有給リゾートインターン / 専門学校の課程内実習 / ビザと費用
「海外でインターンシップ」と聞くと、企業で無給の研修をするイメージがあるかもしれません。オーストラリアで現実的に参加できるインターンは、①ワーキングホリデーで語学学校の「有給ホテル・リゾートインターン」に入るか、②専門学校・大学のコースに組み込まれた「有給の職場実習」を受けるかの2つです。このページでは、アンアルウェンがご案内している学校を軸に、それぞれの条件・期間・収入の目安・ビザと、「保証」という言葉の本当の意味をまとめました。
Summary — 3分でわかる
法定最低賃金が時給A$26.44(2026年7月〜)と高く、ホテル・リゾートのインターンも、専門学校の課程内実習も給与が支払われるのが一般的です。無給の「職場見学型」インターンは、ビザの就労条件との関係もあり、アンアルウェンではご案内していません。
Universal English(メルボルン)やBROWNS(ブリスベン・ゴールドコースト)で英語を5〜16週学んだあと、全豪の4つ星以上のホテル・リゾートで最長6か月働くプログラムです。BROWNS は500時間・最低時給の保証付き。英語は Intermediate(中級)以上が条件です。
Kenvale College(シドニー)は授業が月〜水で残りは有給実習、BMIHMS(ブルーマウンテンズ)は学士課程に720時間の有給実習が必修、ICMS(シドニー)は600時間の職場実習が必修です。必修の実習は学生ビザの「2週間48時間」の上限に数えられません。
配属は学校提携の人材会社が面接で決め、地方のリゾート(エアーズロック、島のリゾートなど)への転居が前提になることが多いです。「シドニーのホテルのフロントで」を約束するプログラムはありません。この前提を受け入れられるかが、満足度を左右します。
01 — Two types
同じ「インターンシップ」でも、ビザ・期間・目的がまったく違います。まずご自身がどちらのタイプなのかを確認してください。
| 項目 | タイプ① 語学学校の有給ホテル・リゾートインターン | タイプ② 専門学校・大学の課程内実習(WIL) |
|---|---|---|
| ビザ | ワーキングホリデー(417)。残存6か月以上が目安 | 学生ビザ(500) |
| 流れ | 英語コース5〜16週 → 面接 → 配属(修了後4〜6週で開始)→ 最長6か月勤務 | コース在学中に実習学期・実習日が組み込まれている |
| 職種 | ハウスキーピング、F&B(レストラン・バー)、キッチンハンド、フロント など | ホテル・レストラン運営、イベント、ビジネス職(学部による) |
| 給与 | 有給(法定最低賃金以上。BROWNS は最低時給保証) | 有給が基本(Kenvale・BMIHMS)。ICMS は受入先次第 |
| 英語 | Intermediate(中級)以上で修了 | IELTS 5.5(Kenvale)〜6.0(BMIHMS・ICMS) |
| 得られるもの | 英語環境での就労経験、収入、ワーホリ中の安定した仕事 | 国家資格・学位+実務経験、卒業生ビザへの道 |
| 向いている方 | ワーホリで「仕事探しに苦労したくない」「英語を使う職場で働きたい」 | ホスピタリティ・ビジネスでキャリアを作りたい、オーストラリアに長く残る可能性がある |
現在のアンアルウェンのご案内はオーストラリアのみです。学校はすべて松本が視察・取引実績のある提携校で、「インターン手配のみ」の業者は介在しません。
02 — Type 1
ワーキングホリデーの方に最も多いご相談です。英語を学んでから、学校提携の人材会社の面接を受け、全豪のホテル・リゾートに配属されます。
| 項目 | BROWNS English + Hotel/Resort Internship | Universal English 有給リゾート・ホテルインターンシップ |
|---|---|---|
| 学校・都市 | BROWNS(ブリスベン・ゴールドコースト・メルボルン)。配属はホスピタリティ人材会社 Psynergy Consulting | Universal English(メルボルン・Queen St) |
| 英語コース | 最低5週(一般英語/IELTS/Barista@BROWNS など)。修了時 Intermediate 以上 | 8・12・16週から選択(毎週月曜開講)。Intermediate 以上で参加。初級者は8週以上が目安 |
| インターン | 6か月・500時間保証(週平均約20時間)。英語修了後4〜6週で開始 | 最長6か月。手配に修了後1〜2か月 |
| 配属先 | 全豪の4つ星以上ホテル・リゾート(転居が前提) | 全豪の4つ星以上ホテル・リゾート(例:Ayers Rock Resort、Kings Canyon Resort、Lizard Island) |
| 職種 | ハウスキーピング、ランドリー、キッチンハンド、クック(経験次第)、F&Bアテンダント | ハウスキーピング、F&B、キッチン、フロント |
| 給与 | 最低時給A$26.44(税引前)保証+退職年金12% | 法定最低賃金以上(配属先の時給表による。土日・祝日は割増) |
| 費用 | 授業料(週A$370〜430)+入学金A$260+教材費+インターン手配費(別途・お見積り) | 授業料・入学金・教材費・インターン手配費を含むパッケージ(最新料金はお見積り) |
| ビザ条件 | フルタイムで6か月働けるワーキングホリデービザ | ワーキングホリデービザ(残存6か月以上) |
出典:BROWNS 公式コースページ・フライヤー、Universal English の提携資料(2026年10月27日確認)。Universal English の料金・時給表は改定が頻繁なため、このページには掲載せずお見積り時にご案内します。学校の詳細はBROWNS ブリスベン校・Universal English のインターンシップをご覧ください。
ワーキングホリデービザには「同じ雇用主で働けるのは6か月まで」の条件(8547)がありますが、2024年1月から観光・ホスピタリティ分野は全豪で免除されており、リゾートで6か月を超えて働き続けることも可能です(豪移民局・2026年9月更新時点。終了時期は政府の決定次第)。また、北部や地方の指定地域での就労はセカンドワーホリの条件にも数えられる場合があります。
03 — Type 2
学生ビザで長期に学ぶ方は、「実習が必修に組み込まれたコース」を選ぶのが、インターンを確実に経験する方法です。アンアルウェンがご案内している3校は、いずれもホスピタリティ・ビジネス分野で実習が必修です。
ホスピタリティ・調理の専門学校。授業は月〜水、木〜日は有給の職場実習というスケジュールで、Diploma of Hospitality Management は実習612時間が課程に含まれます。入学は高卒・IELTS 5.5、年4回(2・5・8・11月)。提携先は IHG、ICC Sydney など。多くの学生が入学後1〜2か月で実習先を得ていますが、就職保証ではありません。→ 学校ページ
ホテルマネジメントでQS 2026 オーストラリア1位の学校。学士課程に有給・必修・単位認定の実習が720時間(1年次360+2年次360)、Diploma は360時間、修士は600時間。実習学期は授業料不要。提携は Accor、Marriott、Hilton、Four Seasons、Hyatt など。入学は IELTS 6.0(各5.5)。→ 学校ページ
ビジネス・ホスピタリティ・イベント・スポーツ等の私立高等教育機関。全学士・修士で最低600時間・2学期の Professional Placement が必修。受入先は Marriott、Park Hyatt、Deloitte、Atlassian など年間1,000社超。有給かどうかは受入先次第です。2025年卒業生の約半数が実習先に採用(学校公表)。入学は IELTS 6.0(各5.5)。→ 学校ページ
学生ビザの就労上限(2週間48時間)は、コースの必修要素として登録された実習には適用されません。そのため、必修実習+通常のアルバイトを組み合わせることができます(選択科目としての実習は上限に数えられます)。大学のビジネス・デザイン学部などにも100〜120時間程度の WIL 科目を置く学校があります(例:Torrens の UX・Webデザイン学士)。
04 — Read before you apply
アンアルウェンは、申込み前にこれらの条件を学校・人材会社の原文で確認し、日本語でお伝えします。「思っていたのと違った」を防ぐのが、私たちの役目です。
05 — Cost & income
| プラン | かかる費用(A$) | インターンでの収入の目安(A$・税引前) |
|---|---|---|
| BROWNS 英語5週+リゾートインターン6か月 | 授業料 約2,000〜2,150(5週)+入学金260+教材費+インターン手配費(別途)+ワーホリビザ 635 | 約13,200〜(500時間×26.44。実際は土日割増・時間数で上下) |
| Universal English 英語12週+リゾートインターン | パッケージ料金(お見積り)+ワーホリビザ 635 | 最低賃金以上×勤務時間(週30〜38時間のフルタイム配属なら6か月で 20,000前後も) |
| Kenvale Diploma of Hospitality Management(52週) | 学費 約9,900〜(2023年時点の値・要確認)+学生ビザ 2,500+OSHC | 週約20時間の有給実習×最低賃金 ≒ 年 27,000前後(配属次第) |
| BMIHMS 学士(3年) | 学費 112,455(2026年)+学生ビザ 2,500+OSHC。実習学期は授業料不要 | 720時間×26.44 ≒ 約19,000(学校試算では3年合計 約68,000〜。保証なし) |
時給は2026年7月1日からの法定最低賃金 A$26.44(Fair Work Commission)で計算した目安で、収入は保証されません。学費は各校公式または自社学校ページの2026年値(Kenvale は2023年値のため出願前に再確認)。1豪ドル=100円換算。滞在費(リゾート配属時は寮・食事付きの場合あり)は別途です。
06 — Entry
申請時18〜30歳。滞在12か月、就学は最長4か月、就労制限なし(同一雇用主6か月ルールは観光・ホスピタリティ分野で現在免除)。申請料 A$635。語学学校系インターンはこのビザが前提で、渡航時にビザの残りが6か月以上あるように英語コースの長さを調整します。
課程内実習のあるコースはこのビザ。在学中の就労は2週間48時間まで(必修実習は除外、休暇中は無制限)。2024年3月からのGS(Genuine Student)要件で、「なぜこのコースか」「卒業後の計画」を英語で説明する GS ステートメントが審査の中心です。アンアルウェンが無料で作成をサポートします(GSステートメントの書き方)。
語学学校系はIntermediate(中級・IELTS 4.5〜5.0相当)以上で修了していること。Kenvale は IELTS 5.5、BMIHMS・ICMS は IELTS 6.0(各5.5)。未達の場合は提携語学学校で所定レベルを修了すれば試験なしで進学できます。ホテルの現場では「聞き取れる・指示が分かる」英語がすべてなので、英語コースを削りすぎないことをおすすめしています。
07 — Routes
「ワーホリで仕事が見つからない」不安をなくしたい方の定番です。都市部の仕事探しより収入が安定し、英語を使う環境に確実に入れます。
学費を実習収入でかなり賄えるのがこのルートの強み。シドニーの5つ星ホテルやレストランでの実務経験が履歴書に残ります。
ホテルマネジメントで世界的に評価の高い学校で、在学中から Accor・Marriott・Hyatt 等の現場に入れます。学士修了なら卒業後2年の就労ビザも見込めます。
08 — After
インターンそのものがゴールではなく、その後に何をつなげるかで価値が決まります。実際に多いのは次の3つです。
ワーホリの方は指定地域・指定産業での就労でセカンドワーホリへ。学生ビザの方は学士修了後に卒業生ビザ(485)へ。ホスピタリティの職種(Chef、Hotel/Motel Manager など)は技能移住の職業リストに載るものもありますが、実務経験と技能評価が必要で、インターンだけでは申請できません。
外資系ホテル、観光業、インバウンド関連、英語を使う接客職。「英語環境で6か月、時給A$26以上で働いた」という事実は、英語力と適応力の証明として伝わりやすい実績です。
ワーホリのリゾートインターンで「ホスピタリティを本格的に学びたい」と感じ、Kenvale や BMIHMS に進学する方もいます。インターンで得た収入を次の学費に回す計画も立てられます。
09 — Why An Arwen
インターン留学は、「条件の読み違い」が最大の失敗要因です。アンアルウェンは、申込み前の条件確認から配属後のトラブル相談まで無料で伴走します。
面接回数、辞退時の扱い、転居の有無、時給の算定方法。学校・人材会社の規約を確認し、日本語でお伝えします。良い面だけを並べたご案内はしません。
BROWNS、Universal English、Kenvale、BMIHMS、ICMS はいずれも松本が訪問し、生徒様を送り出してきた学校です。インターン手配のみを行う第三者の業者は介在せず、手配費も学校の正規料金のままです。
ワーホリの残存期間、学生ビザの就労条件、6か月ルールの免除の最新状況。現地パートナー(ICNオーストラリア留学情報館)のビザコンサルタントと連携し、制度の変更にも対応します。
担当は設立者の松本朋弥が最初から帰国後まで変わりません。学校へ直接申し込む場合と費用は同じで、サポートはすべて無料です。
10 — Free support
プラン作りから配属後の相談まで、すべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、お支払いいただく費用は変わりません。
11 — FAQ
Free consultation
「英語は中級に届くか分からない」「地方のリゾートでも大丈夫か迷っている」「学費を実習収入で賄いたい」この分野は、条件を正しく理解して選べば、収入と経験の両方が手に入ります。ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。
新規サポート 毎月12名様限定12 — Related
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最終更新日:2026年10月27日/執筆:松本朋弥(株式会社アンアルウェン 設立者・留学カウンセラー)
本ページのプログラム内容・保証条件は BROWNS・Universal English・Kenvale College・BMIHMS・ICMS の公式サイトおよび資料(2026年10月27日確認)、最低賃金は Fair Work Commission の2026年度決定、ビザ情報は豪移民局の制度をもとにしています。料金・保証条件・賃金・ビザ制度は年度により変わります。申込み・ビザ申請の前には必ず最新情報をご確認ください。