学校比較 / 学費総額 / ポートフォリオ / 奨学金
この分野には、他の学部にはない特徴が3つあります。 ほとんどの学校で出願にポートフォリオ(選考課題)が必要なこと、 修業年限が2年から4年までばらついていて、それが総額を大きく変えること、 そして奨学金が「申請不要の自動審査」と「要申請・枠数限定」に分かれることです。
Summary — 3分でわかる
RMITは10〜15ページの作品集と2本の作文、スウィンバーンは5作品以上と250語の文章、ホワイトハウスは作品集に加えて対面面接まで課します。準備には数ヶ月かかるため、ここを見落とすと渡航が1年遅れます。
学費総額の最安は Billy Blue の AUD 112,500、最高は QUT の AUD 173,000。差は AUD 60,500 です。QUTだけが4年制で、生活費も1年分多くかかります。
スウィンバーン(最大20%)とUTS(20〜30%)は出願するだけで自動的に審査されます。Billy Blueの最大25%とRMITのバーサリーは日本のパスポートで応募できますが、要申請で枠数に上限があります。
RMITには Bachelor of Fashion (Design) と Bachelor of Fashion (Enterprise)(バイイング・マーチャンダイジング)が別課程として並んでおり、学費は同じです。どちらに進むかで、卒業後の職種も永住の可能性も変わります。
Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCSOLに掲載されておらず、技能独立ビザ(189)の対象でもありません。残る道筋は州・準州の指名を受ける190/491です。一方で Retail Buyer(639211)はCSOLに掲載されています。
RMITはQS分野別2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位。この分野は最終的にポートフォリオで評価されるため、在学中に何を作ったかが、学位そのものより長く効きます。
職業リスト・州指名の条件は毎年見直されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。01 — What you study
「服のデザイン画を描く勉強」を想像していると、実際のカリキュラムとはかなり違います。 オーストラリアの学士課程で中心になるのは、調べる・作る・壊す・説明するの反復です。 RMITの Bachelor of Fashion (Design) は、パターンメイキング、縫製、素材の探索、デザイン展開を手を動かして学ぶ構成です。
そのため、描画力そのものより「なぜこの形にしたのかを、調査の過程まで含めて説明できるか」が問われます。 これは出願の段階から一貫していて、RMITの選考課題では作品ごとに「探究したい課題・着想」を150語以内で書くことが求められます。 技術と同じくらい、考えを言葉にする力が評価されます。
パターンメイキング、トワル組み、縫製、素材のテスト。RMITもスウィンバーンも、この工程を課程の中心に置いています。デジタルだけでは完結しない分野です。
社会・環境・文化のどこに問題を見出すか。RMITの選考課題が最初に問うのもここです。調べていない作品は、完成度が高くても評価されません。
自分の作品を人前で説明し、批評を受け、作り直す。入学後にいちばん苦労するのは、読み書きよりスピーキングです。
この分野では、卒業証書よりポートフォリオが評価されます。採用の場で見られるのは「どの学校を出たか」ではなく「何を作ったか」。だからこそ、在学中にどれだけ実案件に関われるかが学校選びの実質的な基準になります。Billy Blue(トーレンス大学)のように120時間のインターンまたは実案件(live brief)を課程に組み込んでいる学校は、その点で有利です。
02 — Design or business
ファッション業界の仕事は、作る側と売る・仕入れる・企画する側に大きく分かれます。 オーストラリアの学校はこれを別々の課程として用意していることが多く、出願の時点でどちらかを選ぶことになります。学費が同じでも、3年後に就ける仕事が変わります。
RMIT Bachelor of Fashion (Design)/スウィンバーン Bachelor of Design (Fashion)/Billy Blue Bachelor of Branded Fashion Design/UTS Bachelor of Design in Fashion and Textiles。パターン、素材、コレクション制作が中心です。
RMIT Bachelor of Fashion (Enterprise)/Billy Blue Bachelor of Fashion Marketing & Enterprise/UTS Bachelor of Fashion Business。バイイング、マーチャンダイズ・プランニング、ブランド管理、Eコマース、トレンド分析を扱います。
UTSは課程名が「Fashion and Textiles」で、生地・プリント・素材開発まで含みます。プリントデザイナーやテキスタイルデザイナーを進路として明示しています。
ホワイトハウス・インスティテュートは Fashion Design のほかに Creative Direction & Styling を専攻として持ち、入学時から専攻が分かれます。
永住まで視野に入れる場合、この選択は無視できません。Fashion Designer(ANZSCO 232311)はCSOLに載っていませんが、Retail Buyer(639211)はCSOLに掲載されています。つまりバイヤー職はビザ制度上の選択肢が広いということです。ただし職業リストは毎年見直されるため、今日の掲載状況が数年後も同じである保証はありません。詳しくはビザ・永住ルートをご覧ください。
03 — Why Australia
RMIT は QS World University Rankings by Subject 2026(Art & Design)で世界19位・オーストラリア1位にランクインしています。ファッション課程はメルボルン市街から少し北のブランズウィック(Brunswick)キャンパスに置かれ、工房と制作設備を中心にした構成です。
Billy Blue(トーレンス大学)は120時間のインターンまたは実案件(live brief)を在学中に必ず経験する構成です。スウィンバーンも実務学習(Work Integrated Learning)を「guaranteed」と明記しています。学生のうちに実案件をポートフォリオに入れられるのは、この分野では決定的な差になります。
ファッションデザインの学士は IELTS 6.0〜6.5 が目安です。看護(7.0以上)や教員課程のように資格登録の英語基準が二重にかかる分野と違い、学校の要件を満たせば出願できます。スウィンバーンとBilly Blueは 6.0 から出願できます。
カウンセラーから、ひとつ補足を。ファッションデザイン留学のご相談で、いちばん多くお伝えしているのは「ポートフォリオの準備を先に始めてください」ということです。他の分野なら、学校を決めてから出願書類を揃えれば間に合います。ところがこの分野は、ポートフォリオそのものが出願要件です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上を求めます。これを数週間で用意するのは、経験のある方でも簡単ではありません。
もうひとつお伝えしているのは、奨学金は「金額の大きさ」より「申請不要か、要申請か」で見てくださいということです。この分野には日本のパスポートで応募できるものが複数ありますが、出願するだけで自動的に審査されるものと、別途申請が必要で枠数に上限があるものが混在しています。後者を前提に資金計画を立てると、外れたときに困ります。
04 — Schools
オーストラリアのファッション教育を代表する大学です。QS分野別2026(Art & Design)で世界19位・国内1位。デザイン系とビジネス系の学士が別課程として並んでいるのが特徴で、学費は同額です。
※学費20%減額の Academic Merit Scholarship は東南アジア11ヶ国限定で、日本は対象外です。
RMITのページデザインに特化したカレッジです。学費総額がこのページで比べた中で最も安く、英語要件も低めで、実務時間が課程に明記されています。
サステナビリティとデジタル技術を軸にしたファッション課程です。留学生の出願が自動的に奨学金審査の対象になるため、別途申請の手間も、枠が埋まる心配もありません。
シドニー中心部のシティキャンパスにあり、ファッションとテキスタイル(素材・プリント)を一体で扱うのが特徴です。
※UTSは留学生の年額を課程ページで公表しておらず、学内の検索ツールで課程ごとに確認する方式です。
UTSのページ※ 上記は2026年8月時点で各校が公表している情報にもとづく代表例です。学費・要件・募集状況は年度により変更されます。ご希望の分野・都市・予算に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。
05 — Tuition
この分野は年額で比べると判断を誤ります。修業年限が2年・3年・4年とばらついているためです。 ここではCRICOS(留学生向けコース登録)に登録された推定コース総額を共通のものさしとして並べました。 この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。
| 課程/学校 | 所在地 | 年数 | 学校公表の年額 | CRICOS登録の推定総額 |
|---|---|---|---|---|
| Bachelor of Branded Fashion Design Billy Blue(トーレンス大学) |
シドニー他 | 3年 | AUD 37,500 2026年 |
AUD 112,500 奨学金25%なら 約 84,400 |
| Bachelor of Design(Fashion Design) ホワイトハウス/最短 |
シドニー他 | 2年 98週 | 非公表 要確認 |
AUD 127,596 |
| Bachelor of Design (Fashion) スウィンバーン工科大学 |
メルボルン | 3年 | AUD 41,110 2026年 |
AUD 128,400 奨学金20%(申請不要)で 約 102,700 |
| Bachelor of Design in Fashion and Textiles UTS |
シドニー | 3年 | 非公表 要確認 |
AUD 146,445 奨学金30%(申請不要)で 約 102,500 |
| Bachelor of Fashion (Design) RMIT |
メルボルン | 3年 | AUD 48,960 2027年 |
AUD 151,019 バーサリー 5,000 で 約 146,000 |
| Bachelor of Design – International (Fashion Design) QUT |
ブリスベン | 4年 | AUD 40,800 2026年/2027年は42,900 |
AUD 173,000 |
この表の読み方について、2点おことわりします。
① 学校公表の年額とCRICOS登録額は、必ずしも一致しません。改定の反映時期が異なるためで、どちらかが誤りというわけではありません。比較の基準を揃えるためCRICOS登録額を主に用い、学校公表額を併記しています。実際の請求額は履修する科目数で変わります。
② UTSとホワイトハウスは、留学生の年額を課程ページで公表していません。推測で数字を置かず、CRICOS登録額のみを記載しています。
QUTの4年制は、学費が1年分多いだけではありません。生活費も1年分多くかかります。 学生ビザの申請では、生活費として単身で12ヶ月あたり AUD 29,710 を用意できることを示す必要があります(これは実際の生活費ではなく、ビザ審査上の基準額です)。この金額を年あたりの目安として置くと、学費と合わせた見え方はこう変わります。
学費だけを見ると最安はBilly Blueですが、期間まで含めるとホワイトハウスの2年短縮制が最も軽くなります。ただし短縮制は1トリメスターあたりの負担が重く、アルバイトに割ける時間も減ります。金額だけで決められる話ではありません。
学費・生活費の基準額はいずれも年度ごとに改定されます。上記は2026年時点の公表情報にもとづく目安であり、出願時点の金額は必ず個別にご確認ください。※ ファッションは制作の実費が他分野より高くなりやすい分野です。学費だけで予算を組むと足が出ます。
06 — Scholarships
学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。 この分野の奨学金は、金額の大きさより「出願するだけで自動的に審査されるもの」と「別途申請が必要で、枠数に上限があるもの」の違いのほうが実際には効きます。
| 学校・奨学金 | 減額 | 日本のパスポートで応募できるか | 申請 |
|---|---|---|---|
| スウィンバーン工科大学 国際学生奨学金 |
学費 最大20% | 可 国籍による制限は課程ページに示されていません |
申請不要 出願が自動的に審査対象 |
| UTS Academic Excellence International ほか |
学費 20〜30% 全額給付の枠もあり |
可 地域限定のものと、限定のないものが並んでいます |
申請不要 出願時に自動審査 |
| Billy Blue(トーレンス大学) Motivational Scholarship |
学費 最大25% | 可 対象は地域指定。日本が属する East Asia が含まれます |
要申請 枠数に上限あり |
| RMIT College of Design and Social Context 学生バーサリー |
AUD 5,000 一時金・学費に充当 |
可 国籍による制限の記載はありません |
要申請 先着順・併給不可 |
| QUT International Talent Scholarship |
学費 20% | 要確認 日本は対象国ですが、対象コース一覧にBachelor of Design(Fashion Design)は見当たりません |
申請不要 |
| RMIT Academic Merit Scholarship for South East Asia |
学費 20% | 不可 対象は東南アジア11ヶ国で、日本は含まれません |
要申請 |
| Billy Blue Vogue Australia Design Scholarship |
学費 50% | 不可 国内学生限定。留学生は対象外と公式が明記 |
要申請 |
奨学金を適用すると、学費の順位が入れ替わります。定価ではスウィンバーン(128,400)よりUTS(146,445)のほうが約18,000高いのですが、UTSに30%が適用されると約102,500となり、スウィンバーンの定価を約26,000下回ります。逆にRMITは定価が最も高いうえ、減額が定率ではないため、適用後の差はさらに開きます。定価だけで判断すると、選択を誤ります。
アンアルウェンでは、ご相談の段階で「日本のパスポートで実際に応募できるものはどれか」「そのうち確実なものはどれか」を一件ずつ確認したうえでお伝えします。申請が必要なものの書類作成も、追加費用なしでサポートします。
07 — Portfolio
この分野で最も多くの方がつまずくのがここです。ポートフォリオは「必要になってから作る」ものではありません。実際に何を求められるのか、公表されている要件をそのまま並べます。
未経験の方へ。ファッション系の学校を出ていなくても、ポートフォリオは作れます。RMITは「趣味、ボランティア、有給の仕事、その他デザインやファッションに関わる経験が見て取れるあらゆる活動」を作品の対象として明記しています。1着の服、1つの作品、映像や出版物、ワークショップや旅の記録でも構いません。重要なのはリサーチ → 展開 → 試作 → 成果物という流れを、1本の筋として見せることです。何をテーマにすべきかは、志望校が決まった段階で具体的にご提案します。
選考課題の要件(ページ数・語数・提出形式・AI利用の申告)は年度ごとに改定されます。出願年度の最新の要項を必ずご確認ください。08 — Entry requirements
| 学校・課程 | 学歴要件 | 英語の目安 | ポートフォリオ |
|---|---|---|---|
| RMIT(学士) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 各バンド6.0以上 | 必須 |
| UTS(学士) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 Writing 6.0以上 | 選考枠あり ポートフォリオ+面接 |
| QUT(学士・4年) | 高校卒業+進学要件 | IELTS 6.5 各バンド6.0以上 | 公式ページに明記なし 要確認 |
| スウィンバーン工科大学(学士) | 高校卒業程度 | IELTS 6.0 各バンド6.0以上 | 必須 |
| Billy Blue(トーレンス大学) | 高校卒業程度 | IELTS 6.0 各バンド5.5以上 | 公式ページに明記なし |
| RMIT Associate Degree(2年) | 高校卒業(平均60%以上) | IELTS 6.0 各バンド5.5以上 | 不要 |
英語要件は IELTS 6.0〜6.5 が基準線です。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。
※ ファッション系はクリティーク(講評)で自分の作品を英語で説明する場面が繰り返しあります。入学後に苦労するのは読み書きよりスピーキングです。要件を満たすことと授業についていくことは別だとお考えください。
※ 各校の正確な英語要件・ポートフォリオ要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。
09 — Pathways
「高校の成績が足りない」「文系だったので作品がない」という理由で諦める必要はありません。2年課程から入って学士へ編入するルートが用意されています。
Associate Degree の学費:AUD 39,360(2年総額・2027年)。編入が認められた場合、学士の3学期分(144単位)が免除されます。ただし編入は保証されておらず、選考課題の審査を通る必要があります。「入ってしまえば自動で上がれる」制度ではない点は、正確に押さえておいてください。
Diploma of Branded Fashion Design は1年・8科目で AUD 37,500。学士と同じ1科目あたり AUD 4,688 の単価で構成されているため、費用の見通しが立てやすい形です。※単位認定の範囲は個別審査です。
10 — How to choose
最初に決めるべき点です。RMITもBilly BlueもUTSも、デザイン系とビジネス系を別課程として持っています。途中で気づいて変えると、時間と費用が余計にかかります。
ここが総額を決めます。QUTの4年制とホワイトハウスの2年短縮制では、学費と生活費を合わせて10万豪ドル以上の差が出ます。
必要な場合、準備に数ヶ月かかります。ここを見落とすと渡航が1年遅れます。出願計画に必ず組み込んでください。
金額の大きさではなく、出願だけで自動審査されるか、要申請で枠数に上限があるかで見てください。確実性がまるで違います。
Billy Blueの120時間、スウィンバーンの「guaranteed」な実務学習など、課程に明記されているかを確認します。卒業時のポートフォリオの厚みが変わります。
ミシン、パターン台、裁断台、プリント設備、素材ラボ。ファッションは設備の有無が制作の質を直接決めます。資料だけでは分かりません。
11 — Careers
アパレルブランド、独立レーベル、テクニカルデザイン。スウィンバーンは「インハウスまたはフリーランス」「スタートアップのデザイナー」を進路として挙げています。
設計と型紙の職種。手の技術がそのまま職能になる領域で、経験が積み上がりやすい進路です。
生地・柄・素材の開発。UTSが課程名に「Textiles」を掲げているとおり、素材から入る進路です。
仕入れとレンジ計画。RMITの Bachelor of Fashion (Enterprise) が正面から扱う領域で、ビザ制度上も選択肢が広い進路です(ビザの項参照)。
撮影・広告・メディアの演出。ホワイトハウスは Creative Direction & Styling を独立した専攻として持っています。
ブランド運営とデジタル販売。RMITのエンタープライズ課程、Billy Blueの Fashion Marketing & Enterprise が対応します。
在学中の実績が、そのまま職歴になります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は制限なく働けます。ファッションは小規模ブランドのアシスタント、縫製・サンプル制作、リテール、スタイリングの現場など、学生のうちから入り口のある業界です。卒業時に「学校の課題しかない人」と「現場を数件経験している人」では、就職活動の結果が変わります。
冒頭の指標について ── LIFE(月 約A$3,200)は、学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安です。カジュアルの全国最低時給 A$31.19(2025年7月〜)で試算した額で、収入を保証するものではありません。OUTCOMEは、この職種でディプロマ以上の学歴を持つ人の割合(71.4%/2021年国勢調査)です。Fashion Designer(ANZSCO 232311)は、Jobs and Skills Australia が賃金の中央値も求人数の見通しも公表していない(「N/A」表示の)職種です。そのため年収の目安は掲載していません。公表されていない数値を推定して書くことはしません。12 — Read this twice
ここは期待を持たせない書き方をします。この分野は、永住を主目的にするには不利だからです。事実と制約を分けて整理します。
CSOLは2024年12月に導入された456職種のリストで、技能不足ビザ(482・Core Skillsストリーム)と雇用主指名(186・ダイレクトエントリー)で使われます。掲載がない以上、これらのビザの対象にはなりません。
189はMLTSSL掲載職種が対象で、Fashion Designer は含まれていません。州・準州の指名を受ける190/491が、残された道筋です。どの州が指名するかは毎年変わり、募集を停止することもあります。
Retail Buyer(ANZSCO 639211)はCSOLに掲載されています。そのほか Interior Designer(232511)、Multimedia Designer(232413)、Jewellery Designer(232313)、Illustrator(232412)、Marketing Specialist(225113)も掲載されています。バイイング・マーケティング寄りに進むほど制度上の選択肢は広がります。
結論として、この分野で永住を目指す場合の現実的な整理はこうなります。デザイナー職一本で組み立てるのではなく、バイヤー・マーチャンダイザー・マーケティングといった隣接職での可能性も並行して考えること。そのうえで、州指名の要件は毎年変わるため、出願時点ではなく、卒業が近づいた時点の最新の制度で判断することです。
職業リスト・州指名の条件は毎年見直されます。最新の可否およびご自身のケースの見通しは、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。13 — Timeline
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | デザイン系かビジネス系か、修業年限、予算、英語力から候補を絞ります | 開始12〜15ヶ月前 |
| 02 ポートフォリオの制作開始 | この分野で最も時間を要する工程です。RMITは10〜15ページ、スウィンバーンは5作品以上。作品がゼロからでも取り組めます | 8〜12ヶ月前 |
| 03 英語スコアの計画 | IELTS 6.0〜6.5 に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます | 6〜12ヶ月前 |
| 04 学校の選定・出願 | 総額・年数・実習・奨学金の適用可否で候補を確定し、出願書類と作品集を整えます | 4〜8ヶ月前 |
| 05 奨学金の確認・申請 | 日本のパスポートで応募できるものを一件ずつ確認し、要申請のものは書類を作成します | 4〜8ヶ月前 |
| 06 オファー受領・学生ビザ申請 | COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート | 2〜5ヶ月前 |
| 07 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、道具・材料の準備、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
この分野は、他分野より準備期間を長く取る必要があります。ポートフォリオの制作に数ヶ月かかるためです。「渡航の1年前」ではなく「1年3ヶ月前」からのご相談をおすすめしています。なお、ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。逆算の目安としてお考えください。
14 — Why An Arwen
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。
オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。
一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。
紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。工房やミシン・裁断設備の充実度は、資料だけではわかりません。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。デザイン・クリエイティブ分野へ進まれた方のサポート実績もあります。
費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「その奨学金は枠数に上限があるので、当てにした資金計画は危険です」「Fashion Designer は189の対象ではありません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
15 — Free support
学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。
16 — FAQ
Free consultation
「未経験でも入れる?」「ポートフォリオは何を作ればいい?」「奨学金はどれが確実?」 どんな疑問でもかまいません。ご希望をうかがえば、学校・年数・総額・作品の準備計画までを一枚にまとめてお返しします。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。
新規サポート 毎月12名様限定17 — Related
ファッションデザインと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。
最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・ビザ情報は、各校・各機関の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。