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オーストラリアで
インテリアデザインを学ぶ
── 学費が3倍違う理由と、
永住ルートの現在地

この分野で最初にお伝えしたいのは、インテリアデザイナーは、オーストラリアでは登録が必要な職業ではないということです。建築家(Architect)は州法で名称が保護され、認定修士と実務2年と試験を経なければ名乗れません。インテリアデザイナーには、その仕組みがありません。認定課程を出ていなくても働けます。
だから、学校選びの基準が変わります。「認定されているか」ではなく、「いくら払って、何を得るか」が問われる。実際、学士の総額はA$72,720 から A$194,400 まで、2.7倍の開きがあります。
そしてもうひとつ。Interior Designer(232511)は、グラフィックデザイナーやファッションデザイナーと違って、いまも移住の職業リストに残っています。このページでは、そこまで含めて公式情報だけで整理します。

A$72,720〜学士3年の総額(最安・TAFE NSW)
2.7倍最安と最高の総額差(学士)
232511Interior Designer(STSOL・CSOL掲載)
登録なし名乗るための国家登録は存在しない

DATA ── インテリアデザイン留学の要点

学べる学位
Bachelor of Interior Design(3年・TAFE NSW、トレンス大学ビリーブルー校)/Bachelor of Design(Interior Design専攻)(3年・グリフィス大学)/Bachelor of Interior Design (Honours)(4年・RMIT)/Bachelor of Interior Architecture (Honours)(4年・UNSW、アデレード大学)ほかに Bachelor of Built Environment (Honours)(Interior Design)(4年・QUT)、Bachelor of Design (Interior Architecture)(Honours)(4年・スウィンバーン工科大学)など。大学院は Graduate Diploma(1年)と Master(2年)があり、RMITとアデレード大学が開講しています
期間
3年 または 4年(学士)3年課程と4年課程が並存しているのがこの分野の特徴です。4年制はHonours(優等学位)付きで、卒業設計や研究の比重が高くなります。ディプロマ(1年)→ アドバンストディプロマ(1.7年)→ 学士という積み上げ方も可能です
学費(定価・学士年額)
年 AUD 24,240 〜 51,000TAFE NSW(3年総額 72,720〜74,880)/トレンス大学ビリーブルー校 37,500/グリフィス大学 38,500/QUT 43,300/スウィンバーン工科大学 45,010/RMIT 48,000/アデレード大学 48,600/UNSW 51,000(初年度)。いずれも2026年の公式掲載額です詳しくはこちら
授業料の総額(学士)
AUD 72,720 〜 194,400これは定価です。TAFE NSW(3年)で 72,720〜74,880、アデレード大学(4年)で 194,400差は AUD 121,680 前後、およそ2.7倍。この分野は大学間の学費差が、他のどの分野よりも大きい部類です(後半で1校ずつ並べます
在学中の総額の目安
AUD 165,000 〜 315,000授業料に、学生ビザの財政要件(単身12か月で AUD 29,710)を年数分、ビザ申請料(AUD 2,500)を加えた概算。3年課程の安い側(約165,000)と、4年課程の高い側(約315,000)では、総額が15万豪ドル前後変わります
英語要件
IELTS 6.0 の学校と 6.5 の学校に分かれます6.0(各6.0)=スウィンバーン工科大学、キャンベラ大学/6.0(各5.5)=トレンス大学ビリーブルー校/6.5(各6.0)=QUT、カーティン大学、アデレード大学。この分野には、医療系や教員のような「登録機関が課す別途の英語基準」がありません詳しくはこちら
登録・認定
インテリアデザイナーに国家登録制度はありません建築家(Architect)は各州の建築士法で名称が保護され、AACA認定修士+実務+試験が必要ですが、インテリアデザイナーにはその仕組みがありません。代わりに業界団体 DIA(Design Institute of Australia)が課程の recognition と Accredited Designer という任意の資格を運用しています(詳しくはこちら
名称の注意点
「Interior Architect」と名乗ることには制約があります南オーストラリア州のArchitectural Practice Boardは、ガイダンスノートで「自分をinterior architectと称すること」を、登録なしに使ってはならない例として明示しており、最高 AUD 50,000 または6か月の禁錮と記載しています。学位名が Interior Architecture であることと、その肩書きを名乗れることは別の話です詳しくはこちら
ポートフォリオ
学部では任意、大学院では必須という分かれ方をしますUNSWは学部で「BE Portfolio Entry」という作品による出願枠を設けています。RMITの学士は10ページのfolioを選考課題としています。大学院は必須で、RMITの修士は5〜10作品を25ページ・10MB以内のPDF1本、アデレード大学の修士は15点以内の画像と指定されています(詳しくはこちら
他分野からの転向
大学院で受け入れている学校がありますアデレード大学の Graduate Diploma in Design(Interior Architecture)は公式に「Prerequisite: None」と記載され、修士も学位の分野を指定していません。一方、RMITの Master of Interior Design はデザイン系11分野の学士を明示的に要求しており、対応が真っ二つに分かれます(詳しくはこちら
在学中の就労
学生ビザで2週間あたり48時間まで(長期休暇中は制限なし)「週20時間まで」は古い情報です。この分野では、就労時間そのものより「デザイン事務所での実務経験を積めるか」のほうが、卒業後の技能評価に効いてきます永住ルートのセクション
永住ルート
189(独立技術移住)は使えません。190・491・482・186は対象ですInterior Designer(ANZSCO 232511)は STSOL に掲載され、MLTSSL には掲載されていません。そのため州推薦なしのsubclass 189 は対象外で、190(州推薦)・491(地方州推薦)が主な入口になります。加えてCSOL に掲載されているため、482(Skills in Demand)と186(雇用主指名)も対象です。技能評価機関はVETASSESS詳しくはこちら
向いている人
図面とプレゼンを手を動かして作り続けられる方「肩書き」ではなく「実績」で評価される世界を選べる方予算に上限があり、学費で戦略を組みたい方逆に「国家資格として保護された職に就きたい」のであれば、建築のほうが目的に合います。ここは、制度で守られるか、作品で勝負するかの分かれ道です

このページの結論 ── 3分でわかるインテリアデザイン留学

  1. 【最重要】インテリアデザイナーは、登録が必要な職業ではありません。建築家(Architect)が州の建築士法で名称を保護され、AACA認定修士・実務3,300時間・3段階の試験を経なければ名乗れないのに対し、インテリアデザイナーにはその仕組みがありません。つまり「この課程を出ないと働けない」という制約がないということです。学校選びの軸が、認定の有無ではなく費用対効果になります。
  2. ただし「Interior Architect」と名乗ることには制約があります。南オーストラリア州のArchitectural Practice Boardは、ガイダンスノートで「自分をinterior architectと称すること」を、登録建築士でない者が使ってはならない例として明示し、最高 AUD 50,000 または6か月の禁錮と記載しています。Bachelor of Interior Architecture という学位を持っていることと、その肩書きを名乗れることは、別の話です。
  3. 学費の差が、この分野では決定的です。学士の総額は TAFE NSW の AUD 72,720〜74,880(3年)から、アデレード大学の AUD 194,400(4年)まで差は AUD 121,680 前後、およそ2.7倍です。同じ「インテリアデザインの学士」でこれだけ開く分野は多くありません。後半で全校を並べます。
  4. 永住を狙うなら、189は最初から使えません。Interior Designer(232511)はSTSOL(短期技能職業リスト)に掲載されており、MLTSSL には掲載されていません。制度上、州推薦なしの subclass 189 は対象外で、190・491(州/地方州の推薦)が入口になります。州の推薦枠は毎年変わるため、「この職種なら必ず取れる」とは申し上げられません。
  5. 一方で、雇用主経由のルートは残っています。Interior Designer は CSOL(Core Skills Occupation List)にも掲載されており、482(Skills in Demand)と 186(雇用主指名)の対象です。これは、同じデザイン分野でもグラフィックデザイナー(232411)・ファッションデザイナー(232311)・インダストリアルデザイナー(232312)がCSOLに掲載されていないのと対照的です。デザイン系のなかでは、移住の選択肢が残っているほうの職種です。
  6. 他分野からの転向は、大学院で受け入れ校が分かれます。アデレード大学の Graduate Diploma in Design(Interior Architecture)は公式に「Prerequisite: None」と記載し、修士も学位の分野を指定していません。対してRMITの Master of Interior Design は、インテリアデザイン・空間デザイン・建築・ランドスケープ・工業デザインなど11分野の学士を明示的に要求しています。「デザイン以外の学部を出た方」にとって、この違いが選択肢を決めます。
  7. 卒業生ビザ(485)は、分野を問いません。Post-Higher Education Work stream は「専攻分野にかかわらず対象」と公式に記載されており、職業リストへの掲載は要件になっていません。学士または修士(コースワーク)で2年、申請時35歳以下、英語はIELTS 6.5(2025年8月7日以降に受験したテスト)。つまり「卒業後2年は必ず現地で働ける」前提で計画が組めます。
  8. DIA(Design Institute of Australia)の位置づけを誤解しないでください。DIAは業界団体であって、政府の登録機関ではありません。DIA Recognised Course を出ると会員資格が得られ、Accredited Designer(AQF7学位+実務3年以上、またはAQF5ディプロマ+実務5年以上、賠償責任保険の証明とポイント制の審査)に進めますが、これは任意の資格です。持っていなくてもインテリアデザイナーとして働けます。

「インテリアデザイン」と「インテリアアーキテクチャ」の違い

オーストラリアの大学案内を開くと、Interior DesignInterior Architecture というふたつの名前が並んでいます。日本語ではどちらも「インテリア」ですが、課程名としては別のものとして運用されています。

Interior Design(インテリアデザイン)

TAFE NSW、トレンス大学ビリーブルー校、グリフィス大学、QUT、RMITが使っている名称です。住宅・商業・小売・ホスピタリティの内部空間を、素材・照明・什器・色彩から組み立てる方向に軸があります。3年制の課程が多いのもこちらです。

Interior Architecture(インテリアアーキテクチャ)

UNSW、アデレード大学、カーティン大学、スウィンバーン工科大学、UTS、キャンベラ大学が使っています。建物の構造・法規・空間の再構成に踏み込む比重が高く、4年制のHonours課程が中心です。カーティン大学は建築系の学部(Built Environment)に置いています。

ただし、この区別は制度上のものではありません。オーストラリアには「Interior Design はこう、Interior Architecture はこう」と定義した法令や統一基準がありません。どちらの学位でも、移住の技能評価では同じ扱いです。技能評価機関のVETASSESSは、Interior Designer(232511)の「highly relevant」な専攻分野として Interior Design と Interior Architecture の両方を挙げています。
つまり「名前でどちらが上」ということはありません。見るべきなのは、その課程で何年学び、いくら払い、どんな作品を作って卒業するかです。

※上記の「軸の違い」は各大学が公表しているカリキュラム構成から読み取れる傾向であり、公式に定義された区分ではありません。同じ名称でも大学によって内容は異なります。

名乗り方の落とし穴 ── Interior Architect という肩書き

ここは、このページで最も見落とされやすい点です。

オーストラリアでは、「architect(建築家)」という名称が州法で保護されています。ニューサウスウェールズ州では Architects Act 2003 により、州の建築士登録簿に登録された者だけが architect を名乗れます。

問題は、その保護が派生語にも及ぶかどうかです。

南オーストラリア州 Architectural Practice Board のガイダンスノート(Use of the Title “Architect” and its Derivatives)は、この点を明示しています。
「landscape architect」「naval architect」「computer systems architect」「architectural engineer」などの複合語は制限されないと記載されています。
一方で「自分を interior architect と称すること(referring to oneself as an interior architect)」は、認められない使用例として明示的に列挙されています。
・登録なしに「architect」またはその派生語を不正に使用した場合の最高刑は AUD 50,000 または6か月の禁錮と記載されています。

つまり、Bachelor of Interior Architecture という学位を持っていることと、名刺に「Interior Architect」と刷ることは、別の話です。学位名としての使用と、職業上の肩書きとしての名乗りが、制度上は切り離されています。

※上記は南オーストラリア州の登録機関が公表しているガイダンスノートの内容です。建築士の登録は州ごとの法律にもとづいており、他州で同じ扱いになるかは、各州の Architects Registration Board に確認が必要です。ニューサウスウェールズ州の登録機関のページには「architect」の名称保護についての記載はありますが、派生語の扱いについての記述は確認できませんでした。実務上どう名乗るかは、就職先の州の規定を確認したうえで判断してください。

なお、これは「Interior Architecture の学位を選ぶな」という話ではありません。学位そのものは正規のもので、技能評価でも認められています。知っておくべきなのは、卒業後に自分をどう名乗るかという実務的な論点があるということです。実際、多くの卒業生は Interior DesignerSpatial Designer という肩書きを使っています。

この分野には「登録」がない ── 建築との決定的な違い

日本から留学を考えるとき、多くの方が「どの学校が認定されていますか?」と質問されます。看護・保育・教員・建築のページを見てきた方ほど、そう聞かれます。

インテリアデザインでは、この質問の前提が成り立ちません。

項目建築(Architect)インテリアデザイン
名称の保護州の建築士法で保護。登録者のみ「architect」を名乗れる保護なし。誰でも「interior designer」を名乗れる
認定機関AACA(オーストラリア建築認定評議会)が課程を認定政府の認定機関なし。業界団体DIAが課程を recognised course として認める仕組みはある
認定対象の学位修士のみ(学士は認定対象外)DIAのrecognitionはAQF6(アドバンストディプロマ)以上から対象
卒業後の実務要件ログブック3,300時間(うち豪州国内1,650時間以上)制度上の要件なし
国家試験APE(建築実務試験・3段階)なし
登録までの最短年数7年(学士3+修士2+実務2)該当なし。卒業した時点で働けます
移住の職業リストArchitect 232111 ── MLTSSL・CSOL 両方に掲載Interior Designer 232511 ── STSOL・CSOL に掲載(MLTSSL は非掲載)

この違いは、有利にも不利にも働きます。

01

入口が広く、時間が短い

建築が登録まで最短7年かかるのに対し、インテリアデザインは学士3年で卒業して、その足で働けます。認定課程を選ばなければならないという制約もありません。年数と費用の両方で軽い。

02

肩書きが守ってくれない

裏を返せば、「登録インテリアデザイナーだから」という参入障壁がありません。誰でも名乗れる以上、評価されるのは作品と実績だけです。就職でも独立でも、ポートフォリオがそのまま自分の資格になります。

03

だから学費の見極めが要る

認定という共通の物差しがないぶん、「高い学校が制度上有利」という関係がありません。学士の総額が2.7倍も開くなかで、その差額に何を求めるのかを、自分で言語化する必要があります。

建築とインテリアの両方に興味がある方へ。この2つは、「制度で守られる代わりに年数と費用がかかる道」と、「制度に守られない代わりに早く安く現場に出られる道」という関係にあります。どちらが優れているという話ではなく、何を優先するかの選択です。建築については 建築(Architecture)のページで、登録までの7年を詳しく整理しています。

先にお伝えしたい ── 6つの事実

1. 「インテリアデザイナー」として働くのに、学位は法律上の要件ではありません

制度上そうだというだけで、実務では学位が求められる場面が多くあります。とくに移住を視野に入れる場合、VETASSESSの技能評価では「AQF Bachelor degree or higher degree」に相当する学歴が必須です。ディプロマだけでは技能評価が通りません。「働けること」と「移住できること」で要件が違う点に注意してください。

2. 学費の差は、大学の格差というより課程設計の差です

TAFE NSWが安いのは、州立の職業教育機関が運営する学位課程だからです。トレンス大学ビリーブルー校が中位なのは私立の専門系大学だから。UNSWやアデレード大学が高いのは研究大学の4年制Honours課程だからです。「安い=質が低い」とは限りませんが、「同じものが安く買える」わけでもありません。年数も、卒業時の学位の種類も違います。

3. 189(独立技術移住)は、この職種では使えません

Interior Designer(232511)はSTSOL に掲載され、MLTSSL には掲載されていません。制度上、MLTSSL 掲載職種のみが subclass 189 の対象となるため、州や地方州の推薦を得る190・491か、雇用主に指名してもらう482・186が現実的な入口になります。州の推薦条件は毎年見直されるため、いま対象でも来年は変わり得ます。

4. デザイン分野のなかでは、移住の選択肢が残っているほうです

CSOL(Core Skills Occupation List)を確認すると、Interior Designer(232511)は掲載されている一方で、Graphic Designer(232411)・Fashion Designer(232311)・Industrial Designer(232312)は掲載されていません。掲載されているのは Jewellery Designer(232313)・Illustrator(232412)・Multimedia Designer(232413)・Web Designer(232414)とインテリアです。「デザイン留学=移住しにくい」と一括りにされがちですが、職種によって扱いが違います。

5. 留学生向けの年額を公表していない大学があります

今回確認した範囲では、カーティン大学・シドニー工科大学(UTS)・キャンベラ大学は、課程ページに留学生向けの年額を掲載していませんでした(カーティン大学は国内学生の政府支援枠の金額のみ)。推測で金額を書くことはできないため、このページでは「要確認」としています。比較の際は、この3校について個別に照会が必要です。

6. ポートフォリオの重みが、学部と大学院で違います

学部では、UNSWの「BE Portfolio Entry」のように、成績以外の評価枠として使われることが多く、必須ではない場合があります。一方大学院は、RMITもアデレード大学も明確に必須としています。大学院から入る計画の方は、渡航の1年前から作品の準備を始めてください。形式(ページ数・点数・容量)は公表されており、そこは守るべき制約です。

学べる課程の一覧(学部・大学院・ディプロマ)

2026年時点で、留学生が出願できる主な課程を、学位のレベル別に整理しました。金額はすべて留学生向けの定価です。

学士(3年制)

3年・最安TAFE NSW ── Bachelor of Interior Design

ニューサウスウェールズ州立の職業教育機関が運営する学位課程です。TAFEというと専門学校の印象がありますが、TAFE NSWは高等教育機関として学士を発行しています。公式ページに掲載されている留学生向けの総額は AUD 72,720〜74,880(3年)で、今回比較したなかで最も低い水準です。

DIAについては「Design Institute of Australia のアソシエイト会員レベルへの入会資格」と記載されています。

3年期間
72,720〜74,880総額(AUD・3年)
071917MCRICOS
HE20501コースコード

※英語要件とキャンパスは、留学生向けページに具体的な記載が確認できませんでした。出願前に個別確認が必要です。

3年トレンス大学 ビリーブルー校 ── Bachelor of Interior Design(Commercial/Residential)

商業空間(Commercial)と住空間(Residential)で課程が分かれているのが特徴です。どちらも3年・24科目で、年額 AUD 37,500・総額 AUD 112,500(1科目あたり AUD 4,688)。公式に DIA-recognised course と明記されています。

Commercial はシドニーとオンライン、Residential はブリスベン・メルボルン・シドニー・オンラインで提供。加速プログラムを使えば2年で修了する設定もあります(オンライン専用の受講は学生ビザの対象になりません)。

3年期間
37,500年額(AUD)
112,500総額(AUD)
IELTS 6.0各項目5.5以上

CRICOS:Commercial 105417B / Residential 105419M

3年グリフィス大学 ── Bachelor of Design(Interior Design専攻)

デザインの学士のなかに Interior Design を専攻として置く形です。3年・240単位で、年額 AUD 38,500・総額 AUD 115,500ゴールドコースト校とブリスベン(サウスバンク)校で提供されています。

研究大学の学士でありながら3年制で、今回の比較では学費も低い側にあります。DIAの認定課程一覧には Queensland College of Art(グリフィス大学)として掲載されています。

3年期間
38,500年額(AUD)
115,500総額(AUD)
IELTS 6.5英語要件

CRICOS:020086A

学士(4年制・Honours)

4年QUT ── Bachelor of Built Environment (Honours)(Interior Design)

建築・都市計画と同じ Built Environment の学部に置かれている課程です。4年・年96単位で、年額 AUD 43,300・総額 AUD 173,200。ガーデンズポイント校(ブリスベン中心部)。

公式に「卒業生は Design Institute of Australia の Graduate Membership の資格を得る」と記載されています。Bachelor of Business や Bachelor of Property Economics との併修課程もあり、経営や不動産と組み合わせられる点は他校にない設計です。

4年期間
43,300年額(AUD)
173,200総額(AUD)
IELTS 6.5各項目6.0以上

CRICOS:113182E / 入学:2月・7月

4年スウィンバーン工科大学 ── Bachelor of Design (Interior Architecture)(Honours)

メルボルンのホーソーン校。年額 AUD 45,010、4年制。英語要件が IELTS 6.0(各項目6.0)と、4年制Honours課程のなかでは低い側です。

スウィンバーンはDiploma of Interior Design(AQF5)と Advanced Diploma of Interior Design(AQF6)も持っており、DIAの認定課程一覧に学士とあわせて掲載されています。ディプロマから学士へ積み上げる設計が学内で完結する数少ない大学です。

4年期間
45,010年額(AUD)
180,040総額(AUD)
IELTS 6.0各項目6.0以上

CRICOS:085306A

4年RMIT ── Bachelor of Interior Design (Honours)

メルボルン市内キャンパス。RMITの2026年 International Onshore 料金表に、年額 AUD 48,000(年96単位・1単位あたり AUD 500)と記載されています。4年・384単位。

選考課題としてフォリオ(10ページ)の提出が求められます。制作過程の作品、参考画像、完成作品を含め、創作への取り組みを示す構成が指定されています。RMITは Diploma(C5431)→ Bachelor →Graduate Diploma → Master とインテリアデザインの課程を全レベルで揃えている唯一の大学です。

4年期間
48,000年額(AUD・2026年)
192,000総額(AUD)
083945GCRICOS

※RMITのコースページには「2027年 年額 AUD 49,920」と表示されています。上記は同大学が公表している2026年の留学生(オンショア)料金表にもとづく金額です。年度が違う数字であることにご注意ください。/入学:2月・7月

4年アデレード大学 ── Bachelor of Interior Architecture (Honours)

アデレード市内キャンパス。年額 AUD 48,600、4年・192単位(コア162+実務連携学習12+選択18)。

公式に「国際インテリア建築家・デザイナー連盟(IFI)と Interior Designers Educator’s Association of Australasia の、4年制学位に関する国際的なガイダンスに沿っている」と記載されています。DIAの認定課程一覧にも Bachelor of Interior Architecture(AQF7)として掲載されています。12単位分が実務連携学習(Work Integrated Learning)に割かれているのがこの課程の設計上の特徴です。

4年期間
48,600年額(AUD)
194,400総額(AUD)
IELTS 6.5各項目6.0以上

CRICOS:115721M / 入学:2月・7月

4年・最高額UNSW ── Bachelor of Interior Architecture (Honours)

シドニー・ケンジントン校。公式に「2026年 初年度の目安額 AUD 51,000」と記載されています。4年制。

「BE Portfolio Entry」という、創作作品のポートフォリオによって入学機会を高める枠が設けられています。入学はTerm 1 と Term 3

4年期間
51,000初年度(AUD・2026年)
088833JCRICOS
423400UACコード

※UNSWが公表しているのは初年度の目安額です。4年分の総額は公式に掲載されていないため、このページでは総額を記載していません(初年度額を単純に4倍すると AUD 204,000 になりますが、これは推計であり公式の数字ではありません)。

学士(年額が公表されていない大学)

以下の3校は課程を開講していますが、2026年8月時点で、留学生向けの年額を課程ページで確認できませんでした。推測での記載は避けています。比較検討に入れる場合は、個別の照会が必要です。
  • カーティン大学 ── Bachelor of Applied Science (Interior Architecture)(Honours):4年・パース校・CRICOS 112416M・IELTS 6.5(各6.0)。公式に「国際インテリア建築家・デザイナー連盟(IFI)に認められている」「DIAの会員資格を得られる」と記載。掲載されているのは国内学生向けの政府支援枠の初年度額(AUD 9,600)のみです。なお同大学には Bachelor of Interior Design(3年)もありますが、2026年8月時点の公式ページには「開講予定なし(No intakes available)」と表示されていました。
  • シドニー工科大学(UTS) ── Bachelor of Design in Interior Architecture:3年・CRICOS 071631C・コースコード C10271。UTSは学費をセッション単位で提示する方式のため、課程ページからは年額を確認できません。
  • キャンベラ大学 ── Bachelor of the Built Environment (Interior Architecture):3年・CRICOS 095576G・IELTS 6.0(各6.0)・キャンベラ(Bruce)校とクイーンズランド州サウスバンク校。課程ページに留学生向けの授業料の記載がありません。
このほかモナッシュ大学もDIAの認定課程一覧に掲載されていますが、公式サイトが自動アクセスを遮断しているため、今回は課程情報・学費を直接確認できませんでした。ご希望があれば大学に直接照会します。

大学院(Graduate Diploma・Master)

大学・課程期間年額(AUD)入学要件(前提となる学位)
アデレード大学
Graduate Diploma in Design(Interior Architecture)分野不問
1年48,600 公式に「Prerequisite: None」と記載。学位の分野指定がありません(CRICOS 115846J)
アデレード大学
Master of Design(Interior Architecture)分野不問
2年48,600 学士(AQF7)または優等学士(AQF8)+GPA 4.0/7 相当分野の指定なし。15点以内のポートフォリオ、CV、500語以内の志望理由書が必要(CRICOS 115905C)
RMIT
Graduate Diploma in Interior Design(GD210)
1年48,960 2026年の公式料金表に掲載(年96単位)
RMIT
Master of Interior Design(MC275)
2年48,960 デザイン系11分野の学士が必須。インテリアデザイン、空間デザイン、インテリアアーキテクチャ、ランドスケープアーキテクチャ、建築、空間芸術、舞台デザイン、展示デザイン、サービスデザイン、工業デザイン、エクスペリエンスデザイン。ポートフォリオ(5〜10作品・PDF1本・25ページ/10MB以内)が必須(CRICOS 0100719・IELTS 6.5/各6.0)

※RMIT修士の年額は、同大学の2026年 International Onshore 料金表にもとづく金額です。コースページには「2027年 年額 AUD 50,880」と表示されています。/アデレード大学の修士は既修得単位の認定(Credit)により期間が短縮される場合があり、公式のCredit Assessorで事前確認できると記載されています。

ディプロマ・アドバンストディプロマ(職業教育)

学校・課程期間学費(AUD)CRICOS
トレンス大学ビリーブルー校
Diploma of Interior Design and Decoration
1年(8科目)25,000(総額)092484B
トレンス大学ビリーブルー校
Advanced Diploma of Interior Design and Decoration
1.7年(12科目)年25,000/総額37,500117125D
スウィンバーン工科大学
Diploma / Advanced Diploma of Interior Design
要確認
TAFE NSW/TAFE Queensland/CIT
Diploma of Interior Design ほか
要確認
ディプロマだけで留学を終えることの注意点。
  • 技能評価が通りません。VETASSESSは Interior Designer(232511)について「AQF Bachelor degree or higher degree」を要件としています。ディプロマ(AQF5)やアドバンストディプロマ(AQF6)は該当しません。
  • 卒業生ビザ(485)の Post-Higher Education Work stream は、学士以上の学位が対象です。ディプロマ課程は、この枠では対象になりません。
  • DIAのrecognitionはAQF6以上からなので、アドバンストディプロマは対象に入ります。「働くための資格」としては機能しますが、「移住のための学歴」としては足りません。
つまりディプロマは、「学士へ進むための踏み台」または「日本に帰る前提でスキルだけ取る」使い方に向いています。移住まで視野に入れるなら、最初から学士を選ぶか、ディプロマから学士への編入計画を立ててください。

学校別の比較表

学士課程を、授業料の総額が安い順に並べました。金額はすべて2026年の留学生向け定価です。

学校課程期間年額総額IELTS都市
TAFE NSW最安Bachelor of Interior Design3年約24,240〜24,96072,720〜74,880要確認NSW州内
トレンス大学ビリーブルー校Bachelor of Interior Design
(Commercial/Residential)
3年37,500112,5006.0(各5.5)シドニー
ブリスベン
メルボルン
グリフィス大学Bachelor of Design
(Interior Design専攻)
3年38,500115,5006.5ゴールドコースト
ブリスベン
QUTBachelor of Built Environment
(Honours)(Interior Design)
4年43,300173,2006.5(各6.0)ブリスベン
スウィンバーン工科大学Bachelor of Design
(Interior Architecture)(Honours)
4年45,010180,0406.0(各6.0)メルボルン
RMITBachelor of Interior Design
(Honours)
4年48,000192,000要確認メルボルン
アデレード大学Bachelor of Interior Architecture
(Honours)
4年48,600194,4006.5(各6.0)アデレード
UNSWBachelor of Interior Architecture
(Honours)
4年51,000
(初年度)
非公表要確認シドニー
カーティン大学Bachelor of Applied Science
(Interior Architecture)(Honours)
4年非公表非公表6.5(各6.0)パース
シドニー工科大学(UTS)Bachelor of Design in
Interior Architecture
3年非公表非公表要確認シドニー
キャンベラ大学Bachelor of the Built Environment
(Interior Architecture)
3年非公表非公表6.0(各6.0)キャンベラ
サウスバンク

※「非公表」は、2026年8月時点で各大学の課程ページに留学生向けの金額が掲載されていなかったことを意味します。公表されていないだけで、金額が存在しないわけではありません。個別に照会すれば入手できます。/※TAFE NSWの年額は、公表されている3年総額を3で割った概算です。

学費(定価)── 総額で並べる

この分野は、年額で比べると判断を誤ります。3年制と4年制が並存しているためです。年額 AUD 38,500 のグリフィス大学(3年)と、年額 AUD 43,300 のQUT(4年)は、年額の差が AUD 4,800 ですが、総額では AUD 57,700 の差になります。

総額でみた序列

順位学校総額(AUD)最安との差
1TAFE NSW(3年)72,720〜74,880
2トレンス大学ビリーブルー校(3年)112,500+39,780
3グリフィス大学(3年)115,500+42,780
4QUT(4年)173,200+100,480
5スウィンバーン工科大学(4年)180,040+107,320
6RMIT(4年)192,000+119,280
7アデレード大学(4年)194,400+121,680

最安と最高の差は AUD 121,680、およそ2.7倍です。1豪ドル100円換算でおよそ1,200万円の差になります。この差額に何を求めるのかを、出願前に自分の言葉にしておいてください。

差額で買えるもの・買えないもの。
  • 買えるもの:4年制Honours課程の卒業設計・研究の期間、研究大学の設備とネットワーク、実務連携学習(アデレード大学は12単位分をこれに充てています)、大都市の立地。
  • 買えないもの:資格や登録は買えません。この分野には国家登録がないため、高い課程を出たから名乗れる肩書きが増えるということはありません。移住の技能評価でも、AQF学士以上であれば要件を満たします。大学の格による差はつきません。

授業料以外にかかるもの

項目金額(AUD)備考
生活費(財政要件)29,710/年学生ビザの財政能力要件として単身12か月分が示されている金額。実際の支出とは別です
学生ビザ申請料2,5002026年7月1日改定(従来2,000)。18歳以上の配偶者も2,500、18歳未満の子は625
OSHC(海外学生健康保険)要確認加入は学生ビザの条件。保険会社・期間により変動します
制作費(この分野固有)要確認模型材料、大判出力、素材サンプル、レンダリングソフトのライセンスなど。学校は総額を公表していないため、こちらから金額はお示しできません

3年課程の安い側(TAFE NSW)で総額の目安は AUD 165,000 前後、4年課程の高い側(アデレード大学)で AUD 315,000 前後。1豪ドル100円換算でおよそ1,650万〜3,150万円です。この幅の大きさが、この分野の特徴です。

※上記の総額目安は、授業料に生活費の財政要件(年 AUD 29,710)を年数分、学生ビザ申請料(AUD 2,500)を加えた概算です。OSHCと制作費は金額が確認できないため含めていません。実際の必要額はこれを上回ります。/※日本円換算は1豪ドル=100円で計算した概算です。実際の負担額は為替により変動します。

奨学金 ── 減額でどこまで動くか

先に結論をお伝えします。この分野では、奨学金で学費の順位が大きく入れ替わることは、あまり起きません。3年制と4年制の差、州立TAFEと研究大学の差が大きすぎるためです。ただし、同じ4年制どうしの比較では意味を持ちます。

QUT International Merit Scholarship(25%・申請不要)

QUTが公表している内容は明確です。

  • 減額率:授業料の25%(学期ごとに適用)
  • 申請:「この奨学金に応募する必要はありません(You do not need to apply for this scholarship.)」── 出願時に自動的に審査されます
  • 成績要件(学部):ATAR 90.00 相当、IB 34.00 相当など、出身国の資格ごとに基準が設定されています
  • 成績要件(大学院):GPA 5.00〜5.50(7点満点)
  • 継続条件:在学中も所定の学業成績を維持すること
  • 選考は学業成績のみで判断され、教育の中断・健康状態・経済的事情は考慮されないと明記されています

QUTのインテリアデザイン(年額 AUD 43,300)に25%が適用されると、年額は AUD 32,475、4年総額は AUD 129,900 になります。減額後でも、3年制のグリフィス大学(115,500)やトレンス大学ビリーブルー校(112,500)より高いという関係は変わりません。ただしRMIT(192,000)やアデレード大学(194,400)との比較では、6万豪ドル以上の差がつきます。

アデレード大学の減額制度

アデレード大学は、Academic Excellence(50%・要申請)/Emerging Leaders(25%・自動適用)/Merit(15%・自動適用)という段階的な減額制度を持っています。25%が適用されると、年額 AUD 48,600 が AUD 36,450、4年総額は AUD 145,800 になります。

※アデレード大学の Launch Your Future ASEAN Scholarship(50%)は ASEAN加盟国の学生が対象で、日本は含まれません。50%枠を狙う場合は Academic Excellence(要申請)が対象になります。各制度が Bachelor of Interior Architecture を対象としているかは、出願年度の要項で個別に確認が必要です。

その他の学校

グリフィス大学には International Academic Merit Scholarship(20%・GPA 4.5/7・申請不要・国籍制限なし)がありますが、2026年8月時点で公式ページが自動アクセスを遮断しており、Bachelor of Design が対象課程に含まれるかを今回確認できませんでした。対象・除外の一覧は年度ごとに更新されるため、その年の要項で確認する必要があります。
UNSW・RMIT・スウィンバーン工科大学・トレンス大学・TAFE NSWについても、インテリアデザイン課程を対象とする減額制度の有無・条件を今回は確認できていません。推測での記載は避けています。ご相談いただければ、その年の要項を学校に直接照会したうえでお伝えします。照会は無料です。
奨学金を検討するときの考え方。この分野では、「奨学金が取れる高い大学」と「奨学金がなくても安い学校」を同じ土俵で比べることになります。25%減額後のQUT(129,900)より、減額なしのトレンス大学ビリーブルー校(112,500)のほうが安い。減額率の大きさに目を奪われず、最終的に支払う総額で比べてください。

英語要件

この分野の英語要件は、他の専門分野に比べて低い部類です。看護(登録に IELTS 7.0)や教員(Speaking・Listening 8.0)のように、大学の入学要件とは別に、登録機関が独自の英語基準を課す構造がありません。大学が求める基準を満たせば、それで足ります。

学校IELTS(Academic)備考
トレンス大学ビリーブルー校6.0(各項目5.5)今回確認したなかで最も低い基準
スウィンバーン工科大学6.0(各項目6.0)4年制Honours課程では最も低い
キャンベラ大学6.0(各項目6.0)
QUT6.5(各項目6.0)L/R/W/S すべて6.0以上
カーティン大学6.5(各項目6.0)
アデレード大学6.5(各項目6.0)学部・大学院とも同基準
グリフィス大学6.5各項目の下限は課程ページで要確認
RMIT(Master of Interior Design)6.5(各項目6.0)学士の基準は課程ページで要確認
ただし、卒業後を考えるなら 6.5 は必要になります。卒業生ビザ(485)の Post-Higher Education Work stream は、2025年8月7日以降に受験したテストについて IELTS 総合 6.5(TOEFL iBT 81、PTE Academic 55 相当)を求めています。
入学時に 6.0 で入れる学校を選んでも、卒業後に現地で働くなら結局 6.5 が要ります。入学要件が低い学校は「渡航のハードルが低い」のであって、「英語を伸ばさなくてよい」わけではありません。入学時 6.0 の学校を選ぶ場合は、在学中に 6.5 へ引き上げる計画をあわせて立ててください。

英語が足りない場合は、付属語学学校(Direct Entry Program)を経由するルートが一般的です。所定の成績で修了すればIELTSのスコア提出が免除される仕組みですが、免除の可否・必要な修了成績は大学と課程によって異なります。ご相談いただければ、志望校の条件を確認してお伝えします。

進学ルート ── 経歴別

いまの学歴によって、選べるルートが変わります。4つに分けて整理します。

ルート A日本の高校を卒業(または在学中)

ファウンデーション
または直接出願

大学により異なる

学士
3年 または 4年

72,720〜194,400

卒業・就職

485ビザで2年

最も素直なルートです。日本の高校卒業から豪州の学部へ直接出願できるかは大学によって異なり、多くはファウンデーションコースや進学準備課程を経由します。3年制を選べば、卒業時の年齢と費用の両方を抑えられます。
ルート B日本でデザイン系の学部を卒業

Graduate Diploma
1年

48,600〜48,960

または

Master
2年

総額 97,200〜97,920

卒業・就職

485ビザで2年

RMITの Master of Interior Design は、デザイン系11分野の学士を明示的に要求しています(インテリアデザイン、空間デザイン、建築、ランドスケープ、工業デザインなど)。該当する学位をお持ちなら、2年で修士まで到達できます。ポートフォリオ(5〜10作品)が必須です。
ルート Cデザイン以外の学部を卒業

アデレード大学
Grad Dip 1年

Prerequisite: None

Master へ
進む選択も

合計2年

卒業・就職

485ビザで2年

ここが、この分野で最も価値のある情報かもしれません。アデレード大学の Graduate Diploma in Design(Interior Architecture)は、公式に「Prerequisite: None」と記載されており、学位の分野を問いません。修士(Master of Design)も、学士(AQF7)+GPA 4.0/7 相当という要件で、分野の指定がありません。ただし15点以内のポートフォリオ、CV、500語以内の志望理由書は必須です。「文系を出たけれどインテリアをやりたい」という方の、最短の入口です。
ルート D費用を最小にして、まず現地に出る

Diploma
1年

25,000

学士へ編入
2年前後

単位認定次第

学士取得

485の対象に

トレンス大学ビリーブルー校の Diploma of Interior Design and Decoration(1年・AUD 25,000)から始め、同校の学士へ進む組み立て。ただし、どれだけ単位が認定されるかで総額も年数も変わります。またディプロマ単体では485ビザの Post-Higher Education Work stream の対象にならず、技能評価も通りません。学士まで進む前提で計画してください。

※上記の学費はすべて2026年の定価です。単位認定(Credit / RPL)の可否と範囲は、提出する成績証明書とシラバスにもとづいて各校が個別に判断します。「何単位認められる」と事前に確定することはできません。

ポートフォリオ ── 形式要件は公表されています

この分野のポートフォリオには、ひとつ確かなことがあります。形式は公表されている、ということです。ページ数、点数、ファイル容量。ここは守るべき制約であり、確認できます。

学校・課程必須/任意公表されている形式要件
RMIT
Master of Interior Design
必須5〜10作品を、PDF 1本(最大25ページ・10MB以内)で提出。制作過程の作品、批判的思考、振り返りを示すことが求められると記載
アデレード大学
Master of Design(Interior Architecture)
必須15点以内の画像。各作品に氏名・タイトル・制作年・技法・寸法を記載。あわせてCV(使用ソフトと実績)と500語以内の志望理由書
RMIT
Bachelor of Interior Design (Honours)
選考課題10ページのフォリオ。制作過程の作品、参考画像、完成作品を含め、創作への取り組みを示す構成
UNSW
Bachelor of Interior Architecture (Honours)
任意(加点枠)「BE Portfolio Entry」── 創作作品のポートフォリオ提出により入学機会を高められる枠として案内
「何を評価するか」「どの完成度が必要か」は、どの大学も数値で公表していません。したがって、こちらから「このレベルなら通ります」と申し上げることはできません。
ただし、形式を外して不利になることは避けられます。25ページ指定に30ページ出す、10MB上限に20MBのPDFを送る、15点指定に25点並べる ── こうした失敗は、要件を読めば防げます。アンアルウェンでは、志望校ごとの形式要件を一覧にしてお渡ししています。

作品がない場合

デザイン以外の学部を出た方から、最も多くいただく相談です。

選択肢は3つあります。

1. 学部から入り直す

年数はかかりますが、ポートフォリオを学校で作れます。学部の出願ではポートフォリオが必須でない学校が多く、入口としては最も確実です。3年制を選べば費用も抑えられます。

2. ディプロマから積み上げる

1年のディプロマで作品を作り、それを持って学士や大学院へ進む方法。費用が AUD 25,000 前後と軽く、現地で学びながら準備できます。ただし単位認定の範囲は事前に確定できません。

3. 渡航前に作る

実務作品、独学の課題、日本の専門学校での制作物などを再編集する方法。実務作品を使う場合は、守秘義務・著作権・自分の担当範囲の明示が論点になります。準備には数か月かかると見ておいてください。

DIA(オーストラリアデザイン協会)の実際

DIA(Design Institute of Australia)は、業界団体です。政府の登録機関ではありません。ここを誤解すると、学校選びの判断を誤ります。

DIA Recognised Course とは

DIAが「recognised course」として認めているのは、DIAの Registered Design Entity 会員である教育機関(登録訓練機関または登録高等教育機関)が提供し、AQF 6 または 7 以上(アドバンストディプロマまたは学位)に格付けされた課程です。この課程の学生・卒業生は、DIAの一般会員になる資格が自動的に得られます。

インテリアデザイン分野で掲載されている主な提供機関は、TAFE Queensland、TAFE NSW、QUT、Canberra Institute of Technology、トレンス大学ビリーブルー校、アデレード大学、キャンベラ大学、Sydney Design School、スウィンバーン工科大学など。ほかに Curtin大学、Deakin大学、Monash大学、UNSW、RMIT、クイーンズランド大学、North Metropolitan TAFE、Collarts、LCI Melbourne などが、DIAの認定課程を提供する機関として挙げられています。

ここで重要なのは、「recognised でない課程を出ると働けない」わけではないということです。DIAの recognition は会員資格の入口であって、就労の要件ではありません。建築のAACA認定が「これがないとAPEに進めない」という関門であるのに対し、DIAのそれは性質が違います。

DIA Accredited Designer

DIAには Accredited Designer という上位の資格があります。DIAが公表している要件は次のとおりです。

項目Professional pathwayVocational pathway
学歴AQF 7以上の学位(資格証明書の写しを提出)AQF 5以上のディプロマ(成績証明書の写しを提出)
実務経験最低3年(申請に算入できるのは最大15年)最低5年(同上)
最低ポイント15点25点
その他DIA行動規範(Code of Conduct)の遵守に同意専門職賠償責任保険(Professional Indemnity Insurance)の有効性証明書の提出

これは任意の資格です。持っていなくてもインテリアデザイナーとして働けます。ただし、独立して案件を受ける段階になると、賠償責任保険の有無や第三者の認定は、クライアント側の判断材料になります。

※Accredited Designer の申請費用については、DIAの公開ページで金額を確認できませんでした。会員区分(Graduate/Associate/General/Accredited)ごとの詳細な違いについても、同ページには記載がありません。推測での記載は避けています。

IFI と IDEA

大学の課程紹介には、DIAのほかに2つの略称が出てきます。

  • IFI(International Federation of Interior Architects/Designers) ── 国際的な業界連盟。カーティン大学は「IFIに認められている(recognised by)」アデレード大学は「IFIとIDEAの、4年制学位に関する国際的なガイダンスに沿っている」と記載しています。
  • IDEA(Interior Design/Interior Architecture Educators Association) ── 豪州・NZのインテリア系教育者の学術団体。課程の認定機関ではなく、教育研究のネットワークです。

いずれも、卒業後に働くための要件ではありません。課程の国際的な水準を示す参照点として使われています。

卒業後の進路

オーストラリア統計局のANZSCOは、Interior Designer(232511)の業務を「商業・工業・小売・住宅の建物内部を計画し、設計し、詳細を詰め、施工を監理して、目的に合わせた環境をつくる。空間の創出、空間計画、生活・労働環境を高める要素にとくに重点を置く」と定義しています。

商業・ホスピタリティ

オフィス、ホテル、レストラン、小売店舗の内装設計。建築設計事務所やインテリア専門の設計事務所に所属する形が中心です。図面、素材選定、什器の仕様、施工監理まで担当範囲は広がります。

住宅

個人住宅・集合住宅の内装。トレンス大学ビリーブルー校が課程を Commercial と Residential に分けていることからも、業界内で領域が分かれていることがわかります。

関連職

ディスプレイ/VMD、什器・家具のデザイン、展示・イベント空間、映像美術、不動産のスタイリング、素材メーカーやショールームの提案営業。「内装設計そのもの」以外の出口が広いのがこの分野です。

給与水準について。このページでは金額を記載していません。オーストラリア政府の職業別データベースでインテリアデザイナーの2026年時点の統計値を確認できず、民間求人サイトの数字は算出根拠が公表されていないためです。出典を示せない数字は載せないという方針です。面談では、いま公開されている求人の実例をお見せしながらお話しします。

在学中にやっておくと効くこと

この分野は登録制度がないぶん、経歴が直接効きます。とくに、移住まで視野に入れる場合は、卒業後の実務年数がそのまま技能評価の要件になります。

取り組み効いてくる場面
設計事務所でのアルバイト・インターン就職時の実績。ただし技能評価に算入できるのは、原則として資格取得後の就業です(後述)
ソフトウェアの習熟(CAD/BIM/レンダリング)アデレード大学の大学院はCVに「使用ソフトの経験」を記載するよう求めています
作品の記録を残す大学院進学、転職、独立のすべてで使います。データを消さないこと
英語を IELTS 6.5 まで引き上げる485ビザの要件(2025年8月7日以降のテスト)。入学時6.0で入った方は必須の課題です

ビザ・永住ルート

職業リストの現在地

Interior Designer(ANZSCO 232511)の掲載状況は、法令で確認できます。

リスト掲載対象となるビザ
MLTSSL(中長期戦略技能リスト) 非掲載subclass 189(独立技術移住)が使えません
STSOL(短期技能職業リスト) 掲載190(州推薦)・491(地方州推薦)が対象
CSOL(コアスキル職業リスト) 掲載482(Skills in Demand・Core Skills stream)・186(雇用主指名)が対象
ROL(地方職業リスト)該当なし

出典:Migration (LIN 19/051: Specification of Occupations and Relevant Assessing Authorities) Instrument 2019(Compilation No. 5・2026年3月28日)、および Migration (Specification of Occupations—Subclass 482 Visa) Instrument 2024(2025年11月7日時点の編纂版)。いずれも連邦官報(Federal Register of Legislation)に掲載されている法令の本文で確認しています。

デザイン分野のなかでの位置づけ。CSOL の本文を確認すると、掲載・非掲載がはっきり分かれています。
  • 掲載されている:Interior Designer(232511)/Jewellery Designer(232313)/Illustrator(232412)/Multimedia Designer(232413)/Web Designer(232414)/Architect(232111)/Landscape Architect(232112)
  • 掲載されていない:Graphic Designer(232411)/Fashion Designer(232311)/Industrial Designer(232312)
「デザイン留学は移住に向かない」と一般化されがちですが、職種によって扱いが違います。インテリアデザインは、掲載されている側です。

技能評価(VETASSESS)

Interior Designer の技能評価機関は VETASSESS です。公表されている要件は次のとおりです。

項目内容
学歴AQF Bachelor degree or higher degree(修士・博士も含む)に相当すること
関連性の高い専攻Interior Design および Interior Architecture。関連科目として、コミュニケーション、デザイン、技術、照明、音響、素材、フォルムなどが挙げられています
実務経験Pathway 1:資格取得後1年以上/Pathway 2:2年以上/Pathway 3:3年以上/Pathway 4:6年以上いずれも週20時間以上の就業であることが条件
申請料(オフショア)AUD 1,096(優先処理を付ける場合は追加 AUD 825)
申請料(オンショア・GST込)AUD 1,205.60(優先処理を付ける場合は追加 AUD 907.50)

ここが計画の要になります。どのPathwayに当たるかは、学位の内容と就業歴の組み合わせで決まります。「学位を取っただけ」では技能評価が完結せず、卒業後の就業実績が必要です。だからこそ、485ビザで残る2年間の使い方が、この分野では決定的に重要になります。

卒業生ビザ(485・Post-Higher Education Work stream)

  • 専攻分野は問われません。公式に「専攻分野にかかわらず、対象となる学位」と記載されており、職業リストへの掲載は要件になっていません。
  • 対象学位:CRICOS登録機関で修了した学士・修士・博士。申請前6か月以内の修了であること
  • 滞在期間:学士/修士(コースワーク)で2年、修士(研究)/博士で3年
  • 年齢:申請時 35歳以下(修士(研究)・博士には例外規定あり)
  • 英語:2025年8月7日以降に受験したテストで IELTS 総合 6.5(TOEFL iBT 81/PTE Academic 55 相当)

この2年で、VETASSESSのPathway 1(資格取得後1年以上)を満たせる可能性があります。ただし、就職できるかどうかは個別の事情によります。「必ず就職できます」とも「難しいです」とも、こちらから断定はできません。

190・491の現実的な見方

Interior Designer は MLTSSL に載っていないため、州または地方州の推薦が必須です。そして、州の推薦対象職種と条件は毎年見直されます。

※本ページでは、特定の州が Interior Designer を推薦対象としているかどうかについて、個別の記載をしていません。州のリストは年度ごとに、場合によっては年度途中でも変更されるため、公開時点の情報がすぐ古くなるためです。ご相談いただいた時点で、各州の最新の推薦リストを確認してお伝えします。「この州なら取れます」という保証は、どのエージェントにもできません。

※ビザおよび移住に関する最終的な判断・申請代理は、登録移民代理人(MARA)の業務範囲です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。

日本に帰ってから活かす

日本には「インテリアデザイナー」という国家資格がありません。この点はオーストラリアと同じです。実務では、公益法人や業界団体が実施する資格が使われています。

海外の学位が、日本の資格試験の受験資格としてどう扱われるかは、実施団体ごとに判断が異なります。受験資格に学歴要件が設けられている資格では、海外で修了した課程が該当するかどうかを、出願前に各実施団体へ照会する必要があります。このページでは、特定の資格について「該当します/しません」とは記載していません。実施団体の判断を、こちらで代行することはできないためです。

一級建築士については、より慎重な確認が必要です。建築士法では、外国の大学等を卒業した方が学歴要件を用いる場合、「同等以上であることを証する書類」を提出し、受験申込後の受験資格審査(国土交通大臣の認定)で可否が判断されます。審査では履修した建築系の科目が、日本の指定科目と同程度かをひとつずつ確認する仕組みです。

インテリアデザインの課程は、建築の課程とはカリキュラムの構成が異なります。建築士を目指すのであれば、渡航前に日本側の指定科目を確認したうえで、履修計画を立ててください。あとから科目を追加するのは困難です。シラバス・成績証明書・履修時間の記録は、在学中から保管しておいてください。

日本で評価されやすい部分

  • 英語で図面とプレゼンができること。海外案件、外資系の設計事務所、ホテル・商業施設の国際コンペで直接使えます
  • 作品そのもの。この分野は、どこの国でもポートフォリオが履歴書より先に見られます
  • 実務連携学習の経験。アデレード大学のように、課程内に実務が組み込まれている学校の卒業生は、そこを語れます

学校の選び方 ── 見るべき6つの点

01

年数(3年か4年か)を先に決める

この分野の総額を決めるのは、年額より年数です。年額の差が AUD 5,000 でも、1年多いだけで AUD 45,000 の差になります。3年制で早く働き始めるか、4年制のHonoursで卒業設計まで行くか。ここを先に決めると、候補が半分になります。

02

総額で比べる(年額で比べない)

年額 AUD 38,500 のグリフィス大学(3年・総額115,500)と、年額 AUD 43,300 のQUT(4年・総額173,200)。年額の差は AUD 4,800 ですが、総額の差は AUD 57,700 です。比較表は必ず総額で作ってください。

03

学位のレベル(AQF)を確認する

ディプロマ(AQF5)とアドバンストディプロマ(AQF6)では、485ビザも技能評価も対象になりません。移住まで視野にあるならAQF7以上の学士が必須です。「デザインが学べればよい」のか「移住の土台にするのか」で、選ぶべき課程が変わります。

04

英語要件と、卒業後に必要な英語を分けて考える

入学は IELTS 6.0 でも、485ビザには 6.5 が要ります。入学基準が低い学校は入りやすいだけで、卒業後の要件は同じです。入学時6.0で入るなら、在学中に6.5へ上げる計画をセットにしてください。

05

都市で決めるなら、卒業後の2年まで考える

485ビザの2年をどこで過ごすかは、就職機会だけでなく、州推薦(190・491)の可能性にも関わります。とくに491は地方州が対象です。「留学中に住みたい街」と「卒業後に働く街」を分けて考えたほうが、選択肢は広がります。

06

学費が非公表の大学は、必ず照会してから比べる

カーティン大学・UTS・キャンベラ大学は、課程ページに留学生の年額を掲載していません。公表されていないだけで、金額は存在します。照会せずに候補から外すのも、金額を知らずに志望するのも、どちらももったいない。照会は無料です。

出願から出発までの流れ

時期やることアンアルウェンの関わり
12〜18か月前年数(3年/4年)とレベル(学士/大学院)の決定、学校の絞り込み無料相談。いまの学歴で大学院に入れる可能性があるかを判定します
10〜14か月前IELTSの受験、ポートフォリオの制作(大学院志望の場合は必須)志望校ごとの形式要件(ページ数・点数・容量)を一覧にしてお渡しします
8〜12か月前出願書類の準備、学費非公表校への照会、奨学金の対象確認カーティン大学・UTS・キャンベラ大学などへ留学生向け年額を直接照会します
6〜10か月前出願、Letter of Offer の受領出願手続きを代行。複数校への出願も無料
4〜6か月前学費の支払い、CoEの取得、OSHC加入手続きの案内と、支払いスケジュールの整理
3〜4か月前GS(Genuine Student)ステートメントの作成、学生ビザ申請GS対策とビザ申請を全面サポート。この分野は「なぜ日本ではなくオーストラリアなのか」を作品と結びつけて語れるかが問われます
1〜2か月前住居手配、航空券、渡航準備ホームステイ・学生アパートの手配、出発前オリエンテーション
渡航後現地生活の立ち上げ、学業、インターン探し現地オフィスでのサポート、コース変更・延長、485ビザの相談

※上記は一般的な目安です。ビザの処理期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わるため、「いつまでに申請すれば必ず間に合う」とはお伝えできません。余裕をもったスケジュールをおすすめします。

他社との違い ── アンアルウェンが選ばれる理由

アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。

01

GS対策・ビザ申請まで無料でサポート

学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。この分野は「なぜオーストラリアなのか」を作品と結びつけて説明する必要があります。ここに時間をかけます。

02

渡航後も、日本と現地の両方から支える

オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。学士から大学院への進学や、卒業生ビザ(485)の申請についてもご相談いただけます。

03

毎月12名様限定 ── 一人ひとりに時間をかける

一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。インテリアデザインはいまの学歴・作品の有無・予算によって最適なルートが変わる分野です。画一的な案内ではなく、その方の状況に合わせて設計します。

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スタッフが実際に足を運んだ学校だけを紹介

紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。スタジオや工房、素材ライブラリの充実度は、資料だけではわかりません。

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2008年設立・3,000名以上の留学をサポート

2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。学部から大学院へ進まれた方のサポート実績もあります。

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メリットだけでなく、現実も率直に伝える

費用や生活面の現実も率直にお伝えします。「189ビザはこの職種では使えません」「ディプロマだけでは技能評価が通りません」「この大学は留学生向けの年額を公表していないので、いまは金額をお伝えできません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。

アンアルウェンを利用するメリット・無料サポート内容

アンアルウェンは、オーストラリア留学の専門エージェントです。学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。

出願前サポート(無料)
  • 目的・ビザ・期間に合ったコース選びの無料相談
  • 2026年日本人プロモーションの適用確認・申込み手続き代行
  • 入学申込書類の作成サポート
  • 学生ビザ申請代行サポート
  • GSステートメントの作成含め、全面サポート
  • ワーホリビザ申請代行サポート
  • ホームステイ・学生アパートの手配サポート
  • OSHC(海外学生健康保険)の手配サポート
  • 航空券・渡航準備のアドバイス
  • 語学学習のアドバイス
  • 出発前の個別オリエンテーション
渡航後サポート(無料)
  • 現地オフィス(シドニー・メルボルン)にて日本人スタッフがサポート
  • 到着後オリエンテーション
  • 現地トラブル時の相談窓口(日本語でOK)
  • コース延長・変更の手続きサポート
  • ケンブリッジ検定・IELTS受験申込みのアドバイス
  • ビザ切り替えサポート
  • 留学後の帰国・キャリアプランの相談
  • 大学・大学院進学を検討する方への進路アドバイス
  • LINEやZOOMでのサポート付
  • 次の留学・再渡航のサポート

オーストラリア インテリアデザイン留学 よくある質問

認定を受けた学校を選ばないと、インテリアデザイナーとして働けませんか?

いいえ。オーストラリアでは、インテリアデザイナーは登録が必要な職業ではありません。
建築家(Architect)は各州の建築士法で名称が保護され、AACA認定の修士を修了し、3,300時間の実務を記録し、3段階の試験に合格して初めて名乗れます。インテリアデザイナーには、この仕組みがありません。認定課程を出ていなくても働けます。
業界団体である DIA(Design Institute of Australia)が recognised course の制度と Accredited Designer という資格を運用していますが、これは会員資格と任意の認定であって、就労の要件ではありません。
ただし移住を視野に入れる場合は話が変わります。VETASSESSの技能評価では「AQF Bachelor degree or higher degree」相当の学歴が必須です。「働けること」と「移住できること」で要件が違う点を、最初に押さえてください。

いくらかかりますか?

選ぶ課程で大きく変わります。授業料(定価)で計算します。
最も軽いルート:TAFE NSW の Bachelor of Interior Design(3年)── AUD 72,720〜74,880
最も重いルート:アデレード大学の Bachelor of Interior Architecture (Honours)(4年)── AUD 194,400
差は AUD 121,680、およそ2.7倍です。
これに生活費(学生ビザの財政要件は単身12か月で AUD 29,710)、OSHC、学生ビザ申請料 AUD 2,500(2026年7月1日改定)、そして模型材料・大判出力・素材サンプル・ソフトのライセンスといったこの分野固有の実費が加わります。在学中の総額の目安は AUD 165,000〜315,000、1豪ドル100円換算でおよそ1,650万〜3,150万円です(この目安に含めているのは授業料・生活費の財政要件・ビザ申請料のみで、OSHCと制作費は金額が確認できないため含めていません。実際の必要額はこれを上回ります)。
この幅の大きさが、この分野の特徴です。予算に上限がある方ほど、最初に総額で候補を並べる価値があります。

デザイン以外の学部を出ています。大学院から入れますか?

入れる学校があります。ここは学校によって対応が真っ二つに分かれます。
アデレード大学Graduate Diploma in Design(Interior Architecture)は、公式に「Prerequisite: None」と記載されており、前提となる学位の分野を指定していません。1年・年額 AUD 48,600。Master of Design(Interior Architecture)も、学士(AQF7)または優等学士(AQF8)+GPA 4.0/7 相当という要件で、分野の指定がありません。2年・年額 AUD 48,600。
一方RMITの Master of Interior Design は、デザイン系11分野の学士を明示的に要求しています(インテリアデザイン、空間デザイン、インテリアアーキテクチャ、ランドスケープアーキテクチャ、建築、空間芸術、舞台デザイン、展示デザイン、サービスデザイン、工業デザイン、エクスペリエンスデザイン)。デザイン以外の学位では出願できません。
ただし、アデレード大学の大学院も、ポートフォリオは必須です。15点以内の画像に加え、CVと500語以内の志望理由書が求められます。作品の準備は、出願の数か月前から始めてください。

「Interior Architect」と名乗れないというのは、本当ですか?

南オーストラリア州については、登録機関が明示しています。
同州の Architectural Practice Board が公表しているガイダンスノート(Use of the Title “Architect” and its Derivatives)は、「landscape architect」「naval architect」「computer systems architect」などの複合語は制限されないとしたうえで、「自分を interior architect と称すること」を、登録なしに使ってはならない例として明示的に列挙しています。不正使用の最高刑は AUD 50,000 または6か月の禁錮と記載されています。
ただし、建築士の登録は州ごとの法律にもとづきます。ニューサウスウェールズ州の登録機関のページには「architect」の名称保護についての記載はありますが、派生語の扱いについての記述は確認できませんでした。他州で同じ扱いになるかは、各州の Architects Registration Board への確認が必要です。
誤解しないでいただきたいのは、これは「Interior Architecture の学位を選ぶな」という話ではないということです。学位そのものは正規のもので、技能評価でも Interior Design と同等に扱われます。知っておくべきなのは、卒業後に名刺へ何と刷るかという実務的な論点があるということです。

卒業後、オーストラリアに残れますか?永住できますか?

残ることと、永住することは、分けて考えてください。
残ること:卒業生ビザ(485・Post-Higher Education Work stream)は専攻分野を問いません。職業リストへの掲載も要件ではありません。学士または修士(コースワーク)で2年、申請時35歳以下、英語はIELTS 6.5(2025年8月7日以降のテスト)。ここは比較的読みやすい部分です。
永住すること:ここは条件が厳しくなります。Interior Designer(232511)は STSOL に掲載されており、MLTSSL には掲載されていません。そのためsubclass 189(独立技術移住)は使えず、190(州推薦)・491(地方州推薦)が入口になります。加えて CSOL に掲載されているため、482(Skills in Demand)・186(雇用主指名)も対象です。
技能評価は VETASSESSAQF学士以上+資格取得後の実務(最短1年・週20時間以上)が要件で、申請料はオフショア AUD 1,096/オンショア AUD 1,205.60
州の推薦条件は毎年変わるため、「この州なら取れます」という保証は、どのエージェントにもできません。ご相談時点の最新リストを確認してお伝えします。

ディプロマだけ取って帰国するのは、もったいないですか?

目的次第です。ただし、いくつか知っておくべき制約があります。
ディプロマ(AQF5)・アドバンストディプロマ(AQF6)では、
VETASSESSの技能評価が通りません(AQF学士以上が要件)
485ビザの Post-Higher Education Work stream の対象になりません(学士以上が対象)
DIAの recognition は AQF6 以上が対象なので、アドバンストディプロマは会員資格の対象に入ります
つまり「日本に帰る前提でスキルと作品を取りに行く」なら、1年・AUD 25,000 前後で完結する合理的な選択肢です。トレンス大学ビリーブルー校の Diploma of Interior Design and Decoration がこれにあたります。
逆に「現地で働きたい」「移住したい」のであれば、最初から学士を選ぶか、学士への編入を前提に計画してください。あとから積み上げることはできますが、単位認定の範囲は事前に確定できません。結果的に総額が増えることもあります。

学費が公表されていない大学は、どうやって比べればいいですか?

照会するしかありません。そして、それは無料でできます。
今回確認した範囲では、カーティン大学・シドニー工科大学(UTS)・キャンベラ大学が、課程ページに留学生向けの年額を掲載していませんでした。UNSWは初年度額(AUD 51,000)のみを掲載し、4年分の総額は公表していません。
これは珍しいことではありません。単位あたりの課金方式を採る大学や、セッション単位で提示する大学(UTSがこれにあたります)では、年額という形の数字が存在しないためです。
推測で「だいたいこのくらい」と書くことはできます。ですが、それをもとに1,000万円を超える判断をしていただくわけにはいきません。このページで金額を書いていないのは、確認できなかったからです。
ご相談いただければ、学校担当者に直接照会してお伝えします。照会も、複数校の比較表の作成も無料です。

建築とインテリア、どちらを選ぶべきでしょうか?

「制度に守られたいか」「早く現場に出たいか」で分かれます。
建築(Architect):登録まで最短7年(学士3+修士2+実務2)。学士だけではAACAの認定対象にならず、3,300時間の実務のうち1,650時間以上をオーストラリア国内で積む必要があります。授業料の総額は5年で AUD 219,300〜264,500。そのかわり、名称が法律で保護された職業に就けます。Architect(232111)はMLTSSLとCSOLの両方に掲載されており、永住ルートも建築のほうが広い。
インテリアデザイン:登録制度がなく、学士3年で卒業してすぐ働けます。総額は AUD 72,720 から。そのかわり、肩書きが守ってくれません。評価されるのは作品と実績だけです。永住は189が使えず、190・491・482・186が入口になります。
どちらが優れているという話ではありません。7年と費用を投じて制度側に入るか、3年で現場に出て作品で勝負するか。詳しくは建築のページとあわせてご覧ください。

エージェントを通すと費用は高くなりますか?

いいえ。アンアルウェンのサポートはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と、支払う学費は変わりません。学校選び、出願書類、GS(Genuine Student)ステートメント、学生ビザ申請、住居手配、渡航後のサポートまで、追加費用なしでご利用いただけます。
この分野の場合はこれに加えて、3年制と4年制の総額比較、学費非公表校への直接照会、ポートフォリオの形式要件の整理、大学院の分野要件(分野不問か、デザイン系限定か)の確認、そして卒業後2年の485ビザまで見据えた都市選びまでサポートします。特に「総額を並べる」作業は、年額だけを見て判断すると誤ります。
なお、学校が定める出願料は、エージェント経由・直接申込を問わず学校に支払うものです。

インテリアデザインと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。

デザイン

グラフィック、プロダクト、UI/UXなど、デザイン分野全体を扱うページです。ただし移住という観点では扱いが違います。Graphic Designer(232411)・Fashion Designer(232311)・Industrial Designer(232312)はCSOLに掲載されていません。

建築

登録まで最短7年、学士だけでは認定対象にならない分野です。インテリアと迷っている方は、「制度に守られる道」と「作品で勝負する道」の違いとして読み比べてみてください。

建設・技術トレード

設計ではなく、つくる側から空間に関わる道。大工、れんが積みなどの職業訓練課程は1〜2年で現場に出られます。ただし1年課程では卒業生ビザ(485)が取れない点は知っておいてください。

環境学・サステナビリティ

素材選定や建物の環境性能に関心があるなら、こちらも比較の対象になります。環境系3職種はMLTSSLとCSOLの両方に掲載されており、永住ルートという点ではインテリアより広い位置づけです。

QUT(詳細ページ)

ブリスベン。年額 AUD 43,300、International Merit Scholarship(25%・申請不要)があり、4年制のなかでは実質負担を抑えやすい大学です。Bachelor of Business との併修課程もあります。

グリフィス大学(詳細ページ)

ゴールドコースト/ブリスベン。3年制で年額 AUD 38,500、総額 AUD 115,500。研究大学の学士としては費用が抑えられており、3年で卒業できる点も大きい。

アデレード大学(詳細ページ)

アデレード。大学院(Graduate Diploma・Master)の入学要件に学位の分野指定がない数少ない大学です。デザイン以外の学部を出た方の入口として、まず確認する価値があります。

RMIT(詳細ページ)

メルボルン。ディプロマ・学士・大学院ディプロマ・修士と、インテリアデザインの課程を全レベルで揃えている唯一の大学です。修士はデザイン系学位が必須。

総額 AUD 72,720 の道と、AUD 194,400 の道。
その差に何を求めるのか、一緒に言葉にしませんか。

「3年制と4年制、どちらを選ぶべき?」「デザイン以外の学部だけれど大学院に入れる?」「学費を公表していない大学の金額を知りたい」
この分野は、認定という共通の物差しがないぶん、自分の基準を先に決めた人が強い。だからこそ、最初に全体像を持っておく価値があります。無料相談・無理な勧誘は一切ありません。
※サポートは毎月12名様限定です。お早めにご連絡ください。

このページについて
最終更新日:2026年8月6日 / 執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・英語基準・奨学金・職業リスト・技能評価の要件は、各大学および教育機関、Design Institute of Australia、VETASSESS、南オーストラリア州 Architectural Practice Board、内務省、および連邦官報(Federal Register of Legislation)の公式情報をもとに、アンアルウェンが2026年8月時点で確認・翻訳・整理したものです。
職業リストについて:Interior Designer(ANZSCO 232511)のMLTSSL・STSOL・ROLへの掲載状況は Migration (LIN 19/051: Specification of Occupations and Relevant Assessing Authorities) Instrument 2019(Compilation No. 5・2026年3月28日)の本文、CSOLへの掲載状況は Migration (Specification of Occupations—Subclass 482 Visa) Instrument 2024(2025年11月7日時点の編纂版)の本文で確認しています。他のデザイン系職種の掲載・非掲載も同じ法令本文にもとづく記載です。
学費について:TAFE NSW・トレンス大学ビリーブルー校・グリフィス大学・QUT・スウィンバーン工科大学・RMIT・アデレード大学・UNSWの金額は、各校の課程ページまたは公式の料金表に2026年の留学生向け金額として掲載されているものです。RMITの金額は同大学の「2026 International Onshore student tuition fees」にもとづくもので、コースページには2027年の年額が表示されています。カーティン大学・シドニー工科大学(UTS)・キャンベラ大学については、留学生向けの年額が課程ページから確認できなかったため「非公表」とし、推測での記載はしていません。UNSWは初年度額のみが公表されているため、総額を記載していません。モナッシュ大学は公式サイトが自動アクセスを遮断していたため、今回は課程情報を確認できていません。
※学費の日本円換算は1豪ドル=100円で計算した概算です。実際の負担額は為替により変動します。
※学費・入学要件・奨学金の対象国および条件・職業リスト・州の推薦条件・ビザ関連の金額は年度により変更されます。出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※「Interior Architect」の名称使用に関する記載は、南オーストラリア州の Architectural Practice Board が公表しているガイダンスノートの内容です。建築士の登録は州ごとの法律にもとづくため、他州での取り扱いは各州の Architects Registration Board にご確認ください。
※日本の資格・受験資格に関する記載は制度の枠組みの説明であり、認定の可否を示すものではありません。外国の大学等を卒業した場合の取り扱いは、各実施団体および所管官庁の個別判断です。
※ビザおよび移住に関する最終的な判断・申請代理は、登録移民代理人(MARA)の業務範囲です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。
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