NAATI認定 / 大学比較 / 学費 / 永住ルート
オーストラリアには NAATI という国の通訳・翻訳資格制度があり、日本語⇔英語で受験できます。 そして日本語で学べる大学院が5校あります。 一方で、日本語話者には専門学校ルートが事実上ないという制約もあります。事実にもとづいて整理します。
Summary — 3分でわかる
クイーンズランド大学は日本語⇔英語の専用ストリームを持ち、授業は日本語母語の教員が担当します。UNSW・マッコーリー大学・RMIT・西シドニー大学も日本語に対応しています。
NAATI認定のアドバンスドディプロマを持つRMITは日本語を開講しておらず、そもそも学生ビザの留学生は受講できません。SIITも8言語の中に日本語がありません。選べるのは大学院ルートです。
NAATI認定コースの修了は受験資格であり、その後に別途NAATIの試験を受けます。しかも修了から3年以内という期限があります。
最安はRMIT(39,360/2026年)。マッコーリー大学は1.5年で修了できるため、総額では有利になる可能性があります。「年いくら」ではなく「修了までいくら」で比べてください。
翻訳者(272413)はCSOL掲載、通訳者(272412)は掲載なし。ただしNAATIのCCL試験に合格すれば、職種にかかわらず永住申請で5点加算されます(日本語も対象、受験料 A$814)。
オーストラリアの通訳者は約3,900人、うち78%がパートタイム。この分野は「正社員になる」より「専門と信頼を積み上げる」働き方です。AI時代に残るのは、法廷・医療・会議など、責任を人が引き受ける領域です。
職業リスト・NAATIの要件は毎年見直されます。最新の可否は登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。01 — Two professions
同じ「訳す」でも、必要な能力はかなり違います。 オーストラリアの資格制度(NAATI)も、大学のカリキュラムも、この2つを別の職業として扱っています。 まずここを分けて考えるのが出発点です。
持ち時間は数秒。訂正はできません。記憶、要約、判断、そして胆力が問われます。逐次通訳・同時通訳・サイトトランスレーションを訓練します。
時間をかけて調べ、推敲できます。その代わり文章そのものの品質で評価されます。契約書、医療文書、字幕など分野ごとに作法が異なります。
NAATIが4つの前提条件のひとつに倫理的能力を挙げているとおり、守秘義務・中立性・役割の線引きは、この職業の中核です。
「英語ができる」と「通訳ができる」は違います。UNSWで法廷通訳研究を牽引してきた Sandra Hale 教授は、通訳の仕事をこう説明しています ──「言葉を移し替えているのではなく、意味を解釈している。しかもそれを即座に行わなければならない」。ニュアンス、トーン、文化的文脈を瞬時に処理し、分析的・文化的・倫理的な判断を絶えず下す。訓練を受けた経験そのものが、この職業の土台になります。
02 — NAATI
NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)は、 オーストラリアとニュージーランドで通訳者・翻訳者を認定する唯一の機関です。 政府機関、病院、裁判所、移民手続きの現場で「NAATI認定であること」が実質的な前提になっています。
| 認定区分 | 必要な学歴(認定コースの場合) | 試験の内容 | 受験料 |
|---|---|---|---|
| Certified Provisional Interpreter CPI/通訳の入口 | NAATI認定のディプロマ以上(AQF5以上) | 対話通訳3課題(対面2・遠隔1)。各10〜12分のロールプレイ | A$660 |
| Certified Interpreter CI/通訳の標準資格 | NAATI認定のアドバンスドディプロマ以上=大学院コースが該当 | 6課題。サイトトランスレーション2・逐次2・同時2(医療・法律等を含む) | A$440 |
| Certified Translator CT/翻訳の標準資格 | NAATI認定のアドバンスドディプロマ以上 | 3課題(翻訳2・改訂1)。全課題で各評価項目Band 2以上が必要 | A$605 ※方向ごと |
| 専門認定 法廷通訳・医療通訳ほか | 対応するユニットを含む認定コースの修了 | 分野特化の試験。マッコーリー大学は法廷・医療の専門通訳に対応 | 要確認 |
ここで多くの方が誤解します。コースを修了しても、それだけでは資格になりません。修了によって「NAATIの試験を受ける資格」が得られます。
受験には期限があります。認定コースを修了してから3年以内に申請する必要があります。翻訳は方向ごとに別試験です。日本語→英語と英語→日本語は、それぞれ A$605 の受験料がかかります。不合格時の補足試験は A$220(対象となる場合)。結果は試験から8〜10週間程度で通知されます。
NAATI認定は3年ごとの更新制です。更新には3年間で120ポイントの専門能力開発(PD)が必要で、内訳も決まっています ── 倫理10ポイント以上、スキル開発30ポイント以上、専門的関与20ポイント以上、言語の維持30ポイント以上。 更新料は A$220(デジタルIDを選択する場合は A$150)です。 2026年6月2日からは、実務経験が独立した要件ではなくなり、PDポイントの中で評価されるようになりました。
「一度取れば終わり」ではない資格です。裏を返せば、更新を続けている人が信頼される設計になっているということでもあります。医療や法律といった分野で長く働くつもりなら、この仕組みはむしろ味方になります。
03 — One route only
ここが、このページで最もお伝えしたい事実です。 他の言語と違い、日本語話者には職業教育(VET)ルートが実質的に存在しません。
既に日本の大学を卒業している方は、いきなり修士から入れます。学士を持たない場合はこのルートになります。
学部の専攻は問われません。むしろ理系・法律・医療などの背景があると、専門翻訳で強みになります。
短期の選択肢もあります。NAATIには Skill Set Course(認定コースのない言語向けの短期訓練)という枠組みもあり、RMIT、TAFE SA、Babel International College、Deaf Connect、SIIT の5機関が提供しています。ただし学生ビザでの長期就学を前提とした選択肢ではないため、留学として組み立てる場合は大学院ルートが現実的です。
04 — Five universities
日本語⇔英語で学べるNAATI認定の大学院は、確認できる範囲で次の5校です。
この分野で、日本語に最も踏み込んでいる大学です。Master of Arts in Translation and Interpreting には日本語⇔英語の専用ストリームがあり、専用の課程ページも用意されています。チュートリアルは日本語を母語とする教員が日本語で担当します。
Master of Translation and Interpreting は13言語に対応し、日本語も含まれます(開講は需要により変動)。UNSWはこの分野の研究拠点でもあり、法廷通訳の国内基準づくりに関わってきた研究者が在籍しています。コースは20年の歴史を持ちます。
Master of Translation and Interpreting Studies は120単位・1.5年で修了できる構成です(Advanced版は2年)。期間が短い=総額を抑えられるため、費用面で有力な選択肢になります。開講言語は中国語(北京語)・フランス語・日本語・韓国語・スペイン語の5つに絞られています。
注意点がひとつあります。NAATIの通訳認定試験を受けるには通訳系4ユニットの履修が必要で、そのためにはSession 1(2月)入学である必要があります。7月入学だと通訳認定に必要な履修が組めない可能性があるため、通訳志望の方は入学時期の設計が重要です。
Master of Translating and Interpreting(MC214)は、今回比較した中で学費が最も低いコースです。20以上の言語に対応し、日本語もそのひとつ。RMITはNAATI認定機関としての実績が長く、Skill Set Course も提供しています。
※「一部の言語では専任チューターが配置されない場合がある」と公式に明記されています。日本語の指導体制は、出願前に必ず確認すべき点です(無料でお調べします)。
RMIT大学のページMaster of Interpreting and Translation は、法廷通訳・医療通訳に重点を置いた構成です。視聴覚翻訳(字幕)も専門領域として扱います。対応言語はアラビア語・日本語・北京語・韓国語・ベトナム語・スペイン語(開講は需要により変動)。
※ 上記は各大学の公表情報にもとづく比較です。日本語ストリームは「需要により開講」とされている大学が複数あり、年度によって開講しない可能性があります。出願前に必ず開講状況の確認が必要です。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
05 — Tuition
この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。各大学に成績ベースの学費減額制度があり、適用されれば総額は下がります。
| 大学・コース | 所在地 | 期間 | 留学生学費(年) | 総額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Master of Translating and Interpreting(MC214) RMIT大学 | メルボルン | 2年 | A$39,360 2026年 | 約 A$78,700 学費最安 |
| Master of Arts in Translation and Interpreting(日本語) クイーンズランド大学 | ブリスベン | 2年 | A$48,080 2027年 | 約 A$96,200 日本語専用ストリーム |
| Master of Translation and Interpreting UNSW | シドニー | 2年 | A$49,500 初年度・2026年 | A$103,000 |
| Master of Translation and Interpreting Studies マッコーリー大学 | シドニー | 1.5年 | 要確認 | ― 期間が短い分、総額で有利 |
| Master of Interpreting and Translation 西シドニー大学 | シドニー(パラマタ) | 2年 | 要確認 | ― |
比較で気づいていただきたいのは、RMITとUNSWで総額が A$24,000 以上違うという点です。日本円にすると200万円を超える差になります。そして、マッコーリー大学は1.5年で修了できるため、年額が同水準でも総額では下がる可能性があります。「年いくら」ではなく「修了までいくら」で比べてください。
06 — Scholarships
大学が公表している学費は、奨学金を適用する前の定価です。 オーストラリアの大学の多くは、留学生向けに成績ベースの学費減額制度を持っており、 適用されれば総額が数千〜数万豪ドル単位で変わります。
ただし、通訳・翻訳分野については注意点があります。減額の対象コース・減額率・申請期限は大学ごとに、そして年度ごとに変わります。「この大学は◯%」と一律に言えるものではなく、出願する年度の条件を、そのつど確認する必要があります。
07 — Entry requirements
| 大学 | 学歴要件 | 英語の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| クイーンズランド大学 | 学士(GPA 4.5/7.0以上) | IELTS 6.5 各6.0 | 日本語と英語の運用能力が必要。Graduate Certificate 経由の進学も可 |
| UNSW | 学士(credit average=65%相当) | 大学の基準による | 対象言語の高度なバイリンガル運用能力が要件 |
| マッコーリー大学 | 学士(AQF Level 7 相当) | IELTS 6.5 各6.0 | 通訳認定を目指すならSession 1(2月)入学 |
| RMIT大学 | 学士相当、または実務経験5年以上 | IELTS 6.5 各6.0 | 学士がなくても出願できる可能性があるのはこの大学です |
| 西シドニー大学 | 学士相当 | 大学の基準による | 法廷・医療通訳、視聴覚翻訳に重点 |
この分野で本当に問われるのは、英語スコアではありません。入学要件は IELTS 6.5(各6.0)が中心で、看護(7.0以上)や幼児教育の教員課程(7.0)より低い設定です。しかし通訳・翻訳の訓練そのものは、6.5では明らかに足りません。入学後の授業では、聞いた内容を保持しながら別の言語で再構成する作業を、繰り返し求められます。
そしてもうひとつ ── 日本語の力も同じくらい問われます。訳出の質は、日本語の語彙と構文の引き出しの多さで決まります。「英語を伸ばす留学」ではなく、「両方の言語を職業水準に引き上げる訓練」だとお考えください。
各校の正確な要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。08 — How to choose
最重要。「需要により開講」と書かれている大学が複数あります。その年に日本語のクラスが立つのか、専任の指導者がいるのかを、出願前に確認してください。
NAATIの認定区分は別々です。通訳認定に必要なユニットを取れる入学時期か(マッコーリーはSession 1のみ)を必ず確認します。
年額ではなく総額で。RMITとUNSWでは A$24,000 以上の差があり、マッコーリーは1.5年で修了できます。
需要が大きく、AIに置き換わりにくいのはこの領域です。UQ・マッコーリー・西シドニーが専門通訳に対応しています。
UQは実務配属、西シドニーはインターン、マッコーリーは実践プロジェクト。RMITは模擬中心で正式な職場実習は必修ではありません。
ブリスベンはシドニー・メルボルンより生活費が抑えられます。2年間では数十万円単位の差になります。
カウンセラーから、ひとつ補足を。この分野のご相談で最初にお伝えしているのは、「日本語話者は選択肢が限られている」という事実です。他の言語なら専門学校(ディプロマ)から入って費用と期間を抑える手があるのですが、日本語では開講がなく、大学院ルートしか残りません。したがって学士号を持っているかどうかが、最初の分かれ道になります。お持ちでない場合は、実務経験5年で出願できるRMITか、学士から積み上げる設計を一緒に考えます。
もうひとつ。「NAATIを取れば仕事がある」とは、私たちは申し上げません。オーストラリアの通訳者は約3,900人で、78%がパートタイム。日本語は移民コミュニティ言語としては大きくありません。それでも学ぶ価値があるのは、この訓練が「日本と関わる仕事」全体の土台になるからです。国際企業の社内通訳、インバウンド、ゲーム・映像のローカライズ、医療通訳。資格そのものより、資格を取れる水準まで訓練された事実が効いてきます。
09 — The reality of the work
まず数字から共有します。この分野の働き方は、他の職業とかなり違います。
| 項目 | 通訳者(ANZSCO 272412) | 翻訳者(ANZSCO 272413) |
|---|---|---|
| オーストラリアでの就業者数 | 約 3,900人 | ― |
| パートタイム比率 | 78% 全職業平均を大きく上回る | フルタイムは 41% 全職業平均は66% |
| 年齢の中央値 | 52歳 | 47歳 |
| フルタイム給与の中央値 | 算出されていません パートタイムが多いため | ― |
| 主な就業先 | 公的機関・医療・法務の通訳サービス | 専門・科学・技術サービス/公務/保健・社会扶助 |
この数字は、率直にお伝えすべきものだと考えています。「通訳者になる」=「通訳会社にフルタイムで就職する」というイメージで留学すると、現実とずれます。オーストラリアの通訳・翻訳は登録制・案件ごとの契約が中心で、複数の依頼元を持ちながら働くのが標準的な形です。
年齢の中央値が52歳・47歳という数字は、経験を積むほど強くなる職業であることも同時に示しています。
病院・クリニック・救急。誤訳が命に関わるため、資格保有者しか使われません。UQ・西シドニーはこの領域の訓練を含みます。
裁判所、警察、法律事務所。NAATIの専門認定がある領域で、単価も高く設定されます。マッコーリー・西シドニーが対応。
国際会議、商談、社内会議。日豪の企業間取引や、日系企業のオーストラリア拠点での需要があります。
契約書、技術文書、医薬文書。専門分野を持つほど単価が上がる領域で、理系・法務の背景が強みになります。
字幕、ゲーム、アニメ。西シドニー大学は視聴覚翻訳を専門領域として扱っています。日本語需要が相対的に大きい分野です。
国際業務、インバウンド、教育、貿易。「訳せる人」として採用される形は、実は最も多い進路です。
在学中の就労も設計に入れてください。学生ビザでは就学期間中は2週間あたり48時間まで、長期休暇中は制限なく働けます(「週20時間まで」は古い情報です)。この分野では、在学中にボランティア通訳や小規模な翻訳案件で実績をつくることが、卒業後の登録・受注に直結します。
冒頭の指標について ── OUTCOME(78%)は、通訳者(ANZSCO 272412)のパートタイム比率です(Jobs and Skills Australia の公表値)。この職種はパートタイムが多いため、政府統計でフルタイム給与の中央値が算出されていません。そのため他ページのような年収の数字は掲載していません。推測での記載はしていません。LIFE(月 約A$3,200)は学生ビザの就労上限(2週48時間)まで働いた場合の目安で、収入を保証するものではありません。10 — AI
この分野を検討するうえで、避けて通れない論点です。事実を分けて整理します。
翻訳の仕事量と単価は、機械翻訳の普及によって影響を受けています。機械翻訳の利用が広がった地域ほど、翻訳者・通訳者の雇用の伸びが鈍化したという分析があります(CEPR)。特に影響が大きいのは、定型的で分量の多い文書翻訳です。出版や映像字幕の現場でも、機械翻訳と大規模言語モデルが制作工程に組み込まれています。
誤訳を見抜くには、訳せる人でなければならない ── そして訓練を受けていない人はこの検証に失敗する、というのがUNSWの研究者の指摘です。
その場の意味を解釈し、トーンと文化的文脈を処理し、倫理的判断を即座に下す。そして誤りの責任を人が引き受けるという点が、法廷・医療の現場では制度的に要求されます。
言語的多様性が拡大し、裁判所・病院・警察が何百もの言語で通訳を必要としている一方、有資格者が足りず、訓練を受けていない人が高リスクの現場で使われているという問題が指摘されています。
結論として、私たちはこう考えています。「翻訳だけで食べていく」を前提にした設計は、以前より難しくなりました。一方で、NAATI認定という「責任の所在をはっきりさせる制度」に守られた領域 ── 法廷、医療、公的手続き、会議通訳 ── は、機械に置き換えにくい構造を持っています。
この分野を学ぶなら、専門領域を持つこと。それが、いま最も現実的な戦略です。
11 — Read this twice
この分野は、永住との関わり方が他分野と少し違います。 「この職業で永住する」ルートと、「別の職業で永住するときに加点として効く」ルートの2つがあるためです。
NAATIの CCL(Credentialled Community Language)試験に合格すると、ポイント制の永住申請で5点が加算されます。 これは通訳・翻訳を職業にしない方にも適用される加点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語 | 対象言語に含まれます(全55言語) |
| 試験形式 | オンライン。約300語の対話を2本、逐次通訳。全体で20分程度 |
| 合格基準 | 90点満点で63点以上、かつ各対話で29点以上 |
| 受験料 | A$814 |
| 受験資格 | 学歴要件なし。両言語で中上級(CEFR B2相当)の力があれば受験できます |
| 実施回数 | 言語ごとに年4回以上(需要の多い言語は毎月)。不合格でも再受験できます |
CCLについて、正確に理解しておくべき点。
CCLは職業資格ではありません。NAATIも「合格しても通訳者・翻訳者として働く資格にはならない」と明記しています。あくまで移住のための加点です。
NAATI認定(CI・CTなど)を保有している場合も、同じ5点の対象になります。コースを修了して認定を取る方は、CCLを別途受ける必要は原則ありません。
5点は「加点」であって、それだけで永住できるものではありません。申請には、対象職種・技能評価・年齢・英語力といった他の要件を満たす必要があります。
この分野の要点を、率直に整理します。通訳者という職種名での永住ルートは、現時点では開いていません。翻訳者はCSOL掲載ですが、雇用主指名が前提です。したがって「通訳・翻訳の学位で永住する」という設計は、確実性が高いとはいえません。むしろ現実的なのは、この分野で専門性を身につけつつ、CCLの5点を確保し、永住申請そのものは別の職種や進路と組み合わせるという考え方です。
職業リスト・点数制度・NAATIの要件は頻繁に改正されます。最新の可否およびご自身のケースの見通しは、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。12 — Timeline
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | 通訳か翻訳か、目指す専門領域、学歴・英語力・予算から、大学とコースを絞り込みます | 開始8〜14ヶ月前 |
| 02 日本語ストリームの開講確認 | 「需要により開講」の大学があります。その年に日本語のクラスが立つかを、学校担当者に直接確認します | 8〜12ヶ月前 |
| 03 英語スコアの計画 | IELTS 6.5(各6.0)に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます | 6〜12ヶ月前 |
| 04 入学時期の設計 | マッコーリー大学で通訳認定を目指す場合は Session 1(2月)入学が必要です。ここを外すと計画が組み直しになります | 6〜10ヶ月前 |
| 05 出願・奨学金の確認 | 出願書類の作成をサポート。奨学金の該当可能性と申請期限を確認します | 4〜8ヶ月前 |
| 06 オファー受領・学費支払い | 入学許可確認書(COE)の発行。条件付きオファーの場合は英語条件を確認 | 3〜5ヶ月前 |
| 07 学生ビザ申請 | GS(Genuine Student)要件への回答作成を含め、全面的にサポート | 2〜4ヶ月前 |
| 08 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
13 — Why An Arwen
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。
オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。NAATI受験の手続きや、在学中の実務経験づくりの相談にも対応できます。
一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。
紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。日本語ストリームの指導体制は、資料だけではわかりません。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。大学院進学のサポート実績も蓄積しています。
費用や仕事の現実もそのままお伝えします。「日本語には専門学校ルートがありません」「通訳者はCSOLに載っていません」「通訳者の78%はパートタイムです」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
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14 — Free support
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15 — FAQ
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通訳・翻訳と近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。
最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・資格制度・労働市場データ・ビザ情報は、NAATI、各大学、SIIT、Jobs and Skills Australia および内務省の公式情報をもとにアンアルウェンが確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※マッコーリー大学・西シドニー大学の留学生学費は、公式ページ上で確認できなかったため「要確認」としています。推測での記載はしていません。日本語ストリームは「需要により開講」とされている大学が複数あり、年度によって開講しない可能性があります。
※冒頭のOUTCOME(78%)は通訳者(ANZSCO 272412)のパートタイム比率です。この職種はパートタイムが多いため、政府統計でフルタイム給与の中央値が算出されていません。そのため他ページのような年収の数字は掲載していません。
※本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。