この分野には、他の学部にはない特徴が3つあります。ほとんどの学校で出願にポートフォリオ(選考課題)が必要なこと、修業年限が2年から4年までばらついていて、それが総額を大きく変えること、そして奨学金が「申請不要の自動審査」と「要申請・枠数限定」に分かれ、そこで実際の負担額が決まることです。この3点を先に押さえてから学校を選んでください。
DATA ── ファッションデザイン留学の要点
このページの結論 ── 3分でわかるファッションデザイン留学
CONTENTS
「服のデザイン画を描く勉強」を想像していると、実際のカリキュラムとはかなり違います。オーストラリアの学士課程で中心になるのは、調べる・作る・壊す・説明するの反復です。RMITの Bachelor of Fashion (Design) は、パターンメイキング、縫製、素材の探索、デザイン展開を手を動かして学ぶ構成で、テキスタイルデザイン、エンタープライズ、サステナブル・イノベーションといった副専攻を選べる形になっています。
そのため、描画力そのものより「なぜこの形にしたのかを、調査の過程まで含めて説明できるか」が問われます。これは出願の段階から一貫していて、RMITの選考課題では作品ごとに「探究したい課題・着想」を150語以内で書くことが求められます。技術と同じくらい、考えを言葉にする力が評価されます。
パターンメイキング、トワル組み、縫製、素材のテスト。RMITもスウィンバーンも、この工程を課程の中心に置いています。デジタルだけでは完結しない分野です。
社会・環境・文化のどこに問題を見出すか。RMITの選考課題が最初に問うのもここです。調べていない作品は、完成度が高くても評価されません。
自分の作品を人前で説明し、批評を受け、作り直す。入学後にいちばん苦労するのは、読み書きよりスピーキングです。
ファッション業界の仕事は、作る側と売る・仕入れる・企画する側に大きく分かれます。オーストラリアの学校はこれを別々の課程として用意していることが多く、出願の時点でどちらかを選ぶことになります。学費が同じでも、3年後に就ける仕事が変わります。
RMIT Bachelor of Fashion (Design)/スウィンバーン Bachelor of Design (Fashion)/Billy Blue Bachelor of Branded Fashion Design/UTS Bachelor of Design in Fashion and Textiles。パターン、素材、コレクション制作が中心です。
RMIT Bachelor of Fashion (Enterprise)/Billy Blue Bachelor of Fashion Marketing & Enterprise/UTS Bachelor of Fashion Business。バイイング、マーチャンダイズ・プランニング、ブランド管理、Eコマース、トレンド分析を扱います。
UTSは課程名が「Fashion and Textiles」で、生地・プリント・素材開発まで含みます。プリントデザイナーやテキスタイルデザイナーを進路として明示しています。
ホワイトハウス・インスティテュートは Fashion Design のほかに Creative Direction & Styling を専攻として持ち、入学時から専攻が分かれます。
RMITは QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位にランクインしています。ファッション課程はメルボルン市街から少し北のブランズウィック(Brunswick)キャンパスに置かれ、工房と制作設備を中心にした構成です。
Billy Blue(トーレンス大学)は120時間のインターンまたは実案件(live brief)を在学中に必ず経験する構成です。スウィンバーンも実務学習(Work Integrated Learning)を「guaranteed」と明記し、実習・インターン・産学連携プロジェクトのいずれかに参加できるとしています。学生のうちに実案件をポートフォリオに入れられるのは、この分野では決定的な差になります。
ファッションデザインの学士は IELTS 6.0〜6.5 が目安です。看護(7.0以上)や教員課程のように資格登録の英語基準が二重にかかる分野と違い、学校の要件を満たせば出願できます。スウィンバーンとBilly Blueは 6.0 から出願できます。
ファッションデザイン留学のご相談で、いちばん多くお伝えしているのは「ポートフォリオの準備を先に始めてください」ということです。他の分野なら、学校を決めてから出願書類を揃えれば間に合います。ところがこの分野は、ポートフォリオそのものが出願要件です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上を求めます。これを数週間で用意するのは、経験のある方でも簡単ではありません。
もうひとつお伝えしているのは、奨学金は「金額の大きさ」より「申請不要か、要申請か」で見てくださいということです。この分野には日本のパスポートで応募できるものが複数ありますが、出願するだけで自動的に審査されるものと、別途申請が必要で枠数に上限があるものが混在しています。後者を前提に資金計画を立てると、外れたときに困ります。どれが確実で、どれが枠取り次第なのかは、志望校が決まった段階で一件ずつお調べします。
オーストラリアのファッション教育を代表する大学です。QS分野別2026(Art & Design)で世界19位・国内1位。デザイン系とビジネス系の学士が別課程として並んでいるのが特徴で、学費は同額です。
このほか Master of Fashion (Design)(2年・メルボルンシティ・2月入学のみ・AUD 45,120/年〈2027年〉・選考課題あり)と、Associate Degree in Fashion(2年・ブランズウィック)があります。
奨学金:ファッション課程が属するCollege of Design and Social Context(DSC)の留学生向けバーサリー AUD 5,000(一時金・学費に充当)が用意されています。国籍による制限は要項に記載がなく、日本のパスポートでも応募できます。要申請・先着順で、ほかのRMIT奨学金との併給はできません。※学費20%減額の Academic Merit Scholarship は東南アジア11ヶ国限定で、日本は対象外です。
向いている方:制作環境と業界での評価を重視する方、デザインとビジネスのどちらに進むか比較して決めたい方。
デザインに特化したカレッジです。学費総額がこのページで比べた中で最も安く、英語要件も低めで、実務時間が課程に明記されています。
ビジネス系の Bachelor of Fashion Marketing & Enterprise(3年・総額 AUD 112,500)、1年で修了する Diploma of Branded Fashion Design(AUD 37,500)もあります。
向いている方:費用を抑えたい方、英語要件を現実的な水準にしたい方、都市を選びたい方。
サステナビリティとデジタル技術を軸にしたファッション課程です。留学生の出願が自動的に奨学金審査の対象になるため、別途申請の手間も、枠が埋まる心配もありません。
向いている方:奨学金を確実に押さえたい方(申請不要で自動審査されます)、実務学習が保証されている環境を求める方。
シドニー中心部のシティキャンパスにあり、ファッションとテキスタイル(素材・プリント)を一体で扱うのが特徴です。
ビジネス寄りの Bachelor of Fashion Business(3年・シティキャンパス)も開講しています。
向いている方:シドニーで学びたい方、素材・テキスタイルまで踏み込みたい方。
4年制(208週)・ケルビングローブキャンパス・2月/7月入学。学費は 2026年 AUD 40,800/年、2027年 AUD 42,900/年。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 173,000 で、このページで比べた中では最も高くなります。英語要件は IELTS 6.5(各6.0)。卒業生は Design Institute of Australia(DIA)の会員資格を得られると公式が明記しています。
Bachelor of Design の中で入学時から Fashion Design を専攻する私立校。2年短縮制(6トリメスター・98週)で、2月・6月・9月入学。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 127,596。ATARの必須要件がなく、作品集・志望動機書・対面面接で選考します。※留学生の英語要件は公式ページ上で数値を確認できませんでした。要確認です。
2年課程で総額 AUD 39,360(2027年)。英語要件は IELTS 6.0(各5.5以上)と学士より低く、選考課題も不要です。デザイン&テクノロジー/ビジネス&リテールの専攻を選べます。学士への編入ルートはこちら
Billy Blue の Diploma of Branded Fashion Design(1年・AUD 37,500)など、1年で修了する職業課程もあります。費用と期間を抑えて業界に入る、あるいは学士への足がかりとして使う選択肢です。
この分野は年額で比べると判断を誤ります。修業年限が2年・3年・4年とばらついているためです。ここではCRICOS(留学生向けコース登録)に登録された推定コース総額を共通のものさしとして並べました。
| 課程/学校 | 所在地 | 年数 | 学校公表の年額 | CRICOS登録の推定総額 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Branded Fashion Design Billy Blue(トーレンス大学) 総額 最安 |
シドニー他 | 3年 | AUD 37,500 2026年 |
AUD 112,500 |
| Bachelor of Design(Fashion Design) ホワイトハウス 最短 |
シドニー他 | 2年 98週 |
非公表 要確認 |
AUD 127,596 |
| Bachelor of Design (Fashion) スウィンバーン工科大学 奨学金 自動審査 |
メルボルン | 3年 | AUD 41,110 2026年 |
AUD 128,400 |
| Bachelor of Design in Fashion and Textiles UTS |
シドニー | 3年 | 非公表 要確認 |
AUD 146,445 |
| Bachelor of Fashion (Design) RMIT |
メルボルン | 3年 | AUD 48,960 2027年 |
AUD 151,019 |
| Bachelor of Design – International (Fashion Design) QUT |
ブリスベン | 4年 | AUD 40,800 2026年/2027年は42,900 |
AUD 173,000 |
QUTの4年制は、学費が1年分多いだけではありません。生活費も1年分多くかかります。学生ビザの申請では、生活費として単身で12ヶ月あたり AUD 29,710 を用意できることを示す必要があります(これは実際の生活費ではなく、ビザ審査上の基準額です)。この金額を年あたりの目安として置くと、学費と合わせた見え方はこう変わります。
学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。この分野の奨学金は、金額の大きさより「出願するだけで自動的に審査されるもの」と「別途申請が必要で、枠数に上限があるもの」の違いのほうが実際には効きます。日本のパスポートで応募できるかどうかと合わせて整理します。
| 学校・奨学金 | 減額 | 日本のパスポートで応募できるか | 申請 |
|---|---|---|---|
| スウィンバーン工科大学 国際学生奨学金 |
学費 最大20% | ✓ 国籍による制限は課程ページに示されていません | 申請不要 出願が自動的に審査対象 |
| UTS Academic Excellence International ほか |
学費 20〜30% 全額給付の枠もあり |
✓ 地域限定のものと、限定のないものが並んでいます | 申請不要 出願時に自動審査 |
| Billy Blue(トーレンス大学) Motivational Scholarship |
学費 最大25% | ✓ 対象パスポートは地域で指定されており、日本が属する East Asia が含まれます | 要申請 枠数に上限あり |
| RMIT College of Design and Social Context 学生バーサリー |
AUD 5,000 一時金・学費に充当 |
✓ 国籍による制限の記載はありません。ファッション課程を含むDSCの課程が対象 | 要申請 先着順・併給不可 |
| QUT International Talent Scholarship |
学費 20% | △ 日本は対象国ですが、対象コース一覧はダブルディグリー中心で、単独の Bachelor of Design(Fashion Design)は見当たりません | 申請不要 |
| RMIT Academic Merit Scholarship for South East Asia |
学費 20% | ✗ 対象はブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・東ティモール・ベトナムの11ヶ国で、日本は含まれません | 要申請 |
| Billy Blue(トーレンス大学) Vogue Australia Design Scholarship |
学費 50% | ✗ 国内学生(豪州市民・永住者・NZ市民・人道ビザ保持者)限定。留学生は対象外と公式が明記 | 要申請 |
ここで注目していただきたいのは、奨学金を適用すると学費の順位が入れ替わることです。定価ではスウィンバーン(128,400)よりUTS(146,445)のほうが約18,000高いのですが、UTSに30%が適用されると約102,500となり、スウィンバーンの定価を約26,000下回ります。逆にRMITは定価が最も高いうえ、減額が定率ではないため、適用後の差はさらに開きます。定価だけで判断すると、選択を誤ります。
アンアルウェンでは、ご相談の段階で「日本のパスポートで実際に応募できるものはどれか」「そのうち確実なものはどれか」を一件ずつ確認したうえでお伝えします。申請が必要なものの書類作成も、追加費用なしでサポートします。
この分野で最も多くの方がつまずくのがここです。ポートフォリオは「必要になってから作る」ものではありません。実際に何を求められるのか、公表されている要件をそのまま並べます。
ATARの必須要件を設けず、作品集・志望動機書・対面面接で選考します。作品集では「デザインへの理解」「現在のデザイン業界とのつながり」「学ぶ意欲と、自分でアイデアを探究する力」を見ると明記しています。
高校を卒業してから時間が経っている方(non-current school leavers)は、学業成績による選考か、ポートフォリオと面接による選考かのいずれかで評価されます。
| 学校・課程 | 学歴要件 | 英語の目安 | ポートフォリオ |
|---|---|---|---|
| RMIT(学士) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 各バンド6.0以上 |
必須 |
| UTS(学士) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 Writing 6.0以上 |
選考枠あり ポートフォリオ+面接 |
| QUT(学士・4年) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 各バンド6.0以上 |
公式ページに明記なし 要確認 |
| スウィンバーン工科大学(学士) | 高校卒業程度 | IELTS 6.0 各バンド6.0以上 |
必須 |
| Billy Blue(トーレンス大学) | 高校卒業程度 | IELTS 6.0 各バンド5.5以上 |
公式ページに明記なし |
| RMIT Associate Degree(2年) | 高校卒業(平均60%以上) | IELTS 6.0 各バンド5.5以上 |
不要 |
「高校の成績が足りない」「文系だったので作品がない」という理由で諦める必要はありません。2年課程から入って学士へ編入するルートが用意されています。
IELTS 6.0 未満の場合
2年・ブランズウィック
IELTS 6.0/選考課題なし
最終学期に出願
選考課題の審査あり
3学期分の単位免除
=144単位
IELTS 6.0 未満の場合
1年・8科目
AUD 37,500
3年・24科目
総額 AUD 112,500
最初に決めるべき点です。RMITもBilly BlueもUTSも、デザイン系とビジネス系を別課程として持っています。途中で気づいて変えると、時間と費用が余計にかかります。
ここが総額を決めます。QUTの4年制とホワイトハウスの2年短縮制では、学費と生活費を合わせて10万豪ドル以上の差が出ます。
必要な場合、準備に数ヶ月かかります。ここを見落とすと渡航が1年遅れます。出願計画に必ず組み込んでください。
金額の大きさではなく、出願だけで自動審査されるか、要申請で枠数に上限があるかで見てください。確実性がまるで違います。
Billy Blueの120時間、スウィンバーンの「guaranteed」な実務学習など、課程に明記されているかを確認します。卒業時のポートフォリオの厚みが変わります。
ミシン、パターン台、裁断台、プリント設備、素材ラボ。ファッションは設備の有無が制作の質を直接決めます。資料だけでは分かりません。
アパレルブランド、独立レーベル、テクニカルデザイン。スウィンバーンは「インハウスまたはフリーランス」「スタートアップのデザイナー」を進路として挙げています。
設計と型紙の職種。手の技術がそのまま職能になる領域で、経験が積み上がりやすい進路です。
生地・柄・素材の開発。UTSが課程名に「Textiles」を掲げているとおり、素材から入る進路です。
仕入れとレンジ計画。RMITの Bachelor of Fashion (Enterprise) が正面から扱う領域で、ビザ制度上も選択肢が広い進路です(ビザの項参照)。
撮影・広告・メディアの演出。ホワイトハウスは Creative Direction & Styling を独立した専攻として持っています。
ブランド運営とデジタル販売。RMITのエンタープライズ課程、Billy Blueの Fashion Marketing & Enterprise が対応します。
ここは期待を持たせない書き方をします。この分野は、永住を主目的にするには不利だからです。事実と制約を分けて整理します。
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | デザイン系かビジネス系か、修業年限、予算、英語力から候補を絞ります | 開始12〜15ヶ月前 |
| 02 ポートフォリオの制作開始 | この分野で最も時間を要する工程です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上。作品がゼロからでも取り組めます | 8〜12ヶ月前 |
| 03 英語スコアの計画 | IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます | 6〜12ヶ月前 |
| 04 学校の選定・出願 | 総額・年数・実習・奨学金の適用可否で候補を確定し、出願書類と作品集を整えます | 4〜8ヶ月前 |
| 05 奨学金の確認・申請 | 日本のパスポートで応募できるものを一件ずつ確認し、要申請のものは書類を作成します | 4〜8ヶ月前 |
| 06 オファー受領・学生ビザ申請 | COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート | 2〜5ヶ月前 |
| 07 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、道具・材料の準備、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。
オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。
一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。
紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。工房やミシン・裁断設備の充実度は、資料だけではわかりません。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。デザイン・クリエイティブ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。
費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「その奨学金は枠数に上限があるので、当てにした資金計画は危険です」「Fashion Designer は189の対象ではありません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。
未経験でも入れますか?服を作った経験がありません。
入れます。ただしポートフォリオ(作品集)は必要です。ここで誤解されやすいのですが、求められているのは「完成度の高い服」ではありません。RMITは選考課題の説明で、作品の対象として「正規の学習で作ったものに限らず、趣味、ボランティア、有給の仕事、その他ファッションやデザインに関わる経験が見て取れるあらゆる活動」を明記しています。1つの作品、映像や出版物、ワークショップや旅の記録でも構いません。重要なのはリサーチ → アイデア展開 → 素材や制作方法の探索 → 成果物という流れを1本の筋として見せることです。何をテーマにすべきかは、志望校が決まった段階で具体的にご提案します。
ポートフォリオはどのくらい前から準備すればいいですか?
渡航の1年前から取りかかることをおすすめしています。要求量が具体的だからです。RMITは10〜15ページ・2〜3プロジェクトで、各プロジェクトに150語の説明文と、リサーチ・展開・試作・成果物の4段階の記録を求めます。スウィンバーンは最低5点の作品と250語の文章です。1プロジェクトを筋道立てて作るだけでも数週間かかるため、「出願の3ヶ月前から」では間に合わないことがほとんどです。なおRMITにはAI利用の申告欄があり、画像や文章の生成にAIを使った場合は100語以内で申告する必要があります。
どの学校がいいですか?
優先するものによって変わります。業界での評価と制作環境ならRMIT(QS分野別2026 Art & Design で世界19位・国内1位)。費用を抑えるならBilly Blue(トーレンス大学)(総額 AUD 112,500・IELTS 6.0)。奨学金で国籍に弾かれたくないならスウィンバーン(出願が自動的に審査対象・最大20%)。素材やテキスタイルまで学びたいならUTS。期間を短くしたいならホワイトハウス(2年短縮制)。QUTは4年制で総額が最も高くなるため、ブリスベンで学びたい理由が明確な方に向きます。
学費はいくらかかりますか?
学士の学費総額はAUD 112,500〜173,000(CRICOS登録の推定コース総額)です。最も安いのがBilly Blueの 112,500(3年)、最も高いのがQUTの 173,000(4年)で、差は AUD 60,500 です。この差の大部分は修業年限の違いから来ています。加えて生活費が必要で、学生ビザの申請では単身で12ヶ月あたり AUD 29,710 を用意できることを示す必要があります(これは実際の生活費ではなく審査上の基準額です)。4年制を選ぶと、生活費も1年分多くかかります。ほかに学生ビザ申請料(2026年7月1日以降 AUD 2,500)、OSHC、材料費がかかります。
奨学金はもらえますか?
もらえます。主要校には日本のパスポートで応募できるものがあります。ただし「申請不要で自動審査されるもの」と「要申請で枠数に上限があるもの」を分けて考えてください。申請不要なのはスウィンバーン(学費最大20%)とUTS(学費20〜30%・全額給付の枠もあり)で、出願がそのまま審査対象になります。要申請なのがBilly Blueの Motivational Scholarship(学費最大25%・対象パスポートは地域指定で日本が属する East Asia を含みます・枠数に上限あり)と、RMITのデザイン学部バーサリー(AUD 5,000の一時金・国籍制限の記載なし・先着順・併給不可)です。一方で対象外なのは、RMITの学費20%減額(東南アジア11ヶ国限定)と Vogue Australia奨学金(国内学生限定)。適用後は学費の順位が入れ替わるため、奨学金のセクションで試算しています。
高校の成績が足りません。方法はありますか?
あります。RMITの Associate Degree in Fashion(2年・ブランズウィック)は英語要件が IELTS 6.0(各5.5以上)と学士より低く、選考課題も不要です。最終学期に Bachelor of Fashion (Design) へ出願でき、認められれば3学期分(144単位)の免除を受けられます。ただし編入は保証されておらず、選考課題の審査を通る必要があります。またBilly Blueの Diploma of Branded Fashion Design(1年・AUD 37,500)も足がかりになります。ホワイトハウスはATARの必須要件を設けず、作品集と対面面接で選考するため、成績以外で評価されたい方に向きます。
在学中にファッション関係の仕事はできますか?
できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。ファッションは小規模ブランドのアシスタント、サンプル縫製、リテール、スタイリングの現場など、学生のうちから入り口がある業界です。加えて、Billy Blueは120時間のインターンまたは実案件を課程に組み込んでおり、スウィンバーンも実務学習を「guaranteed」と明記しています。卒業時に現場経験があるかどうかで、就職活動の結果は変わります。
卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?
働けます。学士・修士の修了者は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。ただし永住については率直に申し上げて、この分野は不利です。Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCore Skills Occupation List(CSOL)に掲載されておらず、技能不足ビザ(482・Core Skills)と雇用主指名(186・ダイレクトエントリー)の対象になりません。技能独立ビザ(189)の対象でもなく、残るのは州・準州の指名を受ける190/491です。どの州が指名するかは毎年変わります。一方でRetail Buyer(639211)はCSOLに掲載されているため、バイイングやマーケティング寄りに進むと制度上の選択肢は広がります。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。
帰国後、日本の就職で活かせますか?
活かせます。この分野では学位より作品が見られるため、留学中に何を作り、どんな現場に関わったかが問われます。オーストラリアの課程はリサーチとコンセプトの言語化、実案件(live brief)、英語での講評を中心に据えているため、そのプロセスをそのまま説明できることが強みになります。加えて、英語で仕事ができるデザイナー・バイヤーは日本でも限られています。RMITのように国際的な評価が確立している大学であれば、学校名も一定の説得力を持ちます。
エージェントを通すと費用は高くなりますか?
いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、ポートフォリオ提出の段取り、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。
ファッションデザインと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。
グラフィック、UI/UX、インテリア、インダストリアルを含むデザイン分野全体のページ。ファッションに絞りきれていない場合は、まずこちらで領域を比べてください。
ブランディングと広告の上流を扱う分野。バイヤー・マーチャンダイザー・ブランドマネージャーを目指す場合、こちらの選択肢も重なります。
将来ブランドの立ち上げや独立を視野に入れる場合、経営・財務の基礎を学ぶ選択肢になります。
ファッションショー、展示会、ポップアップの運営。作る側ではなく、見せる場をつくる側に関心がある場合の隣接分野です。
まずは、ポートフォリオの話から始めましょう。
相談・お見積りはすべて無料です。
「作品がゼロだけど間に合う?」「デザインとビジネス、どっちを選べばいい?」「その奨学金、日本人でも応募できるの?」
この分野は準備を始めた時期が、行ける学校を決めます。だからこそ、早い段階で全体像を持っておく価値があります。無料相談・無理な勧誘は一切ありません。
※サポートは毎月12名様限定です。お早めにご連絡ください。