学部・修士の比較 / 学費 / 期間短縮
国境をまたいで事業を動かすための学問です。国際経営、グローバル・サプライチェーン、異文化マネジメント、アジア太平洋の市場理解。 修士でも職務経験を求められない課程が中心で、大学を出てすぐ、あるいは社会人経験の浅い段階から挑戦できるのがこの分野の特徴です。 そして日本で商学・経営・経済を学ばれた方は、修士が1〜1.5年に短縮される可能性があります。 この短縮は、多くの場合、奨学金より確実で金額も大きくなります。
Summary
会計やマーケティングのように職能を深める分野ではなく、国境をまたぐときに何が変わるかを扱う分野です。商社、メーカーの海外部門、貿易、外資系など、日本と海外の間に立つ仕事を想定しているなら合致します。
ここがMBAとの決定的な違いです。UNSW の Master of International Business は学士号(成績65%以上)で出願でき、RMIT は分野を問わない学士号が要件。社会人経験ゼロでも修士に進めます。
Bachelor of Business のなかの International Business 専攻という構成で、QUT(年 A$45,000)、UTS、モナッシュ大学などが提供しています。
最も高いUNSWは2年総額 A$129,000、最も抑えられるQUTの学士は年 45,000。RMITはビジネス系の学位があれば1.5年で修了でき、期間短縮がそのまま費用削減になります。
大学が留学生向けに用意する奨学金は15〜30%の減額が中心で、モナッシュ大学のように申請不要で年 A$15,000 が自動付与されるものもあります。アンアルウェンでは、対象になり得る奨学金の確認から申請書類の作成まで無料でサポートしています。
この分野は「学んだ」だけでは差がつきません。UNSWの Global Business Practicum、RMITのインターン選択科目、マッコーリーの単位認定インターンなど、実務が科目に組み込まれているかが卒業後を分けます。
シドニー大学のMIBは学生ビザでは履修できません。そしてQUTの Master of Business (International Business) は2026年後期が最終入学です。名前だけで選ぶと出願できません。
「国際ビジネス」という職種は存在しません。サプライチェーン、調達、マーケティングといったCSOL掲載職種に接続する専攻を選び、485ビザの2年で実務経験を積む ── この順序で組むと選択肢が残ります。
01 — What you study
国際ビジネス(International Business)は、「国境をまたいだ瞬間に、ビジネスの何が変わるのか」を扱う分野です。国内で通用していた前提が、相手国では通用しない。その差分を体系的に理解し、意思決定に落とし込むための学問だと考えてください。
そのため学ぶ内容は二層構造になります。土台にあるのはマーケティング・会計・マネジメントといったビジネスの基礎。その上に、法制度・為替・関税・文化・物流・地政学といった国境をまたぐことで生じる変数が乗ります。オーストラリアの大学の場合、この上層でアジア太平洋地域を重点的に扱うのが特徴です。
どの国に、どの形態で進出するか。輸出、合弁、現地法人設立 ── 選択肢ごとのリスクとリターンを比較する枠組みを学びます。
調達から物流、在庫、通関まで。近年もっとも求人が伸びている領域で、供給網の分断リスクを扱う科目が増えています。
多国籍チームでの意思決定、交渉、人事。クラス自体が多国籍のため、教室での議論がそのまま演習になります。
この分野の価値は「知識」より「立ち位置」にあります。国際ビジネスの学位そのものが特定の職能免許になるわけではありません。評価されるのは、日本語・英語の両方で仕事ができ、異なる商習慣の間を橋渡しできる人材という立ち位置です。だからこそ、在学中に実際の企業案件やインターンに関わったかが、卒業後の差になります。学校選びでインターン科目の有無を確認すべき理由がここにあります。
02 — vs MBA
ご相談で最も多いのが「ビジネス留学と何が違うのか」という質問です。3つを並べて整理します。
| 国際ビジネス | ビジネス(一般) | MBA | |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 国境をまたぐ実務 | 職能を深める | 経営者・管理職への転換 |
| 職務経験 | 不要な課程が中心 | 不要 | 実質的に必要 上位校は平均5〜7年 |
| GMAT | 原則不要 成績不足時の代替として使える場合あり | 不要 | 上位校は必須 |
| 期間(修士) | 1〜2年 | 1〜2年 | 1〜2年 |
| 英語の目安 | IELTS 6.5 | IELTS 6.0〜6.5 | IELTS 6.0〜7.0 |
| 費用感(修士総額) | 約 A$74,000〜129,000 | 約 A$16,500〜71,000 | 約 A$25,500〜113,000 |
なお、費用だけを見ればビジネス系の私立高等教育機関のほうが安く収まります。国際ビジネスは大学(University)が中心の分野のため、選択肢の下限が高くなる点は先にお伝えしておきます。
03 — Why Australia
オーストラリアの貿易相手は中国、日本、韓国、東南アジアに集中しています。つまりこの国にとって「国際ビジネス=アジア太平洋ビジネス」です。ヨーロッパやアメリカの大学で学ぶ国際ビジネスとは、扱う市場も事例も変わります。日本に戻って働く場合でも、アジア圏の商習慣を扱った内容のほうが直接つながります。
オーストラリアの大学は Work Integrated Learning を重視しており、インターンや企業案件が単位になります。UNSWには Global Business Practicum と国際ビジネス・コンサルティング実習があり、修了科目(Capstone)でインターンを選ぶこともできます。RMITは週1〜2日のインターン選択科目と海外スタディツアー、マッコーリーは単位認定つきのインターンを用意しています。
オーストラリアの大学のビジネス系大学院は留学生比率が高く、グループワークの相手が中国・インド・東南アジア・南米の学生になります。異文化マネジメントを座学で学びながら、同時に実地で経験する構造です。これは日本国内の大学院では再現しにくい環境です。
国際ビジネスのご相談で多いのが、「MBAには経験が足りない。でもビジネス全般だと漠然としている」という状態です。この分野は、ちょうどその間を埋める選択肢として機能します。職務経験を求められず、それでいて「国際」という軸が入るため、志望動機を言語化しやすいのが実務上の利点です。
一方で、率直にお伝えしていることもあります。この分野の学位だけで就職が決まるわけではありません。会計士や看護師のような資格につながる分野ではないため、在学中に何をしたかが問われます。インターン科目のある大学を選ぶこと、在学中から現地で働くこと。この2つをセットで計画される方と、そうでない方とでは、卒業時の状況がはっきり分かれます。
04 — Rankings
国際ビジネス単独のランキングは存在しないため、参考として QS World University Rankings by Subject 2026(Business & Management Studies)のオーストラリア国内順位を掲載します。
| 大学 | 所在地 | 世界順位 | 国内順位 | 国際ビジネスの課程 |
|---|---|---|---|---|
| UNSW | シドニー | 48位 | 2位 | 修士(MIB) |
| シドニー大学 | シドニー | 54位 | 3位 | 修士 学生ビザ不可 |
| モナッシュ大学 | メルボルン | 57位 | 4位 | 学士(主専攻) |
| マッコーリー大学 | シドニー | 114位 | 7位 | 修士(MIB) |
| UTS(シドニー工科大学) | シドニー | 121位 | 9位 | 学士(主専攻) |
| RMIT | メルボルン | 150位 | 10位 | 修士(MIB) |
| QUT | ブリスベン | ― | ― | 学士・修士の両方 |
※ 国際ビジネスの課程を持つ大学を抜粋しています。国内順位は同ランキング内での順位です。
ランキングをどう使うか。この分野で順位が効くのは、大手企業の新卒採用と、日本に戻ったときの学校名の通りにおいてです。実務スキルの習得が目的なら、順位より「インターン科目の有無」「専攻の中身」「立地」のほうが影響します。上位校ほど学費も高く(UNSWは年 A$62,000)、成績要件も厳しくなります。順位だけで決めると、予算と成績の両面で無理が出ることがあります。
05 — Universities
世界48位 | UNSW(ニューサウスウェールズ大学)/ シドニー
QS分野別2026(Business & Management Studies)で世界48位・国内2位。実務科目の厚みが特徴で、コンサルティング実習が課程に組み込まれています。
Master of International Business|2年・96単位。出願要件は学士号(成績65%以上)。成績が届かない場合はGMAT 600点以上や UNSW Business School の Graduate Certificate 経由の代替ルートがあります。職務経験は不要です。専攻は国際マーケティング/起業・イノベーション/国際人事/ソーシャルインパクト の4分野から1つ。実務はGlobal Business Practicum、国際ビジネス・コンサルティング実習。修了科目でインターンを選択することも可能です。
向いている方:学校名と実務科目の両方を取りたい方、シドニーで就職活動まで視野に入れる方、予算に余裕がある方。
最短1.5年 | RMIT University / メルボルン
実務志向で知られる大学で、ビジネス系の学位があれば1.5年で修了できるのが最大の利点です。期間の短縮は、学費と生活費の両方に効きます。
Master of International Business|2年(短縮時 1.5年)。1.5年で修了した場合の総額は約 A$79,200。出願要件は分野を問わない学士号(ビジネス関連の学位があれば1.5年コースへ)。実務は週1〜2日のインターンを選択科目として履修可能。長期休暇中の海外スタディツアーもあります。
向いている方:すでにビジネス系の学位をお持ちの方(1.5年で修了でき、費用が大きく下がります)、メルボルンで学びたい方、入学時期の選択肢を多く持ちたい方。
学士・修士とも提供 | QUT(クイーンズランド工科大学)/ ブリスベン
シドニー・メルボルンより生活費を抑えられるブリスベン立地も、総額で見ると効いてきます。
Bachelor of Business (International Business)|3年。内容は各国の経済・政治・法制度の枠組み、異文化コミュニケーション、テクノロジーとAIによる海外展開。
修士を検討される方は、時期にご注意ください。QUTの Master of Business (International Business)(年 A$49,300・1〜2年・2月/7月入学)は、2026年後期(Semester 2)が最終入学です。2027年からは Master of Business (Global Business) に移行します。名称と科目構成が変わるため、出願時期によって手続きが変わります。
向いている方:学部から国際ビジネスを専攻したい方、生活費を含めた総額を抑えたい方、ブリスベン・クイーンズランドでの就職を考える方。
最短1年 | マッコーリー大学 / シドニー
QS分野別2026で世界114位。隣接するビジネスパークに企業が集積しており、インターンと就職の面で立地の利点があります。
Master of International Business|2年/1.5年/1年。期間は学歴と職務経験に応じて決まり、成績(WAM)65以上、またはGMAT 600点以上で短縮される場合があります。出願要件は学士号(AQFレベル7相当)。関連分野の学位や実務経験があると期間が短くなります。実務は単位認定つきインターン。承認を受けたうえで実務に取り組み、単位を取得できます。
向いている方:できるだけ短期間で修士号を取りたい方、成績に自信のある方、シドニーで企業インターンを狙う方。
国際ビジネスの主専攻はありませんが、MBAに International Leadership 専攻があります。Bachelor of Business は総額 A$69,120、MBAは 58,920 と、大学より費用を抑えられる選択肢です。
QS分野別2026で世界57位。Bachelor of Business(3年・コーフィールドキャンパス)にInternational Business の主専攻があります。Go8の学位を学部から取りたい方に。
QS分野別2026で世界121位。Bachelor of Business(3年・シティキャンパス)の主専攻に International Business があり、シドニー中心部で学べるのが利点です。
大学ではなく私立の高等教育機関。Master of International Business を持ち、実務科目(WIL)で企業実習に取り組む構成が特徴です。学費は大学より抑えられる水準にあります。
シドニー大学のMIBについて、先にお伝えしておきます。シドニー大学は Master of International Business(13〜15ヶ月)を提供していますが、学生ビザ保持者は履修できません。面接と志望動機書も必須です。QS分野別2026で世界54位という数字だけを見て候補に入れると、出願の段階で外れます。「同じ名前の課程でも、留学生が入れるとは限らない」のがこの分野の実情です。
※ 上記は2026年度の公表情報にもとづく代表例です。学費・要件・募集状況は年度により変更されます。マッコーリー大学の留学生学費は公式ページに掲載がないため、推測での記載をしていません。ご希望の都市・予算・英語力に合う学校を、最新情報で無料にてお調べします。
06 — Tuition
留学生向けの公表学費です。年額だけでなく、修了までの総額で比べてください。期間の違う課程は、総額でしか比較できません。
| プログラム/大学 | 所在地 | 期間 | 留学生学費(年) | 修了総額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Master of International Business RMIT|短縮時・修士最安 | メルボルン | 1.5年 ビジネス系学位保有 | A$52,800 | 約 A$79,200 |
| Master of Business (International Business) QUT|2026年後期が最終 | ブリスベン | 1.5年 | A$49,300 | 約 A$74,000 |
| Master of Business (International Business) QUT | ブリスベン | 2年 | A$49,300 | 約 A$98,600 |
| Master of International Business RMIT | メルボルン | 2年 | A$52,800 | 約 A$105,600 |
| Master of International Business UNSW | シドニー | 2年 | A$62,000 | A$129,000 |
| Bachelor of Business (International Business) QUT|学部で学ぶなら | ブリスベン | 3年 | A$45,000 | 約 A$135,000 |
| Master of International Business マッコーリー大学 | シドニー | 1〜2年 | 個別確認 | 個別確認 |
この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。総額を下げる方法は、2つあります。
この2つは併用できます。アンアルウェンでは、短縮の可否照会と奨学金の確認を出願前にまとめて行い、「定価」ではなく「実際に払う総額」で比較したうえでご提案しています。どちらも無料です。
※ 期間の長さは、そのまま生活費に効きます。年 A$30,000 として、1.5年と2年では生活費だけで約15,000の差。RMITの短縮ルートは、学費と生活費を合わせると約 A$41,000 の違いになります。学費表だけで比較すると、この差が見えません。
07 — Routes
いまの学歴によって、取るべきルートが変わります。代表的な3パターンを整理します。
費用の目安:QUT Bachelor of Business (International Business) 年 A$45,000/3年総額 約135,000 英語:IELTS 6.5(各項目6.0)
費用の目安:RMIT 2年 約105,600/UNSW 2年 129,000 職務経験は不要です。文系・理系を問わず、学士号があれば出願できます。
費用の目安:RMIT 1.5年 約79,200/マッコーリーは条件により1年まで短縮 短縮の可否は成績証明書とシラバスの審査で決まります。出願前に見込みを確認しておくべき項目です。
Route 03 は、見落とされやすいルートです。日本の大学で商学部・経営学部・経済学部を出ている方は、それだけで修士の期間が短くなる可能性があります。マッコーリーは成績(WAM)65以上またはGMAT 600点以上でさらに短縮され、条件が揃えば1年で修士号という組み方もできます。奨学金を探すより、この確認のほうが効くケースは少なくありません。
08 — Scholarships
学費を見て「高い」と感じられたと思います。ただし公表されている学費は、奨学金を適用する前の定価です。国際ビジネス分野に特化した奨学金は多くありませんが、大学が留学生全般に用意している成績ベースの奨学金は、この分野の課程も対象になります。減額幅は15〜30%、あるいは定額の給付。日本円にすると数十万円から百万円単位で変わる規模です。しかも、なかには申請不要で自動的に付与されるものもあります。
| 大学・奨学金 | 内容 | 主な条件 | 申請 |
|---|---|---|---|
| モナッシュ大学 International Merit Scholarship | 年 A$15,000 2026年から増額 | オファーを受けた対象者。学部の International Business 主専攻が対象 | 申請不要 自動的に付与 |
| UTS Academic Excellence/Academic Merit | 学費30% / 15% | 成績優秀な留学生 | 要申請 |
| トーレンス大学 2026年入学者向け奨学金 | 最大30% | 2026年に入学する留学生 | 要申請 |
| スウィンバーン工科大学 国際学生奨学金 | 最大30% | 成績にもとづく | 申請不要 全出願を自動審査 |
※ 上記の30%は「減額されるとどう変わるか」を示すための計算例です。各大学が30%を出すという意味ではありません。対象コース・金額・条件は大学ごとに異なり、年度によって改定されます。
ここで注目していただきたいのは、奨学金と期間短縮を適用すると、学費の順位が入れ替わることです。定価では最も高いUNSW(総額 129,000)も、減額が効けばRMITの2年課程(105,600)と大きく変わらない水準になります。定価だけで「この大学は無理」と判断すると、選択肢を自分で狭めることになります。
奨学金で失敗しないための3点。
学費そのものは、学校へ直接申し込んでも、エージェント経由でも変わりません。変わるのは「使える制度を取りこぼさずに出願できるかどうか」です。
これらはすべて無料です。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。ご相談いただいた方には、「定価」ではなく「奨学金と期間短縮を適用した後の実際の総額」で、複数校を並べた比較表をお出ししています。順位が入れ替わることは珍しくありません。
オーストラリアの大学奨学金一覧を見る09 — Entry requirements
| 大学・課程 | 学歴要件 | 職務経験 | 英語の目安 |
|---|---|---|---|
| UNSW(修士) | 学士号+成績65%以上 GMAT 600以上での代替可 | 不要 | 個別確認 大学院ビジネス系は 6.5〜7.0 が一般的 |
| RMIT(修士) | 学士号(分野不問) ビジネス系なら1.5年へ | 不要 | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
| マッコーリー大学(修士) | 学士号(AQF7相当) WAM65以上またはGMAT600以上で短縮 | 不要 あると期間短縮に有利 | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
| QUT(修士) | 学士号(分野不問) | 不要 | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
| QUT(学士) | 高校卒業+進学要件 選抜順位70相当 | ― | IELTS 6.5 各項目6.0以上 |
英語要件は IELTS 6.5(各項目6.0)が基準線です。スコアが不足している場合は、語学学校と本コースをパッケージで申し込み、学生ビザの申請を1回にまとめるのが一般的です。
ただし、この分野で入学後に苦労するのはスピーキングとライティングです。授業はグループディスカッションとプレゼンテーション、そしてケーススタディのレポートが中心。多国籍のチームで議論に入っていけるかどうかで、得られるものが大きく変わります。要件を満たすことと、授業で発言できることは別だとお考えください。
日本の高校卒業から直接オーストラリアの学部に出願できるかは大学により異なります。UTS のように、日本の高校卒業だけでは直接出願できず大学1年修了が必要な大学もあります。学部を検討される場合は、この点を最初に確認してください。
※ 各校の正確な要件は年度により変わります。出願前に最新条件を無料で確認します。
10 — How to choose
この分野は資格につながらないため、在学中の実務経験が卒業後を決めます。単位認定つきのインターンやコンサルティング実習の有無を確認してください。
ビジネス系の学位があれば1〜1.5年で修了できる大学があります。奨学金と併用できるため、表示学費のまま比べると判断を誤ります。最初に確認すべき点です。
UNSWは4つの専攻から1つを選ぶ構成。同じ「国際ビジネス」でも、マーケティング寄りか、人事寄りか、サプライチェーン寄りかで内容が変わります。
基本的な確認ですが、実際に落とし穴になります。シドニー大学のMIBは学生ビザでは履修できません。募集停止・課程移行の予定も含めて確認が必要です。
シドニー・メルボルンは企業数が多い一方、生活費も高い。ブリスベンやアデレードは総額を抑えられます。2年課程なら生活費の差は無視できません。
年2回か3回かで、準備期間の組み方が変わります。RMITは2月・7月・10月、UNSWはTerm 1・2・3。英語スコアが出た時点で最短の回に入れます。
11 — Career
メーカーや商社の海外部門。日本企業の海外展開を担うポジションで、語学力と国際ビジネスの学位が直接評価されます。
調達、物流、在庫管理。供給流通マネージャー(133611)・調達マネージャー(133612)はCSOLに掲載されており、移住の面でも選択肢があります。
市場調査、海外向けのブランド戦略。マーケティング・スペシャリスト(225113)はCSOL掲載職種で、この分野からの代表的な進路です。
フォワーダー、商社、通関業者。実務の流れを理解している人材が不足しており、日豪双方で需要があります。
日本企業のオーストラリア進出、あるいはその逆を支援する仕事。両国の商習慣を理解していることが、そのまま商品になります。
帰国後の選択肢。英語力+海外での実務経験+修士号の3点が揃っている人材は限られており、外資系や海外展開する事業会社で評価されます。
在学中の実績が、そのまま職歴になります。学生ビザでは就学中は2週間で48時間まで、長期休暇中は無制限に働けます。この分野は単位認定つきのインターンを持つ大学が多いのが特徴で、履歴書に書ける経験を在学中に作れます。卒業時に「授業を受けただけの人」と「現地企業でのインターン経験がある人」では、就職活動の結果がまったく違います。
12 — Visa
この分野については、事実と制約を分けて整理します。
この分野での現実的な戦略は、「職種を意識して専攻と就職先を選ぶ」ことです。サプライチェーン、調達、マーケティングといったCSOLに掲載のある職種に接続する専攻を選び、485ビザの2年間でその職種の実務経験を積む。この順序で組むと、選択肢が残ります。逆に「国際ビジネスを学べば移住できる」という理解のまま進むと、卒業後に手が止まります。
※ 職業リスト・ビザ要件は毎年見直されています。上記は2026年8月時点で確認できた内容です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。13 — Flow
| ステップ | 内容 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 01 無料カウンセリング | 学歴・英語力・予算・目的から、学部か修士か、どの大学かを絞り込みます | 開始10〜12ヶ月前 |
| 02 期間短縮の可否を確認 | 成績証明書とシラバスをもとに、単位認定で何年に短縮できるかを大学へ照会します。総額が大きく変わる工程です | 8〜12ヶ月前 |
| 03 英語スコアの計画 | IELTS 6.5(各項目6.0)に向けた計画。必要なら語学学校をパッケージで組み込みます | 6〜12ヶ月前 |
| 04 学校の選定・出願 | インターン科目・専攻・総額で候補を確定し、出願書類を整えます | 4〜8ヶ月前 |
| 05 奨学金の申請 | 要申請のものは締切が早い場合があります。自動審査のものは出願がそのまま審査対象です | 4〜8ヶ月前 |
| 06 オファー受領・学生ビザ申請 | COE発行後、GS(Genuine Student)要件への回答作成を含めサポート | 2〜5ヶ月前 |
| 07 滞在先・保険・出発準備 | 住居手配、OSHC加入、出発前オリエンテーション | 1〜3ヶ月前 |
ステップ02を飛ばさないでください。日本の大学で商学・経営・経済系を学ばれた方は、単位認定で修士が1〜1.5年に短縮される可能性があります。この確認を出願直前まで先送りにすると、短縮が効く大学を候補に入れないまま決めてしまうことになります。アンアルウェンでは、この照会を出願前に行っています。
ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。上の時期はあくまで逆算の目安としてお考えください。14 — Why An Arwen
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。これらを無料で受けられるため、初めての海外進学でも安心して準備を進められます。
オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。インターン先探しなど、渡航後に生まれる相談にも対応できます。
一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。大手エージェントのような画一的な案内ではなく、希望する専攻、将来のキャリア、予算、英語力、生活環境まで丁寧に確認し、その方に合った留学プランをご提案します。
紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。留学生比率やキャンパスの立地は、資料だけではわかりません。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。大学・大学院への進学サポート実績もあります。
費用や進路の現実も率直にお伝えします。「その課程は学生ビザでは履修できません」「この学位だけでは永住には届きません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
15 — Free support
学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。
※「無料」なのはアンアルウェンの手配代行サービスです。滞在手配料・寮費・保険料・出願料・教材費・スタディツアーの渡航費などは別途かかります。
16 — FAQ
Free consultation
「職務経験がなくても修士に行ける?」「私の成績だとどの奨学金に届く?」「短縮すると総額はいくら?」 奨学金の確認・申請サポートも、期間短縮の照会も無料です。 ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。
新規サポート 毎月12名様限定17 — Related
国際ビジネスと近い分野、あわせて検討される方が多いページをまとめました。
最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・ビザ情報は、各大学(UNSW/RMIT/QUT/マッコーリー大学/シドニー大学/モナッシュ大学/UTS/Kaplan Business School/ICMS)、QS World University Rankings by Subject 2026(Business & Management Studies)およびオーストラリア内務省の公式情報をもとに、アンアルウェンが2026年8月時点で確認・翻訳・整理したものです。制度・金額は予告なく変更される場合があるため、出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※ マッコーリー大学の留学生学費は、公式ページに掲載がないため記載していません。推測での掲載はしていません。個別に照会します。
※ 奨学金のセクションで用いた「30%」は、減額されるとどう変わるかを示すための計算例であり、各大学が30%を出すという意味ではありません。
※ 冒頭のCOSTに奨学金適用後の金額を掲げていないのは、国際ビジネスの個別課程を対象と明記した減額率つきの奨学金と、その課程の公表学費を、同一の大学で突き合わせて確認できなかったためです。推測での金額は掲載していません。
※ 冒頭のOUTCOMEに年収を掲載していないのは、「国際ビジネス」という職種が存在せず、卒業後に就く職種によって収入が大きく変わるためです。かわりに、確実に得られる卒業生ビザ(485)の就労期間を掲げています。
※ 本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。