オーストラリア留学エージェント アンアルウェン

オーストラリアでファッションデザインを学ぶ
── 学校比較・学費・ポートフォリオ

この分野には、他の学部にはない特徴が3つあります。ほとんどの学校で出願にポートフォリオ(選考課題)が必要なこと修業年限が2年から4年までばらついていて、それが総額を大きく変えること、そして奨学金が「申請不要の自動審査」と「要申請・枠数限定」に分かれ、そこで実際の負担額が決まることです。この3点を先に押さえてから学校を選んでください。

世界19位RMIT(QS分野別2026・Art&Design)
総額 $112,500〜学士の学費総額(最も安い学校)
$60,500の差同じ学士でも学校で変わる総額差
189は不可Fashion Designerの永住ルート

DATA ── ファッションデザイン留学の要点

学べるレベル
Diploma 1年/Associate Degree 2年/学士 2〜4年/修士 2年学士の年数が学校によって違うのがこの分野の特徴です。ホワイトハウス(短縮制)2年、RMIT・UTS・スウィンバーン・Billy Blue 3年、QUT 4年
学費(学士の総額)
AUD 112,500 〜 173,000CRICOS(留学生向けコース登録)に登録された推定コース総額。Billy Blue 112,500/ホワイトハウス 127,596/スウィンバーン 128,400/UTS 146,445/RMIT 151,019/QUT 173,000
英語要件
IELTS 6.0 〜 6.5RMIT・UTS・QUT は 6.5、スウィンバーン・Billy Blue は 6.0。看護(7.0以上)などと比べれば現実的な水準です
ポートフォリオ
主要校で必須RMIT は10〜15ページの作品集+作文2本、スウィンバーンは5作品以上+250語、ホワイトハウスは作品集+対面面接。準備には数ヶ月かかります
奨学金
主要校に、日本のパスポートで応募できるものがありますスウィンバーン最大20%・UTS 20〜30%は申請不要の自動審査/Billy Blue 最大25%・RMIT のデザイン学部バーサリー AUD 5,000 は要申請・枠数に上限条件の違いはこちら
主な学校
RMITUTSスウィンバーン工科大学トーレンス大学(Billy Blue)QUT/ホワイトハウス・インスティテュート
実習・インターン
学校により配置Billy Blue は120時間のインターンまたは実案件(live brief)が課程に含まれます。スウィンバーンは実務学習(WIL)を「guaranteed」と明記
在学中の就労
2週間で 48時間まで(長期休暇中は無制限)
永住ルート
限定的ですFashion Designer(ANZSCO 232311)は Core Skills Occupation List(CSOL)に載っていません。技能独立ビザ(189)も対象外で、州・準州の指名を受ける190/491のみが道筋になります
向いている人
未経験でも可。手を動かし続けられる方、講評で指摘を受けて作り直せる方、締切を守れる方

このページの結論 ── 3分でわかるファッションデザイン留学

  1. ポートフォリオ(選考課題)が、出願そのものの条件です。RMITは10〜15ページの作品集と2本の作文、スウィンバーンは5作品以上と250語の文章、ホワイトハウスは作品集に加えて対面面接まで課します。準備には数ヶ月かかるため、ここを見落とすと渡航が1年遅れます。
  2. 修業年限が学校によって2年・3年・4年と違い、それが総額を決めます。学費総額の最安は Billy Blue(トーレンス大学)AUD 112,500、最高は QUTAUD 173,000。差は AUD 60,500 です。QUTだけが4年制で、生活費も1年分多くかかります。
  3. 奨学金は「申請不要か、要申請か」で見てください。スウィンバーン(最大20%)とUTS(20〜30%)は出願するだけで自動的に審査されます。Billy Blueの最大25%とRMITのデザイン学部バーサリー(AUD 5,000)は日本のパスポートで応募できますが、要申請で枠数に上限があります。適用後は学費の順位も入れ替わります。
  4. デザイン職とビジネス職で、進路が分かれます。RMITには Bachelor of Fashion (Design) と Bachelor of Fashion (Enterprise)(バイイング・マーチャンダイジング)が別課程として並んでおり、学費は同じです。どちらに進むかで、卒業後の職種も永住の可能性も変わります。
  5. 永住を主目的にするなら、この分野は不利です。Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCSOLに掲載されておらず、技能独立ビザ(189)の対象でもありません。残る道筋は州・準州の指名を受ける190/491です。一方で Retail Buyer(639211)はCSOLに掲載されています。
  6. それでも学ぶ価値があるのは、実制作の環境と、作品が資産になるからです。RMITはQS分野別2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位。この分野は最終的にポートフォリオで評価されるため、在学中に何を作ったかが、学位そのものより長く効きます。

ファッションデザイン留学とは ── 何を学ぶのか

「服のデザイン画を描く勉強」を想像していると、実際のカリキュラムとはかなり違います。オーストラリアの学士課程で中心になるのは、調べる・作る・壊す・説明するの反復です。RMITの Bachelor of Fashion (Design) は、パターンメイキング、縫製、素材の探索、デザイン展開を手を動かして学ぶ構成で、テキスタイルデザイン、エンタープライズ、サステナブル・イノベーションといった副専攻を選べる形になっています。

そのため、描画力そのものより「なぜこの形にしたのかを、調査の過程まで含めて説明できるか」が問われます。これは出願の段階から一貫していて、RMITの選考課題では作品ごとに「探究したい課題・着想」を150語以内で書くことが求められます。技術と同じくらい、考えを言葉にする力が評価されます。

01

技術 ── 手で作る工程

パターンメイキング、トワル組み、縫製、素材のテスト。RMITもスウィンバーンも、この工程を課程の中心に置いています。デジタルだけでは完結しない分野です。

02

リサーチと課題設定

社会・環境・文化のどこに問題を見出すか。RMITの選考課題が最初に問うのもここです。調べていない作品は、完成度が高くても評価されません。

03

クリティーク(講評)

自分の作品を人前で説明し、批評を受け、作り直す。入学後にいちばん苦労するのは、読み書きよりスピーキングです。

この分野では、卒業証書よりポートフォリオが評価されます。採用の場で見られるのは「どの学校を出たか」ではなく「何を作ったか」。だからこそ、在学中にどれだけ実案件に関われるかが学校選びの実質的な基準になります。Billy Blue(トーレンス大学)のように120時間のインターンまたは実案件(live brief)を課程に組み込んでいる学校は、その点で有利です。

デザイン職とビジネス職 ── 入口で分かれます

ファッション業界の仕事は、作る側売る・仕入れる・企画する側に大きく分かれます。オーストラリアの学校はこれを別々の課程として用意していることが多く、出願の時点でどちらかを選ぶことになります。学費が同じでも、3年後に就ける仕事が変わります。

デザイン系 ── 作る側

RMIT Bachelor of Fashion (Design)/スウィンバーン Bachelor of Design (Fashion)/Billy Blue Bachelor of Branded Fashion Design/UTS Bachelor of Design in Fashion and Textiles。パターン、素材、コレクション制作が中心です。

ビジネス系 ── 売る・仕入れる側

RMIT Bachelor of Fashion (Enterprise)/Billy Blue Bachelor of Fashion Marketing & Enterprise/UTS Bachelor of Fashion Business。バイイング、マーチャンダイズ・プランニング、ブランド管理、Eコマース、トレンド分析を扱います。

テキスタイル・素材

UTSは課程名が「Fashion and Textiles」で、生地・プリント・素材開発まで含みます。プリントデザイナーやテキスタイルデザイナーを進路として明示しています。

スタイリング・クリエイティブ・ディレクション

ホワイトハウス・インスティテュートは Fashion Design のほかに Creative Direction & Styling を専攻として持ち、入学時から専攻が分かれます。

永住まで視野に入れる場合、この選択は無視できません。Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCSOLに載っていませんが、Retail Buyer(639211)はCSOLに掲載されています。つまりバイヤー職はビザ制度上の選択肢が広いということです。ただし職業リストは毎年見直されるため、今日の掲載状況が数年後も同じである保証はありません。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。

なぜオーストラリアで学ぶのか

01 デザイン分野で世界上位の大学がある

RMITは QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位にランクインしています。ファッション課程はメルボルン市街から少し北のブランズウィック(Brunswick)キャンパスに置かれ、工房と制作設備を中心にした構成です。

02 実務が課程に組み込まれている

Billy Blue(トーレンス大学)120時間のインターンまたは実案件(live brief)を在学中に必ず経験する構成です。スウィンバーンも実務学習(Work Integrated Learning)を「guaranteed」と明記し、実習・インターン・産学連携プロジェクトのいずれかに参加できるとしています。学生のうちに実案件をポートフォリオに入れられるのは、この分野では決定的な差になります。

03 英語要件が現実的な水準にとどまる

ファッションデザインの学士は IELTS 6.0〜6.5 が目安です。看護(7.0以上)や教員課程のように資格登録の英語基準が二重にかかる分野と違い、学校の要件を満たせば出願できます。スウィンバーンとBilly Blueは 6.0 から出願できます。

AA
カウンセラーから、ひとつ補足を
アンアルウェン 留学カウンセリングチーム

ファッションデザイン留学のご相談で、いちばん多くお伝えしているのは「ポートフォリオの準備を先に始めてください」ということです。他の分野なら、学校を決めてから出願書類を揃えれば間に合います。ところがこの分野は、ポートフォリオそのものが出願要件です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上を求めます。これを数週間で用意するのは、経験のある方でも簡単ではありません。

もうひとつお伝えしているのは、奨学金は「金額の大きさ」より「申請不要か、要申請か」で見てくださいということです。この分野には日本のパスポートで応募できるものが複数ありますが、出願するだけで自動的に審査されるものと、別途申請が必要で枠数に上限があるものが混在しています。後者を前提に資金計画を立てると、外れたときに困ります。どれが確実で、どれが枠取り次第なのかは、志望校が決まった段階で一件ずつお調べします。

学校の選択肢

世界19位RMIT University / メルボルン(ブランズウィック)

オーストラリアのファッション教育を代表する大学です。QS分野別2026(Art & Design)で世界19位・国内1位。デザイン系とビジネス系の学士が別課程として並んでいるのが特徴で、学費は同額です。

Bachelor of Fashion (Design)|3年|CRICOS 0100709

  • 留学生学費:AUD 48,960/年(2027年)。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 151,019
  • キャンパス:ブランズウィック(メルボルン)/入学時期:2月・7月
  • 英語要件:IELTS 6.5(各バンド6.0以上)
  • 選考課題(ポートフォリオ)が必須。10〜15ページ・2〜3プロジェクト+150語の作文2本。詳細はこちら

Bachelor of Fashion (Enterprise)|3年

  • 留学生学費:AUD 48,960/年(2027年)── デザイン課程と同額
  • 扱う領域:ファッション・バイイング、マーチャンダイズ・プランニング、ブランド管理、デジタル/Eコマース、調達・物流、トレンド分析
  • 公式が挙げる進路:ファッションバイヤー、レンジプランナー、マーチャンダイズ・プランナー、リテール/Eコマースマネージャー、ブランドマネージャー、トレンドアナリスト

このほか Master of Fashion (Design)(2年・メルボルンシティ・2月入学のみ・AUD 45,120/年〈2027年〉・選考課題あり)と、Associate Degree in Fashion(2年・ブランズウィック)があります。

奨学金:ファッション課程が属するCollege of Design and Social Context(DSC)の留学生向けバーサリー AUD 5,000(一時金・学費に充当)が用意されています。国籍による制限は要項に記載がなく、日本のパスポートでも応募できます。要申請・先着順で、ほかのRMIT奨学金との併給はできません。※学費20%減額の Academic Merit Scholarship は東南アジア11ヶ国限定で、日本は対象外です。

向いている方:制作環境と業界での評価を重視する方、デザインとビジネスのどちらに進むか比較して決めたい方。

総額 最安トーレンス大学 Billy Blue College of Design / シドニー・メルボルン・ブリスベン

デザインに特化したカレッジです。学費総額がこのページで比べた中で最も安く、英語要件も低めで、実務時間が課程に明記されています。

Bachelor of Branded Fashion Design|3年(24科目)|CRICOS 090293C

  • 学費:1科目 AUD 4,688/年額の目安 AUD 37,500/総額 AUD 112,500(2026年 国際学生料金表)
  • 英語要件:IELTS 6.0(各バンド5.5以上)
  • キャンパス:シドニー/メルボルン/ブリスベン/オンライン
  • 実務:120時間のインターンまたは実案件(live brief)を課程内で経験
  • 奨学金:Motivational Scholarship で学費最大25%減額。対象パスポートは地域で指定されており、日本が属する East Asia が含まれます(要申請・枠数に上限あり)

ビジネス系の Bachelor of Fashion Marketing & Enterprise(3年・総額 AUD 112,500)、1年で修了する Diploma of Branded Fashion Design(AUD 37,500)もあります。

向いている方:費用を抑えたい方、英語要件を現実的な水準にしたい方、都市を選びたい方。

奨学金 自動審査スウィンバーン工科大学 / メルボルン(ホーソン)

サステナビリティとデジタル技術を軸にしたファッション課程です。留学生の出願が自動的に奨学金審査の対象になるため、別途申請の手間も、枠が埋まる心配もありません。

Bachelor of Design (Fashion)|3年|CRICOS 116377C

  • 留学生学費:AUD 41,110/年(2026年)。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 128,400
  • キャンパス:ホーソン(メルボルン)/入学時期:3月・8月
  • 英語要件:IELTS 6.0(各バンド6.0以上)
  • 実務学習:「guaranteed」と明記。実習・インターン・産学連携プロジェクトのいずれか
  • 奨学金:出願が自動的に審査対象となり、最大20%の学費減額(別途申請不要)
  • ポートフォリオ必須。5作品以上をPDF10ページ以内(20MB以内)+250語以内の文章、SlideRoom経由で提出

向いている方:奨学金を確実に押さえたい方(申請不要で自動審査されます)、実務学習が保証されている環境を求める方。

シドニーUTS(シドニー工科大学) / シドニー

シドニー中心部のシティキャンパスにあり、ファッションとテキスタイル(素材・プリント)を一体で扱うのが特徴です。

Bachelor of Design in Fashion and Textiles|3年|CRICOS 077334G

  • 学費:CRICOS登録の推定コース総額 AUD 146,445(3年・156週)。※UTSは留学生年額を課程ページで公表しておらず、学内の検索ツールで課程ごとに確認する方式です
  • 英語要件:IELTS 6.5(Writing 6.0以上)
  • 入学時期:Autumn(2月)・Spring(7月)
  • 高校を卒業してから時間が経っている方は、ポートフォリオと面接による選考枠での出願になります
  • 公式が挙げる進路:ファッションデザイナー、テキスタイルデザイナー、プリントデザイナー、パターンカッター、スタイリスト、トレンド予測、クリエイティブディレクター

ビジネス寄りの Bachelor of Fashion Business(3年・シティキャンパス)も開講しています。

向いている方:シドニーで学びたい方、素材・テキスタイルまで踏み込みたい方。

そのほかの選択肢

QUT(ブリスベン)|Bachelor of Design – International (Fashion Design)

4年制(208週)・ケルビングローブキャンパス・2月/7月入学。学費は 2026年 AUD 40,800/年、2027年 AUD 42,900/年。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 173,000 で、このページで比べた中では最も高くなります。英語要件は IELTS 6.5(各6.0)。卒業生は Design Institute of Australia(DIA)の会員資格を得られると公式が明記しています。

ホワイトハウス・インスティテュート・オブ・デザイン(シドニー・メルボルン・ブリスベン)

Bachelor of Design の中で入学時から Fashion Design を専攻する私立校。2年短縮制(6トリメスター・98週)で、2月・6月・9月入学。CRICOS登録の推定コース総額は AUD 127,596ATARの必須要件がなく、作品集・志望動機書・対面面接で選考します。※留学生の英語要件は公式ページ上で数値を確認できませんでした。要確認です。

RMIT Associate Degree in Fashion(2年・ブランズウィック)

2年課程で総額 AUD 39,360(2027年)。英語要件は IELTS 6.0(各5.5以上)と学士より低く、選考課題も不要です。デザイン&テクノロジー/ビジネス&リテールの専攻を選べます。学士への編入ルートはこちら

TAFE・専門課程(Diploma)

Billy Blue の Diploma of Branded Fashion Design(1年・AUD 37,500)など、1年で修了する職業課程もあります。費用と期間を抑えて業界に入る、あるいは学士への足がかりとして使う選択肢です。

※ 上記は2026年8月時点で各校が公表している情報にもとづく代表例です。学費・要件・募集状況は年度により変更されます。ご希望の分野・都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。

学費比較 ── 総額と修業年限

この分野は年額で比べると判断を誤ります。修業年限が2年・3年・4年とばらついているためです。ここではCRICOS(留学生向けコース登録)に登録された推定コース総額を共通のものさしとして並べました。

この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。主要校には日本のパスポートで応募できる奨学金があり、適用後は学費の順位が入れ替わります。たとえば UTS は定価ではスウィンバーンより約18,000高いのですが、UTSに30%が適用されると総額は約102,500となり、スウィンバーンの定価(128,400)を約26,000下回ります。実際にいくらになるかは奨学金のセクションで試算しています。
課程/学校 所在地 年数 学校公表の年額 CRICOS登録の推定総額
Bachelor of Branded Fashion Design
Billy Blue(トーレンス大学) 総額 最安
シドニー他 3年 AUD 37,500
2026年
AUD 112,500
Bachelor of Design(Fashion Design)
ホワイトハウス 最短
シドニー他 2年
98週
非公表
要確認
AUD 127,596
Bachelor of Design (Fashion)
スウィンバーン工科大学 奨学金 自動審査
メルボルン 3年 AUD 41,110
2026年
AUD 128,400
Bachelor of Design in Fashion and Textiles
UTS
シドニー 3年 非公表
要確認
AUD 146,445
Bachelor of Fashion (Design)
RMIT
メルボルン 3年 AUD 48,960
2027年
AUD 151,019
Bachelor of Design – International (Fashion Design)
QUT
ブリスベン 4年 AUD 40,800
2026年/2027年は42,900
AUD 173,000
この表の読み方について、2点おことわりします。
  • 学校公表の年額とCRICOS登録額は、必ずしも一致しません。たとえばRMITは2027年の年額 AUD 48,960 を公表していますが、3年分(146,880)とCRICOS登録額(149,760)にはずれがあります。改定の反映時期が異なるためで、どちらかが誤りというわけではありません。比較の基準を揃えるためCRICOS登録額を主に用い、学校公表額を併記しています。実際の請求額は履修する科目数で変わります
  • UTSとホワイトハウスは、留学生の年額を課程ページで公表していません。推測で数字を置かず、CRICOS登録額のみを記載しています

修業年限が、学費以上に効きます

QUTの4年制は、学費が1年分多いだけではありません。生活費も1年分多くかかります。学生ビザの申請では、生活費として単身で12ヶ月あたり AUD 29,710 を用意できることを示す必要があります(これは実際の生活費ではなく、ビザ審査上の基準額です)。この金額を年あたりの目安として置くと、学費と合わせた見え方はこう変わります。

  • Billy Blue(3年):学費 112,500 + 生活費の目安 約89,100 → 約 AUD 201,600
  • ホワイトハウス(98週=約1.9年):学費 127,596 + 生活費の目安 約55,900 → 約 AUD 183,500
  • RMIT(3年):学費 151,019 + 生活費の目安 約89,100 → 約 AUD 240,100
  • QUT(4年):学費 173,000 + 生活費の目安 約118,800 → 約 AUD 291,800
学費だけを見ると最安はBilly Blueですが、期間まで含めるとホワイトハウスの2年短縮制が最も軽くなります。ただし短縮制は1トリメスターあたりの負担が重く、アルバイトに割ける時間も減ります。金額だけで決められる話ではありません。
学費・生活費以外にかかる費用(目安)
  • 出願料:AUD 100〜150程度(学校により異なる)
  • 材料費・機材・ソフトウェア:ファッションは生地代・副資材・型紙用紙が継続的にかかります。制作課題の量は学校とカリキュラムで大きく変わるため、金額は志望校が決まった段階で確認します
  • OSHC(海外学生健康保険):加入は必須。金額は保険会社・期間により異なります
  • 学生ビザ申請料:2026年7月1日以降 AUD 2,500(主申請者)
※ ファッションは制作の実費が他分野より高くなりやすい分野です。学費だけで予算を組むと足が出ます。

奨学金 ── 申請不要か、要申請か

学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。この分野の奨学金は、金額の大きさより「出願するだけで自動的に審査されるもの」と「別途申請が必要で、枠数に上限があるもの」の違いのほうが実際には効きます。日本のパスポートで応募できるかどうかと合わせて整理します。

学校・奨学金 減額 日本のパスポートで応募できるか 申請
スウィンバーン工科大学
国際学生奨学金
学費 最大20% 国籍による制限は課程ページに示されていません 申請不要
出願が自動的に審査対象
UTS
Academic Excellence International ほか
学費 20〜30%
全額給付の枠もあり
地域限定のものと、限定のないものが並んでいます 申請不要
出願時に自動審査
Billy Blue(トーレンス大学)
Motivational Scholarship
学費 最大25% 対象パスポートは地域で指定されており、日本が属する East Asia が含まれます 要申請
枠数に上限あり
RMIT
College of Design and Social Context 学生バーサリー
AUD 5,000
一時金・学費に充当
国籍による制限の記載はありません。ファッション課程を含むDSCの課程が対象 要申請
先着順・併給不可
QUT
International Talent Scholarship
学費 20% 日本は対象国ですが、対象コース一覧はダブルディグリー中心で、単独の Bachelor of Design(Fashion Design)は見当たりません 申請不要
RMIT
Academic Merit Scholarship for South East Asia
学費 20% 対象はブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・東ティモール・ベトナムの11ヶ国で、日本は含まれません 要申請
Billy Blue(トーレンス大学)
Vogue Australia Design Scholarship
学費 50% 国内学生(豪州市民・永住者・NZ市民・人道ビザ保持者)限定。留学生は対象外と公式が明記 要申請

実際にいくら変わるのか

  • Billy Blueの学士(3年・総額 AUD 112,500)
    25%減額 → 約 AUD 84,400(28,100の差)。このページで比べた中で最も軽くなります
  • UTSの学士(3年・総額 AUD 146,445)
    30%減額 → 約 AUD 102,500(43,900の差)/20%減額 → 約 AUD 117,200
  • スウィンバーンの学士(3年・総額 AUD 128,400)
    20%減額 → 約 AUD 102,700(25,700の差)。申請不要で自動的に審査されるのが強みです
  • RMITの学士(3年・総額 AUD 151,019)
    デザイン学部バーサリー AUD 5,000 → 約 AUD 146,000。定率の減額ではないため、下がり幅は限定的です

ここで注目していただきたいのは、奨学金を適用すると学費の順位が入れ替わることです。定価ではスウィンバーン(128,400)よりUTS(146,445)のほうが約18,000高いのですが、UTSに30%が適用されると約102,500となり、スウィンバーンの定価を約26,000下回ります。逆にRMITは定価が最も高いうえ、減額が定率ではないため、適用後の差はさらに開きます。定価だけで判断すると、選択を誤ります。

この表を読むときの3つの注意点
  • 「申請不要」と「要申請」では、確実性が違います。スウィンバーンとUTSは出願が自動的に審査対象になります。一方、Billy Blueの25%は枠数に上限(limited quota)があり、RMITのバーサリーは先着順です。要申請のものを前提に資金計画を立てると、外れたときに困ります
  • 「%の減額」と「定額の一時金」は別物です。RMITのバーサリーは AUD 5,000 の一時金で、学費に充当されますが総額に対する比率は3%台にとどまります。またほかのRMIT奨学金との併給はできません
  • 募集内容は毎年改定されます。対象国・対象コース・金額・枠数は年度ごとに見直され、新設も停止もあります。出願年度の最新の募集要項を必ず確認する必要があります

アンアルウェンでは、ご相談の段階で「日本のパスポートで実際に応募できるものはどれか」「そのうち確実なものはどれか」を一件ずつ確認したうえでお伝えします。申請が必要なものの書類作成も、追加費用なしでサポートします。

ポートフォリオ ── 学校別に見る選考課題

この分野で最も多くの方がつまずくのがここです。ポートフォリオは「必要になってから作る」ものではありません。実際に何を求められるのか、公表されている要件をそのまま並べます。

RMIT|Bachelor of Fashion (Design) の選考課題

  • 作文2本(各150語以内) ── ①ファッションデザインを通して探究したいこと(社会・環境・政治的な問題や、概念的・文化的なテーマ)とその理由。②これまでの技能・興味・経験が、自分の創作とデザインへの向き合い方をどう形づくっているか
  • 作品集 10〜15ページ ── 2〜3プロジェクト。正規のデザイン教育で作ったものである必要はありません。趣味、ボランティア、仕事、旅の記録なども対象と明記されています
  • 各プロジェクトの構成の推奨 ── リサーチと着想(1〜2ページ)/アイデア展開・スケッチ(2〜3ページ)/素材や制作方法の探索・試作(1〜3ページ)/成果物の記録(1〜2ページ)。各プロジェクトに150語以内の説明文を付けます
  • 提出形式 ── PDF(10MB以内)に選考課題フォームを綴じて出願画面からアップロード。またはオンライン公開したURL(1ページに全作品が収まっていること)
  • AI利用の申告欄があります。画像・文章の生成にAIを使った場合は、どこで何を使ったかを100語以内で記載する必要があります

スウィンバーン|Bachelor of Design (Fashion)

  • 最低5点の創作物を1つのPDF(10ページ以内・20MB以内)にまとめて提出
  • 250語以内の文章を添える
  • 提出は SlideRoom 経由

そのほかの学校

ホワイトハウス

ATARの必須要件を設けず、作品集・志望動機書・対面面接で選考します。作品集では「デザインへの理解」「現在のデザイン業界とのつながり」「学ぶ意欲と、自分でアイデアを探究する力」を見ると明記しています。

UTS

高校を卒業してから時間が経っている方(non-current school leavers)は、学業成績による選考か、ポートフォリオと面接による選考かのいずれかで評価されます。

未経験の方へ。ファッション系の学校を出ていなくても、ポートフォリオは作れます。RMITは「趣味、ボランティア、有給の仕事、その他デザインやファッションに関わる経験が見て取れるあらゆる活動」を作品の対象として明記しています。1着の服、1つの作品、映像や出版物、ワークショップや旅の記録でも構いません。重要なのはリサーチ → 展開 → 試作 → 成果物という流れを、1本の筋として見せることです。何をテーマにすべきかは、志望校が決まった段階で具体的にご提案します。

入学条件・英語力の目安

学校・課程 学歴要件 英語の目安 ポートフォリオ
RMIT(学士) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5
各バンド6.0以上
必須
UTS(学士) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5
Writing 6.0以上
選考枠あり
ポートフォリオ+面接
QUT(学士・4年) 高校卒業+進学要件 IELTS 6.5
各バンド6.0以上
公式ページに明記なし
要確認
スウィンバーン工科大学(学士) 高校卒業程度 IELTS 6.0
各バンド6.0以上
必須
Billy Blue(トーレンス大学) 高校卒業程度 IELTS 6.0
各バンド5.5以上
公式ページに明記なし
RMIT Associate Degree(2年) 高校卒業(平均60%以上) IELTS 6.0
各バンド5.5以上
不要
英語要件は IELTS 6.0〜6.5 が基準線です。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。
※ ファッション系はクリティーク(講評)で自分の作品を英語で説明する場面が繰り返しあります。入学後に苦労するのは読み書きよりスピーキングです。要件を満たすことと授業についていくことは別だとお考えください。
※ 各校の正確な英語要件・ポートフォリオ要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。

高校の成績に自信がない場合のルート

「高校の成績が足りない」「文系だったので作品がない」という理由で諦める必要はありません。2年課程から入って学士へ編入するルートが用意されています。

RMITAssociate Degree in Fashion → Bachelor of Fashion (Design)

語学学校

IELTS 6.0 未満の場合

Associate Degree

2年・ブランズウィック
IELTS 6.0/選考課題なし

編入出願

最終学期に出願
選考課題の審査あり

学士(3年)

3学期分の単位免除
=144単位

Associate Degree の学費:AUD 39,360(2年総額・2027年)。編入が認められた場合、学士の3学期分(144単位)が免除されます。ただし編入は保証されておらず、選考課題の審査を通る必要があります。「入ってしまえば自動で上がれる」制度ではない点は、正確に押さえておいてください。
Billy BlueDiploma → Bachelor

語学学校

IELTS 6.0 未満の場合

Diploma

1年・8科目
AUD 37,500

Bachelor

3年・24科目
総額 AUD 112,500

Diploma of Branded Fashion Design は1年・8科目で AUD 37,500。学士と同じ1科目あたり AUD 4,688 の単価で構成されているため、費用の見通しが立てやすい形です。※単位認定の範囲は個別審査です。何科目分が認められるかは出願時に確認します。

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01 デザインか、ビジネスか

最初に決めるべき点です。RMITもBilly BlueもUTSも、デザイン系とビジネス系を別課程として持っています。途中で気づいて変えると、時間と費用が余計にかかります。

02 修業年限(2年・3年・4年)

ここが総額を決めます。QUTの4年制とホワイトハウスの2年短縮制では、学費と生活費を合わせて10万豪ドル以上の差が出ます。

03 ポートフォリオの要否と締切

必要な場合、準備に数ヶ月かかります。ここを見落とすと渡航が1年遅れます。出願計画に必ず組み込んでください。

04 奨学金が「申請不要か」

金額の大きさではなく、出願だけで自動審査されるか、要申請で枠数に上限があるかで見てください。確実性がまるで違います。

05 実習・実案件の量

Billy Blueの120時間、スウィンバーンの「guaranteed」な実務学習など、課程に明記されているかを確認します。卒業時のポートフォリオの厚みが変わります。

06 工房と設備

ミシン、パターン台、裁断台、プリント設備、素材ラボ。ファッションは設備の有無が制作の質を直接決めます。資料だけでは分かりません。

卒業後の進路・職種例

ファッションデザイナー

アパレルブランド、独立レーベル、テクニカルデザイン。スウィンバーンは「インハウスまたはフリーランス」「スタートアップのデザイナー」を進路として挙げています。

パターンメーカー/テクニカルデザイナー

設計と型紙の職種。手の技術がそのまま職能になる領域で、経験が積み上がりやすい進路です。

テキスタイル/プリントデザイナー

生地・柄・素材の開発。UTSが課程名に「Textiles」を掲げているとおり、素材から入る進路です。

ファッションバイヤー/マーチャンダイザー

仕入れとレンジ計画。RMITの Bachelor of Fashion (Enterprise) が正面から扱う領域で、ビザ制度上も選択肢が広い進路です(ビザの項参照)。

スタイリスト/クリエイティブディレクター

撮影・広告・メディアの演出。ホワイトハウスは Creative Direction & Styling を独立した専攻として持っています。

ブランドマネージャー/Eコマース

ブランド運営とデジタル販売。RMITのエンタープライズ課程、Billy Blueの Fashion Marketing & Enterprise が対応します。

オーストラリア国内の職業データについて(Jobs and Skills Australia)
  • ファッションデザイナーとして働く人は約3,700人(2021年国勢調査)。職種としては規模の小さい部類に入ります
  • 学歴は学士以上が44.6%、ディプロマ・アドバンストディプロマを含めると71.4%学位がなくても就ける職種ではありますが、実際には大半が高等教育を経ています
  • 女性が86%(全職種平均は49%)、年齢の中央値は37歳(全職種平均は40歳)
※ 求人数の見通し(年間成長率)や賃金の中央値は、この職種については公表されていません(「N/A」表示)。公表されていない数値を推定して書くことはしません。
在学中の実績が、そのまま職歴になります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は制限なく働けます。ファッションは小規模ブランドのアシスタント、縫製・サンプル制作、リテール、スタイリングの現場など、学生のうちから入り口のある業界です。卒業時に「学校の課題しかない人」と「現場を数件経験している人」では、就職活動の結果が変わります。

ビザ・永住ルート

ここは期待を持たせない書き方をします。この分野は、永住を主目的にするには不利だからです。事実と制約を分けて整理します。

事実として言えること

  • 学士・修士(コースワーク)の修了者は、卒業生ビザ(サブクラス485)でおおむね2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。この期間に実務経験を積むことができます
  • Fashion Designer(ANZSCO 232311)は STSOL(短期技能職業リスト)に掲載されており、内務省の職業検索では190(州・準州指名)、491(地方指名)、489、494、407 が対象ビザとして示されています
  • 技能評価機関は VETASSESS。この職種は Group B に分類され、標準的な経路ではAQF学士相当以上の学歴+直近5年以内に1年以上の関連実務経験(週20時間以上)が求められます

同時に、押さえておくべき制約

  • Fashion Designer は Core Skills Occupation List(CSOL)に掲載されていません。CSOLは2024年12月に導入された456職種のリストで、技能不足ビザ(482・Core Skillsストリーム)と雇用主指名(186・ダイレクトエントリー)で使われます。掲載がない以上、これらのビザの対象にはなりません
  • 技能独立ビザ(189)の対象でもありません。189はMLTSSL掲載職種が対象で、Fashion Designer は含まれていません。州・準州の指名を受ける190/491が、残された道筋です
  • どの州がこの職種を指名するかは毎年変わります。州の指名リストは年度ごとに改定され、募集を停止することもあります。「◯◯州なら大丈夫」と現時点で断定できる情報はありません
  • 一方で、Retail Buyer(ANZSCO 639211)はCSOLに掲載されています。そのほか Interior Designer(232511)、Multimedia Designer(232413)、Jewellery Designer(232313)、Illustrator(232412)、Marketing Specialist(225113)も掲載されています。ファッション産業に関わる職の中でも、バイイング・マーケティング寄りに進むほど制度上の選択肢は広がります
結論として、この分野で永住を目指す場合の現実的な整理はこうなります。デザイナー職一本で組み立てるのではなく、バイヤー・マーチャンダイザー・マーケティングといった隣接職での可能性も並行して考えること。そのうえで、州指名の要件は毎年変わるため、出願時点ではなく、卒業が近づいた時点の最新の制度で判断することです。
アンアルウェンでは可能性と不確実性の両方をお伝えしたうえで、必要に応じて登録移民代理人(MARA)へおつなぎします。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

出願から出発までの流れ

ステップ 内容 目安時期
01 無料カウンセリングデザイン系かビジネス系か、修業年限、予算、英語力から候補を絞ります開始12〜15ヶ月前
02 ポートフォリオの制作開始この分野で最も時間を要する工程です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上。作品がゼロからでも取り組めます8〜12ヶ月前
03 英語スコアの計画IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます6〜12ヶ月前
04 学校の選定・出願総額・年数・実習・奨学金の適用可否で候補を確定し、出願書類と作品集を整えます4〜8ヶ月前
05 奨学金の確認・申請日本のパスポートで応募できるものを一件ずつ確認し、要申請のものは書類を作成します4〜8ヶ月前
06 オファー受領・学生ビザ申請COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート2〜5ヶ月前
07 滞在先・保険・出発準備住居手配、OSHC加入、道具・材料の準備、出発前オリエンテーション1〜3ヶ月前
この分野は、他分野より準備期間を長く取る必要があります。ポートフォリオの制作に数ヶ月かかるためです。「渡航の1年前」ではなく「1年3ヶ月前」からのご相談をおすすめしています。なお、ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。逆算の目安としてお考えください。

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。

04

スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。工房やミシン・裁断設備の充実度は、資料だけではわかりません。

05

2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。デザイン・クリエイティブ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。

06

メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「その奨学金は枠数に上限があるので、当てにした資金計画は危険です」「Fashion Designer は189の対象ではありません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

アンアルウェンを利用するメリット・無料サポート内容

アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート(無料)
  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション
渡航後サポート(無料)
  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

オーストラリア ファッションデザイン留学 よくある質問

未経験でも入れますか?服を作った経験がありません。

入れます。ただしポートフォリオ(作品集)は必要です。ここで誤解されやすいのですが、求められているのは「完成度の高い服」ではありません。RMITは選考課題の説明で、作品の対象として「正規の学習で作ったものに限らず、趣味、ボランティア、有給の仕事、その他ファッションやデザインに関わる経験が見て取れるあらゆる活動」を明記しています。1つの作品、映像や出版物、ワークショップや旅の記録でも構いません。重要なのはリサーチ → アイデア展開 → 素材や制作方法の探索 → 成果物という流れを1本の筋として見せることです。何をテーマにすべきかは、志望校が決まった段階で具体的にご提案します。

ポートフォリオはどのくらい前から準備すればいいですか?

渡航の1年前から取りかかることをおすすめしています。要求量が具体的だからです。RMITは10〜15ページ・2〜3プロジェクトで、各プロジェクトに150語の説明文と、リサーチ・展開・試作・成果物の4段階の記録を求めます。スウィンバーン最低5点の作品と250語の文章です。1プロジェクトを筋道立てて作るだけでも数週間かかるため、「出願の3ヶ月前から」では間に合わないことがほとんどです。なおRMITにはAI利用の申告欄があり、画像や文章の生成にAIを使った場合は100語以内で申告する必要があります。

どの学校がいいですか?

優先するものによって変わります。業界での評価と制作環境ならRMIT(QS分野別2026 Art & Design で世界19位・国内1位)。費用を抑えるならBilly Blue(トーレンス大学)(総額 AUD 112,500・IELTS 6.0)。奨学金で国籍に弾かれたくないならスウィンバーン(出願が自動的に審査対象・最大20%)。素材やテキスタイルまで学びたいならUTS期間を短くしたいならホワイトハウス(2年短縮制)。QUTは4年制で総額が最も高くなるため、ブリスベンで学びたい理由が明確な方に向きます。

学費はいくらかかりますか?

学士の学費総額はAUD 112,500〜173,000(CRICOS登録の推定コース総額)です。最も安いのがBilly Blue112,500(3年)、最も高いのがQUT173,000(4年)で、差は AUD 60,500 です。この差の大部分は修業年限の違いから来ています。加えて生活費が必要で、学生ビザの申請では単身で12ヶ月あたり AUD 29,710 を用意できることを示す必要があります(これは実際の生活費ではなく審査上の基準額です)。4年制を選ぶと、生活費も1年分多くかかります。ほかに学生ビザ申請料(2026年7月1日以降 AUD 2,500)、OSHC、材料費がかかります。

奨学金はもらえますか?

もらえます。主要校には日本のパスポートで応募できるものがあります。ただし「申請不要で自動審査されるもの」と「要申請で枠数に上限があるもの」を分けて考えてください。申請不要なのはスウィンバーン(学費最大20%)とUTS(学費20〜30%・全額給付の枠もあり)で、出願がそのまま審査対象になります。要申請なのがBilly Blueの Motivational Scholarship(学費最大25%・対象パスポートは地域指定で日本が属する East Asia を含みます・枠数に上限あり)と、RMITのデザイン学部バーサリー(AUD 5,000の一時金・国籍制限の記載なし・先着順・併給不可)です。一方で対象外なのは、RMITの学費20%減額(東南アジア11ヶ国限定)と Vogue Australia奨学金(国内学生限定)。適用後は学費の順位が入れ替わるため、奨学金のセクションで試算しています。

高校の成績が足りません。方法はありますか?

あります。RMITAssociate Degree in Fashion(2年・ブランズウィック)は英語要件が IELTS 6.0(各5.5以上)と学士より低く、選考課題も不要です。最終学期に Bachelor of Fashion (Design) へ出願でき、認められれば3学期分(144単位)の免除を受けられます。ただし編入は保証されておらず、選考課題の審査を通る必要があります。またBilly BlueDiploma of Branded Fashion Design(1年・AUD 37,500)も足がかりになります。ホワイトハウスはATARの必須要件を設けず、作品集と対面面接で選考するため、成績以外で評価されたい方に向きます。

在学中にファッション関係の仕事はできますか?

できます。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく就労できます。「週20時間まで」という説明は古い情報です。ファッションは小規模ブランドのアシスタント、サンプル縫製、リテール、スタイリングの現場など、学生のうちから入り口がある業界です。加えて、Billy Blue120時間のインターンまたは実案件を課程に組み込んでおり、スウィンバーンも実務学習を「guaranteed」と明記しています。卒業時に現場経験があるかどうかで、就職活動の結果は変わります。

卒業後、オーストラリアで働けますか?永住は目指せますか?

働けます。学士・修士の修了者は卒業生ビザ(サブクラス485)で約2年間就労できます(申請時 原則35歳以下)。ただし永住については率直に申し上げて、この分野は不利です。Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCore Skills Occupation List(CSOL)に掲載されておらず、技能不足ビザ(482・Core Skills)と雇用主指名(186・ダイレクトエントリー)の対象になりません。技能独立ビザ(189)の対象でもなく、残るのは州・準州の指名を受ける190/491です。どの州が指名するかは毎年変わります。一方でRetail Buyer(639211)はCSOLに掲載されているため、バイイングやマーケティング寄りに進むと制度上の選択肢は広がります。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。

帰国後、日本の就職で活かせますか?

活かせます。この分野では学位より作品が見られるため、留学中に何を作り、どんな現場に関わったかが問われます。オーストラリアの課程はリサーチとコンセプトの言語化、実案件(live brief)、英語での講評を中心に据えているため、そのプロセスをそのまま説明できることが強みになります。加えて、英語で仕事ができるデザイナー・バイヤーは日本でも限られています。RMITのように国際的な評価が確立している大学であれば、学校名も一定の説得力を持ちます。

エージェントを通すと費用は高くなりますか?

いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、ポートフォリオ提出の段取り、奨学金の確認と申請、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。なお、学校が定める出願料(AUD 100〜150程度)は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

ファッションデザインと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

デザイン

グラフィック、UI/UX、インテリア、インダストリアルを含むデザイン分野全体のページ。ファッションに絞りきれていない場合は、まずこちらで領域を比べてください。

マーケティング

ブランディングと広告の上流を扱う分野。バイヤー・マーチャンダイザー・ブランドマネージャーを目指す場合、こちらの選択肢も重なります。

ビジネス留学

将来ブランドの立ち上げや独立を視野に入れる場合、経営・財務の基礎を学ぶ選択肢になります。

イベントマネジメント

ファッションショー、展示会、ポップアップの運営。作る側ではなく、見せる場をつくる側に関心がある場合の隣接分野です。

まずは、ポートフォリオの話から始めましょう。
相談・お見積りはすべて無料です。

「作品がゼロだけど間に合う?」「デザインとビジネス、どっちを選べばいい?」「その奨学金、日本人でも応募できるの?」
この分野は準備を始めた時期が、行ける学校を決めます。だからこそ、早い段階で全体像を持っておく価値があります。無料相談・無理な勧誘は一切ありません。
※サポートは毎月12名様限定です。お早めにご連絡ください。

このページについて
最終更新日:2026年8月6日 / 執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・選考課題・奨学金・職業リストは、各大学・カレッジ、CRICOS(留学生向けコース登録)、Jobs and Skills Australia、および内務省の公式情報をもとに、アンアルウェンが2026年8月時点で確認・翻訳・整理したものです。学費は、比較の基準を揃えるためCRICOSに登録された「推定コース総額」を主に用い、各校が課程ページで公表する年額を併記しました。UTSとホワイトハウス・インスティテュートの留学生年額、ホワイトハウスの英語要件、QUTのポートフォリオ要件など、公式ページ上で数値を確認できなかった項目は「非公表/要確認」とし、推測での記載はしていません。学費・入学要件・奨学金の対象国・職業リスト・ビザ関連の金額は年度により変更されます。出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※生活費として記載した AUD 29,710 は、学生ビザ申請時に示す必要がある財政能力の基準額(単身・12ヶ月)であり、実際にかかる生活費とは異なります。
※奨学金の対象国・対象コース・金額は各校が公表している要項の記載にもとづきます。トーレンス大学(Billy Blue)の Motivational Scholarship は対象を地域名(East Asia など)で指定しており、個別の国名一覧は公開されていません。本ページでは日本が East Asia に含まれるものとして記載していますが、枠数に上限があるため、応募可否と適用の可否は出願時に学校へ確認します。
※ビザおよび移住に関する最終的な判断・申請代理は、登録移民代理人(MARA)の業務範囲です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。
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