Murdoch College — Perth, Western Australia
マードック大学パースキャンパスの敷地内にある付属校です。進学英語(EAP)と一般英語に加え、Foundation Studies・大学準備コース・Diploma・大学院進学準備課程まで、英語から学位への道のりをひとつの校舎の中で用意しています。
所在地:Building 121, 90 South Street, Murdoch WA 6150(マードック大学パースキャンパス内)/運営:Kaplan Higher Education Pty Ltd(CRICOS 03127E)/マードック大学 CRICOS 00125J
「英語力が足りないから、まず語学学校へ。そのあと大学へ」――この計画でいちばん多い失敗は、語学学校を終えたあとに、結局もう一度IELTSを受け直すことになるというものです。一般の語学学校を修了しても、それだけで大学の英語要件が満たされるとは限らないからです。
Murdoch College(マードック大学の付属校)は、その段差をなくすために設計された学校です。マードック大学パースキャンパスのBuilding 121――大学の敷地そのものの中に校舎があり、進学英語(EAP)を総合65%・各技能55%以上で修了すれば、IELTSを受け直さずに大学へ進めます。この基準は、マードック大学が自校の英語要件表に書いている数字です。
そしてこの学校が扱うのは英語だけではありません。Foundation Studies、Murdoch University Preparation Course、Diploma of Business/Information Technology、Postgraduate Qualifying Program――学力面の準備課程も同じ校舎で開講されています。「英語 → 進学準備 → 学位」を、ひとつの学校とひとつのビザ申請で通せるのが最大の特徴です。
このページでは、コースの中身・2026年の学費・入学要件・EAP修了で満たせる英語要件・奨学金の条件を、公式資料の数字だけで整理します。日本の高校・短大・専門学校からのルートも具体的にご説明します。
Murdoch College は、マードック大学パースキャンパスのBuilding 121(90 South Street, Murdoch WA 6150)にある付属校です。マードック大学への進学ルートと、その手前の英語教育を担っています。
運営はKaplan Higher Education Pty Ltd(CRICOS 03127E)で、開講するコースはオーストラリアの高等教育質保証機関TEQSAの認定を受けています。マードック大学のCRICOS番号は00125Jで、大学とカレッジは別の登録番号を持ちます。
「大学付属の語学学校」と「街なかの語学学校」は、目的も設計も違います。Murdoch College を検討する意味を、6点に整理します。
EAPを総合65%・各技能55%以上で修了すれば、マードック大学の英語要件を満たします。IELTSを受け直す必要がありません。これは大学が公式の英語要件表に書いている基準です。試験のたびに一喜一憂する期間をなくせます。
英語が足りない場合はEAP、学力が足りない場合は Foundation Studies や MUPC、分野が決まっているなら Diploma、大学院志望なら PQP。どの組み合わせでも学校を移らずに済みます。
進学準備課程とパッケージで申し込むと、EAP1(10週)の授業料が全額免除されます(English Support Scholarship 100%)。「英語コースを足すと費用が増える」という一般的な悩みが、この組み方では起こりません。
校舎は Murdoch University Perth campus の Building 121。初日から大学生と同じ環境で過ごします。進学した瞬間に環境が変わるのではなく、進学前から通う場所も交通手段も同じです。
国別入学基準表に日本が掲載されており、「高校2年修了」「高校卒業+評定3.0以上」「高度専門士・短期大学士」という要件がコース別に明記されています。判断が推測にならないのは、計画を立てるうえで大きな違いです。
EAP → 進学準備課程 → 学位課程をひとつのパッケージとして出願すれば、学生ビザの申請は一度で完了します。途中で申請し直す必要がなく、待ち時間も発生しません。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
付属校が向いている方と、そうでない方を率直に分けます。
向いている方 ― マードック大学への進学が目的として決まっている方です。英語だけを勉強したいのではなく、学位まで到達することが目的なら、進路がひとつの学校の中で完結する設計は強い味方になります。
そうでない方 ― 「まず英語を伸ばして、それから進学先を考えたい」という方です。この場合は、進学先を選ばない一般の語学学校のほうが柔軟です。Murdoch College にも General English はありますが、この学校の設計上の強みはマードック大学への接続にあります。
アンアルウェンは大学付属校も街なかの語学学校も両方扱っています。ご希望をお伺いし、ベストなプランをご提案いたします。
Murdoch College のコースは、英語コース2種類と進学準備課程5種類に分かれます。すべてマードック大学パースキャンパスで開講されます。
マードック大学および Murdoch College の課程へ進むための進学英語コースです。1レベル10週間、最大20週間。学位課程で必要になる読み書き・議論・プレゼンテーションの技能を、大学の授業と同じ形式(グループ学習・自習・教員との対話)で訓練します。
2つのレベルは「次にどこへ進むか」で分かれます。
読む・書く・聞く・話すの基礎力を、少人数クラスで底上げするコースです。5週間単位で5週から52週まで受講できます。日常生活で英語を使えるようになることを目標としつつ、シラバスと開講日はEAPへの接続を前提に組まれています。
高校の課程からオーストラリアの学位課程へ橋渡しする進学準備課程です。1トライメスター15週×2=約8ヶ月で8ユニットを履修します。
Foundation Studies と同じ到達点を、3トライメスター(各15週)でゆっくり目指す課程です。9ユニット構成で、英語系が3ユニット(Foundation of Academic English を含む)と1つ多いのが特徴です。
学力・英語力があと少しという方のための短縮版です。Foundation Studies のユニットから4科目を選んで1トライメスター(15週)で修了し、学部1年次へ進みます。
分野がビジネスまたはITに決まっている方のための課程です。Bachelor of Business(079326C)/Bachelor of Information Technology(102605M)へのパスウェイとして設計されており、修了すると学部の2年次相当へ進めます。
修士課程の入学要件に届かない方のための課程です。13週の授業+試験1週の計14週で5ユニットを履修し、マードック大学の修士課程へ進みます。
※CRICOSコード・期間・開講月・授業料は Murdoch College 公式の各コースページおよび「Fees & Key Dates」(2026年)にもとづきます(2026年8月13日確認)。開講日は年度ごとに設定されますので、出願年度の学年暦で必ずご確認ください。アンアルウェンで無料でお調べします。
Murdoch College からマードック大学へ進む道筋を、出発点別に整理します。ご自身がどこから始まるかは、「今の学歴」と「今の英語力」の2つだけで決まります。
英語力が初心者の方は、IELTS 5.0相当の英語力を目指して、まずは一般の語学学校に通うという方法もございます。ここで英語力を上げてから、マードック大学へ進学するという進み方です。
IELTS 5.0は、Murdoch College の進学英語コース EAP1 の入学要件にあたる水準です。ここまで届けば、そのままEAP1から進学準備課程・学位課程へとつながります。Murdoch College にも一般英語コース(General English・週A$470・5週単位)がありますので、最初から大学のキャンパス内で学び始めることもできます。
どちらが向いているかは、目的とご予算、そして「どのくらいの期間で進学したいか」で変わります。街なかの語学学校は費用を抑えやすく学校の選択肢も広い一方、Murdoch College の一般英語コースは、そのまま同じ校舎でEAPへ進める点が利点です。ご希望をお伺いし、ベストなプランをご提案いたします。
Murdoch College は、国・地域別の入学基準表に日本を掲載しています。下の学歴要件は、この表の「Japan」の行に書かれている内容です。
| コース | 日本からの学歴要件 | IELTS | TOEFL iBT |
|---|---|---|---|
| Foundation Studies | 高等学校 第2学年の修了 | 5.5 各5.0以上 | 50 S/W 15 |
| MUPC | 高等学校 第2学年の修了 | 6.0 各5.5以上 | 64 S/W 17 |
| MUPC (Accelerated Entry) | 高等学校卒業+評定平均3.0以上 | 6.0 各5.5以上 | 64 S/W 17 |
| Diploma of Business /Diploma of IT | 高等学校卒業+評定平均3.0以上 | 5.5 各5.0以上 | 50 S/W 15 |
| Postgraduate Qualifying Program | 4年制の高度専門士、または 3年制の短期大学士 | 6.0 各5.5以上 | 64 S/W 17 |
| EAP1 | ― | 5.0 各4.5以上 | ― |
| EAP2 | ― | 5.5 | ― |
| General English | ― | 5.0未満 無料の内部テストあり | ― |
※IELTSはAcademic(IELTS One Skill Retake を含む)。ほかにPTE Academic、LanguageCert Academic(Foundation・Diploma は54/MUPC・PQP は61)、Duolingo English Test(同 95/105)、Cambridge C1 Advanced(同 165/170)、OET、KTE(Kaplan Test of English)が受け付けられます。英語力の証明は、入学時点で取得から2年以内のものである必要があります。また獣医学・看護・教育など、マードック大学側で高い英語要件が設定されているコースへ進む場合は、より高い基準が求められます。出典:Murdoch College 公式「Entry Requirements」(2026年8月13日確認)。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
この表でいちばん見落とされやすいのは「評定平均3.0」の一行です。
高校を卒業していて評定平均が3.0以上あれば、15週の MUPC Accelerated Entry か、学部2年次へ進める Diploma から始められる可能性があります。Foundation Studies(約8ヶ月・A$28,440)と比べると、Accelerated Entry は期間で約4ヶ月、授業料でA$14,220少なくて済みます。生活費まで含めると差はさらに開きます。
それにもかかわらず、「留学=Foundation 1年」という前提で見積もったまま相談に来られる方が実際に多くいらっしゃいます。まず成績証明書を拝見して、どの入口から入れるかを確定させるところから始めます。そのうえで、マードック大学の学部へ直接出願できる可能性がある場合は、そちらも並行して照会します。
日本の高校の卒業は3月です。ここから最短で乗れるのが10月入学の MUPC Accelerated Entry(評定平均3.0以上が要件)です。逆算のしかたを具体的にお見せします。
高校卒業後すぐに渡豪するか、日本の大学を出てから留学するか。どちらが良いという話ではありませんが、費用と年数の構造は違います。
ご自身の年齢・学歴・目的によって答えは変わります。3つのパターンの総額と所要年数を並べた表を、無料でお作りします。
この学校を選ぶ最大の理由がここです。EAPを規定の成績で修了すれば、IELTSを受け直さずにマードック大学へ進学できます。
マードック大学の公式「English language courses」ページには、認定される英語コースの提供機関と修了基準が一覧で掲載されています。Murdoch College の English for Academic Purpose については、次のとおり明記されています。
つまり学部と大学院で基準が変わりません。また、修了した英語コースが認められるのはマードック大学での就学開始日から遡って2年以内に修了したものと定められています(英語を主たる言語とする国で就学・就労していた証明ができる場合は、この期限の適用外です)。
ただし、すべてのコースがこの基準で通るわけではありません。Murdoch College の入学要件ページには、次の注記があります。
「マードック大学の獣医学・看護・教育へ進む進学ルートについては、より高い英語要件を満たす必要があります」と明記されています。
マードック大学側の英語要件を見ると、この3分野は次のように設定されています。
加えてFoundation Studies の進学先からは、獣医学と Bachelor of Education がそもそも除外されています。獣医学については、Bachelor of Science(Animal Science)を経由するルートが公式に案内されています。看護は Foundation からの進学枠が限られ、Semester 2 にマンジュラキャンパスで開始し、在学中のキャンパス変更ができません。
Adviceアンアルウェンからのアドバイス
ここは計画の順序を間違えると、いちばん大きく崩れる部分です。
「EAPを修了すればIELTSは不要」という理解だけで進めると、看護・教育・獣医学を志望していた場合に、修了後もう一度IELTSを受けることになります。とくに教育学部のスピーキング8.0・リスニング8.0という要件は、オーストラリアの大学のなかでも最上位クラスです。EAPの10週や20週で埋まる差ではありません。
逆に、ビジネス・IT・データ分析・犯罪学・人文・環境科学・工学といった標準要件(IELTS 6.0)の分野を志望する場合は、EAP修了がそのまま進学要件になります。この帯なら、EAP → 進学準備課程 → 学部という設計がきれいに機能します。
アンアルウェンでは、志望コースがどちらの帯にあるかを最初に確認します。看護・教育・獣医学を志望される場合は、IELTS対策の期間を織り込んだうえで、渡豪時期そのものを組み直すご提案をします。
| コース | 構成 | 1ユニット/週 | コース全体 |
|---|---|---|---|
| EAP(進学英語) | 1レベル10週 最大20週 | 週 A$470 | 10週 A$4,700 20週 A$9,400 |
| General English | 5週単位 5〜52週 | 週 A$470 | 5週 A$2,350 20週 A$9,400 |
| Foundation Studies | 2トライメスター 8ユニット | A$3,555 | A$28,440 |
| MUPC | 3トライメスター 9ユニット | A$3,160 | A$28,440 |
| MUPC (Accelerated Entry) | 1トライメスター 4ユニット | A$3,555 | A$14,220 |
| Diploma of Business /Diploma of IT | 2〜3トライメスター 8ユニット | A$3,600 | A$28,800 |
| Postgraduate Qualifying Program | 1トライメスター 5ユニット | A$2,950 | A$14,750 |
※2026年の料金(2025年9月26日以降に受理された出願に適用)。授業料のみで、下記の授業料以外の費用は含みません。金額はすべてオーストラリアドル(AUD)で、該当する場合はGSTを含みます。出典:Murdoch College 公式「Fees & Key Dates」(2026年8月13日確認)。
| 費目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | A$390 | 初回のみ |
| 遅延入学金 | A$260 | 期限を過ぎた手続きの場合 |
| 教材費 | 週 A$20 | 上限A$400 |
| 学生ギルド会費 | A$49 | ― |
| OSHC (海外学生健康保険) | A$672 | 12ヶ月・シングルカバーの目安。学生ビザの必須要件で、保険会社・加入時期により金額は変わります。ご自身で手配することも、学校に依頼することもできます。アンアルウェンで手配代行を無料で承ります(保険料は実費) |
| 学生サービス料 (SSAF) | A$205 | 1学期あたり |
| 空港送迎 | A$165 | 希望者のみ |
※授業料以外の費用は2025年の金額をもとにした案内で、改定される場合があります。滞在費(学生寮・ホームステイ等)は上記に含まれません。Murdoch College は提携する滞在先の紹介を行っています。
Murdoch College の減額制度は2つあり、いずれも申請不要・自動判定です。加えて、修了後にマードック大学へ進学する際の制度も案内されています。
| 制度 | 減額 | 申請 | 対象と条件 |
|---|---|---|---|
| English Support Scholarship |
100% | 不要 | EAP1(CRICOS 069098D)を Murdoch College の進学準備課程とパッケージで申し込んだ場合、EAP1の授業料が全額免除されます |
| Academic Program Scholarship |
20% | 不要 | 2026年中に Murdoch College の進学準備課程に入学する学生の授業料が20%減額されます。EAP1受講者または進学準備課程の学生が対象で、EAP2の単独受講と General English の単独受講は対象外 |
| Welcome Back International Scholarship |
20% | 不要 | Murdoch College の Foundation Studies・MUPC・Diploma・PQP を修了してマードック大学へ進学する場合の授業料減額として案内されています。対象年度・条件は入学年ごとに設定されますので、出願前にご確認ください(獣医学2課程と Master of Clinical Psychology は対象外と明記されています) |
※共通の条件として、Murdoch College の他の奨学金・給付を受けている方、および政府スポンサーを受けている方は対象外です。奨学金は入学審査の時点で条件を満たす学生に自動的に付与されます。制度の内容は年度ごとに改定されますので、出願年度の条件を必ずご確認ください。出典:Murdoch College 公式「Scholarships」(2026年8月13日確認)。
EAP1の10週間はA$4,700です。進学準備課程とセットで申し込むと、この金額がゼロになります。
これは「英語に不安がある方ほど得をする」設計です。通常、英語コースを足すという判断には「10週分の授業料をかけてまで必要か」という迷いがつきまといます。その迷いが、この組み方では発生しません。
アンアルウェンでは、この組み方を前提に出願書類を作成します。「英語コースだけ先に申し込んでしまった」という状態からでは取り戻せない部分ですので、必ず出願前にご相談ください。
| コース | 開講月 | 1期の長さ |
|---|---|---|
| EAP1のみ | 2月・3月・6月・9月・11月 | 10週 |
| EAP2のみ | 2月・4月・9月・11月 | 10週 |
| EAP1+2 | 2月・6月・9月・11月 | 20週 |
| General English | 1月・2月・3月・4月・6月・7月・8月・9月・11月 | 5週単位 |
| Foundation Studies | 6月・10月 | 15週 (×2期) |
| MUPC | 2月 | 15週 (×3期) |
| MUPC(Accelerated Entry) | 2月・10月 | 15週 |
| Diploma of Business/IT | 2月・6月・10月 | 15週 (×2〜3期) |
| Postgraduate Qualifying Program | 1月・4月・9月 | 14週 (13週授業+試験1週) |
※開講月は Murdoch College 公式の各コースページ「KEY FACTS」にもとづきます。各年度の正確な開始日・終了日は学年暦(Academic Calendar)で設定され、年度により変わります。オリエンテーションは開講週の前の金曜日・8時30分開始です。出願年度の日程はアンアルウェンで無料でお調べします。
Murdoch College の校舎は、マードック大学パースキャンパスのBuilding 121(90 South Street, Murdoch WA 6150)です。街なかの雑居ビルではなく、大学の敷地そのものの中で授業を受けます。
Murdoch College は、提携する滞在先の紹介を行っています。パースで留学生が選ぶ滞在先は、おおむね次の3つです。
| 滞在先 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 学生寮 (キャンパス内) |
マードック大学のキャンパス内に学生寮(Murdoch University Village)があります。通学時間がほぼゼロで、他国の学生と同じ建物で暮らします | 渡豪直後の生活基盤を確実にしたい方/通学時間を勉強に回したい方 |
| ホームステイ | 現地の家庭に滞在します。食事つきの契約が一般的で、生活のなかで英語を使う機会が増えます | 初めての海外生活の方/英語コースの期間中だけ利用したい方 |
| シェアハウス・ 民間の学生アパート |
自分で物件を探すか、学生向けアパートを契約します。費用を抑えやすい一方、渡豪前の契約は難しい場合があります | ある程度の滞在期間がある方/慣れてから移る方 |
※アンアルウェンではホームステイ・学生アパートの手配代行を無料で承っています。無料なのは代行サービスです。寮費・ホームステイ費・滞在先の手配料などの実費は別途かかります。空港送迎はMurdoch CollegeでA$165の有料サービスとして用意されています。
18歳未満の方へ。18歳未満で保護者と同居せずに留学する場合は、学校が承認した滞在先(ホームステイまたは指定の学生寮)と後見体制の確保が求められます。コースによっては年齢の下限が設定されています。該当する場合は、出願前に条件をお調べします。
Murdoch College はマードック大学の付属校ですか?
マードック大学パースキャンパスの敷地内(Building 121, 90 South Street, Murdoch)にあり、マードック大学への進学ルートを提供する付属校です。運営は Kaplan Higher Education Pty Ltd(CRICOS 03127E)で、コースはオーストラリアの高等教育質保証機関TEQSAの認定を受けています。
学生は初日から大学の敷地内で学び、大学の施設と学生生活のなかで過ごします。マードック大学は公式の英語要件表に Murdoch College の English for Academic Purpose を掲載し、修了基準(総合65%・各技能55%以上)を明記しています。
Murdoch College の英語コースはいくらですか?
2026年の授業料は、進学英語(EAP)・一般英語(General English)とも週A$470です。EAPは1レベル10週で、10週モジュールがA$4,700。EAP1とEAP2を続けて受講する場合は20週でA$9,400です。General English は5週単位で5〜52週まで受講できます。
授業料のほかに入学金A$390、教材費(週A$20・上限A$400)、学生ギルド会費A$49などがかかります。なお進学準備課程とパッケージで申し込む場合、EAP1の授業料は English Support Scholarship により全額免除されます。
EAP1とEAP2の違いは何ですか?
「次にどこへ進むか」で分かれます。EAP1は、次に Foundation Studies や Murdoch University Preparation Course など Murdoch College の進学準備課程へ進む方向けで、入学要件はIELTS 5.0(どのバンドも4.5以上)。EAP2は、マードック大学の学位課程へ直接進む方向けで、入学要件はIELTS 5.5です。
どちらも10週間で、週A$470。英語力によっては EAP1 と EAP2 を続けて20週受講します。必要な週数は英語のスコアで決まりますので、まずは現在のレベルを確認するところから始めます。
EAPを修了すれば、IELTSを受け直さずにマードック大学へ進学できますか?
できます。マードック大学は公式の英語要件ページで、Murdoch College の English for Academic Purpose について「総合65%・各技能(マクロスキル)55%以上」で修了すれば学部・大学院とも英語要件を満たすと明記しています。
ただし獣医学・看護・教育など、標準より高い英語要件が設定されているコースへ進む場合は、より高い基準が求められると注記されています。教育学部はIELTS総合7.5(スピーキング・リスニング8.0)、看護と獣医学は7.0です。志望コースがどの区分にあたるかは、出願前に確認が必要です。
英語のスコアを持っていなくても申し込めますか?
申し込めます。Murdoch College は、英語試験のスコアをお持ちでない方に対して無料の内部テストを実施しています(General English と EAP1・EAP2 が対象)。「IELTSを受けてからでないと相談できない」ということはありません。
ただし進学準備課程(Foundation Studies・MUPC・Diploma・PQP)は、コースごとに定められた英語要件を満たす必要があります。この場合はIELTS等の公式スコア、またはEAPの修了が必要になります。
日本の高校を卒業していれば、どのコースに入れますか?
Murdoch College は国・地域別の入学基準表に日本を掲載しています。Foundation Studies と Murdoch University Preparation Course は「高等学校 第2学年の修了」、Murdoch University Preparation Course(Accelerated Entry)と Diploma of Business/Diploma of Information Technology は「高等学校卒業+評定平均(GPA)3.0以上」、Postgraduate Qualifying Program は「4年制の高度専門士、または3年制の短期大学士」が要件です。
つまり高校を卒業していて評定平均が3.0以上あれば、1トライメスター(15週)の Accelerated Entry や Diploma から始められる可能性があります。あわせて、マードック大学の学部へ直接出願できるかも並行して照会することをおすすめします。
Foundation Studies を修了すると、マードック大学のどの学部に進めますか?
全科目50%以上で修了すると、ATAR 70相当を入学基準とするマードック大学の学部コースの要件を満たします。ただし獣医学(Veterinary Science)と Bachelor of Education は対象外です。獣医学は Bachelor of Science(Animal Science)を経由するルートが公式に案内されています。
また分野によって追加の基準があります。法学(Bachelor of Laws)は平均78%以上かつ「Introduction to Academic Communication」で70%以上、工学(Bachelor of Engineering Honours)は平均70%以上かつ同科目で50%以上が必要です。看護(Bachelor of Nursing)は受け入れ枠が限られ、Semester 2にマンジュラキャンパスで開始し在学中のキャンパス変更はできず、開始前にIELTS全バンド7.0相当が必要です。
Murdoch College に奨学金はありますか?
あります。ひとつは English Support Scholarship(100%)で、EAP1を Murdoch College の進学準備課程とパッケージで申し込んだ場合、EAP1の授業料が全額免除されます。もうひとつは Academic Program Scholarship(20%)で、2026年に Murdoch College の進学準備課程に入学する学生の授業料が20%減額されます。
どちらも申請は不要で、入学審査の時点で条件を満たす学生に自動的に付与されます。ただしEAP2の単独受講と General English の単独受講は20%奨学金の対象外です。また他の奨学金や政府スポンサーを受けている場合も対象外になります。制度は年度ごとに改定されますので、出願年度の条件をご確認ください。
Diploma を修了すると、大学の何年次に進めますか?
Diploma of Business は Bachelor of Business へ、Diploma of Information Technology は Bachelor of Information Technology へのパスウェイとして設計された8ユニットの課程で、修了すると学部の2年次相当へ進めます。
つまり準備課程に1年をかけても、学位の修了年次は学部へ直接入学した場合と変わりません。加えてオーストラリアのAQFレベル5の資格そのものが手元に残ります。入学要件は日本からの場合、高校卒業+評定平均3.0以上とIELTS 5.5(各バンド5.0以上)です。分野がビジネスかITに決まっている方には、いちばん効率のよいルートになります。
学士号を持っていなくても大学院に進めますか?
Postgraduate Qualifying Program(PQP)というルートがあります。1トライメスター(13週の授業+試験1週)・5ユニットの課程で、授業料はA$14,750(2026年・留学生)。
日本からの入学要件は「4年制の高度専門士(Kodo Senmonshi)、または3年制の短期大学士(Tanki Daigakushi)」と明記されています。専門学校卒・短大卒の方が修士課程を目指せる現実的なルートです。修士の入学要件に成績が届かない学士号保持者も対象になります。入学は1月・4月・9月の年3回です。
留学カウンセリングの様子。オンライン(ZOOM・LINE)でもご相談いただけます。
松本 朋弥(まつもと ともみ)
アンアルウェン 代表/オーストラリア留学カウンセラー
2008年にオーストラリア留学専門エージェント「アンアルウェン」を設立。以来、高校生の大学進学から社会人の大学院留学、語学留学まで、数多くの留学をサポートしてきました。夫婦二人体制で運営しており、お一人おひとりとじっくり向き合うことを何より大切にしています。
オーストラリア現地の「ICN オーストラリア留学情報館」と連携し、日本国内での出発前サポートと、渡豪後の現地サポートを切れ目なくお届けしています。困ったときに「日本にも現地にも相談できる人がいる」という安心感が、私たちの強みです。
パースで学ぶということ ― 松本より
留学先としてのパースを、私はよく「生活のリズムが崩れない街」とご説明しています。日本との時差はわずか1時間。サマータイムもありません。ご家族と連絡を取るのに時間を計算する必要がなく、保護者の方にとっても「同じ時間帯にいる」という安心感があります。東海岸は時差が最大3時間になりますから、ここは意外と大きな違いです。
人口はおよそ220万人で、オーストラリアで4番目に大きな都市です。都市の便利さはありながら、家賃はシドニー・メルボルンより抑えられます。英語コースから学位課程まで3〜4年を見込むなら、この差は総額にはっきり効いてきます。加えてパースは移民制度上、シドニー・メルボルン・ブリスベンとは別の区分に置かれており、卒業生ビザ(485)の滞在期間の延長や、永住権申請時の地方加点の対象になります。※制度は変更されることがあります。
そしてマードックのキャンパスは、パースの中でも特に環境が良い場所だと思います。市内から電車で約20分、Murdoch駅を降りればそこがキャンパス。広い敷地に保全湿地とバンクシア林があり、農場や動物病院まで同じ敷地の中にあります。Murdoch College の校舎(Building 121)もその中です。街なかのビルの一室で英語を勉強するのとは、通う場所の感触がまるで違います。
もうひとつ、お伝えしておきたいことがあります。パースは東海岸の主要都市と比べると、日本人留学生の絶対数が少ない街です。日本語を使わない環境に身を置きたい方には向きますが、「日本人の友人がいる安心感がほしい」という方にはさみしく感じられるかもしれません。ここは良し悪しではなく、ご自身がどちらを望むかの問題です。ご希望を伺ったうえで、パースが合うかどうかも含めてご提案いたします。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。Murdoch College への出願から、マードック大学進学後のフォローまで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて余分な費用は一切かかりません。
エージェント利用でも費用は変わりません。学校に直接申し込む場合と学費・奨学金は同じです(エージェント手数料は学校側が負担)。アンアルウェンを通じることで、専門スタッフのサポートが無料で受けられます。なお無料なのは代行サービスです。滞在先の手配料、寮費・ホームステイ費、保険料などの実費は別途かかります。
Free Consultation
「まず語学学校」の前に、確認しておくことがあります。
「今の成績でどのコースから入れるか」「準備課程は15週で足りるか」「EAP1の授業料免除を使える組み方はどれか」「そもそも大学へ直接出願できないか」――Murdoch College が合わないと判断すれば、そうお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。高校生・保護者の方、社会人の方のご相談も歓迎します。
※本ページは2026年8月13日時点の公開情報にもとづき、アンアルウェン代表・松本朋弥が作成しています。コース内容・学費・入学要件・開講月・奨学金の条件は Murdoch College 公式サイト(各コースページ、Entry Requirements、Fees & Key Dates、Scholarships)、EAP修了による英語要件の充足基準およびコース別の英語要件はマードック大学公式サイト(English language courses、English proficiency tests)の公表値です。学費・入学要件・奨学金・ビザ制度は変更される場合がありますので、出願前に必ず公式サイトまたはアンアルウェンで最新情報をご確認ください。
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