会計は、世界のどこでも通用する数少ない専門職です。オーストラリアには会計・ファイナンス分野で世界20位の大学がある一方、修了総額 AUD 24,750 から学べる私立カレッジもあります。しかもどちらも、CPA・CA ANZという同じ資格につながります。差が3倍以上つくのは学費だけ──だからこそ、選び方が結果を決めます。
DATA ── 会計・ファイナンス留学の要点
このページの結論 ── 3分でわかる会計・ファイナンス留学
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会計を「簿記の延長」と考えていると、オーストラリアの大学・カレッジではギャップを感じます。ここで学ぶのは「数字を作る技術」ではなく、「数字から何が読めるかを説明する力」です。決算書をどう作るかより、その数字が事業のどんな状態を表しているのか。それを経営者や投資家に伝えるところまでが、会計専門職の仕事だと位置づけられています。
そのため、財務会計・管理会計といった中核科目と並んで、監査、税務、企業財務、ビジネス法、データ分析が必修に組み込まれます。近年はどの学校もデータ分析の比重を上げており、Excelだけでなく分析ツールを扱う科目が標準になりつつあります。
財務諸表の作成と分析、原価計算、予算管理。CPA・CA ANZの認定に必要な中核領域で、ここを外した学位は資格につながりません。
会計基準、監査手続、オーストラリアの税制、会社法。国ごとにルールが違う領域で、現地で働くならここが実務の中心になります。
企業財務、投資、リスク管理、ビジネス分析。「記録する会計」から「判断するファイナンス」へ広げる部分で、キャリアの幅を決めます。
日本語では「会計・ファイナンス」とひとまとめに語られますが、オーストラリアではこの2つは別の進路です。資格制度も、求人の性質も、移住の条件も違います。
企業の財務報告、監査、税務。CPA・CA ANZという明確な資格制度があり、職種リストにも掲載されています。キャリアの階段が制度として整備されているのが最大の特徴です。
投資、資産運用、企業財務、金融機関。資格より実力と人脈で決まる世界で、報酬の上限は高い一方、留学生が現地就職するハードルは会計より高くなります。
会計の学位はファイナンス職への応募もできますが、逆は成り立ちにくい構造です。資格と職種リストという「制度上の足場」がある分、会計のほうが選択肢が広く残ります。
Bachelor of Business は、会計を主専攻にしつつファイナンス科目を選択できる構成が一般的です。KOIには Management and Finance 専攻もあります。
QS World University Rankings by Subject 2026(Accounting & Finance)で、UNSWが世界20位・オーストラリア1位にランクイン。以下、メルボルン大学 24位、モナッシュ大学 38位、クイーンズランド大学 68位と続きます。英語圏で、この規模の上位校が揃っている国は多くありません。
オーストラリアの会計学位は、CPA Australia・CA ANZ・IPAという3つの職業団体の認定を受けています。CPA Australiaは世界170か国以上に会員を持つ国際資格で、オーストラリアで取得した資格が、そのまま国外でも通用します。「留学して、資格を持って帰る」が制度として成立している分野です。
ここがこの分野の特徴です。Kaplan Business SchoolやKOIのような私立の高等教育機関の学位も、大学と同じくCPA Australia・CA ANZの認定を受けています。費用は大学の3分の1から半分、英語要件は IELTS 6.0 から。「大学に行かないと資格が取れない」という制約がないため、予算と英語力に応じた現実的な選択ができます。
会計留学のご相談で、最初にお伝えしているのが「入学の英語要件と、資格・移住の英語要件は別物です」ということです。私立カレッジなら IELTS 6.0 で入れます。ただし会計士として技能評価を受けるには4技能すべて7.0が要ります。この差を知らずに渡航し、卒業間際になって気づく方が実際にいらっしゃいます。
もうひとつは、学費の差が「教育の質の差」とイコールではないということ。私立カレッジの学位も同じ職業団体の認定を受けており、資格取得という一点だけを見れば到達点は同じです。違うのは、分野別ランキング、卒業生ネットワーク、大手監査法人の採用パイプライン、そしてキャンパスの規模。何を目的にするかで、正解が変わります。ご予算と目標をうかがったうえで、率直にご提案します。
オーストラリアの会計・ファイナンス教育を代表する大学です。QS World University Rankings by Subject 2026(Accounting & Finance)で世界20位・国内1位。シドニーの金融街に近く、大手監査法人・金融機関との結びつきが強いことで知られます。
向いている方:成績・予算に余裕があり、大学名と分野別ランキングを重視する方。オーストラリアで大手監査法人・金融機関を狙う方。
ビジネス分野に特化した高等教育機関で、都市の選択肢の多さと、入学のしやすさが強みです。アデレード、ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン、パース、シドニーの6キャンパスを持ち、同じ学位を都市を選んで学べます。
このほか Master of Accounting(2年・16科目/総額 AUD 54,400。ビジネス分析の選択科目を含む)、Bachelor of Business(3年・24科目/総額 AUD 69,120。会計専攻あり)も選べます。
向いている方:シドニー・メルボルン以外の都市も検討したい方、英語要件を IELTS 6.0 に抑えたい方、年5回の入学時期から都合のよい時期を選びたい方。
シドニー中心部(Wynyard)とニューカッスルにキャンパスを持つ高等教育機関です。この分野で最も学費を抑えられる選択肢のひとつで、会計課程はディプロマから修士まで一貫して揃っています。
向いている方:予算を最優先する方、シドニーで学びながら費用を抑えたい方、ディプロマから学士へ段階的に進みたい方。
シドニー北部に広大なキャンパスを持ち、会計・ファイナンス分野で長い実績を持つ大学です。隣接するマッコーリーパークにはビジネスパークがあり、企業との距離が近い立地です。
向いている方:シドニーの大学で学位を取りたい方、関連する学歴・実務経験があり1.5年での修了を狙える方。
QS分野別2026(Accounting & Finance)で世界24位。オーストラリア2位で、前年の27位から順位を上げています。学術的な水準を最優先する方の選択肢です。
QS分野別2026で世界38位。Go8(オーストラリア八大学)の一角で、ビジネス学部の規模が大きく、専攻の選択肢が豊富です。
Master of Professional Accounting は1.5年と短く、英語要件は IELTS 6.5(Writing 6.0)。CPA・CA ANZ に加え ACCA・CIMA・IPA の認定も受けています。シティキャンパス立地。
QS分野別2026で世界68位。ブリスベンはシドニー・メルボルンより生活費を抑えられるため、総額で比較すると差が縮まります。
この分野は年額ではなく、修了までの総額で比べてください。課程の長さが学校ごとに違う(1.5年〜2年)ため、年額だけを見ると判断を誤ります。
| プログラム/学校 | 所在地 | 期間 | 認定 | 修了総額 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Accounting KOI 最安 |
シドニー他 | 78週(約1.5年) | CPA/CA ANZ/IPA | AUD 24,750 |
| Master of Professional Accounting KOI |
シドニー他 | 104週(2年) | CPA/CA ANZ/IPA | AUD 33,000 |
| Master of Professional Accounting Kaplan Business School 6都市 |
6キャンパス | 1年8ヶ月 | CPA/CA ANZ/ACCA | AUD 40,800 |
| Master of Accounting Kaplan Business School |
6キャンパス | 2年 | CPA/CA ANZ/ACCA | AUD 54,400 |
| Master of Professional Accounting UNSW |
シドニー | 1.7年 | CPA/CA ANZ | 約 AUD 105,400 年 62,000 |
| プログラム/学校 | 期間 | 科目数 | 修了総額 | 年あたり |
|---|---|---|---|---|
| Diploma of Accounting KOI 入口 |
52週 | 8科目 | AUD 14,500 | AUD 14,500 |
| Bachelor of Business (Accounting) KOI |
156週(3年) | 24科目 | AUD 43,500 | AUD 14,500 |
| Bachelor of Business(会計専攻) Kaplan Business School |
3年 | 24科目 | AUD 69,120 | AUD 23,040 |
現在の学歴と英語力によって、取るべきルートが変わります。代表的な3パターンを整理します。
分野は問わない
1.5〜2年
485・約2年
就労しながら取得
分野は問わない
10〜20週
1.5〜2年
485ビザへ
1年・8科目
2年目から
計3年
認定学位で直行
会計留学を検討される方の多くが、最終的に目指すのがこの資格です。ただし「卒業=資格取得」ではありません。順序を正確に把握しておく必要があります。
CPA Australia・CA ANZが認定した課程で、必要な中核科目を修めます。ここが留学の部分で、大学でも私立カレッジでも構いません。
CPAプログラムは6科目、CAプログラムは5モジュール。働きながら受講するのが一般的で、卒業後2〜3年かけて進めます。
いずれも3年程度の実務経験が要件です。会計事務所、監査法人、企業の経理部門などで、指導者のもとで経験を積みます。
永住を目指す場合、CPA Australia等による技能評価(Migration Skills Assessment)が必要です。これはCPA資格そのものとは別の手続きで、要件も異なります。
この分野の奨学金は、デザインや芸術分野のように「作品で決まる」ものではなく、学業成績を中心に審査されます。また、学費そのものが抑えられた選択肢が存在するため、「奨学金を取る」より「総額の安い学校を選ぶ」ほうが効く場面が多いのがこの分野の特徴です。
| 学校・奨学金 | 内容 | 主な条件 | 申請 |
|---|---|---|---|
| Kaplan Business School International Student Scholarship |
学費の減額 地域別に設定 |
北東アジア(日本を含む)枠があります | 要申請 出願書類で申告 |
| Kaplan Business School High Achievers Scholarship |
学費の減額 | 出身校のランクに応じて平均65〜75%以上の成績 | 要申請 |
| Kaplan Business School Dean’s Award |
学費の減額 | 卓越した学業成績と、課外活動での主体的な取り組み | 要申請 |
| 大学の成績優秀者奨学金 | 学費の10〜30%程度 | 大学・年度により条件が異なります | 大学による |
アンアルウェンでは、成績と英語スコアをうかがったうえで「どの奨学金に届く可能性があるか」を無料で確認し、学費総額での比較表をお出しします。申請書類の作成も、追加費用なしでサポートします。
| 学校・課程 | 学歴要件 | 英語の目安 | 入学時期 |
|---|---|---|---|
| Kaplan Business School (学士・修士とも) |
学士は高校卒業程度 修士は学士号 |
IELTS 6.0 S・W 6.0/L・R 5.5 |
年5回 3・5・7・9・11月 |
| KOI(学士) | 高校卒業程度(60〜70%以上) | IELTS 6.0 各項目5.5以上 |
年3回 |
| KOI(修士) | 学士号(AQF7相当) | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
年3回 |
| UTS(修士) | 学士号 | IELTS 6.5 Writing 6.0 |
年2〜3回 |
| マッコーリー大学(修士) | 学士号 | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
2月・7月 |
| UNSW(修士) | 学士号+credit average 相当 | IELTS 6.5〜7.0 | Term 1・2・3 |
最重要。認定されていない課程を選ぶと、資格取得に追加科目が必要になります。大学・カレッジを問わず、この一点は必ず確認してください。
課程の長さが1.5年〜2年とばらつくため、年額比較では判断を誤ります。必ず修了までの総額で並べてください。
IELTS 6.0で入れる学校と6.5必要な学校では、準備期間が半年変わります。年5回入学の学校なら、スコアが出た時点で最短の回に入れます。
シドニー・メルボルンは会計事務所・金融機関が集積。一方でブリスベンやアデレードは生活費が抑えられ、州指名の可能性も視野に入ります。
1.5年と2年では、学費だけでなく生活費が半年分違います。年 AUD 30,000 として15,000の差。トリメスター制の学校は短縮しやすい構造です。
資格取得だけが目的なら私立カレッジで十分です。大学名や研究環境、卒業生ネットワークに価値を置くなら大学。ここを曖昧にすると選べません。
企業の経理・財務報告、会計事務所での記帳・決算業務。この分野の基幹職で、求人数がもっとも安定しています。
監査法人での財務諸表監査。大手4法人(Big4)は毎年まとまった数の新卒を採用しており、留学生の就職先としても定番です。
個人・法人の税務申告、税務アドバイザリー。オーストラリアの税制知識が前提となるため、現地で学んだ強みが直接効きます。
予算管理、原価分析、事業計画。事業会社の内部で、経営判断に近い位置で数字を扱うポジションです。
投資分析、資金調達、財務モデリング。金融機関やコンサルティング会社が主な就職先で、報酬水準は高めです。
オーストラリア進出企業の経理・管理部門。日本語と会計知識と英語が揃う人材は限られるため、帰国後も含めて需要があります。
会計は、オーストラリアの移住制度において比較的有利な位置にある分野です。ただし、楽な道ではありません。事実と制約を分けて整理します。
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | 学歴・英語力・予算・目的(資格か学歴か)から、学校と課程を絞り込みます | 開始8〜12ヶ月前 |
| 02 英語スコアの計画 | 入学要件(6.0〜6.5)と、移住を見据えた7.0の両方を視野に計画を立てます。ここが最も時間を要します | 6〜12ヶ月前 |
| 03 学校の選定・出願 | 認定の有無・修了総額・入学時期で候補を確定し、出願書類を整えます | 4〜8ヶ月前 |
| 04 奨学金の申請 | 出願書類で申告するタイプが中心です。出願と同時に進めます | 4〜8ヶ月前 |
| 05 オファー受領・学費支払い | 条件付きオファーの場合、英語スコア提出後に無条件オファーへ切り替わります | 3〜6ヶ月前 |
| 06 学生ビザ申請 | COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート | 2〜5ヶ月前 |
| 07 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。
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紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。私立カレッジは学校ごとの違いが大きく、資料だけではわかりません。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。会計・ビジネス分野へ進まれた方のサポート実績もあります。
費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「移住の技能評価には IELTS 7.0 が必要です」「その予算なら大学は難しいです」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。
会計を学んだことがありませんが、修士に入れますか?
入れます。Master of Professional Accounting は、会計を学んでいない方向けに設計された課程です。日本の大学で文学部でも工学部でも、学士号があれば出願できます。実際、他分野からの入学者が大半を占める課程です。ただし、簿記の基礎知識がまったくない状態で英語の授業に入ると、最初の1トリメスターはかなり負荷が高くなります。渡航前に日商簿記3級程度の内容を日本語で押さえておくと、その後がずいぶん楽になります。単位認定にはなりませんが、準備としては有効です。
大学と私立カレッジで、資格の取りやすさは変わりますか?
資格の取得要件という点では変わりません。KOIもKaplan Business Schoolも、CPA Australia・CA ANZ(KOIはIPAも)の認定を受けており、修了すれば大学卒業者と同じく資格プログラムに進めます。違うのは学費と、学校が持つ付加価値です。大学には分野別ランキング、研究環境、卒業生ネットワーク、大手監査法人との採用パイプラインがあります。私立カレッジには費用の安さ、入学のしやすさ、年5回の入学時期があります。「資格を取ること」が目的なら私立カレッジで十分に成立します。ご自身が何を買おうとしているのかを整理すると、選びやすくなります。
いくらかかりますか?いちばん安く済ませる方法は?
修士の場合、KOIの Master of Accounting が総額 AUD 24,750(78週)で最安のラインです。Kaplan Business School の Master of Professional Accounting が 40,800、UNSW が約105,400。同じ認定学位で4倍の差があります。学費以外には生活費(学生ビザの財政要件は単身12ヶ月で AUD 29,710)、OSHC、ビザ申請料 AUD 2,500〜が必要です。費用を抑えるなら、①総額の安い学校を選ぶ ②課程の短いものを選ぶ(生活費が減る) ③在学中に就労する(2週48時間まで)の3点が効きます。学費比較のセクションで全体を整理しています。
入学に必要な英語力はどのくらいですか?
大学の修士で IELTS 6.5、Kaplan Business School は学士・修士とも 6.0(Speaking・Writing 6.0/Listening・Reading 5.5)が目安です。KOIは学士 6.0・修士 6.5。看護(7.0以上)と比べれば、入口は現実的な水準といえます。ただし注意点があります。移住のための技能評価では4技能すべて7.0が必要で、入学要件とはまったく別の水準です。この点は必ず最初に把握しておいてください。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。
CPAとCA ANZ、どちらを目指すべきですか?
どちらもオーストラリアで認められた会計士資格で、留学の段階で決める必要はありません。認定学位はどちらの要件も同時に満たしていることが多いためです。傾向としては、CPA Australia は企業の経理・財務や国際的なキャリアに強く、世界170か国以上に会員がいます。CA ANZ は監査法人・会計事務所での評価が高いとされます。就職した先の慣行に合わせて選ぶ方が多く、勤務先が受講料を負担するケースもあります。どちらもプログラム受講(CPAは6科目、CAは5モジュール)と3年程度の実務経験が要件です。
在学中にアルバイトはできますか?会計の仕事に就けますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。会計分野は小規模な会計事務所のアシスタント、企業の売掛・買掛管理など、入口の業務から経験を積みやすいのが特徴です。ただし英語力が直接効く仕事なので、渡航直後から会計職に就くのは簡単ではありません。最初は飲食・小売で働きながら英語を上げ、2年目から会計の実務に移るという進み方が現実的です。
卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?
働けます。学士・修士の修了者は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。永住については、会計士(ANZSCO 221111)はCSOLに掲載されており、職種としては対象です。多くの職種がリストから外れるなか、会計は残り続けている数少ない専門職といえます。ただし関門は英語です。技能評価にはIELTS 全項目7.0が必要で、ここで止まる方が実際に多くいます。また技能独立移住(189)は会計職の招待点数が高止まりしており、州指名や雇用主指名を軸に考えるほうが現実的です。ご相談時に、この点も含めて率直にお伝えします。
帰国後、日本の就職で活かせますか?
活かせます。英語と会計の両方ができる人材は、日本でも限られています。外資系企業の経理・財務部門、監査法人の国際部門、日本企業の海外子会社管理、海外進出支援を行うコンサルティング会社などで強みになります。CPA Australia は国際資格として認知されており、肩書きとして説明しやすいのも利点です。なお、日本の公認会計士資格とは別物である点は正確に理解しておく必要があります。日本国内で監査業務を行うには日本の資格が必要です。「日本の会計士になる近道」ではなく、「国際的に通用する会計の専門性を得る道」と位置づけるのが正確です。
シドニーとメルボルン、どちらがいいですか?
会計分野ではどちらも求人が多く、大きな差はありません。シドニーは金融機関と大手監査法人の本社機能が集中しており、ファイナンス寄りのキャリアを狙うならやや有利です。メルボルンは生活費がシドニーよりわずかに抑えられ、日本人にとって住みやすいという声もあります。Kaplan Business School はこの2都市に加えブリスベン・ゴールドコースト・アデレード・パースにもキャンパスがあり、生活費を抑えたい場合や、州指名の可能性を視野に入れたい場合は地方都市も選択肢になります。ご希望の暮らし方をうかがったうえで、都市の比較をお出しします。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料・入学料(AUD 100〜250程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。
会計・ファイナンスと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。
経営全般を学ぶ選択肢。会計に絞り込む前に、ビジネス全体を見渡したい方はこちらから検討されることが多い分野です。
データ分析や会計システムに関心が寄っている場合の選択肢。移住の面でも職種リスト上の選択肢が広い分野です。
同じビジネス系で、数字より人と市場を扱う分野。Bachelor of Business では会計と並ぶ専攻として選べます。
在学中・卒業後に実務経験を積む選択肢。会計は実務経験が資格要件に直結するため、早い段階から検討する価値があります。
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