APD(栄養士)になるルート / 大学比較 / 学費
この分野には、最初に分かれ道があります。 「栄養学(Nutrition)」の学位と、「栄養士(Dietetics)」の学位は別のものです。 臨床で患者さんの食事療法を担当する APD(Accredited Practising Dietitian)になれるのは、Dietitians Australia が認定した課程を修了した人だけで、 その課程は全豪で26課程・19大学しかありません。 そしてもうひとつ、お金の話を先に。ウーロンゴン大学の Master of Nutrition and Dietetics は、同大学の30%授業料減額の「除外コース」に名指しで載っています。 定価の順番と、実際に払う金額の順番は、この分野では入れ替わります。1校ずつ計算して示します。
Summary
Bachelor of Nutrition Science(栄養科学・3年)は栄養の科学を学ぶ学位で、これだけでは臨床の栄養士(APD)にはなれません。APDになるには Dietitians Australia(DA)が認定した Dietetics の課程を修了する必要があります。学位名が1語違うだけで、卒業後にできる仕事が変わります。
大学院(1.5〜2年)と学部4年一貫の2つの入り方があり、3年の学位で栄養士になるルートは存在しません。臨床・地域・給食の約760〜800時間の実習が学位に組み込まれているためです。
多くの大学が学部で化学→生化学、人体生物学→人体生理学、栄養学・食品科学を履修済みであることを求めます。文系学部からは、そのままでは大学院に入れません。その場合は学部4年ルートか、栄養科学の学士(3年)を挟んで大学院へという設計になります。
この分野は患者さんとの面談が業務の中心にあるため、各項目7.0を求める大学が大半です。CDUとグリフィス大学の学部だけが「各項目6.5以上」で、それでも総合7.0は変わりません。ここが実質的に最大の関門です。
ウーロンゴン大学の30%減額は除外コース一覧に Master of Nutrition and Dietetics が名指しで載っています。ECUの大学院向け20%減額は対象国がインド・パキスタンのみで日本は入りません。逆にCDUは30%が申請不要で、これを反映すると定価の順位が入れ替わります。
Dietitian(251111)はCSOL掲載・MLTSSL未掲載で、189(雇用主も州の指名も不要な技術独立ビザ)は使えません。加えて2025年の職業不足リストでは全州「No Shortage」です。「永住のために栄養士を選ぶ」という設計は、率直に申し上げて成立しにくいと考えています。
01 — Two degrees
日本語で「栄養の勉強がしたい」と言うとき、オーストラリアの学位は大きく2つに分かれます。この違いを最初に押さえておかないと、卒業してから「思っていた仕事に就けない」ということが起きます。
病院・医療機関で、患者さんの食事療法を担当する専門職の課程です。糖尿病、腎疾患、がん、摂食嚥下障害、経腸・静脈栄養といった医学的な栄養管理(Medical Nutrition Therapy)を扱います。Dietitians Australia の認定を受けた課程を修了すると、APD のプログラムに進めます。学位名は Master of Nutrition and Dietetics / Master of Dietetics / Bachelor of Nutrition and Dietetics。
栄養そのものを科学として学ぶ課程です。公衆衛生栄養、食品科学、健康増進、研究、食品企業のマーケティングや商品開発、政策といった方向に進みます。この学位単独では、臨床の栄養士(APD)にはなれません。学位名は Bachelor of Nutrition Science / Bachelor of Nutrition(3年)。ただし、大学院のDietetics課程に進むための「前提科目」を満たす学位として設計されているものがあります。
ここが混乱しやすいところです。オーストラリアには Nutrition Society of Australia(NSA) という学術団体があり、ANutr(Associate Nutritionist)・RNutr(Registered Nutritionist)という登録制度を運営しています。
NSAの登録は、Dietitians Australia の APD とは別の制度です。NSAに登録しても、MedicareやDVA、民間医療保険の還付対象になる臨床の栄養指導を行える立場にはなりません。Dietitians Australia は自サイトで「すべての dietitian は nutritionist だが、dietetics の資格を持たない nutritionist は dietitian を名乗れない」と説明しています。
ここは正確に。「nutritionist」という肩書きに法律上の名称独占があるかどうかについて、公的機関の明確な記載は確認できませんでした。確実に言えるのは、栄養士(dietetics)がAHPRAの国家登録制度(NRAS)の対象職種に含まれていないということと、MedicareやDVA、民間医療保険が還付の条件としてAPDを求めているということです。「法律で守られた資格かどうか」ではなく「支払いの仕組みが誰を認めているか」で見るのが、この分野の実務的な理解です。
「病院で患者さんの食事療法を担当したい」なら、Dietetics 一択です。この目的でNutrition Scienceの3年の学位を選ぶと、卒業後にあらためて大学院(1.5〜2年)へ進むことになり、結果的に4.5〜5年かかります。
一方、「食と健康に関わる仕事がしたい」「食品企業で働きたい」「公衆衛生の側から関わりたい」なら、Dietetics である必要は必ずしもありません。むしろNutrition Science のほうが、進める分野は広いと言えます。実習800時間という重い制約もありません。ご自身の目的がどちらに近いかは、お話をうかがえば整理できます。ここを間違えると、時間もお金も1年半〜2年分ずれます。相談は無料です。
02 — APD
オーストラリアで栄養士として働くうえで、APD(Accredited Practising Dietitian)という言葉は避けて通れません。ただし、この資格の位置づけは日本の管理栄養士とは仕組みが違います。
オーストラリアには AHPRA(オーストラリア医療従事者規制庁)が運営する国家登録制度(NRAS)があり、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・薬剤師などが登録の対象です。栄養士(dietetics)は、この制度の対象職種に含まれていません。代わりに、Dietitians Australia(DA)が自主規制の枠組みで職業基準を運営しています。DAは NASRHP(自主規制保健職種全国連合)の基準に従っており、内部に DNRC(Dietitian and Nutritionist Regulatory Council)という規制評議会を置いています。DNRCはDA理事会が任命する7名の議決権メンバー(任期3年)で構成され、専門職としての行動基準、資格認定基準、養成課程の認定、苦情処理を所管しています。
国家登録ではないのに、実務上はAPDがないと仕事にならない ── これがこの分野の構造です。理由はお金の流れにあります。
かかりつけ医(GP)が作成する慢性疾患管理計画があると、患者は栄養指導の還付を受けられます。年間5回までで、理学療法士など他の専門職と合算の枠です。この還付の対象になるのはAPDです。
民間医療保険の extras cover による還付、および DVA(退役軍人省)の給付も、APDであることを前提に運用されています。開業して患者を診る場合、ここが売上に直結します。
公立病院・民間病院・高齢者施設の栄養士の求人は、APDまたはAPD取得見込みを条件に掲げるのが一般的です。学位だけでは応募段階で選考に乗りにくい構造です。
DAが認定した課程を修了していれば、別途の国家試験はありません。これが日本の管理栄養士(国家試験がある)との構造上の大きな違いです。ただしAPDは取得後も継続教育の維持が条件で、更新のない終身資格ではありません。
DAは「海外資格の場合はDSRのStage 2の修了が必要」と記載しています。DSRが日本の管理栄養士に対してどう評価するかは、個別審査であり事前には確定できません。また DA自身が「技能評価の申請についてのみ案内でき、どのビザに申請できるかの助言はできない」と明記しています。
留学生にとっての実務的な結論。日本から進学する方の場合、DSRという評価プロセスを経るより、オーストラリアのDA認定課程を修了するほうが道筋が明確です。認定課程の修了は、APDへの公式に定められた入口だからです。
なお、卒業生ビザ(485)のpost-study workストリームについては、Dietitians Australiaの技能評価は不要とDAが明記しています。技能評価が必要になるのは、その先の技術移住(190・491・186など)の段階です。
03 — Five facts
この分野は、調べれば調べるほど「思っていたのと違う」が出てくる領域です。出願を決める前に知っておいていただきたいことを、先に5つ挙げます。
オーストラリアの学士は多くの分野で3年ですが、栄養士(Dietetics)の学部課程は4年です。グリフィス大学もニューカッスル大学も4年(320単位相当)。約800時間の実習が学位に組み込まれているためで、3年に圧縮された課程はDAの認定一覧にありません。大学院ルートは1.5〜2年ですが、これは「学部で理系・栄養系の土台をすでに終えている人」が前提です。「3年で栄養士の資格が取れる」という設計は存在しないと考えてください。
Master of Dietetics 系の課程は、ほぼ例外なく学部での履修科目を細かく指定してきます。ディーキン大学の例では、過去10年以内に取得した関連分野の学士以上、栄養学・食品科学の4科目、化学2科目 → 生化学2科目(この順序で)、人体生物学2科目 → 人体生理学2科目(この順序で)。「関連分野の学士があればよい」ではありません。科目単位で、しかも履修の順序まで指定されています。ECU・CDU・フリンダース大学・ウーロンゴン大学も同様の構造です。
このページで扱う大学の英語要件は、ウーロンゴン大学・QUT・ECU・ニューカッスル大学・フリンダース大学が「総合7.0・全項目7.0」。CDUとグリフィス大学の学部が「総合7.0・各項目6.5以上」です。他分野なら6.0〜6.5で出願できる大学が普通にありますが、この分野には見当たりません。患者さんとの面談・記録・多職種との連携が業務の中心にあるためです。
ウーロンゴン大学には Postgraduate Academic Excellence Scholarship(30%減額・申請不要)があります。ただし公式ページの除外コース一覧に、Master of Nutrition and Dietetics が名指しで記載されています。ECUには International Excellence Scholarship(20%減額)がありますが、対象国はインドとパキスタンのみ。日本は入っていません。一方、ECUの学部向け 20%減額は対象国リストに日本が明記されており、同じ大学のなかで、学部と大学院で扱いが違います。
内務省の職業リストを確認すると、Dietitian(ANZSCO 251111)は CSOL に掲載されていますが、MLTSSLには掲載がありません。この違いは決定的で、MLTSSLに載っていない職種は、189(技術独立ビザ/雇用主のスポンサーも州の指名も不要)に申請できません。さらに、Nutritionist(251112)はCSOLにも掲載されていません。そして2025年の職業不足リストでは、251111・251112ともに全州・全国で「No Shortage(不足なし)」と評価されています。
04 — Universities
Dietitians Australia の認定課程一覧には19大学・26課程が掲載されています。そのうち、留学生が出願でき、学費・入学条件を公式に確認できた大学を以下にまとめます。掲載順は授業料の総額(定価)が低い順です。
CDU | チャールズ・ダーウィン大学 ── Master of Dietetics
定価の年 A$34,736 は掲載校で最安。加えて CDU Global Merit Scholarship(30%・申請不要・自動審査)があり、これが適用されると2年で約 A$48,630 まで下がります。英語要件も、この分野では最も緩い部類です。総合7.0は他校と同じですが、各項目は6.5以上。全項目7.0を求める大学が多いなかで、この0.5の差は実際には大きな違いになります。
キャンパスはダーウィン(Casuarina)。北部準州は地方指定(Regional)で、卒業生ビザ(485)の追加期間の対象地域です。入学要件は保健系の学士+GPA 5.0以上で、前提科目は化学2・生化学2・人体生物学2・人体生理学2・食品栄養科学2。加えて志望動機の書面提出が要ります。
注意点も明記しておきます。CDU公式ページには「定員が限られた競争率の高いコース」と記載があり、先住民の方と北部準州在住者向けのサブクオータも設けられています。出願すれば入れる課程ではありません。
QUT | クイーンズランド工科大学 ── Master of Nutrition and Dietetics
2026年の年額 A$39,700 で計算すると総額は約 A$59,550。QUT International Merit Scholarship(25%・別途申請不要)が適用されると約 A$44,663 となり、掲載校で最も低くなります。実習は最低760時間、キャンパスはブリスベンのKelvin Grove、入学は7月です。
ただし、日本から出願する方にとっては、入学要件に確認すべき点があります。QUTの公式表記は「recognised Australian nutrition science or nutrition bachelor degree(豪州の栄養科学または栄養学の学士)を過去10年以内に修了」で、さらにフルタイム換算1.625年以上の学修を求めています。この「Australian」という語をどう解釈するかは、公式ページからは判断できません。海外の栄養学の学士で出願できるのか、それとも豪州の学位が必須なのか ── ここは推測で書けない部分です。QUTへ直接照会して確認する必要があります。アンアルウェンからの照会は無料でお受けします。
なお、2027年の年額は A$43,000 に上がることが公表されています(1.5年で約 A$64,500)。入学年で約 A$5,000 の差が出ます。
ECU | エディス・コーワン大学 ── Master of Nutrition and Dietetics
1.5年(3トライメスター+1セメスター)という構成で、初年度の概算学費は A$41,550。総額は約 A$62,325 です。キャンパスはパースのJoondalup。入学はセメスター1(2月下旬)のみです。
入学要件は「human bioscience 分野の学士」とされ、対象例としてアライドヘルス、生物医科学、運動・スポーツ科学、食品科学、健康科学、医学、看護、栄養学、薬学、理学が挙げられています。WAM(加重平均点)65%以上が条件。前提科目は化学(0.25 EFTSL)→生化学(0.25)、人体生物学(0.25)→人体生理学(0.25)。
正直にお伝えすべき点があります。ECUの大学院向け授業料減額(International Excellence Scholarship・20%)は、対象国がインドとパキスタンのみで、日本は含まれていません。一方でECUの学部向け20%減額は、対象国リストに日本が明記されています。つまりこの大学院課程については、日本国籍の方が期待できる減額が確認できていません。定価がそのまま実費に近くなる前提でご検討ください。なおECUの公式ページには「学生ビザ保持者はフルタイムのみ選択可能」と明記されています。
UniSC | サンシャインコースト大学 ── Master of Dietetics (Sports Nutrition)
UniSC自身が「オーストラリアでスポーツ栄養に特化した唯一の栄養士課程」と記載しています。2年・年 A$38,500(総額 77,000)、キャンパスはMoreton Bay、トライメスター1と2の年2回入学です。
ただし、認定状況について、確認された記載に食い違いがあります。Dietitians Australia が公表する認定課程一覧には Master of Dietetics (Sports Nutrition)(MC001)が「条件付き認定(Accredited with conditions)」として掲載されています。一方、UniSCの課程ページには「Dietitians Australia の認定申請中(subject to accreditation / seeking accreditation)」と書かれています。この2つは同じ状態を指している可能性もありますが、公式資料の記載が一致していない以上、こちらで「どちらが正しい」と決めることはできません。この課程を志望される場合は、出願前にUniSCとDAの双方へ書面で確認することを強くおすすめします。アンアルウェンからも照会します。
入学要件は「human science 分野の学士」で、栄養生化学・人体生理学・運動生理学・人体栄養学を含むことが条件です。実習はフルタイム(週5日)で、居住地から離れた場所への移動が必要になる場合があると記載されています。
ディーキン大学 | Master of Dietetics
キャンパスはBurwood(メルボルン)のみ。留学生の初年度概算学費は A$52,800(総額 約 A$79,200)。入学はセメスター1(1月下旬〜2月上旬)のみです。
実習の量と構成が具体的に公表されている点は、比較検討のうえで有用です。2セメスターにわたり合計約22週のフルタイム実習(週37〜40時間)で、内訳は臨床10週・地域7週・給食管理4週・選択1週。全学生が最低1回は地方(regional)での実習を行う前提と明記されています。
入学要件は「過去10年以内の関連分野の学士以上」+前述の前提科目(栄養・食品科学4科目、化学2→生化学2、人体生物学2→人体生理学2)。「関連分野」の範囲がやや広めに書かれているため、日本の学位でも科目が揃っていれば検討の余地があります。
奨学金については、注意して確認する必要があります。ディーキン大学には留学生向けの授業料減額制度がありますが、制度によって対象国が限定されているものがあります。この課程に対して日本国籍の方が実際に適用を受けられるかは、出願年ごとに大学へ照会して確認する必要があるとお考えください。公式に確認できない範囲を「適用されます」と書くことはできません。
ウーロンゴン大学 | Master of Nutrition and Dietetics
公式表記は「認定された高等教育機関の3年以上の学士」で、「Australian」という限定がありません。そのうえで化学・生化学・人体生物学・生理学・栄養科学・統計学の履修内容を求めます。実習の量も明確です。800時間の専門実習を、都市部・地方・へき地の総合病院および専門病院、コミュニティ、産業界で行い、さらに20週の研究が含まれます。2年課程で、研究要素が明示されている点は他校と異なります。
学費は公式に総額が示されています。2026年でセッション A$20,880、コース総額 A$83,520。
ここで、正直にお伝えしなければならないことがあります。ウーロンゴン大学の Postgraduate Academic Excellence Scholarship(30%減額・申請不要)の公式ページには、除外コースとして Master of Nutrition and Dietetics が明記されています。つまりこの課程では、大学の主力奨学金が使えません。定価の A$83,520 が、そのまま授業料になります。
出願にあたっては推薦者2名のレポートと補足情報フォームの提出が必要です。出願締切も早く、2027年入学は2026年9月30日と公表されています。入学の1年以上前に動き始める必要がある課程です。
フリンダース大学 | Master of Nutrition and Dietetics
アデレードで学ぶ選択肢です。2年・Bedford Parkキャンパス・3月入学。留学生の年額は A$50,200(2026年)で、総額は約 A$100,400。掲載校のなかで最も高くなります。ただしフリンダース大学は年額に大学の学生サービス料(SSAF)を含めて表示しており、他校と単純比較する際は注意が要ります。
認定については、公式ページに具体的な記載があります。「Dietitians Australiaの認定を受けており、イギリス、カナダ、シンガポール、ニュージーランドでも認められている」と書かれています。豪州以外での就労も視野に入れる場合、この記載は検討材料になります。
入学要件はEFTSL(学修量)で細かく指定されています。人体栄養学・食品科学 0.375 EFTSL、1年次の基礎バイオサイエンス 0.5 EFTSL、2年次の人体生化学 0.25 EFTSL、人体生理学 0.25 EFTSL、GPA 5.0以上。フリンダース大学は前提科目の自己評価フォーム(self-assessment form)を公開しており、出願前に自分で確認できます。
実習に関する記載で注目すべき点があります。地方・州外での実習について、大学が渡航費と宿泊費を補助すると明記されています。実習にかかる自己負担は大学によって扱いが違うため、ここは実質的なコスト差になります。また、指定された健康診断・予防接種・犯罪経歴証明の取得が必要と明記されています。
グリフィス大学 | Bachelor of Nutrition and Dietetics(学部4年)
ゴールドコーストキャンパス、年 A$43,500(2026年・80単位換算)で、4年総額は約 A$174,000。大学院に入るための前提科目がない方にとって、最も直線的なルートになります。実習は最低100日(800時間)。3年次に15日(120時間)、残りを4年次という配分が公表されています。卒業により Dietitians Australia の会員資格およびAPDプログラムの対象になると大学が明記しています。
英語要件は 総合7.0・各項目6.5以上。全項目7.0を求める大学と比べると、スピーキングやライティングで7.0に届かない方にとって現実的な選択肢になります。
奨学金は、この課程では効きます。グリフィス大学の International Student Academic Excellence Scholarship(25%・全期間・別途申請不要)は、除外プログラムが医科学、歯科保健科学、医学博士、歯学修士、薬学修士、言語聴覚療法修士、飛行管理大学院ディプロマで、栄養士課程は除外に含まれていません。GPA 5.5/7以上が条件です。25%が適用されれば4年で約 A$130,500 となり、A$43,500 の差が出ます。
ただし、締切に注意が必要です。グリフィス大学の公式記載では、2026年入学分については「2025年7月31日までに出願」が条件とされていました。この奨学金は入学年ごとに出願期限が設定されるため、コースの出願締切より大幅に早い可能性があります。「あとで申し込めばいい」制度ではありません。
ニューカッスル大学 | Bachelor of Nutrition and Dietetics (Honours)(学部4年)
Callaghanキャンパス(ニューカッスル)、年 A$45,070(80単位のフルタイム)で4年総額は約 A$180,280。Honours(優等学位)が学位名に含まれる4年課程で、研究の要素が組み込まれています。実習は800時間以上で、大学は「NSW州内および州外の多様な現場」と記載しています。入学要件は日本の高校卒業(HSC相当)+英語要件。IELTSは総合7.0・各項目7.0です。
奨学金は International Excellence Scholarship(年間授業料の20%相当・申請不要・自動審査)。CRICOS登録の学部・大学院コースワークが対象で、除外されているのは英語ブリッジング、エナブリング、非学位、交換・アブロード、研究学位です。20%が適用されれば4年で約 A$144,224 になります。
選択の目安をひとつ。グリフィス大学とニューカッスル大学は、どちらも4年・実習800時間・DA認定という点でほぼ同じ設計です。差が出るのは英語要件(グリフィス大学のほうが各項目0.5低い)、減額率(グリフィス大学25% vs ニューカッスル大学20%)、立地(ゴールドコースト vs ニューカッスル)の3点です。減額後の差額は約 A$13,700。判断材料としては、まず英語のスコアで見てください。
このページに載せていない大学について。Dietitians Australia の認定一覧には、ほかにもシドニー大学、モナシュ大学、ボンド大学、クイーンズランド大学、ACU、キャンベラ大学、ラトローブ大学、スウィンバーン大学、ビクトリア大学、カーティン大学などが掲載されています。掲載していないのは「良くない大学だから」ではなく、留学生の受入状況・学費・入学要件のいずれかが公式ページから確認できなかったためです。志望校がこのリストにない場合も、ご相談ください。DAの認定状況と留学生の受入可否を大学へ照会します。無料です。
05 — Comparison
| 大学 | 期間 | 年額(定価) | 総額(定価) | IELTS | 実習 | キャンパス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CDU Master of Dietetics | 2年 | A$34,736 2026年 | A$69,472 | 7.0(各6.5) | 100日 | ダーウィン |
| QUT M. Nutrition & Dietetics | 1.5年 | A$39,700 2026年 | 約A$59,550 | 7.0(各7.0) | 760時間 | ブリスベン |
| ECU M. Nutrition & Dietetics | 1.5年 | A$41,550 初年度概算 | 約A$62,325 | 7.0(各7.0) | 記載なし | パース |
| UniSC M. Dietetics (Sports) | 2年 | A$38,500 | A$77,000 | 要確認 | フルタイム | Moreton Bay |
| ディーキン大学 Master of Dietetics | 1.5年 | A$52,800 初年度概算 | 約A$79,200 | 要確認 | 約22週 | メルボルン |
| ウーロンゴン大学 M. Nutrition & Dietetics | 2年 | A$41,760 セッション×2 | A$83,520 公式の総額 | 7.0(各7.0) | 800時間 +研究20週 | ウーロンゴン |
| フリンダース大学 M. Nutrition & Dietetics | 2年 | A$50,200 2026年・SSAF込 | 約A$100,400 | 7.0 | 実習あり | アデレード |
| 大学 | 期間 | 年額(定価) | 総額(定価) | IELTS | 実習 | キャンパス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| グリフィス大学 B. Nutrition & Dietetics | 4年 | A$43,500 2026年 | 約A$174,000 | 7.0(各6.5) | 100日 (800時間) | ゴールドコースト |
| ニューカッスル大学 B. Nutrition & Dietetics (Hons) | 4年 | A$45,070 | 約A$180,280 | 7.0(各7.0) | 800時間超 | ニューカッスル |
※学費はすべて留学生向けの定価(奨学金適用前)です。「初年度概算」は各大学が「典型的な履修に基づく初年度の目安」と示している金額で、実際の請求額は履修科目により変動します。QUTの総額は2026年の年額を1.5倍して算出した参考値で、大学が公表する総額ではありません。ウーロンゴン大学の総額 A$83,520 は大学が公式に示している金額です。「要確認」は、公式ページから確認できなかった項目です。推測で数値を入れていません。
年額の安さと総額の安さは一致しません。QUTは年額ではCDUより高いのに、1.5年課程なので総額は最も低くなります。逆にCDUは年額が最安でも2年課程です。比較すべきは総額です。
減額を反映すると順位が入れ替わります。CDUの30%が適用されると総額は約 A$48,630 となり、ECU(A$62,325・減額の見込みが立たない)より安くなります。次のセクションで計算します。
安い順に選べる分野ではありません。QUTは公式表記が「豪州の栄養系学士」。前提科目が揃っていなければ、そもそも大学院には出願できません。まず「入れる課程」を確定してから、費用を比べてください。
06 — Tuition
この表の金額は、すべて奨学金を適用する前の「定価」です。アンアルウェンを通してご出願いただく場合、対象になり得る授業料減額を1件ずつ確認し、締切から逆算して申請までサポートします。追加費用はかかりません。学費も直接申し込む場合と変わりません。この分野は「大学は対象でもこの課程は除外」というケースが実際にあるため、確認の有無で数十万円単位の差が出ます。
| 項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 学生ビザ申請料 | A$2,500 | 2026年7月1日に A$2,000 から引き上げられた現行額(主申請者) |
| 生活費(財政要件) | A$29,710/年 | 学生ビザの財政能力要件(単身・12か月)。実際の生活費は都市により上下します |
| OSHC(海外学生健康保険) | 年 A$700〜900 | 単身の目安。加入は学生ビザの条件です |
| 健康診断・予防接種 | 数百 A$ | この分野に固有の費用です。病院実習の前提として、大学が指定する予防接種歴の証明を求めます |
| 犯罪経歴証明 | 数十〜百 A$ | 同上。実習先が医療機関・高齢者施設のため、大学が取得を求めます |
| 実習中の交通費・滞在費 | 大学により異なる | 地方実習が必修の大学があります。フリンダース大学は「渡航費・宿泊費を補助」と明記。ディーキン大学は「全学生が最低1回は地方実習」と記載 |
| ルート | 授業料(定価) | 生活費等を含む総額 | 円換算の目安 |
|---|---|---|---|
| 修士 1.5年(QUT) | 約 A$59,550 | 約 A$108,000 | 約 1,080万円 |
| 修士 2年(CDU) | A$69,472 | 約 A$133,000 | 約 1,330万円 |
| 修士 2年(フリンダース大学) | 約 A$100,400 | 約 A$164,000 | 約 1,640万円 |
| 学部 4年(グリフィス大学) | 約 A$174,000 | 約 A$299,000 | 約 2,990万円 |
| 学部 4年(ニューカッスル大学) | 約 A$180,280 | 約 A$305,000 | 約 3,050万円 |
※総額は「授業料+生活費(A$29,710/年で計算)+OSHC(年 A$800)+学生ビザ申請料 A$2,500」の概算です。実際の生活費は都市・住まい方で大きく変わります。円換算は1豪ドル=100円での概算で、為替により変動します。この金額には、健康診断・予防接種・犯罪経歴証明・実習中の移動費は含めていません。
学部4年と修士1.5〜2年では、総額に約2〜3倍の差が出ます。すでに理系・栄養系の学士をお持ちであれば、大学院ルートのほうが時間も費用も大幅に有利です。ご自身の学部での履修科目が前提要件を満たすかどうかが、この判断の分かれ目になります。前提科目のセクションをご覧ください。
07 — Scholarships
この分野の奨学金には、他分野ではあまり見られない特徴があります。「大学としては留学生向けの減額を出しているのに、栄養士課程だけが除外されている」というケースがあることです。
| 大学・制度名 | 減額率 | 日本人 | 申請 | この課程での扱い |
|---|---|---|---|---|
| CDU Global Merit Scholarship | 30% | 対象 | 不要 | TAFE・学部・大学院コースワーク・研究学位が対象。国籍による除外の記載なし。2026年開始者向け |
| グリフィス大学 International Student Academic Excellence | 25% | 対象 | 不要 | 豪州・NZ以外の国籍・GPA 5.5/7以上。除外プログラムに栄養士課程は含まれない。出願期限に注意 |
| QUT International Merit Scholarship | 25% | 対象 | 不要 | 日本の高校は5段階GPA 4.60、豪州学位は7段階GPA 5.00。健康学部も対象学部に含まれる |
| ニューカッスル大学 International Excellence Scholarship | 20% | 対象 | 不要 | CRICOS登録の学部・大学院コースワークが対象。除外は語学・エナブリング・研究学位など |
| ウーロンゴン大学 Postgraduate Academic Excellence | 30% | 対象外 | 不要 | 除外コース一覧に Master of Nutrition and Dietetics が明記されています |
| ECU International Excellence(大学院) | 20% | 対象外 | 不要 | 対象国はインドとパキスタンのみ。日本は含まれていません |
| ECU International Undergraduate(学部) | 20% | 対象 | 不要 | 対象国リストに日本が明記。ただし学部向けで、この大学院課程には使えません |
| フリンダース大学 Kickstart/Global/Excellence 等 | 最大20〜25% | 要確認 | 要確認 | 複数の制度があり「最大◯%」表記。日本国籍の可否と、この課程が対象かは大学への照会が必要 |
| ディーキン大学 留学生向け減額 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 制度によって対象国が限定されているものがあります。出願年ごとの照会が必要です |
| UniSC | 要確認 | 要確認 | 要確認 | この課程に適用される制度を公式ページから確認できませんでした |
※「要確認」は「無い」という意味ではありません。公式ページから条件を確定できなかったという意味です。確認できていないものを「適用されます」と書くことはしていません。アンアルウェンでは、志望校が決まった段階で大学に直接照会します。
上の表で日本国籍でも対象になり得ることが確認できた制度だけを反映して、授業料の総額を並べ直します。
| 大学 | 定価(総額) | 定価の順位 | 減額後 | 減額後の順位 |
|---|---|---|---|---|
| QUT(1.5年) | 約A$59,550 | 1位 | 約A$44,663 25%減 | 1位 |
| CDU(2年) | A$69,472 | 3位 | 約A$48,630 30%減 | 2位 |
| ECU(1.5年) | 約A$62,325 | 2位 | 約A$62,325 減額の見込みなし | 3位 |
| UniSC(2年) | A$77,000 | 4位 | 要確認 | ― |
| ディーキン大学(1.5年) | 約A$79,200 | 5位 | 要確認 | ― |
| ウーロンゴン大学(2年) | A$83,520 | 6位 | A$83,520 この課程は除外 | ― |
| フリンダース大学(2年) | 約A$100,400 | 7位 | 要確認 | ― |
ECUとCDUの順位が入れ替わります。定価ではECU(約 A$62,325)のほうがCDU(A$69,472)より約 A$7,100 安いのに、減額を反映するとCDU(約 A$48,630)のほうが約 A$13,700 安くなります。差が逆転するだけでなく、その幅が2倍近くになります。
学部4年でも同じことが起きます。グリフィス大学は25%で約 A$130,500、ニューカッスル大学は20%で約 A$144,224。定価の差は約 A$6,300 でしたが、減額後は約 A$13,700 に開きます。
この試算の前提。上の減額率は、各大学が公表している制度の数字をそのまま当てはめたものです。「この減額が必ず得られる」という意味ではありません。いずれの制度にも成績要件があり、審査があります。また減額率・対象条件・出願期限は入学年ごとに改定されます。なお、上記はいずれも別途の申請書が不要(コース出願と同時に自動審査)と各大学が明記している制度です。ただし「申請不要」=「締切がない」ではありません。グリフィス大学のように入学年ごとの出願期限が設定されているケースがあります。
大学の全体向け制度、学部・大学院で扱いが違う制度、この課程が除外されていないかまで確認します。ウーロンゴン大学の除外や、ECUの学部と大学院の違いは、該当ページを開かないと気づけません。
この分野は、コース自体の出願締切が早い課程があります。ウーロンゴン大学は2027年入学の締切が2026年9月30日。奨学金の期限がさらに早いこともあります。逆算して動く時期をお伝えします。
この分野で最も時間がかかるのが、日本の学部での履修科目が前提要件を満たすかの判定です。成績証明書とシラバスの英訳を揃え、大学へ照会します。回答まで2〜4週間かかります。無料です。
08 — English
この分野を検討される方から最も多くいただくご相談が、英語要件です。結論から申し上げると、この分野は他の分野より明確に高い基準が設定されています。
| 大学・課程 | IELTS(総合) | 各項目 |
|---|---|---|
| ウーロンゴン大学(修士) | 7.0 | 全項目 7.0 |
| QUT(修士) | 7.0 | 全項目 7.0 |
| ECU(修士) | 7.0 | 全項目 7.0 |
| フリンダース大学(修士) | 7.0 | 公式表記は総合7.0 |
| ニューカッスル大学(学部) | 7.0 | 全項目 7.0 |
| CDU(修士) | 7.0 | 各項目 6.5 以上 |
| グリフィス大学(学部) | 7.0 | 各項目 6.5 以上 |
※フリンダース大学は他の試験の換算値(PTE 65/TOEFL iBT 94/Duolingo 130)も公表しています。※グリフィス大学については、より高い基準(総合7.5・全項目7.0以上・スピーキングとリスニング8.0以上)を示す第三者サイトの記載も見られました。大学公式の基準と一致しないため、出願前に大学へ直接確認することをおすすめします。アンアルウェンから照会します。
公式に「なぜ高いか」を説明している大学は多くありませんが、この分野の業務内容から推測できることはあります。栄養士の仕事は、患者さんへの面談(栄養カウンセリング)、医師・看護師・言語聴覚士との連携、カルテへの記録が中心です。実習中も同じことが求められます。ただし、これはあくまで一般的な傾向としての説明で、大学が公式にそう述べているわけではありません。確実に言えるのは、「各項目7.0が求められる課程が大半である」という事実だけです。
CDU(修士)とグリフィス大学(学部)は、各項目6.5以上です。総合7.0は変わりませんが、ライティングやスピーキングだけが6.5で止まっている方にとっては、現実的な差になります。この2校はいずれも日本人が対象になり得る減額(30%・25%)がある点でも有利です。
多くの大学が付属の英語コースを持ち、修了により直接入学(Direct Entry)を認めています。ただし「この課程にも直接入学が使えるか」は課程ごとに異なります。各項目7.0を求める課程では、英語コースからの直接入学に条件が付く場合があります。ここは必ず個別に確認が必要です。
栄養科学の学士(3年)は、英語要件が栄養士課程より緩く設定されている場合があります。そこで前提科目を揃えつつ英語力を伸ばし、大学院のDietetics課程へ進むという設計です。ただし合計4.5〜5年かかり、費用も増えます。
もっとも単純ですが、この分野ではこれが最も現実的な場合が多いです。栄養士課程は入学が年1回のみ(セメスター1)という大学が複数あります。半年〜1年の準備期間を取り、その間に前提科目の確認も並行して進めるのが堅実です。
09 — Prerequisites
この分野で最も多くの方がつまずくのが、ここです。「学士を持っていれば大学院に出願できる」という一般的な理解が、この分野では通用しません。
| 大学 | 学位の要件 | 前提科目 | 成績要件 |
|---|---|---|---|
| ウーロンゴン大学 | 認定機関の3年以上の学士 「Australian」の限定なし | 化学、生化学、人体生物学、生理学、栄養科学、統計学 | 推薦者2名+補足フォーム |
| ディーキン大学 | 過去10年以内の関連分野の学士以上 | 栄養・食品科学4科目/化学2→生化学2/人体生物学2→人体生理学2 | 記載なし |
| ECU | human bioscience 分野の学士 アライドヘルス・生物医科学・運動科学・食品科学・健康科学・医学・看護・栄養学・薬学・理学 | 化学0.25→生化学0.25/人体生物学0.25→人体生理学0.25(EFTSL) | WAM 65%以上 |
| CDU | 保健関連分野の学士 | 化学2、生化学2、人体生物学2、人体生理学2、食品栄養科学2 | GPA 5.0以上+志望動機書 |
| フリンダース大学 | 承認された学士または同等資格 | 人体栄養・食品科学0.375/基礎バイオサイエンス0.5/人体生化学0.25/人体生理学0.25(EFTSL) | GPA 5.0以上 |
| UniSC | human science 分野の学士 | 栄養生化学、人体生理学、運動生理学、人体栄養学 | 記載なし |
| QUT | 「recognised Australian nutrition science or nutrition bachelor degree」を過去10年以内に修了(公式表記) | 食物学、先住民保健、栄養コミュニケーション・カウンセリング、人体栄養学、生化学・生理学、応用栄養療法 | フルタイム換算1.625年以上の学修 |
QUTの表記について、推測を書きません。QUTの公式ページには「recognised Australian nutrition science or nutrition bachelor degree」と書かれています。この「Australian」が、海外の栄養学学士を排除する意味なのか、それとも「豪州で認定される水準の」という意味なのかは、公式ページからは判断できません。したがって「日本の学位では出願できない」とも「できる」とも、こちらでは断定しません。QUTを志望される場合は、成績証明書を添えてQUTへ照会し、書面で回答を得るのが唯一の確実な方法です。この照会はアンアルウェンが代行します。
| 日本での学部 | 大学院ルート | コメント |
|---|---|---|
| 栄養学部・管理栄養士養成課程 | 可能性が高い | 栄養学・食品科学・生化学・生理学がひととおり揃っていることが多く、前提科目の面では最も有利です。ただし科目名の対応は個別審査で、シラバスの英訳提出を求められます |
| 看護・保健・医療系 | 可能性あり | ECUが対象例に「看護」を明記しています。生化学・生理学は揃いやすい一方、栄養学・食品科学の履修が不足しがちです。ここが判定の分かれ目になります |
| 理学部(生物・化学)・農学部 | 可能性あり | 化学・生化学・生物学は強い一方、人体生理学と栄養学が不足することがあります。不足分だけを別途履修して補えるかは、大学によって扱いが異なります |
| スポーツ・健康科学系 | 可能性あり | UniSCが「運動生理学」を前提科目に含めているため、この分野の出身者と相性があります。ECUも「運動・スポーツ科学」を対象例に明記 |
| 文系(経済・法・文学など) | 直接は困難 | 前提科目がまったく揃わないため、大学院への直接出願は現実的ではありません。選択肢は学部4年ルート(グリフィス大学・ニューカッスル大学)か、栄養科学の学士(3年)を経て大学院です |
この表は目安であり、判定は必ず大学が行います。「栄養学部だから大丈夫」「文系だから無理」と、こちらで確定することはできません。実際には、同じ学部でも履修した科目によって結果が分かれます。
回答までの目安は2〜4週間。複数校へ同時に照会するのが現実的です。アンアルウェンが取りまとめて照会し、結果をお伝えします。無料です。
10 — Routes
CASE 01 | 日本の高校を卒業した方(大学未進学)
英語準備(IELTS 7.0を目標・各項目6.5以上)→ 学部4年(グリフィス大学 or ニューカッスル大学)→ 実習800時間(3〜4年次に組み込み)→ APD(DA会員登録+485で就労)
授業料の目安:定価で約 A$174,000〜180,280(4年)。減額適用後は約 A$130,500(グリフィス大学25%)〜144,224(ニューカッスル大学20%)。生活費を含む総額はおよそ A$299,000〜305,000。この分野で最も時間と費用がかかるルートですが、前提科目の心配がない唯一の入口でもあります。
CASE 02 | 日本の栄養学部・管理栄養士養成課程を卒業した方
前提科目の判定(成績証明+シラバス英訳)→ 英語 IELTS 7.0(各項目7.0が標準)→ 修士 1.5〜2年(CDU・QUT・ECU・ディーキン等)→ APD(1.5〜2年で資格まで到達)
授業料の目安:定価で約 A$59,550〜100,400。減額適用後はQUT 約44,663/CDU 約48,630。生活費を含む総額はおよそ A$108,000〜164,000。ただし前提科目の判定が通ることが前提で、ここは出願前に必ず確認します。
CASE 03 | 看護・保健・理系の学部を卒業した方
不足科目の特定(栄養学・食品科学が不足しがち)→ 補完の可否を照会(別途履修で補えるか確認)→ 修士 1.5〜2年(ECUは看護を対象例に明記)→ APD(医療の実務経験が実習で効きます)
不足科目を別途の履修で補えるかどうかは、大学によって扱いが異なります。「補完を認める」と公式に明記している大学は多くありません。ここは推測せず、大学へ照会して回答を得る必要があります。補完が認められない場合、栄養科学の学士(3年)を挟むか、学部4年ルートに切り替える判断になります。
CASE 04 | 文系の学部を卒業した方
目的の再確認(臨床の栄養士か栄養科学か)→ 学部4年 or 栄養科学3年(単位認定が効く場合あり)→(3年ルートなら)修士1.5〜2年(合計4.5〜5年)→ APD
文系学部から臨床の栄養士を目指す場合、最短でも4年、場合によっては5年かかります。費用は A$300,000 前後。これを踏まえたうえで、それでも進みたいかを確認していただく必要があります。
ただし、既修得単位の認定(credit)が効く可能性はあります。教養科目や統計・心理学などが認定されれば、1学期分の短縮になることがあります。まず成績証明書を拝見して、どこまで短縮できるかを大学へ照会します。
11 — Placement
この分野の学位が長い理由は、実習にあります。Dietitians Australia の認定を受けるために、各大学は臨床・地域・給食管理の3領域にわたる実習を学位に組み込んでいます。
| 大学 | 実習量 | 公表されている内訳・条件 |
|---|---|---|
| ウーロンゴン大学 | 800時間 | 都市・地方・へき地の総合病院と専門病院、コミュニティ、産業界。加えて20週の研究 |
| QUT | 760時間 | 「最低760時間の専門実習」と記載 |
| グリフィス大学 | 100日(800時間) | 3年次に15日(120時間)、残りを4年次 |
| ニューカッスル大学 | 800時間超 | 「NSW州内および州外の多様な現場」 |
| CDU | 100日 | 「コース全体を通じた指導つき専門実習」。フルタイム実習は1月中旬から開始 |
| ディーキン大学 | 約22週 (週37〜40時間) | 臨床10週・地域7週・給食管理4週・選択1週。全学生が最低1回は地方実習 |
| フリンダース大学 | 実習あり | 地方・州外実習の渡航費と宿泊費を大学が補助と明記 |
| UniSC | フルタイム(週5日) | 「居住地から離れた場所への移動が必要になる場合がある」 |
病院で入院患者の栄養評価と食事療法を担当します。糖尿病、腎疾患、消化器疾患、がん、摂食嚥下障害、経腸・静脈栄養など。医師・看護師・言語聴覚士との回診やカンファレンスに入ります。この分野の実習で最も比重が大きい部分です。
地域保健の現場で、集団を対象にした栄養介入を行います。学校、高齢者施設、先住民コミュニティ、健康増進プログラムなど。「個人を診る」臨床とは発想が変わります。ディーキン大学は7週を割り当てています。
病院・施設の給食部門で、献立設計、衛生管理、コスト管理、大量調理のオペレーションを学びます。栄養学というより経営・品質管理に近い領域で、ここを苦手に感じる学生も少なくありません。ディーキン大学は4週です。
実習が生活に与える影響 ── 先に見積もってください。実習期間中は、実質的にアルバイトができません。ディーキン大学の記載では週37〜40時間のフルタイム。学生ビザの就労制限(2週48時間)以前に、時間的に不可能です。
さらに、複数の大学が地方実習を必修または前提としています。ディーキン大学は「全学生が最低1回は地方実習」、UniSCは「居住地から離れた場所への移動が必要になる場合がある」と明記。その期間は、住まいを二重に確保することになる可能性があります。逆に、フリンダース大学は「地方・州外実習の渡航費と宿泊費を大学が補助する」と明記しています。学費だけを見ると同大学は掲載校で最も高いのですが、この点は実質的なコスト差として計算に入れる価値があります。
「実習期間の生活費を、別枠で用意しておく」── これが、この分野の資金計画で最も見落とされやすい点です。
医療機関・高齢者施設での実習が前提となるため、複数の大学が以下を要件として明記しています。フリンダース大学は「大学および保健省の方針に従い、指定された健康診断、予防接種、犯罪経歴のスクリーニングを完了すること」と記載しています。
これらは実習の直前ではなく、入学前後から準備が始まります。母子手帳の予防接種記録をお持ちの方は、渡航前に英訳しておくことを強くおすすめします。
12 — Career
栄養士の中心的な就職先です。病棟担当として入院患者の栄養管理にあたり、外来の栄養指導も担当します。新卒がまず経験を積む場所で、実習先がそのまま就職につながることもあります。
高齢者施設での栄養管理と給食の質の監督。低栄養、嚥下困難、褥瘡への対応が中心になります。オーストラリアの高齢者ケア分野は制度改革が続いており、栄養に関する要件も強化される流れにあります。
州保健局、地域保健サービス、先住民保健機関など。個人ではなく集団を対象にした栄養政策・健康増進プログラムを扱います。公衆衛生と重なる領域です。
APDとして開業し、GPからの紹介を受けて栄養指導を行う形態です。MedicareやDVA、民間医療保険の還付を扱えることが前提になるため、APDであることが実質的な必須条件になります。
商品開発、栄養表示・規制対応、マーケティング、大学・研究機関での研究職。この領域はDietetics(栄養士)でなくても、Nutrition Science(栄養科学)の学位で進めることが多い分野です。
スポーツチーム、競技団体、パフォーマンス支援機関。UniSCの Master of Dietetics (Sports Nutrition) はここを明確に狙った設計です。ただしポストの数は多くありません。臨床の基盤を持ちつつ専門化するのが現実的です。
求人サイトSEEKが集計した2026年8月1日時点のデータでは、オーストラリアの栄養士(Dietitian)の年収は A$85,000〜105,000 の範囲とされています。業種別では行政・防衛が平均 A$97,025、医療・ヘルスケアが平均 A$87,540。
※これは求人広告に記載された金額をSEEKが集計した参考値であり、政府統計ではありません。SEEK自身が「求人によって年金(superannuation)や手当を含むものと含まないものがある」と注記しています。実際の給与は経験年数・州・雇用形態により変わります。この数字だけで生活設計を組まないでください。
労働市場について、正直にお伝えします。Jobs and Skills Australia の2025年の職業不足リスト(Occupation Shortage List)では、Dietitian(251111)・Nutritionist(251112)ともに、全国および全州・準州で「No Shortage(不足なし)」と評価されています。
これは「仕事がない」という意味ではありません。「求人に対して応募者が足りていない状態ではない」という評価です。看護師やエンジニアのような深刻な人材不足の職種ではないということです。実務的には、移住制度の面では州指名(190・491)で優先されにくく、就職の面では「資格があれば選び放題」という状況ではないということです。実習先での評価、地方勤務の可否、英語力が、就職の可否を左右します。
この分野で現実的に効く戦略。
13 — Visa
この分野については、期待値を先に調整しておく必要があります。
| 職種 | CSOL | MLTSSL | 技能評価機関 | 2025年 不足評価 |
|---|---|---|---|---|
| Dietitian ANZSCO 251111 | 掲載あり | 掲載なし | Dietitians Australia | 全州 No Shortage |
| Nutritionist ANZSCO 251112 | 掲載なし | 掲載なし | VETASSESS | 全州 No Shortage |
189(技術独立ビザ)はMLTSSL掲載職種が対象です。Dietitianは掲載がないため、雇用主のスポンサーも州の指名も不要な永住ルートは、この職種では開いていません。
州指名を伴う190・491は、各州が毎年公表する指名職種リストに載っているかどうかで決まります。全州「No Shortage」という評価は、指名対象になりにくい方向に働きます。州リストは年度ごとに変わるため、出願時点での確認が必須です。
DietitianはCSOL掲載職種なので、482(Skills in Demand)のCore Skillsストリームと、186(雇用主指名)のDirect Entryストリームが制度上の対象です。雇用主を見つけられるかが鍵になります。
| 段階 | ビザ | この分野での見通し |
|---|---|---|
| 在学中 | 学生ビザ(500) | 2週48時間まで就労可。ただしフルタイム実習期間は実質不可 |
| 卒業直後 | 卒業生ビザ(485) | 職種の制限なく就労できます。Dietitians Australiaは「485のpost-study workストリームには技能評価は不要」と明記。地方(regional)の大学を卒業すると追加期間の対象になります(CDU=ダーウィンなど) |
| 就労中 | 482(Skills in Demand) | CSOL掲載職種のため対象。雇用主のスポンサーが必要 |
| 永住 | 186(雇用主指名) | Direct Entryストリームの対象。482からの移行が現実的な流れ |
| 永住 | 190・491(州指名) | 州の指名リスト次第。No Shortage評価が不利に働きます |
| 永住 | 189(技術独立) | MLTSSL未掲載のため対象外 |
移住のための技能評価は Dietitians Australia が行います。DAの公表内容によると ──
この分野についての、率直な見解です。「永住を主目的に栄養士を選ぶ」という設計は、おすすめできません。189が使えず、全州で「No Shortage」と評価されている職種で永住を狙うのは、制度上不可能ではないものの、条件の良い選択とは言えません。永住を第一目的とされるなら、看護やITなど、リスト上の位置づけがより良い分野を先に検討されることをおすすめします。
一方で「オーストラリアで栄養士として働きたい」という目的は、十分に現実的です。485で2〜4年働き、その間に雇用主を見つけて482→186へ、という道筋は制度上開いています。目的が「職業」なのか「永住」なのかを、最初に切り分けてください。ここを混ぜたまま進むと、判断を誤ります。
※ 職業リスト・ビザ要件は毎年見直されています。上記は2026年8月時点で確認できた内容です。本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。14 — Back in Japan
この分野で最も誤解が多いのが、ここです。先に結論をお伝えします。オーストラリアで栄養学の学位を取っても、日本の管理栄養士免許が自動的に得られるわけではありません。
日本の管理栄養士国家試験の受験資格は、①管理栄養士養成施設(4年制)の卒業、または②栄養士免許の取得+一定期間の実務経験(在学期間と実務経験の合計が5年)と定められています。そして栄養士免許は、国内の栄養士養成施設の卒業者に対して都道府県知事が交付する仕組みです。
海外の大学で栄養学の学位を取得した場合に受験資格が認められるかどうかについて、明確な規定は確認できませんでした。このため「取得できる」とも「できない」とも、こちらでは断定しません。厚生労働省または居住地の都道府県へ直接ご確認ください。
※なお2025年4月1日から、管理栄養士養成施設の卒業者については、国家試験の受験資格として栄養士免許を取得することが不要になっています。
この組み合わせが最も強いです。日本の管理栄養士+オーストラリアの学位・APDという経歴は、外資系の食品企業、国際機関、研究職、英語での栄養指導が必要な場面で明確な差別化になります。日本の資格を失うわけではありません。
栄養に関する専門知識と英語力の両方を求める職は、免許を要件としない場合が多くあります。商品開発、品質保証、栄養表示・規制対応、海外展開、マーケティング。ここでは学位そのものが評価されます。
オーストラリアの学位を土台に、日本または第三国の大学院へ進む選択肢です。ウーロンゴン大学のように研究20週が組み込まれた課程は、この方向で有利に働きます。
フリンダース大学は「イギリス、カナダ、シンガポール、ニュージーランドでも認められている」と公式に記載しています。ただし各国の登録制度は別途あります。「学位が認められる」ことと「その国で登録できる」ことは別の話です。渡航先が決まっている場合、その国の登録機関に確認が必要です。
「日本に帰って管理栄養士として働く」ことが第一目的であれば、日本の養成施設に進むほうが確実です。オーストラリア留学が活きるのは、「オーストラリアで働く」か「英語+栄養の専門性を組み合わせて働く」という設計のときです。ここは最初に確認させてください。
15 — How to choose
費用の比較は、その後です。前提科目が揃わなければ、いくら安くても出願できません。成績証明書とシラバスを揃えて、複数校に同時照会するのが最短です。回答まで2〜4週間かかります。
各項目7.0が出ているか、6.5で止まっているかで候補が変わります。6.5ならCDU(修士)とグリフィス大学(学部)が現実的な選択肢です。この2校は減額も効きます。
ウーロンゴン大学はこの課程が奨学金の除外対象、ECUの大学院向け減額は日本が対象外。一方CDUは30%、QUTとグリフィス大学は25%。定価の順位と減額後の順位は入れ替わります。
1.5年(QUT・ECU・ディーキン大学)と2年(CDU・ウーロンゴン大学・フリンダース大学・UniSC)で総額が変わります。加えて入学がセメスター1のみの大学が複数あります。逃すと1年待ちです。
地方実習が必修かどうか、渡航費・宿泊費を大学が持つかどうかは、実質的なコスト差になります。フリンダース大学は補助を明記、ディーキン大学は全学生が最低1回の地方実習と記載しています。
実習先が、就職先になることが多い分野です。ダーウィン、ゴールドコースト、アデレード、パース、ブリスベン、メルボルン ── 「その地域で働きたいか」を、大学選びの段階で考えておく価値があります。
この分野のご相談で、いちばん最初にうかがうのは「大学で何を履修されましたか」です。栄養学に関心があるかどうかより先に、そこで進めるルートが決まってしまうからです。
そして次に「目的は、職業ですか、永住ですか」とうかがいます。永住が第一なら、率直に他の分野をおすすめすることがあります。Dietitianは189が使えず、全州で「不足なし」と評価されている職種です。そこを伏せたまま出願をお手伝いすることは、私たちの仕事ではないと考えています。
一方で、「オーストラリアの医療現場で、栄養の専門職として働きたい」という目的であれば、この分野には明確な道筋があります。約800時間の実習が学位に組み込まれ、修了すれば国家試験なしにAPDへ進める ── これは日本の制度と比べても、ずいぶん直線的な設計です。まず、どちらの目的なのかをお聞かせください。
16 — Flow
| 時期 | やること | アンアルウェンの担当範囲 |
|---|---|---|
| 入学の 15〜18か月前 | 目的の確認(職業か永住か)/履修科目の棚卸し/候補校の選定 | 無料相談。大学院ルートが可能かの一次判定 |
| 14〜16か月前 | 成績証明書・シラバスの英訳準備 | 必要書類の指定と、翻訳の進め方のご案内 |
| 12〜14か月前 | 前提科目の照会(複数校同時) | 大学へ照会・回答の取りまとめ。2〜4週間 |
| 10〜12か月前 | IELTS受験。奨学金の出願期限を確認 | 奨学金の対象確認と、締切からの逆算 |
| 8〜12か月前 | 出願 (ウーロンゴン大学は入学前年の9月30日締切) | 出願書類の作成サポート。推薦者レポート・補足フォームの準備 |
| 4〜6か月前 | オファー受領/授業料の一部納入/CoE取得 | 手続き代行。奨学金の適用確認 |
| 3〜4か月前 | 学生ビザ申請(申請料 A$2,500)/GSステートメント作成 | ビザ申請代行・GS対策を全面サポート |
| 2〜3か月前 | OSHC加入/住居手配/予防接種記録の英訳 | 手配サポート。実習に必要な書類の事前準備をご案内 |
| 1か月前 | 航空券/出発前オリエンテーション | 個別オリエンテーション |
| 渡航後 | 到着後オリエンテーション/実習前の各種スクリーニング | 現地オフィスがサポート。実習手続きのご相談も可 |
この分野は、他分野より早く動く必要があります。理由は3つ。①前提科目の照会に2〜4週間かかる(しかも不足が判明したら計画の立て直しが要る)、②入学がセメスター1のみの大学が複数ある(逃すと1年待ち)、③出願締切が早い課程がある(ウーロンゴン大学は入学前年の9月30日)。「1年半前から動く」が、この分野の標準だとお考えください。
ビザの審査期間は国籍・ビザ歴・健康診断・資金状況・審査の混雑状況によって変わります。上の時期はあくまで逆算の目安としてお考えください。17 — Why An Arwen
アンアルウェンの強みは、留学の申し込みだけで終わらない、出発前から進学後まで続く伴走型サポートです。
学校選びや出願手続きはもちろん、進学で重要となるGS(Genuine Student)対策、学生ビザ申請もしっかりサポート。この分野は永住ルートが細いぶん、「なぜ栄養士なのか」の説明を丁寧に組み立てる必要があります。ここに時間をかけます。
オーストラリアには提携オフィスがあり、渡航後も学校生活や現地での手続き、困りごとを日本と現地の両方からサポートします。実習前の予防接種・犯罪経歴証明の手続きや、卒業後の485申請についてもご相談いただけます。
一人ひとりに十分な時間をかけるため、サポート人数を毎月12名様限定としています。この分野は前提科目の照会を複数校へ個別に行う必要があるため、画一的な案内ではなく、その方の履修歴に合わせて調べます。
紹介先を幅広く並べるだけではなく、スタッフが実際に学校へ足を運び、授業や校内の雰囲気を確認したうえで、厳選した学校を紹介しています。資料だけではわからないことがあります。
2008年の設立以来、3,000名以上の留学を支えてきた経験と、オーストラリア留学に特化した専門知識を生かしてご提案します。医療・保健系の大学院へ進まれた方のサポート実績もあります。
費用や制度の現実も率直にお伝えします。「この大学の30%減額は、栄養士課程だけ除外されています」「永住が目的なら、別の分野を先に検討されたほうがいいかもしれません」──言いにくいことも含めてお伝えするのが、私たちの仕事だと考えています。
「手続きだけを代行するエージェント」ではなく、「留学という大きな挑戦を一緒に考え、現地でも支え続けるパートナー」であること。それが、私たちが他の留学エージェントに負けない一番の強みです。
18 — Free support
学校選びから渡航後のトラブル対応まで、すべて無料でサポートします。学校へ直接申し込む場合と比べて、余分な費用は一切かかりません。
※「無料」なのはアンアルウェンの手配代行サービスです。滞在手配料・寮費・保険料・出願料・健康診断/予防接種・犯罪経歴証明・実習中の移動費などは別途かかります。
19 — FAQ
Free consultation
「日本の学部の単位で、前提科目を満たせる?」「この奨学金、栄養士課程も対象?」「IELTS 6.5でも入れる大学はある?」 この分野は、出願できるかどうかが履修科目で決まり、実際に払う金額が課程ごとの除外規定で変わります。 1件ずつ大学に照会して、実際の金額でご提案します。ご相談・お見積りはすべて無料で、無理な勧誘は一切いたしません。
新規サポート 毎月12名様限定20 — Related
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最終更新日:2026年8月20日/執筆・監修:アンアルウェン 留学カウンセリングチーム
本ページのコース内容・学費・入学条件・奨学金・職業リストは、各大学、Dietitians Australia、Nutrition Society of Australia および政府機関の公式情報をもとに、アンアルウェンが2026年8月時点で確認・翻訳・整理したものです。
ECU・ディーキン大学の学費は、公式ページに「初年度の概算」と示された金額です。QUTの総額は2026年の年額を1.5倍した参考値で、大学が公表する総額ではありません。ウーロンゴン大学の総額 A$83,520 は大学が公式に示している金額です。フリンダース大学の年額には大学の学生サービス料(SSAF)が含まれています。
※ UniSCの Master of Dietetics (Sports Nutrition) については、Dietitians Australia の認定一覧が「条件付き認定」、UniSCの課程ページが「認定申請中」と記載しており、両者が一致していないため、いずれかに統一せず両方をそのまま掲載しています。
※ QUTの入学要件の「recognised Australian nutrition science or nutrition bachelor degree」という表記についても、解釈を確定せず公式表記のまま掲載しています。
※ UniSC・ディーキン大学・フリンダース大学の奨学金、UniSCの英語要件は公式ページから条件を確定できなかったため「要確認」としています。推測での記載はしていません。
学費・入学要件・奨学金の対象国および条件・職種リスト・ビザ関連の金額は年度により変更されます。出願前には必ず最新情報をご確認ください。アンアルウェンでは学校担当者に直接確認のうえ、最新情報を無料でお伝えしています。
※ 学費の日本円換算は1豪ドル=100円で計算した概算です。実際の負担額は為替により変動します。
※ 冒頭のOUTCOMEおよび給与の目安は、求人サイトSEEKが集計した参考値であり、政府統計ではありません。SEEK自身が「求人によって年金や手当を含むものと含まないものがある」と注記しています。
※ 日本の管理栄養士・栄養士の資格制度に関する記載は、公表されている受験資格の規定に基づく一般的な情報です。海外の学位の取扱いについては厚生労働省または居住地の都道府県へご確認ください。
※ 本ページの記載は一般的な情報提供であり、個別の移民アドバイスではありません。ビザ・移住に関する判断は、必ず登録移民エージェント(MARA登録)にご確認ください。