オーストラリア留学エージェント アンアルウェン

オーストラリアでマーケティングを学ぶ
── 大学比較・学費・永住ルートの完全ガイド

「売れる仕組み」をつくる仕事。SNS、ブランド戦略、消費者データ、広告──マーケティングは、業界を問わず必要とされる数少ないスキルです。オーストラリアではMarketing Specialist が技術移住の対象職種でもあり、学んだあとの道がつながっている分野です。

CSOL掲載Marketing Specialist(225113)
世界87位UTS(QS世界大学ランキング2027)
1年〜修士の最短修了年限
48時間/2週学生ビザの就労上限

DATA ── マーケティング留学の要点

学べる学位
学士 3年(短縮で2年)/修士 1〜2年大学を卒業済みなら修士。専攻分野は問われない大学が多く、文系・理系どちらの学部出身でも出願できます
学費(年・留学生)
AUD 45,000 〜 48,815QUT 45,000/RMIT 45,120/UTS 48,815/ディーキン修士 48,000。私立大学(トーレンス等)はこれより抑えられます
奨学金
成績に応じて 学費の15〜100%が減額される制度ありQUT 25%は申請不要で自動審査。UTSは大学院向けに全額免除枠も。上の学費はすべて適用前の金額です
英語要件
IELTS 6.5(各6.0)が基準線私立大学は 6.0(各5.5)から。看護・幼児教育(7.0以上)より現実的な水準です
主な大学
QUT(ブリスベン)/UTS(シドニー)/ディーキン大学(メルボルン)/RMIT(メルボルン)/トーレンス大学
実務経験
正規科目として組み込みQUT=WILプログラム/ディーキン修士=80〜160時間の企業配属/トーレンス=3年間で300時間の実務経験
在学中の就労
2週間で 48時間まで(長期休暇中は無制限)
卒業後の就労ビザ
卒業生ビザ485で 約2年学士・修士(コースワーク)修了者。申請時 原則35歳以下
永住ルート
Marketing Specialist(ANZSCO 225113)は CSOL 掲載技術移住(190・491)と雇用主指名(186・482)の対象職種。学士以上+関連実務1年以上でVETASSESSの技能評価を受けられます
向いている人
実務経験は不問。「なぜ人はこれを買うのか」を考えるのが好きな方、数字とアイデアの両方を扱いたい方

このページの結論 ── 3分でわかるマーケティング留学

  1. マーケティングは「売れる仕組み」を設計する仕事です。広告を作ることだけを指すのではなく、消費者を理解し、商品を位置づけ、価格を決め、届ける経路を組み立てるまでが範囲。業界を問わず必要とされるのが、この分野の最大の強みです。
  2. この分野は永住ルートがつながっています。Marketing Specialist(ANZSCO 225113)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されており、技術移住・雇用主指名ビザの対象職種です。スポーツやデザイン系とは、ここが決定的に違います。
  3. 大卒者なら修士が最短。ディーキン大学の Master of Business (Marketing) は、学歴と職務経験により1年・1.5年・2年から選べます。専攻分野は問われません。
  4. 高校卒業からなら学部(3年)。QUT 年間 AUD 45,000、RMIT 45,120、UTS 48,815。QUTのビジネススクールはAACSB・EQUIS・AMBAのトリプル認証で、世界でも数少ない水準です。
  5. 学費は「定価」で見ないでください。各大学に成績ベースの奨学金があり、学費の15〜100%が減額されます。QUTの25%は申請不要の自動審査です。
  6. 実務経験が学位に組み込まれています。トーレンス大学は3年間で300時間の実務経験、ディーキンの修士は80〜160時間の企業配属。マーケティングは「作った実績」が採用の判断材料になる分野なので、ここが効きます。

マーケティングとは ── 何を学ぶのか

マーケティングを「広告や宣伝の仕事」と捉えている方が多いのですが、それは範囲の一部です。マーケティングとは、誰に・何を・いくらで・どうやって届けるかを設計する仕事で、商品開発から価格設定、販売経路、顧客との関係づくりまでを含みます。

オーストラリアの大学で学ぶ内容も、この全体像に沿って組まれています。感覚やセンスではなく、消費者データを読み、仮説を立て、施策を実行し、数字で検証するという一連の流れを扱うのが特徴です。

01

消費者行動とリサーチ

人がなぜ買うのか、何に反応するのかを理論とデータで理解する。アンケート設計、インタビュー、統計分析まで、判断の根拠をつくる技術です。

02

デジタルマーケティング

SNS運用、コンテンツ制作、検索広告、メール施策、アクセス解析。いま最も求人が多く、留学生が在学中から実務に関われる領域でもあります。

03

ブランドと戦略

市場でどう位置づけるか、価格をどう決めるか、競合とどう差をつけるか。経営に近い視点で意思決定を学ぶ、この分野の中核です。

広告・コミュニケーション

広告の企画とメディア選定、PR、キャンペーン設計。UTSには Advertising and Marketing Communications という独立した専攻があります。

マーケティング・アナリティクス

顧客データの分析、効果測定、ダッシュボード設計。近年もっとも需要が伸びており、文系出身でも入りやすいデータ職への入口になります。

B2B・国際マーケティング

企業間取引や海外市場への展開。日本市場を理解している留学生の強みが直接活きる領域です。

実務プロジェクト(WIL)

実企業の課題に取り組む科目。マーケティングは「何を作ったか」が採用時に問われるため、ここで作る成果物が資産になります。

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 技術移住の対象職種になっている

これがこの分野の最大の特徴です。Marketing Specialist(ANZSCO 225113)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されており、技術移住ビザ(190・491)と雇用主指名ビザ(186・482)の対象になります。「学んだあと、そこで働き続ける道が制度として用意されている」分野は、留学先の選択肢の中でも限られます。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。

02 ビジネススクールの国際認証

QUTのビジネススクールは AACSB・EQUIS・AMBA のトリプル認証を取得しています。これは世界のビジネススクールのうち1%程度しか保有していない水準で、学位の国際的な通用性を担保します。UTSは QS世界大学ランキング2027で世界87位。オーストラリアのビジネス教育は、名前だけでなく評価の裏づけがあります。

03 実務経験が学位に組み込まれている

オーストラリアの大学は Work Integrated Learning(WIL)を重視しており、企業での実務が単位として設計されています。トーレンス大学は3年間で300時間(1年次50時間・2年次100時間・3年次150時間)、ディーキン大学の修士は80〜160時間の企業配属を課します。マーケティングは実績で評価される職種なので、この差がそのまま就職力の差になります。

AA
カウンセラーから、ひとつ補足を
アンアルウェン 留学カウンセリングチーム

マーケティングは「専攻として無難」と思われがちですが、実際には在学中に何をしたかで卒業後が大きく変わる分野です。学位そのものより、「どのブランドの、どんな課題に、どう取り組んだか」を語れるかどうかが採用の分かれ目になります。

だからこそ、実務科目(WIL)の量と、在学中に現地で働けるかどうかを大学選びの基準に入れるべきだとお伝えしています。学生ビザでは2週48時間まで就労できるので、カフェのアルバイトではなく、小さな会社のSNS運用やイベント運営に関わる学生もいます。その経験が、卒業生ビザでの就職活動でそのまま効いてきます。

学ぶルート ── 学部と修士

ルート A大卒者の最短ルート ── 修士(1〜2年)

英語準備

IELTS 6.5前後
必要に応じて

修士課程

ディーキン 1〜2年
UTS 1.5年

企業配属(WIL)

80〜160時間

就職・485ビザ

永住も視野に

学費の目安:ディーキン AUD 48,000/年 / 期間:1〜2年 ※関連分野の学士+実務2年で1年、学士+関連経験2年で1.5年、それ以外は2年。1年で修了できれば学費は AUD 48,000 で済みます
ルート B高校卒業から ── 学部(3年)

語学学校/進学準備

IELTS 6.5(各6.0)
必要に応じて

学士課程

3年
(短縮で2年も)

実務科目・インターン

在学中の就労も

就職・485ビザ

新卒で現地就職も

学費の目安:年間 AUD 45,000〜48,815(3年で約 135,000〜146,000)/ 期間:3年 ※トーレンス大学なら2年での短縮修了も選べます
「学部か修士か」は学歴で決まります。すでに日本の大学を卒業されている方は、修士が期間・費用ともに有利です。マーケティングの修士は専攻分野を問わない大学が多く、文学部でも工学部でも出願できます。高校卒業から目指す方、専門学校卒の方は学部が対象です。

大学(学部)の選択肢

ビジネススクールが AACSB・EQUIS・AMBA のトリプル認証という、世界でも1%程度しか持たない水準の大学です。実務志向の教育で知られ、ブリスベンは生活費がシドニー・メルボルンより抑えられます。

Bachelor of Business (Marketing)|3年

  • 留学生学費:AUD 45,000/年(2026年・96単位ポイント)
  • キャンパス:ガーデンズポイント(ブリスベン中心部)
  • 英語要件:IELTS 6.5・各6.0以上
  • 内容:伝統的マーケティングとデジタルマーケティングの両方、消費者行動、データ分析、プロジェクト管理
  • 実務:WIL(Work Integrated Learning)プログラムでコンサルティング会社・企業・行政・地域団体での職場実習

向いている方:国際的に通用する学位がほしい方、生活費を抑えたい方、実務型のカリキュラムを求める方。

立地UTS(シドニー工科大学) / シドニー

QS世界大学ランキング2027で世界87位。シドニー中心部のシティキャンパスで、企業インターンや業界イベントへのアクセスが良いのが強みです。

Bachelor of Business|3年(Marketing専攻)

  • 留学生学費:AUD 48,815(2026年・初年度の目安)
  • キャンパス:シティキャンパス(シドニー)
  • 専攻:1年次に共通のビジネス科目を学び、2年次から専攻を選択。マーケティングのほか Advertising and Marketing Communications(広告・マーケティングコミュニケーション)、ビジネスアナリティクス、国際ビジネスなど8専攻

向いている方:シドニーで学びたい方、1年学んでから専攻を決めたい方、広告・コミュニケーション寄りに進みたい方。

実践RMIT / メルボルン

デザイン・クリエイティブ分野に強く、マーケティングでも制作寄りの視点を持てるのが特徴です。メルボルン中心部のシティキャンパスに拠点があります。

Bachelor of Business(Marketing専攻)|3年

  • 留学生学費:AUD 45,120/年(2026年・メルボルンシティキャンパス)
  • Marketing Technology(マーケティングテクノロジー)を扱う課程もあり、デジタル寄りに専門を深められます

向いている方:クリエイティブ寄りの環境で学びたい方、メルボルンの都市文化に惹かれる方。

実務300時間トーレンス大学 / シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード

私立大学で、実務経験の量と入りやすさが強みです。学費も公立大学より抑えられ、複数都市にキャンパスがあります。

Bachelor of Business (Marketing)|3年(2年短縮も可)

  • 英語要件:IELTS 6.0・各5.5以上(公立大学より一段低い設定)
  • 実務:3年間で合計300時間の実務経験(1年次50時間・2年次100時間・3年次150時間)。実在企業との連携プロジェクトです
  • キャンパス:シドニー/メルボルン/ブリスベン/アデレード/オンライン
  • 学費:大学が公表する国際学生用の料金表に基づきます(コース・キャンパスにより異なるため、個別にお調べします)

向いている方:英語要件を現実的な水準に抑えたい方、実務経験を最大限積みたい方、費用を抑えたい方。

※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件は年度により変更されます。ご希望の都市・予算・英語力に合う大学を、最新情報で無料にてお調べします。

大学院(修士)の選択肢

最短1年ディーキン大学 / Master of Business (Marketing)

大卒者にとって、費用と期間の両面でもっとも現実的な選択肢です。学歴と職務経験に応じて修業年限が変わるのが最大の特徴で、条件が揃えば1年で修了できます。

  • 留学生学費:AUD 48,000/年(2026年)
  • 期間:1年(関連分野の優等学位、または関連分野の学士+実務2年)/1.5年(関連分野の学士、または学士+関連実務2年)/2年(分野を問わない学士)
  • キャンパス:バーウッド(メルボルン)/オンライン
  • 実務:80〜160時間の企業配属がカリキュラムに組み込まれています

1年で修了できれば学費は AUD 48,000。学部ルート(3年で約135,000〜146,000)と比べると、総額は3分の1程度に収まります。日本で数年働いた方には、この差が決定的です。

シドニーUTS / Master of Marketing
  • 期間:1.5年(フルタイム)/3年(パートタイム)
  • キャンパス:シティキャンパス(シドニー)
  • 英語要件:IELTS 6.5・Writing 6.0以上
  • 奨学金:Academic Excellence International Scholarship(学費30%減額)のほか、大学院コースワーク向けに全額免除の枠もあります
  • 留学生学費:大学に要確認(UTSは科目登録単位で算出するため、コース単位の年額を公表していません)

向いている方:シドニーで学びたい方、1.5年で修了して早く就労に移りたい方。学費はアンアルウェンからUTSに直接確認し、正確な金額を無料でお伝えします。

学費比較(2026年・目安)

留学生向けの公表学費です。年額だけでなく、修了までの総額で比べてください。

この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。各大学に成績ベースの学費減額制度があり、15%〜100%が引かれます。QUTの25%は申請不要の自動審査です。実際にいくらになるかは奨学金のセクションでシミュレーションしています。
プログラム/大学 所在地 期間 留学生学費(年) 総額の目安
Master of Business (Marketing)
ディーキン大学 最短1年
メルボルン/オンライン 1〜2年 AUD 48,000 約 AUD 48,000〜96,000
Master of Marketing
UTS
シドニー 1.5年 大学に要確認
Bachelor of Business (Marketing)
QUT 学費最安
ブリスベン 3年 AUD 45,000 約 AUD 135,000
Bachelor of Business(Marketing専攻)
RMIT
メルボルン 3年 AUD 45,120 約 AUD 135,400
Bachelor of Business(Marketing専攻)
UTS
シドニー 3年 AUD 48,815
初年度
約 AUD 146,000
Bachelor of Business (Marketing)
トーレンス大学
シドニー他 3年
(2年短縮可)
料金表に基づき個別確認
総額で見ると、修士ルートが圧倒的に有利です。すでに大学を卒業されている方が、ディーキンの修士を1年で修了できれば学費は AUD 48,000。学部の3年ルート(約 AUD 135,000〜146,000)の3分の1です。「日本で数年働いてから留学」は、この分野では遠回りではなく近道になり得ます。
学費以外にかかる費用(目安)
  • 出願料:AUD 100〜150程度(大学により異なる)
  • 教材費:AUD 300〜1,000
  • OSHC(海外学生健康保険):年間 AUD 700〜900程度(単身)
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 AUD 2,500〜
  • 生活費:学生ビザの財政要件は単身 12ヶ月で AUD 29,710

奨学金 ── 上の学費は「定価」です

ここまでの金額を見て「高い」と感じられたと思います。ただし大学が公表している学費は、奨学金を適用する前の定価です。オーストラリアの大学は留学生向けの学費減額制度を持っており、QUTのように申請不要で自動的に審査されるものもあります。

大学・奨学金 減額 主な条件 申請
QUT
International Merit Scholarship
学費25% 成績のみで判定。学期ごとに継続適用 申請不要
出願時に自動審査
QUT
International Talent Scholarship
学費20% 留学生向けの学費減額枠 要確認
ディーキン大学
Vice-Chancellor’s International Scholarship
学費100% または 50% 前学歴で85%以上の成績(学部からの進学なら80%以上) 要申請
入学1ヶ月前まで
UTS
Academic Excellence International Scholarship
学費30% 特に成績優秀な留学生 要申請
UTS
Academic Merit International Scholarship
学費15% 2026年開始の学部・大学院コースワークの留学生 要申請
トーレンス大学
2026年入学者向け奨学金
最大30% 2026年に入学する留学生向けの各種奨学金 要確認

実際にいくら変わるのか

  • QUTの学部(3年・総額 AUD 135,000)
    25%減額 → 約 AUD 101,250(約33,750の差)。しかも申請不要で自動審査です
  • ディーキンの修士(2年・総額 AUD 96,000)
    50%免除 → AUD 48,000/100%免除なら学費はゼロ。さらに職務経験で1年に短縮できれば、負担はもう一段下がります
  • UTSの学部(3年・総額 約 AUD 146,000)
    15%減額 → 約 AUD 124,100/30%減額 → 約 AUD 102,200

つまり「どの大学を選ぶか」と同じくらい、「どの奨学金に通るか」で総額が変わります。大学間の年間学費差(約 AUD 3,800)より、25%の減額のほうがはるかに大きいということです。

奨学金で失敗しないための3点
  • 申請不要のものと、要申請のものがあります。QUTは出願すれば自動的に審査されますが、ディーキンやUTSは書類の提出が必要です。知らないまま出願すると、通ったはずの枠を逃します
  • 募集内容は毎年変わります。金額・条件・対象コースは年度ごとに改定され、停止することもあります。出願を検討する時点での最新情報が必要です
  • 併用できないのが原則です。複数の奨学金に該当する場合、通常はもっとも有利な1つが適用されます

アンアルウェンでは、成績表をもとに「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、出願スケジュールを逆算してご提案します。奨学金の申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。

入学条件・英語力の目安

大学・課程 学歴要件 英語の目安 備考
QUT(学部) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5(各6.0) 2月・7月入学
UTS(学部) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5 前後 2年次から専攻を選択
RMIT(学部) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5 前後 メルボルンシティ
トーレンス大学(学部) 高校卒業程度 IELTS 6.0(各5.5) 2年での短縮修了も可
ディーキン大学(修士) 学士号(分野不問)
職務経験で期間短縮
IELTS 6.5 前後 1年/1.5年/2年の3パターン
UTS(修士) 学士号 IELTS 6.5(Writing 6.0) 1.5年
英語要件は IELTS 6.5 が基準線です。看護や幼児教育のような資格系分野(7.0以上)と比べれば現実的な水準ですが、対策なしで到達できるスコアではありません。トーレンス大学は 6.0(各5.5)と一段低いため、英語に不安がある方の選択肢になります。不足している場合は、語学学校と大学をパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。

大学の選び方 ── 見るべき6つの点

マーケティングはどの大学にもある専攻です。だからこそ「どこで学ぶか」より「どんな経験を積めるか」で選ぶべき分野です。

01 実務科目(WIL)の量

採用時に問われるのは実績です。トーレンスは3年で300時間、ディーキンの修士は80〜160時間。時間数を必ず確認してください。

02 修業年限(修士は特に)

ディーキンの修士は学歴と職歴で1年・1.5年・2年に分かれます。1年短縮できれば約 AUD 48,000 の差。大学選びより先に、自分がどれに該当するかを確認すべきです。

03 都市 ── 求人とアルバイト

在学中の実務経験を重視するなら、企業数の多いシドニー・メルボルンが有利。一方でブリスベンは生活費が抑えられます。

04 国際認証の有無

QUTのAACSB・EQUIS・AMBAトリプル認証のように、学位の国際的な通用性に差があります。帰国後の就職でも評価されます。

05 デジタル領域の充実度

求人がもっとも多いのはデジタル分野です。SNS・アナリティクス・マーケティングテクノロジーの科目がどれだけあるかを見てください。

06 英語要件と入学時期

IELTS 6.5 に届かない場合、トーレンス(6.0)を選ぶか語学学校を挟むかで、渡航時期が半年変わることがあります。

卒業後の進路・職種例

マーケティングの学位は、業界を選ばずに通用するのが最大の利点です。メーカー、小売、IT、観光、金融、非営利──商品やサービスがあるところには必ず需要があります。

デジタルマーケター

SNS運用、広告運用、コンテンツ制作、SEO。求人がもっとも多く、実務経験を積みやすい入口です。

ブランドマネージャー

商品やブランドの戦略を統括。価格、販路、コミュニケーションまでを一貫して設計する、経営に近い職種です。

マーケティングアナリスト

顧客データや販売データを分析し、施策の効果を検証する。文系出身からデータ職に進む現実的な経路です。

広報・PR

メディアとの関係構築、プレスリリース、企業の発信全般。イベントマネジメントとも重なる領域です。

マーケットリサーチャー

市場調査の設計と分析。新商品の投入判断や、消費者理解の土台をつくる専門職です。

日本市場担当・国際営業

オーストラリア企業の日本市場開拓、インバウンド対応。日本語と日本市場の理解が、そのまま職務要件になるポジションです。

この分野は「作ったもの」で評価されます。在学中にSNSアカウントを運用した、小さな企業のキャンペーンを担当した、実務科目で企業課題を解決した──こうした具体的な実績が、卒業時のポートフォリオになります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けるため、机上の勉強だけで終わらせない設計が可能です。

ビザ・永住ルート

この分野を検討される方にとって、ここは大きな判断材料になります。マーケティングは、留学から永住までの道が制度としてつながっている分野です。

事実として言えること

  • Marketing Specialist(ANZSCO 225113)は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されています。あわせて Short-term Skilled Occupation List(STSOL)、Regional Occupation List(ROL)にも掲載されています
  • 対象ビザは技術移住(サブクラス190・491)雇用主指名(サブクラス186・482・494)。州推薦や地域移住の枠も使えます
  • 技能評価機関は VETASSESS。Group B に分類され、オーストラリアの学士(AQF7)相当以上の学歴と、資格取得後の関連実務1年以上が求められます(実務経験はオーストラリア国外のものも算入可)
  • 卒業後は卒業生ビザ(サブクラス485)で就労できます。学士・修士(コースワーク)修了者はおおむね2年間。申請時点で35歳以下が原則条件です

同時に、押さえておくべき制約

  • 学位を取っただけでは技能評価を通りません。VETASSESSは「資格取得後1年以上の関連実務」を求めるため、卒業生ビザの2年間で実務経験を積むことが前提になります
  • 職務内容が「Marketing Specialist」の定義に合致している必要があります。営業職や一般事務として働いた期間は、評価対象にならないことがあります
  • オーストラリアの移民制度は毎年のように改正されます。職種リスト、点数、給与基準はいずれも変動します。今日の条件が3年後も同じである保証はありません
つまりこの分野は、「学位 → 卒業生ビザで実務1年以上 → 技能評価 → 技術移住」という順路が描けます。ただし、そのためには在学中から就職を意識した経験の積み方が必要です。アンアルウェンでは可能性と不確実性の両方をお伝えしたうえで、必要に応じて登録移民代理人(MARA)へおつなぎします。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

出願から出発までの流れ

ステップ 内容 目安時期
01 無料カウンセリング学歴・英語力・年齢・予算から、学部か修士か、どの大学かを絞り込みます開始8〜12ヶ月前
02 英語スコアの計画IELTS 6.5 に向けた学習計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます6〜12ヶ月前
03 大学の選定・出願実務科目・修業年限・総額で候補を確定し、出願書類の作成をサポート4〜8ヶ月前
04 奨学金の申請要申請の奨学金は締切が早いものがあります。出願と並行して準備します4〜8ヶ月前
05 オファー受領・学費支払い入学許可確認書(COE)の発行。条件付きオファーの場合は英語条件を確認3〜5ヶ月前
06 学生ビザ申請GS(Genuine Student)要件への回答作成を含め、全面的にサポート2〜4ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、大学・大学院進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。実務科目の運用実態は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。ビジネス・マーケティング分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「その年齢だと485ビザが使えません」「技能評価には実務1年が必要です」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

アンアルウェンを利用するメリット・無料サポート内容

アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。大学選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。大学へ直接出願する場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート(無料)
  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション
渡航後サポート(無料)
  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

オーストラリア マーケティング留学 よくある質問

マーケティングの実務経験がなくても学べますか?

学べます。学部はもちろん、修士も実務経験を出願条件にしていない大学がほとんどです。ディーキンの Master of Business (Marketing) は分野を問わない学士号があれば2年課程で出願でき、関連分野の学士や実務経験がある場合に期間が短縮される仕組みです。つまり経験は「必須条件」ではなく「短縮の材料」です。未経験から入って、在学中の実務科目やアルバイトで経験を積むのが標準的な進み方です。

学部と修士、どちらを選ぶべきですか?

学歴で決まります。すでに日本の大学を卒業されている方は修士です。専攻分野を問わない大学が多く、文学部でも工学部でも出願できます。とくにディーキンは関連分野の学士+実務2年で1年に短縮でき、学費が AUD 48,000 で済みます。学部ルート(3年で約135,000〜146,000)と比べると総額は3分の1です。高校卒業から目指す方、専門学校卒の方は学部(3年、トーレンスなら2年短縮も可)が対象になります。

入学に必要な英語力はどのくらいですか?

IELTS 6.5(各6.0)が基準線です。QUTは総合6.5・各6.0、UTSの修士は総合6.5・Writing 6.0。一方トーレンス大学は 6.0(各5.5)と一段低く設定されており、英語に不安がある方の現実的な選択肢になります。スコアが不足している場合は、オーストラリアの語学学校と大学をパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。現在のスコアから必要な週数を逆算してご提案します。

奨学金はもらえますか?日本人でも対象になりますか?

対象になります。各大学が国籍を問わない「成績ベース」の留学生向け奨学金を持っています。QUTは学費25%(申請不要・出願すれば自動審査)、ディーキンは100%または50%、UTSは30%または15%、トーレンスは最大30%です。判定材料は基本的にこれまでの成績(高校または大学のGPA)で、財政状況は問われません。QUTの学部なら3年総額が約 AUD 101,250 まで下がります。詳しくは奨学金のセクションをご覧ください。

在学中にアルバイトやインターンはできますか?

できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報で、現在は2週単位で48時間、勤務先が複数あっても合計で計算します。加えて、実務経験が正規科目として組み込まれています(トーレンス=3年で300時間、ディーキン修士=80〜160時間の企業配属、QUT=WILプログラム)。マーケティングは実績で評価される分野なので、この積み重ねが卒業後を左右します。

卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?

目指せます。Marketing Specialist(ANZSCO 225113)は Core Skills Occupation List に掲載されており、技術移住(190・491)と雇用主指名(186・482)の対象職種です。卒業後は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年就労できます(申請時原則35歳以下)。ただし技能評価機関VETASSESSは学士以上の学歴に加え、資格取得後の関連実務1年以上を求めるため、卒業後に実務経験を積むことが前提です。「学位を取れば永住できる」わけではありませんが、順路が制度として描ける分野であることは確かです。

帰国後、日本の就職で活かせますか?

活かせます。日本でもデジタルマーケティング人材の需要は高く、英語力とマーケティングの専門知識を併せ持つ人材は限られています。とくに評価されやすいのは、海外で実際にキャンペーンやSNS運用に関わった経験です。外資系企業、インバウンド関連、越境EC、海外展開を進める日本企業などで直接的な強みになります。QUTのAACSB・EQUIS・AMBAトリプル認証のように、学位の国際認証も履歴書での説得力になります。

どの都市が学びやすいですか?

目的によります。在学中の実務経験を最優先するならシドニー(UTS・トーレンス)かメルボルン(RMIT・ディーキン)です。企業数が多く、インターンやアルバイトの選択肢が広がります。一方費用を抑えるならブリスベン(QUT)。学費が年 AUD 45,000 と最も抑えられ、生活費もシドニー・メルボルンより低めです。日本人の少ない環境を求める方にはアデレードやブリスベンが向きます。ご希望をお聞かせいただければ、生活費まで含めた比較をお作りします。

総額でいくら必要ですか?

修士なら、ディーキンを1年で修了する場合の学費が AUD 48,000、2年なら 96,000。学部は3年で約 AUD 135,000〜146,000 が目安です。これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜が加わります。ただし奨学金で15〜100%が減額されるため、定価どおりになることはむしろ少ないとお考えください。在学中の就労収入も織り込めます。ご希望をお聞かせいただければ、無料でシミュレーションをお作りします。

エージェントを通すと費用は高くなりますか?

いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。大学へ直接出願する場合と、支払う学費は変わりません。大学選び、出願書類、奨学金の申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、大学が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接出願を問わず大学に支払うものです。

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このページについて
最終更新日:2026年8月2日 / 執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・ビザ情報は、以下の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは大学担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
  • Queensland University of Technology(QUT)公式サイト ── Bachelor of Business (Marketing) の学費・英語要件・WIL・奨学金(2026年度)
  • University of Technology Sydney(UTS)公式サイト ── Bachelor of Business/Master of Marketing の学費・期間・専攻・奨学金(2026年度)
  • Deakin University 公式サイト ── Master of Business (Marketing) の学費・修業年限・企業配属(2026年度)
  • RMIT University 公式サイト ── Bachelor of Business の留学生学費(2026年度)
  • Torrens University Australia 公式サイト ── Bachelor of Business (Marketing) の期間・英語要件・300時間の実務経験・奨学金(2026年度)
  • オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)── Core Skills Occupation List、学生ビザ(サブクラス500)の就労条件・財政要件、卒業生ビザ(サブクラス485)
  • VETASSESS ── Marketing Specialist(ANZSCO 225113)の技能評価要件
  • QS World University Rankings 2027 ── 大学ランキング
※ビザおよび移住に関する最終的な判断・申請代理は、登録移民代理人(MARA)の業務範囲です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。
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