士が、さらに下がります
  • Kaplan の修士(総額 AUD 43,680) ── 奨学金なしでも、大学の学士1年分を下回る水準です

奨学金で失敗しないための3点

  • 要申請のものは締切があります。出願と並行して準備しないと、通ったはずの枠を逃します
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります
  • 併用できないのが原則です。複数該当しても、通常はもっとも有利な1つが適用されます

アンアルウェンでは、成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

上表は2026年入学向けの公表条件にもとづく整理です。減額率・条件・締切は毎年改定されるため、出願時点の最新版を必ずご確認ください。
オーストラリアの大学奨学金一覧

08 — Entry requirements

入学条件・英語力の目安

学校・課程 学歴要件 英語の目安 備考
UNSW(学士)高校卒業+進学要件
International ATAR 88.0 など
IELTS 6.5 前後数学の履修要件あり
UTS(学士)高校卒業+進学要件IELTS 6.5 前後産業実習付き課程あり
Kaplan(修士)学士号
IT以外の分野からも可
IELTS 6.5 前後4専攻から選択
トーレンス大学(学士)高校卒業程度IELTS 6.0 前後4都市+オンライン
TAFE NSW(Diploma)高校卒業程度IELTS 5.5〜6.0 相当コア6+選択14科目
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数学の履修要件に注意してください。UNSWのComputer Scienceなど、高校での数学の履修を前提とする課程があります。文系で数学を履修していない場合、大学によっては出願できない、または橋渡し科目(bridging course)の受講が必要になります。この確認を怠ると、出願直前に進路変更を迫られます。アンアルウェンでは、成績証明書の段階で履修要件を確認します。

※ 各校の正確な英語要件・履修要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

09 — How to choose

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

学歴(学士か修士か)

最重要。大卒者はまず修士を検討してください。Kaplanの修士なら総額 AUD 43,680。学部からやり直すのは費用面で合理的ではありません。

02

総額 ── 差が10万豪ドル超

UNSWの学士は約19万豪ドル、トーレンス大学は約8万豪ドル台。同じ学士でこの差です。何にお金を払うのかを明確にしてください。

03

専攻の中身

セキュリティかデータかネットワークか。学校ごとに強い領域が違います。コース名ではなく科目一覧を見てください。

04

実務・インターンの組み込み

UTSの産業実習付き課程のように、1年間の企業実習が学位に含まれるものがあります。卒業時の職歴が変わります。

05

ACS評価に通る課程か

移住を視野に入れるなら、その学位がACSの技能評価で認められる内容かが重要です。ICT科目の比率が判断材料になります。

06

数学の履修要件

高校で数学を履修していない場合、出願できない課程があります。志望校を絞る前に確認すべき点です。

条件に合う学校を無料で調べてもらう

10 — Careers

卒業後の進路・職種例

ソフトウェアエンジニア

ANZSCO 261313

アプリ・システムの設計と開発。技能評価・移住の実績が最も多い職種です。

サイバーセキュリティ専門職

需要の伸びが最大級

脅威分析、セキュリティ設計、インシデント対応。需要の伸びが最も大きい領域のひとつです。

データアナリスト/データサイエンティスト

人材が不足

データ基盤の構築、分析、機械学習の実装。ビジネス側との橋渡しができる人材が不足しています。

ICTビジネスアナリスト

対話力が武器に

業務要件をシステム要件に落とす仕事。コミュニケーション力が武器になるため、開発一辺倒でない方に向きます。

クラウド/ネットワークエンジニア

資格と相性が良い

インフラの構築と運用、DevOps。ベンダー資格(AWS・Ciscoなど)と組み合わせると評価が上がります。

Web・モバイル開発者

在学中に実績を作れる

フロントエンド、アプリ開発。在学中から受託案件を持ちやすく、実績を作りやすい領域です。

この分野は、在学中の成果物が就職を左右します。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。IT分野はリモートや業務委託の案件にも関わりやすく、GitHubに積み上げたコードや個人開発したアプリが、そのままポートフォリオになります。授業の課題だけで終わらせないことが、卒業後の差になります。

冒頭の指標について ── LIFE(月 約A$3,200)は、学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安です。カジュアルの全国最低時給 A$31.19(2025年7月〜)で試算した額で、収入を保証するものではありません。OUTCOME(年 約A$132,000)は Software and Applications Programmers(ANZSCO 2613)の週給中央値 A$2,537 を年換算した概算です(ABS 雇用者収入・労働時間調査 2025年5月/Jobs and Skills Australia の公表値)。フルタイム・非管理職の中央値であり、新卒の初任給ではありません。

11 — Read this twice

ビザ・永住ルートとProfessional Year

IT分野は、留学から永住までの道筋が最も明確な領域です。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • ICT分野の主要職種(ソフトウェアエンジニア、ICTビジネスアナリスト、開発プログラマーなど)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。技能不足ビザ(482)、雇用主指名の永住ビザ(186)、技術移住(190・491)の対象です
  • 技能評価機関は ACS(Australian Computer Society/豪州コンピュータ協会)。評価結果は発行から2年間有効です
  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)
  • Professional Year Program(44週)を修了すると、技術移住の点数計算で5点が加算されます。対象はIT・会計・エンジニアリングの3分野のみで、座学と企業インターンで構成されます

同時に、押さえておくべき制約

01 / ACS

ACSの技能評価は「ICT科目の比率」を見ます

学位の名称がITでも、内容によっては関連性が不十分と判断されることがあります。学校選びの段階で確認すべき点です。

02 / DIPLOMA

ディプロマのみでは卒業生ビザが使えません

卒業生ビザ(485)は学士以上が原則対象です。TAFEのディプロマで費用を抑える場合は、学位への編入まで含めた設計が必要になります。

03 / POINTS

技術移住は点数制です

年齢・英語力・実務経験が大きく影響します。職種リストに載っていることは必要条件であって、十分条件ではありません。加えて、移民制度は毎年のように改正され、職種リスト・点数・給与基準はいずれも変動します。

この分野の要点は、「制度上の道は整っている。あとは点数を積み上げられるか」ということです。学位・英語スコア・実務経験・Professional Yearの5点──これらをどう組み合わせるかで結果が変わります。

職業リスト・点数制度・給与基準は頻繁に改正されます。最新の可否およびご自身のケースの見通しは、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

12 — Timeline

出願から出発までの流れ

ステップ内容目安時期
01 無料カウンセリング学歴・英語力・年齢・予算・卒業後の希望から、学士か修士か、どの学校かを確定します開始8〜12ヶ月前
02 履修要件の確認数学の履修要件やACS評価の観点を含め、志望課程の要件を確認します8〜12ヶ月前
03 英語スコアの計画IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます6〜12ヶ月前
04 学校の選定・出願専攻・総額・実務の有無で候補を確定し、出願書類の作成をサポート4〜8ヶ月前
05 奨学金の申請要申請のものは締切から逆算して準備します4〜8ヶ月前
06 オファー受領・学生ビザ申請COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート2〜5ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、ノートPCの準備、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
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13 — Why An Arwen

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、大学・大学院進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しやProfessional Yearの相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。設備やサポート体制の実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。IT分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「数学の履修要件を満たしていません」「その学位ではACS評価が通らない可能性があります」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

14 — Free support

アンアルウェンの無料サポート

学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート

  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 数学・ICT科目など履修要件の確認
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 奨学金の対象確認・申請書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション

渡航後サポート

  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • Professional Year・インターン先の相談
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

15 — FAQ

よくある質問

プログラミング未経験でも大丈夫ですか?
大丈夫です。学部課程は前提知識を求めません。修士課程も、Kaplan Business School の Master of Information Technology のようにIT以外の学士から入れる構成のものがあり、文系出身から転向する方も進学しています。ただし条件があります。入学後、授業以外の時間に自分で手を動かし続けられるかどうかです。オーストラリアの課程は課題ベースで進むため、講義を聞くだけでは形になりません。独学の習慣がある方は、未経験でも問題なく伸びます。
学士と修士、どちらを選ぶべきですか?
学歴で決まります。すでに日本の大学を卒業されている方は、迷わず修士です。Kaplanの Master of Information Technology は総額 AUD 43,680。これはUNSW の学士1年分(AUD 61,000)にも満たない金額で、しかも期間は修士のほうが短くなります。学部からやり直すのは、費用面でも時間の面でも合理的ではありません。高校卒業から目指す方、専門学校卒の方は学士(3年)が対象です。
いちばん安く始める方法は?
TAFE NSW の Diploma of Information Technology(ICT50220)です。全期間で AUD 16,200〜16,690、期間は約6ヶ月。この分野で最も費用を抑えられる入口です。ただし卒業生ビザ(485)は原則として学士以上の修了者が対象のため、ディプロマのみで修了した場合、卒業後の在留手段を別途設計する必要があります。おすすめは「ディプロマ → 学位へ編入」という組み立てです。基礎を固めてから学位課程に編入すれば、費用を抑えつつ卒業生ビザも確保できます。すでに大学を卒業されている方は、TAFEではなくKaplanの修士(総額 AUD 43,680)のほうが結果的に近道になります。単位認定の可否は編入先によるため、最初の学校選びの段階で確認が必要です。
大学とカレッジ、どちらがいいですか?
目的で決まります。研究職や大学院進学、Go8ブランドが必要なら大学(UNSW・UTS)。就労と移住が目的なら、カレッジや私立大学で十分です。就労ビザや技能評価で見られるのは「学位のレベルと内容」であり、大学名ではありません。費用差は極めて大きく、UNSWの学士(3年総額 約19万豪ドル)とトーレンス大学(約8万豪ドル台)では10万豪ドル以上の開きがあります。何にお金を払うのかを明確にすると、選択肢は絞れます。
Professional Year とは何ですか?
オーストラリアの大学・カレッジでIT分野の学位を修了した留学生を対象とした44週間の職業研修プログラムです。座学と企業インターンで構成され、修了すると技術移住の点数計算で5点が加算されます。対象はIT・会計・エンジニアリングの3分野のみ。技術移住は点数制のため、1点足りずに申請できないケースが現実にあり、この5点は決定的な差になり得ます。多くの方が卒業生ビザ(485)の期間中に受講します。費用は別途必要ですので、資金計画に含めておくことをおすすめします。
卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?
この分野は制度上の道が最も整っています。ICT主要職種(ソフトウェアエンジニア、ICTビジネスアナリスト、開発プログラマーなど)はCSOLに掲載され、技能評価はACS(豪州コンピュータ協会)が担当します。卒業後は卒業生ビザ(485)で約2年間就労でき、その間に実務経験とProfessional Yearの5点を積めます。ただし技術移住は点数制で、年齢・英語力・実務経験が大きく影響します。職種リストに載っていることは必要条件であって十分条件ではない、という点はご理解ください。制度は毎年改正されるため、最新の可否は登録移民エージェントにご確認ください。
数学が苦手ですが、出願できますか?
課程によります。UNSWのComputer Scienceなど、高校での数学の履修を前提とする課程があります。文系で数学を履修していない場合、出願できない、または橋渡し科目(bridging course)の受講が必要になることがあります。一方、Information Technology 系の課程やカレッジの課程は、数学要件が緩やかなものが多くあります。この確認を怠ると、出願直前に進路変更を迫られます。アンアルウェンでは成績証明書の段階で履修要件を確認し、現実的な選択肢をお出しします。
在学中にITの仕事はできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。IT分野はリモートワークや業務委託の案件に関わりやすいのが特徴で、GitHubに積み上げたコードや個人開発したアプリがそのままポートフォリオになります。UTS のように1年間の産業実習が学位に組み込まれた課程もあり、卒業時点で職歴を持てる設計も可能です。
総額でいくら必要ですか?
ルートによって大きく変わります。TAFEのディプロマなら学費 AUD 16,200〜16,690(約6ヶ月)、Kaplanの修士なら学費 AUD 43,680、トーレンス大学の学士で3年 約 AUD 82,800、UTSの学士で約 164,300、UNSWで約 192,500。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜、ノートPC等(AUD 1,500〜3,000)が加わります。Professional Yearを受講する場合はその費用も別途必要です。この分野は選択によって総額が10倍以上変わるため、目的の整理が費用対効果を決めます。無料でシミュレーションをお作りします。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、履修要件の確認、出願書類、奨学金の申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

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未経験からでも、
入口はいくつもあります。

「未経験でも入れる?」「大学とカレッジ、どちらが得?」「Professional Yearまで含めた計画は?」 どんな疑問でもかまいません。ご希望をうかがえば、学校・期間・総額・卒業後のビザまでを一枚にまとめてお返しします。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。

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最終更新日:2026年8月18日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
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※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。

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